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#　魔剣のクリード

投稿者：Ｋｅｉ　投稿日：2003年06月15日(日)12時01分01秒 [reply to]

Let's just say....

「絶望も悲哀も苦悩も・・・ずっと私の傍に居る。
＞死が囁いたことも一度や二度じゃない・・・でもね・・・
＞絶望の先には希望が、悲哀の隣には喜びが・・・苦悩の後ろには安らぎがあるって信じてる。
＞私一人じゃ見えなくても・・・君が居れば、見つけられると思うよ」

「…………」
無言。
小波一つ無い水鏡の目で翔を見据える。

＞剣精の小さな手をそっと握ると、真剣な瞳で見つめる。

「…………ん」
泣き笑いだろうか？複雑な感情が瞳で揺れる。

＞「遠い昔に終わった夢の名残が、私たちを作った・・・私は『僕』のコピーでしかない。
＞でも、私は『私』として、未来に生きたいから戦うよ・・・その為に死に近＞づいても、僕は『生』を見つめていたい」
＞そう言い切ると、微笑む。

「夜は明け…夢は目覚めるもの……だが…涙は果てる事は無い。
　幾度、枕を濡らそうとも喜びと哀しみは『生』と共に在るのだから……」
揺れた瞳から止め処なく流れる涙。
その色は真なる青。

＞「・・・・こんな覚悟じゃ駄目かな？」

「覚悟の軽重を問う必要は無い。
　躯無きこの身に触れ得たのは汝と『あの方』だけ……妾は汝の朋太刀（トモダチ）となろう。」
止まらぬ涙に濡れた手で強く握り返す。

『暖かいな…此度の主は妾が護ろう……その身も…心も……』
同調した翔にすら読めない、心の奥底に秘めた決意。

＞「あぁ、そうだ・・・僕には、一人“暴れん坊”が傍にいるけど、喧嘩にな
＞らない様に気をつけてね」

「妾も子供ではない。それに血気盛んな若者の扱いは慣れている。」
千を越える齢がなせる貫禄。

“真なる青”アオ／～契約を終えて～

＞五月雨さま
　化石レス申し訳ありません（滝汗）
　かくなる上は……（ＳＥ：ＢＡＮＧ！）…バタッ
　
　～３０分後～
　≪死者は死なず≫で復活＜マテ

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#　転生者＆異能者のクリード

投稿者：Ｋｅｉ　投稿日：2003年06月15日(日)11時50分34秒 [reply to]

Let's just say....

＞「・・・・・・・恋人？奥さん？戸籍上？」

「理解…出来なくて当然……水上の血縁関係は複雑怪奇。」
ＰＬも悩む程なので、＜超頭脳＞持ちの霊那がフォロー。

＞「まぁ、お姫様だから」
＞ちょっと苦笑する。
＞「・・・童話のお姫様って、ちょっと子供っぽいもんだよ」

「そ～そ～始めて会った時はいきなり泣かれて吃驚したよ～」
御伽噺を実際に見てきたかの様な発言。＜実際に見ているが（苦笑）

＞「龍ってお天気とか、水の神様だよね？
＞今度から、テルテル坊主の代わりに霧人くんにお願いしようかな」

「ん～ボクにはその手の事は出来ないよ？
　さっき話に出たシズクか…薫義兄さんなら別だけど……」
「それに…やたらと天気を変えるべきじゃない」

＞「・・・・変わりたいな・・・うんん、キッカケは貰ったね」
＞小さく呟くと、共に歩く二人を盗み見る。

「……変われる。」
「うん。」
地獄耳の二人には隠し事は出来そうに無いだろう（苦笑）

　　“始祖”水上　霧＆“純白の神獣”式堂　霊那／～昔話～

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#　死霊課のクリード

投稿者：雑草屋本舗　投稿日：2003年06月13日(金)12時47分39秒

Let's just say....

「命の取捨選択もできない貴様が何を救える!!」

「目に映る全てを!!」

　　　～“お嬢ちゃん”水守　海里／叫びと願い～

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#　＠ｉｍ　Ｈａｌｂｓｃｈｌａｆ/Ｓpiel Ｍeister

投稿者：尾　翼　投稿日：2003年06月12日(木)21時00分50秒

と言う訳で□Offnung PhaseのＳＡです（苦笑）。

ＰＣ①：レヴェリエル
ＳＡ：ハイ［Hayy］を天界へ連れて帰る　２０

ＰＣ②：梓縞亮
ＳＡ：日常を守る　１５

ＰＣ③：現在ＰＣ③はいません。
ＳＡ：“歪んだ美”の目的を知る　１０

ＰＣ④：牧島　武
ＳＡ：“光”の正体をつきとめる　１０


ルールブックにも書かれていますが、ＳＡは目的ではなく、守りたい何か、です。

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#　＠ｉｍ　Ｈａｌｂｓｃｈｌａｆ/Ｓpiel Ｍeister

投稿者：尾　翼　投稿日：2003年06月12日(木)20時28分37秒

特別ルールとＳＡ

＠im　Halbschlafでは、
経験点をセッション中にその都度取得し使用することが出来るものとします。
但し『経験点による回復』はアフター・セッション時のみとします。
そしてＳＡは基本的に各フェイズの開始時に設定されるものとします。
更に、罪及び愛１点を大罪及び博愛経験点１点として使える事とします。
その逆はありません。
（あんまり意味ないですが）
そして上記のルールはＳpiel  Ｍeisterが管理し運用するものとします。

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#　地獄の道化師のクリード

投稿者：いずみつ　投稿日：2003年06月12日(木)14時37分14秒

Let's just say....

「笑い事じゃナイって？

　残念、主観の相違だネ」

　　　　　　　木崎 梓（「嘲笑うもの」キサキ）／ enjoy myself

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#　剣機のクリード

投稿者：いずみつ　投稿日：2003年06月12日(木)14時36分02秒

Let's just say....

「今夜ここでオレと出遭った。

　それが、てめェの不運（ゲンジツ）だ」

　　　　　　　　　　　　　　空木 黒連（「戦慄の」刻煉）／ 辻

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#　ノウンマンのクリード

投稿者：いずみつ　投稿日：2003年06月12日(木)14時35分37秒

Let's just say....

「背伸びをすれば、確かに遠くも見えるけど・・・。

　その分、つまずきやすくだってなりますよ」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　鳳 今日子 ／ オーダーメイド

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#　異能者のクリード

投稿者：いずみつ　投稿日：2003年06月12日(木)14時34分42秒

Let's just say....

「付和雷同っつーの、最悪だと思ったりしないか？

　何かするなら、自己責任で貫けよ」

　　　　　　　　　　　　　　　　門倉 律羽（「ザ・リッパー」）／ 無思考批判

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#　シーン1？＠ＫＳＫのクリード

投稿者：いずみつ　投稿日：2003年06月12日(木)14時33分54秒 [reply to]

Let's just say....

