「どこへ行く」

後ろから声を掛けられ、ハッとして聡子は振り返った。
平次が彼女を守るようにして、声に正対する。

「誰や!?」
「それはこっちの台詞だぜ。今夜は外出禁止と聞いてなかったか?」

逆光のせいか、月明かりの中でも姿がよくわからない。
来ているものが真っ黒なこともあるだろう。
声からして、男ということはわかる。

「邪魔しないで!」

聡子が前に出て叫んだ。

「もう……、もうこんなことやめるのよ! いくら恨みがあったって……、島の
ためだと言ったって……、蘭ちゃんたちには、いいえ、この人たちには何の罪もない
でしょ!」
「今さら何を言うのだ」

黒装束の男は、隆久と同じことを言った。

「まさかおまえ、島を捨てる気じゃあるまいな」
「わ、私は……」

聡子と黒子が対峙している間、コナンと哀は周囲にさっと目を走らせた。

「服部、どうも囲まれてるらしいぞ」
「わかっとる。何人くらいや?」
「わからないわ。でも、4人や5人じゃなさそうね」
「……どうする?」
「抵抗は無意味みたいね。みんな刃物持ってるわよ」

哀の指摘通り、みんな何やら手に得物を持っているようだ。
それが時折、月光を反射している。
大きな蛮刀らしいものもあれば、小振りのナイフのようなものもある。
一方、こっちは丸腰だ。コナンの仕込み腕時計から睡眠薬針を発射するにしても、
こう人数が多くては意味がないだろう。

「万事休す、か」
「ここはいったん、おとなしゅう捕まるしかないやろ。内部に連れ込まれればチャ
ンスも出来る」
「……そうならいいけど」
「きゃあ!」

聡子の悲鳴が上がった。
3人ほどの男に身柄を抑え込まれている。

「何さらすんや!」

勇ましく平次が掴みかかったが、すぐにその手が止まった。
後ろからナイフを突きつけられ、のど笛に刃を当てられている。

「……おとなしくしろ、殺しはしない。すぐにはな」
「……」

聡子は猿ぐつわされ、縄で縛られて、大柄な男に担ぎ上げられた。
足をばたつかせて暴れているが、大男は何でもないかのように突っ立っている。
コナン、平次、そして哀までも手拭いで口を塞がれ、後ろでに縛られた。
汚れた手拭いの埃が口や鼻に入り込み、哀は咳き込んだ。

「ついて来い。逃げようとしても無駄だ。ま、死にたければ逃げてみてもいいがな」

────────────────

2年後。

蘭たち一行はまだ神巫子島にいた。
行方不明となり、遠山家、服部家、そして阿笠博士に小五郎、妃英理が相次いで
警視庁へ捜索依頼を出している。
特に、大阪府警の大物である服部本部長の息子と遠山刑事部長の娘の消息が消えた
とあって、マスコミも大騒ぎとなった。
府警幹部の子息誘拐として、怨恨や陰謀説がまかり通った。
コナンや蘭たちは、そのとばっちりではないかという憶測である。

府警から要請もあって、警視庁としても面目を掛けての一大捜査陣を編成したが、
まだ行方はつかめていなかった。
旅先の神巫子島という名前は聞いていたし、また御蔵島役場で蘭たちは神巫子島へ
渡ることを告げているのだ。
当然、捜査は神巫子島に入ったのだが、何の手がかりもなかった。
島民は、蘭たちは島に一泊して翌日夕方に出る御蔵島発の船に乗ったと口を揃えて
証言していた。

帰りは役場に顔を出さなかったらしく、職員たちは蘭一行を見ていない。
心配はしていたらしいが、後で調べてみると、乗客名簿にはちゃんと蘭、コナン、
哀、和葉、平次の自筆と思われるサインがあり、無事に帰ったらしいと思ったようだ。
警視庁では、捜査一課の目暮班を専従にして捜査員を送り込んだ。
佐藤刑事、高木刑事、白鳥警部らも、神巫子島と御蔵島を徹底的に捜索したのだが、
何も出てこなかった。
確かに蘭たちが神巫子を訪れた形跡はあったし、それは島民も認めている。

