チアガール【ちあがある】

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:応援、足技/足フェチ、集団、イメクラ


 ビニール製のポンポンを手に、Tシャツ、ミニスカートの格好で颯爽と登場する女学生。ミニスカから太目の脚が伸び、元気いっぱいに応援をする娘達である。
 
 チアガールは初級ステージの随所に登場する。手を腰に当てて速やかに列を組んで歩いてくるのが特徴だ。また彼女達は一人で登場する事はめったになく、大抵はもっと強い敵と一緒に行動し、その敵をサポートする役割が強い。しかも、そのサポートする敵が強ければ強いほど、その人数が多ければ多いほど、一緒に行動するチアガールの数も増える。それだけ応援に熱が入るというわけだ。
 
 チアガールだけに、彼女達の基本的な行動は応援である。応援相手はサポートする敵か自分たちのチーム同士、つまり仲間というわけ。元気に声援を送り隊列を組み、また組体操をして一心不乱に踊る。その励ましの声に気力を得て、サポートされる敵はどんどん勇ましく冒険者を責めるようになる。もちろんチアガールたちが自分たちを励ます意味も込められているので、彼女たち自身もますます元気付けられる。したがってチアガールが応援すると、敵全体の攻撃力が上がるのだ。
 
 チアガールが一緒の場合、戦い慣れた敵も彼女達のサポートのせいでとんでもない攻撃力を発揮することがある。RPGでいう痛恨の一撃に相当する「もんぜつの一撃」の確率が上がり、通常攻撃のダメージも大きくなり、冒険者はペースを崩されながら強化した敵の前に文字通り悶絶させられる事になるのである。
 
 さらにチアガールたちは、味方だけでなく冒険者に向けて応援メッセージを発する事もある。その場合只味方に「ガンバレガンバレ」と応援するのと違って、セクシーなポーズを取ったり、ミニスカの足をひけらかしたり、足を振り上げてパンツを思いっきり見せ付けたり(穿いてないこともある!)、女体の魅力がよく分かるような組体操をしたりして、冒険者の視覚に訴え、いやらしい動きで男心を翻弄する。そうして「いっちゃえいっちゃえ♪」と集団ではやし立てるのである。
 
 そうなると冒険者は弱体化させられる。防御力が低下するほか、彼女たちに見とれて攻撃の機会が奪われ(RPGで言う”よろめき”に相当)、また時々魅了されたりする。視覚と聴覚で感じやすくなり、勇ましい応援についペースを崩され乗ってしまい、ひたすらカクカク腰を振る暴走状態になる事さえある。つまり防御力を奪われるほかにさまざまな状態異常を併発するのだ。これがチアガールたちのサポート攻撃の恐ろしいところである。
 
 敵全体の攻撃力が高まり、こちらの防御力が奪われ、そのうえ状態異常の憂き目に遭うのだから、戦闘はきわめて不利になるだろう。チアガールつきの集団戦の場合、倒すべき敵も増えるのだから、こちらがイキやすくなる事は必定である。それだけにチーム戦にたいしては心して掛からなければ、例え戦い慣れた弱い敵であってもいつの間にか高められ、長期戦の中で最後にはあっけなく果ててしまう事になる。
 
 チアガールたちの得意技は応援だが、もちろんそれ以外にも直接攻撃は可能だ。ミニスカから伸びた太い足が彼女たちの自慢の武器となる。冒険者にさまざまな足技をお見舞いして直接ダメージを与えたり、サポートしている敵の補助役として冒険者の体を押さえ込んだりする事ができる。集団で男の体中にスベスベした足をこすりつけて精力を奪う連携プレイには要注意だ。
 
 また彼女達は体育会系でそれなりに体を鍛えてもいるので、精力は高めである。初級の冒険者はどうしても一人倒すのにも苦労してしまうだろう。まして集団長期戦の中で相手は強化されこちらは弱体化され、状態異常で反撃の機会も奪われる事しばしばであるからして、漏らさずに済ませるのは至難のわざと言えるだろう。
 
 ある程度経験を積んだ冒険者なら、チアガールのいる集団戦でも対抗できるだろう。RPGの基本として、さまざまなサポート技を繰り出す敵が混じっていたらそいつから倒す。そうしないとどんどん戦局が不利になってしまうから。というわけで、チアガールチーム戦の場合でも、彼女たちから先に倒すべきだ。チアガールをまず全滅させておいて、後はゆっくり残りの敵を片付ければよい。
 
