「……」

マリアは放心状態でベッドに突っ伏していた。
ほとんど無表情である。
こんな貌を今まで他人に晒したことはなかった。
それほどに浣腸責めとその後の排泄は強烈だった。
しかもそれをいやらしいトッドにじっくりと観察されてしまったのだ。
マリアが涙を堪えつつ排泄する様子をつぶさに見ながら、トッドは自らのペニスをしごいてすらいた。

トッドはオイルに浸したタオルでマリアの後始末をしながら、そのアヌスを見ている。
浣腸と排泄の直後だからなのか、そこはまだ腫れぼったく膨れており、ひくついていた。
タオル地に肛門が擦られ、そのビリビリとした刺激がマリアの裸身を痙攣させている。
トッドはまた浣腸器にたっぷりとグリセリンを吸い上げ、まだ熱くわなないているマリアの肛門に再びノズルを突き刺した。

「んひぃっ!」

ノズルがアヌスを擦る感覚に、マリアは大きく仰け反って悲鳴を上げた。

「なっ、何をしてるの!」
「何って、浣腸さ。マリアにまた浣腸してって言ったじゃねえか」
「そ、それはおまえが無理矢理……くひっ!」

ガラスが鳴り、シリンダーが押し込まれると、薬液がずずっとマリアの腸内に注入されていく。
その刺激にマリアは頭を振りたくり、白いうなじを露わにして呻いた。
またしても身体の中に入り込んでくるグリセリンの感覚に、声を出さずにいられない。

「か、浣腸なんか、もういやあっ……あっ、しないで、くっ……い、入れちゃいやあっ」

トッドは容赦なくポンプを押し、どくどくとマリアの中に浣腸液が注ぎ込まれる。
マリアは仰け反りっぱなしで喘ぎ、ぶるぶると全身を震わせていた。

「も、もういや……あ、あうぐっ……だめ、ううんっ……」

マリアは死にそうな悲鳴を上げて、後ろに突き出した尻たぶを痙攣させる。
最初の浣腸で爛れた腸壁に、新たな溶液が染みこみ、灼け爛れていく。
1リットル近い浣腸液が、あっという間に注入されてしまった。

「あう!」

ノズルをぬぽっと抜かれると、マリアはそれだけで漏れてしまいそうになる。

「ううっ、苦しい……あああ……」
「おいおい、アヌスが震えてるぜ。もう我慢できねえのか」
「く、苦しい……お腹が苦しい……もうだめ……あ、あ……」
「しょうがねえな。ほれ、またこれにしろ」
「ああ、早くっ……も、漏れちゃう……」

バケツが当てられたのを確認すると、マリアの全身が瘧に掛かったように震えだした。

「あ、あ、出るっ……また出ちゃうわ、見ないで!」

アヌスがぐぐっと膨らんだかと思うと、一瞬も耐えることが出来ず、マリアの排泄が始まった。
バケツめがけて激しく迸っているのはほとんど溶液で、便はもう最初の時に出切ってしまったようだ。
それでも、トッドの前で排泄させられているという最高の恥辱感がなくなるわけもない。
マリアは、排泄を晒す羞恥と、それを見られる屈辱に責め苛まれる。
ようやく屈辱の時間が終わったと思うと、トッドはまた浣腸を仕掛けてきた。
ドロリとした溶液が、シリンダー内で渦巻くようにしてマリアの腸管に吸い込まれていく。

「ああっ、またあっ! もう、いや、いやよ!」

ブロンドの美女は、腹の底から苦鳴を漏らし、苦しげに裸身をわななかせる。
三度目の浣腸はさらにつらかった。

「ううんっ、き、きつい……お腹がきついっ……もう、もうやめて……うむ……」

そして浣腸が終わり、ノズルが引き抜かれると同時に排泄が始まる。

「ああっ……!」

激しく噴き出す浣腸液が、マリアのアヌスを熱く灼いた。
腸管が蠢動し、ゴロゴロと鳴りながら次から次へとバケツの中に溶液が吐き出されている。
結局、5回も浣腸責めと排泄が繰り返され、アヌスは灼けるように熱くなっていた。
同時に、なぜか媚肉までもがジンジンと熱く疼いてならなかった。
五度目の排泄を終えると、マリアはドッとベッドに横倒しになった。
トッドはその太腿を撫でながら勝ち誇ったように言う。