「お、俺、帰ります！　烏羽さんに余計な迷惑をかける訳にはいきませんから！」
　結局。千里は烏羽の部屋に泊まる事を固く辞して、逗留先のホテルへと戻っていっ
た。顔を真っ赤にして宣言すると、自分の電話番号とホテルの連絡先を残して、飛ぶ
ように去っていってしまった。潔癖なのか純情なのか、色々と難儀そうな少年ではある。

　そして数日。連夜烏羽と千里は街を徘徊した。大通りを除外すると、流石に一人歩
きの人間は減っている。警邏と思しき官憲の姿も見受けられるが、まず予定ありの恋
人同士だと思われるのか、二人連れだと声も注意もかけられにくい。あてもない捜索
の徒労にそろそろ飽きを覚え始めて来た頃、千里が突然鳩尾を押さえた。
　初夏である事を加味しても、異常なほどの量の汗が、一瞬で彼の額に浮く。
「いる・・・！　います、この近くに」
　烏羽の反応も待たず、彼は憑かれたように走り出す。
「アイツじゃあない。でも、“誰か”だ」
　先導の果てにたどり着いた場所では　　。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ 邂逅と遭遇


　　　　＞五月雨様
　　　　　シーン１に登場するならば、こういった具合になります。どの場面に現れ
　　　　るかはご自由にご判断ください。

　　　　＞しゃん様
　　　　　大変申し訳ありませんが、五月雨さんが登場された場合、正体を隠す暇も
　　　　なく烏羽嬢と千里のふたりに遭遇する事になります。
　　　　　ＧＭのご都合主義的シーン展開なので、何卒ご諒承いただきたく思います。
　　　　　お互い魔物であるかどうかを探り合うのも、まあ楽しいものではあるので
　　　　すけれど、ちょっと時間を要しすぎる動きでもありますので。

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#　シーン1＠ＫＳＫのクリード

投稿者：いずみつ　投稿日：2003年06月12日(木)14時31分56秒 [reply to]

Let's just say....

＞あたりを首を回して見つめる。首が一点で止まる
＞「あなたもそう思わない、其処の…ええっと、首とりさん？
＞　あ、くびとりさんという呼称に問題はないかな？」

　惨状に即していうなら、“首割り”とでも呼ぶべきだろう。まだ頭部は胴と繋がっ
てはいるけれど、例えていうならば赤い花のようだ。仰向けに転がされている死体の
顔には直径１ｃｍほどの孔。後頭部は無残に爆ぜ砕け、夜の乏しい光でも、そこから
零れた大量の血と脳漿とが街路を汚しているのが明らかに見て取れる。
「・・・」
　男は辰灯の言に応答しない。クビトリが自分の通称であると理解していないのか。
はたまた呼ばれ方などどうでもいいのか。
　名前に無頓着、というよりは、自分の事以外の全てに無関心であるとも見えた。

＞「邪魔をするという言葉の目的語があなたの今現在行っている食事行為にかんするものなら
＞　私は、それを邪魔しない。安心してほしい？
＞　いいから、どうぞ、私のことはいないように扱ってくれたら嬉しい。
＞　同じ化け物同士。」
＞相変わらず、のんびりとした口調。軽く肩をすくめる。

　それでも男は警戒を解かない。
　正面から見れば、意外と端正な男の顔。すっきりと鼻梁は通り、夜にすら良く映え
る金色の髪。ごく真っ当な存在に見えなくもない風体だった。ただそれは、血に塗れ
た口元とそこから覗く犬歯を除外するならばの話。
　男の身構えが予感からだったのか、それとも辰灯の行動から心理を読んでの事だっ
たのかは解らない。
　ただ確実なのは、その対処が十分ではなかったということ。

＞「だから、わたしのめを、よおくみて、くれるかな？」
＞ぐにゃり、辰灯の体が揺らめいた。
＞ぐにゃぐにゃ、形を変えるからだに、相変わらず、目がふた立つ。
＞その目から発散される魔力。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　ぐらりと、男の上体が泳いだ。青い目の焦点が煙かがったようにぼんやりと霞んで、
元から豊富とは思えない男の理性の消失を伝える。
　手ごたえはあった。例え一時的とは言えども、男が辰灯の魔力の支配に屈したのは
明らかであった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ 洗脳下

　　　　　
　　　　　　　＞しゃん様
　　　　　　　＜洗脳＞への抵抗は失敗（使用者有利になるように、能力値の低い感
　　　　　　　情で判定しました）。男は１２分間辰灯氏の洗脳下に入ります。
　　　　　　　　先の＜みすかす瞳＞といいこれといい、いじめられてますか、俺（笑）。
　　　　　　　　また再度、知性か＜地球大百科＞の判定を行ってください。成功す
　　　　　　　ればクビトリの犯行は「ワイドショー等では常識外の力によって“頸
　　　　　　　部を切断して”云々」と報道されていた事を思い出します。

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#　KSKのクリード

投稿者：しゃん　投稿日：2003年06月10日(火)21時26分24秒 [reply to]

Let's just say....

＞路地を行く君の耳に、くぐもった衝撃音と名状しがたい悲鳴が届いた。
＞普通の人間なら聞き逃してしまうような一瞬のそれに反応し
「なんだろうさね？
　あの音は。どこかで聞いたような音だけど？」
軽く首をかしげてのんきな言葉をぽとりと漏らす。しかし、足は既に動いている。

＞即座に発生源の暗がりを目指せば、そこに満ちるのは血の匂い。
＞ぶちぶちと生肉を咀嚼する、胸の悪くなるような音。何よりも最悪なのは、そこに漂う臭気だった。肉食獣の檻のような、獣のなまぐささ。
＞それは裂かれたはらわたから立ち上る、いわば命の最後の名残。
「わあお、これはなかなか見れない光景だね？」

あたりを首を回して見つめる。首が一点で止まる
「あなたもそう思わない、其処の…ええっと、首とりさん？
　あ、くびとりさんという呼称に問題はないかな？」

＞　辰灯の存在を感知したのか、ソレが作業を停止した。
＞血まみれの両手をだらりと下げたまま、口元どころか喉の辺りまでもを紅に染めて、
＞そいつは耳障りにかすれた声で言う。
＞「ジャマヲ、スルナ。オナジ、バケモノドウシ、ジャマハ、スルナ」　
＞　瞳のくすんだ黒い目が、どんよりと辰灯を見据える。ソレは一瞬で、辰灯の本性を見抜いている。
＞「ジャマダテ、スルナラ・・・」
＞　男の右手がふらりと上がり、その人差し指が、辰灯の頭を照準した。
「邪魔をするという言葉の目的語があなたの今現在行っている食事行為にかんするものなら
　私は、それを邪魔しない。安心してほしい？
　いいから、どうぞ、私のことはいないように扱ってくれたら嬉しい。
　同じ化け物同士。」
相変わらず、のんびりとした口調。軽く肩をすくめる。
「だから、わたしのめを、よおくみて、くれるかな？」
ぐにゃり、辰灯の体が揺らめいた。
ぐにゃぐにゃ、形を変えるからだに、相変わらず、目がふた立つ。
その目から発散される魔力。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　辰灯ココロ／ 遭遇
＞
いにしあは5
魔物の体に変身して、洗脳を使います
達成値は１２点

