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少女遊戯2



 小学組。つまり、小学6年の姉と、ひな子、そしてれなの3人が、はじめの相手だ。まずはこの3人から倒し、敵の数を減らしてから、順番に次のグループに立ち向かっていくんだ。

 上半身は男子とほぼ変わらぬ体型ながら、すでに乳房の膨らみは始まりつつあり、胸を寄せればそれが強調される少女たちであり、そしてそのスベスベ心地よい胸板の感触は、やはり男子のそれとは一線を画する、女性的なやわらかさと吸いつく心地よさを保っているため、注意が必要だ。

 そして、腰から下はもう、完全に異性としての武器を存分にたたえている。その貧弱で小さな上半身とは打って変わって、下半身だけは真っ先に女として成熟し始めてしまっている。

 お尻だけが異様に膨らんでおり、その形の良さは、確実に男を欲情させられる魅力を存分に発揮している。何より、彼女たちの太もも生足は、すでに確実に精を奪えるほどに太まった、やわらかで滑らかな肌を備えていた。

 僕は、彼女たちの素足を見ながら育ち、その脚を思い出しながら自分で射精していたのだった。それがいまや、本当に自分の全身に絡みつき、すべり回っているのだ。

 その感激は一入大きく、ぞわぞわと心地よい感動の性感を醸成していた。僕はなまの少女たちの太ももの感触、その短くもシッカリ熟した生足の感覚に酔いしれてしまい、その気持ちいい滑り心地に、あのころの空想が大きく実現していることに、改めて心を奪われてしまっている。

 この3人の魅力を跳ね返していかなければ、この3人にさえ、打ち勝つのは難しいだろう。

 僕は体勢を変え、小学姉たちを引き離すようにして、まずはこの3人に向き合った。中学姉や高校姉、その友達たちとは、少しばかり距離を置いた。

 僕の目の前にいるのは小学姉、ひな子、れな。背後には、高校姉、彩咲、幸子。そのすぐそばには中学姉、みや子、美穂がいる。

 彼女たちに背を向けることで、6人がかりで後ろからしがみついてくることは容易に予想できたが、まずは彼女たちは後回しだ。小学メスガキどもに挿入+愛撫で応戦し、この3人を倒してから、じっくりお前たちに向き合ってやる。

 彼女たちも僕の意向を察知して、ロリ姉たちが僕の周囲を取り囲み、他の年代グループはすっと身を引いた。

 年齢をごちゃ混ぜにしてこないのは、姉らしくもなかったけれども、9人を3分割する僕の作戦は、どうしても長期戦になる。

 その間にどんどん想い出補正をかければ、だんだん僕の方が感極まっていって、あの当時のそれぞれの性感刺激を思い出し、遅かれ早かれ精液を、姉や友達の誰かに吐き出してしまうと踏んでいるのだろう。

 事実、僕の心が折れてしまえば、彼女たちの誰に対して、快楽の汁を放出させてもおかしくなかった。個人個人に思い入れがある相手だからこそ、その娘を……しかも年下になって若くなった肉体を前に、その当時のままの肢体めがけて、現実に抱いたり挿入したり、その生足の感触を全身に浴びたりできる悦びは大きい。

 長時間そんな快楽攻撃に晒されて、連戦してきた僕の股間が保つはずがない、これが姉の計算なのだろう。

 そうだ、それをこそ跳ね返すことで、僕は、自分自身の幼き頃からの想像、オナニーの歴史、その時にオカズにしてきた「魅力的な相手」の想い出を、自分自身の能力と努力そのもので、完全克服できるというわけだ。

 そうすれば、彼女たちの魅力を撥ねのけ、さらにレベルが上がり、先に進んだときに心強い戦歴となるのである。よーし。確実に、それぞれの想い出に強く残っている女子たちの肉体を、これまでの百戦経験で、乗り越えてみせるッ!

「くすくす……」
「・・・?」

 なん……だ……!?

 高校姉や中学姉たちは、てっきり僕に背後からしがみつき、小学姉や仲間たちの挿入を強制し、ロリ娘の幼いオンナにペニスをねじ込んだり、背後から交代で太もも生足を矢継ぎ早にこすりつけたり、僕の腰を固定してムリヤリ前後させたり、背中にしがみついて僕の動きを封じつつ、成長した女の上半身の感触を押しつけてきたり……そんなのっぴきならない補助攻撃を、次々と仕掛けてくるものと思っていた。

