「う……」

物音で目が覚めたのか、ビアンカが小さく呻いた。
ぼんやりと目を開けると、視界にはあの男どもはおらず、代わりにジャミがいた。

「起きたか」
「あ……」

近づく魔物を見て、反射的に逃げようとしたものの、手足が拘束されていて動けなかった。
最初はアームザックで後ろ手にされ、うつぶせで犯されていたと思うのだが、今はなぜか仰向けにされている。
朦朧とした中で、男どもが何度も身体をひっくり返して乱暴したのだろう。
そう言えば、身体のあちこちが痛い。

「あの人たちは……」
「気にするな。もうおらん」

ジャミの言葉に周囲を見るが、確かにいなかった。
死体はジャミが処分していたのである。
部屋が妙に生臭かった。
ザバンたちの血の匂いなのだが、ビアンカの鼻は男たちの精液のせいであまり利かなくなっていた。
精液も生臭いから、その区別がつかなかったらしい。

「あっ……く……」

身体を捩って気がついた。
膣に何か入っている。
肛門にも何か埋め込まれていた。
息苦しいだけでなく、肛門は痛いくらいだ。

「わ、私は何を……」
「ん? 忘れたのか。おまえはな、あのくだらぬ連中に寄って集って犯された……らしいぞ」
「あ……」

そうだった。
抗うビアンカを嘲笑いながら、何度も何度もその身体を穢したのだった。
では、その最後の仕上げで膣やアヌスに栓をするなどという悪戯をしたのだろうか。

「ほ、ほどいて……」
「……」
「ほどいてよ、身体が痛い……」
「いいだろう。抵抗しなければな」
「抵抗なんか……」

もうジャミに犯されることを諦めてからどれくらい経つだろうか。
疲れるだけで結局レイプされるとわかり、それなら負担が掛からぬよう、おとなしく身体を差し出すようになったのだ。
夫のいる身で、それがどれだけ背徳的なことかは理解していたが、どうにもならなかった。

それに、認めたくはなかったが、ジャミに犯されることにより、ビアンカの肉体は快感を得ていた。
今では気をやるようにまでなっていたのだ。
決して口には出さなかったのは、ビアンカ最後の意地と矜恃からだ。
それを口にしては、身も心もジャミのものになってしまう。
いつかリュカの元へ戻れても、もう愛してもらえないと思ったからだ。

だから、こうして縛られて犯されるのもひさしぶりだった。
不自然な形で拘束されてばかりいたから、肩や膝など節々が痛かった。

「そ、それと……抜いてよ」

ビアンカは幾分顔を赤らめてからそう言った。
膣と肛門に入ったディルドを抜いて欲しかったのだ。
犯し終わった後に何でこんなことをしたのか意味がわからなかった。
ジャミが意地悪そうに言う。

「抜いて欲しいか。そうだろうな」
「……」
「あの男どもは散々おまえの中に射精したようだな。その栓のつもりでそれを入れたんだろう」
「あっ……」
「だからおまえの腹の中には、たっぷりとあの連中の精液が溜まっているはずだ。ほら」

ジャミがビアンカの腰を軽く揺すった。
そんなものが聞こえるはずもないのだが、ビアンカの耳には胎内に溜まった精液がたぷたぷと波打っている音が聞こえたような錯覚があった。

「いっ、いやあっ!」
「いやだろうな。このまま放って置けば、おまえはあの男どもの子を孕むことになりかねん」
「いやっ、絶対にいやよ、そんなの! 抜いて、中のを出して!」

ビアンカは脅えて腰を振った。
確かにジャミの言う通りだ。
悔しいけど、あれだけ何回も膣内射精されたのだ。
犯されている最中に少しは零れただろうが、入れる量の方が圧倒的に多かったはずだ。
しかもご丁寧に栓までしている。
本当に受精してしまうかも知れないのだ。
腕組みをしてにやついているジャミを睨みつけるようにビアンカが叫ぶ。

「な、何をしてるのよ! 早く取って! 中を洗わないと私……」
「洗わんでもいいさ」
「え……?」
「抜くのは抜いてやろう。だが、そのままにしておく」
「そんな……どうして!?」
「慌てるな、中の掃除もしてやろう。但し、俺の好きなようにさせてもらう」
「な、何でもいいから早くして! このままじゃ……」

あのザバンやルドマンの精子で妊娠するなど、死んでも嫌だった。
もしそうなったら、舌でも噛んで自害するつもりになっている。
縋るような目で見ているビアンカに、ジャミが言った。

「俺が抱いてやろう」
「な……にを言ってるの……」
「だから俺がやつらの子種を掻き出してやる」
「どういう……ことよ」

ビアンカは「何のことだかわからない」という顔をしている。
今はそれどころではないのだ。
早くしないと本当に受胎してしまうかも知れない。
処置してくれれば何でも言うことを聞くから早くして欲しい、と懇願した。
しかし、その後のジャミの言葉は衝撃的だった。

「わからんか? 俺様のペニスでおまえのマンコの中からやつらの精液を掻き出すと言っているのだ」
「な……!」

あまりのことにビアンカは唖然とした。
ジャミは、ザバンらの精液を湛えたビアンカをそのまま犯そうと言うのである。
それが避妊だと言っているのだ。
ビアンカは激昂した。

