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#　地獄の道化師のクリード

投稿者：いずみつ　投稿日：2002年02月06日(水)15時36分06秒 [reply to]

Let's just say....

＞満田は、そんな木崎の様子を見て、馬鹿にしたように鼻をならす。
＞「なんだ、お前だって分かんないじゃねーか。
＞  お前の言ってるのは、”遊んで”楽しい人だろうが。
＞　好きだの嫌いだのとは別の話だろ・・・ま、いいけどな、どうでも。」

「うん、言わレて見れバそうかもネ。
　意外と頭いイじゃなイ」

＞道に捨てられた物を見て、わずかに顔を引き攣らせる。
＞「おいおい、お前、あんなもん何時も持ち歩いてるのか？
＞　その内捕まるぞ、マジで。
＞　いや、むしろ、捕まえてくれって感じではあるが。」

　お返しとばかりに木崎は鼻で笑う。
「捕まエル？　アタシを？
　　　誰が？」

＞「何知ったような事言いやがる、経験無いくせに。」
＞靴にくっきりとついた跡を気にしながら、どういう根拠なのか、きっぱりと言い切る。

「アレ、バレた？」
　無邪気を装う微笑を浮かべ、木崎はダンスステップの軽やかさでもう一方の足の上へ。
「そウいウお兄サンも、経験なサそうだケド？」

＞「社交辞令でもそう言うヤツは稀だぜ。
＞  大体、変わった名前だっつーからな。
＞  もっとも、自分でつけた訳じゃないから、誉められても貶されてもどーでもいいけどな。」

「別ニどうでもイイじゃナイ、他人の評価ナンて。
　お兄サンが気ニ入ってルかどうカでしョ。

　デ、どうナの、自分の評価ハ？」

＞「なんだ、やっぱり好きなんじゃねぇか、賭け。
＞  ・・・いいぜ、やってやんよ。
＞  念のため聞くが、読みだけで良いんだろうな。
＞  漢字までなんてわかりっこねーからな、言っとくが。　～」

「いいヨ、読みダケで。でも日本語だと思ってル時点で、お兄サンの負ケかもネ」

＞「～  そいじゃ、最初だ。
＞  キサキ・・・沙紀だ、沙紀。
＞  上から読んでも、下から読んでもってヤツだな。」
＞
＞そう言って、ポテトを一つ口に入れる。

「外れ」
　わざわざ満田のトレーからポテトを取って、つまらなそうに木崎は返答。
「ジゃあヒント。
　１．魚とハ関係あリません。
　２．鳥とモ関係ありマせん。
　３．五文字以上十文字以内でス。
　大盤振る舞いだネ♪」

＞そこで、ふと気がついたように尋ねる。
＞
＞「・・・おい、俺が当てられなかったら、どうすんだ？」

「目玉ヲもらうヨ」
　言ってから、木崎は笑顔で手を振る。
「そんなニ驚かナクても大丈夫。
　片方だけダから」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木崎 梓（「嘲笑うもの」キサキ）／ 真意不詳

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