恋人【こいびと】 nm

  種 族:人間
  レベル:E(またはA)
  得意技:求婚/属性なし


 冒険者の中には恋人がある人、結婚している人もいるだろう。まさか最愛の人が敵として襲い掛かって来るとは夢にも思わず、戸惑う人も少なくはない。しかしセックスバトルRPGの世界では、冒険者を射精させる為なら何でも駆り出す非情な冒険なのである。どんな経緯で恋人が敵となるのかはストーリーにもよるが、多くは操られて登場という事が多い。
 
 例外もあるが、恋人は冒険者一人に対して一人が原則だ。つまり冒険者によって恋人は千差万別という事になる。愛する彼女が冒険者を悦ばせる為にその身をなげうって迫って来るので、その恋人をさえ倒して先に進まなければならない。
 
 恋人の最大の武器は、結婚を迫る事であろう。愛情の証として永遠の伴侶を近い、婚前交渉をナマでやろうとして来る。人によってはマイナスかも知れないが、けなげな恋人の求婚攻撃に翻弄される冒険者もいるだろう。
 
 特別な人、愛する人と戦う場合、どうしても他のザコキャラとは一線を画し、特別な思いが加わる。その為冒険者は戦闘開始前から弱体化させられる事が多い。好きな人とのセックスは緩み、射精しやすくなるという訳だ。
 
 が、ここはやはり戦闘なのだと割り切って、鉄の精神で乗り越えて行くしかない。恋人といえどもそういう特別な関係である以外は普通の人間の女性なので、さほど強くはないのがほとんどだ。ストーリーによっては只のザコ扱いになる事だってあるし、あちこちの場面に登場してリベンジの連続という展開もあるだろう。
 
 しかし、恋人が何か特別な意味を持ち、さらに冒険者がその相手にゾッコンだった場合、彼女が敵として迫って来る事態はかなりのピンチになる。そういう相手は実力もあり、その上冒険者の心が完全にそっちに向かっているのだ。恋人が操られている場合もそうだが、逆に恋人自身がストーリーのカギになる事もある。現に『トワイライトゾーン3』では恋人がラスボスになっている。
 
 通常なら恋人は普通の女性レベルの扱いだが、ストーリーや冒険者次第では他の何者にも代え難い最強の相手という場合もある。つまりAクラスという事もあるのだ。それだけ思い入れのある相手である場合は、全身全霊で全力でやっと倒せる程強力な敵になる。それが別れた恋人「元カノ」でも同じである。元カノの場合、必ずしも一人とは限らないが、その多くが厄介な敵となるだろう。
 
 ザコ扱いの恋人や元カノなら、普通に割り切って倒せば難なく進められるが、思い入れや重要性があるなら、ラスボスと戦うつもりで心して掛かるしかない。弱くもあり強くもある敵なのである。
 


コータヴィー【こおたう゛ぃい】

  種 族:神族/魔族
  レベル:C
  得意技:千手愛撫/手フェチ


 「裸の女」という意味を持つ女神。子を守る守護神であったが、のちに征服者たちによって魔族と考えられるようになった。

 コータヴィーは中盤ステージに登場する手技使いである。手を早く動かすことに神通力を得ており、特に手フェチな冒険者にとっては脅威となっている。神性の肉体は人間の男にはまぶしすぎる、というのは神族に共通するところだが、これに加えてコータヴィーの場合は、目にも留まらぬ速さで手を動かすことに長けており、手の残像が千本あるように見える大技「千手愛撫」を駆使する。百烈愛撫のスピードを10倍以上にしていると考えればいい。

 これによって冒険者の体は千本の手で満遍なく愛撫しつくされ、手に慣れていなければそのまま発射となる。コータヴィーの手のスピードは人間では見切ることは難しく、猛スピードで冒険者の感じるところを満遍なくなでさする動きに悶絶してしまうこと請け合いだ。

 コータヴィーは神族のなかでは弱いほうであり、使ってくる技も手技一本である。手フェチでもなければダメージを抑制できる。挿入すると、女神ならではの甘美な感触と魔性のミミズ千匹がイチモツにまとわりつくが、コータヴィーと闘うだけのレベルがある冒険者なら乗り越えられるはずだ。むしろ彼女の手にだけ気をつければ、勝てない相手ではない。手フェチの冒険者の場合、神性を得た千手愛撫に大ダメージを受けてしまう可能性がある。コータヴィーがいるステージにくる前に、手に耐性をつけておいたほうが得策である。思わぬ苦戦を避けるのも冒険のうえで大切なことである。
 


コープス【こおぷす】

  種 族:魔法媒体
  レベル:C
  得意技:粘液を滴らせる、融合/属性なし


 ゾンビ達の集合体。ゾンビが魔力によって動く死体であるから、コープスも魔法媒体と言える。ただしゾンビに注入される魔力によって「操作型」と「自律型」に分かれるのだが、コープスの場合は必ず自律型のゾンビだけが自分の意思で寄せ集まり、融合する為、当然強力な魔力を帯びている。融合の仕方によっては腕の数が多かったり複数の頭を持っていたりするが、基本的には人間の五体と同じ姿である。
 
 コープスはゾンビの進化形ではあるが、もはやゾンビのような腐敗は止まり、甘い粘液を滴らせる以外その肉体の機能は生きている状態とほとんど変わらなくなる。これはコープスの強力な魔力が永遠の生命に一歩近づき、より完全なアンデッドモンスターに進化したからと考えられる。
 
 コープスは不完全なパーツ追加のタイプと完全形に分かれるが、不完全形は手が8本生えていたり性器が3個あったりというちょっとおぞましい姿になる。が、その分集団手コキのような技も使えるし、交代挿入攻撃で冒険者を翻弄する事もできる。コープス一体でトリプルフェラというのも可能だ。
 
 だが不完全なコープスは少ない。たしかに複合技は魅力的だが、魔力が分散してしまう為に強化の面からはちょっと弱いのだ。むしろコープスの融合が失敗してパーツ追加型になったと考える方が妥当と言える位、コープスのほとんどは人間と変わらない五体の姿である。
 