 多勢に無勢、そのくらいのことは、コスズルイ姉さんなら簡単に仕掛けてくる体勢のはずだ。

 だが彼女たちは、僕にしがみついてくるどころか、かえって僕から距離を取り、僕の背後右側と左側に、3人ずつのグループで部屋の隅に移動してしまった。僕の右背後に中学姉とその友達、左背後に高校姉たちが位置し、かなり距離が空いている。

 もっとも、部屋は広くないので、手を伸ばせばもう少しで届きそうな位置ではある。つまり僕は、その気になれば彼女たちの姿を間近で見ながら、小学姉たちを抱くこともできる。そんな奇妙な立ち位置に陥っている。

 このときに、僕は状況をもっとしっかり理解し終わっているべきだった。この移動が、僕を致命的ともいえる困苦に陥れる。いや、この戦法をとる前に、はじめの段階で”何かがおかしい”と気付いておくべきだったんだ。

 一抹の不安は、僕の予想を超える形で実現した。だが、気付こうと思えば気付けるはずだったんだ。しまったと思ったときには、もう遅かった。

「わから……ない? アンタらしくないね。」
「くすっ……お姉ちゃんたちが、”3人いる”んだよ?」
「どうやったと……思う?」
「…………!?」

 そう……。

 この部屋には、小学姉、中学姉、高校姉の3人に、彼女たちは”分裂した”。分裂といっても、その能力が3分の1になったのではない。むしろさらに若返り、あのころの肢体そのままが映し出され強化されることによって、さっきの大人姉よりも、ここの姉さんたちは強くなっている。

 つまり姉さんは、3人で3倍以上の実力を身につけたということになる。姉の友達たちは……僕に容易に気付かせるような姉たちの変化を、”目くらましさせるために用意した”のだッ!

 9人という大人数になり、それぞれに想い出補正がかかったことに目を奪われ、心を奪われた。そのために、根本的な謎について、思いを巡らせることができなかった。

 その前に彼女たちは僕を取り囲み、それぞれの年代の太ももをスリスリと滑らせ、僕にいち早い選択を行うよう促してしまったのだ。そのため、じっくり熟考する機会は、すでに奪われていた!

 どうして……。

 どうして……、もっとしっかり観察しなかったのだろう。

 違う……観察する機会は、姉の計算によって、はじめから奪われていたのだ! 僕が気付き観察する前に、彼女たちは一斉に襲いかかってきて、それぞれの思い出深い素足の感触を、僕の両脚に刻みつけてきた。

 それで沈思できず、混乱してしまった。ああっ! ソコに気付いてさえいれば、この一気に形勢不利になる状況は、僕だったら十分に想定できたはずなんだッ!

「私たちが”3人に分かれたということはッ”!!!」
「しまっ……た……」
「”分かるはず”だよねえ。弟なら、私”たち”の仕掛け、”この部屋で起こっていること”がッ!」
「ここで起こっていることが、分かるはずッ! そう、私たちが各年代に別れたのは自分の意思! でも……」
「”3人に分かれる仕掛け自体は”ッ! この部屋に”自動的に行われている”んだよ! それがこの部屋の秘密、少女遊戯ラストステージにふさわしい、最終段階の戦局が演出されているってことだよ!」

 姉たちがそれぞれの年代に分かれたのは、もちろん、幼い僕、青年の僕など、自分の成長に合わせて想い出の女子たちを用意するため、それぞれの僕がイッていた頃の自分や友達を召喚して、想い出補正をかけるためだ。

 しかし、その気なら大人姉のまま、3人に分裂することもできた。それだと想い出をくすぐることができないので、彼女たちはわざと、子供時代や学生時代の自分に戻し、友達も呼んだ。

 完全に総力戦に持ち込み、僕の弱体化も図るためだ。この場で僕をなんとしてでも射精させ、気持ちいい天国に引きずりこむために、姉が考えられる最大の作戦を立て、この部屋でそれを実行、白黒ハッキリつける算段だったのだ!

 姉が分裂した、分裂できたということは、この最終局面に、そうできる仕掛けが施されていたからだ。ひな子やみや子たちが呼び出されたのは、姉にとって、あくまで”もののついで”程度であり、さらには僕に、この部屋の仕掛けについて考えさせる時間を与えないための、陽動作戦のメンバーに過ぎなかったんだ。

 おかしいと思っていたんだ。もっと強い女敵、人間女性を、この五重塔の最終ステージに呼び出してもおかしくないのに、何故、姉友たち……どこにでも居るはずのごくごく普通の女子たちが召喚されたのか。

 強化されているとはいえ、明らかに、しのめたちや風俗嬢たちより見劣りし、テクニックも叩き込まれているとはいっても、セックス専門で仕事をしているわけでもなし、想い出補正さえなければ普通に倒せる程度の相手たちではある。

 わざわざ彼女たちが選ばれたのは、やはり陽動の理由がちゃんとあったんだ!