「何を言ってるの!? そ、そんなことが……」
「出来るさ、俺のものならな」
「……」

ジャミが嘯くと、ビアンカは沈黙した。
確かにジャミのものは人間離れしている(人間ではないのだから当たり前だが)。
しかもカリ首が異様なくらいに発達しているから、あれでこそぐようにすれば、膣壁や襞に粘り着いた汚らしい液体を掻き出すことが
出来るかも知れない。
だがそのためにはまたジャミに犯されねばならず、しかもそんなことをしても確実にすべての精子を取り除けるとは思えなかった。
そんなことよりも──もう手遅れかも知れないが──、水や洗浄液で膣内を洗わなければ本当に危ない。
ビアンカは涙声で哀願する。

「ああ、お願い……本当に妊娠してしまったら、私は……」
「いいんだな、俺のもので掻き出しても」
「そ、それは……! お願いだから洗わせて……何でもするから……」
「何でもするというなら、やらせることだな」
「それじゃ不完全でしょう!? 中を綺麗にしないと……」
「大丈夫だ」
「だ、大丈夫って……」
「いいか、俺は人間ではないのだ」

今さら何を言うのだろう。そんなことは始めからわかっている。
訝しむビアンカに、ジャミはもったいつけるように言った。

「俺の……魔物の精はヒトのそれよりも強い。この意味がわかるか?」
「……」
「つまりな、俺様の精液をおまえの中に注ぎ込めば、あいつらの精子は死ぬんだよ」
「え?」
「俺たち魔物の精子はな、牝と交尾した際に、その牝の子宮内に他の精子がいた場合、そいつらを排除するんだよ」
「ほ……本当に……?」

信じられぬという表情のビアンカに、ジャミは大きく頷いた。

「本当だとも。ウソではない。俺たちは他の生物より数が少ないからな、そのせいかどうかは知らんが精子も強いんだよ。少ない交尾の
機会を生かすためにな。確実に牝を受精させる仕組みになってるってことだ」

ビアンカはハッと気づいて激しく顔を振りたくった。

「いやよ! そ、それじゃあ、あの人たちの子は出来ないかも知れないけど、あ、あんたの子が……」
「出来るかも知れんな」
「そ、それじゃ意味ないじゃない! 絶対いやよ!」
「そうかな。だったら強制はせんさ。おまえが選べ」
「え、選ぶって……」
「このまま放置して、あの連中の誰かの子を孕むか、それとも俺の子を妊娠するかをさ」
「そんな……!」

まさに究極の選択であった。
あの薄汚い男ども──その誰かの子を妊娠するという屈辱は耐え難かった。
助けると甘い言葉でビアンカを騙し、集団レイプしたのである。
挙げ句、たっぷりと精液を膣に溜め、それが漏れないように栓までするという悪辣なやつらだ。
実際は、それはジャミの指示なのだが、そんなことはビアンカは知らない。
しかも彼らは、立場上リュカの部下たちなのだ。
そんな男たちの子種で孕むわけにはいかない。

と言って、代わりにジャミの精子で妊娠するのもお断りだ。
何しろ相手はヒトではない、魔物なのだ。
しかもリュカの宿敵でもあり、ビアンカに散々酷いことをしてきた。
ヒトではない怪物の子を妊娠することを思うと目眩すらしてくる。
どちらも死ぬほど嫌だが、選択しなければこのままザバンらの子を妊娠させられることになるのだ。
あんな卑劣なやつらよりもジャミの方が……と一瞬思いかけたが、すぐに振り払った。
人間以外の子を腹に宿るなど信じられない。

しかし、しかしである。
例えジャミに犯されたとて、確実に妊娠するとは限らないのではないか。
ザバンらに何度も射精されてしまったから、もう胎内はやつらの精液でいっぱいのはずだ。
いくら何でも、あれだけの量を射精されれば本当に妊娠するだろう。
だが、ジャミの精液で「洗浄」することが出来るらしい。
その言葉が本当かどうかは怪しいものだが、仮に真実だとしても、ザバンたちの精液は排除出切るかも知れないが、代わりにジャミの
精子は残るのだ。
ヒトの精子を駆逐するくらい強力な精子なのだから、より受精しやすいかも知れないではないか。

ビアンカは千々に迷っている。
しかし決断するための時間は少なかった。
ジャミが言った。

「返事は? 無理強いはせんぞ」
「……」

意地悪な言葉に、ビアンカは朱唇を悔しそうにきゅっと噛んで魔物を睨みつけた。
そんなにビアンカの肉体が欲しいのなら、いつものように無理矢理に犯せばいいのだ。
なのに今回は、わざわざビアンカ自身に言わせようとさせている。
しかも、気丈なビアンカを追い込んで、そう口にしなければならない状況にしていた。

「……し……」
「ん?」
「し……し、て……」
「して? 何をだ? セックスしてくれという意味か? 抱いてくれということか」
「そ、そうよ!」

ビアンカは顔を真っ赤にして、ヤケクソ気味にそう叫んだ。
もう、そうするしかないのである。
ジャミの体液によってあの男どもの精子は死滅するらしい。
しかしそれは諸刃の剣であり、今度はジャミの精子で受胎するかも知れないのだ。

だが、ここでジャミに犯されたとて、妊娠が確実かどうかはわからない。
そうなら、過去あれだけ何度も犯されているのだから、もう妊娠していてもおかしくない。
それがしていないのだから希望はある。
それに……、そこまで考えてビアンカは俯いた。
それに、これから先もリュカが助けに来てくれるまでの間は、どっちみちこのモンスターの凌辱を受けることになるのは変わらないのだ。
ならば、ザバンたちの子まで孕むという危険性を排除しておくに越したことはないではないか。
ジャミは実に満足そうに頷いた。

「そうか、そうか。そんなに俺に抱いて欲しいか」
「……」

ビアンカの顔は「そんなわけない」と言っている。
その強気そうな美貌を覗き込みながら、ジャミが言った。

「なら、もう一度言え。セックスして、とな。抱いて欲しいと言うんだ」
「……。セ、セックス……してよ。だ、抱いて……抱けばいいでしょ!」
「よし。今度は「早く入れて、好きなだけ犯して」と言え」
「へ、変態っ……、は……早く、入れて……す、好きなだけ犯せばいいわ!」

些かヤケ気味にビアンカはそう吐き捨てた。
そうなるしかないのなら、さっさと済ませて欲しかった。

「よかろう。だったら今回は少し趣向を変えるか」
「な、何でもいいから早く!」
「くく、焦るなよ、色気がねえな」
「う、うるさいわね! 早くして!」

ジャミはビアンカをからかいながら、ようやく手足を縛り上げていたロープを解いた。
ビアンカの長い脚やたおやかな腕がくたりとなる。
人妻は、痛そうに腕を軽く振ったり、縄目の生々しく残っている肌を擦ったりしていたが、またすぐに手だけは後ろで縛られた。

「あ、何で……!」
「いいからそのままでしろ。足は解いたのだから動けるだろう」

その脇にジャミがごろりと横になった。
仰向けである。
その股間には、早くも隆々と屹立した巨根がびくびくと震えていた。
ビアンカは思わず顔を背ける。
嫌悪感剥き出しの人妻に、ジャミが声を掛ける。

「どうした、何をしている」
「……」
「抱いて欲しいのだろうが、さっさとしろ」
「し、しろって……何をしろって言うのよ」
「決まってる。おまえから「したい」と言ってきたんだ。今度はおまえの方から俺に跨れと言ってるんだ」
「そ……んなこと……」
「出来ない、とは言わないよな」
「……」

もう、どうにでもなれと捨て鉢になったビアンカは、膝立ちでジャミの腰を跨いだ。
長大な逸物は、跨いでいる状態ですら、もうビアンカの股間にくっつきそうだ。
そこまで来ると、もう覚悟は出来たらしくビアンカは無表情のままで言った。

「……もう取ってよ」

前と後ろの穴を塞いでいるディルドを取り除けと言っているのだろう。
後ろ手縛りされているから自分では取れない。
ジャミは軽く頷いた。

「いいだろう。そら」
「んあっ!」

膣から黒いディルドが抜かれた。
ゴツゴツとした悪趣味なイボがいくつもついていたから、それが引き抜かれる時にビアンカの膣内を思い切り擦っていった。
ぬぽっといやらしい音をさせて性筒が抜けると、ビアンカの膣からはどろっとした白い粘液が太い糸を垂らすように溢れてきた。
ビアンカはそれを見て呆然とする。

(こ、こんなに……こんなにたくさん出されてたの……!?)

「何をぼけっとしてるんだ。さっさとしろ」
「あ……、でも、全部出るまで……」
「そんなことしないでも俺が掻き出すと言ってるだろう。さ、腰を沈めるんだよ」
「……」

ビアンカは黙って自分の股間を眺め下ろすと、そっと指を添えて自ら秘部を開いてみる。
ザバンたちの汚液がさらにどろっとあふれ出る。
その精液がジャミの性器付近にこぼれ落ちていた。
ビアンカはそのまま目を堅く閉じ、腰をゆっくりと落としていった。

「んっ……くうっ……!」

大きなものがめりめりと媚肉を割っていく。
あれだけ精液を注がれ、また自分の蜜も大量に分泌しているだろうに、そのきつさと圧迫感はザバンたちとは比較にならなかった。

(や、やっぱり大きいっ……あ、あそこが裂けちゃいそうなくらい太いっ……)

後から後からキリもなく流れ落ちる液体を食い止めるように、ジャミの巨大な男性器がビアンカの女性器にめり込んでいった。
きつくて苦しいのに、その熱く濡れて柔らかくなった肉は長大な男根を難なく飲み込み、絡みついてきた。
人妻として、またジャミにも徹底的に開発された人妻の肉体は性の悦びを知り尽くしており、どうすれば苦痛を減らして快楽にすることが
出来るのか、本能的に理解しているようだった。

「んっ、く……んああっ……!」
「いい声で鳴くんだな、ビアンカ。俺はおまえのその声が好きだぜ」
「う……るさ、い……あっ……んひぃっ……」
「入れたばっかりなのに、もう気持ち良いのか。さすがに人妻は好き者だな」
「あっ、あっ……んきぃっ、ああっ……」

