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少女遊戯8


 れなちゃんに照準を合わせることに決めた。しなやかで物腰やわらかな清純系女子。しかし、彼女の太ももの滑らかさは、今でもはっきりと思い出せるし、その実物がすでに、僕の身体を這い回っていて、心地よすぎる感触も実証済みの相手。気を抜けば、すぐさま射精してしまうほどの強敵だ。

 しかしもちろん、それはみや子にも美穂にも幸子にも当てはまるんだ。誰を相手にしたところで、想い出補正がかかり、僕は少女たちの肉体の誰であれ、どの部位であれ、一発で感極まってしまうほど、つよく記憶にフラッシュバックが蘇ってきてしまう。

 順番と闘い方、そして、こちらの気持ちよさを制御する精神力が物を言うけれども、いずれの戦法も、ギリギリの綱渡りになっていることに変わりがない。

 僕の作戦は決まっている。尻餅をついてれなを誘えば、彼女はすぐにでも、対面座位で挿入してくるだろう。そしてそのやわらかで少女らしい、小柄な全身でしっかりとしがみついてくるはず。

 もちろん、その細っこい生足を、僕のあちこちにこすりつけながら、ぎゅっとペニスを締め上げにかかってくる。幼い頃、セックス本番なんて思いもよらなかった無知な僕は、まさか大人になってから、当時のままのれなと結合してしまうなんて、夢にも思わなかった。

 当然、その壺の感触は、小学生という禁断のオンナであることに加えて、あこがれていた異性の1人である「れなお姉ちゃん」のものだということに、簡単に感極まってしまうことになる。

 その感激も一入であり、受ける快感も、殊更に大きいことが予想される。スベスベした全身の感触が僕の上半身を滑り、文字どおり体中を駆使して、僕を感じさせ続けてくれるだろう。

 その誘惑に負け、股間と全身の気持ちよさに魅了されてしまえば、一気に僕の負けが確定、彼女の膣内に大量の精を放出してしまうことになる。なんとしても、それだけは避けなければ。

 それに、ドッペル効果を差し置いたとしても、ひとまずは目の前の小学組3人を相手に闘い、3人からの同時攻撃を撥ねのけ、このグループを先に全滅させる必要がある。

 ひな子はじっとしていられない性格なので、ことあるごとに首を突っ込んできて、僕に相手してくれと執拗にせがんでくるだろう。そうなればまずは、れなとひな子の2人を、同時に相手にしなければならないのは必定だ。

 小学姉は、強化作用によって、当時では思いつかないほどのセックス知識とテクニックを、その身に刻んでいる。大人姉と変わらない知識量であり、その豊富な経験と、男の身体を感じさせるコツを理解している。彼女は弟の一番感じやすいポイントを、的確に突いてくるに違いない。

 とりわけ、性に目覚め始めた僕に、女の脚の良さを思い知らせているだけに、姉の脚攻撃には、かなりのダメージを受けてしまうものと思われる。さもなくば、ピンポイントで玉袋を付け狙ってくるか、脚の裏くすぐりなど、手先指先の技能を駆使してくる可能性もある。

 そのいずれにも対処できるよう、心と身体能力の準備を整えておくことが、何より大事と考える。もっと、自信を持つんだ。僕はこれまでも、魅力的な女敵たちを相手に、ペニスも股間も、体表面すべての性感刺激も、ひたすら耐え抜き、気持ちよさに負けず、射精の憂き目を避け続けてきたではないか。

 そしてその一戦一戦は、確実に自分自身の経験値となり、レベルとなって、攻撃も防御も精力値も、子供時代はおろか、大人になって以降の自分自身と比べても、格段に向上している。

 もう、普通の女性となら、絶対に負けないだけの強さを、身につけているんだ。少女遊戯の塔では回復ができず連戦を強いられ、さらにドッペル効果や想い出補正で弱体化させられている分、油断は決してできないけれども、絶対に勝てない相手たちでもないはずなんだ。

 その全身全霊で、この想い出の少女たちを全員倒しきって、自分の弱さ、異性の性的魅力に対する弱点補強を図る。勝っていけば、確実にそれは、僕自身の肉体的、精神的な強さを跳ね上げることになる。

 厳しい試練であるけれども、姉さんたちの全年代をしっかり徹底的に乗り越えていくことこそ、今の自分に必要なことなんだ。快感に負けてはいけない!

 僕は計算どおり、尻餅をついて座り、れなの手を引いた。れなは僕の意向をすぐさま察知する。彼女にとって、自分のオンナにペニスを飲み込むことは大きなチャンスである。自分の膣圧で、着実に精力を削り取り、僕の精液を快感で奪い取ることができるに違いない。

 れな自身にも勝算があった。彼女の生足の快感で僕は少なからぬダメージを受けているし、当時の僕では一秒も耐えられないはずのオンナの感触を、なまで味わわせることができる。

 からだが小さい分、未熟ながらも性器は狭く締まり、さらに強化されたテクニックで腰をクネクネといやらしく蠢かせながら、上下へ激しく動くことによって、れなの上半身をも、僕の身体にこすりつけることができる。

 幼い日の僕がチラチラ見ていたれなの身体で、それこそ全身で、女としての快感攻撃を、存分に叩き込むことができる。思いもよらぬ心地よさを僕の股間に送りつけ、当時の興味関心が想像以上であることを思い知らせることもできる。

