こんなん観ました

忘れっぽい自分のための、備忘録的な観賞記録。
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Alice in Wonderland

2010.03.14 Sunday | 映画作品 > SF/ファンタジー

Alice in Wonderland(2010年)
ウサギの後をついていき、木の根の穴に落ちた少女アリス。
深く深く落ちていったその先には、幼い頃からアリスが夢に見続けてきた、不思議で奇妙な世界が広がっていた。

おなじみ『不思議の国のアリス』をベースにしたファンタジー。
ティム・バートン監督、ジョニー・デップとヘレナ・ボナム・カーター出演ときたらこれだけでもう、ありふれたキラキラおとぎ話にはならないであろうことがわかるというもの……
その予想と期待を見事に裏切らない、トレードマーク的なバートン風味でたっぷり味付けされた、ダーク&ファンシーな不思議の国。3Dで観たけど、たぶん2Dで観ても同じくらい引き込まれるんだろうなってくらい、隅々まで完成度の高い映像世界だった!

キャラも皆、ハマり役としかいいようがない。
特に圧倒的だったのは、ハートの女王のデカ頭の迫力にも負けず(w、主役のアリスを食っちゃいそうな個性と存在感だった、マッド・ハッター。人を食ったようなおちゃらけ顔、繊細で優しい紳士、危険な狂人めいたシリアス顔、まさに“マッド”なハッターの、それぞれの顔を演じ分けるジョニー・デップがすごくよかった。
もちろんアリスも可愛かった〜(*´Д`)
体のサイズ変化や場面にあわせてコスチュームのお召し替えがとても多くて、くるくる替わるドレスの数々を見ているだけでもかなり楽しい。クライマックスで見せる凛々しい甲冑姿も、いろいろな経験を経て新たにしっかりと芯の通った、アリス自身の強さを象徴しているようで似合っていた。
最後のお別れはちょっと切なかったなぁ。現実でも一回り成長したアリスが、また不思議の国を訪れることはあるんだろうか……
ところでチェシャ猫かわいいよチェシャ猫。
ハッターの帽子をモミモミフミフミする仕草がたまらん(*´Д`)ハァハァ

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -

Moon

2010.01.30 Saturday | 映画作品 > SF/ファンタジー

Moon(2009年)
新たなエネルギー開発プロジェクトのため、月面基地で働くサム。
3年だけの契約派遣と割り切ってはいるものの、現地の人間スタッフは自分一人きり、日々の話し相手はお世話ロボットのみという孤独な環境では、さすがに神経もまいり始めている。地球へ、妻子のもとへ帰りたいという思いを日増しに募らせ、ようやく見えてきた契約終了日を心待ちにするサムだったが……
幻覚を見たりと心身に不調をきたし、ビークル操縦中に衝突事故を起こし、目が覚めたらもう一人の自分が居た。おまけにロボットのガーティも、いつもより様子がおかしいように感じる。自分はどこかおかしくなったのか? いったい何が現実だ、自分に何が起きているのか? そんなスリラーものっぽい始まりと展開に、
「昏睡状態に陥ったサムの頭の中での出来事でしたとか、そういう夢オチか」とか
「まさかのスペース・ゴーストもの!?」とか、
「サムが自分を置いて地球に帰るのを恐れたガーティが、『あなたはここから永久に出さない』的にサイコ化したんじゃ」とか、いろいろ予想してみたんだけど……

結果的にそのどれもが外れたww自分推理ダメダメやんwww(ノ∀`)

そういう意味でも期待を裏切ってくれる展開だったし、緊張感の途切れないストーリーでとにかく飽きなかった。派手さを抑えたトーンも好み。
複数キャラを見事に演じ分けながら、ほぼ一人芝居状態で出ずっぱりのサム・ロックウェルの演技も素晴らしく、スリラー的だけど最後のほうはけっこう切ないし感動するしで、面白くてかなりいい映画だった。
それにしても、ガーティが怪しいって推理は絶対当たると思ってたんだけどなぁ。
声がケビン・スペイシーなだけに、そう思わせる何かがある!w

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -

Avatar

2009.12.22 Tuesday | 映画作品 > SF/ファンタジー

Avatar(2009年)
3Dで観賞。興奮のド迫力映像! (*゚∀゚)=3
のっけから、まずCGの美しさに圧倒される。地球から遠く離れた惑星パンドラとそこに住む原住民や動物たち、すべてが幻想的でありながら野生的、原始的でもある魅力にあふれていて素晴らしい。
3Dものによくありがちなわざとらしさは皆無、専用メガネをかけているのさえもときどき忘れそうになるほど、実写とCGの自然な溶け込みっぷりがハンパなかった!
もちろん視覚効果もすごいけれど、決してそれだけに頼ることなく、圧倒的なスケールの話と壮大な世界観で物語にぐいぐい引き込んでくる。
ストーリーや設定などは、ひとつずつ取り上げてみれば特に斬新というわけでもない、どっかで見たことがあるようなネタやお約束もあったりするんだけど。でもその構成の仕方や見せ方がとにかく凝りまくっていて(キャメロン監督の徹底したこだわりを感じる)、「こんなの観たことない!」世界に仕上がっている。

