「ほら、蘭姉ちゃん、外を見なよ」
「……」

促され、蘭はおずおずと扉の方に顔を向ける。
いたのは、コナンを迎えに行ったはずの圭太と、にやついている菊池健だけだった。

「コ、コナンくんは……」
「来てないよ」

それを聞いて、蘭の肩が落ちた。
全身から力が抜けるのがわかる。
はあっと、深く長い吐息が出た。
ホッとしたのだ。

扉を軋ませて、圭太と健が入ってくる。
どうやらコナンを呼び寄せるというのは拓馬の思いつきからの策略で、蘭を貶める
ためだったらしい。
完全に閉じられたのを確認して拓馬が耳元で言った。

「よかったね、蘭姉ちゃん。コナンに見られなくてさ」
「……」
「それともあれ? 見て欲しかった?」
「そんなわけ……ないでしょ……」
「へえ、そうなんだ。俺たちにはしっかり見られてるのに、コナンには見られたく
ないの。嫌いなんだ、コナンのことが」
「馬鹿なこと言わないで。あたしはコナンくんが好きよ。あんたたちなんかより
ずっと……」
「……女ってさ、嫌いなやつに弄ばされたり犯されたりすると燃えるってホント?」

蘭はびっくりしたように拓馬を見た。

「だって蘭姉ちゃんも、嫌いな俺たちに散々いやらしいことされてるのに、悲鳴も
上げないで喘いでたし」
「喘いでなんか……」
「おっぱい揉まれてさ、マンコいじられて、こんなに濡らしてたくせに」
「……」

拓馬が、蘭の蜜で濡れた指を見せつけると、蘭は顔を背けた。

「ま、いいや。ところでさ、コナンに見せつけなかったら、何でもしてくれるって
言ってたよね」
「……」
「返事は?」
「言ったけど……、でもそれは……」
「……」

言い返そうとした蘭だったが、無表情の拓馬の顔を見て口ごもった。
ここでヘタに反抗したら、今度こそコナンを呼ばれるかも知れない。

「口でしてもらおうかな」
「……口?」
「まさか知らないとは言わないだろうね」

拓馬はいささかおどけたような口調で言った。
大輝や健は「おお……」とどよめいている。

「フェラだよ、フェ・ラ・チ・オ。知ってるでしょ? それとも経験済みかな?」
「バカなこと言わないで!」

蘭はキッとした表情で怒って見せた。

経験はあった。
それもイヤと言うほどだ。
フェラというより、強引にされたイラマチオばかりだった。
実際には、催眠状態にある時、レスリーに対して自主的に行なってはいたが、その
記憶は蘭にはない。

「ひ……!」

蘭は息を飲んだ。
目の前にはリーダー格の拓馬が仁王立ちになっている。
少年は、もうズボンと下着を下ろしており、下半身は裸だった。
問題はその股間に立っていた性器である。
とても小学生のものとは思えなかった。
「おちんちん」などという可愛らしい名称とは似つかわしくない、見事な男性器
だったのだ。

さすがにサイズは、過去に蘭を蹂躙してきた牧田やミシェル、あるいはレスリーと
いった性豪たちとは比較にならない。
それにしても、もう完全に勃起しているそれは、長さ15センチくらいはありそうだ。
太さも3センチ以上はある。
以前、長さ20センチ以上、太さ5センチクラスのもので何度も犯されたことを思
えばどうということはないだろうが、小学生としてはかなりのものだろう。
しかし形状はもう立派に男根だ。
特に、膨れた亀頭を覆っているはずの包皮は完全に剥けている。
そこからは、気の早いことにもう透明な汁が漏れ出ていた。
それでいて、陰毛はまだあまり生えそろっていない。
陰茎の根元と陰嚢の付近に、縮れた長い毛が何本か繁っている程度だ。
そのアンバランスさが事態の異常さを物語っている。

「い、いやっ!」
「いや、じゃないよ。しろって」
「そんな、口でなんて……」
「それくらいで恥ずかしがってどうするよ、これからもっと恥ずかしいことされるん
だぜ。それに黛のことを忘れてもらっちゃ困るな」
「ひ、卑怯よ……」
「言われ馴れてるよ。いいからしろ。帰りがどんどん遅くなるぜ」

