ダーキニー【だあきにい】

  種 族:神族
  レベル:A
  得意技:魅了、幻影、回復、強化/全属性対応


 ヤクシニーとも言う。情愛と性力の女神。セックス全般に通じる。かつては魔族で、人肉を喰らう鬼であったが、その後ヴィルシャナ(大日如来)に諭され、改心して天女に転身する。裸の美女の姿か白い狐の姿で、悟りの手助けをしたり、前もって死ぬ人間を予知したりする。セックスと死がこれほど近く融合された存在はなく、どちらも似通った象徴性があるのだろう。ダーキニーは快感をむさぼりその肉をむさぼっていた。改心以後は事前に死を告げる性質が残ったが、やはり性愛の象徴も残っているのではないかと思われる。インドではカーリーの侍女として描かれその地位を確立している。
 
 ダーキニーは特に女性の性的な力を司り、生殖の為に惹き付ける力を司る。その為ダーキニーは女性達の肉体の魅力と器官の甘美さを増幅させる力を持っていると考えられる。もちろん自らも至高の肉体を備え、大変な魅力を放っている。女の性力、つまり香り、肌触り、やわらかさ、アソコの具合…そして何よりもその気性が、女の魅力だ。ダーキニーはそれらの魅惑的な性質を女性達の中で増大させたり、自分自身を最高レベルに保ったりする。
 
 その為ダーキニーは、他の敵と行動を共にしている時は厄介な相手になる。仲間の性的な魅力を増大させ、精力と攻撃力を上げる事ができるからだ。強化の光を放って仲間を強力にしてしまうと冒険者の戦局はかなり危うくなるだろう。
 
 しかしダーキニー自身も相当強力な魅力を備えた女神様で、肌の質感もアソコの具合も、何より男に心を許させる甘く優しい女性的な「気持ち」が、冒険者の精力を容赦なく削って行く。ダーキニーは補助戦闘でも実戦でも威力を発揮する女神さまなのだ。
 
 ダーキニーは少なくともプチボスクラスの強豪であり、まず冒険者はダーキニーの配下の女性達と戦う事になる。彼女達はダーキニーの神通力で強化されているから侮れない。例え人間でも超人並の実力を発揮するだろう。彼女達は主人の為に身を挺しており、冒険者を見つけては犯そうと血眼になって仲間と共に徘徊しているので、集団戦となる事が多い。
 
 やっとの思いでダーキニーの元に辿り着けたとしても、極上の女神様のお出ましについたじろいでしまう。彼女は女の魅力の具現なので、あっという間に魅了され脱力してされるがままになってしまう。彼女の傍には選び抜かれた従者達が控えていて、戦闘ターンを重ねるごとに従者達の性的な魅力や実力を強化する。早めに倒さなければ実力の開きはますます大きくなる。しかし女神様相手なので魅了されやすく、短期決戦が難しいのも事実だ。魅了から覚めた時にはもう全員魔族クラスにまで強化されている場合もある。無論その間ずっと一方的に責められていたのだからかなりピンチだ。
 
 ダーキニーは自分自身の色香で冒険者を惑わし、従者達を使って集団逆レイプを楽しむが、それだけでなく冒険者の萌え属性に合致した幻影を飛ばす事もできる。手フェチなら女の手だけの幻影を飛ばして全身愛撫させるし、ロリコン冒険者には裸の幼女に囲まれるようセッティングがなされる。これでますます冒険者は魅了状態から抜けにくくなる。よほどの精神力がなければ最初のターンから魅了されそのまま我に帰る事無く発射となるだろう。
 
 また、実力に自信のある冒険者でもダーキニーは厄介な相手となる。彼女は何度でも回復してしまうのだ。尽きる事のない神通力を使って、自分自身と仲間の精力を回復させてしまう。只でさえ長引けば強化される仲間達なのに回復まで付いて回るのだ。よしんば仲間を全員倒しても補充され、ダーキニー自身も強力な回復をしてしまう。中々ゴールが見えず、先に行く程戦局が厳しくなるのだから、長期苦戦は避けられないだろう。
 
 さらにダーキニーは、プチボスとして自分の居城にいるだけでなく、もっと強力なステージにおいて同程度の敵と一緒に行動する事もある。その場合仲間は人間や精霊の従者ではなく魔族や神族といった強力な相手となる。しかも強化機能と回復機能は健在。ラスボスがいるステージではダーキニー程の厄介な相手でも雑魚キャラとして登場するだろう。
 
 対処法はまず自分が高レベルである事が前提で、その上で魅了に抗い従者達を次々倒した上、回復が追い付かない高い攻撃力を発揮しよう。従者は次々補充されるが、強化は一からやり直しとなるので、従者を先に倒した方がまだましなのだ。その上でダーキニーにも絶えず快感攻撃を繰り出すしかない。回復が追いつくような弱い攻撃ではダメだ。
 
 さらに上級のステージでのザコとしてのダーキニーが相手の場合、仲間も強力な事が多い為、真っ先にダーキニーを倒す作戦の方がよい。そういうステージでは彼女は回復役や強化役として用いられているので、先に倒して置かないといけないのだ。もと魔族だけあって淫と陽の両方を持ち合わせた強敵だ。神通力も魔力も使いこなせる。
 


ダークエルフ【だあくえるふ】


エルフ
 


大蛇【だいじゃ】

  種 族:妖怪
  レベル:C
  得意技:包み込む、ローション密着/集団、密着


 古来より特に日本は蛇を神聖なものとみなす風習があり、その象徴が巨大な大蛇である。現実のアフリカニシキヘビあたりも大きく強暴だが、伝説の大蛇はその数倍もの大きさがある怪獣だ。ニシキヘビの攻撃は飲むよりも巻き付いて骨折や内臓破裂を誘うが、妖怪大蛇は生きたまま丸ごと飲み込む。多くの地でそのような伝説の大蛇があがめられ、祭られていたが、生贄の慣習が付きまとう事も多かった。
 