遺伝子情報を元に作り上げたアバター(分身)に己の精神を宿すという特殊プログラムに、急逝した双子の兄の代わりとして参加することになった、車椅子生活の元海兵隊員ジェイク。
原住民ナヴィ族に溶け込んでの情報収集がミッションではあったが、自分であって自分ではない“もうひとりの自分”に姿を変えて別の世界を生きるうち、今までまったく知らなかった生き方に魅せられていく。
大いなる命の一部としてまわりと調和して生きるナヴィ族のあり方、弓矢の使い方や竜の乗り方を学び、そしてやがては戦士として立派に成長を遂げ、部族の仲間として認められ受け入れられるまでに。
生きることの真の意味を見出し、大切にしたい相手に出会い、自身の人生そのものの価値観を変えられるという強烈な体験をするジェイク。カプセルの外の灰色の現実はますます色を失い、次第にアバターとして生きる世界こそが“ほんとうの人生”だと思えてくる。半身不随であるがための単なる現実逃避とは違う、「自分にとっての現実を生きたい」というジェイクの選択。
元々の世界に未練がないぶん、人間としての生き方を体ごと捨てることに迷いはほとんどなかったけど、これでもしもジェイクが妻子持ちだったなんて設定だったら、きっとものすごい葛藤や重いドラマが待ってたんじゃなかろうか……(;´Д`) いや、その場合はきっとこのアバタープログラムそのものを受けないのかもな。

惑星をぶんどろうとしている人間側が悪者になるので、クライマックスのナヴィ族vs軍の戦いでは、完全にナヴィ族サイドで応援。この戦闘シーンもまた迫力満点。
平和で美しかった森は破壊され、熾烈な戦いで散った命もたくさんあるけれど、再生という希望に満ちた明るいエンディングで爽快な後味が残る。
上映時間はけっこう長いのに、その長さを(いい意味で)まったく感じさせない。
というか話が終わってしまうのがもったいない、ずっとその世界に浸っていたくなる映画だった。こんなふうに、「まだまだいつまでも観ていたい!」と思える映画にはめったに出会うことがない。……うん、もうコレ間違いなく『今年のNo.1映画』だわ(*´∀`)
こうして感想書いてても、とにかく褒め言葉しか出てこないしw
このクオリティを保ってくれるなら、今後もぜひ続編を作っていってほしい!

ところで……
シガニー・ウィーバーのアバターは本人そっくりなのに、サム・ワーシントンのアバターが、角度と表情によってはむしろブレンダン・フレイザーに激似だったのはどうしてなんだろうwww

マイ評価:★★★★★
author : 四葉 | - | -

Terminator Salvation

2009.12.12 Saturday | 映画作品 > SF/ファンタジー

Terminator Salvation(2009年)
前評判と期待はかなりのものだったのに、実際に蓋を開けてみたら結果はあまりふるわなかったションボリ映画……(´・ω・)
そんなふうに聞いていたので覚悟はして観た。
ところがどっこい。

ちょww思いがけず萌えたわこれwwww

クリスチャン・ベールのジョン・コナーもカッコいいし似合ってるし普通によかったけど、サム・ワーシントン演じるマーカス! こいつがヤバかった!!!
中身はどこまでも人間、サイボーグの自覚がないサイボーグ。
顔や体は表皮が剥がれれば機械むき出し、なのに思考や感情は改造以前のまま、あと心臓は生身ってのが「コアは人間」な感じでいい! えぇもう思いっきり好物ですわそういう設定w
人間の頃は犯罪者で死刑囚だったマーカスだが、自分にも第二のチャンスがあるのなら善人としてやり直したいと望む。自身の正体に愕然とし絶望するも、人類の未来の鍵を握る少年とジョン・コナーを守るため・人間としての自分を貫くため、ボロボロになりながらも奮闘し、最後はその命をも捧げ……そしてジョンの中でともに生きていく。
もうwwどんだけwwwベタな萌え設定なのかとwwwww
一応女とといい感じになる展開はあるものの、やっぱりジョン・コナーとの絡みにどうしてもニヤニヤしてしまうw
巷の評判ほど悪い出来じゃないと思うし、アクションもCGもすごかったしおもしろかった、例のシュワ知事ネーターが出てくるシーンも楽しめた。
けど、なんだかんだでサム・ワーシントン@マーカス萌えに一番満たされた(*´∀`)
あとスターかわいいよスター。