＞知性か＜地球大百科＞の判定を行ってください。成功すれば
＞くぐもった衝撃音が、銃声に酷似している事が判ります。
暴走判定をしたくないので、知性で振りました。失敗。

＞また「移動したい」でエゴ判定を行っておいてください。
エゴ判定に成功、絆判定に成功して押さえ込みました



＞五月雨様
＞はい、了解しました。こちらも対象にさせて頂いてよろしいでしょうか？（＾＾）
わわ、見逃してました、返事くださったのに、申し訳ない。
はい、こちらも全然オッケイです
では、人間生活での付き合いのあるもの（同郷）9でとらせていただきます
　ご近所ということでいかがでしょう？
それから、登場されるのでしたら、愛を使いますですよ？

愛「３＞4」罪「1＞2」人間性は45＞43、血と肉は25

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#　＠ｉｍ　Ｈａｌｂｓｃｈｌａｆ／少女Åのクリード

投稿者：尾　翼　投稿日：2003年06月09日(月)07時20分05秒 [reply to]

Let's just say....

□Offnung Phase
●Szene4(veir):光、在れ
Personen:ＰＣ④のみ

◆Beschreibung1

「イタイな・・・いやゴメン、思った事がすぐ口に出る性質でね。悪気は無いんで許して」
　それから取って付けた様に
「…こんにちわ。あ～それ似合ってるけど、イベント会場以外じゃ引くよ。きっと」
「だんけしぇーん」
　少女は素直に礼を言って、それから光の方を見る。
「って、そうじゃなくて!!。君にもあれが見えてるの？ひょっとして知り合い？
もしそうなら人に迷惑かけないように君から言っといてくれないか？」
「知合いだないけど、アレは“影”な。
しかも人やそんじょそこらの“魔”ち相手しね。
観察にはうってつけー」
　かなりお気楽である。
「ただの通行人たし」
　少女は光の行く先を指差す。
「八州学園にな、天使反応ありょう、多分それ目当て。
うちも観察、観察」


－少女Å－

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#　＠ｉｍ　Ｈａｌｂｓｃｈｌａｆ／異能者のクリード

投稿者：尾　翼　投稿日：2003年06月09日(月)06時56分23秒 [reply to]

Let's just say....

□Offnung Phase
●Szene2(zwei):誘蛾灯
Personen:梓縞亮のみ

◆Beschreibung3

男子学生が自分に近づいてくる。
尤もらしい言葉を紡ぎながら。
この結界の中で平気な様子に、しかし水門の表情は変わらない。
いや、一抹の寂しさと哀れみが見て取れるか。
「残念やけど、守護者(Schutz)は高等部一年、梓縞亮君に反応してるんよ」
　小さな丸眼鏡を中指で直しながら改めて少年を見据える。
「亮君は“魔”の力を受け継いどる。
それに守護者(Schutz)が反応してるんよ。
それに」
　と言って、大きく息をつく。
　守護者と天使の出現は見た目以上に水門に負担をかけているようである。
「それに、先程の人狼、あれは神の記述再生機(アカシック・リピーター)が
見せた、亮君自身の末路の一つ。
亮君、あなたは私に誘われて来た訳やない。
だから遠くに離れておれば亮君はこのまま生きてられる。
だけど、そうやないなら、亮君を殺すよ?」
　人狼天使二匹は亮を威嚇するように唸り声を上げている。


－異能者　高梁水門－

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#　人熊？のクリード

投稿者：未熟者　投稿日：2003年06月08日(日)08時38分44秒

Let's just say....

「勇気と無謀を履き違えるような輩に何を言うても無駄であったか…
　………命を粗末にしおってからに」

　　　　　”三獣将筆頭”封玄/警告を無視して戦いを挑んできた相手を討ち取り

＞セルフドミニオンの使徒を育てるのって結構面倒っすね。
　手元の経験点が何点あっても足りやしない。

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#　＠ｉｍ　Ｈａｌｂｓｃｈｌａｆ／降りた天使のクリード

投稿者：尾　翼　投稿日：2003年06月08日(日)07時02分01秒 [reply to]

Let's just say....

□Offnung Phase
●Szene1(eins):われら、死への道程の半ばに
Personen:ＰＣ①のみ

◆Beschreibung2

　病室に入ってきた時、海部には既に誰だか分かっていた。
天界で自分にいつも視線と思いを向けてきていた天使。
そう、神の記述再生機（アカシック・リピーター）を賜り、
それ故に放浪する宿命を帯びた“Hayy”の名を受け継いだ彼女には分かっていた。
それが偽りの宿命だという事も……。
「久しぶりにあった家族への言葉が・・・・それか？」
　“灰色の戦天使”レヴェリエルはやはり、怒っているようだ。
　しかし、感情というものは自分達の使命にはなんら関係がない。
冷たい、と表現するものもいるが、それ自身はそれでしかない。
それに付加価値を付けるのは人間のエゴイズムに過ぎない。
（だからこそ私達が適任、か）
　消え行く自分を一つ見つけて心の中でひとりごちる。
「・・・・理由を聞かせろ」
「人間の世界には『百聞は一見にしかず』という言葉があります」
　と海部は立ち上がり、貫頭衣を脱いで裸になり、
素肌に近くにあった白のワンピースを着る。
着替えなくても代わり映えしないが、気を引き締めると言う点では必要だった。
（随分と人間に擦れた、でもそれは今は心地良い事）
　着替え終わり、再びレヴェリエルを見つめる。
「つまり、自分の目で確かめた方が、誰かに言われるままを信じるよりは良い、
と言う事です」
　それは天使にとっては自己存在を否定する事だ。
　神や上級天使の命なしで、“有って”はいけない存在なのだから。
　海部は扉の方へ歩き、レヴェリエルに外に出るよう促す。
「でもその前に、あなたには名前が必要ね。
それから、光輪と翼はしまいなさい。
私の名前は美作　海部（みまさか　あまの）。
陸を恋ながら、決して上がる事の出来ない人魚、と言う意味かしら」
（人にこがれても、人にはなれない……）
　レヴェリエルに向き合い、その瞳を見つめる。
「あなたは、私の妹。
　美作　水清魚（みまさか　すくゆ）。
　『水至清無魚』（みずいたってきよければうおなし）って意味かしら
　どう？　“Hayy”の名を受け継ぐものよ」


