スイマー【すいまあ】

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:水中ファック/思春期、足フェチ、集団、密着、イメクラ


 要するに水着少女だ。スクール水着の娘、ビキニの娘、フリル付き等、バリエーション豊かな水着の女の子がセックスバトルRPGには当たり前のように登場する。水着少女にはグラビアアイドルもいるが、彼女達と違ってスイマーはその名の通り泳ぎがとても得意なのである。
 
 彼女達は水のステージに登場し、冒険者めがけて泳ぎながら女体を押し付けて来る。水の中では浮力が働いて浮くから、彼女達は特に水中ファックに優れ、どの娘も露出された太ももがシコシコ冷たい肌触りを冒険者に刻み付ける。未熟な冒険者は水の中に白い花を咲かせてしまうだろう。
 
 みずみずしい肉体にさらにしっとり濡れた体が加わって、彼女達は女体の良さを十分発揮しながら冒険者に新鮮な快楽を送って来る。逃げようとしても水のステージでは前後の動きに抵抗が働くので、あっという間に追いつかれてしまうし、泳いで逃げようとしても相手の方が実力が上だ。
 
 集団で行動する事も多く水の中で取り囲まれ密着という事もある。その露出した肌を十分に押し付けこすり付け、また水着をずらして次々に挿入攻撃を繰り出して来る。水中という特殊なステージで絡み合う戦闘に早く慣れないと、いいように弄ばれてしまうだろう。
 
 スイマーは水のステージでは弱い方であり、彼女達に対処できないようでは奥に潜む強力な敵に辿り着くなど夢のまた夢。そう思って何人来ようとも正々堂々と戦って倒すべし。攻防は基本技だ。普通に愛撫し、挿入するべし。基本戦でスイマー集団に勝利して、初心冒険者の汚名を払拭しなければいけない。
 


スウリカンコ【すうりかんこ】

  種 族:ゴースト
  レベル:D
  得意技:張り付いての部位攻撃、仲間を呼ぶ/手フェチ、足フェチ、おっぱい星人、フェラ、おしり、おもちゃ、集団

 東北発祥の怪奇現象。雨の日に出没する大きな鬼火で、男を見つけては性的な復讐を果たす怨霊である。

 その昔、カンコという絶世の美女がいて、村中の男たちから求婚されたが、そういう女はえてしてすでに彼氏がいるものであり、求婚はむげに断られてしまう。怒った男たちは、カンコと彼氏を拘束し、男を再起不能に叩きのめしたあげく、その男の前でカンコを輪姦陵辱してしまう。直後に男を殺し、カンコを生きたまま川底へと埋めて惨殺する事件であった。その日は雨だったという。

 男にとっては、愛する女を目の前で集団でレイプされるという惨劇に見舞われたあとに殺されたことになり、カンコにとっては、愛する男に殴る蹴るの暴行を加えられたあげく、自分も犯され、彼氏を殺され、自分も生き埋めで殺されたことになる。二人の無念と、凶行に走った男どもへの恨みは、想像を絶するすさまじさであったに違いない。

 それからすぐに、その場所には怨念の火の玉が飛ぶようになったという。村の男たちはその鬼火に憑かれ、次々と絶命していった。怨念が怨念を呼び、怪火は増えていき、ついには、雨の日に数え切れない火の玉におそわれるようになってしまう。

 高名な除霊師によって怨念が鎮められるまで、村の男たちは絶え続けることになる。一定年齢に達した男は、雨の度に大量発生する鬼火にまとわりつかれ、精気を吸い取られ衰弱死していったのである。

 雨の日の夜、ちょうど惨劇のあった時間帯になると、川から無数の青い火の玉が出現し、復讐対象である男性を見つけだすべく村中をさまよい浮遊する。家の中にも入ってきて、隠れている男も見つけだしては襲いかかる。男性でありさえすれば対象は誰でもよく、年端のゆかぬ子供から性的に衰えた老人まで、見境がなかったという。

 スウリカンコの火の玉の中心には、女の肉体の一部がある。ある玉は手や腕であったり、別の炎には太股が収まっていたり、おっぱいだったりおしりだったり頭部だったり、はたまた性器だったりする。それぞれの肉体のパーツが、深い恨みの炎を宿し萌えサカっているのだ。

 スウリカンコの怨念が呼び出した、正体不明のパーツの数々は、すべて足し合わせても村中の男を一斉に襲ってなお余りあるほどであった。それらがどこから呼び出されたのか、正体もいっさい不明だ。

 炎は触れても熱くはないが、深い恨みのエネルギーによって、ぞっとする恐怖と、性的な興奮をかき立てる効果がある。

 男を見つけた炎の数々は一斉に全身に群がりはりつき、全身を快楽にさらしては精を奪い続ける。炎に触れている間は精の尽きることはなく、生命エネルギーごとどんどん奪われていってしまう。

 逃げまどっても猛スピードで追いつかれ、家の奥に隠れていてもあっさり見つけだされ、親にかくまわれていた少年でさえ、全身に群がる無数の女体パーツの餌食となっていった。

 雨の日の惨劇は繰り返される。精をほとんど奪われた男たちはかろうじて一命を取り留めるが、それがかえってスウリカンコのねらいであり、一度に精を根こそぎ奪うのではなく、数回に分けることによって、死ぬことへの恐怖を周囲に嘆いてはスウリカンコ自身の恐怖伝説と悲劇を多くの者に知らしめ、その一方で、男というものが性的な攻撃に弱く、死にたくないと願いながら炎の快楽にあらがうこともできず、その奴隷になり果てさせることで、精神的な意味でも報復を果たそうとするのである。

 はりついた炎は物質をすり抜け、服や甲冑に身を包んでも裸でふれあうのと同然となる。土に埋まってさえ、地中から男の全身をかわいがってくれる。逃げ場はどこにもない。

 そうやって、手や舌、生足、おっぱいやおしりなどの魅力的なパーツで全身をかわいがり、大切なところにも手や頭部や内股おっぱいおしりオソソなどが張り付いて、容赦なく精を奪い体力を奪っていく。連続して三回スウリカンコに襲われれば、ついには生命エネルギーのすべてを放出し尽くして死に至る。

 雨の日には男たちがじわじわと減っていく。梅雨時など雨天が続く時期には激減も甚だしかった。事態を重く見た村は、1人の青年霊媒師を招くことにした。色情怨念やその呪いを専門に名を馳せた除霊師である。

 激戦であったが、彼はスウリカンコを退治し、山中の某所にほこらを建てて怨念を封じることに成功した。彼はその付近一帯を禁忌の地とし、人を近づけないことを警告する。

 禁を破る者には強烈な色情の祟りがあるとされ、誰も近づこうとしなくなったという。また、かの惨劇を供養し、過ちを犯さないために、定期的に男忌みの祭典が行われた。その記念日に雨となった場合、すべての男が村から出て、祈りの言葉を捧げながら練り歩いて日没に戻るのである。

 今でもまれに、そういった祟りのたぐいは起こるようではあるが、なにぶん昔の話、伝説自体が朽ちていき、多くの人に忘れ去られている。

 そこに目を付けた魔族が、祟りを悪用して、スウリカンコを復活させようともくろんだ。冒険者は彼女たちを退治しながら、東北の一村落から全世界へ呪いを拡大させようとする淫靡な魔の手を根絶しなければならない。

 死霊の怨念であるスウリカンコは、墓地ステージや霊界などに出没するザコキャラで、それぞれの青白い炎の中心には別々の女のパーツがある。近年の性欲対象の多様化に伴い、パーツの種類もずいぶん増えた。彼女たちはそのパーツを駆使して冒険者に襲いかかる。

 スウリカンコの戦い方は、単純と言えば単純だ。イチモツに張り付いて、自慢の部位で刺激し、射精に至らしむというものである。

 だが、余りレベルの高くない冒険者であったり、自分の好みのパーツが相手だったりした場合、そのスベスベのやわらかい肉の塊が不気味であるはずなのに、なめらかな刺激につい少なからぬダメージを受けてしまうことになる。スウリカンコの炎は男の情欲を高める効果があるので、長期戦は禁物だ。

