OL1−1


 階段を登った。下の階は、始めのサキュバスを除いて、みな敵は女子大生だった。階段を登った先も、同じような迷路が続いているようだが、恐らく敵もグレードアップしているだろう。という事は一階登る毎に敵が変わるという事か。

 それにしても、何度かオナニーして抜いて置いたとはいえ、イカセ合いバトルなどという、しかも一対多人数という、男にとってはかなり不利な戦闘で、よく一度も女の子に射精させられなかったものだ。

 もちろん油断はできない。これからどんな魅力的な敵が出て来るか分からないからだ。

 暫く歩くと人影が遠くに見えた。女子大生ではなさそうだが、髪の長さとスカートから女性である事が分かった。新しい敵、という訳か。相手も僕に気付いたらしく、どんどんこっちに向かって来る。できれば戦闘は避けたい。まだ遠いし、逃げられるかも知れない。

 僕は踵を返して別方向に歩き出した。

 「まてぇー」なんか遠くから叫び声と走る足音が聞こえて来る。

 僕もすかさず走り出した。

 …何とか逃げられたようだ。あ…。

 そこで重大な事に気づいた。今まで「右手法」と呼んでいた方法で、つまり壁に右手をつけて通路順に進んでいて、道に迷わないようにしていたのに、訳も分からずに走り出したせいで、右手法をすっかり忘れ、自分の位置が分からなくなってしまった。

 仕方ない、ここから右手法で進むか。

 と、歩き始めると、曲がり角から女性があらわれた。ゼイゼイ息を切らしている。

 「ま、まさか…。」「ゼイゼイ…。ちょっとあんた…、ハァハァ…。何で逃げるのよ…」

 ずっと僕を追って来たというのか…。大した根性だな。

 「見てよこの足!こんな靴で走らせて!」

 見るとハイヒールであった。たしかにこんなに踵が高くては、走るのも大変だろうな…。

 「…なら、追いかけなきゃいーじゃん。」「うるさいわね!事情ってもんがあるのよ!」「事情ねえ…」

 その女性は女子大生とはまったく違っていた。背中の半分まで長く伸びた髪、ワイシャツの上にピッチリしたねずみ色の短いスーツ、下はねずみ色のタイトスカートで、すらりとした足が伸びている。ヒールも高い。そして女子大生と違って全体的に体つきが細い。日本的だが整った顔立ちをしている。

 「で、君は何?」

 「良くぞ聞いてくれた。私は、ナイトメア物産庶務ニ課OLよ!年は26歳。」「はぁ。OLさんですか。」「まきちゃん、って呼びなさい。」「…いやだ。」「何ですって?」「い・や・だって言ったんだ。」「ちょっとあんた、そんなゴタクが通用すると思ってんの?」「いや、ゴタクはそっちの方かと…」「おだまりっ!」

 …有無を言わせないらしい。

 「所であんた、年はいくつよ。レディが年を言ったんだから、その位教えなさいよね。」「はぁ、22歳です。」「ふうん、大学出たてなんだ。」「いや、一浪しても受からなかったから、社会人3年目です。」「そうなんだ。ま、いずれにしても年下ね。いいわ、お姉さんがかわいがってあげる。」「いえ、遠慮して置きます。」「ダメよ。君はもう逃げられないわ。逃げてもどこまでも追いかけるんだから。」「そんな…」

 「そうそう、一応、私のチャームポイントを教えてあげる。見て…。」

 そう言うとOLは、細い足を片足持ち上げた。ストッキングは穿いていないようだ。ふとももも細く、またふくらはぎも細長い。全体的にスベスベで柔らかそうな足である。

 「私の足、キレイでしょう。これで一杯スリスリしてやるよ。」腰に手を当て、持ち上げた足を少し前に出して「休め」の格好をしつつ、背筋を伸ばしたOLがこちらを見据えている。

 「あの…。」「何よ。」「その高ビーな性格は何とかならんので…」「おだまりっ!」

 …やっぱり有無を言わせないらしい。ここの女はみんな変だ。

 「さ、それじゃ始めるわよ!」
 

 