悲鳴は少しも出ず、少し苦しそうだった呻き声も、すぐに喘ぎに取って代わられた。
早く掻き出さねばと思うせいか、ビアンカの方から動いていく。
理性を捨て、夫を忘れ、今はあの忌まわしい汚液を排出することだけを考えていた。
それが魔物とのまぐわいという穢れた行為だということも忘れた。
淫らに腰を振り、前後に動き、円を描くように腰を回転させるようなことまでしてのけた。
腰の動きが大きくなるに従って快感は増し、ビアンカの喘ぎも大きくなっていく。

「ああっ……くっ……いっ……」
「いいんだろうが。言ってみろ「気持ち良い」ってな」
「よ、余計なことを、あっ、言わないで! くっ……そ、それより、ああっ……!」
「「それより」なんだ。喘ぎながらじゃよくわからんぞ」
「うる、さいっ……そ、それより、あっ……ちゃ、ちゃんと掻き出してよっ、あっ」
「掻き出す? ああ、やつらの精液をか」
「そ、そうよ……ああ……ひっ……」
「なら、ちゃんと言え。「精液を掻き出してください」ってな」
「くっ……、せ、精液を……か、掻き出して……あ、あっ」

ジャミはぐぐっと腰を持ち上げ、膣深くまでペニスを進めて子宮口を押し上げた。
痛いほどに締め付けるきつさはビアンカ特有のもので、そのくせ襞はねっとりと絡みつき、絞るように蠢いている。
子宮口を叩かれた苦痛と痺れに、ビアンカが震える。

「んんっ……くっ、ふ、深いっ……奥まで届いてる……そ、そんな奥まで入れなくてもいいわ……は、早く掻き出して……ああっ!」

ビアンカの声に応えて、ジャミはゆっくりと肉棒を出し入れし始めた。
細いウェストからぐっと張り出した腰骨を掴むと、ぐいぐいと引き寄せ、また引き離していく。
硬い亀頭がごりごりっと狭い膣道の襞を抉り、奥へと突き込まれる。
そして大きく傘を開いたカリが、襞を思い切り擦って、そこにこびりついている精液を掻き出した。
引き抜かれる肉棒は白濁にまみれており、掻き出された精液がどろっと膣口から吐き出されてくる。
そしてそれをまた押し込むように奥まで貫かれ、ビアンカの嬌声を絞り出させてからゆっくりと引き抜かれた。

徐々にジャミの方も興奮していき、突き上げて引き抜くペースが上がっていく。
自然と責めが激しくなり、ビアンカはたまらず仰け反った。

「んあうっ、だめ、激しいっ……あ、あうっ、そこはあっ……あ、奥に、お腹の奥に当たるっ……ああっ、そ、そんなに抉っちゃだめえっ!」
「何を言う。抉ってやらなけりゃ精液は掻き出せないぞ」
「あ、あ、でも、そんな激しく……うんっ、そ、それだめっ、深すぎるっ……ひぁっ……!」
「くく、ようやく子宮を責められる良さもわかってきたようだな、え? 奥がいいんだろうが、こうやっていちばん奥を虐められるのが」
「いやあっ、くうっ……だ、だめ、深いっ……ああっ……」

いつしかビアンカは遠慮なくよがり声を噴き上げるようになっており、ジャミが突き上げるのに合わせて自分から腰を下ろしていく。
より深い結合を求めているのがはっきりとわかった。
もうジャミのものは膣のいちばん奥まで届かされており、子宮が持ち上げられるまで突かれているのに、なおも奥を求める貪欲さが
ビアンカの性にはあった。
ビアンカの悩ましげ打ち振られる尻を見ながら、ジャミも強く腰を打ち込んだ。
ビアンカの股間もジャミの腰や腹も、男女の体液でべたべたになっている。
ビアンカの膣からは、際限ないほどに精液が零れ出ていた。

「くっ……だめ! ああっ、もうっ……」
「ほれ、「いい」と言えよ」
「い、いやっ……ああっ、で、でもっ……ひっ……お、お腹っ、おっきいのがお腹を抉ってる……ああっ……あううっ……」

激しく喉を仰け反らせ、息も絶え絶えに喘ぐビアンカは、本能のまま肉欲を貪っていた。
5人の男どもに何時間も輪姦され、くたくたになっていただろうに、ビアンカは激しいセックスにも屈せず、その身体を反応させていく。
ザバンらに犯され、何度か官能を極めていたが、それが紛い物だったことがわかった。
ジャミの行為は、その前のセックスが児戯に感じられるほどに凄まじいものだったのだ。

大きな肉棒が、媚肉をこねくり回すように抉り込まれ、絡みついてきた襞を引きずり出すように引き抜かれ、また巻き込むようにねじ込まれていく。
そのたびにザバンたちの精液が溢れ、逆流していった。
ジャミはいよいよ子宮責めを本格的にすべく、ビアンカの細身の裸身が浮き上がるほどに強く突き上げていく。

「あぐっ、そ、そんな深いっ……だめ、深すぎるからっ……ひっ、奥の壁に当たって……ああっ、し、子宮が壊れちゃうわっ……」

あまりの深さにビアンカが目を剥いて呻いた。
まだ開いていない子宮口へ、ジャミの亀頭が遠慮なくぶち当たる。
するとビアンカは、その苦痛に仰け反りながらも、その口からは決して悲鳴は出ず、快楽の呻きや喜悦の喘ぎしか漏れ出てこない。

