鼠と蛇
 さよは今夜もまた、気弱な男の上に跨る。
 男を自分だけの物にするために、その幼い躰を妖しく振るう。
 暗く狭い家の中で行われる禁忌の行為、やがて訪れる人ならぬ
何者か。その先に、さよは何を見るのか。何を語るのか。
 なあ、先生……それでも、私を抱けるん……?

鼠と蛇

完結
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