雫の挿話blog

出会いは地元の本屋の新刊コーナー。

「んじゃまあ冒険くらい、やっときますか。」
ふと目に入った帯のコピーに興味をそそられ手にとったあの日。
あれから４年とちょっと経った今日、最終巻を読みました。

『その向こうの向こう側』６巻

何か特殊な能力があるわけでもない、極々一般的な少年の、長くて短い帰り道ファンタジー最終章です。
読み終わった時、ちょっと涙ぐんでました。正直。
なんでしょうこの懐かしくて切なくてたまらない気持ちは。
ハッピーエンド、というには物悲しい。
でも、決して嫌ではないのです。
だって、明言はされていないけど、きっと向こうの世界の人たちはちゃんと幸せになったと思えるのだから。
あのマスターとキアラならきっと大丈夫。

・生きることに疲れた神の願い（前巻のおさらい）
・子供には甘く感じる雨
・キアラの願い
この３つ、ひとまとまりとして捉えていいんですよね。多分。
二葉の状態も含めてもいいでしょうか。
「思い出」というか「思いそのもの」というか……
うまく言えないけど。
おそらくは、ずっと鮮明になんて残らない。
子供の頃の記憶が、少しずつ、ぼんやりと掠れて薄くなっていくように、今の気持ちも同じままではいられないんだろうと。
どんなに大切でも、変わっていく。
多分それが切ないんだと思います。

もちろんそれだけではないのですが。
そのための、二葉なのだし。

……あんまり長く書くとどんどんこっぱずかしくなっていきそうなのでこの辺で。
えと、あと全体通して一番のお気に入りはやっぱベルベルさんです。
なにあのツンデレおしゃべりウサギ。
携帯つっかえすときの憎まれ口。ああベルベルさんらしい。
まぁ皆好きですが。大神官様とか最後株あげすぎです。
シェンナすまん、わざわざこの巻をケンタで読んだんだ…
ばっちりチキン食べました。ええ。

夏、当選いたしました。
詳しくはまたのちほど。

.htaccessと格闘してました。
助けてジェバンニ。

BASIC認証なんてやるの初めてだったゾヨー。
401エラーが４、５回返ってきたゾエ。
最終的にはお兄ちゃん（サバ管：サーバ名が可憐だから）のおかげでなんとか形になったゾヨ。
とってもありがたいのでまた１年分振り込んで契約更新するゾナー。


…う、うちの動作環境じゃ動いてたっぽいけど、大丈夫でしょうか？
見れなかったら教えてくださいねーっ!!!（私信）
ああ、今からどきどきしてます。
願っていたことを叶えるには、自分から動き出さなきゃ始まらない…か。
そうは思っていても基本チキンなんでめったに行動起こさないのですが。

ところで今やってる原稿ですが……夏あたりに延期します。
2度目の延期とかもう本当にすみません。
夏コミ落ちたら秋頃です発行……
あああなんでネーム通り描かないんだ余計時間かかってるっつのorz
もういっそネームやらない方がいい気がしてきました。
シリーズ最終なんで、自分で納得いく形で仕上げたいと思います。

本編下描きはざっくりですが終わりました。
これからペン入れです。表紙はまだ真っ白。

追記：朝のうちに表紙下描きしました。なんだかふっとイメージが沸きました。
後は裏表紙をどうするか、です。