蘭が圭太の方を見やると、少年は俯いて肩を震わせている。
泣いているようだ。
この場を乗り切るためには、そして彼を助け出すには、もう他に手段がないらしい。

蘭の覚悟が決まったのがわかったのか、拓馬は腰をぐっと突き出して、蘭の震える唇
の近くに突き出した。
蘭はのろのろと腰を上げ、少年の前に膝を揃えて座り直した。
そして目をつむり、顎を少し持ち上げた。

「うむっ……むっ……ぐっ……」

唇にペニスを押しつけられた蘭は、一瞬、身体を引いて逃げようとしたが、少年は
すぐにその頭を両手で押さえ、なおも押しつけてきた。
柔らかい唇を硬くなった肉棒で押しつぶされた蘭は、怒りの感情を込めた目で拓馬を
睨みつけたが、少年は何のことはないという風に腰を捩ってくる。
美少女は、小学生のものをくわえさせられるという屈辱に胸を灼きながらも、仕方
なく唇を開き、その先端を口に含んだ。

「うぐっ……んんっ……」

ぬるっと咥内に入り込んできた拓馬のペニスは、柔らかく生暖かい粘膜の刺激を受け
て、たちまちの上に膨張し、膨れあがってくる。
太くなったそれは、蘭の唇の端を裂くほどではないものの、充分な太さがあった。
そして硬かった。
びんびん、というよりも、びきびきに硬く勃起している。

「っ……、柔らかくて気持ちいい唇だね」

拓馬はそう言いながら、蘭の頭を押さえて腰を突き出していく。
先端が上顎を擦る感じが気持ち良かった。
くわえたままで、いつまでも口唇愛撫を始めようとしない蘭に拓馬が叱責した。

「……やり方は知ってるんでしょ? 手は使えないだろうけど、顔を動かして舌を
使いなよ」
「んっ……んん……うっ……」

蘭の顔がゆっくりと前後に動いていく。
勃起した熱い肉棒が唇を擦りつける感覚が気持ち悪かった。

「舌を使えってば。ちんぽに絡めたり舐めたりするんだよ」
「……んっ……ちゅっ……ん、んむ……んふっ……」

唾液をまぶしながら、柔らかい舌が肉棒を這っていく。
頭もゆっくりと前後運動しており、唇からも快感を送り込んでいた。
そのたびに、蘭の初々しい美貌が悔しそうに歪むのがわかる。
それがまた拓馬の快感を増していった。

類い希な美少女の唇を犯している。
少年にもフェラされたことはある。
親のあてがった女で経験済みだ。
とはいえ、大輝や健と組んで集団レイプするようになってからは初めてである。
強引に凌辱するのだから、女にその余裕はなく、ヘタに突っ込んだら噛み切られる
恐れもあったからだ。
フェラはどうしても、女の側が受け入れてないとさせられないものなのだ。
積極的にさせるか、こうして脅す以外には手はない。

蘭が苦しそうに鼻から息を漏らしつつ、懸命に拓馬のものをくわえている光景に、
見物している少年たちも異様に興奮していた。
大輝も健も、盛んに携帯を近づけ、その様子を撮影している。

(い、いやっ……写真はいや……お願い、撮らないで……こんな恥ずかしい格好、
撮らないで……!)

シャッター音がするたびに、蘭は身を捩り、目と瞑った。
小学生の性器をくわえている浅ましい姿を撮影される。
そう思うと、頬を中心に全身が真っ赤になるほどに熱くなってくる。
頭の中まで白く灼けそうだ。
それでいて、ぞくりとするような痺れが背筋を走る。
なぜか股間が、そしてお腹の奥の方が熱を持ってくる。
とろりとした粘液が、膣奥から滲み出てくるのがわかった。

(ああ……、あ、あたし……)

よく張り詰めた乳房が揺れるほどに鼓動が高まっている。
心臓がどきどきして破裂してしまいそうなくらいに興奮しているのがわかる。
パシャッと音がするごとに、膣がきゅんっと締まった。
蘭は、自身の身体の変化に絶望していった。
圭太も、半ば口を開けたまま呆然とその様子を見ていた。
股間はズボンを押し上げるように屹立しているのがわかる。

「ふっ……ふむっ……んんっ……んちゅっ……んっ……んう……」

最初は嫌々していた蘭だったが、覚悟を決めたのか、徐々に動きが変わってきた。
唇を窄め、顔を前後させるだけだったのだが、このままでは埒があかないと思った
のだ。
すぐに射精すると思っていたのに、拓馬は平気な顔をしている。
このままいつまでも口にしているのもイヤだったから、さっさと終わらせようと
したのだ。
舌で亀頭やカリの根元をねぶり、サオをねっとりと舐め回す。
こねくり方は、男どもに指導されてわかっていた。