 チアガールの精力は高めであるが、基本的に戦闘力はそう高くもないので、慣れた冒険者なら簡単に倒せる。彼女たちの足を克服して、視覚的な魅力も振り払いつつ、一人ずつ確実に平らげていけば、勝機が出て来る。Tシャツで隠している胸を責めながら腰をガンガン突き動かせば難なく倒せる相手だ。
 
 なお、チアガールは初級ステージではそれなりに脅威の相手であるが、基本的には弱いので、中級ステージ以降では登場しない。なので魔族クラスの敵が彼女たちのサポートで強化される事はないので安心されたい。そうはいっても、そういうステージにもなれば別の戦法で冒険者が苦しめられる事にはなるのだが。まずはチアガールがいないステージに進められることを目標にタチ向かおう。
 


ちーのうや【ちいのうや】

  種 族:妖怪
  レベル:D
  得意技:ロリ、ショタ、手、フェラ、おっぱい星人/手技、フェラ、巨乳パイズリ、まれに性霊界巡り

 沖縄発祥の妖怪。幼くして死んだ子供の墓に出現し、死んだ子供の霊に乳を飲ませて供養する慈母的な存在である。その顔立ちは天女のように美しく、優しい慈愛に満ちているとされる。美しく長い黒髪と、目をみはるような巨乳が特徴。

 このように、根源的には善なる妖怪であるが、時には恐ろしい悪鬼として振る舞うこともあるという。すなわち、その美しく優しい顔立ちと豊かな乳房を武器に、かわいい男の子を童墓や水辺・水中で待ちかまえ、性的な誘惑で霊界に導き、ついにはあの世まで引き込んでしまうのだ。

 性を知らない、あるいは、多少同世代の女子に興味を持っているだけで、大人の行為に疎い少年を見つけると、ちーのうやは優しい声で呼びかけ、墓の奥や水辺に誘い込む。時にはその豊かな乳房を見せつけて、多少性の知識があるだけの年端もゆかぬ男子を誘惑する。

 これにのってしまい、彼女のそばに行ってしまうと、いきなり少年は下半身を裸にされ、手や舌やおっぱいで股間を刺激され、訳の分からぬくすぐったさのうちに、あっという間に絶頂を迎えてしまうことになる。

 初めのうちはそれで解放されるものの、もしその少年が、興味津々で、または再びの快楽を求めて、ちーのうやのいる墓や水辺に足繁く通うようになったら要注意だ。彼女の上半身でイかされ続ければそれだけ、彼はますます深みにはまり、冥界にはまりこんでいく。

 そしてついに、墓土の下奥深くか、水中に引き込まれて、彼は霊界に送り込まれてしまうのである。

 ちーのうやに導かれた霊界は特殊で、女の子供の霊ばかりが過ごす世界だ。彼女たちは幼くして命を落とした不遇の女子たちであり、男を知らぬ故、ちーのうやが不憫に思い、引き込んだ男子をあてがうのである。そこで少年は、15歳くらいまでの娘たちの霊と永遠に交わるのである。

 男子の数はまだまだ足りず、1人に対して数十人以上が群がる状況だ。だからちーのうやは、またせっせと、性にのめり込む少年たちを引き込むわけである。

 ちーのうやは、不遇な男子の霊には乳を与えて供養し、女子の霊には少年を与えて供養する存在なのである。

 セックスバトルRPGの世界では、ちーのうやは初期ステージのザコキャラとして登場することが多い。または、特殊な魔法で冒険者が子供化したステージや、そもそも少年が冒険者だった場合なども、好んで襲いかかってくる敵である。

 彼女は主に、水辺や水中、または夜の墓地などに身を潜めている。通常、複数で行動することはまれで、単独で現れることが多い。

 ちーのうやは冒険者を見つけると、その自慢の乳房を見せつけ、優しくも妖しい笑みで誘ってくる。もし冒険者がオッパイ大好き人間の初心者であれば、そこでアウトだ。あっという間にその吸いつくような、どこまでもめり込んでいくやわらかい肉に包み込まれ、高速でしごかれて精を抜き取られてしまうだろう。

 また、胸にそれほど興味がなくとも、彼女はある程度のフェラテクは心得ているので、迂闊に近づいてぱっくり咥えられることも危険である。じっくり吸われながらぷにぷにの唇でしごかれ、先端ばかり舐め尽くされてあえなく昇天である。