 4本のゾンビの腕が2本のコープスの腕として融合するというのは物理的に考えにくいが、細胞が溶け合い重なり合って強化されたと考えれば矛盾はない。コープスは多くの強力ゾンビが集まってできる美しき化け物なので、基本形のコープスはかなり強力になる。3体のゾンビがコープスになっても、ゾンビ3人分の実力をはるかに超えた能力を誇る。それだけコープスは相乗効果で強力な敵となる訳である。
 
 冒険者の前には、ゾンビ達が目の前で融合して「変身」する場合と、初めからコープスの姿で襲い掛かって来る場合がある。変身の場合は変身前のゾンビを倒す事で避けられるが、コープスそのものと対峙するなら只の死体とは考えない事だ。
 
 攻撃力も防御力もきわめて高く、感じにくい体でしかも肌触りもアソコの感触も甘美。もはや死体とは思えない温もりと吸い付くような細胞の細やかさが冒険者の精力を削り取る。そして絶倫の精力を誇るのでなかなか果ててくれないのも厄介だ。また、他のゾンビを仲間として呼び寄せ、融合する事でどんどん強化してしまう。長期戦になれば、絶えず滴る粘液で冒険者の防御力は地に落ち、その上ひっきりなしに融合を繰り返してどんどん強くなってしまう。戦略に気を付けないと、気が付いたら雲泥の実力差に広がっていたなんて事になりかねない。
 
 不完全形にはそれ程の力はなく、連携攻撃に気をつければゾンビ並みの弱さで倒せる。魔力が統一できず垂れ流しになってしまっており、十全に実力を発揮できないからだ。だが、完全コープスの場合はもはやゾンビとは別物と考え、ぬとぬと粘液に弱体化されるので長期戦をなるべく避けて決戦に臨むのが一番である。
 


ゴーレム【ごおれむ】

  種 族:魔法媒体、メカ
  レベル:C
  得意技:スクワットピストン、フェラ攻撃、鉄壁の守り/フェラ、おもちゃ


 原則として土でできた人形。大きさはさまざま。魔法によって作り上げられ、自動的に魔力を蓄積して行くタイプ。なので時間が経つに連れてゴーレムは強力になって行く。また少しでも儀式やスペルが間違っていたりすると、動かなかったり、動いても敵味方なく攻撃し凶暴化する事になる、ちょと扱いが難しい媒体である。
 
 ゴーレムは通常大切な物や場所の前で侵入者を撃退する役割を持っている。『ドラゴンクエスト』ではメルキドの街を守るゴーレムが登場する。尚、ゴーレムの素材は必ず土でなければいけないという事もないので、機械仕掛けのゴーレムもある。メカの機能と与えられた自動増幅する魔力で超強力なゴーレムになる。
 
 ゴーレムは製作者の命令に忠実に従う。宝物を守ったり敵の侵入を入り口で防いだりする事が多い。たとえば冒険者に有利になるアイテムや武器の置き場に女性像があったりする。気付かずに宝箱に手を伸ばせばたちまちゴーレムに襲撃される。また敵の居城に乗り込もうとした時に門番としてのゴーレムと戦わざるを得ない場合がある。が、逆に言えばゴーレムを倒した先には宝があるという事だし、またゴーレムを倒してこそ先に進めるという訳だ。敵は強力だが倒すしかない!
 
 ゴーレムは執拗な責め技を得意とする。その場から立ち去らない限りしつこく付き纏い、冒険者の腰元に張り付く。そして魔力を帯びた口腔と舌先がねちっこくイチモツを舐めまわし、射精するまで離してくれない。休みなく執拗に唇でしごかれ続け、未熟な冒険者はつい口の中に漏らしてしまう。首の動きは初めからスピーディ且つスムーズだ。
 
 ゴーレムの口を離すのは、冒険者があお向けになった時だけである。冒険者があお向けになると、ゴーレムは口を離し、口腔以上に甘美な感触を備えたアソコで悦ばせようとする。仰向けの冒険者にすぐ跨り、もの凄いスピードで出し入れしながら中がぐににっと蠢き続ける。
 
 根元まで奥深く包み込み、締め付けながら前後左右に自動的に蠢く。すぐにゴーレムは腰を持ち上げ、亀頭までワレメを押し上げる。亀頭は絶えず膣に収まっているが、棒部分は外に出たり入ったりする。まるで冒険者の腰の上で深くスクワットをしているかのように休みなくゴーレムは上下に動くのだ。それも、1秒間に2回以上のスピードで!
 
 ゴーレムだからこそ手コキのようなスピードで膣を出し入れできる。しまいには人間の目には残像になってゴーレムの腰が上下し、妖しく蠢くアソコがもの凄いスピードでイチモツをしごき上げる。フェラ以上に執拗で激しい動きに翻弄され、冒険者は一方的に絞られてしまうだろう。
 
 土や石でできたゴーレムだけでなく、金属製の機械仕掛けゴーレムもあり、こっちはハイテクを駆使したバイブ攻撃やプレジャーボルト攻撃が加わる。製作者の趣味によっては、高分子擬似細胞コーティングで人間と変わらない肌触りを実現したりもする。このタイプは口と性器以外の場所も女体らしさを備えている。
 
 ゴーレムの凄い所はその執拗且つ劇的な攻撃力にあるだけじゃない。こちらがいくら相手を責めようと、ほとんど性感を刺激できないという、鉄壁の守りが厄介だ。物質から形成されているので、乳首にもお尻にも性感神経が通っておらず、また只腰を突き上げただけでも感じさせる事ができない。一定の魔力をアソコからゴーレムに流し込み、その命令系統にバグを押し込む事でしか感じさせられない。
 
 魔法によってゴーレムの動きに「気持ちよくなるべし」という情報を少しずつ組み込んで行く。製作者の命令が絶対なので簡単にゴーレムの命令系統には手を出せないが、ほんの僅かに組み込む事なら可能だ。そうやってバグを送り込んで、鉄壁の守りをちょっとずつ崩して行くしかない。
 