 大蛇は守り神として地域に利益を与えるか、少なくとも村人を襲わない約束をする代わりに、若い娘を犠牲に差し出す事を要求する。毎年いたいけな年頃の女の子達が犠牲に捧げられ、大蛇は彼女達を飲み込んでいたと伝えられる。英雄伝も多く大蛇退治は定番と言っても過言ではない。
 
 さて、娘達を昔から飲み続け、消化し続けて来た大蛇は、段々彼女達の怨念の重圧に押されて行く。そりゃあ無念の内に死んで行った若い女の念も数百年、数千人と蓄積されれば、いくら妖力あらたかな大蛇でも気圧されしようというものだ。そしてついに娘達の念が大蛇の威力を上回ると、大蛇の意志は完全に彼女達に乗っ取られ、彼女達の意志によって別の性質の妖怪に変貌する。
 
 この大蛇が襲うのはもはや女ではなく若い男である。男を一飲みにし、胃の中で精気を抜き取りながら骨まで消化する。大蛇の体内は女体のように柔らかくぬめっとしていて、金属や繊維質の物はあっという間に溶かしてしまう。つまり鎧を着ていようが服を着ていようがすぐに丸裸にされてしまう。そして娘達の怨念が美少女の姿となってあらわれ、裸の男に体内で群がる。グニグニした空間の中でピチピチの女の子達に密着されながら、男は快感の中で妖怪に精をひっきりなしに提供し、一滴残らず出し終わる頃には肉体も溶け、骨になってしまう。最後にその骨を砕いて消化すると何も残らない。丸ごと栄養にしてしまうのだ。
 
 という訳で、グロテスクな巨大蛇が目の前にあらわれたからといって、セックスバトルには関係ないと思っていると大変な目に遭う。大蛇は冒険者を見つけるとものすごいスピードで追って来る。走って逃げられるものではない。あっという間にすっぽり飲み込まれてしまう。中には半透明の美少女達が待ち構えていて早速冒険者を包み込んでしまう。
 
 逃げられない空間の中でガッチリ周りを取り囲まれ、容赦なくスベスベの柔らかい肌をこすりつけられ、消化液のヌルヌルがローションのように快感を高める。アソコはひっきりなしに彼女達の熱い壷に収められぐいぐい揉みしだかれる。反撃しようにもうまく身動きが取れない上美少女達の連携プレイでほとんど一方的に責められるから、並みの冒険者では太刀打ちできずに大蛇に消化されてしまうだろう。
 
 狭い空間の中で密着されて大蛇本体が蠢くと女体おしくらまんじゅう攻撃が威力を増す。体中をスベスベの肌が這い回り女体のやわらかさと弾力で揉みしだかれるとまるで全身が男根になってしまったみたいな恍惚に陥る。蛇から脱出しようとしてもがっちりしがみつかれているから抜け出せない。ヘタに悪あがきをすれば蠢く柔肌の感触に余計に翻弄されるだけだ。
 
 冒険者に群がる美少女達は犠牲者の怨念であり、彼女達をいくら責めてみてもまったくダメージにはならない。彼女達はいわば消化液の一部なのであり、そこに性感帯はないのである。だから大蛇から抜け出すにはやはり大蛇本体を攻撃しないとだめだ。ヒダヒダのぬめった体内はまさに肉壷だ。つまり大蛇の腹の中で内側の壁を手でスリスリしてあげるのが攻略法。美少女幻影はこの際無視しよう。
 
 大蛇が感じると激しく蠢き、美少女達の攻撃力が増す。しかし娘達と共に冒険者の体はどんどん尻尾の方へと移動して行く。この妖怪が果てると同時に冒険者はタマゴのように外へ排出されてしまう。そして満足した大蛇は冒険者を置いてさっさとどこかに行ってしまうのである。性的に満足させてくれたから消化は見逃してやるといった感じだ。両手でさするテクニックとかプレジャーボルトのような魔法攻撃が大蛇には良く効くと言える。
 


対男性用武器【たいだんせいようぶき】

  種 族:メカ・魔法媒体
  レベル:E〜B
  得意技:イロイロ/おもちゃ


 セックスバトルRPGで女敵達は時々道具攻撃を繰り出す。それを総称して対男性用武器という。いわゆる大人のおもちゃであり、男を感じさせる為の文字通り武器なのである。
 
 一般的なものはバイブレーターだが、男性用という事でオナホール型のものが多い。バイブがついていないオナホールやカップラーメンの他にゴムで包み込んで振動を与えるものもある。アナル用のバイブも人気だ。フェラチオを模したものもあるし手コキを再現したものもある。ローション手袋も強力だ。
 
 敵によって、また冒険者の属性によってさまざまな武器が用いられる。敵達は自分と相性の合った、使いやすい道具を携え、戦闘中おもむろに取り出す。また、冒険者の属性を知っているなら、それに最適な道具を使う娘もいる。その武器が冒険者のツボに嵌るものであれば、それだけダメージが大きくなるだろう。
 
 亀頭が感じる冒険者には標準バイブがあてがわれる。振動する刺激が亀頭や裏スジに襲い掛かり、一気に精力を消費してしまうだろう。この場合対男性用武器は補助的な役割という意味合いが大きく、結局それが決め手とはならないが女の肉体そのものがトドメを刺し、冒険者の精を奪ってしまう事になる。
 
 ペニスをスッポリ包み込むオナホール型には要注意だ。快感ダメージも大きく、種類も豊富だし、補助的な役割というよりはそれ自体が決め手となって敗北を喫する事になるからである。形状が女性器そのものに模してあるものから、バイブつきのものまで、色も形も機能も豊富である。これをペニスにはめ込み、もの凄いスピードで扱きたててダメージを与えるタイプは、締め付け方もやわらかさもホンモノそっくりに計算して作られている。しかも手でハイスピード攻撃を繰り出す為、扱き効果もバツグンだ。
 
