三人は結託して以後、たびたび麻美をホテルへ呼び出した。
麻美は三人を見ると逃げ出し、捕まっても嫌がって抵抗したものの、結局は力尽くあるいはビデオの脅しで泣く泣くつき合わされるのが常だった。
彼らとしては、カネのかかるラブホテルを使うのは躊躇われたが、何しろ人目に付かないから、これ以上の場所はない。
なけなしの小遣いを叩き、アルバイトに励み、それでもなければ天野に泣きついて立て替えてもらっていた。

こうして週末はほぼ必ず、連休がある時などは週に二日あるいは三日、麻美の肉体を弄んだ。
それが習慣化していくと、麻美の心と身体にも少しずつ変化が生じてきた。
心には「諦め」が、身体には凌辱への適応が促進されていくのだった。

「あ……、はあ、はあ、はあ……ああ……」

麻美はベッドに倒れ込み、ピチピチした裸身に汗を浮かせて荒い呼吸を繰り返していた。
白かった肌はほんのりと色づき、むっとするような甘い女の香りを漂わせている。
時折、盛り上がった尻や腿が思い出したようにビクッと小さく痙攣するのが、何とも生々しい。

もう麻美は一通り全員に犯されていた。
しどけなく開いた股間の奥からは、出されたばかりの濃い精液がとろりと零れてきている。
シーツは、若い男女の汗と体液で湿気を帯びており、ところどころに夜尿症の跡のような染みまでつけていた。
そんな麻美のしどけない姿に男子高校生たちの性感は激しく刺激されてしまう。
たった今、射精を終えたばかりだというのに一向に男性器が萎えない。
いくら出しても出し足りない。
精液が無尽蔵に生産されてくる感じだ。

矢野はもう麻美の背中を舐め始めている。
背筋の窪みに舌を這わされ、麻美は切なそうに「ああ……」と小さく喘いだ。
天野は麻美の脚を持ち上げ、その太腿に歯を立て、舐め回している。
航平は麻美の手を取り、指をしゃぶっていた。望まぬ絶頂を極めさせられた直後だというのに、否応なく全身くまなく愛撫され、麻美はまた新たな淫液で媚肉を濡らしていった。

「ああ、もう……もう、いや……こ、こんなの……」
「何が「イヤ」だよ。そんなこと言っても、最後には結局……」
「やっ……、い、言わないで、そんな……」
「くく、まだ恥ずかしいのか、オレたちにいかされるのが」
「……」
「そのはにかんだような、悔しそうな顔がたまらないんだよ。よしよし、また可愛がってやるからな」
「いや……、もう……」
「いや、じゃないんだよ。絶対にオレが孕ませるからな」
「まてよ、今度は僕だ。さっきは航平が中に出したじゃないか。権利は平等にしようぜ」
「……ちぇっ。さっさと済ませろよ」

そう言って矢野は航平を払い除けると、そのままバックで麻美を貫いていく。
もう三人に犯されて充分に濡れ、そして些か爛れていた媚肉は、再び剛直を突き通される。
麻美はその圧迫感に首を反らせ、唇をわななかせた。

「んっ、ああっ! は、入って……くるっ……あ、あ……こ、これは……矢野くん……?」
「そう、僕だ。ふふ……、麻美はもう、オマンコに入れられただけで、それが誰のペニスなのかわかるようになったんだね」
「っ……!」

その通りだった。
何度となく貫かれ、犯されていくことで、麻美は朧気ながら膣で同級生たちの肉棒を知覚するようにまで飼い慣らされていた。

航平のは、サイズは並みだがかなり大きく左に曲がっており、それを激しく抜き差しされると麻美の膣内の感じるところを思い切り擦ってくる。
天野のものはかなり長く、根元まで挿入されると、易々と子宮口にまで届かされてしまった。
お陰で麻美は、子宮口を擦られ抉られる快感まで覚えてしまった。
そして今入れられている矢野のものは、長さは普通だがかなり太い。
何度入れられても、そしてすっかり濡れて柔軟になっていても、その太さをイヤというほど実感させられてしまう。

喘ぐことすら忘れ、麻美は「あうあう」と呻くばかりだ。
膣の中を硬い太いもので擦られていく感覚がたまらなかった。
あられもなくよがり出した麻美を目の当たりにして、とても冷静でいられるものではない。
天野も航平もむしゃぶりつくように麻美の肉体を貪っていく。
航平は乳房の根元から搾るように強く揉み込み、天野は腕を上げさせて腋窩を舐め、唇で吸った。
これまでのセックスで、麻美はそこを責められることを殊の外恥ずかしがり、そのせいか異様なほどに感応していることを知ったからだ。

