ナース1−2

 

 「精通誘発剤、だと?」

 「そうです。そのいきり立った高熱のモノを鎮める最良の薬です。即効性だからよく効きますよ。」

 「一体…」得体の知れない薬を注入される恐怖。

 「ご安心下さい。命に関わるものじゃないです。効能は、精巣内での精子製造が急ピッチで行われる事。」

 「精子製造…?」

 「男性というものは、精巣で精子が作られ、ある程度溜まったら排出されるようにできています。性欲は排出のサインでもあるのですよ。排出は性的な刺激によるものがほとんどですが、そうでない場合もあります。夢精もその一つです。」

 「詳しいんだね。」「何しろ看護婦ですから。」「いや。それは認めねぇ。」

 「とにかく、どんどん精子が作られて行きますから。時間が経てばそれだけ多く溜まります。そして、精巣に多くの精子が溜まれば、排出のシグナルもそれだけ強くなります。禁欲を続けたらどんどんやりたくなるのはその為です。」

 「…ま、まさか。」「このお薬は凄いスピードで精子が作られるのを助けます。そうですねえ…10分位で、約一週間禁オナニーしたのと同じ状態になりますね。個人差はありますが。」

 …これは思った以上にやばい状態だ。たしかに、股間がどんどん熱くなり、ペニス全体といいその奥といいかすかなくすぐったさがジワジワと広がって行く。

 「健康な若い男性でしたら、一週間も抜かずに我慢するのは至難の業ですし、そんな状態で刺激したら…分かりますよねえ。」

 たしかにまずい。そんな状態で本番したら、あっという間に大量の精液を放出してしまうだろう。それ所か手で数擦りされただけでも吐き出してしまうかも知れない。

 「そろそろ薬が効き始めて来たようですね。アソコがビクビク言っていますよ?」

 ううう…。自分の意思とは関係なく性欲が急速に高まって行く。思わず腰をくねらせ、触ってもいないのに感じるかすかな快感に耐えようとする。

 たった10分で、一週間抜かなかったのと同じ状態になるだと?そうなったら絶体絶命だ!何とか10分以内で、短期決戦で看護婦さんを倒さなくては!しかも、感じやすくなっている状態で戦うのだから、下手すると攻撃したがゆえに射精してしまうかも知れない。

 僕は膝枕から身を起こし、看護婦にベッドの上に座りながら向き合った。さて、どうする…?

−選択肢−
ナース1−5 バックで反撃!
ナース1−6 座位で反撃!

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