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

The Day the Earth Stood Still

2009.11.29 Sunday | 映画作品 > SF/ファンタジー

the_day(2008年)
巨大なスフィアとともに地上に降り立った、宇宙からの使者。
その目的は『地球を救うこと』。何から地球を守るのかという問いに、彼は敵は人間であると告げるのであった……
リメイク基作品のほうは観てないんだけど、これだけに限っていえば、大々的に宣伝してた割にものすごくつまらなかった(;´Д`)
地球を破壊し、食い荒らしている人間こそが駆除されるべき害虫である、という設定そのものは悪くないんだけど(つか真実だw)、そのアイディアを生かしきれてなくて不完全燃焼のままに終わってる感じ。
ほとんど義務感で最後まで観たけど、ほんとつまらんかった。
いくら感情表現のない無表情な宇宙人という役柄とはいえ、マトリックスのネオをさらに大根にしたかのようなキアヌ・リーブスの演技も正直ひどい(ノ∀`)

マイ評価:★☆☆☆☆
author : 四葉 | - | -

Where The Wild Thing Are

2009.10.24 Saturday | 映画作品 > SF/ファンタジー

wildthings(2009年)
これを観に行く前日に、絵本を購入して初めて原作を読んだ。
こんなに短い作品をどうやって映画分の長さにするんだ? と思ったけど、主人公マックスや怪獣たちのキャラクターを掘り下げたり、彼らそれぞれの置かれた状況や抱えた思いなどをストーリーに絡めて描いていくことで、しっかりと内容の濃い、見ごたえのある物語に仕上がっていた。
それでいて、決して原作の世界を壊していないのがすごい。

主人公のマックスは、やんちゃできかんぼうで、不器用だけど繊細な少年。母とケンカして家を飛び出し、ボートに揺られて辿り着いた島で、彼は怪獣たちと出会う。
怪獣たちは原作の絵そのままに、一見大きなぬいぐるみのようでいて、キメラのようなツギハギのパーツの体、むき出しの歯や牙や鋭い爪を持ち、おどろおどろしさが際立つ外見。性格も、無口なのやおっとりしたの、ヒネてるのや気弱なのまで様々。
そして彼らの遊び方はものすごくアグレッシブで、一緒に混ざってるマックス下手したら死んじゃうんじゃないかとヒヤヒヤするほどw
彼らの中でもマックスが最も仲良くなるキャロルは、マックス自身にもどこか似ていて、本当は素直になりたいのにいつもまわりと衝突してしまう。
怪獣たちの王様になり、皆の問題をすべて解決して幸せにしてあげる、と約束するマックスだが……待ち受けているのは、楽しいことばかりではない。
原作では「遊び終えたマックスがまたボートに乗って家へ戻る」という終わり方だけど、形はおなじでも映画のほうはかなり切ない別れのシーン。大きな図体のキャロルが泣きながらマックスを見送る姿には、こちらもなんだかもらい泣きしそうな気分に。

怪獣たちの声をつとめる豪華キャストの演技力、細部までディテールにこだわったスケールの大きな画面作りなども素晴らしい。
けれど何より、監督スパイク・ジョーンズの原作への愛を感じる作品!

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -

Coraline

2009.10.12 Monday | 映画作品 > SF/ファンタジー

coraline(2009年)
3D眼鏡つきブルーレイ版を買ったんだけど、ペラペラの紙眼鏡の質が悪く画面が見づらかったので、けっきょく普通に2Dバージョンを観た。3Dで観たいから買ったのに、損した気分……( ´_ゝ`)
それはさておき、映画はなかなかおもしろかった。
古い家に引っ越してきた主人公コララインが、壁に隠されていた不思議な扉を見つける。それが通じている先にあった世界は……と、ファンタジー的な始まりながら、展開される世界はややダークで不気味、ファンシーとはかけ離れた絵柄や雰囲気も私的に好み。
でもなんとなく『ナイトメア』っぽいなという印象があるのは否めないw
強情でツンツンしてるけど、異世界に捕らわれた子供たちの亡霊や両親を助けるために奮闘する、素直で勇敢な少女コラライン。
頼りないようで必要なときには駆けつけてくれるワイビー、実は重要なポジションにいる黒猫、風変わりなご近所さんなど、キャラにもそれぞれに個性と魅力が。扉の向こうの世界にいるもうひとつの家族、そしてボスキャラの不気味さもよかった。
映画の冒頭、人形を作りかえるアニメーションが実は一番好きだったりする。割かれて裏返しにされているのは人形なのに、妙に生々しくてそこはかとなくグロいところがw

マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -

9

2009.09.21 Monday | 映画作品 > SF/ファンタジー

9(2009年)
自らの作った機械により人間達が滅ぼされてしまった世界。そこでどうにか生き延びているのは、1〜9までのナンバーを名前に持つ小さな人形のようなキャラクターたち。
主人公の9を含め、サックでできたその外見はなんとなく『The Nightmare Before Christmas』のブギーっぽくもある。(まあコチラのほうがもっとスマートだし、中身に虫が詰まってもいないけどw)
うっかり起動させてしまった殺戮マシンを止めるため、団結して立ち上がる9たち。しかしサイズも強さも桁違いの敵にはなかなか歯も立たず、仲間が次々と犠牲に……
9たち人形は血も内臓もない体だけど、それでも捕まって生命を奪われたり、ぼろ雑巾のように投げ捨てられたりする場面はけっこう残酷。
特に、2や5がやられてしまうシーンは悲しかった……(´д⊂)
1のセリフじゃないけど、9がそもそも災厄を持ち込んだ原因で、9さえ起きなければこんなことにはならなかったのかなと思うと複雑な気持ちにはなるもののw、最後はきれいにまとまっていて、これはこれでひとつのハッピーエンド。
ダークでありながらピュアという不思議な魅力、オリジナル色に溢れた映画で、とてもおもしろかった。

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -

District 9

2009.09.04 Friday | 映画作品 > SF/ファンタジー

D9(2009年)
ピーター・ジャクソンがプロデュースするエイリアンもの!
と聞いただけで興味をそそられるし、プレビューやCMでチラ見する映像もおもしろそうで、公開前からかなり期待していた作品。
やっぱり他とは一味違っていておもしろかった〜〜〜(*´ω`)

異星人の難民が地球にやってきて、約30年後の世界という設定。
昆虫のような外見をした異星人たちは南アフリカの居住区『District 9』に隔離され、荒廃したスラムと化した環境で生活している。常に差別や暴力を受け虐げられ、少しでも反抗すればあっさり撃ち殺される。あまりにもひどすぎる扱いに、同じ地球人でないというだけでそこまで残酷になれる人間に対してゾッとするものを感じるけれど、でも考えてみれば、映画の世界で相手が異星人でなくとも、現実で人間同士が既に似たようなことをしてるんだよなと思い当たる。うーん、深くて重いなあ……

このD-9地区を訪問中、アクシデントで異星のバイオテクノロジーに感染してしまう政府エージェント。物語は彼の視点を中心に展開。
この人、この映画が本格デビューらしいけど、役にぴったりだし普通にいそうな存在感がすごくリアル。そんで喋りとキャラがなんとなく、HBOシリーズ『Flight of the Conchords』のMurrayに似ていてちょっと笑ってしまったw
感染で“異星人化”していくにつれて彼に生じていく肉体的・精神的な変化、追われる身となり恐怖とパニックを味わい、そんな中でとある異星人と協力することになる。
異種間ドラマもしっかりしていておもしろいうえに、アクションもかなりグレード高い。特に主人公がエイリアンの武器を駆使して戦う場面は、サイズは違えどトランスフォーマーにもぜんぜん負けてないカッコよさ!(つうか個人的にはこっちに軍配)

文句なしのおもしろさだった。
ラストシーン、すっかり変わり果てた主人公が、愛しい人のために鉄くずで繊細な薔薇細工を作っている姿が、美しくて切なくて泣ける……(´;ω;`)

マイ評価:★★★★★
author : 四葉 | - | -

Harry Potter and the Half-Blood Prince

2009.08.02 Sunday | 映画作品 > SF/ファンタジー

half_blood(2009年)
わざわざIMAXの3Dバージョンを観に行ったんだけど、3Dなのは最初のたった数十分程度でガッカリ(´・ω・)
どうせなら全編3Dにすりゃいいのに、なんであんな中途半端なんだろ?
クィディッチのシーンなんて、まさに3Dで見せるのにうってつけだっただろうに……
まぁそれはさておき、肝心の内容のほうはますますおもしろく、よりシリアスさとダークさを帯び緊張あふれる展開に!
ずっとハリーに思いを寄せていたジニーと、「親友の妹」フィルターを外して彼女の魅力に気づいたハリー、相変わらず鈍感で単純なロンとなかなか素直になれなかったハーマイオニー、2組のカップルの誕生は微笑ましい。
完全にハリーの敵に回ったマルフォイは、しかしながら「極悪になりきれない小物」というか、見るからに「いいように利用されちゃってます」感がプンプン、葛藤・混乱している様がちょっとだけ痛々しかったりザマミロだったりw
そんでダンブルドアは、やっぱり本当に死んじゃったんだろうか……(´д⊂)
スネイプも本当に悪い奴なのか? 敵側についたふりして実は……なんて展開が待ってそうな予感がしないでもないんだけど、どうなんだろう。あぁでもダンブルドアをガチで葬っちゃったんならそれはないか。
真相知るには、次回作待ってる間に本読んじゃったほうが早いんだろうけどw、とにかく続きが楽しみ!!!