そしてふたりとも共通しているのが、自分のペニスを麻美にしごかせていたことだ。
今までの麻美なら絶対に拒否していた行為であるが、快楽に溺れ始めた麻美は、言われるままに男根を愛撫していた。
天野に左手、航平に右手を引っ張られ、その手にペニスを握らされ、しごいているのだ。

矢野のピストンが激しくなるにつれ、麻美の手の動きも激しいものになっていく。
犯され、他の男の肉棒を愛撫させられていることで、自分自身が昂ぶっているようだった。
後背位で麻美を犯す矢野も、麻美のそんな仕草に興奮し、より一層突き込みを激しくしていく。
尻の谷間に見え隠れする麻美の性器は、矢野の肉棒で貫かれ、突かれるとめくれ込み、抜かれると捲れ上がる様子がはっきりと見てとれる。
いかにも「犯している」感覚が強まり、矢野はますます興奮していった。
腰がくっつくほどに深々と犯され、膣内を抉られるたびに麻美は喘ぎ混じりの悲鳴を上げた。

「んうっ……んああっ……あっ、あっ……や、矢野くんの、ああ……か、硬くて……んんっ……ふ、太いっ……あああ……」

麻美の喘ぎを聞いているだけで、天野と航平の肉棒も硬度を帯びていく。
そうでなくとも、麻美のすべすべした手で擦られているのだからギンギンになるのも当然だ。
航平が呻くように言う。

「ううっ、くそ、気持ち良い……こ、これだけで出ちまいそうだっ」
「出してもいいんだぜ、岩崎。顔にでも引っかけてやれよ」
「冗談じゃねえ。オレだって中に出してやるんだよ! くっ……、オレが孕ませるんだからな!」
「好きにするさ。矢野、あんまりのんびりやってんなよ」
「わかってるって……」

矢野もゆっくりするつもりはなかった。
というよりも、そんな余裕はない。
麻美の痴態を見ながら犯しているのだから、それだけで射精したくてたまらなくなる。
膣もさっきからきゅうきゅうと収縮し、「早く出して」と言わんばかりに締め上げてくるのだ。

「あああ……、矢野くん……ああっ……くううっ」

麻美は口の中に溢れてくる唾液をひっきりなしに飲み込み、喘ぎながらふたりの肉棒を擦り、しごいた。
かつての麻美にはなかった積極性だ。
このまま仕込めば、そのうち手でしごきながら舌を這わせるようにもなるだろう。
実際、手にしたペニスをとろんとした目つきで見つめていることがあるのだ。

その妖艶な姿に矢野は制御が効かず、ガスガスと音がしそうなほどに強く突き込んでいった。
力強いピストンに悲鳴を上げつつも、麻美はその責めを豊かな尻で受け止め、悩ましげな美貌を浮かべている。
矢野はもう、すぐにでも果ててしまいそうになり、歯を食いしばって麻美の尻肉を掴み、盛んに腰を打ち込んだ。

その責めに応えるかのように、麻美も両手に持った二本のペニスを激しく擦る。
指で輪を作って亀頭の縁を擦ってやると、尿道口から早くも透明な粘液が漏れ出てきた。
ここで出すわけにはいかないと、航平と天野は丹田に力を込めてその快楽を堪え忍び、逆に麻美の乳房を揉み、腋や背を撫で責めた。
矢野の攻撃はますます強くなり、それに合わせるように麻美の呻き声と喘ぎがひっきりなしに響き、腰のうねりも激しくなっていく。
矢野の腰と麻美の尻たぶがぶつかるたびに、濡れた肉を打ち付ける音が部屋に木霊した。
矢野は、あまりの快感に顔を顰め、尻に指を立てて呻いた。

「うっ……く……、麻美のがあんまり気持ち良いから……も、もう出そうだよ。いいね、麻美。中に……中に出すよ」
「あっ……、だ、だめ、中は……んんっ……中はよして、外に……外に出して……ああっ……」

あくまで膣内射精を拒む麻美を嘲笑するように天野が言った。

「今さら何だよ、麻美。もう何度も中に出されたろうに」
「で、でも……ああ……んんっ、矢野くんっ、強すぎるっ!」

打ち付けられると腰がふわりと浮くほどに激しくピストンされ、麻美は甲高い悲鳴を放った。
痛いからではない。
ちっとも痛くないどころか、ゾクゾクするような悦楽が襲ってくるのだった。
それを認めるのが恐ろしく、麻美は黒髪をばさばさと舞わせて首を激しく振った。
矢野は射精欲に責め苛まれながら呻く。

「に、妊娠が怖いのか、麻美っ。それとも、僕の子を孕むのはそんなにイヤか!」
「ち、違う……、矢野くんのがいやとか、そういうんじゃなくて、あっ……ダ、ダンナ様以外の赤ちゃんを作るなんて、んんっ……ぜ、絶対にだめえ……はううっ……」