ただ、島民は「帰った」と主張しているのに対し、警察はどこかに監禁されている
という見解に相違があった。
神巫子の人たちは「疚しいところはないから、好きに捜査してくれ」と言って、
ほぼ全面協力した。
神社だけは「神聖な場所」として、立ち入りを拒んだが、それも折れた。
そして、明らかに内部へ入り込んだ形跡を発見したのだが、島民はそれに怒って
見せた。
ここは神巫子の人でも限られた者しか入れない。
なのに、よそ者が勝手に入った。
だからこそ天罰が下り、いずこかへ消えたのと主張したのである。

無論、刑事たちはそんな妄想は信じず、神社を含め、里も洞窟も調査した。
洞窟の骨は綺麗に片付けられていた。
古い骨片が少し残ってはいたが、「風葬のしきたり」で乗り切った。
その骨の提出にも応じた。
鑑識の結果は、30年以上の古い骨で、とても昨日今日に死んだものではない、と
いうものだった。

例のケシ畑も根こそぎ始末されていた。
跡地には明日葉が植えられていた。
収穫され、精製されたアヘンは大量にあったが、すべて密封されて海に沈められて
いる。
5年くらいしてほとぼりが冷めてから、また栽培すればいいだけだ。
島民にとって、警察の捜査があるかも知れないというのは折り込み済みであり、
こうした場合の対処法も事前に用意されていたのだ。

蘭たちは、捜査の入っている間中、別の島へ移されていた。
周辺には多数の小島が存在しており、いかに警察と言えども同時に捜査することは
不可能だった。
一度だけ絨毯捜査されたこともあったが、その時は漁船に乗せて沖へと逃れている。
結局、見つからなかった。
それから2年。
別の事件の発生もあり、捜査陣は縮小されたものの、依然、佐藤刑事たちは懸命の
捜査活動を続けていた。

────────────────

「ああ、もう……いやあ……」

蘭はわななく唇からそう言葉を発したが、涙も涸れ果てたのか、瞳は乾いていた。
抗ってはいるものの、どことなく無機な感もある。
半ば諦めてしまっているのかも知れなかった。
そうは言っても、切迫する生理的欲求は我慢しようもない。

「あ……、は、早く……早くっ……」
「早く? 何度教えればわかる。何をどうしたいか言うのだ」
「あ……」

若い娘が、そんなことを口に出来るはずもない。
しかし、蘭の耐久力も限界になっていた。
下腹が重く、苦しく、鈍痛が続いている。
ぐぐっ、ぐるるっと恥ずかしい声で鳴いていた。
顔を染め、僅かに俯いてやっと言った。

「で、出そう……なんです……ああ……。は、早くしないと……」

今までは「おトレイ行かせて」と泣き叫んでいた。
だが、そう言うたびに頬を殴られ、言い直させられた。
そう言わないと決して排泄させてもらえなかったのだ。
少女は身体を小刻みに痙攣させながら、必死に便意を堪えている。
睫毛や髪が震え、弱った美貌が哀れだった。

2年経っていたが、髪は以前のままだ。
シロニンたちも気に入ったようで、定期的に島の女たちに手入れさせ、美しいロング
の長髪のままである。
いつもはそんなことはないのだが、今日は後ろ手に縛られている。
1年ほど経ってから、従順さを見せるようになっていたので、見張りはつけたままだが
緊縛はされずに犯されるようになっていた。
ただ、こうして浣腸を加えられるなど、蘭は嫌がる責めをする時だけは、暴れない
ように縛り上げた。

それでも当初は手足を雁字搦めに縛り上げたものだが、今は腕を拘束するくらいで
ある。
上半身にも縄目を受けているが、これは蘭の自由を奪うというより、見た目の淫靡さ
を求めてのものだった。
両胸を囲むように縄が回され、乳房が括り出されている。
その縄尻が背中へ回され、両手首を巻いているのだ。

「ああもう本当にダメです……、あ、あ……出てしまう、出る……」

蘭は眦を震わせながら、やっとそう言った。
太腿をもじもじと擦り合わせている。
これ以上動けば出てしまいそうなのだろう。
アヌスがわなないている。
今にも外に向かって開いてしまいそうだ。
腸内で猛烈に渦巻く強烈な便意が、この聡明な少女を陥れていた。