 ゴーレム相手であれば大抵長期戦を余儀なくされる。執拗な攻撃に耐えながら少しずつ狂わせ、快感ダメージを与えて行く他はない。また、製作時に注入される魔力や作られてから経過した時間によって、ゴーレムの攻撃力や精力値がぐっと上がり、倒しにくくなる。宝が重要であればある程、敵の居城が高レベルであればある程、そこを守るゴーレムも強力になる。
 
 それでも果敢に立ち向かい、ひたすら我慢&魔力注入でゴーレムを打ち破ろう。フェラ体勢ではまったくダメージを与えられないので、自分からあお向けになってゴーレムを誘い、ゴーレムの方から激しく動いてくれるのを待ってじっと自滅を誘えば、何とかゴーレムは倒せるだろう。
 
 ゴーレムにも色々タイプがあり強さも異なるが、メカタイプでも強力ゴーレムでも、また誰の制御も受けなくなって”暴走”し勝手に持ち場を離れて誰彼構わず男達に襲い掛かるゴーレムでさえも、戦法は同じである。冒険者も相当の防御力と精力が要求されるし、何より魔力をある程度のレベルで身に付けていなければお手上げである。それでも冒険を有利に進める為に、そして強力なステージに入り込む為に、ゴーレムはどうしても乗り越えないといけない相手なのだ。
 


ゴールドフィンガー【ごおるどふぃんがあ】

  種 族:超人
  レベル:D
  得意技:瞬殺手コキ、まれに射精の秘孔/手フェチ、集団


 腕から指先までを重点的に磨き上げ鍛え抜いて、達人の域に達した「手の魔術師」。手を用いた快感攻撃は神業とも言える水準に達しており、スピード、力の入れ具合、触る位置や範囲まで手で悦ばせる方法を極め尽くしている。
 
 その指は常人よりも長く細く、しかしやわらかくてしっとりしている。特に指先がしなやかに尖っていて、指紋が吸い付くように男の細胞に食い込んで行く。どこを触られてもゾクゾクする快感に震え、手フェチな初心冒険者なら裏スジをひと撫でしただけで射精させる自信がある。
 
 手のひらもスベスベながら肉厚で、優しく包み込まれると膣かと思える位心地よい締め付けが局部から全身に広がる。手の甲も磨き抜かれ、冒険者の股の間を甲が滑って行っただけで大ダメージを蒙ってしまう。二の腕もつるつるプニプニで吸い付くような肌触り、細い腕が股を滑るとまるで幼子のふとももに犯されたかのような錯覚を覚える。両腕で左右からイチモツを挟み込まれても絶頂に追い込まれてしまう程の心地よい感触とテクニックを持っている。
 
 とかくゴールドフィンガーの手は強力な武器であり、イチモツを握る指の位置、手のひらを押し付ける強さ、手首の角度やスナップの利かせ方は一番気持ちよくなるように極められている。そして細身の腕からは想像もつかないようなスピードで一気にしごき上げる。彼女の手コキ攻撃で瞬殺されてしまった冒険者も数知れずである。
 
 また、イチモツ以外でもどこをどう触れば男を感じさせられるかを熟知しており、玉袋やお尻の穴、会陰のみならずまさに全身の心地よい所を指でなぞったり手のひらや甲でさすったり、腕部分を駆使して幅広く愛撫する事も可能だ。手だけで相当高められた冒険者は、最後には両手でイチモツを包み込まれて最高スピードでしごき立てられてあっという間に出してしまうだろう。手の力も絶妙に調整され、強く握り締めながら揉むようにしごき上げたかと思うと軽いタッチで滑るようにスピーディに上下する。
 
 一人で登場するゴールドフィンガーも多いが、集団行動もある。こうなると即座に担当が決められ、冒険者は全身を極上の多数の手で責めまくられてしまう。ふともものウラや臀部を指先で軽くツンツンし続けるなんていう隠れたツボも容赦なくかわいがられ、沢山の指や手のひら、甲や腕部分が全身を這い回って、イチモツはもう何枚もの手のひらに多い尽くされてそのしなやかな女の手に白濁液をぶちまけてしまう。
 
 また、ごくまれではあるがお尻の穴と会陰を同時に責めて一気に射精に導く「射精の秘孔」を心得たゴールドフィンガーもいる。くのいちの秘伝の技だが、伝統が長い為どこからか流出し、周知ではないにせよごく一部のその筋は知っているという技術なのだ。ただし射精の秘孔は難易度が高く、ゴールドフィンガーでも成功率は高くない。
 
 ある程度冒険が進んだ手フェチにとって、ゴールドフィンガーの存在は脅威であろう。彼女に勝つ為には、まず自分の萌え属性を強化訓練して手フェチを克服して置く必要がある。それでも彼女達のやわらかい手に翻弄されるから、精力と防御力に気を付けよう。
 
 またゴールドフィンガーは手の技は極めた超人だが、それ以外については常人と同じ、普通の娘だ。つまり攻撃力が高いものの防御力が低く、挿入攻撃に持ち込めれば勝てる。手コキ攻撃に晒したいが為に本番を嫌がるゴールドフィンガーが多いが、それでもなんとしても入れてしまえば、後は比較的簡単にイかせる事ができるだろう。ただし挿入中も冒険者のお尻には容赦なくしなやかな彼女の手が伸びるだろうし、集団戦の場合は無防備な玉袋や会陰まで容赦なく彼女達の攻撃に一方的に晒される事を忘れてはならない。
 
 『とらわれペンギン』ではゴールドフィンガーは初期の段階で登場するが、6階の中では強力な敵になっている。あわおどり攻撃をするのもいるらしい。が、あくまで本領はその名前通り「黄金の指先」といえるだろう。攻撃力は高いが感度良好な彼女達、手フェチでもない限り積極的に攻撃を加える事で難なく倒せる。それに冒険が進めばゴールドフィンガーの技術はザラに登場する。ある程度の魔力を持った魔族や精霊はゴールドフィンガーの比ではない。初心冒険者にとっては女の手に慣れる為の重要な修行と言えるだろう。
 


