掃除娘【そうじむすめ】 nm

  種 族:人間
  レベル:E〜A
  得意技:道具攻撃、フィードバック機能、成長システム/属性なし


 敵側の小間使いで、神出鬼没の隠れキャラ的存在。主に戦闘後の処理やステージの掃除をする。ラブホに掃除係がいなければ一日で使い物にならなくなるのは周知の通りだが、やはりセックスバトルをする以上どのステージも汚れる。その為こちらでも掃除をする人は必要という訳である。
 
 掃除娘はわりと自由なキャラで、必要な仕事以外は友達になったり敵になったりテレビを見てくつろいだりして、イロイロな側面を見せてくれる。敵になったり、という訳で彼女も敵キャラの一員としてここではカウントする。戦闘も可能なのであるから、やはりデータベースに載せない訳には行かない。
 
 掃除娘は弱い。元々戦闘用のキャラではなく、最初の内は掃除しかできない女の子だった。それ以外は普通の女の子と一緒であり、超初心者でもない限り大抵の冒険者に瞬殺される存在である。自分の肉体やテクニックにあまり自信がない掃除娘は、それを補うべく道具に頼る事が多いようだ。
 
 掃除娘が用いる道具は、通常の対男性用武器の他、掃除道具を快感攻撃用に改造したものだ。ハタキやモップ、雑巾、掃除機等のおなじみの道具を使って攻撃する事が多い。改良を重ねるので攻撃力もそれなりにある。まずは彼女の道具攻撃をその都度克服しなければ、思わぬ気持ちよさに驚かされそのまま発射となる。
 
 自由なキャラなので、彼女は通常の敵と違ってイッたら消える等の設定の影響を受けない。かといって何度絶頂してもすぐに襲い掛かって来る程体力も精神力もある訳でもない。女性はたしかに一度に何回でもイク事ができるが、男性と同様一回満足したら疲れ、もういいと思うもののようだ。身体的に可能でもその気がなければそれでおしまい。体力にも限界があろう。それに設定次第では、消える代わりに一定時間身動きが取れなくなる事もあり、ゲームとしてのバランスを保っている。
 
 そして特長的なのはフィードバック機能がある事だ。戦闘の記憶や他のデータ、また冒険者達の願望等を汲み取って、自分のものとする能力がある。たとえば「もっとロリロリな方が」と願望する冒険者が多ければ、自動的に彼女もどんどん幼い感じに変貌して行くといった具合だ。これは「成長システム」に大きく関わって来る大事な特徴だ。
 
 掃除娘は弱い女の子としてスタートするが、経験を重ねる内に成長し、女としての魅力もテクニックも道具もグレードアップして行く。人間なので失敗も多いが、時を追うごとに確実に強くなって行くのである。つまり一度戦って瞬殺した掃除娘がもし冒険者にリベンジしようとしたら、彼女を以前の掃除娘だと思わない事だ。格段に強くなっている彼女に撃沈されてしまう恐れがある。
 
 そしてついには、彼女自身のレベルが上がり、魔族に負けるとも劣らない程に強化される可能性もある。丁度男性冒険者がステージを渡り歩いて大勢の女敵達と戦い経験を積み、強くなって行くように、掃除娘も経験を積んで強くなるのだ。いうなればSBRPGにおける女冒険者なのである。
 
 ただし純粋に冒険者というより、やはり彼女の本業は掃除をする事であり、その仕事以外の時にのみ戦闘するキャラである事を忘れてはいけない。掃除中に襲い掛かってもぶん殴られるだけである。「忙しいんだから邪魔すんなー!」とガーガー怒られるであろう。彼女は仕事にプライドを持ち、技術も中々のもの。どんな汚れでも一生懸命磨き抜いてぴかぴかにしてしまう。彼女としてはエッチよりも掃除の方が好きなのかも知れない。
 
 もちろん彼女は掃除以外の時に常に戦闘する訳でもなく、時にはよき友達として冒険のアドバイスをしたりまれに攻略を教えてくれる事もある。仲良くなって置いて損はない女の子だ。とは言っても彼女は神出鬼没、逢おうと思って逢えるものではないのだが。かつて掃除娘を追跡しようとした調査隊が侵入した事があったが、侵入者を排除する警備係に昇天させられて追い出された事もある。
 
