「あう」

無理に口をこじ開けられていた膣は、異物を取り除かれてホッとしたように少しずつ閉じていく。
それでもまだ完全には閉まりきらず、小さく開いた膣口は蠢くようにパクパクしていた。
そこから一筋、どろりと濃い粘液が零れ出る。
這いつくばり、高く掲げた尻が小刻みに震えていた。
いやらしくにやけたザバンのぽてぽてした太い指が膣に押し込まれる。
男たちが大量に注ぎ込んだ精液とビアンカの蜜で、指はぬぷりと簡単に沈み込んだ。

「うんっ……!」
「くくっ、どろどろじゃないか。中も燃えるように熱いわ」
「う、うそよ、そんな……ああ、指、いや……」
「何が「いや」だ。口では何と言っても、ほれほれ、身体は男を求めておるぞ」
「くっ、いや! ああっ!」

まだ口答えしようとしたビアンカの性器に指を根元まで埋め込むと、ビアンカはそこで言葉を詰まらせ身を震わせた。
ビアンカが腰を捩り、尻を振るたびに、性器から粘液が流れ続けている。
指が膣内部を嬲るたびに、膝がガクガクと震え、腰が砕けそうになる。
身体に力が入らなかった。
指が襞をこそぎ、内壁を擦ると、ビアンカはぴくぴくと裸身を反応させ、甘く熱い吐息を漏らした。

「んっ……あ……くっ……」

アームザックに拘束された両腕が震える。
手はぎゅっと拳を作っては拡げられ、また何かを掴むように握ることを繰り返していた。

「お、お願い……もう許して、ああ……い、いやあ……」
「頃合いのようだな。どれ、ひとつ入れてやるか」
「あ、だめっ……んんっ……あっ、んはああっ……!」

男根を挿入するに充分なほどに濡れ切っていたビアンカの膣は、待ちかねたようにザバンのものを受け入れた。
セックス三昧の中、今日だけは犯されてなかった上、オナニーショーを強要され、犯されずに精液だけ放出されていたビアンカの女性器は、
膣内を擦りつける肉棒の感覚に身を突っ張らせて呻いた。
ザバンは突き出された形の良い尻たぶをしっかりと掴むと、遠慮なくペニスを根元まで埋め込んだ。

「んはっ……!」

ザバンの太った下っ腹が尻を押し潰すまで男根が押し込まれると、ビアンカは裸身をぴくりと跳ねさせた。
ザバンはビアンカの中を味わうかのように肉棒をゆっくり引き抜き、カリ首が膣口に引っかかるところまで持ってくると、また奥まで貫いた。

「あうっ……」

ビアンカの狭隘な膣内はたっぷりの愛液と精液にまみれ、ザバンのペニスをどろどろにする。
潤滑剤を得た太い男根は、スムーズにビアンカの膣を何度も往復した。
でっぷりとした国務大臣は、やや上擦ったような声で呻いた。

「これはいいオマンコだ。中は熱くて柔らかいし、わしのものにねっとりと絡んできよる」
「い、いや……んあっ……」
「おまえも良い気持ちだろう、そら、どうだ」
「う、動かないで! こんなのいやあ……ああっ……」

いやと言いながらも、ビアンカは腰がうねるのを止められない。
膣の奥を突き上げられると、粘液でどろどろになったペニスと膣は相互に擦れ合い、快感を与え合う。
男液と女液が混じり合う粘着質の水音は、意外に大きく室内に響いた。
ビアンカの肉体は、強制的にセックスさせられているとは思えぬほどに反応しており、強引に拡げられた膣の内壁は男根が抜き差しされる
たびに引き摺りだされ、まだ中に押し込まれた。

「ん、だめ、ああ……そ、そんなに動かないで……あう……」

膣内の襞が男根にへばりつき、適度に熱く締め付ける刺激を与え続ける。
その快楽に呻きながら、ザバンはビアンカの尻たぶに指を食い込ませ、突き上げる勢いを増していく。
突くたびに、抉るごとに、ビアンカの膣内圧力は高まり、締め付けはなおもきつくなる。
その肉を引き剥がすように何度か突き込むと、ビアンカは背を反らせながら喘いだ。
犯され、次第に官能を露わにしてくる人妻に堪えきれなくなったらしく、ドルマゲスが息を荒くさせてザバンに言った。

「ザ、ザバンさま、私めも加わりますぞ!」

腰を打ち込みながら、ザバンが答える。

「ん、いいだろう。一緒にやるか?」
「はい! では、私は後ろを」
「よかろう」

ザバンはにやりと笑うと腰の動きを止めた。
ホッとしたようにビアンカがくたりと脱力すると、ごろりと転がした。

「きゃあ!」

何事が起こったのかと狼狽えるビアンカに、ザバンがそのままのしかかる。
仰向けになっているが、腕は背中で拘束されたままであり、抵抗どころの話ではなかった。
脚を閉じる余裕もないまま、ビアンカはザバンに前から貫かれる。

「ああっ!」

再びに挿入感に戸惑う暇もなく、ビアンカはその状態でまた転がされた。
媚肉は濡れ方が激しかったが、膣がしっかりとペニスを食い締めており、抜けることはなかった。
転がる時に、硬くなったペニスの先や胴体がゴロゴロと膣内に当たり、ビアンカが悲鳴を上げる。
今度は四つん這いではなく、ザバンの大きな腹の上へ重なるように身体を載せる格好になった。
自分の身体の重みで、深々とザバンの肉棒が膣奥に沈み込んでくるのがたまらない。
嫌がってぷりぷり蠢く尻に、ドルマゲスの薄汚い肉欲が燃え上がる。

「ああっ、いやあ!」

ビアンカは尻たぶが大きく割られるのを感じた。
尻の谷間に、すうっと冷たい外気が入り込んでくる。
尻を割ったドルマゲスが、舌なめずりしながら言った。

「これは淫らだ。くく、ザバンさまのペニスがこの淫乱女のマンコにずぶずぶと入っているのがよく見えますぞ」
「やっ、見ないで、そんな……」

ザバンの大きな腹の上に載せられ、下から盛んに突き上げられているビアンカは、肉棒が奥に来るたびに声を途切らせながら必死に叫んだ。
太い男根が激しく突き刺さり、引き抜かれているところを見られる恥ずかしさに、顔を振りたくった。
ドルマゲスは、アームザックで拘束されたビアンカの腕をぐいと持ち上げる。

「あう!」

腕が肩から外れそうな痛みにビアンカが呻く。
動きがおとなしくなったところで、ドルマゲスがビアンカの尻に顔を近づけた。
男の興奮した熱い息が尻たぶにかかる。
恐らくドルマゲスはその中心部を見ているに違いない。
あまりの羞恥と屈辱で、ビアンカのアヌスがひくひくと恥ずかしそうに窄まっている。

「やあ……み、見ないで、そんなところ……」
「どこを見られているかわかるかな、奥様」
「……見ないで」
「ザバンさまと繋がって大喜びのマンコも見ているが、それよりこっちだ」
「ひっ!」

ドルマゲスの骨張った指の腹が、アヌスの表面をすっと撫でていく。
そのおぞましさと気色悪さにビアンカは背中を震わせ、鳥肌を立てた。

「ど、どこを触ってるの!」
「決まってる、おまえの尻の穴だ」
「そ、そんなとこ触らないで、いやよ!」
「触られるだけで済むと思うかね?」

強引に腰を後ろに突き出す格好にさせられているビアンカは、まるで尻をドルマゲスに捧げているかのように見えた。
脅えてひくつく肛門の中心にドルマゲスのペニスがぴたりと当てられた。
指とは違った熱い感触に、ビアンカは慌てて振り返る。