 おまけに、友達の小学姉やひな子も、自分の性交をちゃんと手伝ってくれる。彼女は負ける気がしていない。

 逆に、そこが狙い目なんだ。

 れなは、僕がどれほど長期間、この異世界で闘い抜き、勝ち進んで、強くなっているかを理解していない。標準的な大人の男性なら、たしかにれなの本番行為と全身攻撃で、簡単に射精させられるかも知れない。

 が、僕はそうしたしごきを耐えきって、大勢の娘たちを昇天させてきたんだ。思い知るのは、そっちの方なのだ。

 ぐにゅにゅ・・・

 れなはゆっくり確実に、対面座位の格好のまま、ペニスを狭いオンナにねじ込んでいく。一気に嵌め込むこともできたが、彼女はあえてじらすように、少しずつゆっくりとペニスを飲み込んでいく。

 その証拠に、腰を落とすスピードはのろいのに、自慢の内股太ももはしきりに、僕の上半身や太ももに、スベスベと激しくこすれ続けている。自分の生足の感触をこれでもかと存分に刻みつけながら、上半身は僕にギュッと密着、片手でペニスを掴んで、ゆっくりとオンナに押し込めていく。

 うまくすれば僕が感極まって、れなお姉ちゃんの禁断の挿入行為に、挿入途中で精を吐き出してしまうかも知れないとでも、考えているのだろう。

 僕はお尻の奥をギュッと踏ん張らせ、オンナの締まる快楽への防御態勢を整えた。そして、彼女の胸板も腕も素足も、しっとりと僕に密着しギュウギュウ押しつけながら、滑らかにこすれていくその肌触りで、できるだけ感じてしまわないよう気を配った。

「あー!! ずるーっ! 私も! 私もおー!!」

 即座にひな子が動く。ここまでも、計算どおりだ。ピョコピョコと僕の周囲に右左、裸で移動するひな子。彼女の方は思慮が浅く、れなのようにペニスを脈打たせて自分が勝つという算段を整えてはいないようだ。

 ただ単に、自分がどんなに気持ちよくなっても、1ポイントでも多く僕の精を失わせ、少しでも多く快楽を与えられさえすればよいし、ひな子自身の身体のあちこちを見せつけて、想い出補正によって僕を興奮させればそれでいい。

 彼女は僕の手を引き、遠慮なくツルツルのオンナ表面に、自らあてがってきた。無理にでも幼女のワレメを触らせようとしてくる。それが彼女の命取り、一体僕が、この手で何人の女性器を触り、体中を愛撫して、その刺激だけでイかせ倒してきたか、すぐさま思い知らせてやろう。

 はしゃぎ回るひな子を右側に落ち着かせ、両手でそのちいさなオンナ表面、突起、そして内部に至るまで、丹念に性感神経を刺激し始める。

「えっ……あ……なにっこれ……すごっ……んぁ……」

 ひな子の動きがピタリと止まる。いや、止まるというより、脚を開いて立ったまま、身動きが取れなくなったという方が正確だろう。前後左右と、大きく腰をグラインドさせながら、膝を折ったり伸ばしたりして、全身をくねらせている。

 その両手は僕の手首を掴んで、女手のやわらかさを送り込んでいるけれども、それとて敵ではない。

 ひな子は、すでに他の女子と同じように性的に進んでいるためか、オナニーのひとつも覚えている頃合いだろう。だが、自分でいじる刺激を、何倍も超える快感が、一気に自分のオンナに怒濤のごとく押し寄せているのだ。

 強化されているため、本来よりは防御力も精力も高いけれども、ひな子はそれでも、僕の高レベル愛撫テクに酔いしれ、今までに味わったこともない快楽が全身を駆け巡り、絶頂への渇望が急激に高まっていくのを、どうすることもできないでいる。

 ちょうどそのタイミングで、れなの挿入が終わり、彼女は意図的にオンナを締め、ペニスを強く圧迫した。彼女は、狭い内部の圧迫でペニスの性感神経をじわじわと締め上げ、その感触で惑わし、僕を脈打たせようとしていた。

 しかし、もちろんその程度で、いきなり負ける僕ではない。すぐに防御態勢が整い、定期的に小刻みな締め付けを行うオンナに対して、できるだけダメージを少なくするよう、踏ん張りを続けた。

「ぅんあ…………すごい……ね……っ・・・」

 れなも急激に息を荒くしている。僕は小刻みに腰を上下させるようにして、ペニスでオンナを刺激し始める。僕の腰や足を押さえつける人物がいなかったため、僕はだんだん大きく腰を振ることもできる。

 が、あえて小刻みでスピーディな動きに切り替え、ペニス出し入れも少なめにした。大きな動きをすれば、小学姉が僕を抑えにかかるだろうから、それを避ける狙いもある。

 こんな単純な、2,3センチのピストンだけでも、オンナの感じやすいところは的確にこすりあげ、性感に刺激を大きく送り込み、即座に快楽漬けにすることも可能だ。それだけの攻撃力も、ちゃんとこっちは具えているんだ。

 れなは反撃といわんばかりに、自分からも腰を上下させ、もっと大きくペニスをしごく動きに切り替えた。ゆっくり膣圧の感触を味わわせながら締めてじっくりしごく戦法は、僕の動きによって破られた。

