無理にくわえさせられて顔を苦悶に歪めたものの、すぐに諦めたのか、おとなしく舌を使っていく。
大きく膨れあがった肉棒はあまりに太く、ビアンカの小さな口を引き裂いてしまいそうだ。
唇の端がいつ切れて出血するか、気が気ではなかった。
それでも、くぐもった声を漏らしながら懸命に肉棒を愛撫し、しごきあげていく。

「んむ、むむう……じゅっ……んちゅっ、ちゅっ……んんんっ、んう、んううっ……」

見よう見まねで裏筋を舐めたり、亀頭の先に舌を這わせてみる。
技巧的にはまだまだだが、それでも美しい人妻が夫以外のペニスを丹念に舐めていく様子は充分に興奮を誘った。
舌だけでなく、唇も使った。
薄く開いた唇で、サオを下から上へと何度も往復させ、小さく出した舌で舐める。
その際も、唇を開けたり閉じたりしながら変化をつけてビアンカなりに工夫しているようだ。

「ん、ちゅぶ、ちゅるっ……んぶ……むうっ……」

だんだんと熱が入り出したビアンカを妨害するようにデボラがからかった。

「まあ、夫の居る人妻のくせに他の男のペニスをなんて情熱的にくわえてるのかしら」
「っ……!」
「こんなとこ、あの人が見たらどう思うかしらね」
「んぶあっ……あ、どうしてこんな時にそんなことを……」
「あはは、そうよね。今はあの人よりも目の前のペニスの方が大事なんだもんね」
「そ、そんなこと……んぶ!」

ジャミが「さっさと続けろ」と言わんばかりに、ビアンカの顔を腰に押しつけた。
仕方なくビアンカはフェラを再開していく。
唾液の分泌量が増えてきたのか、ぴちゃぴちゃといういやらしい水音が大きくなり、ジャミの肉棒に塗り込められたものもだらだらと垂れていく。
亀頭の先からも、透明な男液がぶくっと噴き出していた。
ビアンカは、それを思い切って舐め取ってみた。
精液とはまた違う味が咥内に広がり、ビアンカの腰の奥がカッと熱くなる。

(ああ、すごい……こんな……こんなに大きいなんて……それにこの血管がすごい……びくびく脈打ってて怖いくらい……こ、こんなものが
私やデボラの中に入るなんて……)

口にくわえたままで鈴口に舌先をあてて突っついてやると、ジャミは思わず腰を引いてその快感に耐えているようだ。
それを見て、ビアンカも少し余裕が出てきた。
ジャミは自分の愛撫で感じているのだ。
今まではビアンカの方がいやというほどいかされるばかりだったが、フェラチオではテクニックさえ覚えて実践すれば、こうしてビアンカの方から
責めることが出来るのだ。
ジャミが幾分顔を歪めてその快感を堪えているのを見て、ビアンカの愛撫に一層熱が入る。

「ん、ん、んじゅっ……ちゅううっ、んじゅっ……んぶ、むむっ……」
「んっ……おっ……」

ジャミは射精感が高まってきたのか、ビアンカの頭を両手で掴んできた。
長く柔らかい髪が指に絡み、引っ張るが、ビアンカは痛みすら感じなかった。
亀頭からは我慢していてもカウパーが零れ出てしまい、ややもするとこのまま本当に精液を放ってしまいそうだ。
カウパーの味が濃くなったのを知ると、ビアンカは咄嗟に愛撫を強めていく。

(ジャミがいきそうになってる……。そうだわ、このままいかせてしまえば、犯されずに済むかも知れない)

いつも虐められているジャミを追い込んだ優越感もあっただろうが、ビアンカはこのまま射精させてしまおうと思った。
これだけでは終わらないかも知れないが、少なくとも中に射精される回数は一回分減るのだ。

(出しちゃえ……!)

びくびく震えだしたペニスを舐め上げ、唇が熱いキスをしていく。
そんなビアンカの様子を見ているだけで、ジャミの射精欲は頂点まで高まってしまった。
本当は我慢して、フェラでは出さないつもりだったが、ビアンカの積極的な愛撫を受けて考えを変えた。
このまま一度ビアンカの口に出してしまおう。

「くっ……い、一度出すぞ!」
「んんっ……」

ビアンカは「わかった」とでも言うように、小さく頷いた。
今までなら「口に出されるなんてとんでもない」とばかりに口を離したろうが、今は射精が近づいたのがわかっても唇を離さなかった。

(ああ、びくびくしてる……本当に出るんだわ……あ、オチンチンが爆発しそう……)

ジャミの絶頂が間近と知ると、ビアンカはさらに激しく、そして淫らに舌と唇を使い、肉棒を愛撫した。
舌の裏の柔らかい粘膜が亀頭を覆い、包み込むように裏舐めされると、さすがにジャミももうたまらず、ビアンカの顔を押さえつけて自分から動き出した。

「ぐううっ……!」

喉の奥まで突っ込まれ、ビアンカは目を剥いた。
苦しいが、吐き気は以前より小さくなってきている。
喉奥まで犯されるのに慣れてしまったのだろう。
しかしジャミのペニスが口というより食道を犯す勢いで深くまで挿入され、激しく突き刺されると、ビアンカはその美貌を苦悶させた。
それでも唇はカリをしごき、舌はサオを舐めているのは大した進歩だと言える。
ジャミはぐぐっと膨れあがった射精感に耐えきれず、陰嚢の奥から噴き出してくる熱い粘液を亀頭の先から放った。

びゅるるっ、びしゅるるっ。
びゅびゅっ、びゅくくっ。
どぶどぶどぶっ。

「ぐううっ!」

ビアンカの喉が小さく膨らんでいる。
ジャミのペニスが食道を内側から拡げているのだ。
その状態で射精され、精液は食道から真っ直ぐ胃の腑に流し込まれていった。

「んんっ!? んっ、んくっ……んく……んく……ごくっ……んんっ……」

生臭く熱い粘液を注ぎ込まれ、ビアンカは苦しく呻きながらも必死になって飲み下していった。

(ああ、すごい……オチンチン、びくびくしながらいっぱい精液出してる……)