「な、何を……」
「わしはこっちを戴こうかと思ってね」
「な……」

ビアンカは仰天した。
ジャミにもしつこいほどに嬲られたアヌスだが、まだ犯されたことはなかった。
そんなところをセックスの対象にされるとも思わなかったから、面白がっていじっているだけだと思ったのだ。
なのにこの男は、そこを犯そうとしている。
ビアンカは活が入ったように暴れ出した。

「い、いやいや、絶対にいやあっ!」
「ほれ、暴れるな」
「あう!」

下のザバンから鋭い突き込みが入り、びくりと裸身を震わせてビアンカの動きが止まる。
子宮口を小突かれる苦痛と、それに入り交じっている深い快感が女の行動を縛っていた。
その隙に、ドルマゲスはアヌス周辺の肉を押し広げて肉棒をくっつけ、そこへ挿入しようとする。
ビアンカはまた焦ったように叫ぶ。

「そ、そこ違う! だめ!」
「違わないと言っておるだろう。わしは尻を犯してやる」
「だめっ! ああ、お尻なんかだめです……ま、前にして……」
「前? ちゃんとマンコにしてと言え。そうしたら考えてやろう」
「……」

口ごもったビアンカだったが、ここはそう言わないと本当に犯されてしまうだろう。
屈辱を噛みしめ、恥辱を飲み下しながら、消え入りそうな声で言った。

「お……」
「お?」
「オ、オマ……ンコ……に入れて……」
「もう一度」
「オマン、コにして……お尻なんかいやです……」

顔を真っ赤にして息も絶え絶えでようやくそう言ったビアンカの美貌を見ながら、ドルマゲスは大笑いした。

「これはこれは。かの王妃さまが「オマンコにして」とおっしゃるとはな」
「ああ……もういやあ……」
「だが、そのオマンコにはまだザバンさまのものが入っておるでな」
「だ、だから終わってから……終わったらちゃんとお相手しますから、お願い……」
「いかん、もう待ち切れんのでな。さ、覚悟せい」

ドルマゲスはそう言うと、尻をぴしゃりと叩いた。
そしておもむろに腰に力を入れ、挿入していく。

「ひ、ひどい、そんなっ……あ、ああっ、そこだめえっ……んっ、んんっ……いやあ、痛い痛いっ……!」
「そんなに抵抗したら余計に痛いぞ。いいか、排便するつもりで踏ん張れ。自分から尻の穴を開くようにするんだ」
「そ、そんなことできませんっ、あっ……いったいっ……くあっ……」
「それなら知らん。せいぜい抵抗すればいい。ヘタをすればわしの巨根で尻の穴が裂けてしまうかも知れんぞ」
「ひっ……!」

そんなことになったらどうしよう。
肛門を犯されるなど思いも寄らなかったし、絶対に嫌だったが、確かに無理に抗えば裂けるかどうかはともかく傷ついてしまうかも知れない。
場所が場所だけに治療しても治りが遅いだろう。
嫌で嫌で仕方なかったが、やむなくビアンカは言われた通り、少し息張った。

「んむむ……」

ドルマゲスの嬉しそうな声がした。

「おお、それでいい。そうか、尻の穴でわしを受け入れるのだな」
「ち……がう……ああ、痛い……んむう……」

ビアンカがアヌスを開こうと意識した途端に、じわっとペニスが入り込んできた。
三角錐状になっている亀頭の先が、僅かに開いた小さな開口部にめり込んでいく。

「んっ、い、いや……はああっ……だ、だめ、入ってくるっ……入ってきちゃうっ……お、お尻に入る、ああ……んはああっ……!」

ビアンカはバリッと何かが引き裂かれたような音がしたような気がした。
錯覚だったのだが、その瞬間にアヌスの粘膜を無理矢理に押し広げた男根が、腸内に潜り込んだのである。
ドルマゲスのペニスは、亀頭がくぐり抜け、もっとも太い部分も挿入されて、カリのくびれまでビアンカの肛門に埋め込まれていた。

「おう、先が入ったぞい。よし、今度は力を抜くんだ。その方が楽になる」
「い、いやよ……ああ、抜いて。痛い、痛いんです……」
「ウソをつけ。こんなに簡単に入ったじゃないか。普通はもっと酷いことになるんだぞ。血の出る女も少なくないしな」

ビアンカのそこは、アナルセックスまではされなかったものの、ジャミがしつこく嬲り続け、性感帯のひとつになるまで開発されていた。
太いジャミの指でも楽に飲み込むようになっていたからこそ、ドルマゲスの男根もすんなりくわえ込めたのだろう。

「ふふ、慣れてるみたいじゃないか。もしかすると、ここもジャミにやられたんじゃないのか?」
「違う……違う、そんなことない……ああ……」
「本当か? リュカにもされたことはないのか」
「ああ、あるわけが……。あ、あの人はこんなことはしない……変態じゃありません……あう、痛い……」
「そうか、そうか。わしはビアンカの初物を戴いたわけだ。申し訳ないですな、ザバンさま」

ドルマゲスは、美しい人妻の処女地を犯した満足感で顔をにやつかせ、ぐいっと深くまで抉った。
腹心の部下が上から押すように突いてくる圧力を腹に感じながら、ザバンも負けじと下からビアンカを突き上げる。

「ふん、この淫売めが。ドルマゲスのものを尻に入れられたら、ますますマンコがきゅうきゅう締め付けるではないか」
「くっ、こっちもですよ、ザバンさま。この女の尻穴と来たら、猛烈に絞まりよりますぞ」
「ぐ、ぐっ……だめえ、そんな……んむっ、あ、あくっ……そ、そんなに突いちゃだめえ……ああっ……」
「本当に「だめ」なのか? ウソをつけ、さっきから尻をわしに押しつけてくるではないか」
「あっ……そんな、お尻、きついっ……ああっ……」

ビアンカの甲高い悲鳴を心地よく聞きながら、男たちは本格的にビアンカを犯し始めた。
二本の赤黒い肉棒が、ビアンカの真っ白い尻の間を何度となく往復し、その内部を蹂躙した。
ザバンのものが膣襞を盛んに擦り上れば、ドルマゲスのペニスは直腸内を激しくかき回す。
苦しそうに喘いでいたビアンカのアヌスは、いつしかだらしないほどに爛れ、粘液を滴らせてきた。

「だ、め……あっ……きつい、ああっ……く、苦しいんです……あう……」

お腹の中を太いものが二本も入り込み、好き放題に抉ってくる。
出し入れされるたびに、双方の穴の隙間から粘った液体がしぶきだしていた。
ザバンのものが奥まで来て、それが引き抜かれると襞ごと持って行かれる感覚に、ビアンカの腰が痺れてくる。
ドルマゲスの肉棒も、誰も入ったことのない直腸深くまで侵攻し、まるで内臓が犯されているかのような錯覚を受けた。
自分の意志や感覚を無視され、無秩序に犯されることで、ビアンカはとてつもない被虐の快楽を得ていた。
一緒に突き込まれ、狭い内部が圧迫されて息も出来ない状態になったり、微妙にずれて押し込まれ、亀頭の先が内臓粘膜越しに激しく
擦れ合うこともある。
そんな激しい責めすらも、ビアンカの熟れた肉体は受け入れ始めていた。