今は自分とセックスしているというのに市丸先生のことを口にされ、矢野はふつふつと妬心が湧いた。
その妬みが射精欲と刺激し、さらに「絶対に麻美を妊娠させる」との決意を強めてしまう。
しかも、わざとなのか無意識なのか、麻美は「中に出される」とわかった瞬間、自分から尻を矢野に押しつけてきているのだ。
これで中に出さなければ男ではない。
矢野は麻美の細腰をがっしりと掴み、思い切りその尻を自分の方に引き寄せた。
ぐいっと腰を持ち上げられ、つい麻美はペニスを手放したが、天野も航平も文句は言わなかった。
このまま手淫で射精してしまうよりも、さっさと矢野に射精させて早く自分も犯したいと思っているのだ。

矢野は根元までしっかりと肉棒を埋め込むと、そのままぐいぐいと子宮に亀頭を押しつけていく。
激しく抜き差しする摩擦感で出すのではなく、亀頭の先で子宮口を擦り、その快感で射精しようとしているらしい。
子宮口を抉られ、麻美も悲鳴を上げて腰を逃がそうとするものの、矢野の両手で腰を固定されており、どうにもならなかった。
矢野の勢いが強まり、リズムも単調になってきた。いこうとしているらしい。

「市丸先生のことなんか忘れさせてやる。僕の精子で妊娠するんだ!」
「だめ、出しちゃっ……きょ、今日はホントにだめなのっ、ああっ……あ、危ない、日っ……だめえ!」
「危険日か? じゃあちょうどいいじゃないか。市丸先生のことなんか忘れさせてやるっ」

矢野はそのままガンガンと腰を打ち込み、きゅっと麻美の媚肉が締まったのを合図に、唸り声を上げて射精した。

「おっ、おっ……、い、いきなり絞まった……、くそっ、出るっ!」
「いやあっっ!」

ドッとばかりに精液が子宮口に直撃し、麻美はその濃度と熱さに失神しそうになる。
矢野の精嚢でたっぷりと溜まっていた精子が、麻美の卵子目がけて勢いよく噴き出されていく。
若い精液を胎内でしっかり受け止め、麻美はぶるぶるとわななき、大声で喘いだ。
気をやったらしかった。

「あうう、出てるっ……酷い、また……また出した……あは……あ、熱いの、いっぱい……中に……中に出された……」
「くっ……、まだだ。まだ出すぞ、全部受け止めてくれ、麻美っ」
「だめ……妊娠しちゃう……ホントに妊娠しちゃう……ああ……矢野くんの子供……出来ちゃう……」

ふたりは彫像のように動かない。
時々、もつれるように腰同士が擦れあっている。
矢野は射精後の気怠い快感を、麻美は膣に射精をされた被虐の喜悦をじっくりと味わっていた。
焦れた航平は、まだくっついている矢野を引き剥がすように麻美に襲いかかった。

「あ、おい、何する!」
「もう終わったろ!? 次はオレだよ!」

押しのけられて、矢野は尻餅を突いた。
麻美の媚肉からぶるんと抜け出たペニスは、まだ硬度を保ったまま、先端からぴゅるっと精液の残滓を吐き出している。
麻美の膣も、矢野のペニスの太さを保ったままだらしなく口を開き、どろっと精液を溢れさせていた。
無理もない。
これで今日は都合4回目の中出しなのだ。
のべで四人分の若い濃厚なものを強引に注ぎ込まれ、飽和量に達した膣は彼らの精液を逆流させている。

航平は、絶頂の余韻でピクピクする麻美の尻に欲情したものの、矢野と同じ体位ではつまらないと思ったのか、細い足首を掴むとごろりと仰向けに転がした。
精液と愛液にまみれた媚肉が生々しく喘ぐ様子に我慢しきれず、愛撫もなしにいきなり麻美を貫いた。

「あ……! や、ま、まだ……んううっ!!」
「うわ、何だ何だ、麻美。突っ込んだばっかなのに、もうこんな締めつけやがって。そんなに欲しかったのかよ」
「違……そんなんじゃなっ……ああっ!」
「そんなにいいなら、もっと突いてやる。ほれ、どうだ」
「うああっ! 強すぎっ……も、もっと優しく……ああ……」

ほんのりと爛れた媚肉にまた若いペニスをねじ込まれ、麻美は何度も仰け反った。
それでいて、あまり嫌がっているようには見えず、むしろ自ら腰を動かしている。

終わったばかりの矢野は絨毯の上に胡座をかいて座り込み、テーブルの上のスポーツドリンクを飲んでいたが、航平に犯されてたちまち反応していく麻美を見て、むらむらと嫉妬がこみ上げてくる。
さっきまで自分に抱かれて悩ましく喘いでいたくせに、もう他に男に犯されてよがるのが許せなかった。
もっと徹底的に犯して、麻美は自分のものだということをわからせてやろうと思う。
二度の射精でも衰えないペニスをまたしごき始め、すぐにでも三回戦に入る体勢だ。