コシンプ【こしんぷ】

  種 族:魔族
  レベル:D
  得意技:魅了、憑依/属性なし


 アイヌ神話に登場する魔族。ひじょうに淫乱な性格で、人間の男に憑依し、自宅にいながら性のとりこにしたり、あるいはコシンプの棲家に連れ込んで精を抜き取り続ける。絶世の美女の姿で男を惑わし、魅了された男に憑依するのが特徴だ。コシンプに少しでも惚れてしまえば、その体の魅力にますますのめりこむことになってしまい、ひっきりなしに抜かれ続けて、どんな精力絶倫の男でも数年も持たないといわれる。

 コシンプは少し進んだステージに登場する妖魔だ。はっとするほど白い肌、美しい顔、なまめかしい表情と誘い文句で、冒険者を魅了しようとしてくる。もしここで少しでも冒険者が心動かされてしまえば、コシンプは冒険者の心に住みつくことができ、取り憑いてしまう。憑依されると、心のなかでひっきりなしにコシンプに犯され続けることになる。

 脳裏には一秒も休むことなくコシンプとのセックスが焼きつき、頭から離れなくなってしまう。すると性欲増進、のめりこむ魅了にどんどん弱体化してしまい、他のエンカウントに悪影響を及ぼすことになる。そして、極限まで高められた時、射精欲がピークに達すると、コシンプ本体が冒険者の前にあらわれ、あこがれの肉体でトドメを刺すのだ。それまでの脳内のヴィジョンでさんざんコシンプの魅力を叩きこみ、その体に触れたい、出したいという願望を高めさせていたのだから、本体が出てきて交われば、冒険者はあっさりと快感の汁を放出して満足してしまうというわけである。

 コシンプを倒すためには、まずは心からコシンプを追い出す必要があるだろう。彼女のことを考えず、その魅力をはねのける精神力があれば、コシンプは冒険者の心のなかで居場所を失い、外に出てこざるを得ない。そこで一気に倒してしまえばよいことになる。この対策は浜姫によく似ている。

 しかし、「きつねのしっぽ」のことを考えるなといわれるとどうしても考えてしまうように、人間の精神力は案外もろい。だから、コシンプを心から追い出すのは、とりわけ初心冒険者には至難の技である。そこを鍛えるのも、SBRPGでは必要な素養なのだ。これができなければ、その先の魔族たちの魅力的な外見に太刀打ちできず、見ただけで射精の憂き目に遭うこととなる。コシンプはいい修行相手と言えるだろう。
 


コスプレイヤー【こすぷれいやあ】

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:コスプレ/集団、イメクラ


 アニメやゲーム等のキャラの服装を真似た娘達。今日マンガやアニメだけでも相当数のキャラが誕生しており、人気が長く続いているものも珍しくない。ネットの普及に伴って知名度も上がり、そのキャラになり切ろうとする人も増えて来ている。その表現の一つがコスプレなのである。
 
 コスプレとはCostume playの事で、コスチューム(衣装)を華とする演技を語源とする。広く取れば看護婦やらセーラー服を本物でない人が着て自他共に楽しむ事も含まれるが、ここではアニメキャラのような部類に絞る事にする。
 
 キャラが誕生すればそれだけコスプレの可能性と幅が広がり、数と内容において多様化する。今ではよほど詳しくないと分からないようなキャラまで模倣されている。コスプレは今や深みのある芸術の一形式と言えるだろう。
 
 たかがアニメのなりきりと侮ってはいけない。非18禁のキャラなのにきわどい格好のヒロインも多く、勢いコスプレもあられもない格好になる。特にセックスバトルRPGの世界内部では余計な規制が一切なく、お尻丸出しストッキング拒否のコスプレイヤー達があちこちのステージに徘徊しているのだ。
 
 またコスプレイヤー達は数も多く、内容も多彩で、しかもコスプレイヤー同士で気が合うのでよく仲間連れで行動している。つまり冒険者は単独コスプレイヤーを相手にするよりもずっと、コスプレ集団と戦う機会が多いのである。中にはもう服とは呼べないような、白いモコモコの細い毛並みの紐を体に巻き付けただけのネコ闘士キャラまでいる。肉球もプニプニだ。
 
 彼女達の強みは何と言ってもそのキャラ作りだろう。そのアニメの人物の言動を研究し尽くし、本当にそのキャラが現実に飛び出したみたいに正確に演じ切る。特にそのキャラの事を知っている冒険者なら、憧れのあの人物と交わっているという触れ込みに騙されて弱体化させられてしまうだろう。
 
 コスプレイヤーといっても、衣装に身を包んでなりきりプレイをする以外は、ごく普通の娘達である。何か特殊なパワーを持っている訳でも奇妙な生活をしている訳でもない。もちろんコスプレイメクラプレイ以外に特殊な技能を持たず、アニメ好きでもない場合は、それ程脅威な敵でもない。が、ハマッてしまって「綾並●イさ〜ん!ベホ●ミちゃ〜ん!フェ●シアさまー!…みんなが一斉に襲って来るにょ〜♪」なんて萌えているとコスプレの魅力にほだされてゲームオーバーである。
 
 彼女達は裸にはあまりなりたがらないので、服を着たまま倒す事になるが、なりきりキャラにハマリさえしなければ簡単に通常の攻防で勝てる相手である。演技がうまいのでまるで本物がよがっているように錯覚しがちだが、あくまでニセモノと割り切る事が肝心。また最近では海外のキンパツコスプレイヤーまで登場しているので、ナイスバディに翻弄されないように気をつけられたい。最強のコスプレイヤーは太目の白人女性、服を脱いでもスゴイ相手なので、コスプレ王に対峙する時は心して。
 


ゴスロリ【ごすろり】

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:妖しい視線/ロリ、思春期


 ゴシックロリータ。幼い顔立ちに濃い化粧、黒を基調としたドレス、無表情か攻撃的な流し目が一般的特徴。幼児性と残虐性の融合という妖しい雰囲気が売りで、古風な洋装、オカルト、死、童顔、小柄、人形的、闇といった各側面が融和した状態となっている。
 
 また、純真な少女性とエロティックな猟奇性が共存しており、服装自体は厚いのだがそこはかとなく漂う色気がファンにはたまらないらしい。もっともゴスロリファッションに身を包む娘はその妖しさにどっぷり浸かって酔う事を楽しむのがほとんどだが。コスプレとしては人形のような様相を呈し、球体関節まで凝る人もいるとか。
 