「んんっ、いやあっ、深い、深すぎて怖いっ……!」
「そんなに深いか? どうだ、亭主にはここまで入れられたことはないのか」
「な……ないっ……リュ、リュカのはそんなとこまで届かなかった……」

そう口にしてビアンカはハッとした。
間接的に、リュカのものよりもジャミのペニスの方が立派だと言っているのと同じだと覚ったからだ。
カッと頬を赤らめ、美しい顔を何度も振りたくった。
そんなことを言わせたジャミが憎たらしかったし、リュカに申し訳なかった。
ジャミは嬉しそうに奥を突いている。

「そうか、そうか。じゃあ、ビアンカのここまで入ったのは俺が初めてなんだな」
「くっ……、ああ……リュカ、ごめんなさい……私……ああっ!」

夫のことを口にされ、またビアンカの膣がきゅっと絞まる。
すると、ジャミの太さや硬さがいやでも判らされてしまう。
ジャミはビアンカの背中に手を回すと、いきなり前に抱き寄せた。
突然、騎乗位から女性上位の体位にさせられ、姿勢が変わったことで膣内のペニスがごりっと内部で転がる。
その刺激で仰け反り、上がった細い顎を、ジャミの手が掴んで引き寄せた。

「な、何を……んむうっ!?」

ジャミの大きな口でビアンカの唇が塞がれた。
まさかそんなことをしてくるとは思っていなかったため、ビアンカは拒絶する間もなく唇を許してしまった。
慌てて口を閉じようとしたものの、ジャミの厚くて幅広な舌があっという間に歯と歯の間に潜り込み、咥内に侵入した。

(い、いやあっ、キ、キス……!)

ビアンカは、嫌がって大きく身体を揺さぶった。
両手は腰に回されているから、手で引き離すわけにもいかない。
腰を持ち上げて逃げようにも、ジャミの太いペニスが杭のように引き留めていた。

気色の悪い魔物の舌が口の中に入ってきた。
ビアンカは、思い切って噛み千切ってやろうかとも思ったものの、ジャミの舌は縦横無尽に咥内で暴れ回っており、噛むに噛めなかった。

「む、む……むむう……んんっ……」

(き、気持ち悪いっ……いやいやあっ……!)

まるで別の生き物──軟体動物のように、ジャミの舌がビアンカの口の中を犯していく。
奥歯の生え際を舐めたり、頬の裏をこそぐようにして擦ってくる。
唾液と一緒に薄い粘膜まで削り取られるかと思った。脅えて逃げている舌の裏側や、上顎の部分にも執拗に舌が愛撫し、ビアンカにくぐもった
呻き声を上げさせていた。

「ぐ、ぐっ……んむ……んんんっ……んっ、んぶっ……ぐううっ」

そして、喉の近くまで逃げていた舌がとうとう捕捉され、ジャミの舌に絡み取られた。
舌と舌の接触──愛撫を許したのは、もちろんリュカだけだった。
そのリュカとは比べものにならぬほどに乱暴で強引、そして力強いキスに、ビアンカは頭がくらくらしてくる。
ジャミはビアンカの舌を捉えると、思い切り吸い上げた。
舌が根元から抜き取られそうなほどに口を吸われ、その甘美で麻薬的な刺激でビアンカは心ならずも絶頂してしまった。

「むぐっ……むぐうううっ……!」

ビアンカの声はジャミの口に吸い取られて言葉にはならなかったが、そうされてなければ、はっきりと「いくううっ!」と言っていたのかも知れない。
ビアンカの媚肉がうねるように収縮し、きつくジャミの肉棒を締め上げた。
尻肉がぶるぶると痙攣している。
射精しても不思議はないほどの甘美な快感だったが、ジャミは腰に力を入れてそれに耐えた。
そこでジャミはやっと口を離した。
伸ばしたジャミの舌から、たらりとビアンカの唾液が滴った。

「ふう、どうやらいったようだな」
「あ……はあ……はあ……はあ……ああ、もう……もういや……」
「いやだと? 気持ち良くされて、いかせてもらったのにいやなのか?」
「私は……あんたなんかにいかされたく……ない……」
「ほう、じゃあ気をやったことは認めるわけだ」
「……」

ビアンカは、息を荒く吐きながらプイとそっぽを向いた。
まだまだその心は折れていないらしい。
堕とし甲斐があるというものだ。
ジャミはほくそ笑んだ。
そしてすぐに腰の動きを再開させ、ビアンカの子宮を突き上げた。
いかされたばかりでぐったりしていたビアンカの裸身がびくっと仰け反る。
オルガスムスを極めた状態で、まだ下りきっていない膣内は敏感すぎる状態で、そこをいきなり責め立てられたのだからたまらなかった。

「あ、ああっ!? やあっ、こ、こんなすぐ、だめえっ! す、少し休ませて! じゃないと私……ああっ!」
「素直に「いく」と言わなかったからな、まだ許さんぞ。それに俺はまだ出してない。俺の精液で中を消毒してやらんと、あのくだらぬ男ども
精で受胎するかも知れんぞ」
「ああ……そんなのって……あ、だめっ、い、いきなり激しくしちゃいやあっ!」

いやと言いながらも、ビアンカの尻が落ちてくる。
深い結合を求めているのは明らかだった。
膣奥深くまでペニスが抉り込んでくると、ビアンカは子宮への刺激を悦びに変え、身悶えして喘いでいた。
ひくひくと膣襞が何度もペニスを締め上げている。

「うっ、うあっ……だめ、すごいっ……深くてすごいっ……ああ、いっ……」
「いいのか? そう言わんか」
「い、いや、そんな……ああっ、激し過ぎるっ……お、奥が……んはあっ……!」

ビアンカの媚肉はどろどろに蕩けており、突かれるたびにびゅっと汁を噴き出している。
そこには男の精液も混じってはいたが、ほとんどはビアンカ自身の愛液のようだった。
激しい性交により、もうザバンたちの精液はだいぶ排出できたらしい。
代わりに掻き出されるのは女の蜜であった。

ビアンカは熱く荒い息を吐きながら首を振り、必死に快楽を耐えている。
それでも込み上げてくる官能を抑えきれず、噛みしめた口から漏れるのは甘い喘ぎのみだった。
その瞳もすっかりセックスの快美に潤みきっている。
もうジャミが動かなくても、ビアンカが勝手に腰を上下させていた。
さすがに長大な肉棒すべてを飲み込むことは出来ないようだが、それでも自分から子宮口にぶち当たるまで腰を沈めてくる。
意識はしていないだろうが、ジャミの言った通り子宮を責められる快感を肉体が覚えてきているのだろう。

盛んに蠢くビアンカの尻に、グロテスクな黒い尾が生えていた。
ザバンに突っ込まれたアナルディルドだ。
肛門性交で直腸に射精した精液が漏れ出ないように栓をしたものだ。
それが気になって仕方がなかったのだが、すっかりセックスにのめり込んでしまった肉体は、もうそれどころではなくなったらしい。
ビアンカの尻が上下に動くたびに、黒い性具がアヌスでぶらぶらと揺れていた。
それに気づいたジャミは、手を伸ばしてそれを掴んだ。
硬いものがゴツッと直腸の壁に当たり、ビアンカはびくんと身体を震わせた。

「ひあっ! あ、そ、それっ……と、取って!」
「取らなくてもいいんじゃないか? けっこう気持ち良さそうだったぞ」
「そ、そんなことないっ……や、約束よ、それを取って……ああっ……やあっ!」
「どうするかな、くくっ」

淫靡な笑みを浮かべながら、ジャミはビアンカの尻の窄まりに捻り込まれているその道具をずぶりと根元まで押し込んだ。
ディルド周囲のイボがごりごりっと思い切り腸壁を擦り上げ、ビアンカは悲鳴を上げた。

「だめえっ、そ、そこはあっ……ひっ、い、いじらないで、抜いてっ……んはあっ……ひっ、いやあ!」
「おまえみたいなスケベな女はな、ここも好きなんだよ」
「す、好きじゃないわ、そんな……い、いやらしいっ!」
「今はそうかも知れんがな、そのうち好きになるさ。マンコよりも良くなるかも知れないぞ」
「そんなことあるわけが……やあっ、お尻、しないで! 抜いてぇっ!」

黒いアヌス棒がぬぷぬぷとビアンカの肛門を往復する。
真っ直ぐに抜き差しされるのではなく、斜めに入ったり回転させたりと変化をつけさせていた。
そのたびに、無数のイボがビアンカのアヌスや腸管をいやというほど擦っていく。
腸内は、男たちに犯された際の精液がまだたっぷりと残っていたし、ビアンカ自身が絞り出した腸液も出ていたから、異物は驚くほど
スムーズに操られた。

「くく、どうやら尻の良さにも目覚めたようだな」
「そ、んなこと……ない……あうう……」
「尻を振りながら喘いでるくせに何を言ってるんだ。ほら、これもいいだろうが」
「ひっ、そ、それいやっ! ああ、そんな奥まで突っ込まないで! あうっ、ぐりぐりしないでっ、お尻、おかしくなっちゃうっ……ああっ」

ディルドを回転させながら挿入されたり、斜め上から下に向けて抉るように突っ込まれるのがたまらなかった。
粘膜をイボが擦り、苦痛が甘い痺れになってビアンカを戸惑わせた。
お尻なんかで気持ち良くなるわけがないのに、そこを責められると媚肉とはまた違った深い快楽が押し寄せてくる。
何度もザバンらにアナルセックスを挑まれたことで、とうとうそこまで快楽スポットになってきていたようだ。
ジャミがひときわ大きくディルドを抉ると、ビアンカはビクッと大きく反応し、絶叫を上げて達した。

「んひぃあああっ……!」

ビアンカの肢体が汗を飛び散らせながら仰け反る。
くわえ込まされたディルドを、ジャミからもぎ取るかのように肛門がきつく絞まった。
いかされた後もきゅうきゅうと収縮し、ジャミが手を離しても、黒い棒が尻尾のようにビクビクと蠢いていた。
ジャミは、まだくいくいと動いているディルドを一気に抜き取る。