天野もけしかけるだけではなく、航平に貫かれて喘ぐ麻美の口に肉棒を突っ込んだ。
頭を天野の膝に載せられたかと思うと、いきなり口にペニスを突っ込まれた麻美は噎せ返ったが、それを吐き出すことは許されなかった。

「んむうっ! ……んっ、うんっ……んむむ……ぐうう、んじゅっ……ちゅぶっ」

口にしたペニスが張り詰めて硬くなっているのを知り、天野も興奮していることが手に取るようにわかる。
仕方なく麻美は天野のものに舌を這わせた。
出させない限り終わることはないのだ。

懸命に口腔愛撫で天野に奉仕しつつ、麻美の目尻に涙が滲む。
またこうしてふたりの同級生に犯されている。
口とあそこに同時に挿入され、いいように身体を弄ばされる。辛く情けないのだが、その屈辱的な行為は麻美の官能を揺さぶり、膣奥にどんどんと熱が籠もっていった。

天野は、麻美の頭を左手で抱え、自分の腰に押しつけている。
亀頭が喉の奥にまで届いているのがわかった。
右手は、高校生とは思えぬほどに発達した豊満な乳房を揉みしだいている。
天野は男根に少女の小さく柔らかい舌が這いずり回るのを感じながら、航平のものがずぶずぶと抜き差しされるのを眺めていた。
頭を軽く握るように押さえると、腰のある黒髪がくしゃりと指に絡みつく。

「ふん。舌使いも慣れてきたじゃないか、麻美。そりゃそうか、市丸先生とボクたち三人……もう四本も違ったペニスを咥えてきたんだものな」
「んんっ……んむっ……」

「言わないで」とでも言いたいのか、麻美はペニスを咥えたまま顔を小さく横に振った。
天野は、そんな麻美の手を握って、さらに奉仕を要求する。

「ほら、手も使うんだよ。両手が空いてるだろ?」
「んんっ……」

天野に指示され、麻美は呻きながらおずおずと彼の肉棒の愛撫を開始する。
大半は口の中に入ってしまっているので、口から出入りする瞬間を狙って、その根元を指でしごいた。
航平の方はもうそんなことはどうでもいいようで、一心不乱に麻美の膣を犯している。
少女の慎ましやかな膣は、無惨にも太いものを突き通され、押し広げられた粘膜を露わにしていた。盛んに出入りを繰り返す航平のものには、べっとりと愛液と精液のミックスがまぶされている。

「んふっ……んむっ……はむっ……じゅううっ……んう! ……ふっ……んおっ……んちゅ……ちゅぶぶ……んふうっ!」
「舐めるだけじゃだめだ。喉の奥まで入れるようにしろ」

口を塞がれた麻美は、その隙間から呻きとも喘ぎともつかぬ声を絞り出している。
股間にはたっぷりと蜜が溢れ、もう強姦されているという印象はほとんどなかった。
苦悶する美貌の狭間に、ちらほらと官能の色が混じってきているのを天野は見逃さない。

「いい顔だ。市丸先生に見せてやりたいな」
「むううっ……んむ……んくっ……んぶっ……じゅううっ……」

天野の大きいので塞がれた口の隙間から、苦しげな麻美の声が漏れ出る。
そんな声すら男たちには興奮のタネとなり、ますます犯し方が激しくなっていく。
乱暴に責められ、身体が軋んでいる。
いくら若いとはいえ、こんな責めを受け続けては体力も気力も保ちそうになかった。
しかし麻美は、疲労が溜まるのと反比例して性的感度は急激に高まり、膣口からはたっぷりの蜜が溢れてくるのを止めようもなかった。
口を犯す天野に胸を揉みくちゃにされ、乳首から鋭い快美感が背中を突き抜ける。

「にしてもいいおっぱいだな、麻美。肌にもこんなに張りがあるし、これだけ肉が詰まってるってのにウソみたいに柔らかい。ふふ、もし子供が産まれたらこのおっぱいを思い切り吸うんだろうな」
「んんっ……」
「それまではせいぜいボクたちを愉しませてくれよ」

天野はそう言いながら、たぷたぷと音を立てて胸肉を揉み搾った。
乳首どころか乳輪まで膨れあがり、本当に今にも母乳を噴き出しそうにすら見える。
こねくり回される乳房は無惨に歪んでいたものの、麻美はもう苦痛よりも被虐の甘美さすら感じ始めていた。
三人の同級生によって続けざまに犯され、白い全裸を汗にまみれさせてのたうち、それでも喘がずにはいられくなくなっている。
肉欲に溺れつつあるのは明白だったが、麻美以上に責めている天野たちの方が麻美との性交にのめり込んでしまっている。
加減を忘れるほどに責め抜き、交互に貫いた。