「どうだ、マリア。さすがにまいったろうが」
「ああ……」
「いくらおめえでも、連続浣腸の前にはこのザマだ。くく、いい気味だぜ」

トッドはそう言いながらマリアの腰を掴み、また犬這いの格好にした。
意識が朦朧としかけていたマリアだったが、トッドはまだ許さない。
後背位にさせられ、その後ろにトッドが跪いたのを見て、マリアは前のめりになって逃げようとした。
犯す気なのだ。
これだけ恥ずかしい責めをしかけておいて、なおも凌辱しようというのだ。
マリアは力なく匍匐しようとしたものの、トッドに腰をがっちりと掴まれていて逃げようもない。

「やめて……」

やっとそう言ってマリアの手をトッドが掴む。
そのまま腰を屈めて、マリアの手に自分のペニスを握らせた。

「……!!」
「どうだ、これが俺様のコックだ。懐かしいだろう」
「やめろ、汚いっ……、こ、こんなもの……」
「つれないこと言うなよ。昔のおまえは、こいつをぶちこまれて悩ましい声を……」
「言わないで!」

マリアは手を振りほどこうとするものの、拘束されていてどうにもならない。
手のひらに押しつけられる男根の感触が気色悪かった。

「ほれ、ビッグ・ペニスだろうが。すげえだろう、硬くて熱くてな」
「……」

マリアは顔を背けた。
それでも、ペニスを握らされていると、どうしても膣の奥が疼いてくる。
意識してはだめだと思っても、触っている以上どうにもならなかった。
いつしかマリアの白い指が、そっとペニスに絡みついていた。
マリアは息を飲んだ。

(ほ、本当に……本当になんて硬いのかしら……か、かちかちになってる……。こんなものが私の中に……)

マリアの喉がごくりと動く。
女の動きがおとなしくなったのを見計らって、トッドはまたマリアの腰を抱え直した。

(ああ……、犯される……)

恐怖と屈辱の他、心のどこかに暗い期待があるのは否めなかった。
ここまで全身を愛撫され尽くされ、何度かいかされた上、浣腸の恥辱責めまで受けている。
もう女体はすっかり官能を意識させられ、熱く燃え立っていたのだ。
それでも素直にレイプされるわけにはいかなかった。
気力を振り絞ってマリアが言う。

「やめなさい……、バレンチーノフは約束したのよ、セ、セックスはしないって……」
「知らねえな、そんなことは。それはボスとおまえの約束であって俺は関係ねえ」
「そんな……。ああっ!」

マリアの尻がぐいと割り開かれる。
奥には濡れそぼったアヌスと、愛液を滴らせた媚肉がはっきりと見えていた。
犯されることを覚悟し、期待と恐怖に震えながらマリアが待ち受けていると、トッドの矛先はとんでもないところに向かってきた。
狼狽えたマリアが振り返る。

「あ……! そ、そこ……違う!」
「違わねえさ」

ペニスはしっかりとマリアのアヌスに押し当てられていたのだ。
てっきり普通に膣を犯されると思い込んでいたマリアの裸身が、ピクンと跳ねる。
オイルの残滓と、アヌスから漏れ出たグリセリンと腸液、そして男根の先から分泌されているカウパーによって、肛門はどろどろになっている。
ペニスの先をぐちゅぐちゅと肛門に押しつけ、馴染ませるように嬲っていく。

「や……、だめよ、トッド、そこは……」
「だめってことはねえだろうよ、初めてじゃあるまいし。ここだって何度もやられてるじゃねえか。俺だけじゃねえ、変態の客どもにも、どうせここを……」
「い、言うな! あ、だめええっ!」

トッドが腰を少し落とし、ぐぐっとペニスを押し込んできた。
浣腸と排泄ですっかり緩み、熱くジンジンと疼いていた肛門は、さらにペニスのマッサージでほぐされていて、黒人の男根をしっとりと受け入れていく。
亀頭がアヌス内に侵入し、マリアは腰をビクビクと震わせた。

「んっ、んんっ、だ、だめだったらっ……あ、いっ……ひっ……んんんんっ……!」

黒いペニスが白い尻に突き刺さっていく。
亀頭は数種類の粘液のぬめりを利用し、抗って呻くマリアを嘲笑うかのように潜り込んでいく。

「だ……だめっ……あ、お尻なんて……お尻が……くううっ……いや、入る……入って……きちゃうっ」

マリアは紐育時代こそ荒んだ生活を送っていたが、日本に行ってからは秩序正しい生活を送っている。
特定の恋人もいなかったし、遊びで男と寝るようなふしだらな女でもなかった。
つまりマリアにとって、セックス自体が数年ぶりなのだ。
なのに、いきなり肛門性交されようとしている。
何年かぶりに受け入れる男が、性器ではなく排泄器官に入ってくるという屈辱に、マリアは身を震わせて呻いた。