「おっ……調子出てきたね、蘭姉ちゃん。いいよ、いいよ、やっぱ経験ありそうだね」

拓馬はまだ余裕のような口ぶりだったが、ペニスがぎくんと震えたのを見ると、確実
に快感は増しているようだ。
顔にも、時折、眉間に皺が走る。
そうした傾向は、男の射精が近づいているのだということを、蘭は経験則で知って
いた。
だから、その愛撫にも熱がこもった。
これで手が使えれば、根元やサオをしごいたりして、さらに早めることが出来るの
だが、後ろ手に手錠されている現状では口だけでどうにかするしかない。
子供に奉仕を命じられる屈辱感も、その姿を撮影される羞恥も、すべてが官能へと
高められていく。

「ん、んんっ……んぐっ……んふっ……んっ……むうう……ぐっ……」

いつしか蘭の頬がぼぅっと赤く上気してきている。
子供の性器とはいえペニスには違いない。
思春期を迎え、性徴もしている。
舌を這わせる亀頭からは、ねっとりしたカウパーが溢れており、その臭気が彼女を
さらに昂ぶらせていった。

蘭は顔を振り立てて肉棒を頬張り、舌を絡ませていく。
熱が入ってきた蘭の愛撫に、今度は拓馬の方が堪えきれなくなってくる。
小学生とは思えぬほどに経験を積んではいるが、想像を絶するような性地獄を経験
してきた蘭には及ばない。
技巧が稚拙だと叱責され、時には暴力まで振るわれ、泣きながら、喘ぎながら身体が
覚えた技術であった。

「くっ……ほ、ホントにいいぜ、蘭姉ちゃんっ……」

拓馬は我慢出来ず、蘭の黒い髪に手を突っ込み、その頭を掴んでがくがくと揺さぶ
った。
ペニスをその咥内にがんがんと打ち込んでいく。
敏感な先っぽが、頬裏や上顎、舌にぶつかり、得も言われぬ刺激が伝わってくる。
幼いペニスは蘭の口の中でびくびくと震え、悶え、今にも破裂しそうに膨れあがり、
放出したがっている。
目を堅く閉じつつも、懸命に肉棒をくわえている蘭の美貌が引き金となった。

「おっ、で、出るっ……!」
「んんんっ!」

少年の声を聞いて、蘭は慌てたように顔を振りたくった。
早く口からペニスを出せ、と言いたいのだろう。
このまま口に出されるのはイヤだった。

しかし拓馬はもとよりそんな気はないらしく、蘭の顔を両手で挟み込んで自分の腰に
押しつけている。
そのまま腰を揺さぶって蘭の咥内深くを突きまくると、ぶるるっと腰が震えた。

どっびゅっ、どぷぷっ。

「んんっ!?」

咥内に熱い粘液が放たれると、蘭は目を見開いて呻いた。
離れようとするのだが、拓馬はがっしりと顔を掴んで離そうとしない。

どびゅっ、どびゅっ。
びゅくっ。

「くっ……飲め! 飲めよ、お姉ちゃんっ!」
「んっ、ぐぐっ……んうっ……くんっ……ごくっ……」

少年とは思えぬほどの量が射精され、たちまち口の中が粘つく。
なおも続々と注がれて呼吸困難となった蘭は、とうとう喉を鳴らした。
鼻から吸った酸素と共に、少年の精液が喉から食道へと流れ込んでいく。
あまりの快感に腰と足が痺れ、つい拓馬が力を抜くと、蘭は頭を大きく何度も振っ
て、ようやく少年の腰から逃れた。

「ぷあっ……ぐっ……ごほっ……」

粘った精液は飲み込みにくく、吐き出しにくかった。喉にひっかかった精液はなか
なか上へと戻ってくれず、いっそ飲み込んでしまおうとしても、流れ込んでくれ
なかった。

ぴゅるっ、びゅっ。
びゅるっ。

口から飛び出すように外へ出た拓馬の肉棒は、硬度を保ったまま、なおも射精を繰り
返していた。
噴き出した精液が蘭の顔を汚していく。
ようやく射精が終わり、蘭も口の中の精液を吐き出し、喉のものも何とか飲み下した。
それでもその臭気と味に胸がむかむかする。