 ただし、もし冒険者が掃除娘に友情以上の好意を持たれたら、彼女は何度でも冒険者を追いかけてリベンジしようとする。頻繁に彼女に出合うようなら追いかけられていると見た方が自然である。遠慮せずにその都度サクッと倒してしまおう。それ以外の冒険者で掃除娘にどうしても会いたければ、誰かと戦闘が終わって汚れた場所にそのまま留まり、彼女が掃除しに来るのを待つしかない。掃除が終るのを見届けて話しかけてみよう。
 
 色々特徴はあるけれども基本は普通の女の子なので、ある程度のレベルの冒険者なら難なく倒せる相手だ。が、彼女はちょっと特殊な存在で、戦闘のつど成長して強くなって行く。いつしか最強の女性にまで成長するのかも知れない。弱い掃除娘に負けてしまうのは冒険者として恥かも知れないが、ここは一つ彼女が成長するのを優しく見守ってあげようではないか。
 


僧侶【そうりょ】


プリースト
 


ソープ嬢【そおぷじょう】 nm

  種 族:人間
  レベル:C
  得意技:あわおどり、ローション愛撫、ぷるぷるオナホール、優しい手コキ、スマタ、バキュームフェラ/姉、手フェチ、足フェチ、おっぱい星人、お尻、フェラ、おもちゃ、集団、しっとり癒し、密着、イメクラ


 男性を悦ばせる事を仕事に選んだ、その道のプロ。蓄積されマニュアル化されたソープテクニックを教え込まれ、みっちり研修を受け、さらに実践で数え切れない男達を昇天させて来たツワモノだ。「女の体」を売り物にして生活している為、セックスにはプライドと思い入れがあり、自信とそれを裏付ける能力がある。
 
 人間の中では相当強い方であり、中級ステージ以降に登場する。つまり初級の冒険者ではまったく太刀打ちできない相手である。多くの冒険者にとって脅威となる彼女達は、ありとあらゆる肉体のパーツに鍛え抜かれた技と感触を備えている。その為彼女達は多くの冒険者の属性を包摂する強敵となる。ほとんど全属性対応に近いといっても過言ではない。
 
 男が感じる肌触りを徹底分析し追求し、手入れを欠かさず磨き抜いているので、抱き合っただけでも精力を消費するキメの細かさを備えている。そんな彼女達が男の性感を的確に刺激して精を抜き取ろうとするのだから、女体の感触に加えて高度なテクニックにも耐性がないといけない。熟練したお姉さんに一方的に絞られる冒険者も珍しくはないだろう。手も足も胸も全部が強力な武器となっている。
 
 ソープ嬢が使って来るテクニックはどれも強力だしバリエーションも豊かだ。戦闘が始まってすぐに彼女達は冒険者の属性を見抜き、弱い所をピンポイントで突いて来る。こなれていないとできない芸当だ。おっぱい星人な冒険者はパイズリ集中攻撃に晒されるしロリコン冒険者はあどけない演技で迫られ発射させられてしまう。射精させてナンボの職業である以上はその為のスキルは完璧という訳だ。
 
 手フェチな冒険者に対しては、やさしくゆっくりと、しなやかな指先を股間へと滑らせ、癒すように微笑みながらゾクゾクとした刺激を送り込む。やがてイチモツを握り締めて心地よい安心感を与えながらスピードを上げて精を絞ってしまうだろう。感じる部位を的確にさすり、つつき、扱きたてる。ローションも彼女達の攻撃力を上げる立派な武器だ。
 
 ふともも大好き人間にはスマタ攻撃がお見舞いされる。しっかり締め付けながら自由自在にこすり付けられる足の感触にあっという間に果ててしまう冒険者も少なくはない。フェラ属性に対しては長年培って来た舌技が猛威を振るう。激しく吸引しながら喉奥や内頬に先っぽを押し付けこすり付け、ぷるんとした柔らかい肉厚の唇が棒全体を締め付けながら扱きたてる。その上で自在に動く舌先があちこちを嘗め回してくれるのだ。
 
 ローションパイズリも尻ズリもほお擦りもわきズリも、足コキ乳頭埋没ナンデモゴザレだ。高級女性ともなるとアナル攻撃をお見舞いする強敵もある。すべてにおいて開発され訓練を続け実践もして来た相手、そのこなれたテクニックの前に撃沈する冒険者も多い事だろう。極上のテクの宝庫に翻弄されないように気をつけたいものである。
 