「い、いや、入ってくる……だめっ……くっ、痛い! 痛っ……んむううっ!」

黒人のそそり立ったたくましい肉棒は、白人美女のアヌス粘膜をメリメリと引き裂くようにして押し入っていく。
小さな肛門と狭い腸管を内部から押し広げられる感覚に、マリアは鳥肌を立てて呻いた。

「んぐうっ!」

マリアが大きく震えた。
とうとうカリがアヌスを突破したのである。
拒んで押し返してくる腸襞が、まるで絡みついてくるかのような感触になっていた。
肛門が裂けたような苦痛に呻くマリアの腰を掴み直し、トッドは腰を捩って位置を調整した。
カリさえ通れば、あとは楽なものだ。
トッドは腸管をこじ開けるようにして、ずぶずぶとサオの部分を埋め込んでいった。
マリアはその苦痛と息苦しさに呻き、裸身を痙攣させている。

「あっ……くううっ……い、痛……お尻が……お尻が裂ける……うぐぐ……」
「裂けてはいないみてえだぜ。きつくていい感じだが、血は出てねえ。安心しな」
「あ、あは……く、くうう……」

マリアのアヌスは、黒人の太すぎるペニスをいっぱいにくわえ込まされ、皺がなくなるほどに拡げられていた。
少しでもトッドが動くと、ピリッと裂けるような痛みが走る。
トッドは、キリキリと締めつけてくるマリアの肛門をじっくりと味わいながら、慎重に腰を進めていく。
ペニスが進むごとにマリアはわなないていたが、とうとうトッドの腰がマリアのふくよかな尻たぶにくっついた。
マリアのアヌスは、トッドのペニスをすべて受け入れてしまったのである。
マリアは、がっくりと身体から力を抜き、シーツに顔を埋めている。

「あ……、はあ、はあ……はああっ……く、苦しいわ……お尻の中がいっぱいになって……き、きつい……ううっ……」
「やっぱりマリアの尻は最高だぜ。きつきつなのに中はぬるぬるだ。それにしてもきつそうだな、日本じゃここは使ってなかったのか」
「あ、当たり前、よ……あっ……あ、あんたみたいな変態、いないわ……んくっ……」

連続浣腸と排泄のせいだろうか、マリアの腸管は灼けるように熱かった。
太いものに腸壁がぴったりと密着し、きゅっと締めつけてくる。
それでいて、時折ふっと緩み、より深いところへの侵入を求めるように蠢いてすらいた。

「どうだマリア、これが俺だ。思い出したか」
「しっ、知らない……ああっ、動かないで!」

トッドの腰がゆっくりと動き始めた。
まだストロークは短く、そして遅い。
マリアのアヌスが慣れるまで待っているのだ。

「すぐに思い出させてやるからな」
「んんっ! あ、ああっ……いやあっ……」

ぬぷっと差し込まれ、ぬるっと抜かれていく。
動きは小さかったが、衝撃は大きかった。
しかも、肉棒がアヌスを貫き、引き抜かれるたびに、媚肉から蜜が垂れてきている。
犯されているアヌスを中心に、膣も、そして腰の奥にある子宮までが疼き、燃え盛っていた。
マリアの呻き声が弱まり、尻がうねるようになってくると、トッドはそのむっちりとした尻を潰すように腰を打ち込み始めた。

「んああっ、だめっ……そ、そんな強くしないで!」
「強い? こんなもん、まだまだビギナーだ。すぐに、もっとハードにやってやるさ」
「んくっ! はっ、はうっ……だめ、きつっ……お尻、きついっ……お尻の中がいっぱい……あああ……」
「尻の中がいっぱい? 何でいっぱいになってんだ?」
「いっ、言えない、そんな……」
「何をすかしてやがる。このトッドさまのビッグコックでマリアの尻の中がいっぱいになってんだろうが」
「言わないで、そんな……あううっ……」