 特に怖いのは、ちーのうやの指先のテクニックである。彼女はこれまで、数え切れないほどのコドモチンチンをいじくり倒し、その小さなつぼみから白く濃い液体を奪い取り、さらには精通さえまだ訪れていない子供でも容赦なく、絶頂の脈打ちだけを味わわせてきたのである。その細くしなやかな指先には妖気が満ち満ちている。

 特に冒険者が包皮にくるまれたコドモチンチンのままであった場合、ちーのうやの指先の魔術に打ち勝つことは難しい。かわいらしい先端を摘み、玉袋をなでさすりくすぐりながら、しつこく先端ばかりを揉みしだいて、女の妖気をたっぷりしみこませてくるのだ。

 イチモツのあちこちをつついてしごいてくすぐって、また先っぽばかり皮ごとしなやかな指先でモミモミされているうちに、妖力が奥までしみこんで、女の指の吸いつく感触にますます敏感になっていく。

 そうしてついに、皮をこじ開けて内部にまで白魚指が侵入してきたとき、精液が一気にほとばしってしまうことになる。多くの少年をかわいがってきた手技は絶品だ。

 もっとも恐ろしいのは、ちーのうやがまれに発動させる大技、性霊界巡りである。彼女が妖力のすべてをなげうって冒険者を無理矢理、性霊のたむろす特殊な世界に引き込んでしまうのである。

 そこにいるのは、毛も生えていない女の子供の幽霊たち。それも数十体は間違いなくいる。彼女たちに全身かわいがられ、ツルツルの生足で撫でさすられ、ぺったんこの上半身に押し包まれ、未成熟のオソソにぬっぽり交代で挿入させられてしまう。

 その禁断の刺激、大勢の幼女たちの快感攻撃を矢継ぎ早に身に受け、特にロリ属性の冒険者はひとたまりもなくイかされ続けてしまうことになる。そうなれば最後、キミも性霊の仲間入りだ。大勢の少女たちと永遠に交わることになってしまう。

 特にロリ属性でなかったとしても、中には十五歳くらいの相当に成長した娘も混じっているので要注意だ。その若々しい肉体に、つい属性も開発されてしまうというものである。

 とはいうものの、そこそこの経験を積んでいる冒険者であれば、ちーのうやなど恐るるに足りない。強さ的にはそれほどでもなく、実はあっさり倒れてしまったりもする。

 ポイントは下半身への攻撃である。ちーのうやは、上半身を駆使した技は心得ており、もっぱらその部位で攻撃してくるが、下半身はほとんど鍛えられておらず、感度からして大きな弱点となっている。

 したがって、ある程度レベルのある冒険者であれば、出逢いがしら彼女をとっ捕まえて組み伏せてより一気に挿入に持ち込むこともできるはずである。そうすれば、大したダメージもうけずに、ちーのうやを倒すことができるだろう。

 まれに発生する性霊界めぐりも、それほど脅威ではない。大勢の子供霊といえども、相手は性について全く無知無力であり、ロリ属性でもない限りは、彼女たちをもあっさり蹴散らすことができるはずである。

 さらに、性霊界巡りほどの大技であれば、かなりのパワーを必要とし、ちーのうやにはそれほど妖気があるわけでもないので、一定時間を耐え抜けば、すぐにでも元の世界に帰ることができる。しかも戻ったあとのちーのうやは妖気を使い果たしてイク寸前だ。瞬殺できる。

 ただし、子供化した冒険者、ないしはもともと年端のゆかぬ冒険者である場合には、注意が必要だろう。

 冒険者が大人の男であれば瞬殺できる相手ではあるが、子供であった場合、完全に相手の土俵であり、手慣れた快感攻撃が少年を襲うこととなる。

 まずは快感に対する防御をしっかり行い、ちーのうやの吸いつくような上半身による攻撃を跳ね返せるほどのレベルは必要だろう。そのうえで、なるべく相手のペースにはまらないように注意しながら、小回りの利く体で後ろに回り、さっさと挿入してしまえば勝てるはずだ。

 また、少年な冒険者が性霊界巡りに遭ってしまった場合は、とにかくひたすら耐えることが肝心である。上記のとおり数ターンで元の世界に戻れるので、それまでは同世代の女の子たちに群がられ、全身包まれてスリスリされ、体中あちこちをまさぐられくすぐられ、イチモツは常にしごかれ舐められ吸われオソソの餌食となるが、ここを耐え切れれば脱出できる。あとは弱ったちーのうやを撃退すればすむ話だ。