「あう……」

まだ突起が思い切りアヌスや腸管を擦り、ビアンカが震える。
ぬぽっと抜かれると、中からはどろっとした液体がどろりと逆流してきた。
白濁はやや薄くなっているから、ビアンカの腸液もかなり混じっていたらしい。
さすがにまいったのか、ビアンカの裸身は脱力し、くたりとジャミの上にもたれかかっていた。
魔物の厚い胸板に押しつけられた乳房は柔らかく潰れていたが、その尖端の乳首だけは痛いほどに硬かった。
ジャミはビアンカの尻を両手で抱え、持ち上げるように抱きしめた。

「またいったな、好き者めが」
「ち……がう……わ、私は……いってなんか……」

反論しようにも呼吸が整わなかった。
それに、いかに口で否定しようとも、あるいは心が認めたくなくとも、絶頂してしまったことはビアンカの肉体がいちばんよくわかっていた。
腰に力が入らない。
膣やアヌスがジンジンと疼いてたまらなかった。
精液が流れ出るのがはっきりとわかるほどに肛門が爛れている。

ジャミは笑みを浮かべながら、ビアンカの背を撫でまわして、そのなめらかな肌触りを愉しんでいた。
乾いた状態のすべすべした感触も良いが、汗でしっとりと水分を含んだ肌も、いかにも人妻らしくて素晴らしかった。
触れた手に肌の方から吸い付くかのようだ。

ジャミはビアンカを抱いたまま、上半身を起こした。
ビアンカもそれつられて起き上がり、今度は対面座位となる。
ジャミの顔と厚い胸板が目に入り、思わず目を逸らしたものの、たくましい胸筋の感触はまだ胸に残っていた。
睫毛をふるふると震わせているビアンカをジャミが押し倒した。
今度はジャミが上に乗る正常位になった。
ビアンカは、身体が動いて膣内でゴロゴロとペニスが暴れる感覚に呻いたが、それが悲鳴に変わった。
ジャミがいきなり深くまで突き刺してきたのだ。
人妻はわなないて首を反らせる。

「んはあっ……! そ、そんないきなりっ……ふ、深いのだめっ……ああっ」

あまりの深さに打ち震えるビアンカに構わず、ジャミは激しく律動を開始した。
最初はきつい印象が強かったビアンカの膣だが、ジャミに犯され慣れてきたのか、少しずつ柔らかい感触になってきていた。
無論、基本的には狭い膣だからきついことはきついのだが、拒むようなきつさではなくなっている。
熱く濡れて絡みつき、ペニスを待ちかねたかのように吸い付いてくるのだ。
何度もいかされたことも影響しているのだろう。
ビアンカの媚肉はジャミのペニスを厭わなくなってきていたのだった。
抜き差しされる肉棒は、ザバンたちの精液とビアンカの蜜にまみれ、打ち込まれる音と粘着質の音を響かせていた。
強く突き抜かれ、ビアンカは裸身を弾ませながら喘いだ。

「あ、あうっ、強いっ……あ、そんなに突かないで、あうっ……くうっ、当たるっ……奥に、ああっ、奥の壁に当たって……んはあっ……」

もともと敏感なビアンカの肉体だったが、より一層に感じやすくなっていく。
特に最奥がそうだった。
今までは、リュカのものではとても届かないようなところまで届かされ、ただただ苦痛と恐怖だけだったのに、そこばかり責められたせい
なのか、ついに子宮口で快感を得るようになっていた。
太いものを強引にねじ込まれた媚肉は無惨なまでに押し広げられているものの、その粘膜は濃い愛液で泡立っている。
突き込みするごとに大きな乳房がぶるんぶるんとたわむように揺れ、乳首があちこちに乱れ動いていた。
その動く乳房を押さえるように、ジャミがぎゅっと握りしめる。
さすがに痛いのか、ビアンカは顔を顰めて悲鳴を上げた。

「いっ、痛いっ……強すぎるわ、もっと優しく……」
「ほう、この俺様に優しく揉んで欲しいのか」
「……!」

そう言われて美貌の人妻はハッとした。
今、自分は何を言ったのだろう。
まるで愛し合う夫婦同士の会話ではないか。
ビアンカは恥辱で顔を赤らめ、懸命に唇を噛みしめた。
それでも、ジャミが括り出させた乳首に大きな舌が這い回ると、ぐっと胸を突き出すようにして反応する。

「なっ、舐めないで! い、いやっ、おっぱい飲んじゃ……あ、あはっ……ああ……」

ぎゅっと掴むと、乳首からは細い噴水のように母乳が幾筋も噴き出す。
それを舐め取るようにジャミの大きなベロが乳首を潰していく。
と、愛撫が変わり、今度は一転してやわやわと柔らかく揉みしだいてきた。
ビアンカの官能が震えだした。

(ああ、そんな優しくしちゃだめ……か、感じてしまう……あっ、ま、また乳首が舌で……ああ……)

ビアンカがうっとりしてきたのを確認すると、ジャミは乳房から手を離して腰を掴み直し、ぐいぐいと激しく打ち付けていた。
優しい愛撫と激しいピストンというメリハリのついたセックスで、ビアンカは混乱しつつも、また頂点へと走り出した。

