ドール2−2
 

 ここは先手必勝だ。何よりまずドールの魔力を奪って置かないといくら責めても決して感じないんだ。ダメージを与えられずに一方的に攻撃されたら…しかも三体がかりで…負けが確定してしまう。

 僕は呪文を詠唱した。一人を回復させるんじゃなくて全体を回復させる。これなら何人いようと全員の魔力を削り取れる。そして相手の性感帯を責める事ができるようになりさえすればドールなど大した事ない!僕はとっくにドールの感触を克服してるんだ!

 「…ベホマズン!」僕はドール達に回復魔法をかけた。ぶわっ!光のようなモヤのようなものがドール達を包み込む。成功確率は30%位だったが、何とか成功したみたいだ。失敗だったらこんなモヤも出ずに魔力を消費して終ってしまうからね。

 よっしゃ、これでドール達の鉄壁の守りを打ち砕いた。後は一体ずつ責め落とすのみ!モヤがどんどんドール達のボディに吸収されて行った。

 「…ふふふ…」「いい気持ち。エネルギーが満ち溢れて行くようなこの感覚!」「わざわざ私達を強化して下さってありがとうございます、ご主人様。」「なっ…!?」ドール達の眼力が強くなった。一体どういう事だ…?

 「ドール一体の時と私達を一緒にしましたね。」「回復魔法ごときで自分の魔力を削り取られてしまうのは”バグ”でしかありませんわ。そんな欠陥品は入り口付近で十分。」「もちろん私達はそんな欠陥なんて持っていない。すべての魔力を吸収して自分のものにできないなら魔法媒体の資格はないのよ。」

 くっそ、そう言う事だったか。今までの敵は回復魔法をかけると魔力同士が反発しあって結果ドールの魔力が削れてしまうけれども途中まで来ると強化され弱点も克服されてるんだ。彼女達に回復魔法は効かない。それ所か僕の魔法を魔力エネルギーに変えて吸収し、自分の力に変えてしまうんだ。

 という事は僕には彼女達の魔力を削る手立てがないって事か!?このままでは相手に一切ダメージを与えられないままこちらが果ててしまう!一体どうしたら…

 ドール達は目を光らせて色っぽくにじり登って来る。強化された魔法媒体が僕に迫った。「折角着せて頂いた服ですが…ちょっと乱れますわよ?」そんな事言ったってメイドの胸部分は既に露になっている。彼女達は自分の上半身をはだけさせ、ブラやさらしを取ってしまった。

 彼女達は僕のペニス周りに群がり、棒に抱き付いた。「ふわっ…!」特殊な素材で作られ、魔力で魅力を増幅した柔肌が直にペニスに触れている!三方向から小さな体を押し付けてグニグニと圧迫している。三方向から人形の胸が僕をかわいがり続ける。

 「気持ちいいですか?ご主人様。」「おにいちゃんの…私の胸にピッタリ張り付いてるよ?」「くっそお…」僕は震えてドールの肌の感触に抵抗した。「動いて差し上げましょう。」三体が息を合わせて体を上下させる。人形なのに肌触りがいい上半身がペニスをゆっくりしごき上げる。魔力で動く妖精達の包み込み攻撃に僕はなすすべがなかった。

 このままではまずい。何か突破口がある筈なんだ。魔力を削る方法が。スイッチとか、あるいは魔法を吸収できなくする操作が。僕はメイドのスカートに手を伸ばし、小さなパンティを剥ぎ取ると、そこに指を伸ばした。

 ぐににに…人差し指と中指がドールの中に飲み込まれてしまった。やさしい圧迫と蠕動が指の根元までかわいがる。手は神経が過密だから手のひらまでジワリとくすぐったさが走る。こんなのがペニスを襲うというのか。さっきまでの一体ドールとは格が違う。多分これにバイブだの特殊な快感攻撃が加わるんだ。

 「ん…イイよご主人様…」メイドドールがよがっている!?上目遣いに見上げるメイドが目を細めて僕を魅了した。試しに指を細かくこねくり回したり出し入れしたりした。小さな体なのにスムーズに指が出入りしている。一体中はどうなっているんだろう。僕はスカートをめくって覗き込んだ。

 下腹部が指の形に膨らんでいる。二本の指をすっぽり包み込んでいる為胸の辺りまで盛り上がり、人差し指と中指の段差までくっきり浮かび上がらせている。伸縮性がよいとはこの事か。僕の二本の指を広げる事ができない位体の中全体で締め付け、モグモグと根元まで揉み続けている。

 一番の違いはドールが感じているそぶりを見せている事だ。もしかしたら僕を興奮させる為の演技かも知れないけど、それでも僕の指の動きに合わせて体をくねらせ、カワイイ声を立てている。

 魔力を削る事はできないけどその代わり性感帯を覆って感じないようにしている訳ではないのかも知れない。もしそうだとすると突破口が見えそうだ。こっちが絶対に魔力が削れないまま敵は絶対に感じないんだったら絶体絶命だ。でも敵が感じてくれているなら倒せるかも知れない。バランスを取ってあるというのか。

 それに収縮するオンナの奥は首の辺りまで続いていて、つまりこのドール達は”筒状”なんだ。だから肌表面は感じないだろうけど中に何かを挿入すれば全身で感じる事になる。僕は指を震わせてメイドを悦ばせながら考えた。

 ペニス挿入で倒せば僕の最大の攻撃力を発揮してドール達をよがらせる事ができる。その代わり彼女達の魔性の筒がペニスに襲い掛かるから諸刃の剣だ。ペニスを守りながら指で三体を一気に攻撃する手もある。こうすれば攻撃力は劣るけど防御は完璧に近い。右手に二体、左手に一体指入れ攻撃して手をペニスから遠ざければいいんだ。

 挿入するならこの胡坐をかいた体勢は動きにくいから立位でドールを握り締めたままペニスをしごく風にして一体ずつ倒す事になるな。指で全体攻撃ならこのままの方がいい(ペニスを奥に隠せそうだ)。さて、どう戦おうか?

−選択肢−
ドール2−4 立ってペニスで応戦
ドール2−5 座ったまま指で全体攻撃

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