ヒノモト最強を誇る武者巫女は、大陸女王アルドラに囚われた。
虜囚となったトモエだったが、アルドラの責めに断固抵抗し、懐柔、脅迫、そして残忍なまでの拷問すら耐え抜いた。
業を煮やした──というより、その強情さに呆れかえったアルドラは、半ば匙を投げる格好でデルモアにトモエの
処置を委ねている。

デルモアは、それまでの苦痛による責めを止め、性的な拷問を施してきた。
知勇に富んだトモエであったが、そっち方面の知識はほとんど子供に近く、疎かった。
それだけに、デルモアの繰り出す悪魔的な官能責めを前に、ぐずぐずとその強靱な精神力と誇りが崩れていった。

時間はかかったものの、デルモアの思い通りに事は進んでいた。
膣内に強固な結界が張られていることを知ると、責め口を一転させて裏門──アヌス責めに集中したのだった。
そして、度重なる肛虐を受け続けたトモエは、あろうことかアナルセックスでとうとう気をやるまでになってしまっていた。
しかも、その際に多量に分泌された愛液によって、トモエの胎内を護っていた神札は失効していった。
今日もまたトモエは、デルモアに肛門を犯され、あえやかな艶声を上げさせられている。
デルモアは、トモエの引き窄まったアヌスを犯しながら、いよいよ次の段階へ進めようと思っていた。

「ああっ……!」

トモエの尻を大きく割ったデルモアは、腰に力を入れてずぶりと亀頭を肛門に埋め込んだ。
毎度のことながらアヌスのきつい抵抗を押し広げるように、デルモアは貫いていく。

「うっ……く、あっ……やっ……もう……ああ!」

苦しげに呻いたトモエが、腕で這いずり逃げようとするものの、デルモアはしっかりとその腰を掴んで離さない。
ずぶずぶと太い肉棒が沈んでいくと、トモエの白い手が苦しそうに開いたり握ったりを繰り返す。

「んっ、ぐううっ……んあ!」

根元まで押し込まれ、尻たぶにデルモアの腰が当たると、トモエはぶるっと大きく腰を揺すぶってきた。
全部腸管に飲み込まされたペニスが、ぐぐっと奥を突いてくると、トモエは首を何度も振りたくって呻いた。
何度味わっても、このきつさと息苦しさは変わらない。
うつぶせのまま白い首を伸ばして喉を反らしている。

「ああっ……だめ、そんな深いっ……あう……うんっ……ひっ……うんっ……んあ……くうっ……!」

デルモアの下腹部が尻を押しつぶすように押しつけられ、ピストンされると、トモエはそのリズムに合わせて喘ぎ始めた。
ゆっくりだが長いストロークが、確実にトモエのアヌスを抉っていく。
まるでトモエの肛門に男根の形状をしっかり記憶させるかのように、念入りに突き上げていた。
皺が伸びきるほどに拡げられたトモエのアヌスは、ひくひくと苦しそうにデルモアの肉棒に絡みつき、時折きゅうっと締め付けてくる。

「ううっ、いや……ああっ……も、お尻……ああ……くっ……」

ともすれば上げてしまいそうになる官能の声を必死に抑えつつ、トモエは早くこの行為が終わることだけを祈っている。
デルモアが射精してしまえば、取り敢えず一回は終わるのだ。
腸内に魔の精液を受けるなどおぞましいが、それがなければデルモアは一日中でもトモエの尻を犯してくるだろう。

「やっ……お、お尻っ、の、中がっ……ああっ……持って……持っていかれそうっ……」

腸管の粘膜はぴったりとデルモアのものにへばりつき、抜かれる時にめくれ上がってくる。
トモエにとっては、まるで腸ごとペニスに持って行かれそうな感じになっているらしい。
それでも、肉体的にはどうしようもなく性の快楽を感じているらしく、知らず知らずのうちにトモエは尻をデルモアに
押しつけるようになっていた。

「はああっ、だめっ……だめっ、こんなの……うんっ……あ、や……ど、どうしよう……ま、また……ああっ!」

(ああ来る……、また「あれ」が来てしまう……。もういや、こんな男にあんな恥ずかしい姿を晒すのはいやっ……!)

身体の奥からゆっくりと、しかし確実に絶頂の予感が込み上げてくる。
足の裏がピリピリと痺れてくる。
犯されているのは肛門なのに、どういうわけか膣とその奥の子宮までは疼き、熱くなっていった。
もう見なくても、媚肉が蜜にまみれているのがわかる。

「あ……、ああっ……、やああっ……ま、また……あああっ……」

あわや、という瞬間、デルモアはいきなりペニスを引き抜きにかかった。

「あっ……!?」

そのまま気をやらされる、絶頂まで押しやられてしまうというおののきと微かな期待を裏切られ、トモエは慌てたように尻を押しつけた。
だがデルモアはそのふくよかな尻を手で押さえ、そのまま肉棒を完全に抜いてしまった。
その裸身が、ごろりと仰向けに転がされた。腸液はペニスをどろどろとし、僅かに開いたアヌスから流れ出て膣にまで
到達し、愛液と混じり合って淫らそのものの匂いを放っている。

頬がほんのりと上気している。
美しい額には鉢がねが巻かれているものの、その隙間から脂汗が滲んでいた。
「いく」寸前だったのは明らかだ。
トモエは、ほんの僅かデルモアを恨めしそうに見ると、すぐにハッとして顔を逸らせた。
尻はまだもぞもぞともどかしそうに蠢いている。
少し熱が醒めてくると、デルモアに今にもいかされそうになったこと、そしてそれを求める寸前だった自分に、限りない
恥辱を感じてしまう。
頬が熱くなり、何だか喉が渇いてきた。

「あ、あの……」
「なんだい? もっとお尻を掘って欲しいのかな?」
「ち、違います!」

トモエは顔を真っ赤にして否定した。

「そうじゃなくて……お水をください」
「喉が渇いたのかい? ま、熱戦だったしね、トモエの反応も激しくなる一方だから」
「……」
「トモエは濡れやすいしね。オマンコは蜜でびしょびしょだし、お尻まで濡れてる。全身に汗もかいてるし、そりゃあ
水でも飲みたいよね」
「い、いやらしいことばかり言わないで、早くお水を……」

そう言えば、ここ二日くらい何も飲んでいない。
水を張った大きな瓶は部屋にある。
蓋がしてあり、その上に柄杓が置いてあって、食事や入浴など手枷を外される時には自由に飲めたし、そうでなくとも
部屋の外に立っている番兵に頼めばいつでも飲ませてくれた。
なのに、二日前から一切飲ませて貰えなくなったのだ。
いくら頼んでも、食事係や番兵たちは無視し、決して水を与えようとしなかった。
もしかすると渇水でトモエを責めようということなのかも知れなかった。
食事には水分も含まれてはいるが、汁物はなかった。
トモエの体格でも、一日の水分必要量は2リットル以上になるだろう。
なのにここ二日はその1/5くらいしかない。
渇きを覚えて当然だった。