 だから彼女は、大きく全身を動かして、自分へのダメージを顧みずに、激しい攻撃に専念するしかなくなってしまっていた。

 思ったとおり、れなの膨らみかけた乳房が僕の上半身を執拗にこすり、その内股が僕の腰や脇腹にこすれながら、彼女は全身ズリのように激しく上下に動いていく。ペニスは強く締め付けられながらも、稚いオンナ内部のしごきが加わる。

 未発達にもかかわらず、その狭すぎる女性器は、れなの意図どおり、ペニスにきつい快感を送り込んでくる。まさに、全身と性器との両方で、僕の股間と身体を摩擦する攻撃だ。

 それはたしかに、僕を大きく感じさせることができるけれども、同時に、れな自身も激しく精力を消耗し、ごく短時間でどんどん高められてしまう。動けば動くほど、彼女は自分がイッてしまう高いリスクに常に晒され続けるんだ。

 僕は彼女の背中を抱きしめてやりたかったが、あいにく両手はひな子で塞がっている。その代わりといってはなんだが、ひな子への性感攻撃は入念にしつこく続けられる。

 オンナの感じやすいところを探り当てると、片手でソコばかりを狙いつつ、もう片手で、彼女の薄い胸板を大きく愛撫。おとなの男の大きな手のひらで撫でさすられたこともあるまい、その快感はひな子の想像をはるかに大きく超える刺激だった。

 コイツの素足を撫でさするなどという、愚かな行為に出なければ、こっちが彼女の身体の魅力をフラッシュバックさせる頻度も低くなる。あえて、当時意識していなかった部位に狙いを定め、ひな子に大ダメージを与え続けることに成功した。

 生足を触れば、彼女にも逆転のチャンスがあっただろう。が、そんな程度のことを予測できないようでは、そもそも僕に勝ち目はない。そのもちもちした素足の感触に手を伸ばさないように気をつけることが、ひな子対策では極めて重要だ。

 れなも、ペニスの怒張とこちらの腰振り、なにより彼女自身の激しい上下運動によって、自滅的に精力を消費していった。ひな子と同様、イクまでにさほど時間がかからないように思えた。

 瞬殺できても良いくらいの、普通の女子小学生なのだが、さすがに強化されているために、簡単には果ててくれない。それでも、この体勢のまま反撃し続ければ、2人を倒すのは難しくないように思えた。

 小学姉には一瞬の迷いがあった。僕の足下にはり付いて、股の間に手を突っ込んで玉袋やアナルを両手で愛撫するか、それとも自慢の太ももを駆使して補助攻撃に回るか。

 どちらも大きく僕を感じさせることができるが、一長一短、いずれの選択でも大きな魅力を失うことにつながった。小学姉は、幼少の頃から、隙あらば頻繁に素足を見せつけて、僕を魅了してきた。

 手で玉袋を攻撃するようでは、その魅力を存分に発揮できない。かといって、その生足で僕の身体のあちこちをこすれば、僕が感じやすい玉袋への刺激がおろそかになってしまう。

 その一瞬の迷い、遅れが、決定的な差を生み出す。結局小学姉は、昔の自分の魅力、その代表格である、太ももを駆使することにしたのだったが、そのために僕の背後に回り込む必要があった。

 小学姉は、僕の背中めがけて、細く短い脚を押しつけ滑らせ、そのゾワゾワするみずみずしいシコシコ肌触りを、存分に刻みつけてきた。

 前方には、れなの上半身がこすれ、後方には小学姉の素足内股がこすれている。その性感刺激はひときわ大きく、僕の鉄壁の防御も、いつ崩れてもおかしくないほどの快楽だった。

 彼女の右足も左足も、その膨らみは、きちんと女性的な吸い付きの良さを具えており、滑り回るたびに、あの頃あこがれていた脚の感触が、じかに背中を滑っていることを実感し、とろけそうな快感天国に、我を忘れそうになる。

 やっぱり、姉さんの脚は、子供時代から別格であったことを、実際に肌で感じる羽目になった。

 それだけでなく、彼女はこともあろうに、ぷっくり膨らんだ小さな臀部をも、グニグニと僕の背中に刻みつけてきた! 生足とはひと味違うやわらかな弾力が、背中全体に広がっていく。

 姉さんのお尻の感触って、こんなにやわらかでいい気持ちだったのか。脚と尻の刺激が背中をさすり、強くこすれていく。れなの上半身の摩擦と相まって、小学生女子の肌の心地よい感触が、すっかり女の肌であることを改めて思い知らされる。

 ひっきりなしに前後でこすれる肌触りで、僕はきゅんきゅんと、幼い日々の、異性への強い思いをぶり返させ、それが実際に滑っているのだという事実に、深く息をついてゾクっと震えてしまう。

 そこへ、れなのオンナは容赦なく締まり、激しくペニスをしごきこすれて、キツすぎる肉の筒で、これでもかと大きく出し入れが続けられた。股間に襲いかかる小学膣が、お尻の奥の脈打ちそうな心地よさを、いやがおうにも引き出そうとしてきていた。

 双方とも、激しい息づかいだ。こっちが精神的に負けてしまえば、れなの中にそのまま出してしまいかねない。ひな子の上半身やオンナの手触りもほどよく、僕は指や手のひらを動かしながら、彼女の悩ましい全身の肌触りを、両手で感じまくっている。