－放浪天使“Hayy”／美作　海部－

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#　＠ｉｍ　Ｈａｌｂｓｃｈｌａｆ/Ｓpiel Ｍeister

投稿者：尾　翼　投稿日：2003年06月08日(日)05時50分53秒 [reply to]

＞びあだるさんへ

＞…絶技使いのヘッドライナーの方が判り易いカモ

　？？？


＞まず、高校の先生です。教科は歴史です。放課後は悪友と靴下を狩っていて（オイ）
＞夜は内緒でゲイバーで（踊り子の）アルバイトしてます。（コラ）
＞土、日は風水師の滝川さん（気になったらキャラギャラ参照）に連れられて対魔王戦（マテ）
＞という感じでしょうか？（お金があったら大事な大事な恋人とデート）

　高校教師（笑）と言う設定だけなら、八州（やしま）学園に勤続しているか転属したか、
とにかく今は八州学園にいる事にしてください。
　あなたがもし追いかけようとしている『光』は、魔王クラスと言えば言えなくもないような、
まともに戦える相手でもないような、倒すと生命に多大な影響を与えるようなやつです。
（ビムラーやゲッター線、オーガニック的なアレかその逆）


＞　基本的に人間嫌いの未熟な子です。
＞（以下略）

　あなたの信念だと人種さえ滅びかねますけど（苦笑）。


　それからルールブックP117からP118の選択ルールは全て使用可にします。
ただし、「プレ・セッション」に行われるはずの処理（絆の書き換えなど）は、
「オープニングフェイズ」終了まで有効とし、それまでに出てきたＮＰＣに対しても
“絆の書き換え”が出来るものとします。
（それ以降は“絆の新規設定”（芽生え、植え付けなど）のみ）
　通常通り、ＰＣ同士の絆を結んだ場合、その時点で一回だけ愛を６点差し上げます。

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#　ノア・クルセイダース＠星降る山

投稿者：尾　翼　投稿日：2003年06月08日(日)05時23分07秒 [reply to]

＞2階のベランダから、道路までは多少距離がある。
＞　一瞬怖気づく足を叱咤して、さらに前へ。
＞「ええい、ままよ」
＞　片手を手すりにかけ、もう一方で直樹を支えながら、1階分の距離を高さを飛び降りる。


《信者動員》発動宣言。
傍目には一般人と変わりない服装や態度の信者に、
あらかじめ家から出てきた者の足止めを命じておきます。
足止めの方法は直接的ではなく、
彼らの進路上で事故を起こすなどして間接的に二人を足止めさせます。
その内に藍音は彼らが視界内に入る位置まで移動します。

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#　伝説の住人のクリード

投稿者：雑草屋本舗　投稿日：2003年06月07日(土)20時37分35秒

Let's just say....

「君の望んだ通り、幸福な思い出だけ君の心に残そう」

	　～"幸福人形"薄井　佐智/幸せな記憶～

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#　魔法使い＠ｉｍ　Ｈａｌｂｓｃｈｌａｆのクリード

投稿者：びあだる　投稿日：2003年06月07日(土)06時53分54秒 [reply to]

Let's just say....

□Offnung Phase
●Szene4(veir):光、在れ
Personen:ＰＣ④のみ

◆Beschreibung1
＞光の巨人はある方向を目指して動いていく。
＞ビルの壁面に沿って動いていく。

周りを見渡して呟く
「なんだ？。あのウル○ラマン？…明らかに自衛隊の仕事だよな…。ほっとこ…
うん？見えて…ないのか？」（普通の人には）


＞〔判定〕
この先に何があるのか調べる。
【知性】、或いは技〈知識:地理〉、或いは業　　　難易度０
２コロで、７、成功。県立八州学園を感知。

「ム、イカンな、俺、八州学園に用があるんだけど
しょうがない、面倒は御免だが用向き位はたずねてみるか…」

エゴ判定：[サボりたい、８]、１１失敗…
自分で振ったので絆で止められず流れた…（マズイ）

「やっぱ面倒くさいな～ん！？」

＞「おや、こんちはや」
＞君に声をかけてくる声がある。
＞それはゴスロリな少女。
＞「君もあれが観察しよや?」

「イタイな・・・いやゴメン、思った事がすぐ口に出る性質でね。悪気は無いんで許して」
それから取って付けた様に
「…こんにちわ。あ～それ似合ってるけど、イベント会場以外じゃ引くよ。きっと」
フォローにならないフォローを入れつつ（止めを刺しつつ？）
「って、そうじゃなくて!!。君にもあれが見えてるの？ひょっとして知り合い？
もしそうなら人に迷惑かけないように君から言っといてくれないか？」

“死の舞踏”牧島　武／俺、人見知りするんでね

＞彼は守護者なんぞやっているので“刻まれし者”なんですか？
“殺戮者”がそれをするには相当の訳があると思いますが。

え～と、そりやもう立派な“殺戮者”ですと言っても、原型がという感じですが…
紋章魔法を使う魔法使いという方がより、近いです。
魔法使いのお兄さんと御理解ください

「マジカル、武君ね」

“死の舞踏”牧島　武／でも戦い方が外法闘士なのは笑う所

…絶技使いのヘッドライナーの方が判り易いカモ
設定的には、山程あるんですがそれを呑んで出来るとはとても思えないので
使えそうなモノだけピックアップします。

まず、高校の先生です。教科は歴史です。放課後は悪友と靴下を狩っていて（オイ）
夜は内緒でゲイバーで（踊り子の）アルバイトしてます。（コラ）
土、日は風水師の滝川さん（気になったらキャラギャラ参照）に連れられて対魔王戦（マテ）
という感じでしょうか？（お金があったら大事な大事な恋人とデート）

基本的に人間嫌いの未熟な子です。
人間なら誰でも助けると言う訳でなく気に入った者に力を貸すという感じです
（人間ではなく、人種の守護者です。半魔が過失で１，２人殺した位のモノならほっときます）
ちなみに気に入る基準は仁と義に厚い者（どちらか片方でも可）ですが
自分で戦う気概の無い者は平気で見捨てます。
（例外は何の疑いも無く信頼を寄せてくる人です。根っこの部分で優しく甘いので）
彼の本質は英雄の介添え人であり、もし英雄が最初の一歩を踏み出す者の事ならば
彼は英雄の呼びかけに最初に答える者です。

それから興味がある物は儲け話（貧乏）と女の子（不思議系は守備範囲とチガウ）後は食べ物（腹ペコ）ですかね

という所で今回の役どころとしてはオヤジを希望（戦闘解説者とも言う）
役に立つ気はナッシングです（オイオイ）

で、御一同絆の書き換えしませんか？

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#　道化師のクリード

投稿者：しゃんてん　投稿日：2003年06月06日(金)21時53分22秒

Let's just say....