喉の奥を叩く精液は、射精の発作の間中どくどくと吐き出されていく。

「ん、んん……んく……ぐく……ごく……んくっ……んくっ……ぷあっ!」

あまりの量に、ビアンカは口を離した。

「ごっ、ごほっ……こ、こんなにいっぱい……飲みきれない……ごほっ……」

とても全部は飲みきれず、ビアンカの唇から亀頭が外れると、まだ射精を続けていたペニスは精液をビアンカの美貌を白く穢していった。

「あう……、すごい、熱い……ああ、まだ出てくるの……? んあっ」

びゅるっ、びゅくっ。
びゅびゅっ。

亀頭の先から白い精液が噴き出し、それがビアンカの頬や鼻の頭、口の周辺に浴びせられていく。
どくどくと射精は続き、もう人妻の顔の半分はジャミの精液でどろどろだ。

「あっ!」

あまりの量と多さに呆然としているビアンカの髪を掴んだデボラは、そのままビアンカの顔をジャミのペニスに押しつけた。

「……何をしてるのよ。ほら、綺麗にして差し上げなさい」
「き、綺麗にって……」
「またカマトトぶるのね。決まってるでしょう、ザーメンとあんたのツバで汚れたジャミさまのペニスを舌で綺麗にするのよ」
「そんな……」
「ふん、出来ないの? なら……」

デボラはビアンカを見下してから、ジャミに対して露骨な色目を使った。

「ジャミさま……、よろしいですか?」
「いいとも。だが……」
「わかってますわ、今日はこの女を犯すのでしょう? でも、それが終わったら私にも……」
「わかった、わかった」

ジャミが許可を出す前に、もうデボラはその肉棒を手で擦りだしていた。
ぬらついた陰茎を愛おしそうに、時に激しく擦り、しごく。
いくらもしないうちに、射精したばかりだったジャミのペニスは、またむくむくと膨れあがっていった。
それをうっとりと眺めながら、デボラは口にくわえた。

「あ、すごい……もう、こんなに大きくなって……熱いです、ジャミさま……はむう……」

口にするや否や、デボラは淫らに顔を揺すりながら肉棒を咥内粘膜と舌で刺激していく。
夢中になってしゃぶり、長いサオを嬉しそうに舐め上げ、陰嚢にまで舌を伸ばしていた。

「ん、ん、んん……んふっ、ちゅっ……んっ、んむ……ぷあ……、いかがですジャミさま」
「ああ……、いいぜ。さすがデボラだ」
「うふん、そうでしょう? 私がいちばんなんです。ビアンカなんかよりも私の方がずっといいでしょう?」

デボラはそう言うと、また極太のペニスを咥内に埋めていく。
激しく舌でねぶりつつ、何とかこの巨根を口の中に全部納めようと懸命に喉まで通そうとする。
唇は太くて熱いものを必死にくわえ、何度もしごき、締め付けていた。
じゅるじゅるという唾液とカウパーを吸う下品な音をさせているが、恐らくこれはわざとそうしているのだろう。
男は耳からも官能を刺激できるという経験学習の結果だ。

「ん、んぐ……ぐっ……んむっ……ふむ……んんっ……」

咥内全体で愛撫しながら、舌は亀頭やカリといった官能ポイントを的確に責め、ジャミの腰を震わせていた。
時折、苦しそうな顔をすることがあるが、これは肉棒が勢いよく喉の奥を突いてしまうからだろう。
それでもデボラは決して吐き出さずに我慢し、ジャミへの快楽奉仕を止めようとはしなかった。

ジャミもたまらなくなったらしく、少し慌ててデボラの口からペニスを引き抜いた。
前から押しこくった形になったので、デボラはぺたんと尻餅をついてしまう。

「あん、ひどいジャミさま……。もう少しでいきそうになっていたのに……」
「いかされてはかなわん。大体おまえは、俺のものを元に戻すためにしていたのだろうに。それを出させてしまっては意味がなかろう」

ジャミはそう言って苦笑した。
デボラは高慢でプライドの高い女だったから躾けるのが大変だったが、一度堕とした後は、もうすっかり従順な性奴となっていた。
主人であるジャミの命令は何でも聞き、どんな恥辱的なプレイでもこなせる娼婦のような女となったのだ。
ただそれはジャミとのセックスの間だけのことであり、普段は今まで通りのデボラだ。
しかしジャミにはそれで充分だったし、それこそが望んだことだった。
ジャミは、このデボラも孕ませてやってもいいなと考えながらビアンカを振り返った。
かの人妻は、まだデボラによって導かれた絶頂とジャミのペニスからの性臭にやられたままなのか、ぼんやりとこっちを見ている。
その美貌には、まだジャミにかけられた精液がこびりついており、半乾きになっていた。
ジャミが合図すると、デボラは些か不満げだったがすぐに頷き、またビアンカに取り付いた。

「あっ……」

ビアンカの裸身がまたピクンと反応する。
デボラが背中に回り込んで、また乳房をまさぐり出したのだ。
顎を反らせて上を向いたビアンカの頬についていたジャミの精液を、デボラは指で擦り取った。
ほとんど乾いて固体化していた精液を取った指を、そのままビアンカの口の中にねじ込む。

「んむっ!」
「舐め取りなさい」
「ん……んん……」

命令通り、ビアンカは恐る恐る舌でデボラの指を舐めた。
指先から固まりかけた精液を綺麗に舐め取るまで、デボラは指を抜かなかった。
ビアンカの口から指を抜き取ると、デボラはまた命令した。

「ほら、脚を開いて」
「あ……」

デボラは左手で胸を揉みながら、右手でビアンカの脚を開かせていった。
もう力も入らないのか、気力すら失われてしまったのか、ビアンカはデボラの為すがままになっている。
デボラは時々ビアンカのうなじや首を舐めながら、右手をそっと媚肉に添えていく。
そして、もう半ば開き掛けていたビアンカの秘裂を指で左右に割り開いた。
デボラはビアンカの膣内を晒しながら言った。

「ジャミさま、ご覧下さい。ビアンカのいやらしいオマンコはもうこんなですよ」
「いやああ……」
「もう熱い蜜でどろどろですわ。私の指をこんなに汚して……」
「やっ……しないで、見せないで……!」

ビアンカはそう言って抗うが、抵抗は弱々しいものだった。
ジャミの方は、さすがにビアンカのそんなところまで見たことはなかったから、好色そうな目つきで興味深そうに覗き込んでいる。

「くくっ、確かに濡れきってるな」

愛液がとろりと零れてきてはいるものの、形状や色は綺麗なものだった。
二年間に渡る毎日のような夫婦生活、そしてジャミに囚われてからは連日連夜、あの長大な肉棒で犯されまくったというのに、そこは実に
慎ましやかな佇まいだった。
それでいて、デボラの細い指でこじ開けられた淫孔は、まるで男を待ちかねているかのように口を開け、内部をひくつかせているのだ。
見ている最中にも、ピンク色の粘膜や襞から透明な汁が滲み出て、デボラの白い指を濡らしていく。
デボラはわざとらしく言った。

「まあ、どんどん溢れてくるわ。ジャミさまに見られてるだけで感じてるのね、いやらしい!」
「ち、ちが……」
「どこが違うのよ! こんなに蜜を溢れさせて男を誘ってるじゃない!」
「痛っ……!」

