女子大生3−1


 それにしても塔は広い。随分歩いた気がする。といっても、さすが仮想現実の世界で、ちっとも疲れないし、退屈もしない。時々出て来る敵達にも慣れて来た。女子大生一人が相手の時もあれば、三人の時もある。しかしそれなりに経験を積んだので、戦闘を楽しめるようになった。

 それでも閉じ込められている事に変わりはないんだ。早く出口を探して、ここから脱出しなければ!

 歩いていると、広い所に出た。奥に扉が見える。

 多分扉の先には階段があるのだろう。扉の前に立ち止まる。自動ドアのようだが、反応がない。

 扉の横に、小さな機械のような物があった。「カードキーを入れて下さい」と書いてある。なるほど、どこかでカードキーを見つけて来て、それを入れないと開かないのか。早速探しに行こう。

 「これを探してるんでしょう?」

 不意に後ろから声があった。振り返ってみると、女子大生達が立っていた。それも10人いる!真ん中の女子大生の手にはカードが踊っていた。

 「…なるほど、以前10人バージョンがあると聞いたが、扉の前の小ボスとして10人だったのか。」

 「そういう事。カードキーが欲しければ、私達と戦って勝たなくちゃダメって事よ。」

 「どうしても10人纏めて相手しなくちゃダメ?」

 「私達ここでずっと待ってたんだから。ここで活躍しなかったら意味がないじゃない。」

 「…分かりました。所でさあ、他の階もこんな感じなの?」

 「そうよ。登り階段の所は広くなっていて、カードキーの掛かった自動ドアがあって、その上選りすぐりの10人娘があなたをお待ちしています。カードキーは彼女達が持ってるよ。10人娘を倒さないと上には行かれないって訳。ま、あなたはここで果てるんだから、どうでもいい情報ね。」説明しながら、彼女たちはどんどん服を脱いで行き、全員パンティだけの姿になった。完全にやる気らしい。

 「そうかな。僕は上に行くよ。カードキーは頂く。」「10人を相手に?言っとくけど、私達は女子大生の中でも精鋭よ?」

 「ゴタクは勝ってからにしな!」


 

−選択肢−
女子大生3−2 一人ずつ戦う
女子大生3−3 10人纏めて戦う
女子大生3−4 一人ずつディープキス
女子大生3−5 全員の胸を愛撫する
女子大生3−6 逃げる 


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