初めてのアナルセックス、いやそれどころか二穴責めまでされているのに、ビアンカの媚肉も肛門も、たっぷりと潤滑油を分泌し、
男たちのピストンをサポートしているのだった。
ビアンカの声が明らかに変化してきた。
抗ってはいるが口だけとなり、肉体の方はもう男たちの望むようになっている。
ふたりの動きに合わせ、自分から腰を振ってきたのである。

「あ、ああっ、そんな激しいっ……あ、でも……くっ、すご……な、中に二本も……んひぃっ……んああっ……」

悲鳴や拒絶の言葉が消え、喘ぎと呻きになっている。
明らかな嬌声やよがり声に変わるのも時間の問題だ。
ビアンカの腰の動きも活発になってきている。
ザバンが下から突き上げるのに合わせて腰を落とし、より深い挿入感を求めると同時に、肉棒との摩擦感を高めている。
ドルマゲスが上から押しつぶすように突き込んでくると、今度は尻を持ち上げて密着させようとする動きすら見せてきた。
ずぶり、ぬちゃっと淫らな音をさせながら二本の男根が激しく出入りを繰り返すと、ビアンカはよりはっきりと反応していく。

「んああっ、いっ……ああっ……くっ、奥っ……あ、深いっ、そんな奥まで……あああ、前も後ろも深すぎる……ああっ……」

ビアンカが意識しているわけではないだろうが、その腰は動きがダイナミックとなり、膣と肛門は貪欲なまでにペニスをくわえ、
貪るように食い締めた。
まるで「早く射精して」「もういかせて」と身体が要求しているかのようだ。
たまらずドルマゲスが悲鳴を上げた。

「くっ、こ、この女っ……そんなに締め付けたら、わしは……で、出ちまうぞ!」
「い、いやっ、出さないで! ああ……ひぃっ……」
「お、おおっ、ドルマゲス、こっちもすごいぞ。さっきからマンコがチンポをきゅうきゅう絞るように締め付けよるわ。わしも……出そうだ」
それを聞いたビアンカが、少し慌てたように叫んだ。
「そ、それだめっ……!」

犯されるだけでなく、こんな連中に中出しまで許すわけにはいかなかった。
しかし、男たちから「射精する」と言われた途端、ビアンカの肉体はカッと熱くなり、膣もアヌスも収縮がきつくなっていく。
そのため、ふたつの穴はよりはっきりとふたりのペニスの太さや形を意識してしまう。
激しい抜き差しで前後の穴の粘膜が、何度も何度もめくれ上がり、捲れ込まれていくのまでわかってくる。
そんなことを意識すればするほどに、美人妻の肉体の官能が昂ぶり、高みへ向かっていく。

「ザバンさまっ、わしはもう……だ、出していいですかな」
「お、いいとも。実はもうわしも限界でな。同時に出してやろう」

そう言い合うと、ふたりの律動が一段と激しくなった。
言葉通り、限界が近いのだ。

「だめだ、もうっ……出すぞ、ビアンカ!」
「だめ、出さないで! お尻なんかに……ああっ!?」
「くおっ!」

同時にと言ったものの、ドルマゲスが耐えきれずにまず射精した。
さすがに膣よりもアヌスの方が締め付けがきついということだろう。
ビアンカが大きく仰け反った。

「いやああっ、出てるっ……ひっ、お尻っ、お尻の中にぃっ……やっ、出さないで、ああっ……」
「くっ、どくどく出よるわ」

ドルマゲスが顔を歪ませて射精を続ける。
その間、ビアンカの尻をしっかりと抱え込み、決して離そうとしなかった。
窄まったアヌスはしっかりとペニスをくわえこみ、自ら尻をドルマゲスの腰に押しつけて密着させていた。

「い、いや……ああ、まだ出てる……あっ……」

ビアンカはぶるっと震えた。もうドルマゲスは射精を終えたのに、足りないとでも言うように肉棒を食い締めて絞り取ろうとしている。
アヌスが引き窄まれば、当然媚肉も締まっていく。
今度はザバンがビアンカの細腰をがっしりと掴んで引き寄せ、腰を持ち上げてより深くまで挿入した。
その上から、まだ離れないドルマゲスが尻を潰すようにのしかかってくる。
ビアンカの膣に引き絞られ、ザバンの肉棒は膣の深いところで精液を吐き出した。

「うおっ、出る!」
「いやあああっ!」

熱い粘液がびゅるびゅると勢いよく膣内に射精されてきた。
子宮口に熱いものがぶち当たり、それが弾けて膣内に飛び散っているのがわかる。
ビアンカは腰を震わせながら、大きく弓なりになった。

「あああっ、いやああっ……中に出されてるっ……あ、奥に来てる……ああ、熱いのが……すごい……ああ……」
「す、すごい食い締めだ、このマンコ! 口で吸っとるかのようじゃないか」

ザバンはそう言いながらビアンカの腰を引き寄せて腰を突きだし、太い血管の浮いたペニスからどくどくと濃い精液を注ぎ込んだ。
ビアンカの臀部がびくびくと細かく痙攣し、膣襞が蠢動して射精されてくる精子を奥へ奥へと運んでいく。
双方のペニスが射精の発作を終えると、ビアンカの肢体から力が抜け落ち、ザバンの醜い腹の上にその細身の裸身を横たえた。
前も後ろも精液で穢され、汚辱と悔恨で顔が上げられない。

「ああ、ひどい、こんな……いやだって言ったのに……中はだめって言ったのに……」
「いやと言っても必ず中で出すからな。ふふ、これからもずっとだ」

ザバンはそう言うと、ようやくビアンカの下から抜け出した。
ドルマゲスも、名残惜しそうに丸い尻を撫でながら、萎えたペニスをアヌスから引き抜く。
ふたりとも続けてビアンカの身体を愉しみたかったのだが、他のメンバーが黙っていなかった。

「ようやく出番か」

オセアノンとアントニアが手を打ち鳴らして近づいてきた。
有無を言わさずビアンカの身体をふたり同時に貫く。

「んあっ、そ、そんな、またあっ……!」

ぐったりしていた身体を無理に引き起こされ、またしても上と下からふたりの男に犯されていく。
アヌスも膣も緩みきり、粘液を滴らせていたため、いきり立った男根をいともあっさりと飲み込んでしまう。
ずぶりと深くまで突き込まれると、ビアンカはぶるっと裸身を震わせて喘いだ。

「あううっ……ま、また同時になんて……続けてするなんて、ひどいっ……ああ、こ、これも大きいっ……」

太くて硬いものが前後同時に押し込まれ、ビアンカの股間に殺到した。
その息も詰まるようなきつさと苦しさに、頭が白く灼け、くらくらしてくる。
同時に、ぞくぞくするような妖しい痺れが背筋を通り抜けていく。
緩んでいた二穴は、二本を受け止めた途端に収縮し、前と変わらないきつさで締め上げていった。
まだ輪姦に加われなかったルドマンも、さすがに待ちかねたようにビアンカの裸身にまとわりついてきた。
背中の窪みやうなじに指を這わせながら、人妻の耳元で囁く。

「私も加わりますぞ、ビアンカさま」
「やっ……ま、待って! い、今はとても……ああっ、そんなに深く突き込んじゃだめえっ!」
「ふふふ、おふたりのチンポに夢中で私めの言葉など耳に入らんようですな。大臣、私はこの可愛いお口を使わせてもらってもよろしい
ですかな」
「おお、まだ口が残っておったな」