「ぐううっ……ぐぶっ……」

息継ぎと喘ぎのために咥え込んだ肉棒を口から出そうとする麻美を許さず、天野はその頭を掴んで根元までねじ込み、喉まで犯す。
苦しさと惨めさに涙を滲ませながらも、麻美は男の凶器を舐めしゃぶり、呑み込んでいく。
天野と航平は上から下から麻美を突き上げる。
少年たちの力強い動きに翻弄され、白い女体は激しく揺さぶられ、大きくうねった。

「どうだい、市丸先生としてるのよりずっと気持ち良いだろう?」
「ぷあっ、いやあ! 言わないで天野くんっ……んあっ、な、なんでダンナ様のことを……んんっ……こ、こんな時にぃっ……ひっ……」

天野はにやつきながら、涙ながらに訴える麻美を見下ろしている。
彼は麻美を何度か抱いたことで、その性癖をそれなりに理解していた。
夫とのセックスと対比させることで、麻美に潜むマゾ的な要素を刺激し、暗い快美感を呼び起こさせようとしている。

「気持ち良いなら我慢しない方がいいぞ。我慢して我慢して我慢しきれなくなってからいくとすごいことになるからね」

そう言われて麻美も思い出した。
以前、夫の恭介に父との電話中にセックスさせられた時、異常なほどに昇り詰めたのはそのせいかも知れない。
あの時は、恭介にセックスを挑まれていることを父に知られたくないと思い、平静を装おうとして懸命に快感を堪えていたのだ。
それを知って、恭介はなおも麻美の弱いところを責めてきて困惑させられたことをよく憶えている。
今セックスしていることを父に知られるかもしれないというおののきと羞恥、敢えてそんなプレイを挑んできた恭介の意地悪さを少しだけ恨む気持ち。
しかし、もし知られてしまったらという脅えが麻美の性感を異様なほどに刺激し、普段よりもずっと感じてしまい、電話を切ってから激しく絶頂に達せられてしまったのだ。
知らず知らずのうちに、恭介は麻美の被虐本能に火を着けてしまったのである。

何もその被虐や背徳の快楽は、恭介からのみ与えられるものではないということを、麻美は痛感していた。
天野は上手に虐めてきて麻美は気をやらされてしまったし、航平に犯された時もビデオに撮られているという羞恥心が性的刺激になっていたのは事実だった。
麻美の表情がますます悩ましいものとなり、膣を犯している航平はさっきから脚の付け根がもぞもぞしてきていた。

「くそっ……、色っぽい顔しやがって! それじゃまるで男を誘ってるみたいじゃないか! 誰にでもそんな顔して見せるのか、麻美っ」
「そんな、ひどいっ……こ、これは……岩崎くんや天野くんがひどいことするからっ……」
「なんだ、ひどいことされると感じるってわけか? 天野の言う通りじゃないか」

麻美の媚肉による収縮は、きつすぎず緩すぎず、心地よく航平のペニスを締め上げてくる。
たまらず航平のテンポが速まり、麻美の身体が浮き上がるほどに激しく責め立てていった。

「ん、んむ……むぐうっ!」

また天野の肉棒を口に含まされ、くぐもった声で何度も喘ぐ。
天野の動きも速くなり、麻美はこれまでの経験から、男たちが達しそうになっていることを知った。

(ああ、すごい……お、大きくなってる……中で……中でおっきくなって……口の天野くんのもすごい……く、口が裂けそうなくらい太くなって……どっちもびくびくしてきた……ああ……)

麻美は一段と身悶えを激しくさせ、苦悶の美貌は恍惚としたものに変化していく。
その耳に、切迫した航平の言葉が突き刺さる。

「出そうだ、麻美っ……出すからな、孕むまで犯すからな!」

(そんな、だめっ……ぜ、絶対にだめよ、そんな……矢野くんだけじゃなく、岩崎くんの赤ちゃんまで……いやあ!)