 それだけではない。機械化され、バイブ標準搭載型のものはペニス全体を快感の坩堝に晒すし、モノによっては自動蠕動装置がついていたり、はたまた吸着型の物、呪いが掛かったものまであるのだ。こういう高度なオナホールを使われると、一定の確率で武器が取れなくなり、装着中ひっきりなしに精力を消費する危険性がある。こういうものに引っかかったら専門家に外してもらうなり、小型の解体機を使うしかない。呪いが掛かったものは解呪してからでないとはずせない。
 
 ペニスを丸ごと包み込むゴム製品も厄介だ。コンドームのようにピッタリ張り付き、内部は薄いシリコンが柔らかく締め付ける。その上スイッチを入れれば数種類にランダム変化するバイブが棒全体をかわいがって、慣れない冒険者を絶頂に追いやる。S系の女性がよく使う武器であり、ベルトがついているのが普通だ。つまり装着されると同時にベルトも固定され鍵をかけられる事もしばしば。専門家に外してもらうまで一定のダメージを受け続ける。さらに、この手の武器の特徴はイチモツの形状をそっくり外に露出する事だ。つまり、対男性用武器でダメージを与えながら挿入攻撃を繰り出す事だってできるのだ。こうなるとダブルダメージで冒険者はひとたまりもない。
 
 アナル用、フェラ用、手コキ用も開発されている。冒険者の属性に合わせて、さまざまな武器が登場するだろう。たかがおもちゃと侮るなかれ、一番感じるように設計され作られているうえ、中には魔性の道具や禁断の武器まであるのである。場合によっては手フェチでもないのに手の属性が開発されることだってある。女の手のやわらかさに加え、ローションが滲み出て手コキのいやらしさと甘美さを存分に味わわせる。指先の器用な動きが容赦なく精力を削る。中にはバイブつきのものもあり、手コキのよさとバイブの良さを一度に味わいながらイチモツ全体を包み込まれてゲームオーバーだ。
 
 対男性用武器のいやらしいところは、複数の敵が複数箇所に一度に駆使する事ができる点だろう。オナホールタイプがイチモツに、フェラタイプが玉袋に、アナルタイプがお尻に、そしてローション手袋が冒険者の全身を這いまわる。大勢の敵が一度に対男性用武器で襲い掛かってくれば、彼女達の体だけでなくおもちゃ攻撃にも気をつけなくてはいけなくなるのだ。
 
 おもちゃが登場する戦いでは、女性の本来の強さにこの武器が加わり鬼に金棒だったりするし、対男性用武器を駆使するのが得意な敵もいる。掃除娘はこの武器のエキスパートである。戦隊ステージなんかでもよく登場する。絶妙なタイミングでの道具攻撃は、冒険者を思わぬ甘い罠へといざなう。
 
 また上級ステージともなれば武器に魔力が加わり、人間の科学では為しえないようなさまざまな効果も可能となる。超小型の機械が体内に入って直接前立腺を刺激したり、オナホールそのものが意志を持って冒険者に襲い掛かる場合もある。微弱の電気で性感神経を刺激するタイプまである。ここまで来るともはやたんなる道具ではなく、立派な敵としてくくらなければならないだろう。
 
 対男性用武器の種類は、千差万別だけに強さもイロイロだが、真に強い敵はこうした武器を捨て、みずからの肉体と魔力だけを武器にする。つまりある程度上級なステージで比較的弱い敵が使用するのだが、それ以上となるとあまり登場しなくなる。真の強者にとって、冒険者を射精させるには道具に頼らずとも十分だし、却って邪魔になるのだ。その為、冒険者が勇者クラスにまで強くなり、対男性用武器に耐性がつく頃には、もう道具の脅威からは名実ともに卒業となるのである。だから、初級冒険者から中級冒険者まで、さまざまな武器に悩まされる事も多いとは思うが、必死に耐え抜いてこのおもちゃを克服し、さらに上を目指すしか道はないといえるだろう。
 


高女【たかおんな】

  種 族:妖怪
  レベル:E
  得意技:巻きつき、聳動/属性なし

 昔の遊郭に出現したとされる妖怪。2階まで胴体が長く伸び、突然にゅっと現れては、男たちを驚かせるという。

 男たちを驚かせることにどんな意味があるのか、深いところまでは不明であるが、一説によると、生前容姿が醜いとされ、世の男性に相手にされなかったので、死んだあとも浮かばれずに遊郭の二階を覗いては人を聳動せしめるのだとか。

 いやいや、ねえさん…驚かせたって、なにもないですよ…いくら自分がモテないからって、そんな嫌がらせをせんでも。草も生えねーよwwwというくらいにやってることがちぐはぐでんがな。

 醜いから相手にされなかったという伝説になっているが、当時の美人というのは、細くつり上がった目、ひょろ長い顔、唇は厚いがおちょぼ、高い鼻に、真っ白い肌というものである。その逆というと、小顔で目はぱっちり、薄い唇にバランスのとれた大きさの口。うむ。アイドルではないか。

 そもそも、醜女のことをブスというが、ブスとは附子と書き、トリカブトの猛毒に冒されて「表情がなくなった」状態をいうのである。感情表現が豊かで、よく笑う女性は少なくともブスではないということになる。相手にされなかったのは、そういうところだったはずだ。

 そんな高女、初級ステージに登場するが、彼女はコンプレックスの固まりであり、冒険者が現れても、すぐには戦闘状態にならない。真っ向から戦いを挑もうとせず、まずは様々な手を使って、冒険者の行動を制限してこようとする。

 最も多く使われる手が、長く伸びて突然近づいてきて、びっくりさせる手である。この「驚き」の状態異常によって、冒険者は一ターン行動不能になる。そして、頻繁にこの聳動を使用してくるので、時々もどかしく思うこともあるだろう。

 しかし、行動不能になっている間、高女は2ターンの攻撃をしてくるので、初級冒険者にはなかなかやっかいなはずだ。通常受けるダメージが2倍になるのだ。

 高女と戦闘するときには、ターン数のかかる大技は使わない方がいい。いざ使用する段階で聳動され、大技の発動ができなくなってしまうことがよく起こるからである。また、こまめに回復して、行動不能の間のダメージが深刻にならないようにするよう、注意を払った方がいいだろう。