 なんと言っても彼女達の最高のテクニックは、パーツだけでなく、むしろその全身技でこそ発揮される。全身に石鹸を塗りつけ、冒険者を包み込むようにして上に乗っかり、冒険者ごとアワ塗れにして全身を鍛え抜かれた女体で前後にこすり付けるのである。不慣れな冒険者では数コスリしただけで滑りのよい肉の攻撃に果ててしまうだろう。何しろイチモツを含めて全身の感じる所を一度に擦られ刺激され、くねる肢体と密着し続けるのだから、パーツ攻撃よりもダメージが大きいんである。
 
 さらに石鹸だけでなくローション愛撫も可能だ。全身を滑らせながらスベスベの手のひらであちこちをさすってくれる。お腹で出すのも手で出すのもおっぱいで出すのも冒険者の自由だが、どこが擦れてもキモチイイのには変わりない。
 
 また彼女達は、時々道具に頼る。プルプルしたコンニャク状の筒を取り出し、アソコにはめ込んで素早く扱き立てて来る。営業では挿入しない代わりに、ホンモノ感覚のおもちゃが登場するのである。中にはバイブ付き・自動蠕動機能付きの高級道具を持っているソープ嬢もいる。はめ込まれて固定され、うねうねと絞られながら他の部位を熟練テクニックが責め立てる。中級冒険者でもこの技には甘いため息をつい漏らしてしまうという。
 
 ソープ嬢は一人で行動する事も多いが、プレイによっては複数が一度に襲い掛かる事もある。その時には事前によく打ち合わせをして練習を積み重ねたソープ嬢達の絶妙な連携攻撃に襲われる。ありとあらゆる性感帯がコチョコチョ愛撫され、舐められ、また男の体は隙間なく心地よい柔肌に包まれ密着される。頭のてっぺんから足の先まで石鹸やローションと女体に埋め尽くされる。冒険者を上下挟み込んでぐにゅぐにゅ蠢きながら周りを取り囲んだ女の子達が空いている部位を逃さず愛撫する、といった息の合った連帯技にあっさりノックアウトだ。
 
 彼女達は攻撃において相当鍛え抜かれており、打ち勝つには高い防御力と精力が要求される。また性のプロが相手である以上は、姑息な方法や作戦といったものは通用しないと考えた方がいい。あくまで正攻法、己の肉体と技能をフル稼働させて正面からぶつかって行くしかない。ソープ嬢は攻撃力は高いが、比較的防御に関しては若干劣る。プレイの中に挿入攻撃がない場合がほとんどなので、マトモに挿入して攻撃すると結構感じてくれる。本腰を入れてソコをついて付いて突きまくるべし!
 


ソフトボール部員【そふとぼおるぶいん】


短パン娘
 


ソラリス【そらりす】

  種 族:ゴースト
  レベル:C
  得意技:読心、サイコアタック/全属性対応


 突然冒険者を異世界に引き込み、冒険者好みの女性と戦わせることのできる、超能力を持った少女。彼女は「自分の世界を作る」という超能力を持っており、他人をもこの世界に引き込んでしまえる程の力を持っている。その時冒険者の前に現れる、彼女の強烈な思念体”ソラリス”は、完全に彼女の体から離れて遠隔操作された、いわば生霊であり、ここではゴーストに分類される。

 中級のステージ以降で、冒険者はしばしばソラリスの世界に引き込まれる。この世界の中で本体である彼女は神となり、進入してきた相手に対して、相手自身が望む女の子を作り出し、相手が最も望むシチュエーションでのセックスバトルを仕掛けてくる。

 そのさいソラリスは、冒険者の心を読み、相手の望みどおりの幻影を作り出して戦わせるのだ。冒険者の属性どおり、理想どおりの女性が目の前に現れるため、一瞬で男は魅了されてしまう。それだけでも、ソラリス空間での戦闘はきわめて厄介なものとなるだろう。ソラリス世界内部での女性はそれゆえ、全属性対応の敵ということができる。

 しかしさらに、ソラリスは相手の意識に影響を与える力を持っており、初対面の相手でも「十年以上一緒にいた幼馴染」だと錯覚させたり、「高校時代にずっと憧れだった先輩」というように、「特別な存在」と刷り込むことができる。これによって、冒険者の前にあらわれる幻影は、彼のもっともタイプとする、しかも特別な思い入れのある相手になるのである。闘いはかなり困難なものとなるだろう。

 自分好みの女性が、しかも特別な存在として登場するという点も厄介だが、それ以上に致命的なのが、ソラリス空間にあらわれる女性は、必ず無限の精力を持っているということだろう。超タイプの特別な存在なので攻撃力は抜群だが、防御力は普通の女性並。だが、彼女の精力は無限であり、いくら責めても幻影の女性はイクことがなく、いつまでも冒険者に抱きついてくる。そのうちに男の方が感極まって発射ということになる。