アントニアとオセアノンにダブルレイプされて喘ぐビアンカに興奮し、また膨らみだしたペニスをしごいていたザバンが今さら気づいた
ように言った。

「さっきは尻の初めてをドルマゲスめに奪われたのに、今度はルドマンどのに口まで取られるか」
「何を言われますか、大臣。そういうあなたこそ、この人妻のマンコをいちばん最初に犯したのでしょうに」

商人と大臣はそう言って笑い合った。
国務大臣は苦笑して頷いた。

「そう言われると何も言えませんな。いいでしょう、このスケベ妻の口、存分にお使い下さい」

女の人権や意志などまるで無視して、男たちは言いたいことを言い合って笑っていた。
ルドマンがズボンを下ろし、下着まで脱ぎ去って毛むくじゃらの醜い下半身を剥き出しにした。
ビアンカは一瞬頬を赤らめ、すぐに嫌悪感を表情に出して顔を背けた。
ルドマンはそんなビアンカへわざと見せつけるかのように、自分の男根を手に持って顔の前でぶらつかせた。

「き、汚いものを見せないで!」
「これは失敬な。見た目は悪いが、これはなかなかの逸品ですぞ、そら、よくご覧あれ」
「み、見たくない、あっ、いや! 擦りつけないで、汚い!」
「そんなに汚いのであれば、そうですな、王妃さまのお口で綺麗にして戴きましょうか」
「そ、そんな……いやよっ、んっ!? んぐううっ……!」
「おっと、歯を立てるなよ。亭主にしてやってるように丁寧にな」
「んんっ……んっ……むうう……」

ルドマンはビアンカの口に肉棒をねじ込むと、その口腔内の柔らかさと熱さを愉しんだ。
ビアンカの小振りな口は、太いルドマンのペニスをくわえただけで息が詰まりそうになる。
ペニスの熱さに唇がぴりぴりと痺れ、臭気でむせ返りそうだ。

「ぐううっ……んっく……おむ……ぐぐ……」
「なんだなんだ、それでも人妻か。まったくなってないな、初心な処女でもあるまいに」
ルドマンは太鼓腹を揺らして不平を言った。
「仕方ない、言う通りにしてみろ。いいか、口を窄めてチンポをしごくように顔を動かせ」
「んんっ……」

いやだという風にビアンカは顔を振ったのだが、それがルドマンのものを愛撫するような動きになっている。
言われなくとも口は窄まっていた。
意識的にやっているのではなく、太いものを口にさせられているのだから当然そうなるのだ。
魔物だけでなく人間までが自分の肉体を狙っていた。
そして魔物に劣らぬほどの無惨な暴虐行為を仕掛けてくる。
ビアンカはヒトの男にも絶望した。

(ああ、どうしてこんなことに……。もういや、何も信じられないっ……)

男たちは遠慮なくビアンカに腰を使ってくる。
膣やアヌスを犯しているザバンとドルマゲスは、ビアンカの細身の身体が浮き上がるほどに激しく打ち付けてくるし、口を責めているルドマンも、
ビアンカの顔が陰毛に埋まるまで腰に押しつけていた。

「むむ……うん……むう……」

ビアンカの唇がルドマンのペニスに吸い付き、吸引を始めた。
いやいやながら、顔が振られている。ビアンカの変化に気づいたのか、ルドマンの顔がほころぶ。

「おお、やる気になったようだな。それでいい。そうすればおまえも気持ち良くなるだろうよ」

そんなことではなかった。
この輪姦劇が避けられないものであれば、助けが来ないのであれば、さっさと終わらせたかったのである。
要は射精さえさせればいいのだ。
男の性欲はそれで収まる。
それまでの恥辱と屈辱に耐えればいい。
そう思ったからこそ、射精を促そうとしているのだ。

しかし、そう簡単に割り切れるものではない。
いやいやながらの口唇愛撫だから、動きはぎこちない。
歯がペニスにぶつかり、舌もやっと舐める程度だ。
それでも王妃という高貴な身分の女に性技を尽くさせているという満足感と、娘の恋敵への復讐ということもあり、ルドマンの男根はますます
硬度を増して膨れあがっていく。
そんな積極性は媚肉や肛門にも伝染するのか、ザバンとドルマゲスのものをねじ込まれたを食い締め始めた。

「おお、本当にその気になってきたようですぞ。この女のマンコ、キュウキュウと締め付けてくるわい」
「こっちもです、ザバンさま。ぬっ、チンポが痛いほどによく絞まりますわ、この尻は」
「くくっ、口では嫌がっても所詮は女よ。何が王妃だ、下賤の者の分際で。男三人に同時に責められて悦んでおるのだからな」
「ぷあっ……ち、違うっ、そんなことありませんっ!」

ビアンカが思わずペニスから口を離してそう叫ぶと、ルドマンがその後頭部を押さえ込む。

「ぐむうっ……」
「こらこら、こっちを疎かにするな。喉の奥を使うんだよ」
「んんうっ……んうっ……」

突如、喉の奥まで突かれ、ビアンカはむせ返るような異臭と異物感に目を白黒させる。
胃の奥から嘔吐き上げるものを懸命に堪え、必死になって舌をペニスに這わせた。

「そう、そうだ。舌使いも本格的になってきたな。いやらしい女だ、そうやっていつもあの亭主のものをくわえておったのか」
「そうでしょうよ、この好き者が。きっとジャミのものも悦んで口にしたのでしょう」
「うもうっ……んむっ……」

あらゆる淫らな罵詈雑言が浴びせられたが、もはやビアンカには反論する余裕もない。
口を離せばルドマンに叱責されたし、何しろ頭を抱え込まれているのだからどうしようもない。
哀れな人妻は、その豊潤な肉体のすべてを使って男どもに奉仕させられ、欲望を満たす道具として使われていた。
膣口にもアヌスにもそそり立った肉棒がねじ込まれており、無理に押し広げた粘膜を念入りに犯している。

口は涎の流れる隙間もないほどにペニスを押し込まれ、イラマチオを強制されていた。
ちらちらとビアンカの心の闇──マゾ性が顔を覗かせ始めていた。
恥辱的な言葉で虐められ、羞恥極まる責めを肉体に受け、複数の男どもに嬲られる。
そのすべてがビアンカの被虐官能を刺激してやまなかった。
夫によって優しく開発され、魔物によって乱暴に責め抜かれた肉体は熟れきっており、そんな性の津波に耐えきれなかった。

いけない、あさましいと思いつつも、肉体は誤魔化されてくれない。
膣の奥から熱い蜜が湧き始め、アヌスの中からもぬるぬるした腸液が滲み出していた。
快楽を自覚してきた身体にビアンカが戸惑い、狼狽える。

(だ、だめ、こんなっ……こんな酷いことされてるのに感じるなんて……ああ、もう身体がおかしくなるっ……)

男たちもその快楽に唸りながら責めを強めていく。

「くっ、本当にいいマンコだ。奥を責めれば責めるほどに絞まりおる。もう蜜もどろどろだ」
「尻もですよ。わしのものをしっかりとくわえこんで目一杯広がっておるのに、裂けもしなければ血も出ておらん。よほど使い慣れておる
のでしょうな」

(違う、違うっ……そんな、お尻なんて慣れてるわけが……ああっ、だめ、そんなにいっぺんにぃっ……)