 高女は、下半身をにゅっと長く伸ばすことができ、その柔軟な足部分で冒険者に巻きつき、身動きがとれない状態にしてから、一方的に攻撃を加えることもある。これにも注意が必要だ。

 一方的に絞られてしまって、精力が少ない冒険者では、高女に精を提供してしまうことにもなりかねない。いち早くもがいて拘束を振りほどき、反撃に出よう。

 低級な妖怪なので、普通の攻撃で十分倒せるはずである。手や舌やイチモツのテクニックをお見舞いしてやろう。

 彼女はコンプレックスの固まりだ。自分が醜いから相手にされなかったのだと思い込んでいる。存分に相手にして悦ばせ、彼女に自信を持たせることができれば、高女としての存在意義を打ち消すことができ、妖力を激減させることもできる。浮かばれなかった妖怪に愛を与え、文字どおり昇天させてやるがよかろう。


滝夜叉姫【たきやしゃひめ】

  種 族:魔族
  レベル:C
  得意技:魅了、幻覚、首を伸ばす、分身、空中から集中攻撃/フェラ、集団


 平将門の娘で、父の恨みを晴らすべく怨念の塊となって、ついに妖術を得る。怨念はスパイラルとなって増幅するから、滝夜叉姫も永遠の若さと妖しい美を手にし、膨大な妖力を蓄え、その後妖怪さえ超えて魔族の仲間入りする。彼女は朝廷の国、すなわち日本をあの手この手で落としいれようと長年にわたって画策し続け、時代時代ごとに世を乱している。人間どもの愚かな行為に妖術を加えて拍車をかけ、その結果として生じる災難の度合いを強めることによって、滝夜叉姫は現代社会にさえ暗い影を落とし続けるのである。でも袴っ娘。

 滝夜叉姫は中盤ステージに登場する。巫女姿で、白い上着に真っ赤な袴がとってもキュートだ。それでいて白い肌に赤い口、ピンクのアイシャドウが妖しい色気も醸し出している。

 SBRPGなのでセックス攻撃はくり出すものの、滝夜叉姫は怨念の塊のため、防御力が極端に高いのが特徴だ。えっちを楽しむつもりなどはじめからなく、男たちを快楽の淵に落としてあわよくば子作りに悪影響を及ぼそうとしているに過ぎない。そのため、攻撃力も苛烈なものとなっている。

 エンカウントしたら冒険者はまず、上着をはだけて乳房をあらわにした赤袴、滝夜叉姫の美しく妖しい姿に心臓が高鳴ってしまう。これは、彼女を見た者を一目惚れさせるための妖気が働いているのであり、その姿を見れば見るほどどんどん深みにはまっていくことになる。

 滝夜叉姫はさまざまな幻術で冒険者を惑わす。冒険者好みの娘の幻覚を出して見せたり、さらに空間にいやらしいホログラフをたくさん出して興奮させたりしてくる。まるで乱交パーティの一員になっているかのような錯覚を受けてしまい、快感も倍増だ。

 滝夜叉姫の首はろくろ首であり、突然天まで首が伸びたかと思うと、冒険者の全身にスベスベとまとわりついてくる。首もきめ細かい柔肌であり、全身こすられるとダメージになる。その上で執拗なフェラ攻撃がお見舞いされてしまう。その舌まで長く、任意で分岐させることもでき、数本に分かれた舌がイチモツの感じるところすべてを同時に責めることもできる。

 さらに彼女は妖術を使って分身も可能である。幻覚まで含めれば無限に増えるが、実体を伴う分身は3人までである。これで全身くまなくナメ攻撃にさらされ、スベスベの手が這い回って発射となる。首が冒険者の手足を拘束すると致命的だ。本体と分身体、合計4人に徹底的にいたぶられ、その様子を大勢の幻影滝夜叉姫がじっと見ている光景に、つい冒険者も酔ってしまうというわけだ。

 もし冒険者がある程度のレベルを誇っていれば、その強さを察知した滝夜叉姫は姑息な手段に出る。首を伸ばしたままものすごいスピードで空を飛び、ハゲタカのように急降下しては快感ダメージを与えて、すぐさま空中に逃げてしまう。冒険者に捕まらないようにしながら、ヒット&アウェイ攻撃でジワジワ精を吸い取っていくのだ。

 滝夜叉姫に抜かれてしまうとその怨念が体内を支配し、恨みの塊となって極左破壊活動に加担する人生を歩むことになる。そこまで洗脳されなくても、遺伝子に組み込まれた恨みのエネルギーは、冒険者の将来の子孫にマイナスの影響をおよぼしてしまう。社会に仇なす孫を持ちたくなければ、滝夜叉姫の体で絶頂しないほうがいい。

 滝夜叉姫は素で強い敵ではあるが、ある程度のレベルがあれば勝てる相手だ。実力の上で勝っていれば、種々の妖術をなんとかすればいいだけである。魅了と幻覚だけはどうしようもないので、あまり長時間戦わないよう気をつけるしかない。首を伸ばしてきた時は、まず拘束を避けるようにつとめ、首から下に何とかたどり着いて愛撫攻撃を仕掛けよう。

 厄介なのは空中から攻撃してくる場合である。舞空術はダメだ。スピードではかなわず、捕まえられない。上下左右前後すべてを責めまくられて終わりである。むしろ反射神経を鍛え、相手がヒットしてきたタイミングをすばやく掴んで、滝夜叉姫を捕まえてしまう方が有効である。そして、敵の分身を誘うべし。分身は攻撃力を高めるものの、じつは防御力と精力を4分の1に分散させてしまう。「4人になったのは失敗だったな!」と、一番近い滝夜叉姫に挿入攻撃だ。1人果てると全員消えてしまう。分身時こそチャンスととらえよう。
 