 静かで古風、それでいて残忍で悲壮なゴスロリは、そのけばけばしい装いと「中身」の幼さのギャップが魅力的。ゴスロリはロリータ、つまり少女的でもなければいけない訳だ。まるで呪われたドールのように可憐な女の子が闇に毒され、”クロヰホノヲ”のオーラを発している。
 
 そんな妖しげな美少女ももちろん冒険者に襲い掛かる敵になる。彼女達は一応仲間意識や連帯意識を持ってはいるが、群れる事が少なく、大抵は単独で出現する。また明るい雰囲気のステージには登場しがたく、もっと薄暗い場所や古めかしい洋館等に出没する事が多い。
 
 ゴスロリは冒険者を表情なしに見つめる。妖しい視線に吸い込まれてしまうとナニカ悪い事をしているみたいで攻撃力が下げられてしまう。また例外なく童顔でミスマッチした厚化粧の姿がギャップを誘い、彼女達の魅力の一つとなっている。厚手のドレスの奥の秘密の花園を探し当てるのも至難の業だ。
 
 また、怪しい雰囲気の中での怪しい言動も得意とし、ゴスロリに対峙する冒険者の多くが混乱したり、逆にその世界に引き込まれて戻って来れなくなったりしているようだ。ロリ属性から思春期属性の冒険者はゴスロリには多少苦戦させられるだろう。年齢的に該当するというだけでなくその性格がまさに冒険者好みになるからである。
 
 それでもゴスロリは、中身の奥底は人間の少女。実力がずば抜けている訳でもなく特殊なテクニックを持っている訳でもない。ある程度の経験があれば普通に倒せる敵だ。といっても彼女達の特異な雰囲気の為、主導権を握るのは難しいだろう。相手のペースに翻弄されながらもそれに負けない強い精神力と実力が要求される。
 
 尚、ゴスロリは人間だけでなく、魔性のドールもゴスロリな服を着ている事がある。ドールは元々古風なドレス姿が多いが、その中でも暗黒の特性を持つ強力ドールはゴスロリな格好だ。
 


小袖の手【こそでのて】

  種 族:ゴースト
  レベル:E
  得意技:手コキ/手フェチ、集団


 死んだ女の服を捨てずにとっておくと、その女性の生への未練が強い場合には、着物の袖から左右逆に手が伸びるとされる。これが妖怪「小袖の手」だ。昔、ある家で古着屋からきれいな着物を買ってきて娘に与えたところ、娘が病気になってしまった。不審に思っていると、買ってきた着物から長い手が伸びてきたのだという。この着物は、理不尽な殺され方をされた女性の怨念が世に留まった物なのだった。人形に宿って髪が伸びたり、霊が物に宿る話はよく聞く。小袖の手は、女の情念が着物に宿った姿なのだ。

 小袖の手は初期ステージに登場する怪物だ。妖力で宙に浮いた着物から手を長く伸ばした姿で冒険者に襲いかかってくる。一体で出現することはまれで、たいてい仲間と一緒にエンカウントする。これは、怨念のこもった古着が寄せ集まって保管されていることが多いため、集団で行動するようになったのである。冒険者が近づくとふわりと浮き上がり、性的な情念を晴らそうとする。

 小袖の手はそのまま女手で攻撃してくる。冒険者の全身を撫でさすり、股間にまとわりついて集中手コキ攻撃を仕掛けてくる。数体分のやわらかい手がしごき、さすり、くすぐり、締めつけてくるので、手フェチな冒険者にとっては強敵となる。長く伸びた腕の感触も心地よく、冒険者の全身にまとわりつく肌触りまで立派な武器となっている。

 小袖の手は古着から手が伸びただけのモンスターであり、もちろん性器はない。しかし、このゴーストは着物に宿っているので、本体は古着そのものといえる。だから彼女を倒すためには、いくら手を責めてもうまくいかない。手はあくまで武器であり、道具にすぎない。そこで、立派な着物に抱きつき、股に挟んで股間でスリスリしてあげれば、いとも簡単に小袖の手を倒すことができる。古着の肌触りは女体ほど甘美ではないため、特殊な性癖でも持っていなければさほどダメージにはならないだろう。スベスベの女の手に耐性がありさえすればなんなく勝てる。
 


コボルト【こぼると】

  種 族:精霊
  レベル:C
  得意技:大勢で絡み付く/集団、密着


 男性型コボルトは全身毛むくじゃらで頭部が犬のようになっているが、女性型は髪の毛以外ツルツルで人間とほとんど変わらない美しさを基本とする。すぐ脱げる緑色の服を着て緑色のとんがり帽子を被った、鼻の高い小人妖精だ。山にいるだけでなく民家にも住み着く事がある。僅かな報酬で人間を助ける事もあるが、山ではイタズラし放題で、鉱山から貴重な金属を盗んでは代わりに価値のない金属を置いて行くと言われる。大きさはピクシーサイズから小動物程度。ピクシーと一番違うのは空を飛べない点だろう。集団行動を基本とする。
 
 コボルトは里にも山にも出現する。民家等に登場する場合は多少おとなしく、数も少ない。通常は単独か2,3体で行動している。攻撃も「味見」や補助攻撃程度で、すぐに逃げてしまう。里では彼女達の本領を発揮できないのかも知れない。だが、山にいるコボルトはもっとずっと凶暴であり、大勢で固まって行動している。逃げる事無く冒険者を悦ばせる厄介な相手だ。
 
 ピクシーが細身の体なのに対して、コボルトは体格のいい体つきをしており、インプに近い。幅広の体、例外のない巨乳が特徴だ。太っているように見えるが元々こういう体型なのである。もちろん醜い感じはまったくなく、マスコットのような可愛らしさが前面に出ており、しかもそのやわらかいずんぐり体格がセックスバトルRPGでは威力を発揮するのである。
 
 里のコボルトは遠慮がちで、単独か2体程度で冒険者のイチモツをさすったり体全体で抱き付いたりする程度。倒そうとしてもその前に逃げてしまうので、町でコボルトに出会ってもあまり相手にはしない方がいい。里のコボルトはちょっとしたイタズラ心を出しているに過ぎない。
 