まだ愛らしいことを口にするビアンカにむかついたのか、デボラは指でクリトリスをきゅっと抓ってやった。
ビアンカは腰を跳ねさせたが、さすがにそんな敏感なところを抓られて気持ち良いわけはなく、言葉通りに痛かったからだろう。
デボラはその肉芽を指で嬲っている。

「ここも、こんなに腫らして大きくして……。そんなに男が、ペニスが欲しいのかしら?」
「違う……違うわ、これは……ああっ……」

ビアンカはまともに否定することも出来ず、デボラの指戯に反応した。
指先でいびられ、こねくられ、弄ばれると、たまらず喘いでしまう。ビアンカの息遣いはたちまち荒く熱くなり、頬には朱が差してきている。
全身にしっとりと汗を浮かせ始め、甘い女匂を漂わせていた。

「あ、あ、デボラやめ、あっ……くっ、も、もうっ……ああっ、もうっ……!」

ビアンカの裸身がぷるぷると小さく震え、爪先がぐっと屈まってくる。
今にもいきそうだという寸前で、デボラはすっと手を引いた。

「ああ……」

ビアンカはホッとしたように、あるいは気をやれなかったことがもどかしかったように、腰を捩り、顔を伏せた。
そして再び顔を上げてジャミを見たその目は、明らかに淫欲で潤みきっていた。
それを敏感に覚ったらしく、デボラはまた膣口に指を移した。

「ああ……」
「その気になったようね、奥様。いいわ、ジャミさまのものを入れていただくのよ。うんと気をやればいいわ」
「い、いや……」

いやと言うものの、ビアンカは指で大きく膣口を開いているデボラに逆らわなかった。
それどころか、熱い目でジャミを見つめている。正確にはジャミの男根を見ていた。
ごくりと喉が蠢く。
「ああ……」と呻いて顔を逸らすものの、またすぐに顔を上げてペニスに目をやってしまう。
デボラがそれに気づくと、意地悪く耳元で言った。

「どこを見てるのかしら、いやらしい王妃さまは」
「あ……」

ビアンカは恥ずかしい指摘をされ、慌てて目を逸らしたが、今度はデボラに顎を掴まれて強引に顔を肉棒に向けさせられた。

「見たければ見ればいいでしょ。あの大きなオチンポが欲しいって言えば?」
「そんなこと……」
「言うのよ、ほら!」
「あぐっ!」

デボラはまたクリトリスを抓り上げた。
そこはもう赤く爛れるように腫れていた。
ビアンカはたまらず言った。

「い、言う! 言うから、あっ、痛いぃっ!」
「じゃ言って」
「ああ……」

デボラの指から力が緩み、今度はクリトリスの根元を優しくくりくりとしごく動きになった。
指で挟んで上下させ、包皮を剥いたりまた被せたりして遊んでいる。
そんな刺激さえも今のビアンカには快感となって背筋をゾクゾクさせていた。

「早く!」
「あっ……し……し、して……」
「まだ可愛い子ぶるの? はっきり言うのよ、「ビアンカのいやらしいオマンコに、ジャミさまのぶっといペニスを入れてください」って」
「そんな……言えない、恥ずかしい……」

今にも犯そうかとしていたジャミにとっては思わぬ邪魔だったが、デボラの責め方が面白かったので、にやにやしながら黙って成り行きを見守っている。
ビアンカのようなタイプは、言葉で虐めるのも愉しい。
ビアンカはまた喉を鳴らし、そしてゆっくりと強制されたセリフを言わされていく。

「ああ……オ、マ……ンコ……ビアンカの……オマンコにい、入れて……ふ、太いのをオマンコに……ああ……」

デボラに屈したビアンカは、首の付け根まで真っ赤にして恥辱の言葉を口にした。
ビアンカの言葉に煽られたのか、ジャミのペニスはますます隆々とそそり立ち、いかにも硬そうにぶらぶらしていた。
デボラがすっと身を引くと、ビアンカはそのまま仰向けになる。
そこにジャミが覆い被さっていく。

「あ……」

デボラの指がそっと離れると、ジャミの大きな亀頭がビアンカの膣口にあてがわれる。
ペニスはそのままゆっくりとビアンカの媚肉を割って、中へと埋没していった。

「んああっ……!」

太いものがずぶずぶと濡れた肉をかき分けて侵入してくる感覚に、ビアンカは目眩がする。
いつ入れられても、その圧迫感と充実感は空恐ろしいほどだ。

「ぐ……ぐ……、ふ、太……いっ……!」

亀頭を飲み込んで、長大なサオの部分がゆっくりと沈んでいく。
ビアンカの下腹部が痙攣していた。

「んぐっ!」

ズンと奥にぶつかり、ビアンカは仰け反った。わなわなと全身を震わせている。
子宮まで届かされたようだった。
当然ペニスは全部収まりきらず、半分を少し超えたあたりで侵入は止まった。
それだけでもくらくらするほどの深さまで入り込んできている。
子宮は硬い亀頭で持ち上げられていた。
ビアンカは「はああっ」と熱い息を吐き、震える唇で呻いた。

「あ、あうう……お腹……お腹の奥に来てる……」

ビアンカが挿入されると、すかさずデボラが近づき、横から手を伸ばしてその乳房を揉んできた。
ペニスを入れられた快感に乳房の愛撫も加わって、ビアンカはたまらず艶やかに喘ぎ出す。

「あ、ああ……」
「うふふ、うっとりしちゃって。あの人以外のペニスをくわえこんでるくせに気持ち良いのかしら?」
「やあっ、言わないで……ああ、今そんなこと言っちゃいやあ……」

夫のことを言われると、ビアンカの膣がきゅんと収縮してしまう。
余計に、ジャミの太い逸物を食い締めることとなり、その太さと大きさに圧倒される。
デボラはやわやわと胸肉を揉みほぐしながら聞いた。

「どう? ジャミさまのペニスは。大きいでしょう?」
「お……大きい……わ……す、すごい大きい、ああ……く、苦しいくらいよ……」
「そう。どんな感じなのかしら? あなたのオマンコの中はどうなってるの?」
「な、中が、ああ……中が太いので広がってる、わ……あ、まだ奥に入ってくる……ぜ、全部広がるぅ……んんっ……」
「そんなぶっといのを入れられて満足よね。どうかしら、あの人よりも大きいのよね?」
「そ、そんなこと、あう……い、言えない……ああ……」
「あら正直ね。違うなら違うと言えばいいのに、そうは言えないんだ。ジャミさまの方が大きくて立派って認めたようなものよ」
「あ、そんなこと……あ、あああ……」
「声まで濡れてきてるわよ、王妃さま。気持ち良いのね? 気持ち良いなら「いい」って言いなさい」
「い、いや、そんな……あ、あううっ……」
「まあ、頑固だこと。喘いでるくせに往生際が悪いわ。ジャミさま、遠慮なくやりまくってくださいな。この生意気な女が屈服するまで」
「言うまでもない」