 すり……すりすり……すべすべ……

「うああ! そ、そんな……」

 僕の両脚にはもちろん、小学敵たちの太ももがしっかりはり付き、なめらかにこすれている。

 6年生のかわいらしい、しかし女性的なもちもちした感触は完全に身につけている生足が、がっちり両脚にまんべんなくこすれていて、右足にはひな子、左足にはれなの細い脚が、あれほど恋い焦がれた太ももの感触が、しっかりぴったり滑っている。

 だが、僕が身に受けている感触は、それだけではなかったのだ。後ろ脚には高校生の女敵たちの成熟しきった女の脚が、ぴったりスベスベと這い回っている! 横脚にも中学生たちの太ももの感触。内股にも中高生の太ももの感触を、僕はハッキリと感じ取ることができていた。

 彼女たちが一斉に僕一人に押し寄せたのではない! 中高生たちは依然として、僕の背後で3人一組に部屋の隅で固まっている。彼女たちは移動していないッ!

 小学姉が僕の手を引き、僕がふり返るのを手助けした。れなもひな子も、僕の両脚を内股で挟み込んだ体勢を崩さずに移動し、僕を後ろ向きにした。さっきまで僕の背後に移動していた中学生や高校生たちが、僕が向きを変えたので、こんどは僕の前方に位置する。

「なにいいっ!?!?」
「あははっ……どおかなぁ~? ”自分の姿を後ろから眺める”心地はッ! しかも2人の自分を同時に見つめるなんて……おかしな反射をする鏡でも見てるみたいでしょ。」

 僕の目の前に広がっていた光景は、あまりに異様だった。そこにいるのは……僕自身だった! 紛れもなく自分の背中が、目の前にある……しかも、2つもあるのだ!!

「……これで思い知ったでしょ。私たちが3人に分裂するということは、弟であるアンタも、3人に分裂するッ!」

 小学姉が、いきり立ったペニスを、ちいさくやわらかな手のひらで撫でさすり始めた!

「これが……この部屋の秘密。私たち姉弟を、3分割する効果っ! 名付けて、”ドッペル効果”だああ!!」
「そんなぁぁぁ!!!」

 いや……やはり、気付くべきだったんだ。

 姉さんが3人に分かれた時点で、姉に起こることは、弟である自分にも起こりうると。姉さんが、僕の肉体をも、同時に3人に分ける--しかも実力は減らない--そんな仕掛けを、この部屋に施していたことを。

 姉はコドモに戻ったが、僕は大人のままだった。その点はせめてもの救いだったかも知れないが、しかし、僕が3人に増えたことは、ちっとも僕サイドに有利には働かない!

 姉さんは小学姉、中学姉、高校姉へと分裂した。しかし彼女たちは、同一人物であるとはいえ、それぞれ同時にひとつの意志を持っているわけではなく、それぞれ別個の意思で動いている。つまりいまは、彼女たちはそれぞれ”別人”である。

 それと同様に、3分裂した僕の肉体も、それぞれに別人であり、別個の意思で動いていた。しかのみならず、分裂したドッペルゲンガー的な僕たちは、ほとんど戦意喪失状態だった。

 ”彼ら”は、2人とも、ほぼ受け身の姿勢のまま、中学姉グループ、高校姉グループのなすがままにされていた。まるで、それぞれのグループの女体たちの攻撃に対して、想い出補正に酔いしれ、その感触をじかに味わう悦びに、ただひたすら浸っていたいと陶酔しているだけの、反撃する意志を持たない人形のような存在だった。

「分裂した私たちとアンタとの違いは2つ。でも、その2点が、決定的に勝敗を分ける! ひとつは見てのとおり、私たちは年齢を自在に変えた。そしてもうひとつは……ドッペル効果に嵌まった男たちは、意思が別であるにもかかわらずッ!」
「はうあ……」
「受ける感触と快感は、アンタひとつのカラダで受け止めることになるッ!」

 そのとおりだった。もはや、僕の勝ち目は、相当に低くなってしまっていた。この部屋に仕掛けられた”ドッペル効果”は、姉弟両方に発揮されたものの、決定的な違いがあった。

 小学姉に快感攻撃を加えても、中高姉の精力には影響を与えない。つまり1人の姉に攻撃を加えても、別の姉たちは何も感じてくれない。しかしながら、分裂した弟の方には、3人が受ける性感刺激を、同時に感じる設定になっているんだ!