 レベルによほどの自信がないかぎりは、色情霊相手に反撃を試みない方がいいだろう。残り精力に注意して、ひたすら防御で切り抜け、若娘の霊たちの肉体包囲から脱出しよう。



痴女【ちじょ】

  種 族:人間
  レベル:D
  得意技:手技、バック全般/姉、手フェチ、足フェチ、お尻、密着


 薄暗い路地裏や人気のない都会の細道、あるいは深夜の男子トイレ個室などなど、人目を忍ぶような場所にたたずみ、何も知らないで迷い込む男を捕らえようと待ち構える妖しい女。それがいけない都市伝説、痴女である。性欲の虜となった彼女達はあられもない格好で男を誘いこみ、自慢の肉体と激しいセックスで徹底的に搾り取ろうとしている。
 
 はたまた、電車の中に身を潜め、満員電車の人ごみに紛れて単独または複数で狙った男をいい気持ちにしてくれる事もある。痴漢がそうするように男の股間をさすり、体を執拗に押し付けこすり付けて女のやわらかさを刻み付け、男が嫌がらずにいるとエスカレートしていく。チャックを開け、直に感じるところをまさぐる。特に集団痴女の場合には大胆であり、人ごみの中で精子を抜き取るまで決して手を休めない。
 
 もちろん、これらは都市伝説に過ぎない。現実にそんな状況があるはずもなく、痴漢がいるなら痴女もいる、という論理でしかない。現代においてはそんな事をしなくても「間に合う」のであり、わざわざ危険を冒して男を求める事はありえない。それどころか逆に嫌がり性的なものを避けるのが普通なのである。
 
 それでも、男の妄想として、痴女という存在はたしかに認められている。痴女についての共通の認識があり、こういう女性がいたらいいなということで一つのジャンルを形成し、もはや不動のものとして痴女が確立しているのである。痴女モノはもう数え切れない程作りだされている。それだから、痴女が現実の状況を一切無視してセックスバトルRPGの世界に登場する事に違和感を持つ者はないだろう。堂々と痴女が、しかも強力な敵として、この世界に頻繁に登場しているのである。
 
 只、痴女という存在は定義が広すぎて、実は扱いが難しい相手でもある。女性が性的なものを避けるのが現実の姿なら、SBRPGに登場する女敵達は全員痴女になってしまうのであり、誰かをとりわけ「痴女」として引っ張り出す事は困難だ。積極的にセックスを求め、男の精を奪い去り、快楽を追求しないなら敵にはならないし、なっても極めて弱い扱いになるしかない。
 
 かといって、定義を狭くしすぎれば、登場が困難になってしまう。満員電車のステージを用意するのは不可能ではないが、シチュが限られてしまう。場面を限定しすぎればそれだけ扱いが難しくなり、登場頻度が狭められてしまう。範囲を限定するならあくまで、その敵自身の能力や特徴のうちに限らなければならないのだ。
 
 ここでは、特に経験が深く熟練した若いレディで、責め方に一定の特徴を持ち、限りなく超人に近いほどの実力を持った女性だけに限定し、登場する場所は「特に狭いところが好きだがそこに限らない」事にしよう。『トワイライトゾーン2』では地下通路に登場し、攻防共に強力な敵となっている。ここではこれに準じてデータとする。
 
 痴女は多少経験を積んだ冒険者の行く先々に待ち構え、一方的に襲いかかってくる。単独行動が多いが、時々痴女仲間たちと行動する事がある。彼女達は特に狭いところ、人気のないところ、逆にすし詰め状態の場所を好み、冒険者の心の準備ができていないうちから快感を与えようとする。つまり多くの場合先制攻撃を余儀なくされ、先手を取られ、相手のペースに引っ張られ、最悪主導権を握られてしまうのだ。
 
 たとえば細い通路、這って進むような地下通路、暗い路地裏、、トイレの個室などに、痴女が潜んでいる。あるいは満員のエレベーターや電車の中などに身を潜めている。SBRPGでは満員という事はすなわち「大勢の女の中に冒険者一人」を意味するから、痴女は彼女たちのリーダー役とでもなるか、全員痴女というシチュが考えられる。さもなくば、虚構の乗客(たとえば夢ステージなどで)の中に潜むという手法がなされる。
 