ダッチワイフ【だっちわいふ】 nm

  種 族:メカ・魔法媒体
  レベル:E〜C
  得意技:吸引締め付け/おもちゃ

 
 元々はただの風船、女の形した風船である。ただ、口とアソコの部分が、やわらかく吸着してくるように作られている。男達はこの風船を恋人だと思って夜を過ごす。抱き締め、本番をする。初級の物言わぬ慰み者であり、つまりは簡単なおもちゃだ。
 
 セックスバトルRPGの世界では、ダッチワイフは敵として登場する。魔力を注入され、男をみずから悦ばせるよう設計された魔性のおもちゃとなる。彼女達の多くは意思を持たないが、命令を忠実にこなす魔法媒体である。
 
 初級ステージでは、中に空気が詰まったグロテスクなおもちゃがフワリフワリと飛んできて、冒険者に張り付く。そして口か股間でイチモツを飲み込む。この手合いは意志も目的もなく、ただ命令者の意図どおりに動くだけの物体に過ぎない。もちろん攻撃力もさほど強くはない。ある程度女性慣れした冒険者なら苦もなく耐え切れるだろう。一定時間で魔力が切れるので、そうなれば勝手に空気が抜け、へなへなのビニールの固まりになる。初級ダッチワイフの攻略はどの冒険者にとっても問題ではない。精々おもちゃ大好き冒険者がツボにはまってほだされないよう気をつければ済むだろう。
 
 ダッチワイフにもいくつかの種類があり、ステージを進めばそれだけ強化された敵が襲い掛かってくることになる。本当に気をつけるべきはこういう強力なダッチワイフだろう。歩行したり言葉を話したり、魔力の設計どおりに彼女達は動くし、先のステージであればそれだけ多くの魔力が注入され、それだけ強化されるのである。
 
 量産型のダッチワイフは、只の風船型のものもあれば、フェラチオ専門の首だけのダッチワイフもいる。この手のダッチは冒険者の股間にひたすら張り付いて舐め回してくる。フェラ属性が入っている人はこの首だけダッチに気を付けないといけない。
 
 また、締め付け方もどんどん甘美になる。絶妙な蠢きやヒダが備え付けられ、名器ダッチが冒険者を抜きまくる。さらに上のステージになればバイブや蠕動機能を備えた相手もいる。
 
 ダッチワイフも進化するところまで進化すれば、もはや人間とあまり区別がつかなくなる。只の風船ではなくなり、全身に質感と肉質を備え、ホンモノの女性と同じような、あるいはそれ以上にキメの細かい肌触りを全身に備え、特殊シリコンで吸い付くような肢体を備えた、リアルドールまでいる。
 
 ここまでになると、この魔法媒体も強力な敵となる。本物以上の肉体を備えたダッチワイフが量産され、中級のステージを歩き回る。人間のようにリアルな顔立ちだが無表情なダッチたちが冒険者を探し出し、容赦なく抱き付いて来る。その手の感触も太ももの感触も、お尻の穴や口の中まで、しっかり繊細に作られている。リアルドールの手コキに果てた冒険者も少なくはない。
 
 さらに、その女性器は細心の注意が払われ、ナマの質感と締め付け、蠕動、モノによってはバイブまで、快感の機能がふんだんに使われている。ダッチワイフの特徴である吸い付くような締め付けに加え、絶妙な感触でチンチンをかわいがってくれるのである。只の作り物とナメて掛かり、うっかり不用心にはめ込んでしまうと後悔する事になる。
 
 ダッチワイフの特徴は、やはり量産されているという事だろう。つまり一度に数多くのダッチワイフが襲い掛かることも珍しくはない。あるステージでは小部屋のトラップがあり、そこにびっしり無機質なリアルドールが置かれているらしい。そのすべての攻撃に耐えぬかなければ扉は開かない。部屋の作りはさまざまで、洋室もあれば和室もあり、寝室もあればリビングもある。そこに寝ていたり座っていたりする無表情のダッチたちが、冒険者が入ってきた瞬間一度に動き出すのである。
 
 ダッチワイフは魔法媒体で、そのものには生命がない。性感帯も用意されないことが多い。そのため、対処法はひたすら耐える事に尽きる。ただし上級冒険者なら、相手に宿っている魔力を削って動きを止めてしまうことも可能だ。ようはダッチワイフに込められた魔力が尽きればよいのである。
 
 ダッチワイフに情を移さなければ、リアルドールほどの強力タイプでも恐れる心配はない。だが、強力な魔法媒体になれば、表情は変わらないけれども言葉責めもできるし、中には魅了されてしまう冒険者もいるだろう。だがしょせんは作り物、心を奪われて体を預けるなんて事はしないように気をつけたいものである。
 


玉梓【たまあずさ】

  種 族:魔族
  レベル:B
  得意技:ゴーストを操る、毒婦軍団を操る、魅了、弱体化、戦意喪失、精通の瞳、通常ダメージを受けつけない/思春期、姉、集団、しっとり癒し、密着


 日本発祥のたいへん美しい妖婦。その昔偉い人をたぶらかした廉で、当時の名士里見義実に処刑される。玉梓は処刑間際、里見家末代まで呪い抜くことを心に誓って、死後怨霊となる。たいへんな恨みのエネルギーによってあっという間に魔性を得、ゴーストから魔族の仲間入りを果たした。人間の生き血によって永遠の若さと美貌を手に入れ、通常の武器では傷ひとつつかないアンデッドと化し、さまざまな高度な妖術で呪いを遂行し続ける。しかし、奇妙な人間関係のすえ、玉梓は実の息子に打ち倒されることになる。

 玉梓は魔界のような高度なステージに登場する通常敵か、さもなくば中級ステージのプチボスとなる。怨念によってたいへんな妖力を秘めており、一筋縄では倒せない。玉梓には数多くの従者がおり、男に恨みを抱く性霊たちを次々引き寄せては、自分の目的のために使用する。冒険者はまず、妖しい幽霊たちを相手に戦わなければならない。