ジャミはそう言うと、ずぶりと奥まで貫き、張ったカリで思い切り膣襞を削るように引き抜く。
いきなり激しく動き始めた肉棒に、ビアンカは身悶え、喘いだ。

「くっ……か、硬いのが奥に……ああっ!」

人間の女には太すぎる逸物がビアンカの膣に埋まり、みちみちと軋んでいた。
膣内が太いものでめいっぱい拡げられているから、ほんの少し動いただけでサオに膣襞のあちこちを擦られてしまう。
みっしり詰まっているはずなのに、僅かな媚肉の隙間からとぷっと愛液が溢れてくる。

「あ、動かないで……お腹の奥が、ああ……こ、擦られてる……」
「お腹の奥? そう、子宮がジャミさまのおっきいので擦られてるのね」

デボラの淫らな問いかけに、ビアンカはコクンと頷いた。

「で? 子宮口を擦られて気持ち良いのかしら?」
「し、知らない……あっ……!」

ずんと奥を軽く突かれ、思わず喘ぎそうになったビアンカは慌てて口を押さえた。

(こ、声……出したくないっ……)

ジャミに、そしてペニスに屈したと思われたくなかった。
今さらという感じではあるが、それくらいの矜恃はまだ残っていたようだ。
それでも肉体は素直に反応し、軋んでいたはずの膣肉は、いつしかジャミの肉棒に絡みついていた。
極太のペニスに媚肉が馴染んできたのだ。
ビアンカの膣から窮屈さがなくなったと知るや、ジャミはずぶりと強く子宮口を抉り、また抜いた。
いきなり激しくなった律動にビアンカが悲鳴を上げて悶える。

「ふあっ! 強いっ、だめ、そんな激しくっ……ひっ、そんなっ……うああっ!」
「ほう強すぎるか。おまえはきつく責められる方が好きだったはずだが」
「そ、そんなこと……ない、わ……」
「そうか。では、こういうのはどうだ」
「あ……」

ジャミの動きが一転してスローモーになる。
ぬぷぷっとゆっくりと貫き、抜く時もゆっくりと引き抜いた。
奥まで確実に押し込んではいるもののペースは遅く、ビアンカにおのれのペニスを覚えさせるかのように腰を使った。
奥まで届かされるとビアンカの腰がぶるっと震え、ゆっくりと引き抜かれると、カリで膣内を擦られるからか、わなわなと媚肉が痙攣していた。

「くぅっ……!」

身体が揺さぶられるほどに激しく動かれ、膣内をめちゃめちゃに抉られると、たちまち達してしまいそうになる。
それはいやだった。
何度もいかされ、絶頂を極めてしまった顔や肉体をいやというほど晒さねばならないからだ。
だから緩く律動される方がマシだと思っていたのだが、それが誤りであったことが痛切にわかった。

(あっ……! ゆ、ゆっくり抜き差しされると、ああ……わ、わかる……ジャミのペニスがわかっちゃう……)

ゆっくりと差し込まれ、抜かれると、膣内での接触時間が長くなり、その肉棒のカリの張り具合やサオの太さ、そしてその形状までがはっきりと
膣襞に伝わってくるのだ。
いけないと思っても、膣からビアンカの脳裏へジャミの男根の様子が伝わってきてしまう。
いやでもそのペニスを意識してしまうのだ。
それに、いかにゆっくりとした動きでも、深くまで突き込まれることは変わらない。
ビアンカの膣内が擦られ、子宮口が小突かれることは同じなのだ。
ビアンカはつい出てしまいそうになる甘い声を堪えつつ、懸命に言った。

「っ……、ゆ、ゆっくり、ああ……しないで……」
「そうか。なら、お望み通りに強くしてやるか」
「そっ、そうじゃなくて……ああっ!」

唐突に動きが激しくなる。ぬぬぅっとゆっくり貫かれていたのが、今度は一転、いちばん奥まで勢いよく突き込まれ、子宮口にゴツンとぶち当たる。
そしてまた素早く引き抜かれ、カリで襞が逆方向に勢いよく擦られた。
ビアンカはグンッと身体を仰け反らせ、それでも何とか口をかみしばってよがり声を堪え忍んだ。

「くぅあっ……!」

長く力強いストロークが、内部では子宮を揺さぶり、外部では乳房を激しく揺らしていた。
ビアンカは髪を振り乱して叫ぶ。

「つ、強いのもだめえっ! ひ、響く、お腹が響くっ……子宮が響いて痺れちゃうっ!」
「なんだ、もういきそうなのか。マンコがさっきからきゅうきゅう絞まってるぞ」
「やっ、そんな……んっ、うああっ……!」

ビアンカの膣が肉棒へしがみつくように絡みつき、襞が盛んに締め上げていく。
粘り着く粘膜を引き剥がすかのようにゴツゴツしたペニスが引き抜かれ、また強く奥まで突き通される。
子宮口まで突き上げ、エラの張ったカリでごりっと襞をこそいでいた。

「んんっ……くううっ……!」

ビアンカは歓喜の声を上げまいと、人差し指を噛んで必死に快楽を堪えていた。
ここで声を上げてしまったら、もう流されるように官能に浸ってしまうことは明白だったからだ。
ジャミに犯されてそうなることもイヤだったが、デボラの前で気をやらされ、それを見られて蔑まれるのもゴメンだった。

しかしその我慢も限界だった。
デボラの巧みな誘導愛撫とジャミのペニスの威力によって、ビアンカの官能は決壊寸前だったのだ。
熟れたビアンカの肉体と、ジャミの肉棒に慣れ親しみ始めていた媚肉は、攻撃的な激しい突き込みにさえ反応し、そのペニスを受け入れ、絞る
ように締め付けていく。
みちみちになって太いものを必死にくわえ込んでいた膣口もその太さに慣れたのか、今では少しだらしないほどに愛液を零していた。
ビアンカは激しい突きで身体を弾ませながら呻き、それでも嬌声だけは堪えていた。

「はっ、はんっ! つ、強いっ……だ、だめっ、そんな激しくっ……!」

ジャミは突き込みをいったん止めて、ビアンカの細腰を大きな手でかっしりと掴んだ。
突如動きが止まり、何をするのかとビアンカは不安そうにジャミを見る。
それでいて腰の方は、動きの続きを求めるかのようにもじもじと捩り、媚肉はペニスを舐めしゃぶるように蠢いていた。
ずぶっと亀頭が最奥まで突き通される。