媚肉とアヌスにそれぞれペニスを突き立てて、ふたりの男は激しくその穴を蹂躙し、ビアンカの裸身から汗や愛液を絞り出させていた。
ビアンカの膣も肛門も爛れ、充血しながらもひくつき、蠢き、粘液を滲ませて硬い肉棒が出入りするのを手助けしていた。
後背位でビアンカのアヌスを犯していたドルマゲスが、突くたびにたぷたぷ揺れる乳房に目をつけ、後ろから揉みしだいた。

「くんっ……!」

新たな快感が胸に走り、ビアンカが仰け反る。鋭く熱い刺激が、乳房から背を駆け下り、子宮にまで届いた。

「乳もいい具合じゃないか。揉みでのあるでかいおっぱいだ。ほれ、乳首なんかコリコリだ」
「んんっ!」
「柔らかいのによく張ってるな。ぷりぷりじゃないか。しっとりした人妻の肌で若い娘の乳房を覆ったかのような素晴らしいおっぱいだ」
ドルマゲスがそう言いながらビアンカの乳房を揉み込んでいると、下から突き上げていた
ザバンが驚いたように言った。

「おっ!? なんだなんだ、この女。母乳を噴き出しておる」
「……!」
「なんと! いや、そういえば双子の赤子がいたのでしたな。なるほど乳も出るわけだ」
「おお、また滲んできたぞ。くくっ、ドルマゲス、卿が乳を揉むたびに母乳が出てきよる」
「それはそれは。どうです、ザバンさま。ひとつ赤子の頃を思い出して、この女の乳でも飲んでみませんか」
「んひっ!」

ドルマゲスが、まるで牛の乳搾りのようにぎゅうぎゅうとビアンカの胸肉を揉み絞った。
すると、乳房の尖端からぴゅっと勢いよく母乳が飛び散る。
その乳を浴びてザバンが大笑いすると、ドルマゲスは調子に乗ってさらに強く握った。
乳輪を指で潰し、絞り出すように揉むと、乳首の先から幾筋もの白い液体がぴゅぴゅっと下にいるザバンの胸に引っかかった。

「んんんっ……」

感じるのか、それとも恥ずかしいのか、ビアンカは身を捩って顔を振り、そして呻いた。

「おうおう、もうわしの胸は王妃さまの母乳でびしょびしょだわい。少しもったいないな、どれ、少し舐め取ってやるか」

ドルマゲスが乳輪を指で摘んでいるだけに、乳首が括り出されている。
ただでさえ敏感な箇所なのに、摘まれて余計に感じやすくされていた。
その乳首をザバンの汚い舌がべろりと舐め上げた。

「くうっ……!」

明確な快感があった。痛いくらいに絞り挙げられた乳首を、熱くてざらついた舌が唾液をたっぷり載せてべろりときたのだ。
腰が震えるほどの愉悦だった。

「ん、んんっ……んんんっ……」

ビアンカはアヌスを犯しているドルマゲスに乳房をこね回されて母乳を噴き出し、膣を貫いているザバンに乳首を舌でねぶられて母乳を舐め取られる。
フェラさせられていて口は利けないが、鼻から漏れる吐息は熱く、明らかに甘い音色になっていった。
上から下から突き込まれ、乳房まで揉みしだかれて、ビアンカは為す術もなく男たちの前でのたうち回り、その甘美で激烈な快感に浸っていく。

「ぐうっ! むむう……」

口の方も、ビアンカの愛撫が下火になると途端に叱咤し、頭を押さえ込まれて喉の方にまでくわえ込まされてしまう。
苦しくて涙が滲むのに、その息苦しさは性器と乳房をから来る快楽と入り交じり、ビアンカを虜にしていった。
次第に露わになる快楽の反応は、消極的だったフェラにも感じられるようになった。
口を出来るだけ大きく開け、奥まで突き込んでくるペニスを宥めるように舌を絡め、しゃぶっていく。
唇がめくれるほどに強く激しく出入りする男根にはビアンカの唾液がたっぷりとまぶされ、醜く浮き上がった静脈が淫らに光っている。
ザバンたちは顔を見合わせてにやりとした。

「やはり感じてきておるようだな」
「ですな、舌使いにも熱が入ってまいりました」

ルドマンの声が上擦る。
同時に、ビアンカの小さな口に突っ込んでいたペニスもぐぐっと膨れあがった。

「んんっ……!」

(ああ、出るんだわ、ルドマンさんの……ま、まさかこの人、私の口の中で……!)

咥内射精を恐れたビアンカは、何とか顔を離そうと思うのだが、それを察したのかルドマンの方はビアンカの後頭部を自分の腰に強く押しつけた。

「ぐうっ……!」

ルドマンの腰使いが激しくなり、ビアンカの喉を盛んに犯した。
喉奥に亀頭が当たるのを防ごうと、ビアンカは舌でそれを押し返そうとする。
結果的に舌が亀頭を舐めることとなり、ルドマンのペニスへ快感を送り込んだ。
商人の腰が震え、爪先立ちになっている。

「うおっ、で、出るっ……飲め、ビアンカ、一滴も残さずにな!」
「んむうううっっ……!」

いやいやと顔を振りたくったが間に合わなかった。
ルドマンの腰が軽く跳ね上がると、男根の尖端から激しく精液を噴き出した。

「んっ? ぐううっ……!」

ルドマンのペニスは大きく脈打ちながら次々と射精してのけた。
口の中に、気味の悪い粘液がびゅくびゅくと放出されてくる。
たちまち狭い口中いっぱいに精液が溢れ、やむなくビアンカはそれを飲み下した。

「んっ……ん、んくっ……ごく……んくっ……」

生臭く、飲みにくかった。粘った汁は飲みにくく、不快に喉に絡んでくる。
顔を顰めて何とか飲んでも、次々にびゅるびゅると射精されてきた。
満足したのかルドマンが手の力を抜くと、ようやく顔が解放された。

「ぐっ……げっ、げほっ……ごほごほっ……う、く……」
「飲んだか。あ、こら零しよって、全部飲めと言うたろうが」
「けほっ……ひ、ひどい、口の中に出すなんて……!」

ビアンカは咽せながらやっとそう口にした。
半開きになった唇の端からは、だらだらとルドマンの汚液が糸を引いて垂れている。
全部飲むも何も、そんなものは飲むものではないのだ。
ビアンカは、まるで排泄物を口にさせられたような屈辱感と汚辱感にまみれた。
口を拭きたくても、腕は背中でアームザックに包まれていてどうにもならない。
ルドマンが離れると、上と下から貫いていたふたりの政治家が本腰を入れ出す。

「では本格的にいきますか」

男たちは上下からビアンカを突き上げ、犯した。
淫靡な黒い下着と真っ赤なヒールだけをまとったその華奢な裸身は揉みくちゃにされ、激しく揺さぶられた。
男たちが嘲るように言った。

「このスケベ妻めが、そんなに気持ち良いのか」
「んんっ!」
「首を振って否定するつもりか。ウソをつけ」
「そうとも。きっとジャミめに何度も犯されて仕込まれておるはずですわ」
「くく、あの情けない亭主が気の毒になってきますなあ。魔物に犯されただけでなく、こうしてわしらにも抱かれて喘いでおるとは」
「んん〜〜っ!」

(ど、どうしてこんな時にあの人のことをっ……ああ、いやあ……こんなふしだらな……あ、あなた、許して……ああ……)