トッドの怒張で自分の直腸が制圧されていると思うと、マリアは目眩がしてくる。
なおも苦しそうに美貌を歪めているマリアにトッドが言う。

「きつくてつらいか? なら、俺を受け入れるんだ。深呼吸して身体から力を抜け。さもないと苦しいだけだぜ」
「あ、あくっ……うむ……」

マリアは、いやいやするように首を振りたくったが、それでも黒人の言う通り身体から少しだけ力を抜いた。
すると、ペニスがなおも奥にずぶりと入り込んでくる。

「あ……、うむ……」

胃が下から押し上げられそうな感覚にマリアは呻いたが、それでも確かに肛門が楽になってきている。
アヌスはわなわなと痙攣しているが、肉棒に馴染みだしたのだ。
腸管も、脱力することで少し余裕が出来たらしく、まだ息苦しいものの、我慢して出来ないほどでもなくなった。
トッドが少しストロークを大きくしてきた。

「んっ、はうっ……だめ、そんな動いちゃ……くあっ……」
「まだきついか? でも平気さ、もうおまえの尻の中は火傷しそうなくらい熱くなってやがるし、腸が俺のペニスにへばりついてやがるからな」
「やっ……はああっ……うんっ……ひっ……ああっ……」

マリアは、トッドのピストンに合わせてつらそうな呻き声を漏らしているが、その吐息も熱くなってきていた。
犯される尻たぶも、いつしかトッドの動きに合わせてきている。
もっとも、これはそうしないと苦痛が激しいせいもあるだろう。
あまりにも太い肉棒は、マリアのアヌスを限界いっぱいまで押し開き、突き刺してくると肛門周辺の粘膜を全部中へと持っていってしまう。
逆に抜かれる時は、へばりついた腸壁までがずるずると引き出され、腸ごと外まで持って行かれそうな錯覚に陥った。
マリアの声が変わってくる。

「あううっ……お尻、変……お尻が熱いっ……あああ……」
「なんだ、もう感じてきたのか。さすがマリアだな、昔の味を思い出してきやがったか」
「違う……、あああ……」

マリアの声が蕩け始めると、トッドは腰の動きを強く、激しくしていった。
苦痛を訴え、苦悶するばかりだったマリアの反応が性的になってきている。

「お、お尻が……お尻が……ひぃあっ!」

トッドが強く貫き、膨れた下腹がマリアの豊満なヒップに当たって肉を打つ音が響く。
亀頭の先が腸管にめり込み、マリアは腰を震わせて喘いだ。
もう誤魔化しようがないほどに媚肉からは蜜が垂れ、マリアの官能的な太腿に這い落ちていた。
トッドはマリアの様子を見ながら、深く浅く打ち込み、腰を回転させてアヌスを拡げるような動きまで交えてくる。
マリアのアヌスが、盛んに抜き差ししてくるペニスをしっかりとくわえこみ、きゅっ、きゅっと強く締めつけてきた。
膣とはまた違った収縮であり、膣よりもずっと強い。

「だ、だめ……、ト、トッド、もうやめて……あっ……お尻がおかしくなるっ……うあっ……」
「おかしくなれよ。尻でいってみろ、昔みたいにな」
「んんっ……、ふ、深い……お尻の奥まで……あはあっ……」

トッドは、強いピストンを受けて大きく揺れる乳房を握り、激しく揉みしだいた。
オイルと汗でぬるぬるの胸肉は、黒く大きな手のひらから逃げるようにぬめり、指の間から肉が溢れてくる。
男根は女の腸管を強引に拡げ、深々と奥まで貫いていく。

「だめ、激しいっ……そんな、お尻にそんな激しくっ……こ、擦れるっ……お尻っ……ひぃっ!」
「色っぽい声で喘ぎやがって。尻でいくのか? アヌスが気持ち良いのか?」
「くっ……」

思わず頷きそうになったマリアだが、トッドの手でいかされる屈辱によって僅かながら理性が覚醒し、それだけは口にしなかった。
それでも、もう絶頂に達しそうになっているのはすぐにわかった。
熱くて柔軟な腸壁がペニスをきりきりと食い締め、肛門も射精を促すように激しく収縮してくる。
手のひらは指が白くなるほどに握られ、もどかしそうにまた開くのを繰り返していた。
ひさびさに味わうマリアの肉、それも裏肉とあってトッドの興奮も頂点に達している。
黒人独特の身体のバネを思い切り使い、ぐいぐいと腰を突き込んでこねくり回すようにマリアのそこを犯した。