 しかし、ゴーストたちを相手に音を上げているようでは、玉梓のところにはどうあってもたどり着けないだろう。彼女たちはひっきりなしに冒険者と結合し続けることによって、精力を削る役目しか持っていない。玉梓の息がかかった特殊な技などは何もなく、普通の性霊にすぎないのだ。その代わり数が多く、冒険者は四六時中性霊との挿入感にさいなまれることになるだろう。

 これにめげることなくステージを進むと、玉梓は次の手を打ってくる。従者の一人、浜路をリーダーとする毒婦軍団を冒険者のもとに派遣する。麗しい和服に身を包んだ腰元たちが静々と冒険者に迫ってくるが、ここからが玉梓の妖気の本領発揮というべきだ。彼女たちは、吐く息も愛液も、体液呼気すべてが淫毒そのもの。これを身に受けた男は激しく欲情し、イキやすい体になってしまう。

 腰元は数千はおり、10人以上が一塊として冒険者にエンカウントしてくるわけだ。強烈な淫気のなかでなまめかしい淫婦たちと戦わなければならず、実力のない冒険者はあっという間に淫気淫液を全身に浴びて立ち往生、最後の一滴まで吸い上げられて地獄イキ決定である。実力はゴーストの比ではない。

 どうにか毒婦軍団を乗り越えれば、いよいよ玉梓の出番だ。彼女は淫毒の回っている冒険者に容赦なく妖気を浴びせかける。その美しい姿で冒険者の脳内を犯し、玉梓の魅力に心奪われるよう洗脳妖気が絶えず働きかける。気を抜くとあっという間に彼女の虜だ。

 さらに同時に、玉梓は淫毒とは別の弱体化攻撃を仕掛ける。全身の性感神経が開発され、同時にイチモツの攻撃力も下げられてしまう。妖しく冒険者に近づいてきた玉梓は、凄艶な両手で男のほおをなで上げる。そのぞっとする心地よい感触に冒険者は脱力し、一定時間戦意を喪失してしまう。反撃できず、快感に防御することもかなわず、彼女の妖しい動きをダイレクトに受け入れてしまうのである。それなりの実力がある冒険者でも、この段階で優しい手や舌に発射となる。

 さらに、玉梓と眼を合わせると大変なことになる。戦闘中は絶対に彼女の目を見てはいけない。目が合うと、その魔性の視線が冒険者の体を犯しつくす。視線でつながった瞬間、玉梓は冒険者の肉体に影響をおよぼし、精液が尿道出口付近まで強制的に流れてしまうのだ。これは、パンパンに満たされた精巣から精液があふれ出し、脈打ちなしに尿道まで流れてきている状態である。

 こうなってしまうと、ふたたび精液を奥へ押し戻すのは至難の業である。よほど抑制の効いたこらえ方で全力で押し戻さなければならない。だが、これはイチモツが誰にも触られていないのにイク寸前の強烈な快感が股間を駆け巡っている状態である。ほっておけばそこから何秒かで脈打ちが始まる。ギリギリのところで脈打ちを押さえて体液を押し戻すか、惰性のまま射精してしまうか、微妙な調整が必要な追いつめられた状態である。そこへきて玉梓が容赦なく手コキなどで激しく攻撃してくるのだから、射精をこらえるのはきわめて難しいといわざるをえない。

 玉梓の一番厄介なところは、こちらからのダメージをほとんど無効化してしまうところである。手で責めようが挿入しようが、玉梓は高らかに笑うのみで、いっさいダメージを受けない。そして魔族ならではの蠕動する膣と精通の瞳でトドメを刺されてしまうのである。戦意喪失で一方的に責め、魅了と弱体化で攻撃力防御力を落とし、危険な視線で精力を一気に1にまで下げてしまう…プチボスとしてはたいへん厄介な部類といえよう。

 玉梓を倒そうというなら、少なくともゴーストは瞬殺できる実力がなければならない。それでやっと毒婦腰元集団と対等に渡り合えるだろう。そこで経験を積んで強くなり、玉梓に立ち向かうべし。

 玉梓はきわめて強力な妖婦だ。さまざまな妖術を使って冒険者を射精に導く。ある程度魔法障壁で防ぐことはできるものの、直接触れる戦意喪失は避けきれず、また精通の瞳は強力すぎるので防ぎきれない。絶対に相手の目を見ないことである。

 何より厄介なのは、通常の攻撃はいっさい通用しないということである。PVや魔法もほとんどダメージにはならない。玉梓は、光の神の刻印が押された特殊なコンドームでしか、ダメージを与えることができない。だから、冒険者はゴーストや毒婦と戦いながら、伝説のコンドームを見つけ、戦闘時にこれを装着して戦う必要がある。それがないと玉梓は完全に無敵となり、太刀打ちできない。強力な魔法がわずかに通用するものの、きわめて効率が悪いので、やはり武器探しをしたほうが得策だ。

 しかし、玉梓はすぐれた攻撃や補助魔法を駆使し、特殊なコンドームでしか感じない厄介な相手だが、このコンドームを手に入れて装着すれば、戦局は一転する。玉梓本人は、じつは強くないのである。たしかに精通の瞳などの強力な妖術が襲い掛かるが、またその膣も魔性を得てはいるが、光の神のコンドームで突き上げると玉梓は相当大きなダメージを受ける。数分突くだけで、彼女はあっさり果ててしまうのである。つまり伝説のコンドームによって玉梓の鉄壁の守りを打ち破ってしまいさえすれば、彼女の精力はきわめて低く、またコンドームの神通力が通常以上の大ダメージを玉梓に与えることになり、簡単に倒せるのである。

 それまでの間、敵の妖術にはまらなければ、勇者クラスの冒険者なら攻略できる。玉梓が敵となる場合は、やはりこのコンドームをアイテムとして持っておくほうがいい。コツをつかんでしまえば十分倒せる相手である。
 


玉藻前【たまものまえ】


妖狐
 


ダンサー【だんさあ】

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:セクシーダンス、フォークダンス、、ハワイアンダンス、サンバダンス、ランバダダンス/密着、イメクラ