「許せないなら、無理に許そうとしなくて良いのよ
　あなたの手でぶん殴ればいい、そうじゃない？」

“デンジャラス・プリンセス”　遥　／／　悩むものへの提案

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#　記憶人形のクリード

投稿者：See-show　投稿日：2003年06月06日(金)00時03分19秒

Let's just say....

＞「ちぇっ、なんか見透かされてるみたいでやだな。
　俺は単純だから分かり易いんだろうけど・・・あーもうっ。
　一々そんな事指摘しなくても良いんだって、そういうのは」

「あははは、かわいいなあ。
　いいじゃん、ほめてるんだから」

＞「歩んで欲しいんだけどな、俺は。
　世界は悪意に満ちているかも知れないけど、幸せがないってわけじゃない。
　結局、生きてる間にどっちに出会うかは、運と根気の問題だよ。
　どっちかがあれば、多分幸せになれる。
　ちなみに、俺は運が良いぜ。それは自信ある」

「・・・知ってるよ。
　そう、・・・君に会えたもの」

＞「それに、悪いけど守られるだけなのはもう御免だ。
　助け合って一緒に歩くってんなら大歓迎だけど・・・さくらは頑固だからなぁ。
　いや、まぁさくらに限らず、俺の知り合いには頑固な女が多いけどさ」

「・・・ちょっと、驚いたかも。
　そっか、そういうのも、あり、かな・・・。
　うん、ありだよね。
　・・・それじゃ、一緒に行こっか」

――“無腕（Armless）”さくら／『手』を、差し出して

「どうしたの？　ひょっとして、後悔してる？」

――“無腕（Armless）”さくら／こちらは迷い無し

＞ザーベル様
返信遅くなりましたｗ
勢いでやってしまった気も。
無腕のふたつ名返上らしいですよ。

＞投稿者の皆様
挨拶が遅れまして、すいません。See-showと申します。
２、３年前に少しだけ参加させていただいたものですが、
今回を機に改めて、書き込みに参加させていただきたいと思いますので、
今後ともよろしくお願い致します。

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#　魔猫＠オープニング３＠ＫＳＫのクリード

投稿者：五月雨　投稿日：2003年06月05日(木)20時09分04秒 [reply to]

Let's just say....

「（自動人形で魔王・・・・なんか引っかかるけど）」
＞所詮魔物は魔物。その本性など基盤にしか過ぎず、一種一体と言って間違いのない
＞多様性を持つ存在なのだ。

＞おそらく千里自身には、そういう表情を浮かべている自覚すらないのだろう。
「（危ういなぁ・・・この子）」
酷く不安にさせる笑みだった。

＞「？　・・・どうか、しましたか？」
「ん、何でもないよ・・・」
何事も無かったような笑顔を作る。
「話、続けて」
そう促しながら、あの笑顔を心にとめる。

＞「はい。俺の家には、時折俺みたいな異能者が出るんです。
（中略）
＞・・・・どういう仕組みか、親から子へと母系遺伝で伝わっていってるんです」
「（力を受け継ぐと言うより・・・）」
力のほうが主で、彼らは依代のような気さえしてくる。

＞言って千里は少し俯く。きっと彼には、自分の存在が家族の命を奪ったと、そうい
＞う自責があるのだ。
その様子に密かに嘆息する。
仕方ないこととは言え、彼の性格骨子を歪めつつある想いだと感じる。

＞「どんな奴が俺と同じものを持っているのか、まるで判らないんです。家の記録から
＞辛うじて、同様の存在が７機ある事が判っただけで・・・。だから、ろくでなしかど
＞うかすら・・・
「・・・あらら、分からないの？」
てっきり、理解して“壊す”と言う危険な発言をしているかと思っていた。

＞でも！」
＞がばっと顔を上げると、千里は勢い込んで言う。
＞「近くにくれば判ります。これは、共鳴するんです。」
「共鳴ねぇ・・・厄介だね」
何処に隠れても、安心は出来ない。
あくまで、守りに入る場合のことではあるが。

＞続ける千里の顔を、一瞬ながらも再び、あの暗い笑みが過ぎる。
＞「きっと他の６機も、共鳴を頼りに来ているはずなんです。　　きっと」
「６機・・・ね」
暗い笑みを見つめながら、内心眉をひそめる。
人数ではなく、呼び方が“機”となっている事にである。
「（無意識に敵として認識してるのかも・・・・）」

＞千里は顔を伏せたまま。都子の表情には気付くべくもない。
＞それは煮るなり焼くなり好きに扱える、格好の玩具とも見えた。
元々、人に仇なす闇の眷属である。
常に何かを、誰かを無茶苦茶にしてやりたい物騒な業を抱えている。
呪い、喰らい、引き裂きたい想いは無意識に染み出し、心を支配する。

＞「・・・はい」
＞迷いは一瞬。強く千里は応諾する。

＞「本当ですか！？」
＞がばっと体を起こして、千里は目を輝かせた。
＞「ありがとうございます！　本当に、ありがとうございます！」
＞何度も何度も頭を下げる。
＞突然天涯孤独の身の上になって、自分の生き死にを賭けて魔物を争わねばならない。
＞ようやく協力者を得て、有頂天になるのも無理なからぬところだろう。
「ふふふっ・・・・」
応諾した言葉に、邪悪だが何とも色香の漂う表情を浮かふ。
だが、高村の無邪気に喜ぶ顔を見ながら、段々と眼差しが優しくなる。
魔としての愉悦と、人としての歓喜が入り混じった表情である。
「（我ながら、気に入っちゃったみたいね）」

＞「はい！　つまりは俺の同類の捜索で、出来るだけ人目につかないように、夜ふらつ
＞く必要があるんですが・・・あ」
「うんうん、夜の街をうろついて・・・ん、どうしたの？」
突然、様子の変わった高村に視線を向ける。

＞ある事に思い至ったのだろう。頬を赤くして、千里は慌てて付け加える。
＞「あ、いや、そのやましい気持ちがある訳ではなくて・・・」
薄く笑って
「えっ？やましい気持ちがあっても良かったのに・・・君、素敵だし」
なんて台詞を艶っぽい顔でさらりと言ったりする。
そして、少年の頬を手を添え、逆の手で少年の髪を優しく撫でる梳かす。　
それも数秒のこと、急にくすくす笑いだす。
「冗談・・・・」
と小さく呟くが・・・
「あぁ・・・でも、素敵なのは本当」
と、また本気かどうか分からぬ言葉を続ける。
「本当に・・・君みたいな子、あんな魔物にあげるのは勿体無い」
笑みながらも真剣な口調。
「他の人たちも、君みたいな子だったら良いのにね・・・」

　～“烏猫”烏羽　都子 ／ 願わくば　～
　
「作戦は、明日の晩から始めるとして・・・今晩は、お休みなさい」
そう言って、さっさと来客用の布団を敷き、寝る準備を完了させる。
「何かあったら起こしてね？」
そう言って、すばやく布団にもぐりこんだ。　　
　　　　
＞いずみつ様
＞この後の行動に関する指針（といっても「共鳴を頼りに活動していそうな夜の街をうろつく」
＞程度）を千里から説明され、オープニングは終了となります。
＞ＳＡは「高村千里を助ける：１５」です。
了解しました。

一応、≪ナワバリ≫を宣言しておきます。１LVなので半径１００メートルですね。

愛：２　罪：４　人間性：４０　血と肉：３１

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#　降りた天使＠ｉｍ　Ｈａｌｂｓｃｈｌａｆのクリード

投稿者：五月雨　投稿日：2003年06月05日(木)19時15分08秒 [reply to]

Let's just say....