 ただのグロテスクな固まりがおぞましいと思っているのもつかの間、じわりと感じさせられてあえなく発射という憂き目にあいかねない。

 スウリカンコの恐ろしいところは、仲間をどんどん呼ぶ増殖性である。一体一体はただのパーツだし、攻撃も単純なため、ピンポイントでしっかり攻撃すればあっさり倒すことができる。だが、一回仲間を呼ぶとそれだけで、一気に数体の仲間を呼ぶことができるので、実はやっかいなのである。

 はじめに一体だけと思って侮っていると、いつの間にか増殖し、全身に火の玉が張り付いているなんてことになる。その炎に熱はないものの、じわじわと性欲が増し、弱体化させる効果があることを忘れてはならない。

 長期戦になればかなり不利になる上、戦っていくうちに敵も冒険者の好みを探り当てることになり、女手大好きな冒険者の周りには無数の手が這い回り、おっぱい星人な冒険者の周りにはムニムニの乳房の固まりがぎゅっと群がってくる。もちろんその場合はパイズリの嵐だ。

 ある程度経験を積んだ冒険者であれば、簡単な愛撫攻撃だけで一体一体を倒すことができるが、弱点の多い未熟な冒険者であれば、スウリカンコの執拗な攻撃、しかも好みのパーツに一気にかわいがられ、精気を搾り取られてしまうことになるだろう。

 女の呪いを身に受け、異界の快楽地獄へと引きずり込まれる前に、何とか全員を倒してしまいたいものだ。そのためには少なくとも、足フェチやフェラ大好きなど、弱点・属性はしっかり克服しておく必要がある。長期戦は不利であるが、防御と精力に注意して、一体ずつ着実に倒してしまおう。

 愛撫攻撃で倒しながら腰を振っていけば、一度に二、三体ずつ倒すことができ、それが増殖スピードを上回れば勝つことができる。

 目的はあくまで、スウリカンコを悪用する魔の者である。そこにたどり着くための試練の一つと思って、ひたすら経験を積むべし!


スキーヤー【すきいやあ】


スノボーガール
 


スキュラ【すきゅら】

  種 族:キマイラ
  レベル:C
  得意技:一生懸命フェラ、貧乳パイズリ、いたいけなボイス、魔性の手のひら/ロリ、妹、手フェチ、おっぱい星人、フェラ、美声


 上半身がロリロリなおにゃのこで、下半身がヘビ。ラミアが幼くなった印象だが出所は全然別。魔女キルケーの嫉妬によって魔法の毒でその姿を改造されてしまったかわいそうな美少女である。下半身がヘビと言っても、よく見るとイヌの体も付いていたりして、結構不気味。海峡にあらわれ、船乗り達を襲う。
 
 セイレーンの誘惑を乗り越えたオデュッセウスでさえスキュラには敵わずに部下を失っている。ちなみにキルケーたんは自分でスキュラを作って置きながら愛するオデュッセウスにスキュラという怖い化け物に気をつけろと忠告したとか。いけないおねえさんである。スキュラたんがカワイソウなんである(もっとも物語の時期が違うんだけどね)。
 
 スキュラは幼く甘い声で冒険者を誘う。特にロリ属性な男は聴いた瞬間メロメロになる魅了の声だ。例えそうでない男でもついつい幼い女の子の良さに気付かされてしまう甘えたかわいい声なんである。そんな魅了効果付きのいたいけなボイスで冒険者を引き寄せ、エッチの最中もおしゃべりやあえぎがコロコロしているので、その声を聞きながら交わるとかわいさに我を忘れてしまいかねない。
 
 SBのキマイラは美しさを基本とするが、それに反してスキュラはグロテスクな下半身であり、冒険者は一瞬その不気味な姿にたじろく。が、そんな冒険者の第一印象も何のその、既に慣れっこになっているスキュラちゃんは上目遣いで近付いてイチモツをぱっくり。小さな口でぎこちなくフェラ攻撃だ。幼くあどけない上半身で冒険者をガンガン幼女の虜にしてしまう。
 
 その口の動きはぎこちなく不慣れな印象を与えるが、未熟そうに見えて実は急所をしっかり押さえてある。一生懸命幼いながら舐めてくれるような動作ではあるが中身は相当熟練した快感攻撃になっている。そのギャップも男心をくすぐる。そんな不慣れな動きでは大してダメージが与えられない筈なのに、咥えられた瞬間下腹部に広がる絶妙なくすぐったさが、隠されたテクニックと魔力の強大さを教えてくれる。フェラに弱い冒険者なら特に、予想に反して襲い掛かる強烈な快感に腰を引きながら発射してしまうだろう。
 
 元々は年端も行かぬ美少女だった為、スキュラの胸は小さく多少膨らんでいる程度だ。しかし冒険者の下半身にしがみ付き、胸板と一緒にぺったんこの乳首をぎゅっとけなげに押し付けて来る。そして上半身全体を巧みに一生懸命揺り動かして貧乳ながら腰がとろけてしまいそうなパイズリ攻撃ができるのである。乳房に挟むというよりは吸い付くようなつるすべの肌触りで一心不乱にイチモツをこすり付け、いわば「胸コキ」で精力を一気に削り取るのである。巨乳ではないが形よく刻みつけられる感触におっぱい星人は唸り声を上げるに違いない。
 
 トドメはその魔力を得た手のひらだ。スキュラの汗腺から粘液が分泌され、手のひらはいつもじっとりいやらしく湿っている。「手に汗握る」状態が持続していて、しかもその汗が特殊な分泌液なのである。亀頭を包み込むようにして手のひらがイチモツを包み込み、両手でゆっくりとしごくと手のひらの細胞が棒全体に食らい付いて執拗に刺激する。そのスピードは冒険者の精力に応じてどんどん速くなり、最後はその平べったい胸板に白濁液を吹き付けさせられる事になる。
 
 スキュラの攻撃動作自体は幼女のようなぎこちなさと未熟さを醸し出しているが、それはむしろ演技に近く、動作に合わない快感が冒険者を貫く事になり騙されて発射というパターンが多い。スキュラは既に大勢のの船乗り達を天国イキにした伝説の化け物なのである。その上半身はどこもかしこも極上の搾精武器と心得るべし。
 
 スキュラの性器は退化してしまっているので、上半身愛撫とキスの連携技で対処するしかない。彼女のいたいけな上半身は強力な武器ではあるが、同時に上半身全体が性感帯でもある。執拗な愛撫を加え、相当量ある彼女の精力をゼロにするしか、活路は開かれない。中盤辺りのプチボスにもなりうる実力者なので、そのあどけない上半身に惑わされずに心して取組みたい相手である。
 


スクーグスロー【すくうぐすろお】

  種 族:精霊
  レベル:D
  得意技:誘惑、抱き付く、蔦を駆使する、自動蠕動/密着


 美しい女性の姿をした樹で森の精。大木の根元に張り付くような格好で、女体前面がくっついている。遠くから見ると乙女が樹に寄りかかっているように見える。森に迷った人を助けたり猟師に幸運をもたらしたりするが、その代わりに男の愛を欲しがる。うっかりその美しさにほだされて近付くと樹に抱き寄せられてしまう。
 
 スクーグスローは主に森ステージに出没する。森の中で木を背中にした全裸の女性がいればスクーグスローの可能性が高い。彼女はあの手この手で冒険者を誘惑し、何とか自分の所に近付くように画策する。木と一体になっているので原則として動く事ができず、男の方から近付いて貰うしかないからである。女の誘惑では警戒してしまう冒険者相手なら、助けを求める等してうまく言い包めるのも得意だ。
 
 まんまと冒険者を近付けるとスクーグスローは今度は無数の蔦を使ってあっという間に男の服を剥ぎ取り全裸にした後、その女体に抱き寄せてしまう。あっという間の作業なので罠に掛かった冒険者はもう、スクーグスローと有無を言わさず戦闘である。その力は強く人間の男の力では脱出できない。それに蔦が巻き付いてますます強く女体と密着してしまう。力づくではまず逃げられないだろう。
 