 痴女とのエンカウントはいつも突然であり、冒険者が驚いて気持ちを整えようとする前に先に攻撃して来る。痴女は男が逃げられないように閉じ込めたり立ちはだかったりするのが得意なので、彼女達との戦闘は避けられず、イクかイカセるかしか選択肢がなくなる。満員のシチュではまず逃げ場はない。そして突然股間に手を伸ばしてくるので、敵の存在に気づかずに戦闘開始となるか、あるいはその場にいる全員が敵となる苦境に立たされるという事になるだろう。
 
 痴女はもう数え切れない本数の男根をその手に握り締めてきたため、どこをどんな強さで握ればいいか、またどんな手のやわらかさなら一番感じてくれるか、スピードやタイミングにいたるまで、経験的に熟知している。その為彼女たちの手コキテクニックは相当こなれたものとなっていて、未熟な冒険者は痴女に遭遇したとたんに絶妙な指先の魔術であっという間に昇天させられてしまう。特に身動きが取りづらい満員の状況で手フェチな冒険者が痴女に襲われたら致命的だ。集団の場合には全身を最高のタイミングと加減でさすりながらイチモツを優しい動きで翻弄し、身動きの取れない冒険者を悦ばせる事になる。
 
 先に手が出るとは限らない。『トワイライトゾーン2』のようにお尻を突き出し、快楽の虜となって自分自身をまさぐっているタイプもある。この手の敵は既にその極上の指先が自分の性器をいじっているので、いきなり挿入から始めてくれる。冒険者は痴女に出会ったとたんにバックで飲み込まれてしまうのだ。
 
 彼女達は絶えず体が疼き、性欲の塊となっているので、冒険者が近付いたらすぐに捕らえ、激しく男を求めて挿入してくる。特に狭い場所では痴女にばかり有利になる。冒険者は突き出された臀部に押され、壁などに追い詰められてしまう。そして何ともいやらしい腰使いで相当慣れた攻撃を繰り出す。
 
 痴女のバックは手馴れたもので、激しく前後してしごきたて、タイミングよく左右になまめかしく揺らし、時折大きく回転させて来る。こうしてイチモツは扱きと揉みしだきの嵐に巻き込まれ、弱い冒険者は彼女のいやらしく大きく蠢くお尻を見ながらなす術がなくなる。大抵男は壁際に追いやられていて、時には別の痴女に後ろを固められていて、脱出は難しく、前後挟まれたまま一方的に絞られてしまうのである。
 
 強引に逃げようとしても、一度捕まえた冒険者を逃がすほど未熟ではない痴女は、決して男根を離さず、しつこくしつこく腰を使って快楽をむさぼる。そして仕上げに玉袋に手を伸ばしつつぶるるっと震え、その刺激で射精に導く。もう何リットルもの体液を吸い取ってきた膣の具合もかなりのものだ。
 
 自分が快楽を得るために自然と培われてきた彼女たちの技量は、もはや人間業というには熟達しすぎていて、並の冒険者の叶う相手ではない。下半身丸出しの格好でお尻を突き出す格好に魅了され、冒険を中断させられた男も数知れずである。
 
 彼女たちの脅威は、足フェチや密着属性の冒険者にも降りかかる。大人の形いいナマ足が冒険者の下半身を十分サポートするし、満員タイプも路地裏タイプも冒険者と密着する事に変わりはない。彼女達は女の魅力のすべてを駆使して男の情欲を誘っているのである。その体のやわらかさや肌触りも計算に入れた行動を取っている。
 
 痴女は、攻撃力も防御力も相当高い。熟練しすぎてしまった為か並の男では満たされなくなっており、簡単な責めでは感じない。精力も高めだし、経験に裏付けられた作戦に翻弄される男も少なくない。だからこそ冒険者の多くは狭いところで密着しながら壁際に追い詰められてしまうのだ。
 
 これほど貪欲な痴女をも悦ばせられるだけの技量がなければ、冒険者に勝ち目はないだろう。彼女達は作戦に長けてはいるが、最終的にはおのれの実力で挑んでくる相手だ。小手先ではなく、こちらも実力で突き進まなければならない。壁に追いやられたり身動きが取れない事が多いので、相当の防御力と精力が求められる。その上で動ける範囲を最大限利用しながら、どうにか主導権を取り戻し、バックのまま突き続けて勝利を掴むしかない。
 