「いいよ。ちょっと待って」
「……?」

デルモアは部屋の隅にある瓶から柄杓で水を掬うと、それを飲み干して見せた。
それをトモエがじっと見つめている。
悪魔は笑みを浮かべ、また一口水を含んだ。
そしてそのままトモエのもとへ歩み寄ったのだ。
手には柄杓は持っていない。
訳がわからず、トモエが戸惑っていると、デルモアはその後頭部に手を回し、ぐっと顔を寄せてきた。
驚いたトモエが激しく顔を振る。

「なっ! 何を……!」

そこでデルモアは唇から水をぴゅううっと吐き出した。

「何をするって、そりゃ僕のセリフだよ。せっかくの水を……」
「だ、だから早く飲ませてって……」
「飲ませてあげようとしたのに、きみが拒否したんじゃないか」
「え……?」
「鈍いの? 口移しだよ」

この堕天使は、自分の口に含んだ水を口移しでトモエに与えようと言っているのだ。
あまりのことにトモエの大きな目が見開く。

「な……」
「喉、乾いてるんでしょ? だから……」
「な、なにを馬鹿なこと言ってるんですかっ!」

トモエは頬を赤く染めて叫んだ。
例え肛門を犯されようとも、口づけされるということとてつもない羞じらいを感じている。

「そんなこと出来るわけないでしょうっ! だ、誰があなたと、その、く、口づけなどっ……!」
「キスくらい、いいじゃない。そんな大仰に考えなくてもさ。だいたいおかしいよ、もうトモエのお尻は僕のものなのに、
今さら唇を守っても……」
「い、言わないで! いつ私の、その、お尻があなたのものになったのですっ! 私のお尻は私のものです!」
「そういう意味じゃないんだけどね」

デルモアは苦笑した。

「ま、いいや。いずれにしても、水はあげるよ。口移しでよければね」
「いやです!」
「いやならあげない。ま、どうしても我慢出来なくなったら頼んでみるんだね」
「卑劣な……。あなたはどこまで非道なのですか! やっぱり悪魔……」
「だから最初から悪魔だって言ってるでしょ? じゃ水はお預けね」
「あ……」

デルモアは、柄杓の中に残った水を惜しげもなく床に撒き捨てた。
それを見て、トモエが悔しそうに喉を蠢かせる。
そのトモエを見下すようにして、デルモアが言った。

「さあて、最強の武者巫女さま。今日はいよいよ僕にその処女を捧げてもらおうかな」
「いやです!」
「いやも何も、きみに選択権はないのさ。ふふ、どんなに足掻いたって、結局きみは僕のものになるのさ」
「誰が悪魔になど……! 巫女の操は神聖なものです! 捧げるべき相手は大神か、夫となる者のみ」
「そんな因習、さっさと忘れるがいいさ。ふふ、ほら……」
「やっ! 触らないで!」

嫌がって身を捩るトモエの肢体に、悪魔の指が這っていく。
ぷりぷりに張り詰めた乳房に指がめり込むと、トモエの唇から声が漏れる。

「んっ……」
「もう感じてるの? トモエのおっぱいは感じやすいからね」
「い、いやなだけです! あ、触っちゃいや!」

首を振るトモエの顔を押さえ、その耳元や首筋、鎖骨付近に舌が這い進んでいく。
鳥肌が立つようなおぞましさと同時に、ぞくぞくするような焦燥感をトモエは得ていた。
静脈が透けて見えそうな真っ白な乳房は、相変わらず見事な形状を保っている。
その乳房を掬うように手で持ち上げ、ゆっくりと揉みしだいた。
肌がこれだけ張っているのに、揉み心地はとろけそうなほどに柔らかい。

「んくっ……やっ……触らないで、あっ……そ、そんな風に揉んだらだめ……あ……くっ……んんっ……」

些か敏感に過ぎるトモエの乳は早くも反応してしまう。
乳首も、もう硬く尖っていた。
もっともこれは、さっきまでの肛門性交での快感のせいかも知れない。

「だめ……ああ、胸はだめ……あっ、そんな……くっ、乳首、そんなに強くっ……」

硬くなった乳首を唇にくわえ、軽く歯を立ててやると、トモエは喘ぎを噛み殺して呻いた。
だが、デルモアがその乳首を指の腹で優しく撫で上げてやると、トモエは苦鳴とは違った声を漏らし、切なそうに
もじもじと腿をすり合わせている。

「や、あ……こんなの……いけないのに……あっ……ああ……」

デルモアの指が裸身を這うたびに、トモエは鋭敏に反応してビクビクと跳ねてくる。
今やトモエの皮膚はどこも敏感な性感帯となっていて、そっと触れるだけで身をうねらせていた。
デルモアは乳房から手を離すと、そっと下半身に触れてきた。

「さあ、今度はトモエお待ちかねの大事なところだ」
「やっ……!」

もう十二分に濡れそぼっている媚肉に指が触れると、トモエはぎくっと背を反らせた。
ちょっといじっただけでデルモアの指はトモエの熱い体温を感じ取り、たちまち蜜まみれとなる。
トモエの息が荒くなってきた。

「ああっ! そ、そこだめです……あっ……いや……」
「お尻やおっぱいならいいのかな?」
「そ、そういうことを言ってるんじゃありませんっ……ああっ!」

デルモアの媚肉への愛撫は止まなかった。
胸の愛撫も再開し、やわやわと緩く揉んでいる。
もっと強い刺激が欲しいのか、トモエが切なそうに顔を振っている。
すっと膣に指が入ると、さすがに悲鳴を上げる。

「だめっ!」

それでも悪魔は指を抜かず、浅いところで中をこねくった。
さらに、もうぷっくりしている肉芽を、指で軽く潰すように愛撫したり、根元を擦っていく。
勃起したクリトリスがピクピクとひくついている。
なおもデルモアが指を動かすと、トモエの声が切羽詰まってきた。

「ああ、だめえっ……そ、それ以上されたら私っ……!」
「いっちゃう?」
「あ……」
「ふふ、じゃあいかせない」

デルモアがまた指を引いた。
トモエは、勝手に腰が浮き上がるのを必死になって押さえ込んだ。
また焦らし責めで、トモエをやるせない状態にして虐めるつもりなのだろうか。
責めを途中で中断されたり、いきそうになる直前でやめられると、爆発しそうだった快楽の塊が内に籠もってしまい、
身体の奥で燻るような感じになる。
この悪魔の前でいかされるのも恥辱だったが、快楽が籠もったまま発散されないでいると、もうどうしようもなくなってしまう。
恥を忍んで悪魔に続きを求めるか、それとも気死するつもりで耐え抜くのか。
絶望的な選択にトモエは泣きたくなってくる。
デルモアが声を掛けてきた。