「な、なんてこと……なんてことするの!」

蘭は唇から精液を滴らせたまま怒った。

「こ、子供のくせによくもこんな……」
「その子供のものをくわえて精液飲み込んだのは誰なんだよ」
「あ、あの状態じゃしょうがないでしょ! 許さない……絶対許さないからっ」
「威勢の良いこって。その元気がありゃまだ大丈夫だろ」
「何がよ!」
「まさか俺だけで終わりってこともないっての。おい菊池、高橋! いいぞ」
「待ってました!」

ふたりの子分が喜々として駆け寄ってきた。
フェラする蘭を見て自慰していた途中だけに、もうペニスは勃起しきっている。
蘭の顔がまた青ざめた。

「あ、あなたたちまさか……あなたたちまで」
「当たり前だよ。あんなの見せられちゃ我慢できないよ」
「拓馬さんの許可も出たしね、しっかりくわえてよ蘭姉ちゃん」
「い、いやよ! あっ!」

まだ精液で汚れたままの蘭の美貌が、少年たちの青い性欲に火をつけた。
散々愛撫され崩された上、小学生にフェラして射精を受けた蘭の肉体はもろかった。
抵抗は形ばかりとなり、たちまち健と大輝にまとわりつかれる。
拓馬の、亀頭が完全に露出したおとな顔負けのペニスとはさすがに差があった。
健のそれは仮性包茎だった。
まだ亀頭を包皮が覆っており、辛うじて先っぽが顔を出している状態だ。
少年はそれを自分で剥いて、亀頭を露出させた。
ぬるりとした透明な粘液が垂れていく。

「やっ……く、臭い……」

恥垢が溜まっていたらしく、胸が悪くなるような悪臭がする。
そんなものを顔に近づけられ、あまつさえ口に入れようとしているのだ。
唇を堅く閉じて抗っていたが、業を煮やした健が蘭の鼻梁の通った鼻を摘んでしまう。
しばらくは耐えていたが、すぐに酸素を求めて口を開けてしまうと、そこに健が突っ
込んできた。

「むぐっ!」

また蘭の心に怒りが込み上げてきた。
このまま噛み切ってやろうかとも思ったが、さすがにそれは出来ない。
犯罪者どもならともかく、相手は小学生なのだ。
いや小学生とはいえ犯罪行為をしているのだが、それでも、そこまでしてしまうこと
にはためらいがあった。
この場面で蘭が健のペニスを噛みちぎってしまえば、とんでもないスキャンダルに
なることは確実である。
蘭自身のためになるとは、とても言えなかった。

「うはっ、あったけえ……!」

蘭の口に挿入し、その咥内粘膜にペニスを触れさせた健が呻いた。
柔らかいそこは、膣とはまた違った心地よさがあった。
何より、少女の屈辱で歪んだ美しい顔がすぐそばにあるというもの良かった。
突っ込んだばかりだというのに、健のペニスはたちまち限界いっぱいまで膨らんで
いく。
亀頭が震え、カウパーが絶え間なく零れだした。
そんな健の呻き声を聞いて拓馬が笑った。

「おいおい菊池よ、もう出ちまうのか? おまえ早漏かよ」
「そっ、そんなこと言ったって拓馬さんっ。あっ、気持ちいいな、これ……。お、
俺、口でさせるの初めてなんすから」
「そうだったな」
「しかも相手が憧れの蘭姉ちゃんですよ。我慢しろって方が無理ってもんです」

蘭の口に入れた途端、快楽に顔を歪め、呻いている相棒を見て、大輝が不満げに
言った。

「は、早くしろよ。俺だってもうしたいよ」
「待ってろよ! こんな美人の姉ちゃん相手にこんなこと出来るなんて滅多にねえん
だ。出来るだけ頑張ってやるんだ。……でもな、気持ち良すぎて、とても我慢でき
そうにねえや。もうちょっと待ってろ」
「もう待てないよ! じゃあ俺はこれで……」
「っ……!?」

蘭は髪を引っ張られ、その苦痛で顔を歪めた。
見れば、大輝は蘭の長い髪を掴みながら、その手でオナニーを始めていた。
さらさらした髪が少年の性器に絶妙な刺激を与えているようで、大輝のペニスもあっと
いうまにびくびくと痙攣し始めた。

