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#　魅入られし者＆使い魔のクリード

投稿者：五月雨　投稿日：2001年09月27日(木)14時07分46秒 [reply to]

Let's just say....

＞「ああ、近くで用事があったものでね。その帰りなんだよ？」
「あっ、嬉しいです、とっても嬉しいです・・・ど、どうぞ、どうぞ、入って下さい」
っとそこまで言って、まだ寝起きという雰囲気が漂う自分に気付く。
「あっ！！こ、こんな格好ですいません、す、すぐ着替えてきますから」

＞くすりと仮面の奥で声がした
＞その子供は話し始める
＞「うーん、そうだったらいいんだけど残念ながら違うの、実は愛人」
凍夜「あ、愛人！？」
真っ正直に驚く、横で蒼夜がその袖を引きながら「？」顔をしている。
蒼夜「愛人・・・って、何？」
凍夜「え、えっと・・・そ、それは、ま、また後でね」

＞管寧が笑う「俺はロリコンじゃねえよお」
＞「ええ、御免なさい、残念ながら愛人でもないの。ジョウさんったら贅沢だから」
＞「はははは、そうじゃなくって、歳ってモンが」反論する道化に
二人のやり取りをポカ～ンっと見ている凍夜だったが、思わず苦笑して溜め息をつく。
凍夜「良かった・・・心臓が止まるかと思いました」
蒼夜「ねぇ、凍夜さん？・・・何が良かったの？」

＞「ええ、だからこんなに若い女の子が愛人にしてっていったら
＞ジョウさんみたいなおじさんは普通大喜びなんだから、そうおもいますね」
凍夜「さ、さぁ・・・私には何とも」
蒼夜「大喜びなの？」
凍夜「蒼夜ちゃん・・・お願い、私に聞かないでよぉ～」
そう言った後、汗を掻きながら少女に言う。
凍夜「あのね、愛人さんにしたら冗さんがお巡りさんに捕まっちゃうんだよ」

＞仮面の女の子は凍夜さんにそう訊ねた後、ぽんと手を叩いた
＞「ああ、自己紹介がまだだったわ
＞御免なさい、トローさんと凍夜さんのおはなしは何回かジョウさんに聞いてたものだから、つい
＞初めまして、私は歩（アユミ）っていいます」
＞ぺこり頭を下げる
凍夜「あっ、どうも、初めまして秋月　凍夜です・・・って、あっ、私のことは知ってるのよね」
何だか小さな子供相手にも緊張しているような雰囲気だ。
蒼夜「蒼夜です・・・」
こちらは、大した感慨もなく自然に挨拶する。

＞「ジョウさんのうちの居候
＞それから、これとこれは（仮面と松葉杖をさす）ちょっとまえに怪我をして
凍夜「あっ・・・」
先ほどから疑問に思っていた事が、分かると同時に純粋に可愛そうだなっと思う。
しかし、その表情は一瞬で引っ込む。それを見せるのは失礼だと知っているから。

＞それでこういうのを使っているの、嫌な感じがするかもしれないけど我慢してくださいね
凍夜「そんなこと無いよ、別に恥ずかしがることも嫌がることでもないよ」
正直な気持ちで言う。

＞今日はジョウさんが凍夜さんのところへ遊びに来るって言うから無理につれてきてもらったの
＞前から会いたいなって思ってたから……あの、ひょっとしてお邪魔でした？」
凍夜「お邪魔じゃないよ、全然そんなことないです・・・来てくれて、本当に嬉しい」
蒼夜「凍夜ちゃん、元気になったから・・・ありがとう」
凍夜「あっ・・・あははっ、ちょっと嫌なことがあって、落ち込んでたんですよ・・・で、でも
もう平気ですから」
素早く、次の話に移る。
凍夜「あっ、歩ちゃんはまだ、お小さいのにちゃんとお話しできてご挨拶できて凄いですね
・・・あっ、あ～！！・・・こういう事を言う方がやっぱり失礼ですよね、ごめんなさい」
無理して話そうとして、パニックになっている。普段から、話慣れていないだけに・・・
その様子を僅かに怪訝そうな顔で蒼夜が見ている。

＞ひとしきり歩が喋り終わると管寧は今度は蒼夜さんの方へ挨拶をする
＞「やあ、初めまして管寧冗という。
＞それから俺は別に怖い人じゃねえから安心して良い、ふふふふ」
蒼夜「冗さん？・・・でも、ドアを壊すって？」
しばらく見つめた後、不安そうな顔になる。

＞「ドアを壊すって言うのはジョウさんの下品な冗談だから許してあげて下さいね
＞初めまして、よろしくお願いします」
＞二人ともにこやかに、といっても一人は顔は見えないが、にこやかに挨拶をした
凍夜「えっと、蒼夜ちゃんは素直だから、あんまり冗談は止めて上げて下さいね？」
一応、そう念を押す。
蒼夜「えっと・・・蒼夜です、宜しくお願いします」
凍夜に促されて、挨拶をする。

その頃、トローは溜め息をつきながら、何かを探していた。
「手ぶらじゃ・・・帰っても仕方ねぇしな」

 ～“使い魔”トロー＆蒼夜＆凍夜　//　ご挨拶　～

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