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -

Transformers: Revenge of the Fallen

2009.07.03 Friday | 映画作品 > SF/ファンタジー

transformer2(2009年)
なんだかやたら長いばかりの印象だった。
時間にしたら実際はそんなでもないのかもしれないけど、長すぎじゃないのと思わせる冗長さやダラダラ感があったのは事実。
内容はそこそこ面白かったものの、主要キャラもほぼ同じならアクションも前作と似たような繰り返しなので、ぶっちゃけ「前とあんまり変わらん」感じ。見どころはロボアクションなんだからいいんだ! と言ってしまえばそれまでだけど、そう割り切って観るにしてもアクションだけであの長時間もたせるのはキツイ。
新ロボットも、あまりに人種ステレオタイプ的なキャラづけはウケ狙いがわざとらしすぎて個人的に好きじゃない。というか、それ人種差別ギリギリじゃないの、大丈夫なの? とツッコミたくなるようなのがいたりして微妙だった。サムに近づくセクシーおねえちゃんロボットも、新タイプには違いないけどなんかターミネーターのパチもんみたいだったし。
もしこんな調子で3作目も作るんだとしたら、次は思いっきりテコ入れしていろいろ変えてかないと「またこれかよ!」な結果になりそう。
グラフィックだけはいいんだけどねぇ……になるのはもったいないな。

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

Underworld: Rise of the Lycans

2009.06.22 Monday | 映画作品 > SF/ファンタジー

underworld(2009年)
ストーリーの時間軸は大幅に遡り、ライカン族の誕生、そして1作目でも触れられていたルシアンとソーニャの悲恋がメインに。
ソーニャを演じるローナ・ミトラ、「Doomsday」のときも思ったけど、ほんとケイト・ベッキンセールに激似!
ケイトが演じたセリーヌの、「ヴィクターの娘ソーニャに似ている」という設定にまったく無理がない。実際、ここまで似ている女優を持ってこられたのは奇跡じゃないだろかw
ヴァンパイアによって作られ隷属させられていたライカンたちの逆襲劇、種族を越えた禁断の切ないラブ・ストーリーと、内容のバランスもよかった感じ。これを観た後だと、今までの2作品もライカン寄りになって見解がガラッと変わりそう。

マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -

Star Trek

2009.05.10 Sunday | 映画作品 > SF/ファンタジー

star_trek(2009年)
期待と予想を上回りまくりのおもしろさだった!!!
エンタープライズ号のもとへ、ジムやスポックをはじめおなじみのクルーメンバーが揃っていく、その過程を見ているだけでわくわくする。
キャスティングも最高。各キャラクターの若かりし頃を演じている俳優陣は、それぞれにすんなり納得いくハマリっぷりで違和感ほぼゼロ。
スポックも「サイラー!(HEROES)」と思ったのは一瞬だけで、その後はもう見事にスポックだったし。物語の中で重要な役割を果たす彼は、劇中「新旧ご対面」なシーンもあったりしてファンにはたまらない(*´Д`)
無鉄砲気味でやんちゃワイルドなカークと、冷徹エリートなスポックの対比や対立が見ていてなんだか微笑ましい。サイモン・ペッグ演じるスコッティもいい味出してたなー。訛りのせいでたまに何言ってんのかわかりづらかったけどw
スールー超男前! 剣で戦う姿にしびれた!!!
あとウフーラ……ええっ、あんたら実はそうだったの!? 的な。
予告だとカークが迫ってるような見せ方で、まんまとやられたwww
キャラだけでも大興奮だけど、もちろんストーリーもアクションやスリルや小ネタ満載で盛り沢山楽しめて文句なし。

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -

Twilight

2009.05.09 Saturday | 映画作品 > SF/ファンタジー

twilight(2008年)
ヴァンパイアものではもう既にTVドラマ『True Blood』(HBOシリーズ)のほうにハマっているので、どうしてもそっちと比べてしまう部分もあるとは思うけど……でもたとえそれを抜きにしても、この映画への印象がそれほど変わったかどうか(;´Д`)
全体的になんだかクリーンすぎて、ダークさが足りない。
ヴァンパイアが見目麗しくてスタイリッシュという設定は今に始まったことじゃないけど、それにしたってなんだかMTV臭とアバクロ風味のきついヴァンパイアで萎える。一応アクションなんかも盛り込んではいるけど、彼らがヴァンパイアということを忘れそうになるほど血なまぐささがない。主役二人のラブストーリーも無味無臭、二人が一緒にいる姿を見ても禁じられた恋の相手というより、「ゲイのベストフレンド」にしか見えんw
よくも悪くも所詮はティーン向けという感じ。