「……高橋、おまえマニアックだな。そんな趣味があったんかよ」
「いや、こんなことするのは初めてですよ、拓馬さん。でも、蘭姉ちゃんの綺麗な髪を
見てたら、なんかこうしたくなってきて……」

髪フェチというやつだろうか。
しかし、蘭の美しくしなやかな黒髪を見ていると、その気持ちもわかる。
触らずとも見ているだけでさらさらしていそうなその髪は、いかにも心地よさそうで
ある。
大輝は顔を真っ赤にして、髪を持った右手で自分のペニスをしごいていた。

「おおー、もうだめだよ、俺。で、出ちまいそうだ」
「俺もだよ、健。く、くそっ、我慢できねえっ!」
「んんっ……んむうっ……!」

口に入った健のペニスがぐぐっと膨れあがるのを舌で感じた蘭は、そこから逃げよう
としたが、やはり少年ががっしりと頭を押さえ込んでいた。
射精される、と思った次の瞬間、舌でそれを押さえようと亀頭を覆った。だが、その
舌を押しのけるようにして精液が噴き出してきた。

「んむうっ!」

嫌がって顔を揺さぶったのだが、それがかえって健のペニスを刺激してしまうことに
なった。
頬の粘膜や舌に擦りつけられ、少年の性器は呆気なく精液を吐き出した。

どぴゅっ、どびゅびゅっ。
びゅくくっ。

「のっ、飲んでっ! 蘭姉ちゃんっ、精液飲んでっ!」
「んんん〜〜っ!」

いやっと叫んだつもりだったが、声にならなかった。
代わりに、どっとばかり溢れ出した少年の精液が咥内に吐き出され、また口の中が
粘ついた。
目を白黒させながら、健の青い欲望を飲み下したが、ペニスをくわえた唇の隙間から
もぼたぼたと零れていった。
続けて、髪コキしていた大輝も発射した。

「でっ、出るっ!」

びゅるっ、どぴゅっ、どくどくっ。

思わず目を閉じた蘭だったが、そうしなければ、大輝の精液がもろに目に入っていた
かも知れない。
勢いよく射精された大輝の精液は、びしゃっと蘭の右頬に直撃し、瞼の上や鼻の横
にも引っかかった。
溢れた精液は、大輝自身の右手と、蘭の黒髪まで白濁で汚していく。

「……」

ふたりの少年が思うさま射精し終えると、蘭はぐったりと白い裸身を横たえた。
息が荒く、隆起した胸が鼓動に合わせて上下運動を繰り返している。
半開きの唇からは、飲みきれなかった精液が糸を引いて垂れており、股間はしどけ
なく開かれていた。
顔からも精液が垂れている。
三人の少年たちの精液をたっぷり受けた蘭は、倒錯した官能にまみれ、朦朧として
いた。
レスリーの治療をさぼっていたこともあって性欲が堆く溜まっていたこともあるし、
異常な状況で虐待を受けたこともあって、少女の官能は押さえがたく昂ぶってしまっ
ていた。
一方の少年たちは、力なく倒れ込んだ蘭の肢体を見て、またその欲望の火が燃え上が
るのを感じていた。

「拓馬さん……」
「わかってる。やるぜ」
「ま、またいっぺんにですよね?」
「いや。これだけの女だ、まずは俺ひとりでやってみたい」
「そんなあ」
「慌てるな、その後すぐにやらせてやるから」

ここまでの美少女である。
拓馬はまず自分で好きに扱ってみたかった。
もちろんそのうち、三人で同時に嬲ってやるつもりだ。
健と大輝が離れると、拓馬は仰向けに転がっている蘭にのしかかっていく。
両脚の間に右足を割り込ませ、股間をさらに開かせた。

「蘭姉ちゃん、いよいよ本番だぜ。セックスしようぜ、セックス」
「だめよ、そんな……。しょ、小学生なのにそんなこと……」
「気取るなよ、蘭姉ちゃん。あんただって、もうマンコ濡らしてるじゃないか」
「そんなこと……」
「あるんだよ。ふふん、さっき散々身体をいじくられたからか? おっぱい揉まれて
マンコいじくられて気持ち良かったんだろ?」
「違う……」
「それともあれか? ガキのチンポくわえこんでるうちにおかしくな気分になって
きたってわけか。綺麗な顔して淫乱なんだな」
「違う……違う……」