 人間の中ではかなり強力なほうなのだが、魔性の快楽に比べればまだまだだ。余計な小手先ではない、自分の実力だけで痴女を克服できなければ、先はないといえるだろう。痴女は性欲の虜であるため、考えようによってはひたすら我慢しようとふんばる敵よりもやりやすいといえる。彼女たちは慣れすぎて感じにくいだけで、快楽が欲しいのである。だから素直に感じようとする。その欲求に応えてあげてこそ、一人前の冒険者といえるのである。
 


チャイナドレス【ちゃいなどれす】

  種 族:人間
  レベル:D
  得意技:アクロバット、性感の秘術/足フェチ、おっぱい星人、集団、イメクラ


 チャイナドレスに身を包んだ妖艶な美女。只のコスプレ娘の場合もあるが、ここでのチャイナドレスはホンモノの実力者だ。ドレスそのものは誰でも手に入るが、そのドレスにふさわしい実力と色気を体得した女性だけに許される称号によって、チャイナドレスと呼ばれる敵達は区別される。
 
 この世界に登場する特製チャイナドレスは横の切れ込みが深く、歩けば片足ずつキレイな足が付け根からチラチラと露出し、横から見れば横尻がよく見えるようになっている。彼女たちは人間ステージに登場し、生足をちらつかせながら冒険者に迫って来る。下着を着けていないことが多く、ぴっちり上半身に大きく突き出た乳房の先に乳首が浮き出ており、またスカートのようにめくって陰部を堂々と見せ付ける事もできる。
 
 チャイナドレスが只のコスプレと違うのは、タイトなドレスに見合った体型、足の細さ美しさ、バストの大きさ、全身から醸し出される大人の色気をまず備えているという事だ。雰囲気や貫禄が全然違うので、コスプレかどうかは一目で分かる。
 
 もちろん肉体の美しさだけで区別されるのではない。チャイナドレスと呼ばれるには、その上でさまざまな技術を身に付けなくてはならない。基本は妖艶な舞踊。無駄のない動きでおどり、チラリズムの利点を最大限生かすように足を見せ、またドレスをめくって見せる。足フェチな冒険者はその妖艶な姿に参ってしまい、魅了されてなすがままになってしまう。
 
 彼女たちの動きは中国4000年の歴史を持つ房中術に基づいており、ダンスが情欲を誘うようになっているばかりでなく、その動きが実戦で応用され、高い攻撃力を発揮するのである。元々権力者を悦ばせるために開発されたこの技術を駆使し、冒険者にしなやかな体術で挑んでくる。拳法のように素早い動きで男の動きを封じるのも得意で、柔軟な肢体を武器に冒険者を昇天させようとするのだ。
 
 チャイナドレスは着衣のまま挿入できる。無駄のない動きでどんな体勢を取ることもでき、数多くのアクロバット体位を使ってイチモツを翻弄するのが得意だ。巨乳であることが条件でもあるため、その豊かな乳房を駆使した房中術も得意としている。というより修行でそういう実力を培ったのである。動体視力も優れ、冒険者の動きを読んで先回りの返し技に持ち込むこともできる。
 
 また、彼女たちは仲間意識が強く、集団で行動する事も多い。昔権力者を慰める房中術は、集団プレイになる事も少なくなかった。役割やタイミングも長い歴史で完成しており、冒険者の射精を誘うためのテクニックを彼女たちはマスターしているのである。男がイク前に自分が果ててしまってはいけないので、女の精力を長持ちさせるテクニックも培っている。長く入れっぱなしにしないで短時間で次々交代するのもそのテクニックの一つだ。
 
 それだけに冒険者にとってはチャイナドレスは脅威となるだろう。動きを奪われ極上の連携プレイで一方的に抜かれる場面も数え切れない程ある。一つ所にとどまらず目にもとまらぬ早業でどんどんダメージを与えて来る彼女たちの攻撃に、多くの冒険者は東洋の忍者を髣髴とさせるに違いない。
 
 肉体の魅力や色気のほかに、培われてきた技術をマスターしただけでも、チャイナドレスは強力な相手である。不慣れな冒険者は次々繰り出されるアクロバットの前に反撃できない。ある程度経験を積んだ冒険者にとっても、攻防共に優れたチャイナドレスたちの体術と色気についほだされてしまうだろう。
 