 彼女は蔦を駆使して冒険者の体を上下させ、スベスベの女体にこすり付ける。蔦さばきは巧みで冒険者を操りながら挿入まで果たしてしまう。彼女自身は激しい動きができないが、入れると膣は自動的に蠕動してイチモツをむさぼるので心配要らない。そのまま精根尽き果てるまで精を抜き取り続けるのが彼女の求める愛の形だ。もちろん冒険者がその状態になったらゲームオーバー。
 
 スクーグスローは蠕動するアソコと、蔦による全身こすり付け攻撃で、冒険者の精力をどんどん削り取る。乳房もおなかも押し付けこすり付け、立派な武器となっている。そして蠕動攻撃が男の下半身をしびれるような心地よさに晒し、愛の結晶を欲しがるのである。冒険者はがっしり抱き締められ縛り付けられるので反撃らしい反撃ができず、ほとんど一方的に責められてしまう。
 
 冒険者の動きが止められるので、スクーグスローを倒す為には股間に力を入れて敵の自滅を誘うしかない。蠕動して男の体がこすり続けられれば彼女自身も感じてしまう。彼女にも慣れてしまえば、別段激しい体位もなく、蠕動+こすり付けの単調な攻撃となるので、勝つのは難しくない。深大な森ステージでは弱い方に分類されるから、ひたすら我慢して柔肌に蹂躙されないようにスクーグスローに絶頂の愛を与えてあげよう。熟練して来れば木に寄りかかっている怪しげな女には近付かないだろう。
 


すずひこひめ【すずひこひめ】

  種 族:妖怪
  レベル:B
  得意技:魅惑の鈴、性感の鈴、(集団限定)終焉の鈴/思春期、集団

 古より神を呼ぶ神具として重宝された鈴が、長い年月を経て妖怪化し(九十九髪・付喪神…ツクモガミという)、強力な神通力を得た存在。

 妖怪というよりも神に近く、その強大な神通力と、永遠の若々しい肉体が武器となっている。

 15〜17歳くらいの美少女で、童顔ながら神々しさと妖しい色気に満ちあふれており、可憐さも備えていて、女の情念と相まって凄艶かつ神秘的な雰囲気を醸し出している。

 長年生きてきた妖怪だけあって、昔ながらの和服姿や、巫女の姿、天女のような姿をしている者もいれば、現代のファッションに目覚め、セーラー服やスク水に身を包んでいる娘もある。

 しかし、何よりも特徴的なのは、頭のツインテールのところにかわいらしくついている大きな鈴と、衣装や髪や指などについている小さなかわいい鈴の数々である。

 彼女たちにとって鈴は神通力の依代(よりしろ)であり、本体であり、ファッションであり、チャームポイントなのである。

 すずひこひめは、神界ステージなど、かなり進んだステージに登場する強敵である。攻撃のバリエーションはそれほど多くはないが、とにかく身体的能力が格段に高く、鈴の神通力を使うまでもなくその肢体のきめ細かい肌触りだけで果ててしまう熟練冒険者も少なくない。

 彼女の透き通るような白い肌は、男たちの垂涎の的であり、触れると吸いつくようななめらかさで、なおかつどこもかしこも、どこまでもめり込んでしまいそうな柔らかさを備えている。抱き合っているだけで精力がどんどん奪われていってしまう。

 神性を具えた若くみずみずしい肉体は、その部位のどこを使っても天にも昇る気持ちよさであり、どこでこすりつけてもあっという間に高められてしまうだろう。

 すずひこひめのテクニックは天界のそれに匹敵し、安らぎと脱力を誘い、夢心地の中で根こそぎ精を抜き取られてしまうだろう。その舌も手も神の技を心得ているのだ。

 醸し出される強烈な色香や、熟練のテクニックの数々に翻弄されながら、その肢体はあくまで十代のみずみずしい女体であり、まだまだあどけなさの残るかわいらしい顔立ちが恍惚の表情で見上げてくるので、勇者クラスといえども童顔の瞳に見入られたまま一気に抜かれてしまうこともある。油断はできない。

 すずひこひめの神通力は、肉体よりもその本体である鈴の方にたっぷり詰まっている。彼女たちとの激しい交わりの中で鳴らされる鈴は、聞けば聞くほど心奪われ、惚れ込ませる効果がある。激しく責めればその分すずひこひめに大きなダメージを与えることになるが、その動きでチリンチリンと鈴が鳴れば、それだけ冒険者のハートはどんどん彼女の方に傾いてしまう。

 惚れた女とのセックスは最高に気持ちいい。セックスバトルにおいて魅了されるということは、十中八九敗北を意味する。心奪われれば負けだ。しかも相手は十代のピチピチ肉体を持つ神クラスの妖魔である。相当熟練した冒険者でも、鈴の魔力にとりつかれてイキ果てた例は枚挙に暇がない。

 彼女たちの魅惑の鈴は、運動とともに鳴らされ、また、意図的に冒険者の耳元で鳴らし、より深く魅了させようとしてくる。長期戦は危険である。

 だがその一方で、彼女たちの鈴のうち、運動によって振っても決して音を鳴らさない鈴がある。すずひこひめがこれを手に持ち、神通力を込めて意図的に鳴らさないかぎり音が出ない鈴である。

 この特殊な鈴には気をつけた方がよい。「性感の鈴」である。この鈴の透き通った音色は、直接男の体内に響き、前立腺をはじめとする体内の性感神経を直接刺激する効果があるのだ。つまりこの鈴が鳴らされるだけで、冒険者は全身気持ちよくなり、聞き続ければ精力が尽きて、誰にも触れられていない状態で射精してしまうことになる。いわんや挿入中にこの鈴を鳴らされ続ければ、ひとたまりもなくいやらしい種を吐き出してしまうことだろう。

 若い肉体、魅了と性感の鈴を駆使しながら、なおかつ神クラスのテクニックと精力で、おまけにじわじわと仲間を増やしていくのである。冒険者は快楽に快楽を重ね、鈴の音を聞きながら夢見心地でイキ果ててしまう。勇者クラスでも簡単には勝てない相手だ。

 だがそれでも、彼女たちが10人揃いきる前に、なんとしても全員倒さなければならない。さもなくば、9人目で全力で逃げなければならないのである。

 10人すずひこひめが揃うということは、絶対確実に敗北することを意味する。10人目の仲間が現れたとき、彼女たちは結託して、全身すべての鈴をリズミカルに合わせて、絶妙なハーモニーを奏でる。その息のあったタイミングでの鈴の音色は、もはや天国のメロディーである。

 これを聴いた男は、どれほどの修練を積んでいても、その瞬間100%の確率で射精してしまう。脳に直接作用を及ぼし、自動的に律動が始まり、体内にあるすべての精が残らず放出されてしまう効果のある鈴なのである。これが勇者クラスにも恐れられている、「終焉の鈴」である。

 終焉の鈴を逃れる方法はない。耳をふさいでも聴力を失っても、魅惑の振動は男の体に作用する。そして聞いたが最後、我慢するという意志とは全く関係なく、体が勝手に反応してしまうのだ。

 セックスバトルRPGの世界では、一気に射精させる技は「禁じ手」に分類される。ところが、まれにこれを突破するほどの神通力や魔力の技もあるのだ。犠牲を伴わないメガ●テのようなものである。

 もちろん発動条件は厳しく制限されており、すずひこひめの場合、「仲間が10人揃う」という条件が必要だ。そこまで戦闘を引っ張るには相当長期戦とあるであろう。まず通常の戦闘の場合、こうした条件を満たす前に決着が付いてしまうものであり、頻度はきわめて低いといえる。

 一気にパーティ全滅にならないよう、敵が増えすぎる前に殲滅しなければならない。小手先が通用するわけでもないので、全力実力で短期決戦に臨むのがよい。精力が高いので、安易に全体攻撃に走ると終焉の鈴が鳴ってしまう。面倒でも一人一人着実に倒していく方が得策だ。