 これは、ソラリスの思念が世界構築にかかわっていて、その登場人物の性感と本体の感覚がリンクしていないためであり、いくら幻影を責めても本体はいっさい感じないから、いくら幻影を責めてもソラリスを倒せないのである。

 もし冒険者が突然、別世界に引きずり込まれ、そこに最高の女性が現れたなら、それがソラリスであることを疑ってみる必要がある。それが幻影であることに気づけなければ敗北は決定的だ。だが逆に、それがソラリスであることに気づくことができれば、容易に意志の独立性を取り戻すことができるようになり、明晰夢のように逆にソラリス世界を自分の思うままに操れるようになる。

 こうなれば幻影女性を消して本体のサイコアタックを打ち破り、逆に遠く離れた少女にサイコアタックを仕掛けることができるようになる。ソラリス世界をとおして心をつなげることができれば、逆に本体向けて「最高の男性」を送り込むことができるわけだ。そして、ソラリスを作り出す少女の正体は、まだセックス経験もテクニックもないただの文学少女なのだ。堕とすのは一瞬で済むだろう。

 ソラリスを見破るためには、冒険者が夢を見て「これは夢だ」と気づくことができる程度の精神力が必要となるが、それができるようになればソラリスは恐れるに足りない。

 ※このネタはタローさんより提供いただきました。ありがとうございました。
 


ゾンビ【ぞんび】

  種 族:魔法媒体
  レベル:EまたはC
  得意技:しがみつき、粘液を滴らせる、コープス化/集団


 高等魔術師や魔族によって死体に魔力を注入し、動くようになったモンスター。動力は魔力である為、通常は食事もいらず眠りもせず代謝もない。また休む必要もなく活動できる。只、死体なので防腐の魔法を別に注入しないとどんどん腐敗してゆく事、一度破壊された部位は二度と自動的に復元されない(外部から復元加工する事は可能)、という欠点を持つ。
 
 通常、ゾンビは強制労働の為の道具として使用される。農・工場でのぶっつづけ労働や危険な場所での作業、また護衛や戦闘に用いられる事もある。ゾンビとして復活した死体のほとんどは生前の記憶がない。脳が死んだまま働いておらず術者の命令を聞くだけの存在だからである。
 
 だがゾンビには二種類あって、人間が魔術によって復活させるゾンビは主に肉体労働をする奴隷であり、意志を持たずに労働に携わり、報酬なしに延々と眠らずに働き続ける。防腐加工をすれば朽ちるまで働くし給料も要らないから重宝された。これに対して魔族が強大な魔力を注入して復活させたゾンビは、より強力な存在となり、自分の意思も持つし言葉も話し、生前の記憶を持つ事もある。また、魔力を用いて復元する力も持っている。後者のゾンビは魔族の従者として忠誠を誓い、強力な力で命令通り悪事をこなす事になる。
 
 弱い方のゾンビは機械と同じように命令した事を黙々と何も考えないでこなすだけだが、強い方のゾンビは自分で考え、判断し、マスターの命令を最も効率的にこなす方法を探り当てる上与えられた魔力を使って強大なパワーと能力を駆使するから、魔族の従者の方は細心の注意が必要である。しかもこちらのタイプのゾンビは自発的に他のゾンビと結合してコープスになる事もある。巨大化の為、強力化の為、腐敗した部位の交換の為等々、さまざまな理由でゾンビ同士が結びつくが、それができるのは強力なゾンビだけである。
 
 スケベな魔術師がゾンビを作る場合、単純肉体労働以外の目的があるみたいだ。復活した女の死体を四つんばいにさせ、そのままの格好で動かないように命じて置く。そして好きな時に好きなように犯すのである。どんなに犯しても文句一つ言わず、いくら出しても妊娠しない娘の体は重宝されたらしい。只思考できないので細かい動きで欲望の受け皿になったり積極的に責めたりという能力はない。肉を使ったダッチワイフのようなものだったのだろう。
 
 それに死体だからアソコが欲情して濡れる事もない為、通常は下腹部だけ防腐加工しないで置くものだ。するとそこから粘液が滴る事になるので、挿入可能で感度良好という訳である。とするとダッチゾンビの使用期限も限られて来る。腐敗が酷くなれば腹が裂けて腸が飛び出し、臭いも酷くなって使い物にならなくなる。そしてそもそも不衛生なダッチワイフなので、スケベ魔術師の多くは腐敗菌に毒されて短命だったらしい。まあ自業自得だろう。
 