麻美の尻が、腿がぶるぶると痙攣してきている。
航平を締めつける間隔も強まり、根元から絞り上げるような蠢きまでしてきた。
航平は唸りながら麻美の腰をしっかり掴んで、女体を跳ね上げる勢いで膣を突き回した。
腰骨同士が激しくぶつかるほどに腰を密着させると、航平は大声で叫んで身を震わせた。

「孕めっ、孕めっ! 妊娠しろ、麻美っ! オレの子を産むんだよ!」
「ぷあっ……、い、いや、出さないでお願いっ……ああっ……あ、もう……もうっ……くああっっ!」
「うおっ……!」

ぶるるっと小さく震える航平の精嚢から、麻美の胎内へと激しく精液が噴出していった。
航平の薄汚い欲望のような子種が濃い塊となり、ドッとばかりに麻美の子宮へと吐き出される。
びゅるるっと子宮口へ激しく浴びせられ、麻美はぐうっと背中を反り返らせて喘いだ。



「あううっ、出てるっ……や、また出てる……あはあっ……」

濃い粘液が胎内のあちこちにひっかけられ、子宮口にも直撃する。
麻美には、膣癖や子宮口から、航平の精子が染みこんでいくような気がした。
航平は至高の快感を味わい、麻美の腰に自分の腰を押しつけ、出来るだけ深くまで挿入しながら射精を続ける。

「ま、まだだ、まだ出してやるっ……くそっ、まだ出るっ……全部出すからなっ」

麻美は射精されるたびにビクンビクンと反応し、全身をわななかせた。
膣は、射精しているペニスを締めつけ、一滴残らず絞りだそうとさえしている。
今度は咥内を愉しんでいた天野が麻美の頭を掴み、自分の腰に押しつけた。

「次はボクだ。全部飲むんだよ、麻美」
「……」

麻美はもう半ば失神しているらしく、ほとんど反応はない。
それにも構わず、天野は腰を麻美の口に打ち込み、その先端に口蓋の柔らかい感触を感じると、劣情を我慢せず、そのまま射精した。
喉の奥に精液がぶち当たり、咥内がどろどろにされたが、麻美はそのままぐったりしている。
どうやら、さっきの絶頂で本当に意識が飛んだらしく、無抵抗で射精を受け止めていた。
但し、当然飲むことなど出来ず、射精されるたびに唇の隙間から天野の精液がどろりと溢れかえってくる。

天野と航平は腰を震わせて全部出し終えると、ようやく麻美から手を離した。
麻美は仰向けになったまま動かない。
しかし、大きな乳房は呼吸に併せて荒々しく喘いでいるから、死んでいるわけではなさそうだ。
左の乳房はドッ、ドッと鼓動で激しく揺れ動いている。
三人は、そんな麻美の顔を覗き込んで言った。

「……さすがにやりすぎたかな?」

心配そうな矢野に、天野は首を振って見せた。

「そんなことはないさ。麻美が処女ならともかく、亭主持ちなんだぜ」

まだ少し麻美に対して気遣いする様子を見せる矢野をけしかけるかのように天野は答えた。
三人の中でもっとも麻美に対する思い入れ──恋愛という意味合いで──が強いのが矢野だということは天野にもわかる。
だから、航平はともかく矢野を完全にこちら側に引き込んでおかないとまずい。
麻美の方も矢野に対して特別な感情を持ち合わせているようにも見えたから、ヘタをすると矢野が裏切って麻美と逃げる……という筋書きも考えられないでもない。
彼には、麻美を恋愛対象にすることを諦めさせる必要があるのだ。
そのためには、ことさら麻美が市丸先生と夫婦であることを強調するしかない。
諦めさせ、その上で嫉妬を呼び起こせばいい。

「毎晩、このマンコに市丸先生を咥え込んでたんだ。多少荒っぽくやっても問題ないさ。そうだろ、麻美」
「……」
「起きるんだ、麻美。いつまでも伸びてるんじゃない」

そう言って天野は麻美の頬を何度か軽く打った。
ぴしゃぴしゃと両頬を叩かれ、麻美はぼんやりと目を開けた。

「あ……」
「ふふ、そんなによかったのか? 市丸先生よりずっといいだろう?」
「……」

答えられずはずもなく、麻美は辛そうに顔を背けた。
天野はその顎を掴んで、自分たちの方へ向ける。

「2回や3回の射精で終わると思うなよ、麻美。ボクたちの精巣が空っぽになるまで……おまえのオマンコがボクたちの精液で溢れかえるまでやってやるよ」

(う、うそ……本当に……本当にみんな……あたしを本気で妊娠させようとしてるの? ……そんな……そんなことって……)

麻美は三人の射精を思い出しておののいた。
頬にかけられ、胸に浴びせられた精液は、肌にねばりついて流れ落ちないほどに濃かった。
強引に飲まされた時は、喉に絡みついて飲み下すのに苦労した。
しかも、三人ともうんざりするほど量が多かった。

あんな濃厚なものを膣へ──子宮へ大量に出されたら、絶対に孕まされてしまう。
ダンナ様以外の男の精子で妊娠させられると思うと、わなわなと震える唇から血の気が引いていく。
そんなやりとりを見て、さすがに航平も少し呆れたように言った。

「天野……、おまえ悪党だなあ」
「どうせやるなら徹底的にやる。それがボクの主義でね」
「そうかい。ま、オレにはそんな主義はないけど……、ここまで来たらやるしかないよな。そうだ、おい麻美」
「……」
「ふふん、返事なしかよ。いいか、もう市丸先生とは二度とセックスするな。わかったか?」
「そんな……」