スチュワーデス【すちゅわあです】

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:お姉ちゃん固め、手コキ、着席座位/姉、手フェチ、集団、イメクラ


 飛行機とかに登場する高級女性。ぴっちりした独特のスーツは多くの女性の憧れの制服であり、また男性マニア達の垂涎の的である。
 
 スッチーは全員長身女性。どうやらチビスケは実質上門前払いらしい。背が高くないと上に手が届かないから…って、そんなのいくらでも工夫が利く筈で、思い込みの要素が強いだけの気もする。人知をもって工夫をせずに手っ取り早く人間を制限するようでは明日はない。どーでもいいが。
 
 とにかく背が高い女しかいないので、長身女性マニアな冒険者にとってはかなりの強敵と言えるだろう。小娘好きな冒険者にとってはあまり嬉しくない相手…つまり楽勝な相手と言えるだろう。
 
 スチュワーデスが出没するのは飛行機とも限らない。セックスバトルRPGでは隋所に登場する初歩的な敵である。冒険者を見つけると飛び掛り長身を生かしておねえちゃん固めを仕掛ける。背が高いので後ろから押さえ込まれるとほお擦りもできるし押し返すのも困難だ。
 
 冒険者は押さえ付けられたまま大きな手でしごかれダメージを食らう。長い手を股間に伸ばしてスリスリされてしまう。こうして冒険者の抵抗を奪い、主導権を握ろうとするのである。
 
 イスが側にある場合には冒険者を座らせて背中を向けて座位。タイトスカートを捲り上げて冒険者の上に着席、自在に上下左右に腰が動いて最後の仕上げに入る。彼女の背中で視界が閉ざされ下腹部にしっかりした快感を送り付けられるのであてんしょんぷりーずなんである。
 
 スッチーは職業的に特別な感じがして強そうに見えるが、内実は普通の人間の女性。さっくりやっつけるよう心がけたい。スチュワーデス大好き人間な冒険者でもない限り、その外見に惑わされずに大きな体を悦ばせるのが吉。マニアな人達は多少苦戦を余儀なくされるが、それも熟練した経験とレベルで克服するしかない。
 


ストーカー【すとおかあ】

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:ストーキング、誘惑、しっとり手コキ、悶絶の一撃/姉、手フェチ、密着


 相手に異常に執着し、相手に関連するすべてのものを我が物にしようと暗躍する不気味な存在。電話をかけたりしつこく付き纏ったりゴミを漁ったり。ストーカーの大半は男なのだが、まれに女性のストーカーもいるらしい。男がほとんどなのは理の当然で、女性の方はストーカーにならずとも”間に合う”からである。だが、中には間に合わないお方もいるという訳であるが、それでもストーカー化する前に円満解決するので本当にストーカーになる女は多分数えられる程度だろう。
 
 つまり女ストーカーは、相手の男が恋人がいたり結婚してたりする場合だけ発生するのだ。それ以外はストーキング行為前に解決するので問題なし。男の場合は相手に恋人がいるいない(既婚かどうか)に関係なく、付き纏って嫌がられる存在だが、女性は恋人や夫がなくても平気だからである。女の場合は振られても踏ん切りが付くし、まれに割り切る事ができなかった場合でも相手に恋人や妻がいなければ付き纏わずとも大抵受け入れられるから大丈夫である。という訳で今日の極端な男余りの現状に鑑み、「ストーカー=男」というスキームはごく自然と言える。
 
 そんな現実にも拘らず、一切無視して、このセックスバトルRPGの世界では至る所女ストーカーだらけなんである。ストーカーの行為は通常エスカレートするものだが、昂じてしまうとストーキング行為そのものが目的になってしまい、相手に受け入れられるかどうかはどうでもよくなる。というより、受け入れられないと分かり切っているからこそ、それを目的にしないという訳だ。そんな訳で、大勢の女ストーカー達は冒険者であれば誰でもよく、その姿を見つけるや否や最後まで添い遂げようとどこまでも付き纏って来るのである。よく言えばどんな冒険者相手でも一目惚れする性質と言えるが、まぁていのよいストーキング相手をずっと探していたという方が正解だろう。
 
 初めの内は冒険者もストーカーの存在に気付かない。彼女は物陰から冒険者の勇姿をじっとこっそり見てるだけだからである。戦闘中も歩行中もじっと遠くから見ているが、彼女の方が自分の存在に気付かせないようにしているのである。もし偶然その姿を見つけられても、ストーカーはすぐにロコツな誘惑はして来ないで恥ずかしがって逃げてしまう。
 
 その内アイテムがなくなったり見た事もない下着やら手紙やらが入っていたりするようになる。ストーリー次第では重要なアイテムを彼女から取り戻す必要もあるだろう。その段階を経て始めてストーカーはちらほらと姿を現すようになる。胸をはだけて見せたり全裸になって見せたり自分の恥ずかしい着替え写真を手渡したりする。が、この段階でも戦闘にはならず顔を赤らめて逃げちゃう。あくまでその存在を冒険者に焼き付け、魅了するだけに留めて置く。
 
 そうしている内にストーカーの方のフラストレーションがどんどん高まって行く。ある日それが爆発し、冒険者に決死の覚悟で飛び掛って来るのである。それまでは意図的にか冒険者に着かず離れずで戦闘を避け、欲求不満を高めて置いて、その冒険者への想いを強め、その為に自分を心身ともに強化して置いてから、耐え切れなくなって爆発、その全能力を丸ごと冒険者にぶつけるという訳である。
 
 冒険者に襲い掛かったストーカーは男の体を押さえ付けて、しっとりした目で冒険者を見つめながら執拗に手コキして来る。冒険者は彼女の目を見ながらしなやかな手の動きに翻弄されて発射となる。肌を密着させたりいとおしむようにしごく動作は大人っぽく、それまでの物陰からの観察でその冒険者の弱点も熟知していたりするので、案外てこずる相手だ。
 
 熟練した手技という訳ではないが「たっぷり愛されている」感覚と共に執拗且つ懸命な攻撃に翻弄され、ストーカーの手コキとしっとりした視線についついほだされてしまう。その男の為に体も磨き抜くので、女体の感触もナカナカのものだ。欲求不満が講じているので体当たりの攻撃は強烈で、痛恨の一撃に相当する「悶絶の一撃」が頻繁に登場する。男としても歪んだ形ではあるが本気で好いてくれる相手が体を投げ打っているので、その誘惑に抗うのは難しい。
 
 そんなストーカー相手に逃げていれば、相手のフラストレーションを余計に溜め込ませて強化させる一方なので、彼女に襲われたら逆に一気にはめ込んで倒してしまおう。思っていたのと違う行動、高いレベルを見せ付けて、手に余る相手だと分からせれば、女ストーカーは新たな冒険者を求めて離れてくれる。強烈な快感に晒して手に余る満足を思い知らせてあげれば、自分に丁度よい初級の冒険者を新たに求めようとするのである。付き纏う相手なら逆襲するのがSBでは打開策となる。
 


ストリーキング【すとりいきんぐ】

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:グラマーな肢体を擦り付ける、解放半座位/姉、おっぱい星人、お尻、集団、密着


 街中でもお構いなしに全裸で駆け抜ける人達。streak(疾走する)から来ている。ストリートを乗っ取った王様ではない。何らかの主張や意図の下で、単独または集団で行われる。裸になって「すべてを脱ぎ捨てて」ぶつかって行く命知らずの愉快な冒険野郎達である。今でも時々単独で飛び出すヤツがいるらしい。また政治的なデモとして行進する全裸の男女も出現する。元々は70年代アメリカで流行したでき事である。日本では…あまり聞かない。もちろんやっちゃったらおまわりさんに捕まります。。。
 
 セックスバトルRPGでは、随所にグラマーな肢体を揺らしながら何の前触れもなく女性ストリーカーがあらわれる。『トワイライトゾーン2』でも後半に登場して主人公を悩ませる強敵だ。彼女達の登場は余りに唐突突然であり、誰もその出現を予測できない。初めから全裸なのでやる気マンマンだ。
 
 あっと驚く間に彼女達は冒険者に飛びかかって、自慢の豊満な女体を冒険者の全身にこすり付けダメージを与える。電光石火の早業で先手を取られる事が多いので、ストリーキングの女に先手を取る事は困難である。また、複数いる場合は飛び付く係と全裸を目前に晒して魅了する係に分かれる。これで冒険者の動きを止めたり積極的に攻撃して来る役目と、視覚攻撃で冒険者の性欲を増大させて射精を早める役目ができ上がるので、彼女達の連携プレイにも注意が必要である。
 
 ストリーキングはとっても開放的なセックス攻撃を得意とし、一人の時も集団の時もある。大人数で全裸で行進する場合もあり、この行列に引っかかると碌な事はない。行列の場合は遠目にもその存在が分かるので、自信があってレベルも上げたい時でなければ避けるのが賢明だ。
 
 彼女達は犯罪なだけに半座位を頻繁に使って来る。『トワイライトゾーン3』ではシックスナインの次に強力な体位であり、大きな乳房を揺らしながら腰だけをグリングリンして来る集団の心地よさについ精液も解放、なんて事にならないよう注意したい。
 
 ストリーキングは大抵、冒険者の気持ちが追いつかない程の稲妻のような展開を仕掛けて来るので、あわてる事無くしっかりそれに追い付いて冷静に対処し、半座位に耐えながらこっちも力の限り突き上げてあげよう。相手のペースに翻弄されなければ辛くない相手だ。
 


ストリートガール【すとりいとがある】

  種 族:人間
  レベル:D
  得意技:風俗技全般/手フェチ、足フェチ、おっぱい星人、お尻、フェラ


 娼婦の事。立ちんぼとも言われ、夜な夜な街頭に出てお金を貰ってセックスをする人々。リアルの方では社会問題となっているが、セックスバトルRPGではそういう「プロ」も普通に登場する。欧州では合法だったりもするのだ。
 
 普通の娘に比べてストリートガールは経験豊かな上、現在では風俗嬢に負けじと技を磨き、プロとして恥ずかしくない一連の技術を身に付けている。昔のように只一緒に寝るというだけでは、「本番よりキモチイイ」幾多のテクニックを開発集成した現代の風俗には適わない。競争している以上その技術も日々向上してるという訳である。
 
 冒険者が彼女達と戦う時には、スマタやパイズリやフェラといったおなじみの技を受ける事になる。しかしそういうアリガチな基本攻撃こそ、本来SBでは威力を発揮するのだ。もちろん本番挿入の感触も立派な武器。これも基本であり、彼女達はこうした基本こそ大事にするのである。そして、真に熟練したストリートガールは、最大の基本が何であるかを良く心得ている。本気で愛し合うと言う事、感情こそが基本中の基本という事を。
 
 ストリートガールは攻撃力も防御力もそれなりに高いので初心者にとっては辛い相手だ。序盤のザコキャラとしてはかなり上の位なので、心して励む必要がある。冒険者が基本をおろそかにしていなければ、ストリートガールの熟練した基本攻撃にも耐え切れるだろう。だが技巧に溺れ、見てくれが派手なだけの見せ掛けの強さに安住していれば、その冒険者はストリートガール達の地味に強い攻撃に晒され、化けの皮をはがされてあえなく昇天となる。自己を知り、自己を試す厳しい道だからこそ、娼婦を試練として立ち向かわなければならないのである。
 


スノボーガール【すのぼおがある】

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:フェラ、滑りながら挿入/思春期、フェラ


 雪山・雪原のステージに登場する敵。スキーウェアに身を包み防寒対策はバッチリだ。スキーが得意な娘も、セックスバトルRPGではスノボやそりに切り替えている。戦いやすいから。ただし中にはわざわざスキー板をはめてボーゲンの腰つきで誘惑してから一々脱いで戦闘開始というツワモノもいるので注意。
 
 雪ステージの娘だけあって真っ白い肌がきらめいていて魅力的だが、寒いので基本的に露出は少ない。晒されている箇所といえば顔、というわけで手っ取り早くフェラ攻撃に移られる。彼女のあったかい口の中でイチモツが暖められるとつい気を許してしまいそうになる。寒い中で男の股間だけ暖める技術は既に訓練済みだからだ。
 
 戦闘がたけなわになって来るとスノボーガールは腰部分を開いて冒険者を受け入れる。特殊構造の服は股にチャックが付いているのである。しかし気軽にはめ込むと彼女は得意の場所に冒険者をいざなう。つまりスノボやソリに一緒に乗りながら「コレ絶対入ってる」状態。下に猛スピードで滑りながらしっかり締め付け微妙な動きで揉みしだいて来る。スピード感溢れる中で発射とならないように注意されたい。また滑りながらのファックという事は上に登らなければならないステージでは厄介だ。戦闘の度に相当下まで戻されてしまうから。短期決戦を目指さないと攻略しにくくなるだろう。
 
 ほとんどの冒険者は、寒い場所なので攻撃力が落ちている。アソコが縮こまってしまうから。しかしそれでも、寒いステージでも体を温め合うべく女の子達がひしめいている。必死に動いて自家発電しながらバックで倒してしまおう。暖められてしまって安心してしまうと負けやすい。逆に男の大きな愛で彼女達を包み込んで気を許させれば、雪ステージも恐るるに足りずである…もちろんスノボーガールも。
 


スフィンクス【すふぃんくす】

  種 族:神族
  レベル:B
  得意技:クイズ、バック、快感の神罰(外れた時)/属性なし


 上半身乳房までが美女で、それ以外がライオンの姿をした神。キマイラのようでもあるが、作られ合成された存在ではなく初めからこの姿と神格をもった存在なので、神族と言える。クイズが大好きで、道行く人になぞなぞをかけ、答えられないと「いただきまーす♪」だったらしい。かつてオイディプス(後に近親相姦への願望を表すエディプスコンプレックスの元ネタ)という青年がスフィンクスに挑み、「んっとね、朝は四本足でー、昼は二本足でぇ、夜になると三本足になっちゃうものってなーんだ?」と聞かれて「人間」と答えた。正解を前にして彼女は「に゛ゃーーっ!!」とばむばむ地団太を踏んでよっぽど悔しがったと言われている。
 
 SBRPGでもスフィンクスは冒険者になぞなぞをかける。彼女の神通力はこのクイズで発揮されるのだ。スフィンクスとの戦いはまず頭脳戦となるだろう。そのクイズは相当難しく、とんち、比喩、機転、知性、高度な精神、信仰心ナドナド、さまざまな素質があって初めて理解できるものばかりである。正解を出すのはかなり困難と言えるだろう。これまで幾多の頭脳に自信ある冒険者が挑んだが、皆彼女のなぞなぞには答えられずに軍門に下っている。
 
 正解を出すと彼女はとても悔しがり、全能力が半分になってしまう。パワー全開状態よりも半減した方が勝ちやすいのはいうまでもないだろう。『エンジェルクエスト』では、「朝は三本足昼は二本足夜は三本足ってなーんだ?」というクイズを出すスフィンクスが登場している。朝立ち、昼はシンナリだけど夜はビンビンで正解は「サカリのついた男」。昼だけ女になる男とか言うと「なんじゃそりゃ〜」。
 
 不正解だと神罰が下る。プレジャーボルトの超強力稲妻版である「快感の神罰」が冒険者に容赦なく浴びせられ、性感だけを刺激する強烈な電流が全身を駆け巡る。ゴムとかで防ごうとしても神秘の雷は防げず、冒険者は大ダメージを蒙る。勇者クラスでもない限り一回不正解出したらその時点で命取りだ。普通の男なら一瞬で一生分の体液を放出して絶命してしまう。
 
 尚、冒険者側がスフィンクスにクイズを出す事も可。この場合彼女が正解すると冒険者に神罰が(簡単過ぎる問題を作るのはNG)、不正解だとスフィンクスの能力半減だ。いわばクイズ合戦で弱体化か神罰という賭けが可能な訳である。
 