 チャイナドレスの中には、こうした体術の他に初級の魔術を使う者がいる。房中の技術はチャイナドレスの称号を持つ女性全員がマスターしているが、そのほかに「秘術」と呼ばれる禁断の奥義を授けられた強力版がいるのである。その奥義をマスターしたチャイナドレスは、その手に水晶を持っている。もし普通のチャイナドレスに苦戦しているようなら、強力版と一線交えるのはやめた方がいい。…といってもカンフーのような機敏な動きをする彼女達から逃げられる可能性はかなり低いのだが。
 
 禁断の秘術は、今日で言う催眠術に近いものである。男の思考を鈍らせ意識をトランス状態にできるお香をたき、冒険者を朦朧とさせる。そこに水晶を見せ、優しく語り掛ける。女の良さを脳裏に刻み付けたり、脱力せよと命じ、快感を受け入れるよう促す。すると男はいわれるままに力を抜いて、チャイナドレスの責めを我慢する事無く受け入れてしまうのである。
 
 こうなるとほぼ一方的に抜かれるし、心のどこかに抵抗感が残っていたとしても、性感は極度に高められ、女の指先が触れただけで全身に電撃が走ったように感じまくってしまう。こんな状態で激しいアクロバット挿入が待っているのだから、普通の男ではひとたまりもないだろう。射精欲が極端に高まっているので、たとえ我慢しようとしても体が勝手に反応してほぼ自動的に出してしまう場合もある。
 
 深く催眠にはまり込んでしまうと、冒険者は触れられてもいないのに勝手に射精してしまう事もある。チャイナドレスたちの妖艶な姿や生足、ダンスを目の当たりにしながら、その動きや女体のラインだけで、触れられずオナニーもせずに自動的に出してしまうのだ。弱い冒険者は残念ながらそこでおしまいである。腰を引き、妖艶な色気に包まれながら恍惚の表情で白濁液を空中に放出することになる。
 
 チャイナドレスに対抗するには、もちろんそれなりの実力が伴わなければならないが、まずは落ち着く事が大事である。体術や拳法ではまず勝ち目はないので、いったん相手を受け入れ、抵抗せずに受け身になりながら瞬間瞬間に責めるのを繰り返して、相手の精力を削っていこう。相当強力な相手なのであわてずに着実にダメージを与えていった方がよい。
 
 性感の秘術は厄介だ。だがそのヒミツは男心をくすぐる特殊な薬草にある。これを焚いて意識を女に向けさせようとしているのである。だからこの秘術を防御するにはおかしなお香の匂いをかがないことが大切である。もし催眠状態に入ってしまったら、息を止めてこれ以上お香を吸わないようにし、自然と体が言うことを聞くようになるのを待つしかない。反撃のチャンスは必ずある。それを逃さない事が鍵となるだろう。
 


チュレル【ちゅれる】

  種 族:ゴースト
  レベル:C
  得意技:誘惑、憑依、精気吸収/属性なし


 若い娘の霊。若くして不幸な死に方をするとチュレルになる。チュレルは人ごみを好み、若い男を見つけては逆ナンする。それに引っかかって彼女を受け入れてしまうと憑依され、老いるまで精気を抜き取られ続ける羽目に陥る。とにかくチュレルの色香に惑わされず誘惑に乗らなければ良いのだが、誘惑に負けてしまうとその青年の人生が大きく変わってしまう訳だ。人ごみで逆ナンされる時は、セールスか宗教か、それともAVの撮影か…はたまたチュレルか。なんにしてもウラが必ずあるものだ。
 
 チュレルに取り付かれるという事は、年を取るまでチュレルに精を提供し続ける事になる。もちろん結婚なんてできず、性欲だけは満たされるが老いるまで彼女は決して離れないので厄介だ。毎日毎晩この色情霊に精を提供し続けるが、しかしアルラウネの呪いの様にすぐさま殺す事はしないみたいだ。あるいは生かして置いて末永く精を頂こうという魂胆なのか。老いて出せなくなると離れてくれるのは他の魔物なんかに比べればまだ優しい方なのかも知れない。
 
 ステージや設定にもよるが、チュレルは人ごみを好み、街中などに出没する。幽霊というと普通は薄暗い人気のない寂しいところというのが定番だが、チュレルにかんしては当てはまらない。一目見ただけでは幽霊という事が分からないくらい、完璧なまでに生きた人間になりきっており、霊感が強い冒険者でなければまったく気づかないだろう。
 