ビアンカは涙目になって首を振りたくった。
どうしてこんな時に夫のことを言うのか。
余計に意識してしまい、性器も胸も一層に敏感になってしまう。
夫のある身でありながら魔物の慰み者にされ、あまつさえ夫の部下たちに寄って集って貫かれている。
それを思うだけで、夫への申し訳なさとぞくぞくするような背徳の快楽、被虐の官能が込み上げて止まらなかった。

ビアンカの快楽が高まれば高まるほどに、男をくわえ込んでいるふたつの穴も収縮が激しくなっていく。
比例して、ビアンカを犯している男たちも突き込む勢いが増し、ピストンの速度も上がっていった。
もうたまらんという顔で、ザバンとドルマゲスが呻いた。

「しっ、尻の穴が絞まるっ……くそっ、このでかい尻に思いっ切り注ぎ込んでくれる!」
「わしもだ! この女のマンコが良すぎてもう我慢できん。このまま中にたっぷり出してやるぞ」
「ひっ!」

それを聞いたビアンカが脅えた。

「い、いやああっ、だめだめっ……そ、それだけはやめて! 中はいやあっ……!」
「ふざけるな、ここまで来て後に引けるか。おまえだって中に射精して欲しいだろうに」
「そんな、いやですっ……ああ、中になんか出されたら妊娠してしまう……」
「それがなんだ。わしらは最初っからおまえを孕ませるつもりだ」
「いやああっ、そんなあっ……」

こんな卑劣で野卑な男どもの精を受け、妊娠させられるという恐怖にビアンカは身を震わせた。
なのにビアンカは、官能の炎に炙られ、燃え上がっていく。
夫以外の精子で孕まされるというあまりにも屈辱的で暗い背徳すらも、その熟れた肉体は快楽の種にしてしまっているのだ。

「あ、ああっ!? 中で……中でおっきくなってるっ……!」

媚肉に収まったペニスの状態から、ザバンの射精が近いと感じ取ったビアンカが暴れ出した。
それまで官能に溺れかかっていたビアンカの表情が一転して青ざめた。
それでいて、なおも腰は男の動きに合わせてうねらせている。
心と肉体のバランスが完全に崩れていた。

「どうだビアンカ、中に欲しいだろう。欲しかったらそう言え!」
「だめ、いやっ! 中は、中は許して……ああ、お願いです、ん、んはあっ……!」
「怖がるか喘ぐかはっきりせんか、この女!」

悶えるビアンカの腰をしっかりと捕まえ、下から盛んに突き上げていたザバンは、細身の女体を跳ね上げるように腰を打ち込んだ。
何度か強く突いてから、ぐぐっと腰を押しつけて人妻の膣奥にまで突き刺すように密着させる。
そして男の太った身体がぶるるっと震えた。

「お、おっ……い、いくぞ!」
「いやあああっっ……!」

ザバンの精巣から、びゅるるっと勢いよく精液がビアンカの胎内に吐き出された。
ビアンカには、その粘液が胎内に激しく浴びせられているのがはっきりとわかった。

「や、やああっ、出てるっ……んっ、いやっ、ああ、奥にまで出てるっ……あ、あううっ……」

いやがりながらも、ビアンカは裸身を小刻みに何度も痙攣させていた。
絶頂したのである。
収縮も猛烈で、ザバンのペニスを絞りあげるように締め付けている。
その、あまりの快感にザバンはビアンカの腰に指を立てたまま呻いた。

「く、くそっ、何て女だ! まだだ、まだ出るぞ」
「あ、いや……んんっ……あ、あ……」

ビアンカは膣内射精されたことで気をやっている。
腰が震え、ふくらはぎや腿は鳥肌が立っていた。
そのせいか、アヌスの窄まりも一層に強くなる。ドルマゲスも呻いた。

「くっ、よほど中出しされたのがよかったようだな。尻の穴もすごいぞ」
「あ、はあっ……はあ……んんっ、お尻、きつっ……ああっ……」
「今度はわしの番だ。出すぞ、尻の中にな」
「い、いやよ……ああ、もう中はいや……」
「心配するな。尻の中ならいくら出されても孕みはせんわ」

そう言ってドルマゲスは、ビアンカのひくつく肛門を押し広げながら何度も出し入れしていく。
絶頂の余韻に酔っていたビアンカの裸身がびくりと反応する。

「ひっ、ひっ……! だめ、そんなに強くっ……お尻、壊れてしまいますっ……ああっ」

腸液でぬらぬらになっている肉太の男根が、引き延ばされたアヌス粘膜をへばりつかせて容赦なく往復している。
そのうち限界となったのか、ドルマゲスは顔を歪めて呻き始めた。
そして何度が強く打ち込んでからビアンカの背中に覆い被さり、母乳を滲ませている乳房を強く握りながら、その尻に腰を埋め込むように押しつけた。
尻たぶの柔らかさが男の快感をさらに強め、ドルマゲスは腰を震わせて射精した。

「やはああっ、お尻にも出てるっ……あ、熱いっ、お尻の中が灼けちゃうっ……くううっ、だ、だめえっ!」

そう叫ぶと、ビアンカの腰がビクビクッと大きく波打った。
どうやら肛姦でも気をやってしまったらしい。
ペニスはアヌスを破らんばかりに膨れあがってから、ビアンカの腸管にドッと射精していった。
前のザバンも後ろのドルマゲスも射精が終わるまでは離れるつもりはないらしく、未だに膣道と腸管の感触を愉しむように腰を揺すっていた。

「も、もうよろしいでしょう、ザバンさま」
「そうですとも。我々にもひとつ……」

待ちかねたのか、オセアノンとアントニアが押しのけんばかりに割り込んできた。
その羨ましそうな顔つきに、ザバンとドルマゲスは顔を見合わせて苦笑した。
ようやくふたりがビアンカから離れると、ふたりは間髪入れずにビアンカの裸身にまとわりついた。
すかさずアントニアが膣にペニスをねじ込む。
ビアンカが仰け反った。

「くあっ……ま、またっ……また入ってきた……んんっ、こ、これも大きいっ……」

思わずビアンカはそう口走ったが、アントニアのサイズも平均的なものだろう。
それでも「大きい」と感じるのは、言うまでもなくビアンカのそこが狭隘だからである。

「ひっ! お、お尻にもまたあっ……いや、そこはいやっ……くあっ、お、大きいっ……!」

後ろからビアンカの白く艶やかな背中を舐め回し、両手を前に回して乳房を盛んに揉みしだいていたオセアノンも肛門に挿入していた。
特別に太いとか長いとかいうことはない。
ただ、曲がり具合や太さの変化、あるいはカリやくびれの状態が微妙に快感への刺激になっていたのだろう。
ビアンカはこの輪姦で、一口に男性器と言っても様々だということを初めて知った。

最初はもちろんリュカのものしか知らなかった。
彼のものがビアンカのすべてだったのだ。
初めて見た時は、何てグロテスクなんだろうと思った。
しかし慣れてくると、その隆々と勃起した状態を「たくましい」「男らしい」と感じてくるようになり、ややユーモラスにも見えるように
なってくるから不思議だった。
少し左曲がりになっているのはなぜだろうか。
太さは、ビアンカが親指と人差し指で円を作ったその大きさとぴったり同じだった。
平均的なものだろう。
勃起した状態と、終わって萎えた状態を見て、こんなものがあんなに大きくなるのかと驚いたものだが、長さも太さも一般的なものだと思っている。
ただビアンカの膣がかなり小さいものだから、それでも最初の挿入にはかなり苦労したし、慣れてからもきつさと圧迫感はなかなか取れなかったのだ。