 これをうまく利用してスフィンクスのクイズに正解した後続けざまに難問を吹きかけて、4分の1に彼女の力を弱める事ができる。まずはスフィンクスが問題を出すからこれに正解し、悔しがらせて能力を半分にする。その後冒険者側が、解きがたい問題を出してスフィンクスを罠にはめる。冒険者の問題に答えられないとやっぱり彼女は悔しがってさらに半分になるという訳だ。ただしスフィンクスは相当博識だしとんちも利くのでよっぽど考えないと大阪さん並に即答されてしまうので注意。こちらが答えられなかったり彼女に即答されたりすればその都度神罰が下るのを忘れてはいけない。快感の神罰を二度受けて生き残るのは絶対に不可能である。
 
 ちなみになぞなぞ合戦は一勝負一人一回限り、つまりスフィンクスがクイズを出し冒険者がクイズを出したらおしまいだ。後は本番セックスバトル。彼女の性感帯はそのもの性器なので獣相手という事でバックで勝負となる(アソコは人間のそれと同じなので普通に挿入可能)。クイズ合戦をせずに拒否してイキナリ本番戦闘も不可能ではないが、能力全開のスフィンクスは獣のように激しく男を求め、神性を備えた絶倫と鉄壁の守り、強大な攻撃力を誇っている。淫魔を手玉にできるだけの実力でもない限り、全開のスフィンクスには太刀打ちできない。やはりクイズ合戦で弱体化させて置くのが最善と言える。
 
 すなわちクイズ合戦でどれだけ相手の能力を削れるか、こちらが雷を受けていないか、それが最終的な勝敗に大きく影響するという事である。例え4分の1にスフィンクスを弱体化させても、しっかり絡み付いて冒険者を突き上げる激しいバックに翻弄され、ふわふわのライオン下半身にいいように悦ばせられてしまう。クイズに勝ってからこそ、冒険者の本領発揮となるのである。スフィンクスは神である以上元々強力な相手なので、エッチの実力も相当のレベルが要求される。頭脳も体術も優れていないと勝てない相手だ。
 


スプライト【すぷらいと】

  種 族:精霊
  レベル:C
  得意技:全身群がり、融合スマタ、巧みな分離合体/思春期、足フェチ、集団、密着


 (妖精さんの事。本来は妖精そのものという意味で妖精全体を含んでしまうが、『とらわれペンギン』ではフェアリーピクシーとスプライトが別物として登場しているので、ここでもスプライトを独立に扱う。)
 
 えっちなイタズラが大好きなレオタード姿の妖精。小さいながら男好きのする体らしい。その大きさは10センチ程度を基本とするが仲間と合体する事により150センチ位にまではなれるらしい。華奢な体型だが胸は突き出ていてレオタードからこぼれそうになっているし臀部も淫らでレオタード生地が食い込んでしまっている。アソコもツルツルだ。巨大化した時に男の足に絡みつく彼女の細い太ももの感触はえもいわれぬ物だそうで、足でタマタマをヒトコスリするだけで素人は射精寸前に追い詰められるとか。
 
 そんなドスケベ妖精さんがあちこちに群を成して飛び回り、冒険者を待ち構えている。ピクシーが単独行動を好むのに対してスプライトは常に集団行動する。そして小さな体で全身に纏わり付いたり合体して一人の女として男を魅了したりする。アソコに集団で群がり自慢の体をこすり付けたり、小さな体を利用してお尻の中まで責めてくれる。かと思うとすかさず合体して美しい乙女の姿になって本番挿入やふともも攻撃に移る。冒険者が腰を突き上げて反撃しようとするとすかさずバラバラになって再び群がり密着攻撃に移る。
 
 スプライトの形態に合わせて戦法を変える必要があるので、しかも中々捉え所がない巧みな戦術を使うので、スプライト集団を打ち倒すのは難しい。小さい時には全身愛撫攻撃で応戦しつつピンポイント攻撃に耐え、大きくなったらひたすら腰を突き上げつつ華奢な足や締め付け攻撃に堪えなければならない。だが好戦的なスプライト達は冒険者が小スプライトに反撃しようとした瞬間大きくなり、大スプライトに反撃しようとした瞬間にバラけるので、中々ダメージは与えられず、その内交互に一方的に繰り返される大小スプライトの快感攻撃の前にイッてしまう危険が大きい。耐久力が低く精力もない未熟な冒険者は太刀打ちできないだろう。
 
 スプライトに勝つには彼女達以上に頭を使って戦術を工夫する必要がある。常に「先を読む」事が大事で、敵の変身を的確に読んで相手の姿に応じて臨機応変に対応したいものである。冷静に混乱せずに作戦を遂行すれば、一匹また一匹と悦ばせる事もできる。ある程度数が減ったらもう大きく合体する事ができないので、そうなったら戦法はピクシーに対するのと同じになる。とかくスプライトは姿を変えるので翻弄されてしまいやすい。しっかり防御し、中々射精しない精力も必要である。
 


スペーストラベラー【すぺえすとらべらあ】

  種 族:サイボーグ/エイリアン
  レベル:C
  得意技:癒し、時間停止、暗黒空間/ショタ、姉、おもちゃ、しっとり癒し、イメクラ


 細い長身の体に黒いモコモコしたワンピースの長いスカートと背の高い帽子を身にまとい、宇宙空間を走る列車に乗って旅をする美女。その体は恐ろしく細く足も長いけれども、出る所はちゃんと出ている。金色の長い髪、切れ長の大きな目、長いまつげ、整った顔立ちが特徴で、大変上品である。その静かな語り口調はセクシーと言うより癒しのパワーと言った方がいいだろう。
 
 そんな高嶺のおねえさまがスペーストラベラーだが、実は彼女が旅をしているのは恐ろしい目的があるらしいのだ。なんでも年端の行かぬ少年を誘拐して一緒に生まれ故郷の星に連れて行き、その肉体を機械に改造して星を維持するネジ等の部品にし続けているんだとか。その目的の為彼女の寿命は無限に引き伸ばされ、バイオ技術で若く美しい肉体を保ち続けている。本来の肉体は滅びている為、彼女は相手好みの姿にいくらでも変われる。
 
 彼女の物静かな品位と悲しそうな体言止めは少年達の羨望の的だったが、自分のせいで部品にされてしまった少年達の運命を背負っている為に彼女はそういう態度なのだと思われる。しかし長く生きて来たので宇宙のさまざまな不可思議を熟知しており、時間も超越してしまっている。尚、肉体を改造し続けている為かスペーストラベラーの体にはピチピチの肉体を維持する秘密が隠されており、彼女に惚れた老小説家がその秘密を見せられて恋をあきらめたと言う逸話もある。
 
 スペーストラベラーは最終的に課せられた目的に反対し、故郷の機械惑星を破壊してしまう。その後も旅を続ける彼女は本来の目的を失い、元来の美少年好きが昂じて行ったらしい…という訳で容赦なくメー●ルたんも敵さんの仲間入り♪
 
 時空を超えて気の遠くなるような長い年月、彼女は幾多の美少年を相手にして来た。その為男の子の扱いは慣れており、優しく包み込みながらゆっくりしっとりイチモツを飲み込んでしまう。その膣は機械化されバイブ標準搭載。癒しパワーとむさぼるバイブのギャップもたまらない。
 
 女体に慣れていない状態でいきなりディープな攻撃を受ける為美少年達はネジになるよりも恐ろしく気持ちイイ目に遭うという。それもその筈、もしスペーストラベラーに精を放ってしまったらその瞬間彼女の超能力が自動的に発動し、男の子は射精の瞬間暗黒空間に送られてしまう。するとイク快感が全身を駆け巡った瞬間が永久に繰り返され、暗黒空間の中でスペーストラベラーの極上の感触を味わったまま永遠に止まってしまい、絶頂のこそばゆい感覚だけを味わい続ける事になる。少年の永遠の時間と引き換えに彼女の永遠を齎す。
 