「出したければ出すがいい。ぬしが気にする友人は隣の部屋だ、ここにはおらん。
それに、もう四度も続けて浣腸されておるのだ。排泄物など、もう出てはこんわ」

確かに、排泄物を見られるのは屈辱だ。
しかし、それがほとんどないとはいえ、排泄するところを見られることに変わりは
ないのだ。
こればかりは、何度見られても決して慣れず、死ぬほどの羞恥と恥辱からは解放され
なかった。

「ああ、お願いです……」
「仕方がないな。では、ぬしの好きなもので紛らわせてやろう」
「な、何を……、あっ……ああ、いやあっ!」

鬼は蘭の腰を持ち上げて四つん這いにさせた。
身体を折られ、腹が圧迫される苦痛に、蘭は呻いた。
鬼は少女の尻を割り開き、肛門を露出させる。
薬液にまみれたそこは、ひくひくと痙攣していた。
おもむろにそこにペニスをあてがい、徐々に圧力を加えていく。

「ひぃっ!? や、やああっ、今はだめえっ! あ、そんなっ、あ、ううむっ……!」
「騒ぐな、ぬしの好きな肛門セックスだ。こうすれば気持ちはいいだろうし、我の
ものが栓をしてくれるわ」

シロニンはそう言い放ち、蘭のアヌスが排泄しようと僅かに力が緩んだ瞬間を狙って
ずずっと亀頭を押し込んだ。

「ぐうっ……ん、んんんっ……くあっ……!」

なおも鬼は少女のくびれた腰を掴み、ぐぐっと腰を押しつけて、肉棒をねじり込んで
いく。

「あ、入れない、でっ……ああ、あ、んむむうう〜〜っ!」

排泄欲が無理に封じ込まれ、腸内に太いものが強引に押し入ってくる。
蘭は苦痛のあまり、顔を青ざめさせ、眉間を寄せて首を左右に振りたくっている。
それ以外は全身に力を込め、動かないようにしていた。
腹への刺激を出来るだけ避けたいようだ。
鬼のペニスが推し進められると、少女は苦しげな悲鳴を上げるのだが、アヌスや
腸の方は、挿入されるものにしゃぶりつくように粘り着いていく。
ぺたんと音をさせて、大きな臀部に鬼の腰が当たった。

「あ……あ……、っん、は、入っちゃってる……ううっ……奥まで、あ、入っちゃっ
てる……」
「どうだ、蘭。全部入れてやったぞ、いいか?」
「あ……く、苦しい……苦しいんです……。き、きつい……」
「聞かれたことに答えろ。気持ちいいのかと聞いている」
「ああ……わ、わかりません……。あ、お尻……変になってる……」
「変? そうか、ならばよくなるまで突いてやろう、存分にな」
「や、いや……、その前に、あ、だ、出させて……苦しくて、もう……」
「甘えるな」

鬼はそう嘯くと、腰を使い始めた。
ずるっ、ずるっと蘭のアヌスから野太いものが出入りする。
よくあんな小さな穴に、これだけ大きなものが入るものだと感心するほどの光景だ。
それだけ蘭の肛門の伸縮性と順応性が高いのだ。

「あ、あう、あっ、うんっ、うんっ、ああ、んむっ、うっ、んくっ……」

リズミカルにピストンされ、突かれるたびに蘭は喘いだ。
アヌスに感じられる妖しい快美感が、便意を多少なりとも忘れさせてくれている。
それでももう限界なのか、ペニスが抜かれると、一緒になって少しずつ薬液が噴き
出している。
だが、肛門性交の淫靡な悦楽に魅入られている蘭には、それに気づく余裕もなくなっ
ていた。

鬼は腰を大きく使い、カリ首の辺りまで引き抜いて、すぐに腰が密着するまで突き
刺し、出来るだけ長いストロークで愉しんでいた。
そこに、もうひとりのシロニンが入ってくる。
飽きもせず、また蘭とまぐわっている相棒に呆れた視線を向けながらも、アナル
セックスに感応して喘いでいる少女に、自分も興奮してきた。
下履きを脱ぎ捨てると、少女の正面に立つ。
それでも蘭は、アヌスから来る強烈な快感と便意の苦痛に苛まれ、いっこうに気づか
ない。
尻を犯している鬼は、相棒が何を考えているかわかったようで、小さくうなずくと、
蘭の腰を抱えたままごろりと仰向けに寝そべった。