 そして、れなのオンナでしごかれながら、背後に小学姉の下半身をしっかり味わい続けている。3人の身体のどこもかしこもが、僕をいい気持ちにしかさせなかった。

 しばらく攻防が続いたが、軍配は、経験豊かな僕の方に上がり始める。れなもひな子も、成長してさらにレベルが格段に上がっている僕の攻撃に、強化さえ間に合わず、男の手や股間で絶頂するという初めての恍惚とした経験に、もはや自制が利かなくなっているのだった。

 快楽を抑え込むこともできず、絶頂寸前の肉体を制御することも不可能だった。もちろん、ひとときも攻撃を休まないので、彼女たちがガクガクと身を震わせているところへ、とどめの一撃を容赦なく刺し続ける。

 すでに極度まで追い詰められていた彼女たちに、なりふり構わず徹底的に快楽一色に染め上げる大人男性の性感攻撃を、もはや彼女たちはただ身に受けまくるしかないのだった。

 れなのオンナの気持ちよさを堪えて、僕は激しく腰を上下させ、彼女の全身を大きく上下に揺さぶった。その勢いで、れなは異性との性交による絶頂という、小学生ではめったに起こらないはずの快楽を味わうことになる。

 同様にして、子供の遊びには耽っていても、おとなの遊びなどつゆほども知らないようなひな子は、僕の両手のマジックに打ち震え、自分でイクのではなく男にイかされる別格の気持ちよさに、完全に我を忘れてしまっていた。

「ひいっ」「うぐー!」

 かつてない快感。異性の身体パーツで絶頂まで追いやられるという刺激に、強化されているとはいえ幼すぎる少女たちは、ほとんど対処できないようだった。というよりも、彼女たちが想定していた以上に、僕の防御や攻撃レベルがはるかに高かったということだ。

 たしかに、ふつうの大人男性だったら、この娘たちのあどけない身体にほだされ、禁断の性行為に酔いしれ、本来なら禁じられた関係を結んでしまっていることに感極まるに違いない。

 加えて、思った以上に滑らかで吸い付きのよい肌とオンナの締まり具合を具えている肢体の群れである。それなりの性経験くらいでは、たとえ一定の体験を重ねた大人であっても、太刀打ちできなかっただろう。新妻と毎晩致している既婚者、というレベルでは、この3人には勝てない。

 注意深い男であっても、まだまだ胸もしっかり膨らんでいないメスガキどもの、ゾワゾワする太ももの心地よい感触と、オンナ表面や上半身のやわらかさと、実際に入れてしまったときの直情的かつ狭い締まりに耐えきれずに、うっかり精液をぶちまけてしまうのかも知れない。

 ロリコンでなかったとしても、れなもひな子も小学姉も、簡単には倒せない相手だ。そのくらいには、彼女たちは見た目もボディ感触も魅力的であった。

 れなが絶頂敗北した次の瞬間、ひな子も果てた。ほぼ同時に僕は、小学時代のお姉ちゃん2人を倒した。これまでも、こうやってまとめて倒す戦法で勝ってきた経験がたくさんある。その実力に、彼女たちは負けたのだ。

 一気に2人が消えたので、僕の背中にはり付いていた小学姉だけが残る。こいつは……背側位で嵌め込んで、一気呵成にイかせ倒してしまおう。時間的な猶予はない。

 そう……時間的な猶予は、あまりない。れなをイかせ終わったペニスにも、全身にも、まだまだ女体の心地よい感触が、深くまで刻み込まれ続けており、休まず快感が続いている。

 れなとひな子を倒すことに集中していたので、その間は頭から少しばかり離れていた刺激が、いまさらのようにぶり返してくる。

 股間の快感は、れなのオンナの締まりとしごきによるものだけではなかった。れなの攻撃に重なるようにして、さらなる快感刺激が、僕の脚とペニスに、がっちりと食い込んでいて、一秒たりとも離れてはくれなかったんだ。

 それが……思った以上のダメージになっている。れなの膣だけだったら、小学姉の背中はりつきだけだったら、僕はここまで深手を負ってはいない。残り精力が、想定していた以上に減少している。つまりそれだけ、僕は集団で気持ちよい攻撃に晒され続けていたことになる。

 お尻の奥がくすぐったく疼き、ペニスを這いずり回るさらなる刺激が、れなの出し入れ攻撃とともに続けられていた。ドッペル効果だ。

 れなとひな子しか見ていなかったために、小学組しか相手できなかったために、他のグループは無視しておくしかなかった。その間じゅう、彼女たちはドッペルゲンガーの無為な僕に、好き放題の性感攻撃を仕掛け続けていたのだった。

 それが、れなの座位を助けつつ、さらに僕の感じやすいところを付け狙うセックス攻撃を、徹底的に助長し続けていた。

 小学姉は、僕の背中に生足を這い回らせるだけで、他のグループの攻撃があるために、十分僕の精力を極限まで削れると計算していたんだ。その計算は、半分合っていた。

 想定外だったのは、僕の攻撃反撃レベルの高さであり、れなの中で出してしまうことを期待していた小学姉にとって、それは誤算だった。けれども、僕の射精を促し、脈打たせるまでどんどん瀬戸際に追い込んでいけるはず、という計算は正しかった。