それを聞いた矢野が割って入る。

「おいおい、無理言うなよ。夫婦なんだからそりゃ難しいだろう」
「気が乗らないとか体調が悪いとか理由をつければいいじゃないか」
「それにしたって毎回毎回そう言うわけにはいかないさ」

天野も何度か頷いた。

「そうだな。それに市丸先生にしたって、これだけの身体を目の前にして何も出来ないなんて酷だよ」
「だな。麻美だってそうだろ?」
「……」
「それにさ、どうせ市丸先生とは毎晩セックスしてたんだろうに」
「……」
「でもさ、もう麻美はオレたちのものなんだから……」

航平が不満そうに口を尖らせると、今度は天野が宥めにかかる。

「そうだけど、麻美は立場上、市丸先生の妻なんだからさ、いいじゃないか抱かせたって」
「でもなあ、それじゃあ麻美は誰の子を妊娠したかわからないじゃないかよ」
「嫉妬か? はは、怒るなよ、気持ちはわかるから。じゃあ、こうしよう。抱かれてもいいけど必ず避妊するってことで」
「避妊?」

これには、麻美だけでなく航平と矢野もきょとんとして天野を見た。

「そう。それもピルはダメ。今のピルは安全なんだろうけど、まだちょっと怖いからな。この身体に万が一のことがあったら……」
「それもそうだな。でもアングラで買ったらヤバいのもあるだろうけどさ、日本で売ってるやつなら大抵は平気じゃねえの?」
「まあな。でも、市丸先生のチンコが直接麻美のマンコに入るってのはイヤだろ?」

航平は戸惑いながら頷く。

「……イヤだな。こいつはオレの……オレたちのものなんだから」
「ならいいだろ? コンドームのゴム越しでしか市丸先生は麻美を味わえないってことなるわけだから。俺たちはナマだけどな」

そう言って天野は笑った。
夫を差し置いて、その妻を自分たちの所有物にする。
夫には中出しさせず、自分たちしか許さない、というのだ。
納得した航平も首肯した。

「聞いてたろ、麻美。市丸先生に抱かれてもいいが、その時は絶対に避妊だ、いいな?」
「そんな……でもダンナさまが……」
「中出ししたかるってか?」
「……」

顔を真っ赤にして俯いた麻美を見て、天野と航平が笑った。

「わかったよ、じゃあこうするか。安全日に限っては中出し可としてやる。それ以外、危険日はもちろんだが危なそう日なんかもナマは禁止だぞ? 本当ならセックス禁止令を出したいところだが、ま、それはカンベンしてやる。で、危険日には必ずオレたちを会え。その日はセックスしまくるからな」
「い、いや……」
「いやじゃない。麻美、おまえが妊娠するまで何度も犯すからな。屈服するまでセックス漬けにしてやる。絶対に孕ませて、おまえが誰のものなのか思い知らせてやるんだ。いいか、おまえの生理の日を後でちゃんと教えろ。危険日には確実に中出ししてやるんだ」

航平がわざとドスを利かせてそう言うと、麻美はおののき、唇を青ざめさせた。
その頭を撫で、頬をくっつけるようにして、ぼそっと天野が囁いた。

「……市丸先生より先に孕ませてやるからね、麻美。覚悟するんだ」
「い、いや……」
「それと、感じたら「気持ち良い」と言うようにしろ。いく時にもちゃんと「いく」と言うんだ。わかったね?」

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麻美が同級生たちとの爛れた関係を強要されるようになって、かれこれ三ヶ月が過ぎている。
その間、高校生妻は何度となく彼らに呼び出され、痴虐の限りを尽くされた。
航平たちは、最初のうちこそ憧れていた女体に己の性欲をぶつけるように犯していただけだったが、次第にあれこれと落ち着いてくると様々なプレイでセックスを愉しんだ。

航平は天野に教わりながら麻美のお尻を執拗に責めたし、その天野は縄映えのするむっちりとした肢体にロープを掛け、緊縛プレイを試みた。
厳しく縛り上げ、乳房が歪んで縄からはみ出ている姿は、とても女子高生とは思えぬ妖艶さだった。
矢野はさすがにあまり酷い行為はしなかったものの、麻美に対する執着がもっとも強いだけあって、全身を舐め回してそれだけで麻美がいきかけるほど念入りにその肌を貪るのだった。

「ああ……」

麻美の疲れ切ったような、それでいて悩ましい呻き声が聞こえる。
もう一戦終えたらしく、気怠げに布団に伏せっている。
ピンク色に染まった肌や滲んだ汗が、それまでの行為の激しさを物語っていた。