それしか知らなかったビアンカに、新しい世界を与えたのがジャミだった。
魔物の性器はこんなに巨大なのかと背筋が寒くなったものだ。
こんなもの、とても入るわけがないと思っていたのに、ビアンカの媚肉はそれすらも受け入れていた。
そして、犯され続けるうちに、夫に抱かれる時とはまた違った官能を覚えてしまっていたのだった。

今回も同じだ。
魔物ではない人間の男で、リュカ以外のペニスを目の当たりにしたり、あまつさえ挿入されたのは初めてだ。
それで、男性器にも色々あると知ったのだった。
勃起しても、棒のように一直線にまっすぐ伸びたものなどないのだ。
反り返ったり、重そうにぶら下がったり、リュカと同じように曲がっているものもあった。

それらで好き放題に膣内をかき回され、抉られる。
それぞれに個性的な男根は、感じる部分を擦ってビアンカを喘がせ、さらに自分でも知らなかった新たな快感スポットに気づかされてしまう。
ビアンカは、自分がどんどん淫蕩な女になっていくような気がした。
娼婦に堕ちてしまいそうな気すらしていた。
それまで、娼婦という職業に偏見を持っていたが、もしかしたら彼女たちは、これがあるから続けているのではないだろうかとすら思った。
無論、そんなことはないわけだが。

「ああっ……ああっ、もうっ……どうにかなるっ……んあっ……」

とうとうビアンカは、自分を犯している男どもに合わせて腰を振り始めた。
性の快楽に溺れ始めたビアンカの動きが積極的になっていく。
ビアンカの脳裏には、見えもしない光景が浮かんでいた。
膣を犯すペニスが、襞や粘膜を引きずり出すようにして激しく出入りしている。
アヌスを貫く肉棒の動きにつれて、肛門やその周辺が盛り上がり、引き窄まるのもわかった。

「だ、だめ、こんなの……あっ……か、硬いのが、んんっ……」

ビアンカは大きな尻をうねらせて、男の突き込みに応えていた。
妖艶さを増し、淫らに蕩けだした人妻の痴態に耐えきれず、一度射精した三人もその肉体に群がってきた。
ルドマンとザバンはビアンカの手にペニスを握らせてしごかせているし、ドルマゲスは亀頭の先で頬を突っついている。
頬肉の柔らかさはもはや愛撫と変わらず、男根を隆起させていた。
早くも溢れ出したカウパーで、ビアンカの頬はどろどろになっていた。
ザバンが快楽に呻く。

「このすべすべの手で擦られるのも悪くないな。もう硬くなってきおった」
「いや、まったく。私など、もう出てしまいそうですぞ」
「それはお若いことで。だが、そんなもったいないことはいけませんぞ。あの方の命令通り、ザーメンはすべてこの女の中に出さねば」
「そうでしたな」
「しかし良い身体だ。こんな素晴らしい身体を、あんな亭主に独り占めさせるのはもったいない。これからもたびたびお裾分けを戴きたいものですな」

四本ものペニスの相手をさせられ、ビアンカは倒錯感で虚ろになってくる。
突き上げてくる快感に身悶え、自分のしていることのはしたなさと夫に対する申し訳なさで声が震える。
リュカを意識すると、途端に膣やアヌスが敏感に反応し、きゅうきゅうと絞まってくる。

その分、ビアンカにも強い快感が走った。
夫を思うとそうなってしまうことはわかっているのだが、男どもが執拗にそのことを口にしたり、ビアンカ自身リュカが忘れられないから、
どうしても思考はそっちにいってしまう。
結果として彼女の肉体は性的に燃え上がり、男たちを悦ばせてしまうのだった。
肉穴への責めは激しさを増し、ビアンカの方もそれに応えるように腰がうねる。
オセアノンとアントニアの腰が何度もビアンカの尻にぶつかり、肉を打つ音が響き、汗や体液が乱れ飛んだ。
ビアンカの膣の絞まりや、人妻であり王妃でもある女を征服するという満足感で、犯す男の側は早くも切羽詰まってきた。

「た、確かによく絞まる穴ですな。もう出そうだ」
「あ、ああっ、だめだめっ、な、中はだめっ……外に……ああっ」
「何を今さら。さっきザバンさまの子種を腹の中にたっぷり受け入れたであろうが」
「んあっ、だ、だめです、あっ……お願い、外に……ああ、中はだめえ……」

責め抜かれるビアンカの表情は、もう肉欲で蕩けだしている。
とても本気で拒んでいるようには思えなかった。
今はもう、犯すザバンたちへの嫌悪感とリュカへの愛でなんとか上辺だけ拒否しているに過ぎなかった。
肉体の方は燃えるだけ燃えており、欲しくて欲しくてたまらないのだ。
うねりたてる尻や、捩る腰の動きは、どう見ても射精を促しているようにしか思えない。
まずアントニアが腰を強く振り出した。
射精が近いのだ。

「よ……し、出るぞ。中に出してやる」
「あ、だめよ……んんっ、そ、外に……あっ」
「くく、そうやって腰をわしに押しつけて、マンコをくっつけてきてるのは王妃の方じゃないですか。よほど中出しされたいようで」
「そ、そんな……これは違う、違うんです……んくっ……」

下に潜り込んで膣を犯していたアントニアは、ビアンカの丸い尻に手を掛けて自分の腰に引き寄せる。
そしてペニスを根元まで押し込んでから大きく唸り、溜め込んでいた精液をビアンカの膣内へ吐き出した。
びゅくくっ、どびゅっと射精が始まると、ビアンカはぐぐっと仰け反って喘いだ。

「ああっ! だめ、熱いの、また出てるっ……あ、中に……ああっ!」

(だ、だめっ……ああ、中に出されちゃってるのに……い、いっちゃうっ!)

口には出来なかったが、ビアンカは心の中で絶頂を叫ぶと、腰をぶるるっと震わせて達した。
足が屈まり、ヒールが脱げ掛かる。
腿が震え、尻がわなないていた。
気をやると同時に、アヌスもぐぐっと窄まった。
尻を犯していたオセアノンも、ビアンカの尻たぶに指を立てて腰に力を入れた。

「く、くそっ、いきなり締め付けおって! わしも出す!」

ドッと熱い白濁液が腸管に浴びせられ、ビアンカは続けざまに達した。

「ああっ、お、お尻にもまた出てるっ……ひっ……ああっ……!」

ビアンカは裸身を精一杯に突っ張らせ、前後の穴から注がれる男の熱い体液を感じていた。
びゅるるっと勢いよく射精される精液が腸や膣内にひっかけられるたびに、ビアンカは全身の筋肉が引き絞られ、何度も痙攣した。
子宮口の付近や胎内に、どろどろした精液が溜まり始めている。
腸の奥にも粘りの強い液体がこびりついていた。

「ああ、またこんな……どうしてこんなひどいことを……ああ、本当に妊娠してしまうわ……」
「もっともっと出してやろう。王子や姫さまに兄弟を作ってやりますからな」
「それはいい。あれは双子だったな、そうなら今回は三つ子や五つ子が出来るくらいに注ぎ込んでやるか」
「い、いや……」
「孕みたければ孕めばいいさ。何なら認知してやろうか」
「そんな……、そんなことになったらリュカに何て言えばいいの……」
「何も言わんでいいさ。おまえが性奴隷に堕ちた頃には、あの男も玉座から追放されておるだろうよ」
「その通り。そしてそこにはザバンさまが……」
「おいおい、気の早いことを申すな」