「くあっ……!」

その衝撃でビアンカは顎を反らせて呻いた。
ジャミは亀頭を子宮口に落ち着けたまま腰を回転させ、その先端でそこをゴリゴリと抉り始めた。

「んひっ!」

びりっと強い電流で痺れるような感覚が、ビアンカの背筋を走り抜け、脳天にまで届く。
突き込みこそないものの、硬い肉棒の先がぴったりと子宮口にくっついたまま、ゴリゴリと最奥を擦ってくる。
子宮口や子宮頸管に強い性感を感じるように調教されてしまっていたビアンカにとって、焦れるような、それでいて強烈な快感だった。
膣内を激しく抜き差しされる愉悦こそないものの、感じるポイントを常に擦られるという刺激がたまらない。

最初に子宮口まで責められた時は痛いだけだった。
まるで怪我をした傷口に触れられているような痛みがあった。
しかしそこばかり重点的に責められ、乳首やクリトリスといった他の性感も同時に責められたこともあって、いつしか子宮付近はビアンカにとってもっとも強く性的快感を得られる場所に成長しつつあったのだった。
入り口を開けろと言わんばかりに、男根の亀頭が鋭く子宮口を打ち込まれる。

「だっ、めっ……! そ、それもだめっ! んんんっ……かはっ……!」

子宮口が絶え間なくゴリゴリと削られていく。
治りかけた傷口をかさぶたの上から擦られるような鈍い痛みはあったが、ビアンカはもっとされたい、もっと強く突いて欲しいとも思うようになっていた。
乳房を愛撫されるような甘美さはないが、痛みの奥に、峻烈なほどに強力な快美感があったからだ。

「いっ……あ、あふ……と……溶けちゃう……あそこが……くっ……し、子宮が溶けそう……ああ……」

子宮口を擦る摩擦熱でビアンカ自身が蕩けそうになっている。
振りほどくように頭を振り、髪を振り乱すものの、子宮からの喜悦は強まるばかりだ。
ビアンカには、突かれまくる子宮口が根負けして、とうとう口を開き始めたのが実感できた。

ビアンカの美しい顔は、苦しみを耐えるような表情を湛えていた。
強すぎる快楽は、時として苦悶することと等しい。
ビアンカの限界を見てとって、ジャミは子宮口を思い切り突き上げてやった。
突然にやってきた痛烈な一撃で、頂点付近を彷徨っていたビアンカはたちまち達した。

「くぅあっ! やっ、そんな突然っ! だめ、激しいっ……うあああっっ……!!」

ビアンカの膣が熱い愛液をしぶかせ、埋め込まれていた極太ペニスを思い切り食い締めた。
絶頂したことは明らかだった。
強く締め上げたまま腰を浮かせ、ぶるぶると震えていたビアンカの腰がドッとベッドに落下した。
荒い息を吐き、口中の唾液を懸命に飲み下している。

「んん……あ、はあ……はあ……はあ……ああ……ああ、また、こんな……」

いやなのに、またしても女の恥を思い切り晒してしまった。
しかも今度はデボラにまでそれを観察されている。あまりの恥辱にビアンカは消えてしまいたくなる。
ビアンカの悩ましい絶頂シーンを見せつけられ、我慢できなくなったのか、またデボラが出しゃばってきた。
妖艶な表情でジャミに懇願する。

「ジャミさま……」
「まあ待て。おまえも後でこってりと……」
「わかってますわ「今はこの女を」なのでしょう? 悔しいですけど、ジャミさまがそうお決めになったのなら仕方ありません。でも、私もお仲間に加えてくださいな」
「……どうするのだ」
「この女を私もいたぶりたいんです。ジャミさま、この女を抱き起こして、抱き込んでください」
「こうか」

ジャミはくにゃりと倒れ込んでいたビアンカの腰を掴んで抱き起こし、そのままあぐらをかいてその脚の上に大きな尻を載せた。
対面座位である。ペニスは挿入されたままだったし、亀頭は子宮口に密着したままだったから、姿勢を大きく変えたことで子宮口がごりりっと強く擦られた。

「んああっ……!」

ぐったりしたビアンカの裸身は、活が入ったように仰け反り、わなないた。
気をやったばかりで、子宮口もかなり鋭敏になっているようだ。
痛みと快楽の入り交じった感覚に、ビアンカは唇をわななかせて呻いている。

デボラはビアンカの後ろに陣取り、這うようにして姿勢を低くした。
そして、目の前にデンと据えられている人妻の大きな臀部に手を伸ばす。
豊かな曲線美を誇るお尻に冷たい指が触れると、ビアンカはハッとして振り返った。
デボラはその細い指を尻肉に食い込ませビアンカが悲鳴を上げる前に、ぐぐっと大きく割り開いていた。

「デ、デボラ!? ちょ、何を……ああっ!」

秘めたる孔を露わにされ、ビアンカが尻を捩る。
しかし前穴に深々と肉棒が杭のように埋め込まれていて、思うように動けない。
デボラにまでお尻を悪戯される。
そう思うとビアンカは目眩がした。セックス自体は好きだったが、お尻を責められるのだけは馴染めず、恥ずかしくていやだったのだ。
それをジャミに面白がられて無理矢理に開発され、今では充分に感じる穴にさせられてしまった。
そのこと自体が屈辱だったし、それをデボラに知られるのも恥辱だった。

剥き出しになった肛門にデボラの指が這い、穴から放射的に伸びている皺を数えるように一本ずつなぞっていく。
その、ぞわぞわっとした悪寒にビアンカは背を震わせて悲鳴を上げた。

「ひっ! あ、あっ、そ、そこはあっ……!」
「ふん。あんたみたいないやらしい女は、きっとこっちも開発済みなんでしょう?」
「や、やはっ、やめて! 触らないで! ひっっ!」
「あら、触るだけだと思って?」

デボラは意地悪そうな笑みを浮かべると、快感と恐怖におののく小さな穴に指を押しつけ、そのままぬぷりと差し込んだ。
アヌスを突き通され、ビアンカは臀部を震わせて呻く。

「んああっ、いやっ……ああ、そこはいや、許してデボラ……あ、お尻しないでっ……んひっ!」
「いい声ね。その淫らな喘ぎ声で男を手玉にとったのね。本当に憎たらしいわ。ほら、もっとお鳴きなさい」
「きゃひっ! ゆ、指、動かさないで!」

デボラは人差し指を根元まで突っ込み、そのままぐりぐりと回転させた。
指に粘膜がへばりついて巻き込まれる感覚に、ビアンカは我慢しきれずに喘いでいる。
さらに爪を立てて、直腸に傷がつかないよう弱く腸壁を引っ掻いてやると、ビアンカは安産型の尻をわななかせて反応した。

「あはあっ、だめっ……お、お尻、おかしくなるから、あっ……くっ、お尻の奥が……蕩けちゃう、ああ……」
「オマンコもお尻も蕩けるくらい気持ち良いの? 同時に責められるのがそんなにいいのかしら」