 さっさと小学姉を倒してしまわなければ、取り返しの付かない状況に陥ることは、一目瞭然だった。

 立たされたドッペルゲンガーの僕に、中学生グループが3人がかりではり付いている。彼女たちは、とりわけ自慢である生足を、僕の両脚まんべんなく密着させ、強く大きくこすり続けていた。

 みや子が右足に、美穂が左足に吸いついて、大きく脚をスリスリし、僕の片足ずつを、全てしっかり滑らせていた。横足も後ろ足も、膝も脛も、中学脚の餌食になっていた。腰から下はもう子供ではない。

 確実に女性としての魅力に満ちあふれた太もも生足で、みずみずしく引っ付いてくる肌触りと太まった肉厚が、強く僕の脚を包み込みながら、やわらかく潰れるように押しつけ、なおかつ悩ましく大きく、スリッスリッとこすれていく。

 みや子も美穂も、まだまだあどけないふくらはぎさえも駆使して、僕の膝から下まで、女の脚の魅力で支配し続けた。少女たちのふくらはぎが僕の膝やふくらはぎに絡みついて離れなかった。

 まさに脚全体が、ムッチムチしてきめ細かい、女子中学生特有のイヤらしい素足の全てを体現する。それを思い知らされ、包み込まれ覆い尽くされながら、激しい摩擦がくり返されている!

 中学姉はドッペルの背後に回り、片足を僕の内股に深くねじ込んむ。大きく腰を前後させるようにして、太ももの感触を、僕の内股に大きくこすりつけていた。

 あれほど間近で見せつけられ、オナニーのネタ定番だった姉さんの太ももが、じかに僕の内股と玉袋をスリスリスリスリ執拗にこすり続けている。中学グループは、ペニス以外の部分を、中学女子の最大の魅力部分である生足に特化する形で、存分に攻撃し続けていたのだった。

 少女たちの膨らみかけの乳房、みや子のさらに進んで大きくなっているおっぱいが、ドッペル僕の上半身あちこちを滑り回っている。彼女たちの腕は、がっしりとドッペル僕の全身を抱きしめ、胸を揺らしながらも、そのなめらかすぎる腕の感触を刻みつけている。

 そして、脚ばかりをしつこく激しく動かして、特にドッペルの下半身に、その肌触りを刻みつけていたのだった。

 ペニスなどのさらに敏感な部分には、高校生グループがピンポイントで担当していた。高校姉、彩咲、幸子も、別のドッペル僕に3人がかりではり付いている。

 中学組が全身抱きしめ、その肌触り全体で、こすり撫でさする愛撫に徹しているとすれば、高校組は、3方向から抱き寄せて肌の感触を押しつけるのではなく、あえて指先や舌先で、こちょこちょチロチロと、ペニス、玉袋、アナルを重点的に責める作戦を取っていた。

 彩咲と幸子はドッペル僕の両側に跪いて、なすがままになっているペニス先端を、執拗に舐め回していた! 亀頭ばかりに重点を置いたやわらかい舌2人分が、ペッチョペッチョと素早く蠢いて、亀頭先端ばかりを舐めくすぐっていた。

 尿道口も、裏スジ敏感なカリもヒダ部分も、2人の舌の餌食になり、ぐにぐにチョロチョロ猛スピードで舐め回されている。

 彼女たちは競うようにして、剥き出しの亀頭の空いているところに次々と吸いつき、舐め尽くして、さらに空いているスペースを探り当てては舌を素早く這わせ、勢いよく舐めしゃぶる。

 そのおかげで、先っぽの感じやすい部分は、ひっきりなしに少女たちの舌が這い回っていて、一カ所も空いている部分がない状態が続いている。

 幸子も彩咲も、両手で僕の内股を撫でさすり、くすぐりながら、交代でペニス棒部分をじっくりゆっくり、やわらかな手で包み込んではしごいている。

 幸子の手のひらと彩咲の手のひらの感触には違いがあり、どちらもしなやかでやわらかなんだけど、個性的な吸い付き加減と手さばきを誇っていた。交代するごとに、棒部分は新たな快感刺激を受ける仕組みになっている。

 膝裏までくすぐりながら、ペニスをしごいていない手は容赦なく、内股や足の付け根のくすぐったいところにはり付いて、撫でさすったり吸いつく指先でくすぐったりし続けていた。高校組はあえて、生足もおっぱいも押しつけずに、手と舌でペニス一本を奪い合うように、気持ちいい攻撃に晒していた。

 そして高校姉は、やはりドッペル僕の背後に回り込んで跪き、お尻の穴を舐め回していた。そのこちょこちょクスグッタイねぶるアナル舐めが、その奥の脈打ち装置を発動させようとして、しつこくしつこく蠢き続け、ぐにっぐにっとお尻の穴内部まで容赦なく侵入してくる。

 脱力しているドッペルのお尻の穴は緩んでおり、徹底的にねぶり尽くしても一向に引き締まることなく、姉さんのやわらかすぎる女舌の侵入を許し続けていた。

 また、高校姉は後ろから手を伸ばして、玉袋を執拗にコチョコチョくすぐっている。やはり玉くすぐり会陰刺激が、僕を射精に至らしめることを、姉さんたちは熟知している。ソコを攻撃しないはずがなかったんだ。

