マーメイド3−4
 

 確かピンクの霧は、男性程ではないけど、マーメイド自身の感度も少しは高めている筈。だから催淫攻撃は諸刃の剣になる。特にネプチューン程の強い液体を出せる攻撃で、水全体をこれほどに染めてしまうなら、彼女達自身の防御力も相当低下しているに違いない。

 総じてマーメイドは攻撃力は高いが防御力がそれ程でもないって特徴がある。そこを責めれば勝てる!

 二人いっぺんに相手しているだけの力はない。ピンクの霧はあくまで対男性用。こっちが不利なんだ。それなのに闇雲に責めても返り討ちに合う。ここは精力に気をつけながら一人ずつじっくり倒した方が良さそうだ。

 まずは弱い方から倒し、敵を一体に絞ろう。人数が多い分だけ不利だからね。

 僕はネプチューンにさせるままにしておいて、とにかく腰を前後に激しく突き上げ人魚姫を集中攻撃した。人魚姫は僕にしがみ付いたままビクビクと震え、僕の攻撃に感じている。こちらの残り精力もどんどん削られて行くが、それ以上に人魚姫のダメージは大きかった。

 人魚姫は攻撃力は高いけど他は普通だ。僕は人魚姫の首筋を強く吸い、背中を強く抱きかかえた。そして腰を回転させるように上下左右にこねくり回す。この攻撃がとどめとなって、人魚姫はあっけなく果てた。ボン、と音がして、人魚姫は無数の泡になって消えてしまった。

 「お前の次の台詞は『これで残り一人だ』だ…」「これで残り一人だ!」はっ!!

 「後は私一人を倒せば勝ちと思っているんだろう?…違うんだな。」ネプチューンは素早く泳ぎ、無数の泡をその口に吸い込んで行った。そして一気に吐き出すと、巨大な気泡ができた。

 「人魚姫の特技は肌触りだけではない。その本質は泡にあるッ!」気泡の中から肉片が生じたかと思うとあっという間にそれは人魚姫の形に膨らんで行った。「このネプチューンが存在している限り人魚姫はいくらでも復活する。残念だったな。」「そんな…」

 気泡を打ち破り、人魚姫は再び僕に抱き付いて来た。また受け身で挿入させられ、さっきと同じようにダメージを食らうのか!こんな事を繰り返せば確実に負ける。

 人魚姫の感触が亀頭に当たる。次の作戦は…

−選択肢−
マーメイド3−7 人魚姫を受け入れる
マーメイド3−8 人魚姫を突き飛ばす

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