 脅威なのは山に出没するコボルト集団である。最低でも10体は固まっており、冒険者の下半身に満遍なく貼り付いて密着し、ふくよかな全身を駆使して揉みしだいて来る。数が多ければその小さな体は男の冒険者までびっしり纏わり付いてしまう。またもの凄いスピードで地面に杭を打って冒険者を縛る連携技も見事だ。これは飛べない小人妖精の得意技の一つで、ガリバーも同じ目に遭っている。
 
 冒険者を動けなくして、ほとんど全身に纏わり付き、そのずんぐり体型を生かしたモミモミ攻撃に晒すのがコボルトの常套手段だ。ふくよかなおなかの肉や太もも、そして豊かな乳房がイチモツを締め付ける。そのまま上下にぐいぐい擦り付けられると段々いい気持ちになって昇天してしまう。もちろん玉袋や乳首等への補助攻撃も満遍なくひっきりなしに加えられる。ただしピクシーのように細い体を駆使したお尻の穴攻撃はない(精々手を突っ込む程度)。
 
 コボルトの厄介な所は集団で行動する為全員を倒すまでに時間が掛かる点、体の大きさが違うので挿入攻撃が使えない点、しばしば拘束攻撃を受け一方的に大勢に弄ばれてしまう点だ。密着した心地よい小人達の肌触りに翻弄され、全身を包み込まれてしまうとあっさり絞られてしまう。
 
 また一般に精力値が高く、一体でも中々果ててくれないので大抵長期戦を余儀なくされる。コボルト単体はそれ程強くはない(攻撃はその肉体を冒険者に押し付けこすり付けるだけ、防御力はかなり低い)が、挿入不可の為愛撫攻撃のみで倒さねばならず、高い精力値に悩まされる事になる。しかも一度に大勢が襲い掛かって来るので倒しにくい。そして拘束を受けるのでこちらのターンが頻繁に制限されてしまうのも痛い。
 
 その為中堅の冒険者でもコボルト対策には手を焼く状態となっている。多勢に無勢の状況になりやすいので侮れない相手だ。それでもひたすら一体ずつ愛撫攻撃で減らして行って全滅に追い込む事でコボルトを倒す事はできる。さらにレベルが高い冒険者なら全体魔法攻撃も有効だ。特に山のステージで彼女達は本領を発揮するので、それを乗り越えて先に進む決心が必要である。
 


小娘【こむすめ/ちっこいおにゃのこ】

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:身軽な体位、駅弁スタイル/ロリ


 とても背の低いおにゃのこ。大人で140〜150センチ位。本人達は背が低いのを気にして悩む人も多いが、男性にはモテる。低い位置から見上げられるとそれだけで男達はメロメロだ。長身女性マニアには受けないが、小娘大好き人間はそれ以上に大勢いるので大丈夫である。
 
 吹っ切れた小娘達がさまざまなステージで冒険者を待ち構える。彼女達は自分を知っており、小ささが魅力である事を最大限活用する。身長差が20から30センチはあるので、思いっきり冒険者に甘え抱き付いて来るのである。こうなると特にロリ属性の冒険者は骨抜きになってしまうが、彼女達はもちろん立派な大人である。
 
 中には背が低いのに顔立ちが凛としたお姉さんぽさを醸し出している小娘もいて、また脱ぐと案外巨乳だったりもする。そうすると一見ロリロリなおにゃのこなのに大人の女性だというギャップが冒険者を翻弄し、それがますます魅力となって小娘を強化する事に繋がる。ちなみに小娘の代表格Yは整形前の方がよかっ…(主観に付き以下省略)。
 
 彼女達はその小さな体を最大限利用し身軽に冒険者と組み合う。全体的に軽かったりするのでのっかる系の技が得意だ。あるいはまたバックでグリグリ腰を左右に動かせば冒険者としてはまるで幼女に一方的に責められているような感覚に陥り、下腹部のくすぐったい感触に抗えなくなる。
 
 特に彼女達が得意とするのが駅弁スタイルで、冒険者にしがみついて離さず冒険者の自滅を誘って来る。通常駅弁スタイルはよほどの力持ちか相手が軽いのでなければ難易度が高くめったにできない体位なので、駅弁スタイル攻撃は冒険者の自滅を誘いやすい。
 
 なにかと特徴的な相手だが、小娘といえども普通の人間、経験積んだ冒険者なら難しくない敵だろう。例え小娘が可愛らしく駅弁で乗っかって来ても、ここぞとばかりに体ごと突き上げ、イかせてしまうのが手っ取り早い。後は自滅しないように精力に気を付ければ勝てない相手ではないだろう。
 


今度産む【こんどおむ】 nm

  種 族:魔法媒体/トラップ
  レベル:C
  得意技:多様な淫呪/おもちゃ


 ごく普通のコンドームに邪悪な者が魔力を注入し、魔法媒体にしたもの。セックスバトルRPGでは、コンドームはイチモツを強化させる(攻撃力を上げる)武器の役割もあるが、何よりも敵の女の快感攻撃からアソコを守り、締め付けや手コキ等の感触を鈍らせる為の重要な防具である。
 
 コンドームの中には人知では作り出せないような鉄やらダイヤやらの硬さを持った物等もあり、伝説ではオリハルコンという世界一硬いコンドームや、重力影響等を殺いで硬さだけを実現した中性子製、はたまた空間転移を利用して膣の感触を異次元に飛ばすもの、魔法の力によって膣圧を跳ね返す物等、多種多様なコンドームが武器兼防具として存在している。これら特殊なものはセックスバトルRPGの世界でも店で売ってはおらず、多くは戦利品として苦労して手に入れるものだ。
 
 もちろん下を見ればキリがなく、オブラートから紙、うすうすゴム製品とかがある。これらは所持金のない超初心者が店から買うものだ。通常RPGと同じように、レベルが上がりお金も溜まったらそれだけ強力なコンドームに買い換えて自分を一層強化するのである。上級になれば店の物など役に立たないので苦労してお宝をゲットするしかあるまい。
 