ザバンがそう言うと男たちは腹を抱えて笑った。
実際、笑いが止まらないのだろう。
こうして美しい王妃を好き放題出来た上に、ザバンが政権の首班の座に就けば、自分たちにも双方のポストが与えられるはずである。
民間人であるルドマンも、ますます国家からの仕事が増える算段になっていた。
ザバンが言った。

「よし、まだまだ終わらんぞ。さ、今度はわしがそのでかい尻を愉しもう」
「そうですか、では私はオマンコを戴きますか」

男どもは口々にそう言って、またビアンカの裸身にのしかかっていった。

──────────────────

酸鼻極まる輪姦劇が終焉したのは三時間後だった。
出すだけ出した男どもは、さすがに疲労の色が隠せない。
しかしそれ以上に疲労困憊していたのは、犯されたビアンカの方である。
男どもはビアンカの身体を好き勝手に扱い、様々な体位で犯していた。
今は、右腕を右足首に、左腕を左足首に縛られて固定されている。
ごろりと仰向けに転がされ、横倒しにならぬよう、手足を縛ったロープを頭の方から引っ張り上げていた。

「いやあ、しかしよくやったもんですな。ここまで女を堪能したのはひさしぶりだ」
「まったくですな。わしは3回だが、ルドマンさんなど5回は出した」
「いちいち数えておりませんでしたよ。それにしてもみなさん、まるで若造のような絶倫ぶりでしたぞ」
「なに、人のことは言えませんでしょうよ。それにこの女にしても、いったい何度気をやったことやら」

ザバンたちはそう言って笑い合った。
オセアノンなどは、まだ淫らな目つきでビアンカの股間を見つめている。
アヌスからも媚肉からも、どろりと精液が逆流していた。
それに気づいたザバンが慌てて近寄る。

「おっと、いかんいかん」

そう言いながら、太った国務相はビアンカの膣と肛門にディルドを埋め込んだ。

「う、うむ……」

半ば失神しているビアンカは、前後の穴に圧迫感を感じたものの、まだ意識が虚ろだ。
さっきまで常に太いもので埋められていたのだから、あまり変わりはないのだろう。
媚肉には太めの擬似男根が、肛門には球がいくつも連なったアナル用のディルドがぶちこまれた。
アヌスにディルドを突き刺されると、さすがに痛かったのか、ビアンカが呻いて身を捩った。

「さて、そろそろ帰りますかな」

懐中時計を見ながらルドマンがそう言うと、アンドレアが名残惜しそうに答えた。

「おや、もう時間ですか。まだまだやっていたいところですが」
「お若いことで。しかしもう頃合いでしょう」
「そうだぞ、アンドレア。それに、こんな機会はこれからいくらでも作ってやるわい」
「本当でしょうな、ザバンさま。期待しておりますぞ」
「任せい」

腹黒い男どもが笑いながら帰り支度をしていると、突然に岩戸が重い音を立てて開いた。
男たちは唖然とし、入ってきた者を見て今度は青ざめた。主であるジャミが帰って来たのだった。
半馬魔人は重々しい声で言った。

「……終わったのか」
「は、はいジャミさま。今し方……」

ザバンは、それまでの反っくり返った偉そうな態度から一変、卑屈とも思えるほどにへこへこと対応した。
無論、彼の取り巻き達もみな同じである。
ジャミは軽蔑するように彼らを見下してから、ゆっくりとビアンカに近づいた。
無惨に犯され、気を失っている女を見て鼻を鳴らす。

「また随分と手荒くやったようだな」
「は、恐縮です。しかし、お望み通りに……」

ザバンもつられるようにビアンカを眺めた。

「せ、精液をたっぷりと中に注ぎ込んでおきました」
「……」
「口と尻の中にも数発入れましたが、ほとんどは前に射精しました。ひとり3回から5回は出しておりますから、尻と口の分を除いても
20回分くらいの精液は胎内に溜まっておるかと」

ザバンの部下たちが卑下た笑い声を上げた。
ジャミはそれらを無視してビアンカの足をぐっと大きく開脚した。
股間の小さな穴には性具が埋め込まれている。
性具の回りから精液が僅かに滲んでいた。
そしてビアンカの裸身を眺める。
あちこちにキスマークが残っている。
男どもの唾液や精液がまだ乾ききっていない。
ゆらりとジャミが振り返った。

「……確かにビアンカの中にきさまらの精液が溜まっておるようだ」
「……」
「だが俺は「犯さずに」マンコへ射精しろと言わなかったか?」
「そ、それは……」
「俺はビアンカをオカズにして自慰をし、その精液を開いたマンコの中に出せと言ったはずだ」

ザバンたちは息を飲んで後じさった。
顔色が紙のように白くなっている。
約束を違えたことがバレたらしい。
それはそうで、ビアンカのこの有様を見ればすぐにわかることだろう。
しかし彼らはそれがそんなに重大なことだとは思っていなかった。
とにかくビアンカの中に精液を出しておけばいいとしか考えなかったのだ。
そして、どうせ出すなら自慰よりも犯す方を選んだわけだ。
その選択が著しく誤っていたことに気づくと、ザバンらは一斉に跪いて頭を垂れた。

「も、申し訳ありませぬ。つい……」
「つい……?」
「う。そ、その、その女めがあまりにも見事な肉体だった故、つい……」
「犯した、というわけか」
「……」
「この女は俺のものにする、とも言ったはずだが」
「それは……」
「きさまらは俺の言いつけを守らなかったばかりか、俺の女に手をつけたわけだな」
「ひっ……」

ジャミの背後からゆらゆらとオーラのようなものが立ち上るのを見て、ザバンたちは恐れおののいた。

「お、お許しを!」
「許さぬ。俺の命令が聞けぬ者には、相応の礼をしてくれる!」
「ひぃっ……!」

五人の男たちは団を乱して逃げ惑った。
ジャミが入ってきた岩戸は堅く閉じられ、いくら叩いても手が痛むだけだ。
腰が抜けたのか、尻餅をついていたザバンに、ジャミがゆらりと近寄った。

「あ、あわわわ……」

もう慈悲を乞う言葉も出ないらしい。
口が強張り、歯が鳴るだけで言葉にならない。
ジャミの手がザバンの頭に伸びる。
右手は蹄から指に変化していた。
その手でザバンの大きな頭を鷲掴みにする。

「ひっ! ジャ、ジャミさま、お許しを、ぐぅおあっ!?」

ボギンと嫌な音がした。
ジャミの手で掴まれたザバンの顔が背中を向いている。
180度回転させられ、頸骨を折られたのだ。

それを見た残りの四人が恐慌状態になった。
さっきまでのバラ色の夢がウソのように霧散した。
しかし、いくら逃げ惑っても部屋からは出られない。
続けて、追い詰められたドルマゲスが殺された。
壁際に背中からへばりついていた国務相の腰巾着は、ジャミの左腕に貫かれた。
蹄が額を直撃し、そのまま頭部を貫通されて絶命した。
さらにオセアノン、アントニア、ルドマンも、悲鳴と慈悲の声を上げながら惨殺されたのだった。



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