 彼女の合図で戦闘開始。とりあえず立ったまま抱き合う事にした。

 OLは、ハイヒールのせいもあるだろうけど、結構背が高い。ぴったり向き合うと僕と目線の高さが同じになった。キスをする。そしてそのまま抱き合った。僕は彼女の背中をさすり、お尻に手を伸ばす。が、女子大生の時のようにそれだけでダメージを与える事はできなかった。流石に一ランク上という訳か。

 「ちょっとお、相撲取ってるんじゃないんだからさあ…」

 そう言うとOLは、細い足を僕の股の間に入れて来た。そのままスリスリされる。僕はダメージを受けた。負けるものかと、後ろからスカートに手を入れ、パンティ越しにお尻を愛撫する。OLもダメージを受けた。が、両方とも大したダメージにはなっていない。

 僕はOLから離れ、スーツを脱がしに掛かった。OLもまたスカートのチャックを下ろし、ストンとスカートを床に落とす。ワイシャツは協力して脱がせた。

 僕はそのまましゃがみ込むと、パンティを下ろし始めた。不思議と冷静である。やはり数多くの女子大生を相手にして来て、「女」に対して自信が出て来たのだろう。OLは自分でブラを取った。二人とも生まれたままの姿になった。

 僕は立ち上がり、全裸のOLに抱き付いた。スベスベした肌が気持ちいい。

 OLは僕の足を自分の太ももでスリスリして応戦して来る。僕は自分の胸板でOLのおっぱいを擦り、ダメージを与えた。

 女の引き締まった肌の感触に、僕のペニスはどんどん膨らんで行った。

 「ふふ…そろそろね。じゃ、座りましょう。」

 僕達は腰を下ろした。僕はカーペットに両足を投げ出して座る。OLは後からしゃがみ込み、優しい笑みを浮かべた。

 「さて、どうして欲しい?手コキと生足、どっちがいい?」

 生足、というのはスマタの事だろう。OLのチャームポイントが細くてキレイな足だというのだから、ここは手の方を選んで置こう。

 「じゃあ、手の方で。」「あっそう、そんなに足がいいの?じゃ、言う通りにしてあげる!」「えっ!?ち、違…」

 こちらが抗議する間もなく僕を押し倒し、OLは女性上位スマタに持ち込んだ。やっぱりこの人、性格が強引だ。きっと男運ないんだろうな…。

 「何?なんか言った?」「いえ、何でもありませ…うわっ!?」

 OLはスマタのまま体を上下させた!

 「ほほほ、どう?おねえさんの細い足は!?」「…」

 あ、あれ?思った程にダメージはないぞ?たしかに気持ちいいんだけど、女子大生の時のような肉厚の締め付けが、OLの細い足からは感じられない。僕のレベルが上がった事も関係してるけど、原因は一つ。OLが細過ぎるんだ。彼女の両足はたしかに僕のペニスを捉えてはいるけど、女子大生に比べて隙間がある。それが緩やかな締め付けになってるのだろう。

 これはチャンスだ。僕は両手でOLの乳房を鷲掴みにし、素早く揉みしだいた。

 「んああ!」結構効いている。一瞬OLは快感に我を忘れて、上下運動を止めた。その隙を突いて僕は彼女を押し倒し、その乳首に舌を這わせた。OLにまたダメージ。

 戦闘は有利に進んでいる。だが女子大生の時と違って、これだけで相手をイかせる事はできない。決定打が欠けているんだ。

 OLも反撃に出て来た。スマタだと僕へのダメージが小さい事を察知したOLは、作戦変更で手コキ攻撃に切り替えて来た!

 僕の右手はOLのおっぱいを、左手はオンナを、愛撫している。OLの右手は僕のペニスを扱き、左手は僕の胸を押している。手と手の攻防だ。お互いに精力を削り合っている。女子大生が相手だったら、すでに相手をイかせる事ができている筈だが、流石にグレードアップしているので簡単には落ちない。さて…

−選択肢−
OL1−2 このまま手の持久戦に持ち込む。
OL1−3 OLの手コキを避ける為に抱き締めて全身愛撫。
OL1−4 ペニスをオンナに挿入する。
OL1−5 挿入したり抜いたりを繰り返す。 


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