 余談となるが、コンドームはたしかに攻撃力を上げる。が、その他にバイブのような武器を持つ事もある。例えて言えばコンドームが剣&鎧、バイブ等の補助武器が左手短剣銃器類、そして服・鎧が兜と同じ扱いで、アクセサリー等が魔法媒体としてさまざまな効果を発揮する、というのが一般的のようだ。服や鎧は敵の肌触りから身を守る補助防具である。
 
 という訳で、冒険者なら必ずといっていい程コンドームを装着したがる。中には最後までナマという主義の人もいるかも知れないが、そういうツワモノは別としてもコンドームが冒険を有利にする事は間違いない。通常のセックスとは別の意味でこの世界ではコンドームが欠かせない訳だ。邪悪な者はこうした冒険者達の行動に目を付け、コンドームに細工をしたのである。
 
 通常RPGでも”呪いのアイテム”なるものが存在する。装備したら外せず、行動を制限されたり毒に冒されたり、はたまたエンカウント率が異常に上がったり、文字通り「呪い」状態になってHPが徐々に減少したり魔法が使えなくなったり。とにかく碌な事がない。セックスバトルRPGでも事情は変わらないという訳である。
 
 『トワイライトゾーン3』でも呪いのアイテムがある。オカマのコンドームをつけてしまうとオカマになってしまい、通常戦闘は可能だがストーリーを先に進められなくなる。もちろんオカマ化した主人公にも容赦なく女の子達が襲い掛かり、「オンナはいやあん…ああっでもいい気持ちだわ…あふうん」なんて妄想が楽しめた。はたまたオカマ相手だと敵達はアナル攻撃に切り替えたとか…呪いの状態異常アイテムはゲームに深みを与えるのは間違いない。
 
 セックスバトルRPGにおいて目下確認されている呪いのコンドームの効果は、
 

●エンカウント率上昇
●オカマ化
●防御力低下
●時々行動不能(ターンお預け)
●バイブ蠕動
●子供に戻る
●性霊に憑依される
●魔力封じ
●スタンド封じ
●精神力低下(魅了されやすくなる)
●属性追加
 

 が挙げられる。コンドームによって効果はさまざまであり、複合している物もある。エンカウント率が上がるのはそれだけ冒険がしづらくなるし、オカマ化はストーリーによっては先に進めなくなる。防御力を上げる筈がゼロになってしまうのは辛い。イザ戦闘時に体が動かなくなり暫く一方的に責められたり、敏感な子供に戻されては最悪だ。また霊魂に取り付かれて四六時中快感に晒されたり戦闘時に補助攻撃を受けるパターンもある。魔法が使えない状態では上級ステージの攻略は難しいだろう。魅了されやすくなるという事は心を許しやすいという事だし、「ロリコンドーム」を間違って装着すればロリ属性の敵に苦戦させられたりする(全属性が追加される凶悪なコンドームもある)。
 
 何より気を付けるべきは、コンドーム自体が意志を持って冒険者を襲う場合である。装着した瞬間肉厚になり、女性器さながら締め付け、うねり、蠕動し、バイブする。しかも道具なので性感帯がなくイかせて倒す事ができない。こうなったら身悶えして抜こうといくら力を入れても食い込んで離れず、そのまま呪いのコンドームめがけて発射となる。一刻も早く解呪して取り外さないといけない。
 
 呪いグッズはまず手を出さないのが一番だ。事前に情報を集めて何が呪いグッズかを把握し、迂闊に装着しない予防が肝心である。そしてもし間違って装着してしまったら先行き碌な事にならないので、できるだけ早期に解呪するのが望ましい。
 
 所で、こうした邪悪な呪いグッズでも、使いようによっては役に立つ事がある。まずモノ自体が珍しいので高く売れるし、またコンドームによっては付加価値が付いたりする。たとえば魔法は使えなくなるが中性子コンドーム並みの硬さを備えたコンドーム、といったものもある。つまり何か能力が格段に上がる代わりに呪いを受けて別の何かが不利になるのである。戦略次第で、たとえば魔法を必要としないステージでそういうコンドームをあえてつけて冒険に望むというやり方もある。エンカウントに耐えられれば攻撃力が上がる古代黄金のコンドームを付けるのもいいだろう。ショタコンばかりのステージでは子供に戻るコンドームも逆によいかも知れない。が、いずれにしても高度な戦略と技術が要るので、気を付けて作戦を練った方がいいだろう。安易に手を出すと結局不利になるだけなのだ。
 


コンニャク橋の幽霊【こんにゃくばしのゆうれい】

  種 族:ゴースト
  レベル:E
  得意技:コンニャクコキ、コンニャクフェラ、コンニャク締め/おもちゃ

 奈良県に伝わる幽霊話。その昔、孫兵衛という商人が夜中、小さな石橋を通りかかったところ、そこに女の幽霊が現れた。その女霊、なぜか口にコンニャクをくわえていたという。

 ぞっとする美人幽霊ではあったが、それでも恐怖におののいた孫兵衛は、腰を抜かしながら一心に念仏を唱えた。しかし慌てふためいていたため、念仏が間違えまくってしまい、テンパって噛みまくりの状態だったから、全く効果がなかった。

 幽霊は口にくわえていたコンニャクを駆使して孫兵衛のイチモツを刺激、和服をはだけて乳房の谷間まで覗き見られるように細工して孫兵衛を魅了、あっという間に精を抜き取ってしまったのだという。

 この幽霊、コンニャクのことで夫と揉め、自殺してしまった怨念なのである。なんでも、ダンナが妻を差し置いてコンニャクで抜きまくっていて、カカアよりエエわこりゃってやってしまったのだとか。それは死ぬわ。

 こうして、浮かばれない奥様は若娘の霊となり、恨みのコンニャクで男を絞るようになってしまったのである。

 そんなエロ幽霊が、セックスバトルRPGの世界では初期ステージのザコキャラとして登場する。彼女は単独で登場し、橋の上などごく限られた場所で、冒険者に襲いかかってくる。