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

Star Wars: Clone Wars

2009.01.08 Thursday | 映画作品 > SF/ファンタジー

sw_clone_movie(2008年)
SWといったら、そらやっぱりクラシック三部作だろ!(゚∀゚)
なSWファンながら、新しい手法のCGアニメーションでお目見えの今作、実際に観てみたら驚くほどすんなりと、違和感なく楽しめた。
完全CG作品ならではの魅力、CGだからこそできる表現がSWの世界とぴったりマッチ!
以前やっていたTVアニメシリーズのときと比べて、キャラのデフォルメ具合いもよりなめらか、アクが強すぎず受け入れやすくなっている感じ。
ストーリーも面白かったし、新キャラとして投入のアソーカも可愛い。
アナキンにパダワンをあてがうなんて無謀としか思えないんだけど、あえて踏み切るヨーダやオビ=ワンの余裕がさすがだ……つうか見守るふりして絶対楽しんでるだろうw
ある意味似たもの同士なところのあるアナキン・アソーカ師弟、アソーかが意外にしっかりさんっぷりを発揮するので、たまに師弟逆なんじゃないかと思うようなところも。互いに刺激しあって、ときにピンチを助け合って成長していく姿が微笑ましい(*´∀`)
ところで、潜入ミッションでアナキンとアソーカが四角いカバー被ってこそこそやってるとこ、MGSスネークの段ボールを意識してるとしか思えないんだけどwww
そんでジャバの息子、ちっちゃくてキモ可愛い! しかし臭いのか……

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -

The Seeker: The Dark Is Rising

2008.11.23 Sunday | 映画作品 > SF/ファンタジー

seeker(2007年)
ハリー・ポッターにナルニアやスパイダーウィックと、ここ数年CG多用ファンタジー系映画はいろいろ出回っているけど、そうした同系統の他作品に比べると、この作品はいまいちインパクトに欠ける。
お約束すぎて先の読める展開がほとんどその予想通りに進むので、新鮮味や驚きがなく「あれ、裏とかナシなの?」と肩透かし。もうちょっとヒネリがあってもよかったんじゃないか。
例えば主人公の少年を導く賢者(?)たちなんて、その外見の怪しさから「実はこいつらこそ悪者で、後半あたり正体現すんじゃないのか」ともチラッと思ったんだけど、そんなどんでん返しもなかったし。
設定は悪くないと思うのに、いろいろと残念。

マイ評価:★☆☆☆☆
author : 四葉 | - | -

Mr. Magorium's Wonder Emporium

2008.10.06 Monday | 映画作品 > SF/ファンタジー

mr_magorium(2007年)
子供みたいに無邪気で尚且つ謎に包まれたキャラクター、ミスター・マゴリアムを演じるダスティン・ホフマンが役にぴったりで絶妙。
ショートヘアにカラフルで遊び心のある服をさりげなく着こなしている、モリー役のナタリー・ポートマンもすごく可愛い(*´Д`)
ミスター・マゴリアムの不思議なおもちゃ屋、その明るくポップで賑やかな店内は見ているだけで楽しい。スイッチを回すと行き先が変わるドアは、ハウルとまんま同じ。やっぱりああいう「どこでもドア」的なものは万人共通の夢なんだろうかw
夢を持ちながらも自分に自信のもてないモリー、大人びた視点をもつ孤独な帽子好き少年エリック、堅物のヘンリー(通称ミュータント)。それぞれが互いの心に働きかけながら成長し、あるいは大事なものを思い出す。
「魔法は起こすのはそれを信じる自分の心」というピュアなメッセージが、いろいろ諦めてすれまくった汚い大人の心にしみるようです先生(´д⊂)

マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -

鉄コン筋クリート

2008.07.13 Sunday | 映画作品 > SF/ファンタジー

tekkon(2007年)
開発の手の入っていない、時代に取り残されたような場所、宝町。
悪ガキ少年クロとシロは、その町を自分たちの庭のように飛び回り、誰にも頼らず自由奔放に2人だけで生活していた。
あるとき宝町に、レジャーランド『子供の城』を建設しようとする計画が持ち上がり、そして蛇という怪しげな男が町の『清掃』を開始した。蛇の放った不気味な刺客たちに狙われ、クロとシロにも危険が迫る。
author : 四葉 | - | -