 もちろん冒険者も容赦なくかわいがられる。ショタ属性で甘えてしまうと扱い慣れた癒しのパワーで暗黒空間に送られてしまうだろう。また多少強い冒険者でも彼女は時間停止攻撃に入り、気が付いたらイッている状態だ。美少年系の冒険者の場合スペーストラベラーには苦戦を余儀なくされる。
 
 彼女は人間の与り知らぬ宇宙の神秘を相当程度把握しており、経験も豊富でちょっとやそっとでは感じはしない。また簡単に悦んでしまうだけの明るさを持っておらず、犠牲になった少年達を想って気持ちを固くしてしまうので、防御力も高いと言える。攻防共にレベルの高い敵と言えるだろう。
 
 そんな彼女にはまず安心させる必要があり、甘えたり力強く突き上げるだけでは勝てない。癒し系の相手だが逆に癒される攻撃には弱い。優しい言葉や愛撫で心の氷を溶かしてあげよう。気を許させれば後は真っ向勝負となる。強力バイブやしっとり愛撫に耐え抜き、己の持てる攻撃を駆使して倒すべし。
 


スペースバンパイア【すぺえすばんぱいあ】

  種 族:エイリアン
  レベル:B
  得意技:精気吸収、立位、スライム化、魅了/姉、おっぱい星人、お尻


 宇宙のどこかに小惑星型の巣を作り、誰かが来るのを待ち続けている…そんなタイプのエイリアンがいる。それがスペースバンパイアだ。ある日宇宙探査員がこのトラップに引っかかり、巣の奥に眠っているスペースバンパイアを持ち帰ってしまった。スペースバンパイアは相手好みの姿に自分の姿を変えられる能力を持っており、つまり誰でも一目ぼれしてしまうのだ。そうやって男を誘い、精気を抜き取って食事する。
 
 スペースバンパイアの実力は実に強力。キスだけで全精力を枯渇させてしまう程で、魅了されてフラフラ近づいた男はあっという間に彼女と唇を合わせ、その瞬間激しく放電しながらエネルギーを奪われて干からびてしまう。キス程度でそれだけの力があるのだから、もっと一度に精気を吸収できる性器結合となったら並の男ではひとたまりもないだろう。
 
 スペースバンパイアには服という概念がなく、いつも全裸でふくよかな乳房を強調し、ぷりぷりしたお尻をくねらせてゆっくり歩く。見る者すべて手当たり次第に食べてしまう貪欲さも持っている。超能力にも優れ、銃器など一切通用しないし閉じ込める為のガラスなど一瞬で粉々にできる。またホレた相手には地の果てまで追って行く執念深さもあり、魅入られた男はもう逃げられずに立位で昇天だ。彼女は形状を自由に変えられるので、スライム状になって男を追う事もできる。つまり逃げ場はない。
 
 特にSFステージではスペースバンパイアは強敵だ。どんなに女に慣れている冒険者でもスペースバンパイアの前に出るとあっという間に吸い寄せられて精を抜き取られてしまう。宇宙産のアンデッドモンスターでバンパイアキョンシーを超える実力の持ち主だ。
 
 スペースバンパイアは超上級ステージやプチボス扱い、場合によってはラスボスとして登場する程の敵だ。『とらわれペンギン』では1階に登場し強力、しかもパイパンだと説明されている。それだけの相手だから、冒険者が彼女に遭遇しその瞳に捕らわれると即座に魅了され、熟練した冒険者でも引き寄せられてしまう事になる。妖しい視線で見つめられるとドンドン魅了され、彼女の方へと吸い寄せられる。側に来たが最後そのセクシーな肢体に抱き締められてしまう。
 
 彼女はその全身から、特に唇と性器から、男の精を吸い尽くす事ができる。引き寄せられた冒険者は全裸のナイスバディに抱き締められキスでどんどん精気を吸収される。並の冒険者では最高の性感を味わいながらミイラにされてしまうだろう。彼女に触れただけで精力を消費する。つまり彼女との戦いは絶えず精気吸収を受けながらの攻防となるのである。只抱き締められているだけでも射精寸前なのにさらに強力なキス吸引が待っているのだ。
 
 尚、スペースバンパイアにミイラにされた者は他の人間を吸い取るチャームとキス吸収能力を得て仲間を増やし、その人間達の全エネルギーをスペースバンパイアに提供する事ができる。町全体がミイラで溢れてしまう事も珍しくはない。当然吸収された女性はスペースバンパイアの配下モンスターとして吸精攻撃を繰り出して来る。
 
 もちろんキスだけで果てる事無くプラズマの中で必死に堪えながら果敢に戦う冒険者もいる。またスペースバンパイアの方がその男を気に入る事もある。そういう冒険者に遭遇したら、彼女はキス以上の快楽を与えて何もかもを吸い尽くそうとする。自慢のおっぱいやお尻を駆使してイチモツを悦ばせながら精を吸収し、立位で交わったらキス以上の強烈な快感と吸収力であっという間にミイラにもならずに跡形もなく食べられてしまう。
 
 パイズリもお尻攻撃もお手の物であり、その強烈なテクニックで精気吸収が早まってしまう。フェラチオ攻撃は特にキス吸引が加わるので注意が必要だ。そして立位で結合すると最大級の精気吸収に曝される事になる。相当レベルが高くなければ彼女のドレイン装置に翻弄されて身も心も消滅してしまうだろう。
 
 また逃げても体をスライム状にしてどこまでも追いかけて来て、そのにゅるにゅるしたスライムバンパイアで全身包まれたりしてしまう。彼女に徹底抗戦しようとしたり彼女に惚れられたりすればもう逃げ場はない。スライム化したスペースバンパイアは持ち前のテクニックと吸収能力の他にどこでも挿入が可能となる。つまり性器以外の場所で性器と同じ吸収効果を発揮でき、さらに蠢きやバイブや粘液攻撃が加わるのである。できれば彼女から逃げようとせずに果敢に立ち向かった方がいい。さもなくばスライム化し余計強くなったスペースバンパイアに襲われる事になるからだ。
 
 彼女に勝つには、最低限強烈な吸精超能力に瞬殺されないだけの高い精力を持っていないといけない。見る見る精力が減って行くので尽きる前に強豪を打ち破れるだけの攻撃力も必要だ。また魅了攻撃に抗うだけの精神力も欲しい所だがなかなか難しいだろう。高度な戦いを覚悟しないといけない。言うまでもなく形のいいバストやヒップのくねりに見とれている程度では勝ち目はないだろう。
 


スライム【すらいむ】 nm

  種 族:魔法媒体
  レベル:C
  得意技:どこでも挿入、体内に取り込む/おもちゃ、集団、密着


 ゲル状の軟体生物。魔力によって生を受け、ぐにゅぐにゅ蠢きながら移動する。一般にスライムというとRPGで最弱、雑魚の中の雑魚、キング・オブ・ザコの称号を欲しいままにしているが、本当はスライムというのはとても強力で、剣も打撃も通用せず中には魔法を使ったりもして厄介だ。その体は強酸である場合が多く触れただけで剣も鎧も肉骨までも溶かされスライムの体の一部とされる。もちろん魔法防御力も高いし、火を放てば飛び散ったり蒸発したりして返り討ちになり冷気で凍らせれば尖って突き刺さる。ほとんど対処法がなくレベルが低い内はまったく太刀打ちできない筈なのだ。
 
 SBRPGでのスライムは、これ程強力ではないかも知れないが、有名RPGのように超低級という扱いも受けない。ここで登場するスライムはちゃんと裸の女性の外見である。緑色に透き通っていて全身がゼリー状になっている。
 
 スライムは冒険の最初に登場するのがRPGの定番となっているようだ。『とらわれペンギン』でもバルトリンスライムが最弱の敵として登場している。しかしこれはむしろ特殊な例と言えるだろう。特殊なものが間違って定番となってしまっているのである。スライムは実際には相当上級のステージに登場し、中堅の冒険者を手玉に取る存在なのである。
 
 スライムの特徴はどこからでもペニスを包み込む事ができる点だろう。ぷるぷるした体内にイチモツを飲み込みグニグニと揉みしだいて来る。この軟体生物の中は女性器そのもの。どこにでも入れられ、どこからでも強烈な締め付けと蠕動が襲い掛かる。攻撃パターンはかようにシンプルであるがとても強力、多くの冒険者が瞬殺の憂き目に遭った。
 