 この手のゾンビの対応は簡単だ。術者はゾンビに対して冒険者に抱きつくよう命じる程度しかできない。フェラチオしろとか腰をこねくり回して射精させろと言われてもうまくできない。そういう作業は人間が考えているよりも複雑な動きであり、しかも状況に応じて一瞬一瞬その都度頭を働かせて臨機応変に反応して細かい動きを加えなければ強い快感に結びつかない。脳が死んでいるゾンビにはできない芸当である。
 
 だからゾンビに抱きつくよう命じ、その裸の女の死体に欲情した冒険者が自分から挿入して来るのを待つしかない。挿入までこぎつければ「とにかくしがみついて離れるな」として置けばよいのである。そうすれば冒険者が後悔してイチモツを引き抜こうとしてもゾンビはピッタリ密着して離れず、首筋を抱き締め腰に足を回して冒険者の自滅を待つ事になる。意志を持たない為この手のゾンビにはイクという概念がない。嵌ってしまった冒険者はなすすべもなく粘液滴るアソコの感触に悶えながら死体向けて妊娠しない生殖細胞を送り込む事になる。
 
 こうなるとほとんどトラップのようなものなので、抱き付いて来るゾンビに欲情せず、さっさとその場を離れるのがいいだろう。さもなくばもっと強力な魔法で主人を自分に変えるとか万一挿入してしまってしがみつかれたらニセの体液でも送り込んであげればいい。水を腹に入れても考えないゾンビはそれを精液だと判断して離れてしまう。頭を使えばこの手のゾンビは簡単に追い払えるだろう。
 
 注意しないといけないのは魔族の従者になっている強力ゾンビだ。どっちも元々人間の死体なので見てくれは変わらない。しかし魔術師のゾンビは常に無表情なのに対して強力ゾンビには意志がある為表情があるし言葉も話す。動きもしなやかで生身の人間のような細かい動きもできる。もし強力ゾンビであると分かったら上級者でも身構えよう。
 
 魔族が糸を引くゾンビは、自分の意思で動き判断しながら冒険者を悦ばせる。抱きつくだけでなく手コキやフェラでムリヤリ立たせる事も可能。挿入後は自分から激しく腰を動かして精液を求める。感度自体は弱いゾンビと同じだが、自分の意思でどんどん大量に粘液を滴らせ、妖しく蠢く腰が冒険者の下腹部をむさぼり続ける。意志を持っているので感じるしイクが、生きている頃よりも鈍い。つまり防御力が高い。
 
 この手のゾンビに入れてしまうと、戦いが長引けば長引く程戦局はどんどん不利になる。粘液がどっさり出て、男の下腹部をこれでもかとぬとぬとにしてしまう。魔力によって自動修復する機能がついているので、一番気持ちいい腐り具合を保っていられるし、腐敗していながら雑菌もなく粘液は芳香を放ち、冒険者の防御力をどんどん下げ続ける事ができる。にちゃにちゃローションが甘い魅力を放つと「相手は死体なんだ…でも…むむっ…ああ〜、気持ちいいっ!」ってな具合で冒険者を屍姦マニアに変えてしまうのである。
 
 『とらわれペンギン』では意志を持った強力なゾンビ達が研究所を徘徊しているが、迷宮が強烈な腐敗臭に満ちていないのは粘液が強力な甘いフェロモンを発しているからである。それだけに死して色を求めるセックスの亡者は侮れない相手だ。
 
 彼女達に対抗するには、やはり短期決戦に限る。粘液攻撃で防御力が地に落ちてしまうといかに精力があっても一度に大ダメージを受けてしまい、不利な状況に追いやられてしまう。冷え切った彼女のオッパイなんかはほとんど性感神経が退化していたりするのでひたすら腰を突き動かし続けよう。乳房は冒険者にダメージを与える武器でしかない。時間をかけずに集中攻撃で子宮に届くまでグリングリンしてあげれば強力ゾンビも長期戦になる前に倒せるだろう。
 
 尚複数のゾンビが一度に襲いかかって来た時には、粘液攻撃等の他にコープス化にも気をつけないといけない。彼女達が融合してしまうとより強力な化け物になってしまうので、そうなる前に倒すなり引き離し続けて置くなりの配慮が必要である。
 




 

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