「トモエ」
「……」
「ほら、こっちを見て」
「え……、ああっ!」

デルモアは仁王立ちになって股間を誇示していた。
そこには、大きな肉の凶器がぶらぶらと揺れ動いている。

「ひっ……! な、なんて大きな……」

トモエは息を飲んだ。そういえば、この男の性器をまともに見たのは初めてだ。
これくらいのサイズの者は人間にもいるだろうが、男に抱かれた経験のないトモエにとってはかなり大きく見える。
あんなに太いものがよくお尻に入ったものだ。
肛門が裂けなかったのが不思議なほどの太さに思える。
しかも長い。
腸は長いから全部入るのだろうが、あんなものが膣に入るとは思えなかった。
もちろん膣は、もともと男性器を受け入れるための器官なのだから、入ると言えば入るのだろう。
しかしトモエの目には、あの長大なものが自分の中に収まるとは到底思えない。
それだけに怖かった。女性としての本能的な恐怖である。

「ま、まさか、あなた……」
「ご明察。いよいよ今日は、トモエの処女を戴くよ」
「……」

泣き叫ぶかと思いきや、意外に冷静にトモエは受け止めていた。
犯せないのだ。
胎内は御札が護っている。
あの使い魔は消滅してしまったし、デルモアの指でさえ溶け落ちてしまったではないか。
そこにペニスを突っ込めばどうなるか、子供でも判りそうだ。

しかし、そこまで考えてトモエは少し不安になった。
連日の色責めで、トモエの胎内はどろどろにとろけさせられている。
ペッティングでいかされ、肛門性交でもいかされた。
そのたびに、女の恥ずかしい蜜が多量に分泌されていた。
それが札に悪影響を与えているのではないか。
そうした懸念があったのだ。
神主が言っていたのはそのことではなかったのか。
それでもトモエは弱みを見せまいと強がった。

「無駄です。あなたも経験済みでしょう」
「そうなんだけどね。ほら」
「んあっ……!」

膣内をかき回され、トモエは腰を捩って呻いた。
すぐにデルモアの指は引き抜かれたが、その指先にはもう溶け失せようとしている紙片の一部が絡みついている。
トモエの顔から、はっきりと血の気が引いた。

「そ、それは……」
「わかるだろう? きみの純潔を守っていた有り難い護符だよ。あれほど強固だった結界札も、これこの通り」
「そんな……」
「成分はよくわからないけども、この呪札は女の愛液に弱いみたいだね。愛液そのものというよりも、その成分の一部
なんだろうけどね」

やはりそうだったのだ。
トモエの神札が他の巫女より保ったのは、トモエが慎ましく、男との(女も含めて)性行為に無縁だったからだ。
しかも自慰すらしなかったのだから、長持ちするのは当たり前だったのだ。
それが今、デルモアの技巧によって肉体をとろかされ、禁断の液体をいやというほど出してしまった。
その結果、操を守る護符はその効力を失った。

カラクリを知って、勇ましい武者巫女が青ざめた。
悪魔の手管に惑わされた自分の弱さがもたらしたものなのだ。
悪魔が言った。

「理解したみたいだね。そういうわけで、もうきみの処女を護るものは何も存在しない」
「……」
「有り難く僕が戴くことになるわけだ。いいね、トモエ」

トモエは黙って顔を背けた。
諦めたようにも見える。
デルモアはニヤリと笑って、開かせたトモエの股間に割り入った。
そして隆々と勃起しているペニスを、そっと媚肉にあてがった。

「……っ!」

さすがに嫌悪したのか、あるいは怖かったのか、トモエの裸身が逃げるように捩られた。
デルモアはその身体を押さえ込み、ぐっと腰を使った。

「……!」

トモエとデルモアは、同時に理解した。
やはり神札はなくなっている。
亀頭が、今にもトモエの膣へめり込みそうなほどに押しつけられた。
そこでトモエが凛とした声で叫んだ。

「おやめなさい!」
「……今さら」
「それ以上やってきたら……」
「きたら?」
「……私は自害します」
「は……?」

デルモアは、巫女が何を言っているのかわからなかった。

「自分の命を絶つと言っているのです」
「……」
「巫女にとっての操とはそういうものです。これを穢されては生きている価値がありません。あなたがもし、どうしても
私を辱めるというのであれば、潔く自害します」
「……どうやって」
「舌を噛みます」

実のところ、舌を噛んだからと言っても死ぬほどのことはない。
確かに出血はかなりあるだろうが、噛み千切って舌筋が喉に落ち込み、傷が腫れて窒息することもほとんどない。
というよりも、舌を噛み切る行為自体、かなり難しいのだ。
とはいえ、重傷は重傷だし、近代医療が発達しているとは言い難いこの世界に於いては、死ぬ確率もそれなりに高かった。
縦しんば助かったにしても、健常体を取り戻すまでにかなり時間がかかるだろう。
精神的に影響が出ることもあり得る。
そうなってしまっては台無しである。
デルモアの動きが止まったことで、トモエは勇を奮った。

「力尽くで私を辱めようとしても無駄です。馬鹿なことはおやめなさい」
「……力尽くでなければいいんだろ? きみの方から抱かれればいいだけだ」
「愚かな……。そんなことはあり得ません」
「それはどうかな」

デルモアはそうつぶやくと、喉の奥で嗤った。
すっと軽く手を振ると、石造りの天井が抜けたようになった。
真っ黒い空間がそこにある。

「な……、何?」

トモエが唖然としていると、そこに映像が映し出された。

この世界は、機械的な通信はまだ出来ない。
大陸では、魔術師が魔力を使って自分の見た光景を遠隔地の水晶玉に映し出すことによって通信を可能にしている。
一方ヒノモトでは、巫女や霊力を使って、同じように専用の銅鏡に映し出すのである。
魔族はそんなことをせずとも似たようなことが可能なようで、任意の場所同士を繋いで映像や音声を送ることが出来るのである。

淫らな映像だった。
白い裸身に、赤や青の肉体を持った者がまとわりついている。
確認するまでもなく、白い方は人間の女であり、赤や青はこの国の物の怪である鬼であった。
ひとりの女が鬼どもに輪姦されている図だ。
トモエは一瞬顔が赤くなり、キッとしてデルモアに言い放った。

「何ですか、これは!」
「見た通りだけど。オニが女を犯してる、それだけさ」
「そ、それだけって、あなた……」
「そんなことより、よく見てよ。いい女だろ?」
「し、知りませんっ! それより、こんな酷いことやめさせて!」
「どうするかな。それよりさトモエ、あの女に見覚えないかな?」
「え……?」

白い女に、何匹もの鬼が絡みついていた。
女を挟んで前と後ろ、顔の辺りにもいる。
左右にも一匹ずつの鬼がいた。
真っ白で肉感的な裸体。
白に近い、薄いブルーの髪。
その髪に隠されるように、トモエのものと似た鉢がねが額に巻かれている。
特徴的なのは、その前面に装飾的な二本の角のようなギミックがあることだ。
犯されかかっている武者巫女はハッとした。

「ま……、まさか……」
「そう、そのまさかさ。シズカって言ったかな? ヒノモト甲魔忍軍の」
「ど、どうして……どうしてシズカがっ!?」

ヒノモトの「忍び」と言えば、大陸でもその名が知れ渡っている。
世界屈指の諜報員、破壊活動員である。
政治および軍事面での、いわゆる「陰の仕事」の一切を引き受ける異能者集団だった。
その忍者集団の中でも最大の組織である甲魔忍軍を統べる、最強のくのいちがシズカだった。