 さまざまなダンスをマスターした女性。その鍛え抜かれたしなやかな動きが彼女達の魅力だ。ダンスの種類も数多いが、特にセクシーさを強調するようなものを得意としている。中には数種類ものダンスを体得した女性もいるが、多くは一つのダンスを極めている。
 
 ダンサーはそれぞれのステージで待ち構えている。雑魚キャラもいるが、ダンスのエキスパートとして特化したステージにいることも多い。ハワイっぽいステージではハワイアンダンサー達がいる、といった具合だ。
 
 ダンサー達のコスチュームもある程度決まっているが、決まっていない場合もある。コスチュームが決まっているタイプの方が強力といえる。それだけはっきりしたダンスの特長があるからだ。
 
 通常の弱いダンサー達は初級ステージの随所に登場する。彼女達の得意技は、セクシーなダンスを冒険者に見せ付けて魅了することだ。滑らかな動き、しなやかなスタイル、ゆっくりまたは激しく動く腰使い、ブレイクダンスのように体のあちこちを回転しながら見せつけるのもある。これで女体のあちこちを見せ付けられ、そのなまめかしい動きに翻弄され、女の良さを精神に刻み付けられてしまうと、その後の戦闘が不利になってしまう。さっきまで冒険者を誘っていた美女を抱く事になるのだから。心奪われては未来はない。
 
 しかし、こうした攻撃はまだ序の口だ。セクシーダンスでの魅了攻撃も、慣れて来れば堪える事ができる。自分のチャームポイントを強調して相手を魅了するのは、初級ステージで出て来るヒューマンタイプの特徴の一つだが、これを克服してしまえば、初級ダンサーは恐るるに足りない。もっと怖いのは、セクシーなダンスを身に付け実践で生かすことのできる強豪ダンサーたちだ。初級ダンサーはダンスは得意だが、それを実践に生かせる段階にはない。強豪はダンスで培った動きをそのまま使うことができ、冒険者を魅了する以上の攻撃を繰り出す。
 
 冒険者を巻き込むダンス攻撃の中で一番初歩的なのがフォークダンスである。冒険者の多くはかつてクラスメイトと恥らいながらフォークダンスを経験した筈であり、その懐かしさとブルマ娘のまぶしい足を髣髴とさせる。あの頃のセクシーな体験が今再び蘇る。だが、ここでのフォークダンスはもっとロコツで、ピッタリ体を押し付けたりぎゅっと手を握り締めたりしてくる。特に大人数の場合理不尽なシチュが設定されたりして冒険者に不利に働きかねないので、たかがフォークダンスと侮るべきではない。
 
 バレエダンサーも魅力的だ。その華奢な肢体としなやかな柔軟性が多くの冒険者を魅了し、さらにその鍛え抜かれた柔軟さを発揮して数多くのアクロバット攻撃を繰り出してくる。彼女と一緒に踊る羽目になったら不意の挿入などの攻撃に注意。
 
 だが、もっと強烈なダンサーは、ハワイアン、サンバ、ランバダである。この三種類は特に腰が鍛えぬかれ、その動きはセクシーさを何倍にも増大させる。魅了効果もバツグンだが、何より冒険者を巻き込んで快感の踊りで翻弄するいやらしさがある。この手のダンサーに挑むならある程度の経験を積んでからにしよう。
 
 ハワイアンな動きには二種類あり、ゆっくり腰をくねらせるなまめかしい腰使いと、火のように激しく揺り動かすタイプがある。冒険者の状態によって彼女達はダンスを使い分ける。イチモツを飲み込んだままあのくねるような腰フリで下半身をこねくり回し、ゆっくり優しく精力を削る。そしてしまいにはパーカッションのリズムに合わせて一気に小刻みな腰使いを披露し、立位のまま冒険者にトドメを刺すのだ。
 
 サンバダンサーもかなりセクシーな格好だ。ブラとパンツ、羽などの装飾以外はナイスバディを惜しげもなく露出している。開放感に溢れたカーニバルでは乳房を露出させて平然としている娘もいる。こんな相手に囲まれて片足ずつ震わせながら足を出す独特の動きに翻弄される事になる。もちろん腰の動きも絶妙だ。ハワイアンに負けず劣らず、多くの冒険者が彼女達の集団立位の前に果てて行った。
 
 極めつけはランバダダンサーである。『ボディコンクエスト』にもランバダダンサーが登場し、なかなか強力な敵となっている。彼女は時折主人公にランバダ攻撃を仕掛け、大事な部分をこすり合わせてくれる。お互いの足も容赦なくこすれるため、足フェチな冒険者も危険な目に遭うといえる。もちろん密着度もナンバーワン、時には挿入したままランバダのように迫られ、後ずさりしながら射精させられる冒険者もいると聞く。
 
 このように多岐に渡るダンサーたちだが、その実力はまちまちである事も多く、瞬殺できる相手もいれば初級冒険者では歯が立たない相手もある。数々のダンスをマスターしているのが彼女達であるが、不思議にもダンサーはバンブーダンスが苦手らしい。なんか足首を挟んでしまうようなのだ。ダンスに慣れ親しんだランバダダンサーでさえ、竹の動きについていけずに捕まってしまう。もしダンス勝負という事になったらバンブーダンスで仕掛けてみれば勝ち目もある。相手のリズム感を打ち崩せばこっちのもの。ペースを崩し、こちらのリズムに引っ張り込む事ができれば、ダンサー相手でも恐れることはない。腰を中心にしたテクニックが自慢ではあるが、それでも生身の女性である事に変わりはないのだ。
 


短パン娘【たんぱんむすめ】 nm

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:スマタ、足技、わきの下攻撃/思春期、手フェチ、足フェチ、イメクラ