「ひどい……」
「ん?」

俯せに横たわったまま麻美が小さく呟いたのを少年たちは聞き逃さなかった。
航平は、自分の精液と麻美の愛液でどろどろになった肉棒をティッシュで拭きながら聞く。

「ひどいって、何が」
「家にまで来るなんて……、ひどすぎる……」

今日は、選りに選って麻美の自室で犯されていたのである。
矢野は下半身にバスタオルを巻き付け、勝手に冷蔵庫からペットボトルのジュースを取り出すと、それを航平に渡しながら言った。

「……悪かったね。でも、そういつもいつもホテルを使うわけにもいかないんだ」
「そうさ、カネがかかるしね。ま、三人で割り勘だから大したことないと言えばそうなんだけど、それでも毎週一回となるとね。ホテル代で小遣い全部使うわけにもいかないしな」
「うん」

矢野はそう返事をして航平の隣に腰を下ろした。
もう一本持ってきたペットボトルを麻美の側に置いたが、彼女は何の反応も見せなかった。

「まあ、こんなこと言っちゃ身も蓋もないけど、ここならタダだしね。タダというなら、僕や岩崎のところでもいいんだけど、親の目もあるから」
「そういうことだな。自分の部屋に女連れ込んだりなんかしたら、オヤジやおふくろにどやされるだけじゃ済まないしな」
「でも……」

麻美は俯せから横向きになり、ふたりへ背を向けた。
それまでの行為を恥じるかのように身を縮めている。

「あたしの家だって同じなのに……。こんなの、ダンナ様に見つかったら……」
「そう、それもあるんだ」
「え……?」
「あ、いや何でもない。じゃあ、またやるか。オレ、もう起ってきたし」
「待てよ」

もう勃起しかけているペニスを擦りだした航平を、矢野が止めた。

「あとは天野のやつが来てからにしろって」
「平気だよ。あと二回や三回平気でやれるぜ」
「そういうこと言ってるんじゃないよ。物事には手順てのがあるんだ、待てってば」

その言葉を聞いて麻美は震える。
まだ帰るつもりはないらしい。そう言われれば、今日はまだ天野が来ていないのだ。
出し抜いたとは思えないから、遅れてくるのだろう。
天野が何もせずに終わるとは思えなかった。
麻美は今にも泣きそうな小声で哀願する。

「お願い……、今日はもうやめて……」
「……」
「もう帰って……。ダンナ様が……、ダンナ様が帰って来ちゃう……」

もう時刻は夕方の6時を回っている。
教師は忙しいから定刻で帰れることなどほとんどないが、それでも早ければ7時前には帰ってくることがある。
あと1時間もしないうちに帰ってくる可能性もあるのだ。
航平は、そんな麻美の言葉を聞き流しながら呟いた。

「そういや遅いな、天野。しくじったかな」
「……だとまずいが……」

ふたりが少し不安に囚われたその時、玄関が開く音がした。

「っ!」

咄嗟に起き上がり、玄関へ向かおうとした麻美を航平が羽交い締めにする。

「い、いや、離して! ダンナ様っ、助けて!」
「お、おいバカ! おまえ、こんなところを市丸先生に見せるつもりか!? オレたちだってまずいが、麻美も困るだろうに!」

そう耳元で言われ、麻美の動きが止まった。
確かにそうなのだ。
レイプされたことに関して麻美に罪はないが、こうして何度も犯され続けていることについては言い訳が出来ない。
恭介に心配かけたくなかったというのは本心だろうし、バレたら別れられてしまうかも知れないという脅えもあったろう。
しかし、いちばんの解決策は夫に相談することなのだ。
それをしなかった、あるいは出来なかった麻美は、恭介に対して大きな引け目と背徳感を抱いていた。

その時、がらりと隣の部屋の襖が開いた音がした。
航平と矢野は顔を見合わせ、ホッとしたような表情になる。
ここへいきなり来ずに隣へ行ったということは、まず間違いなく天野だろう。
それでも、航平が麻美の口を押さえて声を封じていると、しばらくして天野が入ってきた。

「……遅かったじゃないか」
「仕方ないよ。相手のあることだし、そうそう巧くはいかないさ」
「なに? じゃあ、おまえ……」
「大丈夫、首尾は上々だ。ただ少し遅れたってだけだよ」

少々気の小さいところのある航平は、露骨にホッとした顔になる。
矢野は隣を気にしながら聞いた。

「それで?」
「万事OK」
「どれくらいだ?」
「そうだな……、まあ、あと30分てとこか。個人差があるから一概には言えないけどね」
「じゃあ、もうかかった方がいいな」
「ああ。おまえら、もう一回くらいやったんだろ?」
「ん? ああ、まあな。天野はどうする? すぐにやるか?」
「そうしようかとも思ったけど、取り敢えず三人一緒に……」
「了解」



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