●Szene1(eins):われら、死への道程の半ばに
◆Beschreibung1
部屋に入る前、病室の扉の前で何度か深呼吸をする。しかし、そんなものでは心はちっとも静まらない。
当然だ、私は長い間“あの人”を捜してきたのだから。やっと出会える今、（外見上だけとはいえ）
私が取り乱していないのは奇跡である。
あの頃、孤独だった私には“あの人”が世界の中心だった。だから、あの日、“あの人”が堕と
されたと知った日より、私は彼女を捜し続けた。なぜ堕とされたのか、どんな罪を犯したのか、
何処に堕とされたのか、何も分からず、知らされることも無かった。それでも、私は今日まで彼
女に再び会える日を夢見てきた。
昨日、「“Hayy”を迎えにいけ」と言い渡された時、呆然としながらも、泣きそうになる自分
を抑えるのに必死だった。求め続けて得られなかった彼女の居場所があっさりと分かってしまったから。
　その後、一人の部屋で我ながら呆れるほど泣いた。そして、たっぷりと神様に感謝と喜びの祈
りを捧げ、自分が思いつく限りの賛美を並べ立てた。いつもクールぶった自分の、こんな舞い上
がった自分を同僚たちが見たら、何と言っただろうか？
　とにかく、やっと“Hayy”に会えるのだ。長い間、言いたかった台詞、聞きたかった事、ど
ちらも腐るほどある。だが、まず最初に言うべき台詞は決まっている。「おかえりなさい」だ。
あの頃よりも、ずっと大人びた私を見て、あの人は何と言ってくれるだろう。思わず崩れそうに
なる表情を整えながら、私は病室のドアを開けた。

〔判定〕
「エゴ：ぬくもりが欲しい」成功。何もかも放り出して“Hayy”に会いに行きかけます。
「絆：神」成功。我慢して任務の手続き後に駆けつけることにします。

◆Beschreibung2

　夕日に照らされた病室、奥のベッドに私の探し人が横たわっていた。思わず込み上げる涙を必
死に耐えた。彼女の酷く弱々しい光輪と翼の輝きが胸を痛ませる。ともすれば、黄昏の光に溶け
そうではないか。
　部屋に入ってきた私を見て、彼女は寂しげに笑った。
何故、そんな顔をするのだろう？私だとは気づいていないのだろうか？
「……次は、あなた、ですか……」
そう呟いて、夕日に視線を移してしまった。
「なっ・・・？」
予想外の反応に、顔がこわばる。
「久しぶりにあった家族への言葉が・・・・それか？」
思わず憎々しげな言葉を吐いてしまう。
そんな台詞を言いたかったわけではないのに。
すると彼女は、再び私を見た。
「私は、まだ帰れません。
　あなたに、引き継がなければならない事がありますから」
そんな意味の分からない言葉をかける。
そんな台詞を聞きたかったわけではないのに。
「どういうことだ・・・説明しろ」
表情も声も強張ってくる。自分の中に怒りが育つのが分かる。
かろうじて怒鳴らなかったのは、ここが病院で、彼女が病人だと分かっているからだ。
しかし、私の言葉に答えることなく、彼女は続ける。
「暫く、私に付き合ってもらいます」
お願いと言うよりも、断定の口調で彼女は言った。
『ふざけるな』と言ってやりたかったが、彼女が病人とは思えぬ強い視線で私を見ていた。
「・・・・理由を聞かせろ」
衰えても、あの頃と変わらぬ真摯な瞳の彼女。
そんな目をする時、彼女は決して折れぬと私は知っている。
だから、悔しいがうなずくしかない。でも、焦る事などないのだ、彼女はここに居る。
時間だって、我々には無限にあるのだから。

〔判定〕
「絆：“Hayy”」成功。

□Offnung Phase
●Szene1(eins):われら、死への道程の半ばに　　　　……Fortsetzung folgt(続く)

～“灰色の戦天使”レヴェリエル　～

罪：１　愛：２　人間性：４０　血と肉：３０

文、長いなぁ・・・まぁ、一回目なので無茶してみました。

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#　ミニオフ会のお知らせ＠正式告知のクリード

投稿者：ザーベル　投稿日：2003年06月05日(木)12時53分20秒 [reply to]

Let's just say....

来る８月２４日（日）、第三回ＢＢミニオフ会を行いたいと思います。
場所は神奈川県の東急東横線大倉山駅より徒歩５分にある港北公会堂です。
詳しい場所や集合時間に関しては、時期が近づいた際に改めてお知らせ致します。
内容はビーストバインドオンリーのセッションと、セッション終了後に親睦を深めるための二次会を予定しております。
なお、主催者側の負担より完全予約制の形を取らせて頂きます。
一応、定員は２０名とさせて頂きますが、恐らくそんなには集まらないのでは、と。（苦笑）
また、開催にあたりまして、ＧＭ、及び当日運営のスタッフを公募致します。
参加・協力希望の方は、メールにてご連絡下さいませ。
それでは、皆様のご協力とご参加を心よりお待ちしております。

なお、クリードＢＢＳでは流れてしまう可能性が高い為に、メインＢＢＳの方にも同様の書き込みをさせて頂きました。

http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/2866/

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#　芸人のクリード

投稿者：宗一郎　投稿日：2003年06月04日(水)16時12分25秒 [reply to]

Let's just say....

（怪しいなあ。何者だ？）
　（エゴ判定「なんでも好奇心」……成功）
　（絆で抑える「直樹との絆」……成功）
（今は、こいつを守る方が優先か。だったら）
「行くぞ」
　直樹の腕を掴み、いきなりダッシュ。
　床を蹴ってそのままベランダへ。
　2階のベランダから、道路までは多少距離がある。
　一瞬怖気づく足を叱咤して、さらに前へ。
「ええい、ままよ」
　片手を手すりにかけ、もう一方で直樹を支えながら、1階分の距離を高さを飛び降りる。

『ラフメイカー』九木　隆夫／規模の小さいダイハー○

愛：３
罪：３

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#　吸血鬼のクリード

投稿者：いずみつ　投稿日：2003年06月04日(水)06時54分24秒

Let's just say....