「くうあっ、いやあっ……もう、あっ……お尻、ああっ!」

堪えても堪えても、身体の奥から込み上げる愉悦は抑えようがなくなった。
尻の穴を犯されているのに子宮が疼いてたまらなかった。
トッドに差し出されている尻たぶがぶるぶると震えてくる。
男根をくわえ込んで熱く蠢いていた腸管と肛門が一気に収縮し、思い切り締めつけてきた。

「お、お尻ぃっ……いやああああっっっ……!!」

マリアの背中がぐううっと弓なりになり、思い切り反り返った。
綺麗に伸びた正中線がうねっている。
マリアが達したことを知ると、トッドも我慢せず欲望を放った。

「ぬおおっ……!」
「ひぃ!!」

トッドがマリアの尻に腰を半分くらい埋め込むほどに密着させると、そこで射精が始まった。
もともと太かったペニスがググッと一回り太くなり、アヌスと腸管がさらに拡げられ、マリアは目を剥いた。
そして勢いよく吐き出された精液が腸管に浴びせられると、その強さと熱さで、マリアはまた大きく痙攣する。

「おっ……おっ……」

トッドは射精のたびに呻き、マリアの腰をがっちりと抱え込んで尻に押しつけている。
出来るだけ奥で射精しようとしているのだ。
マリアの方も、腸壁に粘っこい精液が引っかかるたびに小さく震え、呻き、悶えた。
トッドがペニスを引き抜くと、一瞬、仰け反ってから、どたりとベッドに倒れ込んだ。
トッドはそんなマリアの両頬を片手で掴み、その顔を正面から見据えて言った。

「いったな」
「ああ……」
「俺様にアヌスを犯されて気をやりやがったんだ。そうだな?」
「……」

マリアは、まだ絶頂の余韻が冷めぬまま、トッドの手を振り払って悔しそうに顔を背けた。

いかされてしまった。

バレンチーノフに磔にされ、ナイフを使った倒錯的な責めでいかされた時も、トッドにオイルを使った濃厚な愛撫をされていってしまった時も屈辱を
覚えたが、やはり実際に挿入され、ペニスを受け入れて気をやってしまった恥辱と衝撃は大きかった。
しかも、トッドの汚らしい体液を体内にたっぷりと吐き出されてしまったのである。

「くくく……」

トッドは、屈辱と恥辱にまみれた美女を満足そうに見下ろしながら、また身体をひっくり返した。
今度は仰向けである。マリアは喉の奥で悲鳴を上げた。

「ひっ……! あ、あなた、まだ……!」
「当たり前よ。俺が一発くらいで満足すると思ってんのか?」

トッドが自慢げにしごいているペニスは、今し方射精したばかりだというのに、まだ射精前のように反り返り、硬そうに勃起しているではないか。
唖然としたマリアに黒人が得意そうに言った。

「俺様は、マリアのマンコで抜かずの三発、それから尻で三発やってやったことがあったろうが。忘れたのか?」
「……!」

そうだった。この精力絶倫……というより、人間離れした精力を持った黒人は、泣き叫ぶ少女時代のマリアを犯し抜き、しまいには人形のようにぐったり
してしまっても容赦せずにレイプしてきたのだ。
「仕込み」の時は、睡眠と食事の時だけが自由で、あとはセックスしかされなかったのだ。
日に5回や6回は当たり前で、ひどい時は10回以上も貫かれることすらあった。
そうやってセックスに馴らし、快楽を教え込み、官能の虜にしていくのが彼らの手口だったのだ。
マリアもその「訓練」を受けているのである。
「仕上がってから」も、トッドはマリアがお気に入りで、彼女がボスの女になるまでは、何かと理由をつけてマリアの若い肉体を貪っていたのだった。

「くっ……、いや!」

トッドの分厚い手のひらがいやらしく尻を撫でると、ぐったりしていたはずのマリアがピクンと反応した。
それほどに嫌いで虫酸の走る男なのだ。
しかし、その大嫌いな男にこれからされるであろうことを想像すると、マリアの背中に悪寒と共に別の感情がぞくりと走っていく。
尻に這わせた手から、トッドはマリアが小さく震えているのを感じた。

「なんだ震えてるのか、おめえらしくもねえ。それともあれか、いよいよ俺様のペニスをマンコに入れてもらえると思って期待してるのか?」
「い、いや……、それだけは……」
「何を気取ってやがる。もと淫売のくせしやがって」
「だ、黙れ……、あっ!」