かつてはアルドラと通じ、トモエの暗殺を謀ったこともあるが、その戦いでトモエに破れ、あまつさえ命まで救われた。
その度量の大きさと寛容さに打たれ、以後はトモエの盟友となっていた。
トモエを表裏両面からサポートし、彼女を守ることを己の使命としたのである。
トモエの方は、シズカを部下とか配下とは見ていないらしく、仲の良い友人という扱いをしている。
それまで冷酷な世界で生きてきたシズカには、そこがまた嬉しく、一層にトモエに感服していたのだった。

今回の大戦に於いても、表で派手に戦って国民の士気を高めていくトモエに対し、シズカ率いる甲魔忍軍をはじめとする
忍びたちは、裏の諜報活動や対物の怪戦にその力を発揮していた。
そんな中、アルドラ側の謀略により忍者軍が内部抗争が発生し、アルドラ派とヒノモト派に分裂してしまった。
甲魔忍軍も分裂してしまい、シズカもその対応に苦慮しているらしいと聞いていたので、トモエも心配はしていたのだ。

だが、そこはシズカのことだ。
むざむざとやられはしないだろうという思いもあった。
まさか物の怪に破れ、鬼どもに囚われていたとは思いもしなかった。
そのシズカは多数の鬼によって輪姦されていた。

────────────────

「ん、んぐっ……んむうっ……!」

ヒノモト屈指のくのいち・シズカは、鬼どもに身体中の穴を犯されていた。
身長161センチのシズカだが、大柄な鬼の前ではまるで子供のようだ。
苦しいのか、鬼の太い男根で塞がれた口からは、くぐもった声が漏れている。
鬼はシズカを前と後ろから挟み込み、盛んにその腰をシズカに打ち込んでいく。
膣とアヌスに肉棒を突き立てられ、ふたつの穴を激しく蹂躙され、全身から脂汗を絞り出している。
肛門も膣穴も、太すぎるものに貫かれ、赤く充血しながらも、だらだらと蜜を分泌させて鬼の抽挿をスムーズにしていた。

後ろからアヌスを犯している鬼は、その大きな手でシズカの桃のような乳房を揉み潰している。
86センチの巨乳だが、鬼の爪を立てられて自在に形を変えさせられていた。
顔に跨った鬼は、シズカの顔を抱え込むようにして、その口に極太のペニスを叩き込んでいる。
喉まで届くその亀頭が気道を塞ぎ、息苦しさのあまり思わず涙ぐむ。
左右の鬼は、シズカの細腕を掴み、その手でおのが肉棒を握らせ、盛んにしごかせていた。

「けけ、よく締まる穴だぜ! 狭いだけじゃねえ、締め付けがすげえ」
「ケツも同じだ。俺様のチンポを食い千切ろうとしてやがる」
「口ん中もいいぜい。暖かくてよう、ぬめぬめしてやがる。マンコに突っ込んでんのと変わらねえや」
「この手だよ、手! やっこい手のひらしやがって、チンポが溶けそうだ。こんな手で俺たちの仲間を殺しまくってたとは信じられねえ」

シズカの肉体を貪る鬼どもは、それぞれに野卑な感想を述べ合っている。
もちろんその間にも責めが休まるわけもない。
膣と肛門には大きすぎる肉棒がねじ込まれ、粘膜をいやというほど押し広げて突き上げている。
口も、唇の両端が裂けそうなくらいのものをくわえ込まされ、イラマチオされていた。
腕を掴まれ、手に余るほどのペニスを握らされ、それを激しくしごかされている。
鈴口から漏れ出るカウパーで手をどろどろに汚しながらも、その手を休めることは許されなかった。

「んっ、んごおっ……んむっ……ん、ぬぶああっ……」

────────────────

「シ、シズカ……」

トモエは見ていられなかった。
あの気性の激しいシズカが、愚劣な鬼どもに性の饗宴に具されている。

だが、トモエも薄々気づいていた。
シズカは苦悶しているように見えたが、実は快楽に耽っているのではないか。
以前のトモエなら思いも寄らなかったろうが、デルモアによって性の快楽を植え付けられ、その頂点たるオルガスムスを
教え込まれた今は、犯されているシズカの肉体的精神的な変化が見て取れる。
よくよく見てみれば、鬼の太い男根で犯されている媚肉からは愛液が溢れ出し、アヌスからも腸液が漏れ出ている。
揉みくちゃに揉みしだかれている乳房も、頂点にある乳首は端から見てもわかるほどに硬そうにそそり立っているのだ。
肉棒で塞がれた口から漏れる苦鳴も、もしそれが抜かれれば歓喜の声を出しているのではないか。
シズカは、汗まみれの肢体を悩ましそうにうねらせながら、身悶えている。

トモエが叫んだ。

「や、やめて! すぐにやめさせて!」
「くく、どうしようかなあ」

友を気遣い、必死の形相で懇願するトモエを見ながら、デルモアは思わせぶりに答えた。

「やめさせなさい! す、すぐにやめて! ああシズカ、しっかりっ……!」
「やめさせたい?」
「あ、当たり前ですっ、どうしてこんな酷いことを! 何をしているのですか、早く! じゃないと、シズカが……」
「やめさせるのはいいが、ひとつ条件がある」
「条件ですって!?」
「わかってるだろう? きみが僕のものになることだ」
「……」

やはりそうなのか。
この卑劣な悪魔は、どうあってもトモエを我が者としたいらしい。
それほどまでに自分の肉体に執着する理由がわからないが、トモエとしても巫女としての義務、職務、そして矜恃がある。
おいそれとその身を捧げるわけにはいかなかった。
だからこそ、ここまでデルモアに「女」を許さなかったのだ。

しかしながら今は状況が変わった。
こともあろうにシズカを人質に取られている。
しかも彼女は、異形の鬼たちに屈辱的な凌辱を受けていた。

トモエの葛藤は激しかった。
巫女の崇高な任務やその誇りは大事である。
だが、それは友であるシズカを見捨ててまでこだわらねばならないのだろうか。
もしシズカと意思疎通が図れていれば、恐らく彼女は「あたしのことはいい」と言うに違いなかった。
トモエが自分の犠牲になることを断じて認めなかっただろう。

しかしそれはトモエにとっても同じなのだ。
自分の誇りのために、大事な友を蔑ろにすることは出来ない。
そこがトモエの優しさであり美点であり、甘さや限界でもあった。
トモエはそっと顔を伏せた。

「……わかり……ました」
「ほう。わかった、とは?」
「私が……私の身体をあなたに差し出せばよろしいのですね?」
「……そうなるかな。きみが僕のものになればいい」
「例えこの身を自由にされても……、私は決してあなたのものにはならない。それでもいいのですね」
「……」
「女の身体を奪えば心まで奪えるとそう思っているのなら、それはヒトの女を見くびっています。肉体を穢されようとも、
私は屈服しません。絶対に」