 小学姉が玉袋攻撃に移らずに背中に回ったのも、その役割を高校姉に譲ったためだった。どの年代の姉たちも、僕の後ろ側に回り込んで、好き放題している。

 小学姉はじかに僕の背中に小さな細いふとももを這わせ、中学姉はさらに長く伸びて膨らんだ脚を、僕の脚の間にねじ込み、高校姉はアナル舐めと玉くすぐりを続けている。

 挿入はれなに任せ、感じやすい亀頭先端は高校姉友に、僕の生足属性を満たす役割は中学グループに一任されている。僕はれなのよく締まる幼いオンナを感じさせられながら、同時に先端は高校組の舌や唇に犯されていた。

 そして玉袋やアナルへの刺激、何より僕が感じる女の脚が、こともあろうに一番想い出深い中学時代の少女たちによって、思う存分これでもかと、スリスリスベスベと僕の両脚を全て覆い尽くしていた。

 これらの攻撃を一身に受けながら、僕はれな&ひな子と闘っていたことになる。ダメージが想定以上に大きいのは、彼女たちだけではなかった。

 はやく……一秒でも早く、このドッペル効果を消滅させなければ。僕の予想では、ほぼ確実に、この小学姉を倒してしまえば、ドッペルゲンガーたちも消滅するはずなんだ。

 それ以外に、姉も弟も3人に分裂、しかも弟にだけ不利というアンバランスを保つ手段はない。ドッペルゲンガーたちが無為でなすがままになっている分だけ、その効力は一時的・限定的なものになる。

 その限定は、必ずや、小学組3人を倒すことで解除できる。もし・・・その予想が外れれば、僕には完全に勝ち目がなくなる。

 そもそも、小学組を倒せば、ドッペルゲンガー1人分は「余る」ことになるので、不必要。つまりそこが矛盾ということになる。僕の予想の根拠もそこにある。

 次のグループを中学組にしようと高校組にしようと、何もできないドッペルゲンガーを1人余らせるままにしておくのは難しいだろう。そのドッペルは意志を持って僕を助けてくれるか、消えてもらうしかない。前者の可能性を念のため排除すれば、残る可能性は、「ドッペル効果の消失」以外にはあり得ないんだ。

 いくら精力に余裕がある状態とはいえ、他グループに執拗な快感攻撃を受けっぱなしになっている中では、長期戦に持ち込むことはできない。

 僕はすぐさま、背後にいた小学姉に向き合い、彼女を横にして片足を大きく上げさせる。間髪入れず、ペニスを小学姉に挿入。れなに慣れていたおかげで、小学生の幼い膣圧に対して、新鮮な感動などというものは伴わなかった。それが僕の精力消費を抑えてくれた。

 小学姉は、あの頃、僕よりもずっと大きく、見上げる相手だった。そして性に目覚め、その下半身、女らしい肌触りを具えた脚に、未熟な僕の視線が向けられた。しかし、今の僕は違う。成長し、大人になり、身体の大きさにも差がありすぎる。

 もはや小学姉は、抱きしめても僕の胸板にやっと頭部がはり付くくらいだ。全体的に小さく感じる。腰の位置を合わせれば尚更だ。そして、この異世界の闘いで、いくらでも女たちを絶頂に導いてきた実力を、まだまだ発揮し続けるしかない。

 僕は小学姉の片足を上げ、僕の横尻の上に彼女の内股を乗せるようにして、股を開かせっぱなしの体勢にした。ペニスは根元まで、しっかり小学姉のオンナに食い込んでいる。その体勢でギュッと少女の背中を抱き寄せながら、彼女の動きを抑えた。

 そして、一気に素早く腰を大きく前後させる! これでペニスは、小学姉の一番感じるポイントばかりを、集中攻撃することができた。小学姉のやわらかな上半身をキッチリ感じながらも、僕は姉さんの平たい胸板を、ぴったり僕に密着させた。

 姉は大きな弟の腕に抱かれながら、その包容力の大きさに驚きを隠せなかった。少女は身動きが取れず、反撃や脱出の糸口を掴めない。

 そうしているうちに、僕の腰がガンガン動き、小学姉のオンナをぬむぬむと強く大きくピストン攻撃。姉さんの脚の感触が僕の脚にこすれるが、すでに僕の脚は中学組に犯され浸りきってしまっているので、もうどっちでも一緒だった。

 強化されていても、未だ異性のペニスを射精に追い込むための方策が乏しい小学姉は、ギュッと膣圧を高めて反撃するが、それも僕を追い詰めるには、まだまだ足りなかった。

 むしろ、ガンガン突きながらも、相手グループたちからペニス先端が舐め回され、中学生の脚ががっしりまんべんなく絡みつき、アナルも舐められながら、玉袋もくすぐられている刺激が相まって、その全ての刺激が、僕の全身を快楽に染め上げていった。

 はやくしないと。僕は焦り始めた。

 小学姉は、ぐいっぐいっと腰をひねり、前後させて、自分からペニスをゆっくりしごいたり、ピストンされるペニスに新鮮な圧迫を変幻自在に加えたりしながら、必死で応戦している。

 上半身がガッチリホールドされているので、彼女は腰を蠢かせる以外に、オンナを締める以外に、反撃の方法がない。そして、精力が急激に減少するのは、れなとさほど変わらないようだった。