トッドは、まだ萎えているらしいマリアの両脚を肩の上に載せ、そのままのしかかっていく。
この男が好む体位のひとつだ。
トッドは、女が能動的に動けない後背位や屈脚位で犯すことが多かった。
女の人格を認めず、自分の劣情を満たすための道具としてしか見ていないのだ。

そのままぐいぐいと乳房を強く揉み込まれ、マリアは苦悶の表情を浮かべた。
しかし、何度も気をやらされた肉体は、過去の凄まじいまでの凌辱をイヤでも思い出してしまい、荒々しい愛撫にも敏感に反応してしまう。
ぎゅうぎゅうと乳搾りでもされるように揉みしだかれ、乳首をこねくられているうちに、マリアの息遣いがまた荒くなっていった。

「もう感じてやがる。くく、乱暴に犯されるのが好きなだけはあるな」
「か、勝手なことばかり……、んあっ、いやあ!」

トッドの太い指が、とろとろに熱くなった媚肉へずぷりと埋め込まれる。
もう割れ目は大きく開花し、指をくわえ込まされた膣穴だけでなく、尿道までが露わとなっていた。
指を第一関節まで飲み込んだ膣は、もっと奥へといざなうかのようにひくひくと蠢いている。

「熱くてぬるぬるじゃねえか、え? こんな指なんかじゃなくて、もっと太いのが欲しいんだろうが。言ってみろ、ぶっといのを入れてってな」
「そ、そんなこと……ないっ……!」
「上の口は嘘吐きだが、下の口は正直だぜ。どれ、お待ちかねのマンコに入れてやるか」
「ああ……」

亀頭の先が割れ目に入ってくると、マリアはピクンと小さく震えただけで、もう抗わなかった。
抵抗は無意味だという以前に、まださっきの絶頂が醒めやらないうちに再び火をつけられた肉体は、この先を望んでいる。
マリアはあの頃より精神的に成長していたが、それ以上に身体も育ち、熟れていたのである。
マリアは目を剥き、ビクッと裸身をわななかせた。

「あ、あ、だめっ! んはああっっ……!」

ビンビンに勃起した黒いペニスが、白いマリアの媚肉に押し込まれていく。
亀頭のカリが通る時には引き裂かれるような痛みがあったが、そこを通り抜けるとずぶずぶとすんなり飲み込んでいった。

「い……やあっ……、あ、入って……きちゃうっっ……あ、あう……んんんっ!」

常人よりもかなり長大な肉棒だが、既に充分に濡れ、ほぐれていたマリアの膣はしっかりと受け入れていく。
ずぶずぶと少しずつ肉棒が挿入され、膣口や膣内がカリで思い切り擦られる感覚に、マリアは全身を突っ張らせて呻いた。
トッドがなおもペニスを進めていくと、先っちょにコツンと当たるものがある。

「んあ!」
「おっ、ここか? ここがマリアの子宮か。へへへ、ひさしぶりだな」
「ぐ……ぐ……、い、いや……、抜いてぇ……」

愛液で潤ってはいるものの、マリアのそこはだいぶきつかった。
膣道いっぱいに男根を埋め込まれ、みしみしと軋むかのようだ。

「どうだよ、マリア。奥まで入れられるのはひさしぶりだろうが。どうせジャップの男どものチンポじゃ、とてもここまで入れてはもらえなかったろうからな」
「う……、ぐぐ……」

マリアは、アヌスを犯された時に感じたのと似たような息苦しさを感じ、歯を食いしばっている。
トッドに言われて気づいたが、マリアは来日以降、セックスなどしていなかった。
もうかれこれ6年になるのだ。

(ろ、6年ぶりの……、セックス……)

そう思うと、頭が淫らな欲情に蕩かされていくのがわかる。マリアは慌てて頭を振った。

(こ、これはセックスなんかじゃないわ……、私はただ犯されているだけ……。こんなのセックスなんかじゃ……ないっ……)

強引に呼び覚まされた肉の欲望と、それを打ち払おうとする気位が葛藤し、マリアの美しい顔が歪む。
マリアの狼狽える心情がわかるのか、トッドは技巧的に腰を使いながら、言葉でも辱めていく。