 彼女の攻撃は、もっぱらコンニャクを使った攻撃であるが、本番挿入も可能である。

 冒険者が通りかかったところに突然現れ、驚かせて、先制攻撃を仕掛けようとしてくる。なぜか口にくわえたコンニャクを駆使して、冒険者のイチモツをしごきたててくる。そのやわらかな刺激に加えて、女の人にコンニャクでしてもらっているという倒錯と、幽霊という人外の魅力に負け、初心冒険者は高められてしまうわけである。

 コンニャクはオナホ代わりとして昔から重宝されてきたわけであるが、よほどの素人か、逆に熟練オナニストでもないかぎり、コンニャクのしごきにはもはや魅力を感じないだろう。きょうびのオナホールは相当に精巧に作られており、ホンモノには及ばずとも、コンニャクごときは遙かにしのいでいるのである。

 昔の幽霊であるコンニャク橋はそのことに気づかず、相変わらず道具攻撃をしてくるので、攻略はたやすいように思いがちだ。

 だが、コンニャクコキが通用しないと分かると、彼女は責め方を変えてくる。イチモツを口腔にくわえこんで、フェラ攻撃に移ってくる。

 そのふにふにした唇も、激しく動き回る女舌も、コンニャクのようにぷるぷるしている。からみつくコンニャク状の感触は、素人冒険者にとってはなかなかの攻撃力だ。

 ただ、さすがに昔の幽霊のため、今日でいう超絶テクニックのようなものは持ち合わせておらず、ちょっとしたレベルでもあれば克服できるはずだ。ここで負けているようでは冒険者失格とさえいえる。

 彼女のもっとも恐ろしいところは、その怨念の詰まったオソソ攻撃である。

 思い出していただきたい。彼女はダンナにプライドをずたずたにされ、自分のソコをけなされコンニャクに負けたといって死んでいったのである。

 霊というものは、ある程度自分の理想の姿で出現することができる。思念した自己の姿がそのまま精神体として現れるのである。事故死した霊は事故った状態の思いが強く血塗れになり、外見の醜さや年老いたことを苦に自殺した霊は若く美しい姿をとって現れる。

 コンニャク橋は、自分のオソソに対する劣等感の固まりだ。コンニャクの特性を備えつつ、これを遙かに越える具合の良さをとって現れ、もはや生前の、けなされた頃のそれとは比べものにならないほど改造されてしまっている。

 それに、実のところは、生前の若妻だったころ、それほど具合ガバガバだったわけではないのである。ダンナが悪党で、しかもちょっとした夫婦喧嘩のもつれから、「コンニャクの方がいい」と言ってしまっただけなのである。しかしそれを真に受け自殺してしまったので、その改造は徹底してしまっているというわけだ。

 コンニャクのぷるんとした、どこまでもめり込む名器具合は、締めれば締めるほど快楽のどつぼにはまり、一気に冒険者の精力を奪ってしまう。秘技コンニャク締めは、先のステージでモンスタータイプがよく使ってくる名器技なのだが、これを初期ステージで幽霊が駆使してくるのだ。

 しかも、そこにはダンナや男に対する恨み、「そんなにウチのが悪いのけ?」といわんばかりの劣等感が怨念として凝縮されているので、感触だけでなくその精神エネルギーが、冒険者の性感神経をこれでもかとくすぐり、射精に至らしめるのである。男を昇天させ続けることで溜飲を下げ、自信を取り戻そうとする哀しき幽霊なのだ。

 レベルの低い冒険者では、コンニャク締めにはまず歯が立たない。挿入は避け、愛撫攻撃で倒すようにしよう。初期攻撃は大したことがないので、テクニックを磨くにはいい相手だ。

 また、彼女は劣等感の固まりなので、愛撫のさいはしっかりかわいがり、優しい言葉をかけながら愛してあげよう。男を射精させることでは決して満たされず成仏しない幽霊だが、愛されているという思いは彼女を文字通り昇天させ、解放してあげることができる。

 冒険者に襲いかかる幽霊を救うこともまた、キミの大切な使命だ。コンニャクに抜かれることなく、どんどん成仏させていただきたい。


混浴娘【こんよくむすめ】 nm

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:あわおどり、湯船で座位、全身を洗う/密着、イメクラ


 浴場ステージや温泉ステージに頻繁に登場する敵。全裸か大きなタオルを巻いた娘で、冒険者は彼女達と混浴を余儀なくされる。セックスバトルRPGの世界は厳しく、入浴時も戦闘の連続なのである。
 
 混浴娘はおフロ技を得意とする。自分の体に石鹸を塗りたくり、そのまま仰向けの冒険者にのしかかって全身を使って愛撫するあわおどりは絶品。にゅるにゅると柔らかい肌が這い回るだけで、例え挿入していなくても高められる冒険者も多い。また彼女達は特に手のひらに大量の石鹸を取り、素手で冒険者の体を隅々まで洗ってくれる。敏感な所がさすられながらキレイになる代わりに体の奥に溜まった汚れもすっきり外に出るという寸法だ。
 
 また湯船の中でも混浴娘達は容赦なく冒険者にしがみつき、密着して来る。自慢の女体を満遍なくこすり付け、そのまま座位の体勢で挿入だ。お湯の温もりと女の子の温かさ、熱い動きが身も心も温める。密着属性の冒険者にとってはまさにこの混浴場は天国であろう。
 
 全身を使って洗う、あわおどり、座位と、攻撃パターンはシンプルだが、男女混浴という萌えステージに後押しされて彼女達の魅力が格段に上がっている。冒険者が挑む浴場は、混浴というよりかはむしろ女湯に乗り込むというニュアンスが大きい。だから混浴娘達に次から次へと体を洗われ、体の外から内から温められる状態に晒される。複数相手の場合もあるので注意が必要だ。大の男が女湯で淫乱三昧というシチュエーションに鼻血が止まらない、って冒険者がこのステージを攻略するのは至難の業と言える。
 
 混浴娘はこれといった弱点もないが、あわおどりや湯船座位攻撃は少なからず彼女達にもダメージが行っている筈であり、そこを突いて反撃に出ればよい。逆に彼女達の全身を素手で洗ってあげるという位の余裕ができてしまえば、混浴娘恐るるに足らずである。
 




 

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