デボラがそう言いながら責めると、ジャミがにやついて横から口を挟んだ。

「くく、ビアンカはな、尻も犯されたことがあるのさ。それどころか二穴責めまで経験済みだよ。おまえの父親たちに、そこもこってり犯されてるからな」
「まあ、私のパパにまで犯されたの? 夫が居る人妻なのに、このいやらしい身体はいったい何人の男を知ってるのかしら」

そう言われると、ビアンカは顔を伏せて「ああ……」と哀しげに呻く。
その仕草までわざとらしく感じられたのか、デボラが憎々しげに言った。

「許せない……、リュカだけじゃなくパパまで寝取るなんて……。何て女なの!? その上、ジャミさまのご寵愛まで……絶対に許さないんだから!!」

デボラはそう叫ぶと、指の根元の節まで突っ込む勢いでビアンカの肛門を抉った。
ぶるぶると尻が震え、デボラの指をしきりに食い締めてくる。
指先で、膣奥に入り込んだジャミのペニスを確認すると、腸壁越しにそれをゴロゴロと擦ってやった。
ジャミにも当然快感があったが、それ以上にビアンカへの刺激が凄まじかったらしく、薄い肉壁越しにゴリゴリしてやると、呆気ないほどあっさりと
気をやってしまった。

「うああっ……いっ……く!」

ビアンカはそう叫ぶと、ぐうっと背筋を伸ばしきってから、がくりとジャミにもたれかかってしまった。
ジャミはその髪を掴んで顔を持ち上げさせて言った。

「……とうとう言ったな、「いく」と」
「あ……」
「俺に抱かれている時は意地になって言わなかったくせに、デボラに嬲られて口にするとはな」
「まあ、そうだったの。失礼な女なのね、ジャミさまに気持ち良くさせてもらってるんだから、いく時はちゃんと「いく」ってお言いなさい。礼儀でしょ」
「ああ……」

ジャミはデボラに指を抜くよう指示した。
今度は自分の力だけでこの人妻をいかせたくなったのだ。
ジャミは体勢を立て直すと、俄然勢いよく責め立てていく。
ビアンカの白いうなじがぴくりと仰け反り、激しい突き上げに身体を揺さぶられながら悲鳴を上げる。

「んはあああっ、だめえっ、もうだめっ……ゆ、許してお願いっ……ま、まだ動かないで、ひっ、し、死んじゃうううっ……!」

息も絶え絶えな喘ぎを漏らすものの、ジャミは遠慮なくその白い肉体を貪っていく。
ビアンカの身体の方も、それだけまいっているにも関わらず、ジャミの男根の動きに応じてしまい、膣襞は絡みつき、膣口は太いサオをきゅうきゅうと
締め上げていた。

「んっ、ああっ、し、死ぬっ……だめ、死んじゃうっ……い、いったばかりで、か、感じすぎるっ……いやああっ……!」

いやと言いながらも、ビアンカの尻はジャミの腰に合わせて動いている。
ジャミはビアンカの媚肉の熱をペニスに感じながら、その奥を思い切り突いていた。
子宮口をペニスで擦り上げ、僅かに開いているそこに亀頭の先を抉り込む。

デボラはその凄まじいセックスに見とれていた。
「よくあんな太いものが入るものだ」と感心させられるビアンカの小さな膣からは、愛液でぬらぬらと妖しく光ったペニスが激しく抜き差しされて
いるのが見える。
挿入すると膣付近の粘膜を巻き込んで奥深くまでめくれ込まれ、引き出されると内壁をへばりつかせたままめくれ上がっていた。
ビアンカの大きな尻も、そんなダイナミックな動きに応え、うねるように円を描き、責める肉棒を捉えて離さない。

「だめえ……ああ、大きい……ぐうっ、ふ、太い、太すぎるわ……ああ、そんな奥まで……くあっ、オ、オマンコいっぱいに太いのが来てるっ
……い、いく!」

またもや襲いかかってきた暴風のような快楽にたちまち飲み込まれ、ビアンカは全身をびくびくと痙攣させて達した。
一度「いく」と口にしてしまったせいか、ビアンカの口からはためらいもなく絶頂を告げる言葉がまろび出ていた。
何度も身体を伸び上がらせ、足腰に力を入れて媚肉を収縮させ、ペニスを絞る。
その快美感に、ジャミも思わず射精しそうになるものの、危ういところでそれに耐え、歯を食いしばって突き込んでいる。
絶頂したまま連続で最奥を責め抜かれ、ビアンカは頭を振りたくって叫んだ。

「ひぃああっ、やあっ……も、もういった……いったのにぃっ……ゆ、許してもうっ……こ、これ以上いったら死んじゃうわっ……やあっ、ま、また
……い、いくっ!」

ビアンカは獣のように叫ぶと、また気をやった。
くたりとして身体の力が抜け、荒い呼吸を繰り返す口の端からは、たらりと透明な唾液が滴っていた。
ジャミに犯されたことは何度もあるが、こうも連続絶頂責めされたのは初めてだった。
いつも一度や二度いかされたくらいでは許してくれなかったが、立て続けに三度四度といかされたこともなかった。
ジャミはこの機会に、ビアンカの肉体を完全に自分好みに作り替えようとしているのだ。
魔物は手応えを感じていた。

「いけそうだな」

ジャミはいったん、ビアンカの中から肉棒を抜き去った。
ねっとりとした蜜まみれになった硬いままのペニスが、絡みついた襞を引き剥がすように外へ出てくる。
カリがゴリゴリと膣壁を擦り、ビアンカはぶるっと身体を小さく震わせた。
それからビアンカの脚をもう一度開かせ、股間の中心に尖った亀頭の先をあてがう。
ぐぐっと腰を沈め、改めてビアンカを貫きにかかった。
美人妻の柔らかい肉を、バキバキに硬いものがゆっくりと引き裂いていく。

「あ……ううっ……うむ……」

あまりの重量感と圧迫感に、ビアンカは身体を揺さぶって呻いた。
乳房がたぷんと大きく揺れ、腰がぐっと捩られる。

「あ……あ……」

数度の絶頂の後、ペニスが抜かれたことで醒めかけていたビアンカの官能が再び点火されていく。
太いだけでなく、大きく傘を開いたカリが狭い膣道をこそぎ開けつつ、奥へ奥へと侵攻していった。
そのままズシッと子宮口にぶつかると、ビアンカは顎を持ち上げて「くっ」と呻いた。
しかし、それでもペニスが止まらず、開きかけた子宮口にねじ込むように潜り込んできた。
子宮口を暴力的にこじ開けられる驚きに、ビアンカは狼狽えたように叫んだ。