デルモアはそう宣言するトモエをまじまじと見つめてから、やれやれと肩をすくめた。

「きみの頑固さには敬服するよ。ま、それでもいいさ。最後まで僕に従わない、屈しないと思っているならそれでもいい。
いずれにせよ、きみの処女はこの場でもらう。それでいいんだね?」
「……」

トモエは悔しそうに小さく頷いた。
そして念を押す。

「や、約束ですよ! そうしたら……、そうしたらシズカは……」
「わかった、わかった」

悪魔は、さも面倒くさそうに手を振った。
そして手を伸ばし、トモエの顎を掴んで横に背けていた顔を正面に向けさせる。
強気な武者巫女は、睨み殺しそうな勢いで、自分を犯そうとしている堕天使を凝視していた。
その焼け付くような視線を難なく跳ね返し、悪魔は不敵な笑みを浮かべてトモエの膣を捉える。

「あっ……」

熱くて硬いものが大事なところに押しつけられ、さすがにトモエが腰を引く。
それを窘めるようにデルモアが見返すと、悔しそうに腰から力を抜いた。
デルモアは、立派に硬直したペニスを左手で添え持ち、右手でトモエの頭を掴んだ。

「見ろ」
「え……」
「見るんだ。自分の処女が失われるところをね」
「い、いや! 見たくない、見たくありませんっ」
「目を開け、そしてよく見るんだ。いいのかい、シズカがどうなっても」
「く……」

トモエは悔しそうに、それでも半ば諦めたように下肢から力を抜いていった。
デルモアがトモエにのしかかり、その耳に顔を近づけてそっと囁く。
トモエは鳥肌が立った。

「いくよ。いいね?」
「あ……、お、お願い……」
「ん?」
「は……、初めて……初めてなんです……」
「知ってる。巫女はみんなそうらしいね」
「……だ、だから……その……」
「優しくして欲しいのかな?」

トモエは恥ずかしそうに顔を背け、小さく頷いた。
まるで恋人同士のようなやりとりに、トモエは胸の奥は屈辱で熱くなる。
魔物を相手に何を言っているのだ。

「努力はしてみよう。でもね、これはどうしたって痛いものなんだよ。誰でもそうさ」
「……」

先が媚肉に触れている。
わざとしているのか、亀頭が媚肉を擦っていた。
蜜でねとねととなり、粘った水音が響いてくる。
今のトモエには、それが恥ずかしいと感じる余裕すらなくなっていた。

(ああ……、熱い。男の人のってこんなに熱いの……? そういえばお尻の時も……)

「あ!」

強制的に見せつけられているシーンにトモエは震えた。
自分の小さな膣穴に、大きな太いものが潜り込もうとしている。
トモエは思わず身を捩ったが、デルモアはしっかりと抱きかかえていた。

信じられないことに、トモエの身体が震えていた。
処女を奪われるという恐怖と、大神と神主に対してとんでもない裏切り行為だという背徳が彼女を責め苛んでいる。
武者震いならともかく、恐怖でトモエが脅えるなど、彼女を知っている者なら誰も信じなかったろう。
緊張と恐怖でトモエの白い肢体が強張った。

(あ、あんな大きなものが……は、入ってくるの!? ああ、怖いっ……あ、来る、ああっ!)

「力を抜け。息むとそれだけ痛いぞ」
「……」

デルモアの言葉で、トモエは少しだけ力を抜いた。
完全に脱力するなどとても出来そうにない。

「んんっ……!」

悪魔が少し腰を進めると、トモエの両手がぐっと握りしめられた。
両目の端が深く皺を刻むほどに強く目が閉じられ、まだ怖いのか全身が小さく痙攣している。

「んぐっ……」

トモエは全身をぐぐっと堅くしている。
身体が膣から引き裂かれそうな圧迫感を感じているに違いない。
少し力が抜けたその時、デルモアはゆっくりと、だが一気に押し込んでいった。

「くううっ……!」

トモエの身体がぶるっと震え、柔らかそうな乳房がひときわ大きく揺れ動いた。
鍛えられた腹筋が浮き、引きつけたように痙攣している。
バリッと音がしたようにトモエには感じられた。
生肉が裂かれるというよりは、かさぶたになった傷口を無理に引き裂かれる痛みだった。

あまりの激痛に、トモエは激しく頭を振りたくり、上半身をずり上げるようにしてデルモアの身体から逃れようとする。
それを許さず、悪魔はしっかりと抱きしめたまま、なおも硬い心棒を沈めていった。
トモエの膣内の抵抗感はまだある。
それを裂くようにデルモアの肉棒が進んでいく。

「く……!」

処女喪失の苦痛を堪えているトモエの表情は、形容のしようもないほどに美しかった。
デルモアのペニスが、生温かいぬめりを感じ取った。
まだとても愛液が出るような状態ではないから、きっと処女膜を破られたことによる出血だ。
そう思っていると、微かに血の匂いがしてくる。

「……貫通したね」
「……」
「これが「女」になるってことだ。ご感想は?」
「ああ……」

閉じられたトモエの目の縁から、すうっと涙が伝い落ちる。

(マサカド大神さま……、大宮司さま……、お許し下さい……。トモエはとうとう……。トモエは純潔を守れませんでした
……、操を失ってしまいました……)

巫女にとっては致命的な失態に、美貌の武者巫女はむせび泣いた。
デルモアの方は、まだ突っ込んだまま動かない。
トモエの膣にペニスを馴染ませているのか、それとも処女を失ったばかりの膣内の感触を味わっているのだろうか。

「これでトモエの「ふたつめの処女」を貰ったことになる。あとふたつだね」
「ああ……、こんな……いや……。あ、うむっ……」

デルモアはゆっくりと動き始めた。
傷口を擦られる激痛に、トモエの身体が勝手に逃げようとする。
デルモアはトモエの腋から腕を入れ、その肩をしっかりと押さえ込んでいて逃がさない。

「い……たい……痛い……ああ、もう抜いて……い、痛いんです……」

破瓜の傷がジンジンと痛む。
熱く火照る。
トモエのしなやかな肢体が引きつり、その手はデルモアの腕を掴んでいた。
爪が立てられ、悪魔の皮膚に食い込んでいる。
デルモアがペニスを抜き差しし始めると、トモエは痛みを堪えて呻き、口を食い締め、また開いてパクパクと開閉させた。

「くっ……さ、裂けてる……動かないでください……いっ……たいっ……」

カリが膣内を擦り、疼く傷口を擦るたびにトモエは呻き、むせび泣いた。
涙は止まらず、ぽろぽろと頬を伝っている。
激痛と悔しさ、申し訳なさがないまぜとなり、純情な武者巫女の心を傷つけていた。