「ひぃっ!」

そのショックでお腹がごろごろと鳴く。
アヌスに入ったペニスが腸内を擦った。
その刺激で、蘭はまた軽く達してしまったようだ。
そこにもうひとりの鬼がのしかかっていく。
蘭は薄目を開けた。

「あ……、な、何……」
「ぬしらを見て我もその気になってな。混ぜてもらおうか」
「いや……、こ、これが終わってからにして……ああ、その前に、さ、させてください
……ホントにきついんです……。お尻、どうにかなりそう……」
「いいのか、そんなことを言っても。赤子がどうなるかわからんぞ。あのガキもな」
「……!!」

蘭は出産させられていた。
最初の儀式では孕まなかったが、その後、連日に渡って激しく犯され続け、とうとう
身ごもってしまったのだ。
兆候に気づいた時、すでに妊娠2ヶ月に入っていた。
少女は自分と新一のことを思い、いったんは自殺も考えたが、自分はともかく、生まれ
来る子供には何の罪もない。
それを堕ろす──殺す権利は誰にもないと思った。
産む決心をしたのだ。
蘭が神巫子の島民たちに従順となったのは、それからのことであった。
ここで産み育てるには、どうしても彼らの協力が必要だった。
鬼は嘲笑っていた。

「それに、ぬしは尻を犯されるのも、こうやって同時にされるのも好きなのだろうが」
「そんなこと……」
「最初はいやがるふりをしてても、前と後ろから一緒に犯されると泣き叫んで気を
やるくせに」
「言わないで……。あ、赤ちゃんには何もしないで……。コナン君も殺しちゃだめ……」
「ならば従え。いいな?」
「……」

蘭は無言だったが、抗う仕草はなくなった。
反り返っている肉棒を見て、恐怖に囚われたが、どうにもならないのだと諦めた。
前後に埋められ、性に狂う自分の情けなさと恥ずかしさに耐えればいいのだ。

「ふふ……」

何のかんの言って、少女の肉体は鬼を求めていた。
尻を貫かれていながら、媚肉にはたっぷりと愛液が滴っている。
アヌスを掘られて感じてしまっていたことは、否定のしようもなかった。
肉棒の先が媚肉に押しつけられても、少し顔を逸らせただけで、唇を噛んでいた。

(ああ、だめ……今されちゃったら、出てしまう……。でも、もうだめなのね……)

鬼が腰を沈めると、亀頭部が蘭の膣に侵入していく。
カリが張っていたが、驚くほどにすんなりと飲み込んでいった。
白鬼は、膣内を擦るようにして、そのままペニスを進めていく。

「うああっ……ま、前にもっ!」
「蘭、「前」ではない。オマンコだ」
「くっ……お、オマンコ、にも、入って来ちゃう……やああっ……あ、うむっ……、
お、お腹、苦しいっ……!」

腸内には薬液がたっぷりと注入されている。
しかもそこにペニスで栓をされてもいる。
腸から圧迫され、ただでさえ狭い蘭の膣内は、ますます狭くなっていた。
そこへ強引に太いものがねじ込まれる。
蘭は身体の内側から弾けてしまいそうな恐怖に襲われた。

「お腹、きついっ……、あ、オマンコの奥まで入ってくるうっ……」

鬼は腰を捩って根元まで埋め込んだ。
蘭は背中と胸から、鬼のたくましい身体で挟まれていた。

「どうだ、蘭。全部入ったぞ」
「あ、あうう……抜いて……お願い、抜いて……」
「今入れたばかりだ」
「そんな……、ど、どっちかだけでもいいです……だから……ああ、きつい……
お腹、破けそう……」
「そうはいかん」