拓馬は言葉責めしているつもりはない。
単に虐めてやろう、困らせてやろうとして、わざといやらしいことを言っているだけ
だ。
しかし、言葉で辱められると弱い蘭の精神は、その言葉に確実に反応していく。
小学生の蔑まれ、責められているという事実も、蘭の被虐官能を刺激し続けていた。

「じゃ入れてやるよ。お待ちかねのガキのチンポだぜ。だけどその前に……」
「……?」
「ひとつ聞いておこうかな。蘭姉ちゃんは処女なの?」
「……!」

カッと顔が染まり、蘭は顔を背けた。
小学生のくせに、何ということを聞いてくるのか。
そういう怒りも戸惑いもあったが、それ以上に、子供にそんなことを聞かれていると
いう自分の状況に、蘭の心はかき乱されていた。

「答えられないの? じゃあ入れちゃおうかな」
「ま、待って、それはだめよ!」
「じゃあ言ってよ。処女? それとも……」
「……」

そんなことを口に出来るはずもなかった。
それに、どうせ正直に答えたところで、この子供たちは自分をレイプするに違いない
のだ。

「……お答えなし、ね。ま、いいや、入れてみればわかるだろ」
「やめて……そ、それだけはしないで……あ、ああっ!」

濡れ濡れ……というより、蜜が滴り落ちている状態の膣に、拓馬のペニスがぐっと
沈んでいく。
何の抵抗もなく、少年の肉棒は膣肉をこそぐようにして内部へと進んでいった。

「ああ、だめっ……い、入れちゃだめよっ……あ、あああ、入ってくる……いやああ
……」

蘭は倒錯と恥辱の極地だった。
小学生に犯されている。
過去、幾多の屈強な男どもに凌辱されてきた蘭だったが、子供にレイプされるなど
初めてである。
今の今まで、性の対象としてなど考えたこともなかった。
その彼らに身体を悪戯され、口で欲望を処理され、あまつさえこうして犯されようと
していた。
最悪の現実を信じられぬまま、蘭の媚肉を小学生のペニスが貫いていった。
拓馬はがっかりしたような仕草を見せつつも、おどけて言った。

「……なんだ、やっぱヴァージンじゃないのか」
「え、マジっすか、拓馬さん!?」
「信じられねえ。こんな可愛い顔してるのに……」

失望したとも意外とも思えるような複雑な表情の手下たちに、リーダー格の少年は
嘯いて見せた。

「なあに、予想通りさ。これだけ美人なんだからな、もてないわけがない。高校生
くらいになりゃ男とやりまくりさ。な、そうだよね、蘭姉ちゃん」
「ひどいことばっかり……」
「なに言ってんだか。蘭姉ちゃんのマンコ、どろどろに熱くなってるじゃないか。
俺のチンポをしゃぶってくるのがわかるよ」
「う、うそっ……うそ言わないで!」
「うそじゃないさ。おお気持ちいい、絶品マンコだな」
「い、いやらしいことばっかり言わないでって言ってるのよっ……あ、あうっ…
…!」

子供にしてはよく張ったカリが、絡んでくる膣襞を振り切るように抉っていく。
拓馬が蘭にぴったりと腰を押しつけると、そのペニスは見事に根元まで埋まって
いた。
さすがに子宮にまでは届かなかったが、ここしばらくレスリーに抱かれていなかった
蘭にとっては充分な威力があった。

「……よおし、全部入ったよ、蘭姉ちゃん。ずっぽりとね」
「んんっ……ぬ、抜いて……抜きなさい、あっ……」
「んっ……それにしてもいいマンコだな、気持ちよくて仕方ないよ」

拓馬はそう言って、埋め込んだ腰は僅かに引くと、また一気にずぶっと奥へと突き
込んだ。

「あう!」

びぃんと痺れるような快感が胎内に沸き起こり、背筋を走って頭まで抜けていく。
膣奥が熱くなり、子宮まで蠢いているのがわかった。

「マジでいいな。突っ込むときゅうきゅう締め付けてきやがる」
「や……は……やめ、て……抜いて……ああっ!」

蘭の声を振り払うように、少年は腰を揺すり始めた。
ぐいっ、ぐいっと腹の方へ抉り上げるようにして腰を使い、膣肉を犯していく。
拓馬と蘭の腰がぶつかる肉の音と、結合部を濡らす粘った蜜の立てる水音が響いて
いた。