「だ、だめっ……そ、そんなにされたら私またっ……!」
「また? またいくのか?」
「くっ……いやっ……ああ、やめて、もうホントにぃっ……」
「おお、マンコがすげえ絞まってきたぞ、いくようだな。それに、そのいきそうな色っぽい顔もたまらねえや。俺もいくぜ」
「だ、だめっ……中はだめよ!」
「あん? 何言ってんだ? 中に出さなきゃ、やつらの子種が死なないぜ」
「……!」

そうだったのだ。
もともと今回のジャミとのセックスは、膣内の精子を始末するためだった。
そのペニスでザバンらの精液を掻き出してもらうことと、しすてジャミの強い精子で膣内の精子を残らず死滅させることだ。
挿入され、激しくピストンされたから、かなり掻き出されたとは思うが、それでもまだ完全ではないだろう。
何しろ精虫は一匹で卵子に受精するのだ。
消毒でもしなければどうしようもない。
ジャミの精液なら、他の生物の精子を殺す殺菌作用があるらしい。
だから中出ししてもらわねば意味がないのだった。
しかしそれは、逆に言えばジャミの子を孕む可能性を秘めた背徳の行為でもある。

だが、もう迷ってはいられなかった。
それについては先ほど結論を出しているのだ。
加えて、もうビアンカの身体が「仕上げ」を求めて、激しく燃え盛っていた。
この官能の炎は、熱い精液を掛けてもらわねば消せそうになかった。
ジャミは激しく腰を使いながら言う。

「どうだ、出して欲しいだろうが! そうしないと意味がないからな!」
「ああっ、激しっ……で、でも、そんな……リュカに何て言えば……」
「ザバンたちの子を孕みたいのか!?」
「い、いやっ……それだけは絶対にいやっ!」
「なら答えは出てるだろうが。言え、俺様に「中に出して」と言うんだ!」
「ああ……あっ、うんっ……!」

もう考える余裕もない。
激しく身体を突き上げられ、奥深くまで貫かれ、性の愉悦が決壊しそうだ。
もう意志では抑えきれぬほどにビアンカは追い込まれていた。
中に出してもらえばあの卑劣漢どもの子種は一掃できる。
そのことを言い訳に、ビアンカはとうとう口にした。

「くっ……だ、出して……ああっ……」
「もっと言え! 精液を中に出して、と言うんだ!」
「だ、出して! 中に……中に精液出して!」
「たっぷり出してと言え。奥まで出してとな」
「た、たっぷり出してっ……奥まで、た、たくさん出して、精液ぃっ……!」
「くっ、ビアンカぁっ……!」
「あはあああっっ……!」

ビアンカは裸身を震わせて叫び、同時に膣圧が強烈に上がってジャミの逸物を強く食い締めた。
さすがにジャミもたまらず、ビアンカの腰を掴んで思い切り腰を何度か打ち込んで、子宮口に亀頭をぴたりと密着させた。
子宮口が下から押し上げられる感覚に、ビアンカは裸身を頭と腰で持ち上げた。
背中は反り返ってシーツから浮いている。
ひときわ大きくぶるるっと震え、ジャミのものをさらに強く締め付けた。

「くおっ……!」

ジャミは喉の奥で呻くと、子宮口にくっつけたまま射精を開始した。

どっびゅうううっ、びゅるるっ、びゅるっ。

勢いよく子宮口に精液が吹きつけられ、ビアンカはその衝撃でまたいった。

「くあああっ……!」

ガクガクと仰け反り、背中で潰れていた両手の拳はぎゅっと握りしめられた。
脚は持ち上がり、ジャミを挟み込む格好でぐぐっと指が屈まっている。
足の指は屈まり、また反り返り、それを何度も繰り返しているうちに、ハイヒールが脱げ、カタンと床に転がった。
ビアンカは仰け反ったまま喘ぎ続けた。

「すっ、すごいっ……出てる、精液……ああっ、奥が痛いくらいにすごい勢い……」

ビアンカは裸身をわななかせて呻いた。
亀頭から激しい勢いで精液が噴出し、胎内を駆け回っているのがわかる。
なるほど、これだけ強い水流で大量に出てくれば、殺菌作用がなくとも、先に出された精子をすべて覆い尽くしてしまうだろう。
そんな射精が20秒近くも続き、ビアンカは子宮を叩かれる快楽に酔い痴れていた。
ようやく射精が終わり、がくりと身体から力が抜けたビアンカは蕩けたような表情を浮かべていた。
その表情が固まったのは直後のことである。

「ひっ!? ま、また出てる……!?」

さっきの射精と変わらぬ勢いで、また射精が始まったのだ。
びゅくびゅくと濃い粘液が吐き出され、ビアンカの膣内と子宮を汚染していく。
ビアンカは白い首筋を晒し、肩を震わせながら、二度目の射精を味わっていた。

「んううっ、すごいっ、また……また出てる……ああ、すっごく熱いのが……ああ、奥に出てるぅ……いやあ、子宮に入って来ちゃう……ああ……」

ビアンカは、ジャミと結合したまま射精を受け続け、膣内で弾ける精液の濃さと熱さに身悶えていた。
ジャミひとりで、ザバンたち五人分を上回るほどの量の精液を注ぎ込まれていた。



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