「な、何をするの!? あぐっ、深い、深すぎるっ……ど、どこまで入れる気なの!? あ、だめ、そんな奥までっ……ひぅっ……!」
「もう頃合いだよ。いよいよおまえの子宮も俺のものにするのさ」
「し、子宮まで……?」
「くく、わからんのか? 子宮の中に俺様のチンポを入れてやるってことさ」
「な……!」

あまりのことにビアンカは目を剥いた。
ただでさえ人間離れした長大な男性器で、膣に入れるだけで苦しいほどの巨根なのに、それを子宮に入れるというのか。
そもそも子宮にまで挿入することなどあり得ない。
ビアンカは必死にそう言うと、ジャミはこう嘯いた。

「ヒトはそうらしいな。だが動物では珍しくねえぜ。牡が牝の子宮の中にまでペニスを入れて、そこで射精することで確実に受精させるんだ」
「そんな……、わ、私は人間よ! そんな動物みたいな……」
「いやいや人間の女でも子宮まで入れるのがいるそうだぜ。な、デボラ」
「え、ええ……」

さすがにデボラも想定外だったらしく呆気にとられていたが、すぐにその表情は愛欲に蕩けてきた。

「ジャミさま素敵……。あんな大きなものを子宮にまで入れられたらどうなっちゃうのかしら。ジャミさま、私にも……」
「いいとも。おまえも子宮が開くようにしっかり俺様が調教してから、たっぷり子宮でセックスしてやるぞ」
「嬉しい、ジャミさま……」

うっとりしているデボラを横目で見ながら、ジャミは腰を送った。
それまでは、ビアンカに限らず、どの女の膣でも、彼のペニスは半分くらいしか受け入れられなかった。
最大でも2/3といったところだ。
今、ジャミの男根はビアンカの中にその半分ほどが埋まっている。
そこからさらに腰を沈め、ずぶ、ずぶとゆっくりペニスが埋め込まれていく。
2/3ほど入ったところで、ビアンカは大きく目と口を開けてわなないた。

「む……無理……こんな……あう……ううんっ……」

硬く熱い肉棒が、僅かに口を開けている子宮口をこじ開けて、その先端を内部にめり込んできた。
内臓を引き裂かれるような苦痛に、ビアンカは歯を食いしばり、呻きながら後ずさりしようとする。
そうはさせじと、デボラがビアンカの肩を押さえ込み、逆にジャミの方へ押しやっていく。

「ぐ、ぐぐ……」

悶絶せんばかりに呻き、ビアンカはじっとりと汗の浮いた裸身を痙攣させている。
ジャミの方も額に汗を浮かせていた。
一気に押し込んで早く至高の快楽を味わいたいところだが、ここで無理に突き込んでは子宮が本当に破壊される可能性もあった。
ジャミは子宮口に亀頭の先を食い込ませ、少し押し込んではすっと軽く引いた。
それを何度か繰り返し、ビアンカの子宮が緩み、受け入れられるようになるまでそこを刺激していく。
ペニスは深々とビアンカの股間に刺さり、先っぽが子宮を胃に接触しそうになるほどに押し上げている。
肉棒は少しずつだが確実にビアンカの胎内に沈んでいった。
ビアンカにとっては苦悶で発狂しそうな時間であった。
一気に押し込んでもらった方がどれだけ楽かとも思うのだが、それをされたら失神確実だろうし、ヘタをすれば身体に障害が残りそうだ。

「ぐっ……うああっっ……!!」

ビアンカは脚をピンッと伸ばし、背中を思い切りしならせ、後ろに倒れそうになるくらい弓なりになった。
後ろにいたデボラに、危うく後頭部がぶつかりそうになる。
それを支えたデボラはビアンカを抱き起こしてジャミに預けると、少し慌てたようにふたりの結合部を覗き込んだ。

「すご……。本当に全部入っちゃってるわ……。ジャミさま、どうですか? 本当に子宮まで……」
「お、おお。入ったようだぜ。ここがビアンカの……子宮の底だな」

デボラの感嘆の声が上がる。
ジャミの長大な逸物は見事にビアンカの中に全部埋まっていた。
ふたりの腰がくっついているのだ。
ビアンカの膣はぴっちりとジャミのペニスをくわえこんでおり、小陰唇がわななくように痙攣していた。
よく見ると、驚いたことにビアンカの下腹部がなだらかに小さく膨らんでいる。
中に入ったジャミの肉棒が、子宮越しにお腹の肌を押し上げているのだ。
ジャミが呻いた。

「こ、こりゃすげえや、想像以上だ。くっ……根元とカリんとこで二段締めしてきやがる」

デボラの驚愕した顔も、ジャミの満足そうな表情も、ビアンカは認識できなかった。
信じられない事態に、その意識は朦朧としているのだ。
首の力が抜けてしまって頭はぐらぐらしているし、半分開いたままの口もとからは、たらりと一筋綺麗な唾液が垂れ落ちていた。

(こ、こんな……本当に子宮の中にまで入れるなんてひどい……)

子宮を突き通すまで深く挿入してきた大きなものに意識が飲み込まれてしまう。
自分を犯し、貫いているものの大きさと深さをいやというほど判らされた。

ジャミはとうとう子宮まで自分のものにした満足感のせいか、しばらくそのまま動かなかった。
ビアンカの子宮がピストンに耐えられるようになるまで馴らしているのかもしれない。
そうされることでビアンカも、子宮まで犯されている事実を認識させられ、お腹の中全部を犯されてしまったことを実感させられている。

「ど、どうだビアンカ。俺様のチンポがおまえのいちばん奥まで入ってるのがわかるか?」

ビアンカはそう言われても返事もできない。
その苦しさと鈍痛に歯を食いしばり、微かに呻くのが関の山だった。
それでも、ジャミが腰を捩らせた際にほんの少し中のペニスが動くだけで、口をぱくぱくさせて呻いてしまう。
息が苦しい。
お尻に入れられた時と同じように、お腹の中いっぱいに大きなものを埋め込まれたせいで、思うように呼吸すら出来なかった。

「く、苦しい……ああ……」

ジャミが少しでも腰を動かすと、硬い肉棒が敏感な子宮内で転がり、ビアンカはびくりと裸身を震わせる。
今にも窒息しそうなほど苦しく、子宮が内側から破裂してしまいそうなほどの苦痛なのに、ビアンカの肉は次第に白く灼けていった。
子宮内に収まったペニスに馴染まされてくると、膣内は疼き、熱を持ち、新たな愛液を分泌し始めたのだ。
いつしか苦痛は爛れるような肉欲と変わり、膣も子宮も快感が込み上げてくる。