 短パンを穿いた女の子。定義上はもちろんそれだけなのであるが、ナマ足大好き人間にはたまらない相手だろう。短パンを穿く女の子は得てしてスタイルもよく、特に足に自信がある。人間の女性ではあるが好みによっては強敵となる。また、短パンの娘は上着も開放的であることが多く、ノースリーブ、ヘソ出しは当たり前、ぴっちりした半ズボンが何ともチャーミングだ。髪はショートカットが大半である。こんないでたちの女の子達が大胆な格好と白い肢体を武器に冒険者に惜しげもなく迫って来る。
 
 短パン娘と一口に言ってもいくつか分類は可能だ。今風、外人、ボーイッシュ、そしてスポーツタイプに分けられ、後に書いたものほど強力な敵となる。どのタイプでもやはり自慢の足を露出し、この世界では特に上着も薄く、女体の多くが露出されている。ノーブラも普通にいるので、彼女達は服を脱がなくてもそのままの格好で男を射精させることができるのが特徴だ。
 
 今風な感じの娘も短パンを穿く。これは短パンとノースリーブまたはキャミソール姿というのが一般的で、若い足を駆使して冒険者を悦ばせ、また手やわきの下で感じさせてくる。もちろん脱いでパイズリという事もできなくはない。短パンだけにお尻もぴっちり強調されており、慣れていない冒険者だと脱がせる事なく彼女達の肌触りに漏らしてしまう。
 
 彼女達の短パンにもいくつか種類があり、一般的な短いズボンの他にブルマやパンツとほとんど長さが変わらないきわどいものまである。生地は厚手ものが多いが、これは彼女の下腹部への防御に役立っている。ジーンズタイプだと脱がせるのも楽ではない。しかもそういう生地に限って露出度が高かったりするのが厄介だ。
 
 それでも彼女達は生身の女の子なので、普通にセックスバトルに連戦してきた冒険者なら倒せない相手ではない。ごく普通の攻防で倒せる相手だ。無理に脱がせなくても表面からの刺激でいずれ耐え切れなくなり、彼女達は自分から脱いでしまうだろう。そうなったらこっちのもの、一気にはめ込んで倒してしまおう。
 
 次に外人タイプ。これは今風よりもちょっと強力だ。なぜなら今風のファッションとしての短パン娘達が模範としたのが、このアメリカンな短パン娘さんたちであり、いわば本家だからである。いでたちはそれほど変わらないが、なにせ背が高い。露出度も高い。ヘソのピアスは標準装備。下着モデル並の実力を発揮する。こちらは倒すのにチト骨が折れるかも知れないが、慣れて来れば難しい敵ではない。
 
 ここからが注意が必要なタイプ。ボーイッシュなタイプの短パン娘は、自分をよく知っており、まるで少年のような格好と物腰で冒険者に迫って来る。ジョルジュ三度と区別がつかない相手もおり、自分の事を「ボク」と呼んで天真爛漫に迫って来る。ジョルジュ三度との決定的な違いは、彼女達の雰囲気が押しなべて幼い点である。ジョルジュ三度は必ずしも少年チックではないのだが、こちらは華奢な感じの女の子だけである。
 
 本来ロリロリした感じの女の子が、わざと男の子のような格好でけなげに反発している。まるで美少年がそのまま瞬間性転換を果たしてしまったかのようだ。ショタな魅力とロリな魅力をミックスした独特の雰囲気に包まれている。それでも体はちゃんとできていて、細く華奢ではあるがちゃんと女の体をしている。そのためむしろ思春期属性の冒険者の心にヒットするのである。
 
 短パン姿の小さな娘が一生懸命イチモツを太ももに挟んでくれるので、その雰囲気に飲まれ、かわいいとか思ってしまうと、精力をどんどん削り取られてしまう。この手の相手は雰囲気や言動に惑わされずに「只の女」と考えて倒してしまうのが一番だ。
 
 この手の短パン娘に耐性がついた冒険者でも、この中では最強を誇るスポーツタイプには苦戦を強いられる。スポーツ少女のコスチュームには短パンが多く、高い運動能力とそのスポーツならではの魅力をふんだんに駆使して冒険者を翻弄する。
 
 ソフトボール部員の太めの足を包む短パンの生地は柔らかめ。が、その力強いナマ足攻撃は足フェチ冒険者を大満足させる。つまり強敵という事になる。また彼女達は手の技が得意な事も多い。必殺技は短パンの中にイチモツを滑り込ませてこすったりそのままノーパンで挿入に持ち込んだりするテクニックだ。短パンの奥という禁断の領域に入り込んだように感じ、興奮したら負けが確定する。
 
 バスケ少女も大胆な格好で、ノースリーブの上半身も鍛えられた若々しい足も立派な武器となる。特にわきの下に自信があり、フェチな冒険者は、多くの女性が隠そうとする部分を思いっきりあけっぴろげに露出して攻撃して来るバスケ少女にほだされてしまう。またバスケだけあってみんな長身で、背の高い女性が好きな冒険者もノックアウトだ。
 
 陸上部員も似たような格好だが、彼女達は走りこんでいる為に体力があり、我慢強い一面もある。体力精力共に高く、中盤に入るまで苦労させられる相手だ。
 
 総じて短パン娘は、露出された部分を思いっきり使う事が多く、手、脇、足の技が特に優れている。またスポーツタイプは特に防御や持久力に優れている。若さも手伝って平均的な能力が高めである。下着をわざと着けないで戦闘に臨む娘も多く、汗などで普段見えないところが透けたりするのも彼女達の視覚攻撃となる。スタイルがいいので女体の良さを存分に味わわせる事もできるだろう。短パンは、鍛えられた肢体を武器に攻防共に優れた精鋭のしるしといえる。
 
 短パンフェチな冒険者だと相当苦戦を強いられるが、そうでなくても初級冒険者の悩みの種となるだろう。しかし逆にいえば、彼女達のすらりと伸びた脚に耐性が付けば、女の脚の魅力にそれだけ抵抗力がつくことにもなる。じっと我慢して修行を積み、彼女達の妨害を乗り越えてこそ、一皮も二皮も剥けた冒険者となれるのだ。
 




 

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