「んぐうっ!」

トモエが大きく仰け反った。
デルモアのペニスが、もっとも深い場所──子宮にまで届いたのだ。

「……ん?」

デルモアが首をかしげた。
何かおかしい。
まだ何かある。
用心しながら子宮口を擦ってみる。トモエの口から苦鳴が漏れた。

「ああ、痛いっ……そ、そこ深すぎてだめ、痛いんですっ……あっ……」

亀頭の先の感触がおかしいのだ。
女の内部──粘膜的な感じではない。

デルモアはピンと来た。
またあれだ。
護符があるらしい。
子宮口に貼り付けて、その中に異物が入らないように守っているのだろう。
二重構造らしい。

デルモアは些か呆れている。
それにしても厳重なことだ。
だが、膣の処女を護っていた神札のほどの威力はないようだ。
その証拠に、肉棒が札に触れても何ともない。
焼け焦げたり溶けてしまったりはしていない。
痛みもなかった。
子宮がデリケートなだけに、あまり強力なものは仕掛けられなかったのだろう。
基本的には膣を強力な護符が守っているのだから、子宮の方は精液の侵入を拒めればいいということのようだ。

デルモアが少しずつ動き始めた。
また激痛がトモエの肢体を貫く。

「だ、だめ、動いちゃだめっ……痛い!」
「初めてのセックスはそんなものさ。慣れてくれないと困る」
「ま、待って!」
「なんだい、今さら」

トモエは両腕を突き出して、デルモアの身体を押しこくっている。

「や……約束です。シズカを離して。もうやめさせてください」
「やめる? どうして? きみもわかってるんだろう? あのくのいちは、鬼に犯されてよがっているんだよ」
「そんな……」

────────────────

デルモアの言葉に合わせるかのように、シズカは一度口からペニスを吐き出した。
あまりに息苦しかったのかも知れない。
大きく開けた口の端から、よだれが垂れているのが淫靡だった。

「あ、あうっ、い、いいっ……す、すごい、こんな……ああ、一度にしないで! ああっ、中で……中で擦れてすごいのよぉっ
……くあっ、か、硬いっ……ひっ!」

シズカの口から決定的な言葉が零れ出た。
はっきりと快感を告げ、肉の快美を口にしていた。
これは輪姦ではなかった。
最初はそうだったのかも知れないが、今では同意の上での複数プレイ、オージーセックス、つまり乱交なのだ。
口を犯していた鬼が不服そうに叫ぶ。

「おら、なに口を離してんだよ! くわえろ!」
「んぶうっ!」

顔を振るシズカの頭を押さえ、再び肉棒をくわえさせると、遠慮なく喉奥までねじ込んだ。
シズカは苦悶しながらも、突っ込まれたペニスを舐めしゃぶり、喉まで受け入れていく。
出し入れされる男根に浮いた静脈が唇を何度も擦りつけていく。
シズカの舌使いに、口を責めている鬼が呻いた。

「おおうっ、そうだ、その調子だよ。やりゃ出来るじゃねえか、このアマ! もっと裏筋舐めろ! そう、そうだ、くうっ
、気持ち良いぜ!」
「ん、んむうっ……んぶっ……んっ……んんううっ……」

鬼どもは前後から、上下から突き上げ、突き込んでいく。
屈強な鬼の集団にもみくちゃにされ、シズカのしなやかな肢体は激しく揺さぶられていた。
一見、鬼に責められまくっているかのように見えるが、鬼の方もシズカに責められているのと変わらない。
その膣やアヌス、そして口も手も、鬼の怒張を食い締めて離さず、激しく収縮しているのだ。

「くおっ、たまらねえ! たまらねえぜ、この女! くそっ、また出ちまう!」
「俺もだ。くそっ、いい尻の穴しやがって! きついくせに中はぬるぬるだ、奥まで簡単に入っちまう。それで腹ん中で
きゅうきゅう絞ってきやがるんだ! くそ、俺も出すぞ!」
「んああっ、だめっ……そ、それはだめえっ……あっ、あたしの中に出しちゃ……ああっ!」
「へっ、何を今さら。そんだけよがりまくって喘いでるくせに、中出しはいやだと? ふざけんな!」
「だめだったらだめよ! ああ、またあんなに出されたら妊娠しちゃうっ……お、鬼の子なんていやあっ!」
「何だと、この! くそ、絶対に中で出したくなってきたぜ!」
「いやあ!」

屈辱的な凌辱の上、孕まされてしまう。
しかも、相手は人間ですらなく鬼なのだ。
もし物の怪の子など身籠もってしまったら、もう二度と人里などへは行けなくなる。
挙げ句、出産させられてしまったらどうなってしまうのか。
それを思うと、生意気なほどに気の強かったシズカでさえ、恐ろしさのあまりぶるぶると震えてくる。
だが、それもすぐに圧倒的な肉の官能に巻き込まれ、甘美で鋭い快感に取って代わられる。

「いやああっっ、ああ、いいっ……くっ、すごっ……凄すぎるっ……ああ、中でそんなにかき回さないで! くうっ、だめ、
いく……いきそうっ……!」

その叫ぶようなよがり声を耳にして、鬼どもはシズカを責めるテンポを上げていく。
それまでの突き込みも充分に激しかったのに、さらに猛烈に突き上げる。
まるでシズカを突き殺そうとするかのような勢いだ。
こんな責め方をされたら、普通の女ではとても保たないだろうが、そこはくのいちである。
鍛えた肉体であることに加え、「女」を武器にすることもあって、その身体で鬼の猛攻を受け止めていた。

「俺もいくぜ、女忍者! マンコの奥で飲ませてやる!」
「こっちも尻の出すぜ! このでかくてぷりぷりしたケツの穴に思い切り出してやるからな!」

そう叫ぶと、二匹の鬼が前後から突きまくる。
ふたりのたくましい鬼に挟まれ、中に入ったシズカは揉み潰されていく。

「んおおっ、お、おっきいっ……中でまた大きくなってっ……ひっ……お、奥をぐりぐりしちゃだめえっ……あ、お尻、
深すぎるわっ……ひいっ!」
「くそお、色っぽい声でよがりやがってよ! 俺も出そうだ、全部飲めよ、口に出すからな!」

フェラを強要していた鬼も、快楽に呻きながらシズカの口を犯していく。

「むごおっ……ぷあっ、苦しっ……あ、ああ、いいっ……」
「中に出して欲しいと言え」
「ああっ、な、中に欲しい……出していいっ……い、いっぱい出してぇっ……!」
「よしよし、可愛くなってきたじゃねえか」

鬼は満足げに嗤うとシズカの腰を掴み、その身体が浮き上がるほどに突き上げた。
シズカの子宮まで突き刺すように腰をくっつけると、鬼の腰が震えた。

「おおっ、出るっ……くそ、食らえ!」
「んひぃっ……!」

凄まじい勢いで鬼の射精が始まると、たまらずシズカは気をやった。
鬼の精巣から、どくどくと激しく精液が噴き上がり、シズカの胎内に射精されていく。
濃厚すぎて、固体のような精液が子宮にぶち当たり、シズカは背中を反らせてよがった。