前から犯す鬼は、そう言って蘭の乳房を揉み始めた。
縄目から括り出された乳房は、もともと大きかったそれを、さらに張り出させている。
2年前の出産前の、大きいが肌が張り、若い硬さが残っていた頃のものとは明らかに
違っていた。
子供を産んだせいか、瑞々しさはなくなっている。
乳輪も乳首も、清楚そのものの薄いピンク色から、鳶色に近くなっていた。

触感も三段階に渡って変化している。
最初は、まだ大きく張り詰めた少し硬さが残る青い乳房だった。
それが何度となく凌辱され、毎日のように犯され、胎内に射精を受け続け、肉体的に
熟れてくると、肌の張りがやや薄くなり、代わってとろけるような柔らかさとなった。

そして子を孕み、出産まで経験すると、今度は乳首を中心に色素が濃くなり、ぱんぱん
に張り詰めたように硬く盛り上がってきている。
蘭の身体からは堅い若さが薄れ、妖艶さすら漂うようになってきていた。

鬼はその乳房を思う存分い嬲った。
大きく手を広げ、揉み込む。
絞り上げるように揉んでいると、すぐに乳頭に粘液が滲んできた。
薄い白濁のそれを、鬼は嬉しそうに吸った。

「くく、蘭、わかっておるか。母乳が出てるぞ」
「いやあっ、し、絞らないで!」
「そう言うな、赤子だけでなく、たまには父親の我にも飲ませろ」
「やめて! ひっ、す、吸っちゃだめえ!」

乳首が強く吸引されると、そこから母乳が吸い取られていく。
鬼の方が吸っているというのに、吸われた乳首から鬼の方から逆に快感が送り込まれ
てくる。
赤ちゃんに母乳をやっている時にもうっすらと感じていた心地よさが、明らかに快感
となっている。

「あ、あうう……」
「乳を吸われて感じておるのか。もしやぬし、赤子に乳をやりながら、いっている
のではあるまいな」
「い、いやらしいこと、言わないで……あっ……あうっ……」

二穴責めの愉悦を憶えた肢体に加え、言葉でも責められてしまっては、蘭もひと
たまりもなかった。
膣も肛門も勝手に収縮しており、ひくついている。
早くもいきそうになっているのだ。
ここでまた姿勢を変えられた。
蘭の下で尻を犯している鬼が動きにくいと見えて、ごろりと横向きになったのだ。
「川」の字に蘭を挟む格好となり、ふたりの淫鬼は存分に腰を使ってきた。

「ひあっ、さ、裂けるっ……そんな激しいっ……い、一緒に動いちゃだめえっ……!」

大きなピストンはしにくかったが、腰を少し引いて一気に奥まで突くという律動で
鬼たちは責めていた。
絡みつく襞を引きはがすように肉棒が抜き差しされ、互いのペニスを蘭の中で擦り
合わせるようにして突き上げる。
肛門と媚肉を貪り尽くす勢いで犯していった。
鬼の蘭の股間がぶち当たる肉の湿った音が辺りに響いている。

「あ、いいっ……や、動いちゃ、ひっ……きっついっ……そ、そこっ……だめ、いい
っ……!」

苦鳴とよがり声を交互に出している蘭を、鬼どもは遠慮なく貫いていく。
きゅうきゅうと締めてくるアヌスや膣の収縮を振り切り、思い切り犯していった。
前と後ろを埋め尽くされ、牝のように犯される喜悦に蘭は染まってきていた。

「ああっっ、ひぃっ……だ、だめ、いくっ……もう我慢できないっ……!」
「我慢できない? どっちがだ。尻でいくのが我慢できないのか、オマンコか? 
それともウンチしたいのが我慢できないのか?」
「い、いきたいっ……い、いきそ……ああうっ、い、いくうっ!!」

同時にずんと奥まで突かれ、蘭は一気にいかされた。
唐突に頂点にまで達した絶頂に、蘭はガクガクッと何度も身体を震わせて荒々しい
息を吐いた。
鬼たちは、その強烈なほどの締め付けに何とか耐えた。

「おおっ、こ、これは……。相変わらず締まりの良い尻をしておるわ。出すのを
堪えるのが一苦労だ」
「なに、尻はもともと前より締まる力が強いのだ。だが女陰もすごいぞ。子を
産んだとは思えぬほどの収縮だ」