「あ……あう……」

苦悶していたさっきまでの呻き声とは明らかに異なる、熱く艶めいた喘ぎが人妻の口から漏れた。
ジャミは、そんなビアンカの声や表情、そして胎内の熱や締め付け具合を確認しながら、少しずつ腰を動かしていく。
あまりに痛がるようならやめるつもりだったが、意外にもビアンカは反応していた。
苦悶している美貌は、息苦しさやつらさというよりも、押し寄せてくる快楽のせいにも見えた。
子宮の底や横にゴツッと硬い亀頭が当たる。
動きが緩いだけに痛みはなく、むしろビィンと痺れるような感覚があった。

「あ、ああ……あむ……いや……んくっ……」

子宮内に挿入されることを快感として意識し始めた途端、膣襞も次第に反応してきて、奥深くに突き刺さったペニスへいっせいに絡みついていく。
胎内すべてを男根に占領されながらも、僅かな隙間からじくじくと愛液が滲み出ている。
蜜の滴りがペニスに絡むのを確認したジャミは、少しずつ腰を大きく動かしていく。

「もう濡れてきおったわ。これなら激しく責めても大丈夫だな」
「あああ、だめ……こ、こんな深くまで……あうう、きつい、苦しい……」
「ふん、何が「苦しい」よ。声まで濡れてきてるじゃないの。いやらしい!」
「あう!」

デボラが憎々しげに乳房をぎゅっと力を入れて握った。
鋭い痛みが胸に走ったものの、今のビアンカの肉体はどう責められても性的快楽に結びつけてしまうようで、そんなデボラのいたぶりにさえ反応していた。
デボラも乳房を潰すほど強く握ったり、指を食い込ませたまま締め上げるように揉み込んだり、下乳を支えて揺さぶるように刺激したりして、子宮まで犯された人妻に艶やかな声を上げさせて愉しんでいる。

「や、やめて、胸は……ああ……だめ、変になる……あ、あは……」

喘ぐ声は熱く、今にも火が付きそうなほどだ。
背筋が痺れ、腰が勝手に捩れ、手足の指が屈まったり、開いたりを繰り返していた。
息も詰まりそうなほどの愉悦が膨れあがっていく。

「感じてるな、この女。いきなりの子宮セックスでもうよがるとはな、呆れたもんだ」
「まったくですわ。楚々としていたって、一皮剥けばこんな淫らな女だったわけね」
「それにしてもすげえぜ。この二段締めがたまらん」

魔物のジャミでさえ余裕がなくなってきた。
それだけビアンカの膣と子宮口の収縮が素晴らしいのだ。気を抜いたらすぐに射精してしまいそうになっている。
これはじっくり愉しんでいる時間的余裕もなさそうだ。
だが、ビアンカをいかせる前に出すことだけは避けたかった。
あくまで自分が主導権を執り、ビアンカを絶頂させてから射精するのだ。
しかしジャミが心配するまでもなく、もうビアンカはいきそうになっている。
あと一押しすれば、たちまち激しく達するだろう。
そのことをビアンカは自らの口から発した。

「た、たまんないっ……もう、ああ許して……ひっ……い、いきそうっ……ああっ」

仰け反らせた口の端からたらりとよだれが垂れ落ちる。
ジャミの突き込みはもう普通に犯している時と変わらない激しさになっていた。
もうビアンカは何をされているのかすらわからないほどに肉の快美に囚われていた。
ひたすらに肉を燃え立たせ、喘ぎ、よがり、身悶えている。
肉が燃え立つばかりでなく、骨すら快感で溶けていきそうな気がした。
驚いたことに、ビアンカは自分から腰を使い出している。

「あ、あっ……もうっ……激しいっ、激し過ぎるっ……くううっ、奥っ……奥が……いいっ!」

腰骨がバラバラに外れ、子宮も膣も一緒に溶解するような感覚が襲ってくる。
自らジャミに腰を押しつけ、なおも深い挿入を求めている。
もうジャミのペニスは、亀頭の先がビアンカの子宮の最深部にまで届いており、子宮の頭が子宮の形を浮かび上がらせている。
腹部はこんもりと肉棒の形に盛り上がり、それが激しく上下運動していた。

ビアンカの凄まじいばかりの痴態にジャミも我慢しきれなくなる。
うおおと吠えながら、ビアンカの欲求に応えて子宮奥を何度も叩きつけた。
その衝撃でビアンカの頭が真っ白になる。
ビアンカは凄絶な表情を見せて目を剥き、歯が折れるほどに噛みしばってガクガクッと腰を跳ね上げる。

「んはああっ……い、いくっ……ひっ……い、いっっくうううううっっっ……!!}

首を絞められたような声で断末魔の叫びを口にし、ビアンカは激しく絶頂した。
長く美しい脚はがっちりとジャミの腰に巻き付き、ふくらはぎや腿の筋肉がびくびくと浮き立っている。
汗にまみれた裸身を何度も仰け反らせ、ぶるるっと大きく痙攣した。
あまりの激しいオルガスムスに、乳房を揉んでいたデボラが驚いて手を離したほどだ。

気をやると同時に膣も子宮も最大級の収縮が発生した。
膣口が肉棒の根元を食い千切るほどに食い締め、子宮口がカリ首を思い切り締め上げてくると、ジャミは大声で吠えながら射精した。

「ぐおおおっっ!!」

どっびゅううっ、どぶどぶっ。
びゅるるっ、びゅくくっ。
びゅびゅっ、どぴゅううっ。

夥しいほどの白濁液が胎内に噴き出され、ビアンカはその衝撃で何度も続けて気をやった。

「ひっ、ひぃぃっ、いくっ! んあっ、で、出てるっ……ひっ、し、子宮の中に、ああっ、ちょ、直接出てるっ……いいっ……い、いく!」

胎内と子宮が、灼けるほどに熱い精液を感じ取ってビアンカは何度も仰け反り、身悶えた。脚はしっかりと魔物の腰に絡みつき、蟹挟みにして離そうとしない。
脚の指が屈まったまま、わなわなと痙攣していた。
両手もジャミの腕に爪を立てて掴んでいた。
一度目の射精が終わると、続けて二度目の射精が始まった。

びゅびゅーーっ、びゅるるっ。
どびゅっ、どぷっ。
びゅるるっ、びゅるっ。
びゅくくっ。

絶えることのない射精の感覚に、ビアンカは失神寸前だった。

「あ、あううっ、すごい、まだ出てるっ……ああ、そんなに出されたらホントに妊娠しちゃう……あむ……し、子宮の中がもういっぱいよ……ああ、まだ出すの!? んんっ……だ、だめ、また……また、いくっ……!」

ジャミの精液で一度いっぱいになった子宮にまた精液が注ぎ込まれると、さっき出された精液が押し出されて新たなものと入れ替わっていく。
子宮内で精液が循環する様子を感じ取り、ビアンカはとうとう失神した。
充分にビアンカの子宮を味わい、たっぷりと射精し終えてジャミがようやく離れると、ビアンカは死んだようにぐったりとシーツに身を投げ出していた。



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