「あ、ああっ……う、動かないでっ……ひっ……あっ……あうっ……あっ……」
「喘ぎ出したね、蘭姉ちゃん。気持ちいいのかい、小学生の犯されてるのに」
「だ、誰が気持ちよくなんか……あっ……い、やっ……ああっ……」

苦悶と妖艶さの入り交じった美貌を見ながら、拓馬は思いきり腰を使っていく。
抉り込んだペニスは、ふやけた媚肉にその硬いサオを擦りつけ、少女の胎内を蹂躙
した。
蘭の媚肉からは新しい愛液が次々とわき上がり、ふたりの腰を汚していく。

「おっ……気持ちいいな、これ……。どうだい蘭姉ちゃんも気持ちいいだろ?」
「い、いやよ、あうう……いっ……あああ……」

虚ろになっていく心を必死に呼び起こしながらも、蘭は次第に酔っていった。
今ひとつ、今一歩きつく責められたら、あられもない喘ぎ声を上げ、よがってしま
いそうだった。
それを食い止めているのは、小学生に犯されているというあり得ない状況に対する
反発と恥じらいだった。
しかしそれは、同時に彼女を倒錯的な官能の渦へも巻き込んでいくのだった。

「だっ、めっ……あっ……そ、そんなに動いちゃ……あっ……ううんっ……」
「くっ、おいおい蘭姉ちゃんっ、締め付けすぎだっ……俺、出ちまうよっ」
「だめ、そんな……あっ……もうやめて……ああっ……」

蘭のしどけない喘ぎと聞いて、拓馬の肉棒はどんどんと硬く張り詰めていく。
膨張しきったそれは、今にも二度目の射精をしそうなほどに興奮しきっている。
そこを我慢して、硬いもので蘭の柔肉を擦り、抉っていった。
蘭の締め付けがますますきつくなる。
そして周期的になっていった。
さすがの拓馬も堪えきれず、思わず先走りがびゅっと噴き出してしまった。
それが引き金となった。

「おっ、俺だめだ、もう出るっ! 蘭姉ちゃん、いいなっ!?」
「やあっ……しないで、出さないでっ……抜いてぇぇ……あああ……」
「んんっ!」

拓馬は息を堪えて腰を振り、熱くとろけきった蘭の膣を深く貫いた。
両手で蘭の両腿を押さえ込んで大きく開かせ、腰をぴったりと押しつけるように
して律動する。
本能的に、出来るだけ深いところでの射精を望んでいるのだ。
それまでの大きな突き込みから、短くも速い動きに変わった。
射精しようとしている。

「でっ、出る出る出るっっ……蘭姉ちゃんの中で出すっ!」
「だっ、だめえええっっ!」
「くおっ!」

きゅううっと激しい収縮を受け、ぎんぎんに勃起し膨張した肉棒は、さらに亀頭部
が一回り大きくなってぶるっと痙攣し、一気に精液を蘭の中に放っていった。

「いやああああっっ!!」

どっびゅうっ、どぶどぶどぶっ。
どぴゅっ、どぷどぷっ。

蘭は、絶叫とともに熱い精液を膣内で受け止めた。
熱く滾った若い精液が、少女の膣内に奔流となって流れ込んでいく。

びゅるるっ、びゅくっ、びゅくくっ。

「でっ、出てるっ……いやあっ、抜いて、抜いてっ……!」

拓馬は蘭の両腿を押さえつけたまま、何度も何度も腰を揺すって射精を繰り返した。
陰嚢がぐぐっと体内に潜り込んでいく。
精嚢にあった精液をすべて注ぎ込むような勢いで、蘭の膣内を精液で染めていった。

「よ……し……」

ようやく射精を終えると、満足げな顔で拓馬は肉棒を抜き去った。
蘭の膣は、まだ拓馬のペニスの断面の形を保ったまま、そこからどろどろと精液を
逆流させている。
それを見せつけられていた大輝と健がどもりながらねだった。

「た、拓馬さん、もういいでしょ!?」
「お願いしますよ、俺たちにも……」

拓馬は、まだ勃起したままのペニスをしごきながら小さく頷いた。

「……いいだろ。よし、やっていいぜ」

その言葉を待っていたふたりの小学生は、奇声を上げて毛利蘭に飛びかかって
いった。



      戻る   作品トップへ  第三話へ  第五話へ