WALL-E

2008.07.03 Thursday | 映画作品 > SF/ファンタジー

WALL-E(2008年)
ゴミ処理ロボットのウォーリーは、荒れ果てて誰も住まなくなり巨大なゴミ捨て場と化した地球で、毎日ひとりぼっちでこつこつと作業をこなしている。相棒はゴキブリ型ロボットだけ、楽しみはゴミの山から見つけるガラクタの宝探しと、古いミュージカル映画を観て踊ること。『特別な誰か』との出会いを夢見ている。
そんなある日、あたりをゆるがす轟音とともに宇宙船が着陸。その船は一台のユニット『イブ』を後に残していった。
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The Golden Compass

2008.06.15 Sunday | 映画作品 > SF/ファンタジー

golden_compass(2007年)
パラレル・ワールドに存在するイギリスのオックスフォード。活発な少女ライラは、守護精霊の動物パンタライモンや親友ロジャーとともに、賑やかな学寮生活を送っていた。しかしある日、ロジャーを含め何人もの子供達がゴブラーという謎の組織に連れ去られてしまう。叔父のアスリエル卿も失踪。ライラもまたコールター夫人とともに、北の国へと旅に出ることになった。
旅立ちの日、ライラは学寮長から内緒である物を渡される。それは金色に輝く不思議なコンパス、ものごとの真実を読むことができるという『真理計』だった。
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The Chronicles Of Narnia: Prince Caspian

2008.05.26 Monday | 映画作品 > SF/ファンタジー

narnia_caspian(2008年)
白い魔女との戦いから1年後。現実世界で元の生活を送っていた4兄妹は、ある日の通学途中にまた唐突にナルニア国へと呼び戻された。
久々のナルニアに喜ぶ4人。しかし現実の1年の間にここではすでに 1300年が経っており、よく見れば城も荒れ果て廃墟と化していた。
この国にいったい何が起こったのか、自分たちは何のためにここへ来たのか。驚き戸惑う兄妹たちの前に、角笛で彼らを呼んだ張本人、そしてこの国の王位継承者である、カスピアン王子が現れた。
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Fantastic Four: Rise of the Silver Surfer

2008.05.14 Wednesday | 映画作品 > SF/ファンタジー

F4(2007年)
突如地球上空に現れ、世界に異常現象を引き起こし始めた謎の飛行物体。全身銀色に輝く人型をした存在、シルバー・サーファーと名付けられたそれは、訪れる惑星をわずか8日間で滅亡させてしまうという。
ちょうどリードとスーの結婚式を迎えていたファンタスティック・フォーの面々だったが、米国政府の要請を受け、地球最大の危機から人類を救うために立ち上がった。
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Perfect Creature

2008.05.09 Friday | 映画作品 > SF/ファンタジー

perfect_creature(2006年)
人類とヴァンパイアが共存する世界。『ブラザーズ』と呼ばれるヴァンパイアたちは蔓延する疫病への治療を提供し、人間たちはその見返りとして生き血を差し出していた。
しかしそんな秩序を乱そうとするように、人間が無差別に襲われ始める。犯人エドガーを追うのは、同じ母から生まれた兄であり修道僧のサイラス、そして人間の女性捜査官リリー。
新たな疫病をばら撒き人類を滅ぼそうとするエドガーの邪悪な計画を、サイラスとリリーは果たして止めることができるのか。
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The Spiderwick Chronicles

2008.03.02 Sunday | 映画作品 > SF/ファンタジー

spiderwick
(2008年)
両親の離婚でNYを離れ、母ヘレンとともに古いスパイダーウィック屋敷に引っ越してきた、長女マロリーに双子の兄弟ジャレッドとサイモンの三姉弟。
ジャレッドが屋根裏部屋に隠されていた謎の書を見つけ、うっかりその封印を解いてしまったことから、書とそこに書かれた秘密をずっと手に入れようとしてきた悪い妖精・オーガーたちに狙われてしまう。
味方の妖精たちの助けを借りつつ、三姉弟は書と自分たち一家を悪の手から守るために戦うことになるが……
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Paprika

2008.01.18 Friday | 映画作品 > SF/ファンタジー

paprika
原題:『パプリカ』
(2006年)
精神医療研究所が開発した、他人の夢を共有できるテクノロジー『DCミニ』。開発副主任にしてセラピストでもある千葉敦子は、画期的なサイコセラピー機器としてDCミニを用い、自らを外見も性格もまったく別の『パプリカ』という存在に変え、クライアントの治療にあたっていた。
ある日研究所から、3機のDCミニが盗まれる。そして何者かの悪用により、悪夢を通じて人々の精神が崩壊させられる事件が起こり始めた。
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I Am Legend