 またチュレルは他の敵にまじって登場する事もある。どうしても一人さびしいシチュエーションは嫌いで、多くの人の中にいるか、仲間たちと行動する事になる。場合によっては、架空の町の中で多くの人ごみに混じって冒険者に襲いかかる事もある。そういう場合は人ごみはダミーであるか、さもなくば全員チュレルということになる。もちろんそんな状況に立たされれば圧倒的に不利になるだろう。
 
 チュレルは生前とは比べ物にならないくらい妖艶な色気を常に醸し出している。女の魅力に満ち溢れ、色香たっぷりに冒険者に迫って来るのだ。SBRPGの場合、女性はいったん敵とみなしておいた方が無難なので、慣れた冒険者ならたとえ霊感がなくてもチュレルではないかと疑うことができるが、そうではない冒険者は、突然のチュレルの誘惑攻撃についメロメロにされてしまう。
 
 冒険者がチュレルの誘惑に負け、その色香に心動かされてしまうと、その心の隙間に彼女は容赦なく入り込んでくる。そしてますます女の魅力を心の底から見せ付けるのだ。そうなるともう冒険者は彼女なしではいられなくなってしまう。心の底から犯された冒険者はあっけなくゲームオーバーになってしまうだろう。
 
 そこまで魅了されなくても、ほんの僅かでも「かわいいな」とか「美人だな」とでも心動かされれば、そこに入り込んでくるので、多くの冒険者がチュレルの憑依攻撃に晒されてしまう。そして容赦なく心と体を犯し始める。どんどん抵抗しないと心の隙間が広がっていき、ついに一生憑依されてしまうから注意しないといけない。
 
 彼女に憑依された冒険者は四六時中挿入している感覚に陥る。そしてひっきりなしに潜在意識に彼女の魅力が刷り込まれる。このゴースト相手の戦いは、実戦というよりは内部への侵略に抗う戦いとなる。チュレルが冒険者に憑依すると、その姿は掻き消え、憑依された冒険者にしか見えない状態になる。そして溢れんばかりの色気を振りまきながら、いつでもどこでも挿入時の感覚を味わわせるのだ。こうして心も体も彼女に犯される。その魅力と快楽に負けてしまえばとめどなく射精し、冒険の中断と、一生チュレルとともに過ごす人生が待っている。
 
 憑依されている間はひたすら快楽に晒されるので、チュレルの攻撃だけでなく、他の女の攻撃も倍増することになるだろう。誰かの膣に飲み込まれたとき、その冒険者はその相手の締め付けだけでなく憑依しているチュレルの締め付けにも晒され、ダブル快感を一度に受ける事になるのだ。やっとの思いでその戦闘に打ち勝っても、チュレルの繰り出す快感攻撃は継続されるので、辛勝した直後にチュレルによって射精、という状態だって十分ありえる。
 
 このようにチュレルの憑依攻撃と精気吸収は、冒険を圧倒的に不利にし、手馴れた冒険者であってもジワジワと効いてくるので厄介だ。早めの除霊が必要である。チュレルに取り付かれたら、戦闘を避けて真っ先に霊媒師にお願いするのが得策といえる。自分でチュレルを追い払うよりずっと簡単だ。多少お金がかかっても、熟練冒険者でもない限り無難な対応を取った方がよい。
 
 もし自分の力でチュレルに抗い、追い払おうとするなら、相当苦労することになるだろう。並の男性ではチュレルには勝てない。自分で追い払おうとすると、チュレルは「捨てないでコール」をする。頭の中はそのチュレルのことでいっぱいになり、笑顔や懇願の表情、泣き顔、アレのときの苦悶の表情を見せ付けられ、全身の魅力を脳裏に刻み付ける。そのうえで膣の感触も上がり、全身さすられ、女の体全体で憑依している男を悦ばせてくる。つまり快感が倍増する。そして捨てないでと懇願するのだ。ここまでされてしまうとあっという間に精力を消費し、ますます彼女から離れられなくなってしまうだろう。
 
 引き剥がそうとすれば厄介な快感攻撃が爪を立てる。熟練冒険者ならそれにさえ耐え抜いて、自分の霊力や魔力で追い払う事ができなくもない。普通の冒険者では、たいてい追う払おうとして抗っても先に射精してしまうのが落ちだ。強い精神力と高い精力があって初めて、自力でチュレルを追い払うことができる。そこまでの自信がないのなら、霊媒師に除霊してもらったほうがいいだろう。
 




 

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