「んああああっ、で、出てるぅっ……お、奥に、ああっ、子壺に出されてるっ……い、いっくうううっ……!」

精液が子宮口に叩きつけられる勢いだけで、またいかされた。
鬼はそんなシズカの腰を抱え込んだまま、なおも射精を続けている。

「全部出すからな……、くっ、まだ出る」
「うあっ……ああ、どくどくってすっごいいっぱい出てる……ああ、まだ出るの!? あはあ……ああう……いい……」

膣内に射精され、シズカはその身を震わせて感じていた。
膣も鬼の男根を強く締め付け、残滓のないほどに絞りだそうとしていた。
膣が締まればアヌスも締まる。
同じ括約筋でつながっているのだから当然だ。
膣が締まることで肛門も締まり、そこを犯している鬼も限界になった。

「くそ、このアマっ! ケツがすげえ締まるっ!」
「あああっ……!」

肛門を犯していたペニスが激しく出入りしてくる。
締まった穴を強引に拡げ、皺がなくなるまでになっていた。
そこに硬いものが素早く抜き差しされていく。

「ひっ、激しいっ! お尻、だめ、そんなに強くぅっ……つ、強すぎるっ、そんなに突かないで!」
「ウソつきやがれ、こんなに締めやがって! 尻にも出して欲しいんだろうが!」
「あああ……お尻もいいっ……お尻の中にっ……だ、出していい……くあっ、お尻すごいっ……!」

腸液でぬらぬらになっている極太ペニスが、引き延ばされたアヌス粘膜を激しく擦り上げていく。
前では、まだ膣を犯す鬼が射精を続けている。
その射精してくる男根と尻を犯す鬼のペニスが、腸壁と膣壁を挟んで何度もぶつかり合った。
後ろを犯す鬼が、シズカの尻たぶを潰すように腰を押しつける。

「んぐああっ、いいっ……お尻がいいっ……い、いく、もういくっ……ひっ、いっぐううううっっ……!」

鬼の腰がぶるっと震えると「おうっ」と一声叫んで、射精が始まった。
腸管の奥に、熱い粘液がどっとしぶきかかっていく。
熱いどろどろの精液を腸でも感じ取り、トモエは涙を流しながらその快感を訴えた。

「ぐううっ、いっ、いいっ……ああ、お尻にも出された……気持ち良い……あ、熱い……前もお尻もすごい熱い……ああ、
まだ出てる……溢れて来ちゃう……」

二匹の鬼に、存分に精液を注ぎ込まれ呆然となっていたシズカだったが、まだ許されそうにない。
出したがっている鬼がまだ三匹もいる。

「マンコと尻に出されて満足したのか!? じゃあ、こっちをくわえて最後までやれ!」
「んもおっっ……んぐ……ぬううっ……んむ、うむううっ……」
「そ、そうだ、喉の奥まで入れろ」

シズカは、鬼の無茶な命令にも従い、喉の奥までペニスを飲み込んで頬張っていた。
しかも、狭い咥内では、シズカの舌が盛んにそれを舐め回している。
その快感のせいか、鬼は大きく吠えながら背を反らせ、シズカの顔をがっしりと抱え込んでいた。
左右の鬼も、シズカの手コキを一層に激しくさせ、彼らの亀頭も膨らむだけ膨らんでいる。
まるで鉄棒に皮膚を巻き付けたみたいに硬く、シズカの手が焼けるほどに熱くなっていた。
カウパーも止まらず、シズカの細い指と手をどろどろに汚している。

「出るっ! 飲めよ!」

そう叫ぶと、鬼のペニスから精液が噴き出してきた。

「んぶううっ!? んっ、んぐうっ……!」

その激しい勢いに目を白黒させつつも、シズカは飲み込んでいく。
口の中というよりも、喉の奥に直接注ぎ込まれ、胃の中に落ちていく。

「んっ、んくっ……ごくっ……んっ……んっ……んぐっ……」

苦しそうに顔を歪めながらも、シズカは喉を鳴らして精液を飲み下していく。
片栗粉を溶いた湯のようにどろどろでひどく飲みにくかったが、頬を真っ赤にしながら嚥下した。
射精が終わると、萎えたペニスを口から吐き出した。
やっと新鮮な酸素を得て、大きな胸を上下させて深く呼吸している。
その間も、両手のペニスはしごき続けている。

「こ、こっちでも出る!」

まず右の鬼が呻いて射精した。
びゅるるっと勢いよく放たれた精液が、半開きになったシズカの口の中に入っていく。

「うぶっ……げほっ……んくっ……」

咳き込みながらも、それすらもシズカは飲んでいった。
鬼の精液がシズカの唇と咥内を汚しているうちに、左手にしごかれていた鬼も「ううっ」と呻いて精液を吐き出した。

「んぶっ……!」

熱いものがシズカの美顔を汚していく。
頬と言わず鼻と言わず、濃い精液がシズカの顔に飛び散り、どろっと太い糸を引いて垂れ落ちていった。

「舐めろ」
「……」

シズカは虚ろな表情のまま、まだ射精している鬼の肉棒を掴むと、そのまましゃぶりついた。
どくどくと射精している亀頭を口に頬張ると、また精液が咥内に撒き散らされていく。
無惨なまでに犯されたくのいちの顔は──ぞっとするほどに美しかった。

────────────────

「シ……シズ、カ……」

トモエは二の句が継げなかった。
あまりにも凄惨であり、あまりにも官能的な痴態に圧倒されていた。
見ているだけで、トモエの方まで疼いてきてしまう。
鬼たちは、まだシズカを解放するつもりはないようだ。
場所を入れ替わって、再びシズカの若い肉体を貪っていく。
シズカの口から悲鳴が上がったようにも思えたが、もしかすると快楽を期待する喜悦の声だったかも知れない。
信じられないという表情のトモエを見下ろして、デルモアが勝ち誇ったように言った。

「これでわかったね? もう彼女はきみが知ってるシズカじゃないんだ。心配することはない。彼女はね、鬼に犯される快楽を受け入れてしまったんだ。これはシズカが望んでいることでもある。とめることはないんだ」
「……」

そこでデルモアは、またトモエの顎を持ち上げてその顔を覗き込んだ。

「きみもいずれそうなる。シズカはきみより早くそうなっただけだ」
「わ、私は……そんなことには……」
「シズカも最初はそう言っていたよ。ま、そのうちわかるさ」
「あ、ああっ、動かないでくださいっ……!」
「そうもいかんさ」

デルモアは小さな律動を繰り返している。
錆びた鉄のような匂いが強まっていた。
もうトモエの股間もデルモアのペニスも血にまみれているのだろう。
トモエの腰を押さえ、デルモアはゆっくりと男根を突き入れていく。

「んあ……あっ……くっ……いっ……たいっ……あうっ……あくっ……」

まだとても痛みがなくなるところまではいかないだろうが、それでも慣れては来たらしい。
トモエの身体から緊張が少し抜けていった。
身体に力を入れたままでは疲れ切ってしまうこともあるのだろう。
それを見たデルモアは少しずつ腰の動きを大きくしていく。

「あ……」

トモエの身体がピクンと小さく跳ねた。
デルモアの口が、揺れる乳房を捉えたのだ。
唇でちゅううっと乳首を吸い上げ、舌でころころと転がしている。
ジーンとした痺れるような快感が乳首から胸全体へ広がっていく。
膣を擦られる痛みを相殺するほどではないにしろ、気を紛らわすことは出来た。
デルモアの手が、ぐっと大きな乳房を握り、揉みこねた。