 もちろん体内に取り込まずにパイズリ等のテクも可能だ。手コキからそのまま挿入等のテクニックを使って来る。フェラチオしながら即座に口部分で挿入後またフェラに移るといっためまぐるしい攻撃に翻弄されてしまうだろう。
 
 スライムの必殺の得意技は、冒険者の下半身全体を覆い尽くして、性器、玉袋、お尻の穴まで全体を包み込んでグニュグニュ愛撫する事である。もちろん締め付けと揉みしだきのオンパレードだ。そうなると下半身の感じやすい所が同時に纏めて強烈な快感に晒されてしまい、並の冒険者ではスライムの中にあっさり白濁液を放出してしまう。下腹部をスライムの体内に取り込まれたらもの凄い勢いで精力が目減りしてしまうので注意が必要だ。
 
 集団戦の場合、スライム達は仲間と融合して冒険者の全身を包み込む事もできる。乳首等感じやすい所が重点的に責められ、全身余す所なく快感に包み込まれてしまうだろう。数体のスライム相手の場合そういう作戦が取られるので侮る事はできないのである。
 
 股に入れて突き上げても他の部位で突き上げても、スライムはほとんど感じない。簡単な攻撃ではまるでダメージを与えられない程の強靭な防御力を誇っている。スライムはすべての細胞自体が性感帯ではあるが、刺激には強くナカナカ反応しない。人間のように感じる部位が決まっている訳ではないが、それだけに弱点もほとんどなくピンポイント攻撃は通用しない。しかも並の責めでは刺激にならないのである。
 
 通常の攻撃ではダメージを与えにくいので、スライム相手には魔法系の攻撃が有効だ。上級の冒険者ならプレジャーボルトも使えるだろう。液体系なので効果も甚大だ。魔法関係の攻防に自信がない冒険者は、スライムにはほとんど太刀打ちできないだろう。攻撃力も防御力も高い敵と思って逃げるのが得策だ。
 
 ちなみに通常モンスターとしてのスライムは、冒険者の全身を酸で溶かしてスライム化し自身の一部とする事で食事・増殖をする。強力なスライムは鎧も剣も溶かしてしまうし肉体も溶かしてしまう。そうやって彼等は何でも食べて自分の体の一部となし、成長を続けて来たのである。
 
 だが、ここでのスライムレディは、精液を吸い取って食事・増殖をする。設定次第では酸で鎧や服を溶かすものもあるが、戦闘となると男に快楽を与えて体細胞を抜き取り自身の体の一部とするのである。もちろん完全に枯渇するまで解放してはくれないので捕まらないようにしたいものだ。尚、大勢の精液を吸い取って来たスライムは強力になり、クイーンスライムなどと呼ばれたりする。こうなると上級冒険者が死闘を繰り広げるボスクラスの相手と言えるだろう。
 
 また亜種の中にはメタルスライムバイブスライムというものがあり、万力のような締め付けを伴ったり全身どこでも挿入してバイブ付きなんてのもある。またスライムベスは魔法の力が強く魅了を始めとした魔法攻撃を駆使する強敵だ。
 
 スライムにはこのように眷族も多く、また多くの冒険者の知る所となっているなじみの敵さんであるが、恐らく彼女達に慣れるという事はないだろう。スライムは環境に応じて進化するよう設定されており、日増しに強くなって行く傾向にある。その一方で魔族等によって魔力を結集、次々新たにスライムが誕生している。設定次第ではスライムの海を歩かされる事にもなり、攻略は困難を極める。心して立ち向かうべき相手である。
 


スライムベス【すらいむべす】

  種 族:魔法媒体
  レベル:B
  得意技:どこでも挿入、体内に取り込む、体内に侵入、魅了の魔法、性感の魔法/おもちゃ、集団、密着


 スライムの中でさらに魔力が強化された強力版。通常スライムが緑色なのに対して、スライムベスは真っ赤な透き通った体をしている。…それにしても、「べす」ってなんだろう???べす。
 
 スライムベスは魔力が増幅されており、スライム以上の精力もあり魔法も駆使したりする。赤いスライムに出くわした冒険者はこれまでのスライム以上の相手と戦うと心得なければいけない。
 
 攻防についてはほとんどスライムと同じであり、全身どこでも挿入できるし下腹部を覆い尽くしてグニグニしてくれるのもスライムと同じだ。が、基本的な戦闘能力が高く、攻撃力も防御力も精力値もスライム以上だ。つまりスライムベスの中に挿入するとこれまで以上の心地よさに包まれるし性感帯への刺激もほとんど無効になってしまう。
 
 また、スライムベスは魔力が満ち溢れているので、さまざまな魔法を駆使する。緑のスライムはその魔力を自分の肉体の維持に用いるだけで手一杯だが、それ以上の魔力に溢れているベスの場合はその魔力を魔法として使って来るのである。魅了の魔法や性感の魔法で身も心も魔性の快楽に晒される。
 
 また、スライムベス特有の技として冒険者の口や毛穴、お尻の穴からぷるぷるの体の一部を新入させ内部から犯すという荒技もある。スライムベスは小さな肉片を切り離す事ができ、それが男の体内で性感を徹底的に刺激するのである。本体を倒すまで侵入者を追い出す事はできない。
 
 一番厄介なのは、スライムと違って魔法系の攻撃にも耐性がある点だろう。相当程度の魔法防壁を構築できるので簡単には攻略できない。スライムが魔法に弱かったのにこの赤い彗星はその弱点をある程度鍛えてあるという訳だ。只ベスなだけなのに相当厄介な相手といえる。
 
 それでもスライムベスは電気系の攻撃には弱い。これは他の眷属でも共通している。どんなに強化されても、プレジャーボルトのような攻撃には耐性をつけられず大ダメージを喰らってしまうのである。精々魔法防壁でその効果を弱め、自身の最大精力値を高めて持ち堪える程度しかできないだろう。とはいってもPVは諸刃の剣であり、一発で仕留められないならそれだけ冒険者側のリスクが高くなる。安心はできない。スライムベスは攻撃力が高く弱点に乏しいので、侮れない敵なのである。
 


スライムボム【すらいむぼむ】

  種 族:トラップ
  レベル:D
  得意技:下腹部揉みしだき/おもちゃ


 僅かな魔力によって作られた意志を持たないトラップ。小型のスライムであり、地雷のように地下に埋め込まれている。冒険者が踏むともの凄い勢いで飛び上がり男の下腹部にべったり張り付く方式だ。
 
 冒険者に張り付いたスライムボムはグニグニ蠢いて下腹部全体を揉みしだいて来る。棒もタマも会陰もお尻の穴までも満遍なく刺激する。突然下から鈍い衝撃と共に張りついて来てモニュモニュされるのだから、慣れていない冒険者では突然の心地よさに脱力してしまうだろう。
 
 スライムボムを引き剥がそうとしても手は通り抜けてしまうし性感帯もないのでダメージを与えて倒す事もできない。随所に仕掛けられているスライムボム、引っかかってしまったらそのまま耐え抜くしか方法はない。
 
 一番の対策は事前にトラップを察して避ける事だが、引っかかっても一定時間が経つとゼリー状の粘着物質が形状を保つ事ができなくなる。スライムボムは量産型であり一体にさほど多くの魔力を注入していないから、一定時間が経つと水に戻ってしまうのだ。
 
 もちろん成長もしなければ自分の意志で形質を保とうともしない。つまり引っかかってもひたすら我慢していれば間もなく離れてくれるという訳だ。
 
 上級ステージになればスライムボムも多少は強化される。バイブやPV効果つきの物も登場する。しかし、やはりスライムボムは低レベルのステージに多く登場するようだ。それなりに経験を積んだ冒険者相手ならスライムやスライムベス等を使った方がよいからであろう。そもそも熟練冒険者ならそんな単純なトラップには引っかからない。
 




 

← →

データベース・トップへ