マーメイド2−2
 

 ここは戦闘を回避しよう。僕は後ずさり、助走をつけて走り込んだ。

 「えいっ!!」

 大きくジャンプ!1メートル程の落とし穴(水)の所を軽々と飛び越え、床に着地、そのままその場を立ち去る、…筈だった。

 ドボーン!

 僕は水に落ちてしまった。飛び越えた先の床も落とし穴だったんだ!着地した床はあっさりと外れ、僕はあわててもがき、その先の床を掴んで水から出ようとした。が、その床でさえも簡単に外れてしまった。

 「ムダよ、ここから先は、ず〜っと水になってるのよ。登り階段の所まで、あなたは泳いで行かなければいけないわ。」マーメイドの一人が素早く僕を捕まえ、耳元にそう囁いた。水の中は比較的明るい。遠くまで見渡せる。遠くがあるって事は、やっぱりこの先は水の中を進むしかないって事か。

 「そんな、だって僕は泳げ…」「あら、ここは水といっても異世界だから、ちゃんとしゃべれるし呼吸もできる。慣れれば泳げるようになれるわよ。」

 た、たしかに息が苦しくはない。この異世界なら、泳ぐ事はできそうだ。

 「さあ、マーメイドの本領は水の中だって事、これからたっぷりと教えてあげるわ。」

 そうだ、水の中にいるという事は、溺れはしないけれどもマーメイドとの戦闘では圧倒的に不利だという事だ。目の前には三体のマーメイドがいる。完全に僕を囲んだ状態だ。逃げようにも、泳ぐのは向こうの方がずっと上だし、歩くにしても水の圧力でうまく動けない。どうしよう…

 そうこうする内に、マーメイド達は僕を弄び始めた。一人に正面から抱きかかえられる。そのまま巧みに腰(魚)を使って挿入して来た!横に激しくくねる動きが、僕にダメージを与える。これに加えて、ピンクの愛液が僕のペニスに纏わり付いて来る。これがマーメイドの快感攻撃力を高めている。

 後ろにもう一人のマーメイドが張り付いて来る。胸の感触が背中に押し付けられる!そして三人目が、僕の頭を両手で撫でつつ顔を近づける。そして…

 ♪〜

 僕の頭を抱きかかえたマーメイドが優しく歌いかける。しまった、魅了の歌声だ!僕は防御力をどんどん下げられて行く。ペニスを咥え込んだ魚の律動は、リズミカルに精力を奪って行く。

 「さあ、このまま泳ぐわよ。」

 マーメイド達は息を合わせて、すばやく泳ぎ始めた!さすがに人外の生物、泳ぐのも早く、その動きも美しい。急流となった水の流れを感じる。一体どこまで連れて行かれるのだろう。泳ぐ動きが横に揺れる魚の動きに微妙なゆらぎを与え、それが快感攻撃の度合いを増して行った。

 僕の方もセックスには慣れ初めているから、もちろんすぐに射精する事はなかった。だが僕の周りにはマーメイド三人が群がり、ほとんど太刀打ちできない状態だ。囁きかける歌声が脳天をしびれさせて、攻撃を受ければ受ける程ダメージが強くなって行く。もう強化テクニックの精神集中だけではガマンしきれないだろう。

 このままではイかされてしまう。何とか反撃しないと…

−選択肢−
マーメイド2−4 一人ずつ挿入攻撃
マーメイド2−5 三人纏めて愛撫
マーメイド2−6 習得したばかりのテクニックを使ってみる

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