 側位が続けられる。ツルツルの小学姉女性器は、急激な大人の男根攻撃を前に、防御の術を失っている。まだまだ、実際には性的経験が乏しい時代の姉さんだ。性的満足でマウントを取りたい気持ちばかりが焦りながら、量的な蓄積が追いつかない時代のメスガキに過ぎなかった。

 経験知識そのものが強化として小学姉にインプットされているけれども、”実感”が伴っていない点で、たっぷり実戦でたたき上げた僕に及んでいないのが実情だ。これが突破口となり得た。

 僕の方も精力を激減させながら、なりふり構わず姉の股間を攻撃し続ける。そのちいさなお尻を揉みしだき、軽く叩いて、さらに股の間に手を突っ込んで補助愛撫攻撃にも余念がない。しかし抱きしめる力を緩めることもしなかった。

 れなと同様、快感を堪えきるという経験は浅すぎた。小学姉も、僕の矢継ぎ早でスピーディーな急激急襲に、まるで太刀打ちができない。

 顔を真っ赤にしながら、なんとか膣を締め上げてペニスを悦ばせようとしてきたが、そのダメージを遥かに超える女体への快楽が、小学姉を限界に追い込んだ。

「ぅ……そんな……」

 小学姉がガクガクッと脚を揺らす。小学生でもぷっくり安定した膨らみを具えた臀部が、ぶるるっと大きく震え、肉が揺れた。こみ上げるアクメの感覚に、小学姉は思考停止した。その隙を突いて、僕はとどめの一撃として強くオンナを突き上げた!

 小学姉が倒れた。彼女が消えると、ドッペルゲンガーにはり付いていた他の年代の娘たちが、驚いたようにこちらをふり返る。

「しまった……」

 中学姉と高校姉が声を揃える。小学姉が消えた、つまり姉のドッペルゲンガーの1人が倒されたことにより、彼女たちの計画は、完全に頓挫したことになる。

 僕の予想は、完全に的中していた。

 小学姉がいなくなったと同時に、中高生に抱かれていたドッペルゲンガーの僕は、ぱっと消滅してしまった。

 中学生たちはドッペルにギュウギュウしがみついて、なりふり構わずに大きく脚を動かしていたものだから、その対象が消滅した瞬間、バランスを崩して、3人がゴチっと頭をぶつけてしまう。

 少女たちの生足は、姉と友達にガツンとぶつかる。攻撃対象がいなくなり、この3人は女同士で抱き合った状態で、キョトンとしてしまう。

 高校組も同様だった。彼女たちは座った体勢のまま、女同士で友達たちで見つめ合っている。舐めていた舌が出っぱなしで、アホ面のまま、3人はその変顔を間近で見せつけられてしまった。思いっきり舌を出して這わせている顔は、対象のペニスやアナルがなければ、ただの間抜けなツラでしかない。

 ドッペルゲンガーがいなくなったために、中学組も高校組も、本体の僕を相手にするしかない。そして彼女たちは、6人一斉に僕に襲いかかろうと体勢を整え始めた。

 やはりそう来るか。僕は立ち上がって、やはり体勢を整え、改めて身構える。6人全員で押さえつけて一方的に犯す気だろうけれども、そうはいくか。僕は距離を取って、6人が雪崩を打って走り込んでこないよう、警戒の構えを取った。

 一気に駆け込んでくるようなら、反対側に逃げて体勢を立て直す。ヒットアンドアウェイで少女たちに攻撃を加えて、その戦力をそぎ落としてやる。

 僕がフットワーク軽く、次の戦闘に持ち込もうと体勢を整えたのを見て、6人は僕を押し倒して騎乗位など交代挿入で射精させることを諦めたようだ。そこまで僕は射精直前に追い詰められているわけでもなかった。

 だいぶダメージを負ってはいたものの、まだまだ闘える。その状態を見て取った中高生たちは、別の戦法で応戦するしかないと悟ったのである。第二のピンチは乗り越えられた。

 そうすると、中学生高校生どもが取るべき作戦は、ひとつに限られる。時間を稼ぎ、長期戦に持ち込んで、僕が精液を吐き出すまで、じっくり快感刺激をくり返すことだ。

 6人のうちどのくらいがイッてしまうかは分からないが、逆に、自分たちのうちの誰か1人でも、僕から白濁液を奪い脈打たせることができさえすれば、彼女たちはそれでいいのである。

 何人倒れ消えようとも、僕が気持ちよさと女の子の魅力に負けてイッてしまえば、それで彼女たちの勝利だ。

 そのために、時間をかけてでも、中高生の肉体の魅力を刻みつけながら、手でも胸でも舌でも脚でもオンナでも、どこででも構わないから、僕のペニスをひっきりなしに気持ちよい刺激に晒し続け、体中に女体の良さを刻み続けるしかない。その覚悟が、彼女たちにもできたようだ。

 あとは、僕の選択次第である。

 小学生の3人を倒したのだから、年齢順に考えて、次は中学組というのがオーソドックスではある。子供時代の想い出の娘たちは倒し、あの頃感極まっていた性感の心地よいメモリーは克服した。

 次は、思春期まっただ中の自分が、姉やクラスメイトや姉友たちをオカズに、特にその太ももにほだされていっていた時期の、あの快感の想い出をこそ、克服する番だ。だから、中学組を相手に挿入戦で戦うのは理にかなっている。