「どうだ、熱くて硬いビッグ・コックだろうが」
「……」

(ほ、ホントにすごい硬い……、まるで木の棒か何かを入れられてるみたい……)

マリアの喉がごくりと動いた。
これでは、さっきアヌスを犯された時の二の舞だ。

「いいマンコだ。まだ俺のことを忘れてないようだな、くく、しっかりくわえ込んで離さねえ」
「ウ、ウソよ、そんな……やっ、しないで、抜いて! 動かないで!」

トッドが腰を打ち込むたびに、肩に担いだマリアの長い脚がぶらぶらと大きく揺れ動く。
トッドの膨れた腹が尻に乗っかるほどに身体を曲げさせられ、マリアは苦しそうに呻いていた。
あまりの屈脚位で、マリアの尻はベッドから浮き上がっている。
それでも、強く何度も突き上げてやると、膣の襞による締め付けがきつくなっていく。
同時に、ふたりの腰がぶつかるごとに、粘った水音が響いた。

「ウソをついてるのはおまえの方だ、マリア。こんなに濡らしやがって、俺の腿までベタベタになってるぞ」
「いやっ……、あ、うんっ……んっ……んっ……あっ……うっ……んんっ……んっ」

マリアは深く突き上げられるごとに苦鳴を漏らした。
苦しいからではなく、肉体は感じてしまっているのだが、それを精神が認めたくないからだろう。
喘ぎたくないのである。

「あの頃のおまえはまだガキだったが、それでもいい身体してたよな。あれから5年、6年か、すげえ身体になったもんだ。尻もおっぱいも熟れ熟れ
じゃねえか」
「い、いやらしいことを言うな、この……、ああっ……くうっ……」
「おまえがどんなに突っ張っても、身体は男の味をしっかり覚えてんだよ。いったいどれだけの男に抱かれたんだ? 俺たちにボス、それに殺しの時に
身体も使ったし、コールガールまでやったんだよな。くくっ、どう少なく見積もっても20人や30人は……」
「い、言うなと言ってるのよっ! わ、私はそんな……くっ……ううっ……ああっ!」

どうしても隠しておきたかった過去、忘れてしまいたかった事実をあからさまに口にされ、マリアは恥辱と汚辱に染まった顔を振りたくった。
豊潤そのものの尻たぶが小さく痙攣しているのは屈辱のせいか、それとも押し寄せる快楽のせいだろうか。

「んんっ……く……うっ……」

身体の奥から込み上げてくる愉悦を堪え、マリアは脚が攣るほどに全身を突っ張らせている。
そのせいで媚肉も締まり、トッドの逸物をより強くくわえ込むことになっていた。

「勝ち気な女を犯すのは、これだからたまらねえや。マリアの綺麗な顔が悔しそうに歪むのが何とも言えねえ」
「う、るさ……ああっ……!」

マリアに口答えさせまいと、トッドは腰の動きを強め、膣の奥まで激しく突き上げた。
繰り返し連続的に子宮口を突き上げ、マリアは唇を噛んで喘ぎを堪えていた。
黒人の膂力で強く打ち込まれると、マリアの大きな臀部がベッドにめり込み、引き抜かれるとついていくかのように宙に浮いた。

「くっ、強いっ……強すぎるわ……くっ……」
「なに、もっと強くか。それ、これならどうだ?」
「ち、違う、何を言って……ああっ、ふ、深いっ……!」

ひさびさに味わうマリアの名器にうっとりしながら、トッドはより深くまで抉っていく。
亀頭が子宮口に食い込み、さらに奥へと進もうとしている。
まだトッドのペニスは、完全にマリアの中には入っていないのだ。
根元が媚肉から数センチほどはみ出ている。
それを全部押し込むかのように腰を振った。
マリアはあまりの深さに狼狽しつつも、とうとう喘ぎが漏れ始めている。
膣襞もペニスにしっかりと絡みついていた。

「も、もういい加減にやめ……ああ……あっ……」
「どうしたい、声が甘くなってるぜ」
「そんなことあるわけ……んんっ……あぐっ、お、奥まで来てる……だめよ、そんな深くまで……あっ!?」

マリアに悪寒が走った。中でトッドのものがぐぐっと一回りも太くなっていくのがわかる。
青ざめた美貌でマリアが叫んだ。

「お、おまえ、まさかっ……!」
「わかるか? そうさ、もう出そうなんだよ。よくわかったもんだな、さすがに俺の女だけのことはあるな、マリア」
「だっ、誰がおまえの女なのよっ……ああっ、ま、またおっきくなったっ……だめ、出さないで!」