「夜にひとりぼっちな気がする時に。
　こわい夢で泣いてしまいそうな時に。

　そっと呟く、魔法の呪文」

　　　　　　　　　　　　“ＤＤＢ”神元 真冬 ／ 君の名前

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#　シーン１＠ＫＳＫのクリード

投稿者：いずみつ　投稿日：2003年06月04日(水)06時53分19秒 [reply to]

Let's just say....

　辰灯は夜を徘徊していた。鳳から託された資料と自身の分析、そして報道されるク
ビトリの犯行間隔とから、出現する確率がもっとも高いと思われる場所を判断して張
り込む。加えてあまりに長時間同じ場所に居続ければ、自分が不審者として通報され
かねないから、適度に移動を続けなければならない。それは口で言うほどに、容易
くはない仕事だった。
　さらに悪い要素は、辰灯の散策癖。どうにもひとところに居れない性分が、この作
業の邪魔立てをする。
　さんざんな労苦を重ねながら、ついに今日。
　幸か不幸か、努力はついに実ったらしい。
　路地を行く君の耳に、くぐもった衝撃音と名状しがたい悲鳴が届いた。普通の人間
なら聞き逃してしまうような一瞬のそれに反応し、即座に発生源の暗がりを目指せば、
そこに満ちるのは血の匂い。ぶちぶちと生肉を咀嚼する、胸の悪くなるような音。何
よりも最悪なのは、そこに漂う臭気だった。肉食獣の檻のような、獣のなまぐささ。
それは裂かれたはらわたから立ち上る、いわば命の最後の名残。
　頭蓋を打ち砕かれた背広の男の上に屈みこみ、ソレは食事を続けている。血を啜り
肉を食み、人間以上の強靭な歯が骨を噛み砕く。ひたすらな食事の音。
「・・・」
　辰灯の存在を感知したのか、ソレが作業を停止した。血まみれの両手をだらりと下
げたまま、口元どころか喉の辺りまでもを紅に染めて、そいつは耳障りにかすれた声
で言う。
「ジャマヲ、スルナ。オナジ、バケモノドウシ、ジャマハ、スルナ」　
　瞳のくすんだ黒い目が、どんよりと辰灯を見据える。ソレは一瞬で、辰灯の本性を
見抜いている。
「ジャマダテ、スルナラ・・・」
　男の右手がふらりと上がり、その人差し指が、辰灯の頭を照準した。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　“クビトリ”／ 遭遇


　　　　　＞しゃん様
　　　　　　なんだかんだで一週間以上お待たせしてしまい、大変申し訳ありません
　　　　　でした。ここからが辰灯氏のシーンのスタートとなります。
　　　　　　知性か＜地球大百科＞の判定を行ってください。成功すれば、くぐもっ
　　　　　た衝撃音が、銃声に酷似している事が判ります。また「移動したい」でエ
　　　　　ゴ判定を行っておいてください。これに流された場合、このシーンに移る
　　　　　までに、若干時間を浪費してしまった事になります。

　　　　　＞
　　　　　　シーンへは愛と罪、ワザによって登場する事が可能です。「電話で連絡
　　　　　をする」等も登場に当てはまりますのでご注意下さい。またシーン１は辰
　　　　　灯氏メインの場面ですので、オープニングが終了していないくても、他の
　　　　　方々は登場可能であるものとします。

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#　オープニング３＠ＫＳＫのクリード

投稿者：いずみつ　投稿日：2003年06月04日(水)06時49分07秒 [reply to]

Let's just say....

＞「“完全”ねぇ・・・・？」
＞小首をかしげる。
＞「（あいつも自動人形？・・・でも、心魂機関って複数必要だったかしら？）」
＞笑んだ瞳を高村から離さぬまま、思考の端で情報を整理する。

　最前の光景が、都子の頭の中でリピートされる。出会ったアレは、確かに自動人形
だった。しかしながらそれだけではない。アレには他者に下知する事に慣れた何者か、
つまりは魔王の血族たちに近いような感覚をも覚えている。
　しかしながら、あまり正体ばかりに気を回すのも考え物だろう。
　所詮魔物は魔物。その本性など基盤にしか過ぎず、一種一体と言って間違いのない
多様性を持つ存在なのだ。

＞「・・・・・・・そう」
＞下手な慰めなど出来るはずもなく、ただ笑みを消して頷く。
＞「（まぁ、魔物を恨みもするわね・・・）」
＞そう思いながら、少年の歪んだ笑顔に胸がざわつく。
＞無性に、胸がムカムカしてくる。

　おそらく千里自身には、そういう表情を浮かべている自覚すらないのだろう。ひど
く危うい状況と思えた。己の中の強い衝動に無自覚では、それを御さんと試みる事す
らも出来ない。
「？　・・・どうか、しましたか？」
　逆に都子の表情を読んだのだろう、千里の方が問いかけてくる。その顔に、先ほど
の暗い笑みは見当たらない。

＞「家を調べた？・・・貴方の家系にってこと？」
＞自動人形の一族というのは珍しい。

「はい。俺の家には、時折俺みたいな異能者が出るんです。勿論代々という訳じゃな
いんですが、数百年にひとりくらい。それを不思議に思って調べた先祖が居て、その
記録が残ってました。なんでもこの力の源は、より相応しい器を求めて移っていくら
しくて・・・・どういう仕組みか、親から子へと母系遺伝で伝わっていってるんです」
　話を聞くに、魔物ではなく異能者の家系であるらしかった。自動人形と等しい力を
操る、器としての家。
　そこで少し言葉を切って逡巡してから、
「だから今まで出た異能者も、みんな女性でした。男は記録を見る限り、俺が初めて
なんです。何かの節目で俺が生まれたのか、それとも偶々俺にそれが宿ったからアイ
ツが来たのか、それは判りませんけど」
　言って千里は少し俯く。きっと彼には、自分の存在が家族の命を奪ったと、そうい
う自責があるのだ。

＞「で、他の人には連絡したの？・・・多分アイツと同じ“ろくでなし”だった？」
＞でなければ、都子などに正体を明かしてまで助けを求めないだろうが・・・

「いえ、それが・・・」
　言いよどんでから、ここで隠しても仕方ないと判断する。
「どんな奴が俺と同じものを持っているのか、まるで判らないんです。家の記録から
辛うじて、同様の存在が７機ある事が判っただけで・・・。だから、ろくでなしかど
うかすら・・・。でも！」
　がばっと顔を上げると、千里は勢い込んで言う。
「近くにくれば判ります。これは、共鳴するんです。アイツもそう言ってました。俺
との共鳴を辿って探しに来た、って。この町に来たのもこれを頼りにしてで、それで
アイツと会ったんだから、この感覚に間違いはないはずです」
　続ける千里の顔を、一瞬ながらも再び、あの暗い笑みが過ぎる。
「きっと他の６機も、共鳴を頼りに来ているはずなんです。　　きっと」