 確実に不利な条件に持ってくるために、姉さんは、僕に想い出補正をかけるだけでなく、ドッペル効果を仕掛けて、一気にこの精液を奪いにかかっていたのだった。

 分裂した先の僕たちにはほとんど意志の力はなく、なされるがままに身を任せてしまっていること。これは、僕本体が呼びかけをして、僕3人で少女遊戯どもを協力して打ち倒す、その可能性を奪ったものだった。

 しかし一方で、分裂したドッペルゲンガーたちが中高生たちから受ける快楽刺激は、僕一人の身に、同時に降りかかってくる! 分裂した僕の身体には、それぞれ中学生グループと高校生グループ3人ずつが、ぴったりはり付いている。

 そして、それぞれの僕の身体に、生足を押しつけこすりつけ、思い思いに全身愛撫を加えつつ、ヒクついているペニスにすぐにでも手を伸ばしてくるのだった。

 すると、小学姉たちを相手にしている僕の肉体には、残り2人が味わっている女体の感触やペニスへの快感攻撃が、同時に降りかかってくることになる。だから僕は、ひな子とれなの太ももの感触を自分の内股に感じながら、まったく同時に、高校生や中学生たちの生足の感触を、一度に感じてしまっているのだった!

 分裂したふたりの自分が味わっている気持ちよさは、ダイレクトに僕自身の肌に喰らいついてくる。だから、実際には離れていても、僕の両脚には、まったく同時に、他の年代の娘たちのやわらか内股や吸いつく感触の滑りを、そのまま感じ、その気持ちいい肌触りとして、身に受けてしまっている。

 小学姉がペニスを撫でさすり、同時に美穂がペニス先端をチロチロやわらかい舌先でねぶっている。そして幸子の内股がペニスをしっかり挟み込んだ。ペニスには、少女の指と舌と生足という、本来なら重なってしまって味わえない刺激を、同時に心地よく受けてしまっていた。

 このことは、小学生のオンナに挿入しながら、まったく同時に、別の年齢のオンナの中にも包まれ、ダブルで締め付けとしごきに見舞われうることを意味している。

 どうりで、僕が9人を3グループに分けたときに、素直に応じたわけだ。彼女たちは僕から離れて様子を見るのではなく、ドッペルゲンガーたちにしがみついて、思い思いに女体を刻みつけることによって、僕本体に遠距離から性感攻撃を仕掛けるつもりでいたんだ!

 僕は、ひとつの年代グループを相手に闘いながら、重なるようにして別年代の娘たちの肉体をも、同時に感じ続けることになってしまった。しかも補助攻撃ではなく、ドッペルゲンガーたちへの直接攻撃によって、僕本体にも同じ刺激を与えてくるという、ガチの攻撃に、僕を晒しているのだった。

 まずい……こんな……バカな……

 この状態では、”他の年代を後回し”にするのではなく、全年代の9人を同時に相手にしているのとまるで変わらない。むしろ、ドッペルで重なる分だけ、それ以上に一気に気持ちよくなってしまう!

 しかも、こっちから攻撃ができるのは、自分で選んだ少女たち3人グループだけ。あとの少女たちは、好き勝手に僕の全身を快感でいたぶり放題にできてしまっている。そしてそれぞれの女の子の感触が、ただの娘たちではなく、それぞれに想い出補正がかかった相手なんだ。

 僕は、彩咲の太ももの感触を肉棒に味わいながら、れなのオンナで精を脈打たせることもできる。誰の肉体で吐精したとしても、最高の快楽のまま、イキ果てることになってしまうだろう。

 ドッペル効果がついて回る中で、まずはこの小学姉たちを全滅させなければならない……はじめから姉さんたちは、その心づもりで、僕を性感極致までの仕上げに持ち込むつもりでいた。その罠に見事にはまり込んでしまったのだった。

 他のグループの娘たちに一方的に責めなぶられた状態で、僕はまず、目の前の女敵たち3人を倒さなければならなくなった。これほど不利になった状態で、一体どんな選択が、勝利の突破口になるというのだろうか。

 僕は小学姉の内股を両手で撫でさすらされながら、悲観的な未来しか予想できなくなりつつあった。なめらかで心地よい姉さんの太ももは、思っていたように、イヤそれ以上に、幼いながらも女性らしいシコシコした吸い付き加減を存分に誇っていた。

 ああっ……中学生たちの、しっかり成熟した女らしい生足の感触が、僕の両脚に丹念にこすれている! 第二次性徴を遂げ、僕も思春期で異性の肉体に強い興味を覚えた時期の、あこがれのお姉ちゃんたちの……あれほど見続けてオナニーしていた相手の、じかの太ももが、心地よい感触で這い回っている。

 こんな中で、ダブルやトリプルの挿入が襲いかかったり、挿入しながらフェラチオされる快感を味わったりしながら、この9人全員を、本当に倒せるというのだろうか!?