2007.12.17 Monday | 映画作品 > SF/ファンタジー

Legend
(2007年)
2012年、ニューヨーク。
3年前に起きた地球規模の災厄で、今では人類のほとんどが滅亡してしまっていた。そんな中、ただ一人生き残った有能な科学者ロバート・ネヴィルは、唯一の相棒であるシェパード犬のサムと共に、荒れ果てた無人の街で生き延びている。
自分以外の生存者がどこかにいることを信じ無線で呼びかけ、日没後には町を徘徊する『敵』から身をひそめ、そして自分にはきっとこの世界を治すことができるはずだと、希望を捨てずに研究を続けながら――
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Beowulf

2007.12.09 Sunday | 映画作品 > SF/ファンタジー

Beowulf
(2007年)
古代デンマーク王国。
怪物がいるとの噂をききつけやってきた戦士ベオウルフは、町を襲う化け物グレンデルを退治することを引き受け、勇敢にも身一つで立ち向かい、そして見事にグレンデルを打ち負かす。
富も名声も力も美しい王妃も、すべてを手にしたはずのベオウルフ。
しかし彼の人生は、しかしグレンデルの『母親』の誘惑に負けてしまったことで、呪われたものへと変貌と遂げていた。
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Eragon

2007.10.27 Saturday | 映画作品 > SF/ファンタジー

Eragon
(2006年)
邪悪なガルバトリックス王の圧政下にある帝国アラゲイジア。
農場で暮らす17歳の少年エラゴンは、ある晩狩りに出かけた森の中で、不思議に光る青い石を見つけて持ち帰る。石だと思ったそれはドラゴンの卵で、『伝説のドラゴンライダー』として選ばれた者と出会って初めて孵化するものだった。
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Resident Evil: Extinction

2007.09.24 Monday | 映画作品 > SF/ファンタジー

RE_Extinction
(2007年)
ラクーン・シティの悪夢から数年後。生き残った人々は武装しキャラバン隊を組み、安全な地を求めて旅をしていた。
自分の存在が他者をも危険に巻き込むことを恐れ単独で行動していたアリスだったが、カルロスとの再会を果たし、クレア・レッドフィールド率いるキャラバンに合流し、ともにアラスカへ向けて出発することに。
しかしその頃、アンブレラ社もまたアリスの居所を突き止めていた。
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Sunshine

2007.08.02 Thursday | 映画作品 > SF/ファンタジー

Sunshine
(2007年)
50年後の未来。地球上の全ての生命の源である太陽の活動が終焉を迎えようとしていた。
人類に残された最後の望みは、太陽を再生させるための核爆弾を積んだ宇宙船“イカロス2号”。そこには船長のカネダをはじめ、男女8人のエキスパートが乗り込み、命がけのミッションに挑もうとしていた。
太陽からの強大な熱を巨大なシールドで回避しながら慎重に太陽へと接近していくイカロス2号。やがて一行は、7年前に同じミッションに向かったまま消息を絶ったイカロス1 号の救難信号を受信するが……
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Transformers

2007.07.14 Saturday | 映画作品 > SF/ファンタジー

Transformers
(2007年)
不審な飛行物体を確認した直後、未知の敵に襲われる米軍キャンプ。
父に買ってもらった中古のファースト・カーがいきなり暴走、挙句ロボット変形してチビりそうになる高校生の少年。
軍のコンピューターに潜り込んだ見えざる侵入者を追う特別チーム、そして何か重大な秘密を隠しているらしい上層部……
別々の場所でおきた事件、立場のまったく違う人々。
ばらばらに点在していた彼らが集結し、宇宙からやってきたトランスフォーマーたちと力を合わせ、人類と地球の危機を回避するために悪のロボット集団に立ち向かっていく。
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Pan's Labyrinth

2007.01.16 Tuesday | 映画作品 > SF/ファンタジー

labyrinth
(2006年)
市民戦争終結直後、フランコ政権下のスペイン。
おとぎ話の世界や絵本が大好きな少女オフェリアは、内戦で夫を亡くし軍の将校と再婚した母親とともに、森に囲まれた基地の中の屋敷へ越してきたばかり。
しかし、笑顔すら見せない冷酷な義父、身重の母親の体調も思わしくなく、同じ年頃の友達もいないオフェリアの新生活は、楽しさとはかけ離れたものになってしまう。
そんなある晩のこと、不思議な妖精にいざなわれて敷地内の古い巨大迷路へ足を踏み入れたオフェリアは、その奥で迷宮の守護神パンと出会う。
パンはオフェリアをずっと待っていたのだと、そしてオフェリアが本当は「魔法の王国のプリンセス」であるのだと告げる。
しかし王国へ戻るには3つの試練を越えねばならぬと、パンは一冊の分厚い本と道具を彼女に与えたのであった……
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