＞「（でも、良いのかな？・・・私なんかに頼んで）」
＞我知らず、酷薄な笑みが浮かぶ。
＞今は嘘がつけない、ならば高村は自分を本当に信用しているのだろう。
＞だが、都子の一族が魔性の中でも、とりわけ残忍な魔物であることを少年は知らない。

　千里は顔を伏せたまま。都子の表情には気付くべくもない。
　それは煮るなり焼くなり好きに扱える、格好の玩具とも見えた。

＞「どんなお礼も？」
＞ゆっくり少年の正面に立ち、低く冷たい声で尋ねる。

「・・・はい」
　迷いは一瞬。強く千里は応諾する。

＞「ふふっ、いいよ・・・」
＞そして、笑いを含んだ声で答える。
＞「顔を上げて・・・私が君を助けてあげる・・・」
＞その表情には、一瞬チェシャ猫の様な笑みが浮かぶ。

「本当ですか！？」
　がばっと体を起こして、千里は目を輝かせた。
「ありがとうございます！　本当に、ありがとうございます！」
　何度も何度も頭を下げる。
　突然天涯孤独の身の上になって、自分の生き死にを賭けて魔物を争わねばならない。
ようやく協力者を得て、有頂天になるのも無理なからぬところだろう。

＞「でも、魔物の前でそんな約束したら・・・どうなっても、知らないよ？」
＞一見すると優しい、だが、ある種の嘲りさえ含んだ口調で呟いた。

　その喜び故だろうか。或いは都子への信頼故だろうか。
　千里はその言葉にはまるで反応を示さなかった。

＞「詳しい話、貴方のしたい事、私にして欲しい事・・・聞かせてくれる？」

「はい！　つまりは俺の同類の捜索で、出来るだけ人目につかないように、夜ふらつ
く必要があるんですが・・・あ」
　言いかけて、千里の口上がはたと止まる。都子が妙齢の女性、しかも絶世の美人で
ある事に思い至ったのだろう。頬を赤くして、千里は慌てて付け加える。
「あ、いや、そのやましい気持ちがある訳ではなくて・・・」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　高村 千里 ／ 協力者
　
　　　　　　　
　　　　　　　　＞五月雨様
　　　　　　　　＞あら、やはり隠し事をされるおつもりでしたか(^^;)
　　　　　　　　　隠し事は、ＧＭの基本仕様です（笑）。
　　　　　　　　　遭遇した“アイツ”は自動人形と魔王の息子のハイブリットであ
　　　　　　　　る事が、烏羽嬢には判ります。この後の行動に関する指針（といっ
　　　　　　　　ても「共鳴を頼りに活動していそうな夜の街をうろつく」程度）を
　　　　　　　　千里から説明され、オープニングは終了となります。
　　　　　　　　　ＳＡは「高村千里を助ける：１５」です。

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次のページの目次

[いずみつ] オープニング１＠ＫＳＫ (2003/06/04 06:46:21)

[ザーベル] 異能者＠ｉｍ　Ｈａｌｂｓｃｈｌａｆ (2003/06/04 06:24:49)

[尾　翼] ＠ｉｍ　Ｈａｌｂｓｃｈｌａｆ (2003/06/03 20:11:59)

[Fall Down] 戦闘用自動人形＠鋼鉄の亡霊 (2003/06/02 22:21:21)

[尾　翼] ＠ｉｍ　Ｈａｌｂｓｃｈｌａｆ (2003/06/02 21:22:50)

[尾　翼] ＠ｉｍ　Ｈａｌｂｓｃｈｌａｆ (2003/06/02 05:00:08)

[尾　翼] ＠ｉｍ　Ｈａｌｂｓｃｈｌａｆ (2003/06/01 06:41:38)

[びあだる] 狩人＠意味不明 (2003/06/01 06:27:01)

[尾　翼] ＠ｉｍ　Ｈａｌｂｓｃｈｌａｆ (2003/06/01 05:59:17)

[びあだる] 機動警察＠鋼鉄の亡霊 (2003/06/01 02:12:04)

[五月雨] 魔猫＠ＫＳＫ (2003/05/30 18:26:03)

[いずみつ] 魔剣使い (2003/05/29 05:48:55)

[いずみつ] 裏方作業＠ＫＳＫ (2003/05/29 05:47:15)

[いずみつ] 裏方作業＠ＫＳＫ (2003/05/29 05:44:37)

[雑草屋本舗] 人狼探偵 (2003/05/27 22:12:14)

[雑草屋本舗] 人狼探偵 (2003/05/27 22:11:22)

[五月雨] 魔猫＠ＫＳＫ (2003/05/26 22:23:32)

[仁　かなた] 転生者（前世：魔王）＠ＫＳＫ (2003/05/26 19:32:49)

[Fall Down] 魔王の息子＠星降る山 (2003/05/26 01:41:37)

[Fall Down] 戦闘用自動人形＠鋼鉄の亡霊 (2003/05/26 01:34:26)

[尾　翼] ＠ｉｍ　Ｈａｌｂｓｃｈｌａｆ/Ｓpiel Ｍeister (2003/05/25 22:40:46)

[尾　翼] ノア・クルセイダース＠星降る山 (2003/05/25 21:18:19)

[尾　翼] ＠ｉｍ　Ｈａｌｂｓｃｈｌａｆ/Ｓpiel Ｍeister (2003/05/25 21:16:55)

[Kei] 魔剣 (2003/05/25 16:40:10)

[Kei] 魔剣 (2003/05/25 16:34:12)

[Kei] 魔剣 (2003/05/25 16:25:33)

[Kei] 魔剣 (2003/05/25 16:21:54)

[未熟者] 人狼 (2003/05/25 14:32:30)

[びあだる] ＲＥ：＠ｉｍ　Ｈａｌｂｓｃｈｌａｆ／ハンドアウト (2003/05/25 08:47:46)

[びあだる] 星降る山１＠裏舞台 (2003/05/25 08:37:00)

[尾　翼] ＠ｉｍ　Ｈａｌｂｓｃｈｌａｆ／ＰＣ募集 (2003/05/25 06:40:04)

[尾　翼] ノア・クルセイダース＠星降る山 (2003/05/25 06:27:56)

[びあだる] 起動警察＠鋼鉄の亡霊 (2003/05/25 05:59:36)

[びあだる] 購いの道Ｆサイド (2003/05/25 05:49:49)

海法　紀光　 (http://www.amecomi.com/beastbind.shtml)