鬼たちはまた動き出した。
腰の速度が加速されていく。
苦痛と官能が混じり合い、蘭は自分肉体が完全に鬼たちのものとなったことを知った。
子壺と肛門を同時に征服する優越感に、鬼の責め意欲も高まる一方だ。
太い怒張が二本も蘭の股間に突き刺さり、抉っていく。
前後の穴からは、だらだらと女汁が垂れ放題だ。

「いあっ……いいいいっ……ど、どうにかなるっ……おかしくなっちゃうっ……」
「おかしくなっていい。まぐわう間はけだもの同士よ、普段のことは忘れていい」
「へ、変なの……身体が変なのおっ……、あ、ああ、お尻の中と……前の間の……
壁がわかんないっ……とろけてかわんなくなってるうっ……」

双方のペニスが擦れ合っているうちに、間にあった粘膜が抉られて感覚が一時的に
失われているようだ。
それほどまでに、鬼たちの責めには容赦がなかった。
悶え狂う蘭の痴態と、射精を促すように盛んに収縮してくる襞の心地よさに、鬼たち
の射精感も高まっていく。

「く、う……こ、この娘、本当に……。ここまで良いとはな……」
「もう我慢ならん、俺は出すぞ」
「いいだろう。おい、蘭。出すぞ、いいな?」
「いいっ……気持ちよくてもうっ……ああっ……」
「尻の中とオマンコに出す。いいな?」
「ああ、もう何でも……、は、早く何とかしてえっ……よ、良すぎておかしくなり
そうよっ……」

灼けるほどに熱くなっているアヌスと媚肉へ、思い切り腰を叩きつけていく。
大きく腰をスライドさせ、長大なストロークで犯した。
鬼たちは互いに目で合図を送り、射精のタイミングを合わせた。
蘭の絶頂とも合わせようとしたのだが、そっちの方が少しばかり早かった。

「やはああっ……い、いくっ……いく、いく、いく……いぐうううううっっ!!」

蘭は何度も自ら腰を揺さぶり、精液を搾り取ろうと前後の穴を思い切り締め付けた。
全身がぶるるっと大きく痙攣し、わなないている。
腿やふくらはぎに力がこもってつりそうになる。
足の爪先は、指がぐっと握りしめられるように内側にかがまっていた。
いった瞬間、母乳がぴゅるっと少し噴き出た。

アヌスを犯していた鬼は、尻たぶを開いて腰を密着させて、前を貫いていた鬼も出
来るだけ深くまで挿入して子宮まで届かせて、そこで同時に射精した。

どっびゅううっ。
どぶどぶっ。
びゅくうっ。
びゅーーっ、びゅーっ。

「ひぃ、いく! 出てるっ……お尻にもオマンコにもっ……い、いっぱい出てるっ…
…ま、またいきますっ……!」

はち切れそうなほどに勃起したペニスが暴発し、熱く滾った粘液を一気に蘭の中に
放っていった。
尻からはびゅるびゅると直腸に精液が噴き出され、膣からは胎内へと大量の精液が
注ぎ込まれた。
蘭は、己の子宮口と腸のいちばん奥に、たっぷりと熱い精液が浴びせられたのを
実感していた。

「や……熱いのいっぱい……ああ、まだ出てる……お、お尻にも、オマンコにも…
…流れ込んでくる……奥にまで流れてくる……いい……いいの……」

鬼は射精の発作は続く限り、腰を振っていた。
どくどくと精液を吐き出しながら、前は子宮をこじり、後ろは腸の襞を削っていく。

「ああ、こんなに……こんなに出すなんて……ま、また妊娠してしまう……」
「それでいいのだ、蘭。何度でも孕むがよい」
「そうとも。それでこそ我らがマリアだ。さすればぬしは何度も至上の快楽を味わ
え、子を産めるであろう」
「あ、あたしは……」

(新一……コナン君……。あたしはもう……もうだめ……。鬼たちから離れられない
……。また赤ちゃん作っちゃう……)

蘭はぐったりと横たわっていた。
その瞳からは完全に「未来」が消えている。
鬼たちは二度目の射精に向けて蘭の中を抉っていった。


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