 年齢を追って倒していくことで、性に未熟だった自分を、順々に乗り越えていくんだ。

 ただ、彼女たちはまさに、性欲に取り憑かれた僕自身があこがれていた、そして急激に太ももが女らしく成熟していった、まさに若くハリのある年代のお姉ちゃんたちであることを忘れてはいけない。

 その脚に加え、さらに下腹部の成長も、小学組とは比較にならない。すでに中学姉もみや子も美穂も、男根をオンナで律動させるだけの十分な具合の良さを、器官としても経験としても身につけてしまっている。

 少女たちははるかに進んでおり、特に美穂は秘密の性交をくり返していたようだし、姉もその影響を受けている。また、みや子は中学生とはとても思えないような大きなオッパイを誇っており、そのぷるぷるした肢体は、女性として完成しているといっても過言ではない。

 実際、みや子が「大学生だよ!」と言い張れば、ほとんどの大人の男性は騙され、本物の女子大生だと思い込んでしまうだろう。ニートではない。中学みや子は、経験は乏しいかも知れないが、肉体は完全に女そのものだ。

 つまり誰ひとり、簡単には倒れてくれそうになく、さらに肉体の快感攻撃力も、小学組とはひと味もふた味も違う。

 どのくらい精力が持つのか。中学組を倒せたとしても、さらにもっともっと成長した女子高生グループが、補助攻撃から挿入攻撃へと移ってくるだろう。精力が保ちさえすれば勝てるが、限界を迎えてしまえば、そこで一巻の終わり。中学組を相手にするのは綱渡りだ。

 だから、高校組を先に倒してしまうことも方法のひとつだ。想い出補正という点で、克服しなければならないほどに強い弱体化が働いているわけではない。

 すでにこの年代になれば、僕は確かに、性欲ギンギンの若すぎる青二才ではあったけれども、他のもっと過激なコンテンツでオカズを愉しんでいた。姉さんも幸子も彩咲ももちろん対象ではあったけれども、小中学時代の未熟すぎる性知識でオナニーしていた頃とは違う。

 つまり、「ごく普通の女子、ただの女の子」として、この3人を扱うことができれば、高校組は比較的短時間で倒せる。人数をどんどん減らすことができれば、その分だけ僕はさらに勝ちやすくなるというわけだ。

 もちろん、それでも肉付きの良い幸子や、きゅっと引き締まった露出度の高い彩咲の生足、そして、あられもない下着姿を見せつけていた姉の印象は、未だに強く脳裏に残っている。想い出補正が強く蘇ってしまったら、僕の負けだ。

 心を閉ざすほどに彼女たちの肉体と自分の記憶を隔たらせる……失敗すれば、幸子のぷるぷるした女らしい身体を抱き、彩咲の健康的な素足内股に挟まれ、さらに交代して間近で見た姉の身体を直截抱いて、正常位で腰を振らされ、さらにじっくり幸子に締め付けられていく、という憂き目にあう。

 そこへ中学組が補助攻撃に入れば、ひとたまりもないかも知れない。危険な賭でもあるんだ。

 最後の選択肢として、精力温存に力を入れる方法もある。あえて挿入を避け、中高生たちを愛撫攻撃でじわじわ倒していく方法だ。

 テクニックには自信がある。オンナの感触を味わわない分だけ、精力消費は抑えられ、なおかつ絶大な攻撃力で、6人を次々感じさせ、どんどん追い詰めていくこともできる。一番安全かつ確実な闘い方である。

 身体の成熟度にいくら差があるといっても、女体の感じる部位は心得ている上、今の僕のレベルなら、幸子でも美穂でも、個々に違うウィークポイントを探り当てて、そこを重点的に責めることもたやすいだろう。すぐに弱点を見つけることができるはずだ。

 増して、姉さんたちなら、さらに弟に感じさせられるという屈辱を味わわせながら、着実に倒していくことも可能であろう。

 ただし、愛撫攻防を選べば、中高生6人が次々と襲いかかってくることは免れない。年代が混じって、それぞれの成熟度や個性的な乳房、足の太さや筋肉量、それぞれのお姉ちゃんごとの想い出などが、一気に脳裏に蘇ってしまう危険性が残っている。

 これにほだされてしまえば、彼女たち1人1人の肉体や肌の感触のひとつひとつに、強すぎる思い入れを持ってしまうことになり、そのたびごとに僕は、思ってもみないような性感ダメージを受け、白濁液をほとばしらせてしまうまで、少女たちに取り囲まれ愛撫攻防の中、彼女たちの手や脚や胸などでイかされてしまう可能性もある。

 舵取りひとつ間違えたら命取りだ。

 どれもそれなりに利点とリスクがある。慎重に考えて選びたいところだが、やはり精力の残りも気になる。小学組との闘いで、ダメージを犠牲にして攻撃に専念した側面もあるので、なるべく早めに片付けたい。

 一体どの選択が、正解に結びつくのだろう。まったく見当も付かないまま、僕は手探りで次の道を選ぶしかないのだった。



-選択肢-

少女遊戯15 中学組に交代挿入

少女遊戯16 高校組に交代挿入

少女遊戯17 中高生に愛撫攻防



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