9
2009.09.21 Monday | 映画作品 > SF/ファンタジー
(2009年)
自らの作った機械により人間達が滅ぼされてしまった世界。そこでどうにか生き延びているのは、1〜9までのナンバーを名前に持つ小さな人形のようなキャラクターたち。
主人公の9を含め、サックでできたその外見はなんとなく『The Nightmare Before Christmas』のブギーっぽくもある。(まあコチラのほうがもっとスマートだし、中身に虫が詰まってもいないけどw)
うっかり起動させてしまった殺戮マシンを止めるため、団結して立ち上がる9たち。しかしサイズも強さも桁違いの敵にはなかなか歯も立たず、仲間が次々と犠牲に……
9たち人形は血も内臓もない体だけど、それでも捕まって生命を奪われたり、ぼろ雑巾のように投げ捨てられたりする場面はけっこう残酷。
特に、2や5がやられてしまうシーンは悲しかった……(´д⊂)
1のセリフじゃないけど、9がそもそも災厄を持ち込んだ原因で、9さえ起きなければこんなことにはならなかったのかなと思うと複雑な気持ちにはなるもののw、最後はきれいにまとまっていて、これはこれでひとつのハッピーエンド。
ダークでありながらピュアという不思議な魅力、オリジナル色に溢れた映画で、とてもおもしろかった。
マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -