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東郷 明美
身長163cm 25歳
平治の遅く出来た娘でひかるの母の異腹の妹。
出自を隠し地方銀行の支店長秘書として働いていたところを諸々の事情で 雅人の謀により辞めさせられる。 愛人の娘ではなく、先妻に先立たれた平治が再婚し、後妻との間に生まれた娘のため、 特にそしられる事情はないのだが周囲が陰口をたたき続けたこともあり、 彼女にとって、先妻と、その娘と言うひかるの母に対して言い表しようのないコンプレックスを抱いている。 平治は自分の財産を相続する権利を持つ明美を守らせるために、当時も護衛として働いていた男の息子である裕介の腕を買って護衛としてつける。 彼女自身平治の愛情は疑っていないが、幼い頃から屋敷にいた代々執事長を務めてきた人物の息子の雅人に好意を寄せていたこともあり、裕介を護衛につけられて反発するように。 裕介は下僕、そう思い振舞っている。 異腹の姉や雅人とのこともあり、ひかるには相当の嫌悪感を抱いているが、 元の性格が竹を割ったようなさっぱりした気の強い女性なので すぐにひかるの存在にだけはなじむようになるが…。 雅人にはずっと好意を寄せ続けている。 明美は鉄火芸者のような、気の強い小股の切れ上がったいい女、そんな女性です。 ヒロインの叔母(母の妹)ですがまだ若いため、ヒロインはつい叔母さんと言うよりもお姉さんと言ってしまうほどの美女です。 加えてこの若さで秘書として働いていて、立ち居振る舞いがまるで真紅の薔薇のように気高いため ヒロインにとっては尊敬する女性、なのですが…明美は大きなコンプレックスでもある先妻の娘の ヒロインには大きな反発もある上、雅人まで奪われたようでかなりきつく当たります。 面倒見のいい女性なのでヒロインが困っていると放ってはおけないようなのですが、 打ち解けるまでその態度はかたくなでしょう。 ただし、打ち解けるまでに時間はかかりません。 姪と認めてくれたあとはまるで愛猫をかわいがるようにヒロインをかまってくれます。 窮地にはその身を張ってでもヒロインを守る気の強さがあります。 また、テスト前夜に根気よく勉強を教えてくれるなど、自分の技量を誇りには思っていても鼻にかけたところはありません。 平治の娘であるので、他の人物からは聞き得ないような話をとてもよく知っています。 |