トッドはもがくマリアの尻を真上からのしかかって押さえつけ、肉棒の律動を素早く小刻みにしていく。
射精のための動きだ。

「おおお、気持ち良いぜ、本当にいいマンコだ。もう出るぞ」
「だ、だめ、絶対にだめよ! 中は……中はだめっ、お願い、外に……ああっ!」
「おほっ、また締まってきやがった。中出しされると聞くと、マンコが余計に締まってくるのも昔と同じだな」
「違うわ、バカっ! ぬ、抜いて、抜きなさいっ! だめ、中は絶対に……くあっ……」

膣内に射精されると知ってから、マリアの拒絶感は一層に激しくなった。
さっきまでは、ややもするとトッドのセックスに溺れ、思わず喘ぎ、快楽の言葉を口にしそうになったというのに、今では中出しされるかも知れない
という嫌悪感でそんな感情は拭い去られてしまっている。
それでも、ストロークは短いが間隔の短い激しいピストンで、いやというほど媚肉と膣内を擦られ、子宮口を小突かれて、ぽろっと喘ぎ声が漏れてしまっている。

「ああっ……い、いや、中は……あっ……ああっ……お願い、せめて……せめて外に……ああっ!」
「そんなに嫌がることもねえだろう。……ああ、そうか、おまえ、そう言えば昔、孕まされて堕胎したことがあったんだったな」
「……!!」

またひとつ、忘れたかった記憶が蘇る。
連日連夜に渡って犯され、コールガールまでやらされたマリアだったが、その間、避妊は許されなかったのだ。
泣いて嫌がり、懇願しても、相手は容赦なくマリアの若い子宮へと精液を放ってきた。
その結果、どこの誰とも知れぬ子を身籠もってしまったのである。
マリアの妊娠を知るなり、ボスは直ちに堕ろすことを命じ、闇医者による恥ずかしい治療を受けて堕胎したのだった。

その一連の記憶を思い起こすと、マリアは本当に死んでしまいたくなったものだった。
愛情の欠片もない男──それどころか嫌ったり憎んでいる男によって孕まされてしまう恐怖と哀しみを身体で知っているだけに、マリアは膣内射精を
殊の外恐れていたのだった。

しかしその反面、いやでいやで仕方がないのに膣内射精され、その精液を子宮で受け止めるたびに、被虐と背徳の妖しい快感に囚われていたことも事実だった。
だからこそ、余計に忘れたかったのである。

トッドの大きな顔が歪む。
腰の動きがさらに速まっていく。

「もう限界だ。いいか、出すぜ、マリア。おまえのいちばん深いところでな。しっかり子宮で受け止めろ!」
「やめて、やめてぇっ……! 中はいやああっ……ひっ……ひっ、ああっ……だめえええっっっ!」

嫌がるマリアの最深部に黒い男根が押し込まれ、子宮口に亀頭がめり込んだ状態で射精が始まった。

「んひぃぃっ……!!」

びゅるるるっと、勢いよく放たれる精液の熱さと濃さを子宮で直接感じ、マリアは白い喉を仰け反らせて悲鳴を上げた。
子宮口に亀頭が食い込み、直に精液がびゅーーっと子宮内に注ぎ込まれていく。

「いっ、いやああっ……出てるっ、ホントに中に出されてるっ……ああ、ひどい……」

激しく拒絶する言葉を吐きながらも、マリアの胎内はひさびさに味わう精液に悦んでいるかのようだった。
びゅっ、びゅーっと射精されるたびに、それを絞るように膣襞が収縮してきている。
吐き出された精液を受け止めた子宮は、内部を蠢動させて奥へ奥へと子種を運んでいた。
射精の発作があると、それに連動してマリアの尻にきゅっと窪みが出来た。
括約筋を使って、思い切り男根を締めているのだ。
トッドは射精の間中、マリアを強く抱きしめ、腰を出来るだけ密着させたまま精液を出していた。
出し終えてからも彫像のように固まり、その快感を味わっている。
そしてあらかた精液を出し終えると、ようやくマリアの中からペニスを抜いた。

「ああ……」

まだまだ硬いペニスを引き抜かれ、マリアはぶるっと震えた。
しどけなく開かれた股間からは、多すぎる精液が逆流してきていた。



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