「ああ……」
「おっぱいは気持ち良いだろう? まだマンコは痛いだろうけど、なるべくそっちは考えないように。痛くなくなってきたらそっちに意識をもっていくんだ」
「あ……、はい……」

返事をしてからトモエは真っ赤になった。
また恋人同士のような会話になっている。
返事などしなくていいのに。
ただ「もうやめて」と言えばいいだけなのに。

それでも、デルモアの巧みな愛撫で膣への痛みへの意識が薄れていく。
乳房を優しく揉みしだかれ、脇腹や、浮いたあばらをなぞられ、首を舐められる。
そのどれもが、ゾクゾクするような心地よさだった。

「んっ……あうっ……いたっ……ああっ……うんっ……んっ……ああ……」

デルモアはじっくりとトモエの顔を覗き込み、その表情に官能の色が浮かんでいれば強く深く突き、苦痛に苦悶していれば
ゆっくりと浅くしていく。
そうして馴らされていくうちに、トモエの方も痛みが収まってくる。
痛いことは痛いが、激痛というほどのものではなくなっていた。そしてデルモアの挿入も深くなっていく。

「あ、あ……うんっ……あっ……あんっ……んんっ……んくっ……」

男根の抜き差しもよりスムーズとなり、カリが掻き出す液体も、血だけでなく蜜も少しずつ混じってきている。
初めての行為でここまでいくことは滅多にないだろうが、事前にシズカの激しい痴態を見せられて性感が高まってしまって
いたことと、デルモアの優しい愛撫に肉体が敏感に反応してしまったことも原因になっている。

「あ、うんっ……あっ……あっ……ああっ……んく……ああああああ……」

男の腰が引かれ、媚肉からペニスが顔を出すと、やはり血が薄まっている。
まだ傷口は塞がっていないだろうが、膣内部は確実に男根に呼応し始めていた。
ペニスを包み込むように襞が絡み、うねうねとくねりだしている。

「もう絡みついてきてるよ。さすがにトモエだ、いいオマンコしてるね」
「そっ、そんな恥ずかしいこと言わないで! んっ……あくっ!」
「きつくて最高だよ。中もだんだんと濡れてきた」
「ああ……」

顔が上気し、頬が真っ赤になっている。
羞じらいのせいか、息んでいるためなのか、見ただけではわからなかった。
しかしトモエの肉体は、少しずつ男の身体に馴染み、その動きや大きさ、硬さなどを学習していく。
出来るだけ痛みのないように、そして快感を得られるように蠢いてくる。

デルモアは舌を巻いていた。
この女、肛門の良さはまるで排泄器官とは思えぬほどだったが、膣の方も最高レベルのようだ。
しかもこの身体。
よくもまあ、今までヒノモトの男どもが放っておいたものだ。

「いい身体だよ、トモエ。きみは最高だ」
「そっ、そんなこと言われても……知りませんっ……あ、胸っ!」

デルモアが音を立てて乳首を吸い上げると、トモエは感じ入ったように打ち震えた。
口を離すと、ぷるんっと乳房が震えて波打ち、唾液で濡れた乳首が疼いた。

「おっぱい揉まれながらだと少しはマシだろう?」
「……」
「ふふ、まだそこまでいかないか。まあいい、最初はそんなものさ。緒戦は僕も早く片付けよう」
「それって……」
「出すよ、このまま」
「だめっ……!」

トモエは顔を青くして叫んだ。
それだけは許してはならなかった。
デルモアが切り返す。

「大丈夫なんだろう? 中に出されてもきみが孕むことはない」
「……」
「子宮……子壺も護符で守られているんだね?」
「ど……どうしてそれを……」
「ならいいじゃないか。出すからね」
「で、でもいや! 中に出すなんて……」
「いやでも出すんだよ。だいたい、トモエのオマンコが僕のペニスに絡んで離してくれないんだよ」
「そ、そんなことありませんっ」

デルモアが「射精したい」と言った瞬間から、トモエの膣の締まりが一層に強くなってしまったのは皮肉だった。
というよりも「中に出される」と知って、膣の方が反応してしまったのだろう。
精子を出されると言われたことで、トモエの意志は無視して肉体の方が受胎準備を整えてしまうのかも知れない。

「あああ、だめだめ……お願いです、中は……中だけは……」
「妊娠しないならどこに出しても一緒さ」
「そんな……ひどい……」

執拗に何度も「射精する」と言われ、出されることを意識してしまったためか、収縮が激しく強くなっている。
哀願するトモエの声も表情も、デルモアを煽るだけだった。
まだまだ狭い膣道の圧力を押しのけるようにして、一層に硬くなったペニスが媚肉を抉る。
あまりにも甘美なトモエの締め付けが、デルモアの肉棒を締め付ける。
すぐにでも射精させろとばかりに、男根がびくびくと痙攣し始めた。

「よし……出す」
「だめ! 中、だめえ!」

トモエは強く目を閉じ、また涙が零れた。
デルモアはトモエの裸身を大きく揺さぶるように突き上げ、大きなストロークで奥まで貫く。
抜き差しの速度が増したことを知り、トモエが「ひっ!」と脅えた。
経験はなくとも、実感で男の射精が近いことがわかるのかも知れない。

「だめ、出さないで! お願いっ!」

デルモアの肉棒がトモエの胎内でまた一回りぐぐっと太くなる。
脅えたように、トモエの膣がきゅうううっと引き締まった。
絡む襞を引き剥がすように大きく腰を使い、ペニスを素早く突き刺していった。

「うおっ……で、出る!」
「あ、いやっ……だめっ……ひっ……だめだめだめええええっっっ……!」

懸命の懇願にも関わらず、デルモアはトモエの膣内で射精した。
大量の精液が勢いよく放たれ、トモエの胎内を汚していった。
それでもトモエの膣口と中の襞が激しくデルモアの男根に絡み、締め付ける。
それに応じて射精も続いていった。

「いやあああっっ……熱い、熱いっ……出てる……ああっ、出てるわ……そんな、ひどい……ああ、こんなにたくさん……」

びゅくびゅくと音がしそうなほどに激しく射精されている。
こじ開けた媚肉の収縮に合わせ、デルモアは精液を流し込んでいく。
トモエの腰を抱え、ぴったりと腰を押しつけて、出来るだけ奥に射精していった。

「ああ……、もういやあ……」

トモエは、御札の貼られた子宮口に噴き出されてくる精液の熱さと濃さを、涙の中で感じていた。

「シズカ……、シズカは……」

涙に濡れた目で、天井のスクリーンを見やる。
そこでは、まだシズカが鬼の餌食になっていた。
また両方の穴を好き放題に抉られ、手には他の肉棒を握っている。
今度は犯されるというよりも、自分から積極的に動いていた。
その顔は肉の悦楽に歪み、口からははしたない嬌声しか出て来ない。

「いいっ……いいわよ、あんたのっ……ひっ、鬼のチンポ……いいっ……」


      戻る   作品トップへ  第五話へ  第七話へ