 とにかく、目の前の相手だけに集中するしかない。相手は最年少の女敵グループ、はじめの目論見どおり、他の年代よりも性感に弱く、倒しやすいかも知れないんだ。

 しかも、ひょっとすると、ドッペル効果は、9人全員が揃っていなければ、あるいは一定人数を減らしさえすれば、消えてくれる効果なのかも知れない。

 姉の方は自由勝手に動き回り、性感も別々に身に受ける一方で、僕の方は自由に動けず、さらに性感も同時に3グループ分だけ身に受けてしまう。その分、不利にはなっているけれども、設定に無理がかかっているのも確かだ。

 僕にだけ、一方的に不利な条件を押しつけるなんてことはない。部屋全体にドッペル効果がかかっていて、僕にだけ不利に設定されているのなら、その矛盾した設定には、必ずどこかに綻びが生じる。

 つまり、僕に対するドッペル効果は、一時的または短時間、もしくは一定人数を倒した暁に、消えてしまう可能性が高いということになる。この3人を倒し終わってしまえば、逆転の可能性だって残されているんだ。がんばりきるしかないだろう。

 オーソドックスに、姉に挿入、その両側にひな子とれなを配置させ、両手でふたりを手マン。3人同時にオンナを責める戦法が考えられる。彼女たちは仰向けになりながら、大ダメージを受け、熟練した指と股間のテクニックに感極まってしまうだろう。

 僕だって、想い出の頃の弱い自分ではない。実戦となれば、強化されても普通娘たち、しかも性的経験をほぼ持たないメスガキどもなんて、たやすく倒せる。きっとそうに違いない。

 別年代グループの性感攻撃が気になるところだが、もはやそっちには手が出せない。この娘たちを倒してからでなければ、次には行かれないんだ。

 この3人をいち早く倒せるかどうか、それとも僕の方が、小学姉のオンナおよび別年代の快感攻撃に負けて射精してしまうか、その瀬戸際といったところだ。

 あるいは、あえて仰向けに寝て、敵女たちの騎乗位に身を任せ、反撃に持ち込むのも手だ。受け身になっているように見えて、腰を突き上げて騎乗位娘に快感ダメージをガンガン与える作戦だ。

 これまでも、そうやって多くの女たちを絶頂に導いてやったんだ。女性上位の体勢になりながらも、ペニスの出し入れする激しい動きと方向、タイミングで、彼女たちは責めていながらそれ以上に強く責められ、どんどん自滅していく。

 おそらく、騎乗位を誘って真っ先に乗ってくるのは、9人の中で一番元気エネルギーに満ちあふれた、ひな子だろう。彼女は嬉々として僕に跨がり、自ら腰を振ってペニスを強く激しく責めまくることだろう。

 だが、ひな子にとって、その動きは命取りになる。彼女もまた、騎乗位で腰を振りながら感じまくり、あっという間に絶頂寸前まで高められてしまう。

 彼女が自分で危ういと思ったところで、僕からの反撃は止まらないので、ひな子はあっさり自滅する可能性が高い。受け身で勝つ戦法なら、むしろ得意分野だ。

 さもなくば、れなに集中攻撃する戦法も考えられるな。このメガネ系女子なら、対面座位がいいだろう。尻餅をついてれなを受け入れ、彼女の全身を突き上げてズリズリさせ、全身で感じまくっていただこう。

 ひな子も黙っていないだろうから、同時に彼女のオンナも、上半身も、この両手で相手してやる。そうすれば、ほぼ同時に姉の小学友達を倒すことができる。2人減らしたところで小学姉を攻撃。

 コイツは僕の性癖を最初に植え付けた張本人だから、たっぷり仕返ししてやろう。この幼い姉を倒すことには大きな意味がある。幼少の頃、性に目覚めた時代の自分自身を、姉を倒すことで実際に克服するのだ。

 そこをとっかかりとして、他の年代の想い出娘たちも乗り越えていく。太もも属性はそう簡単には変えられないけれども、それでも、先々の戦闘において、女の脚による攻撃に、多少なりとも強みを見せられる可能性が出てくるんだ。

 なんとかして、この3人をイかせ倒す。話はそれからというわけだ。いいだろう、この苦境を、運命にのしかかる邪魔な天井を、自分自身でぶち破ってやる!



-選択肢-

少女遊戯6 姉に正常位挿入

少女遊戯7 ひな子に騎乗位挿入

少女遊戯8 れなに対面座位挿入




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