トイポクンオヤシ【といぽくんおやし】

  種 族:妖怪
  レベル:E
  得意技:挿入のみ/属性なし

 アイヌ発祥のヒワイな妖怪。地下に潜んでいて、人が通りかかると地中から性器を露出させてびっくりさせるという。異性のトイポクンオヤシがあらわれるので、女性の前にはチソチソがニョッキリ。男性の前にはツルツルの隠微なオソソが姿を現し、性的な誘惑をしてくる。露出狂の妖怪版といえる。

 露出狂は、体の露出で相手が驚き戸惑うことを楽しむのであるから、人間の側が別段驚かずに、逆に開き直った態度をとれば、妖怪の方がビビって逃げてしまうらしい。よ〜ワカラン妖怪である。

 セックスバトルRPGの世界では、トイポクンオヤシはもっと積極的である。洞窟などの初期ステージに現れ、性器だけで宙に浮いて、冒険者に襲いかかる。女性器をかたどったオナホールのような妖怪で、いきなり冒険者の股間に張り付いてくる。もはやただの露出マニア妖怪ではなくなっているのだ。

 女性はアソコがすべてではない。そんなわかりきったことを、この妖怪は平気で打ち破っている。トイポクンオヤシは、本体のない、女性器だけの妖怪となっており、見せるだけでなく実際に精を奪う道具として利用されているのである。

 その実力はというと、それほど強烈な名器というわけではなく、普通の若い娘のオソソよりもちょっとだけヨくなっている程度である。足も胸もお尻もなく、まして一番大事なハートもないような性器妖怪だからこそ、そんなものにイかされることは男の恥であろう。ある程度慣れた冒険者であれば、撃破することも難しくないはずだ。

 しかし、あまり挿入の経験もなく、女性器に不慣れな冒険者にとっては、トイポクンオヤシ相手でもあっさり射精させられてしまうことは十分に考えられる。人外の魅力を初めて味わうくらいの冒険者にとっても、その「セックスに特化している存在だ」という倒錯した思いが射精を早めてしまうことだってある。ナメてかかってはいけない相手だ。

 地中から宙に浮いた女性器が突然飛びかかってきて、イチモツを飲み込むと、有無をいわさず戦闘開始となる。すでにしとどに濡れそぼっているので、いきなり激しい出し入れが可能となっているのだ。

 その強烈な締まりと激しい蠕動および、いやらしい音を立てながらのスピーディな出し入れで、不慣れな冒険者の精力を一気に消費させてくる。まるで自動的にうごめくオナホールに責められているような、股間だけを集中して責める甘美な刺激に、未熟な冒険者は快楽にうめき、腰をくねらせて悩ましいため息をもらしてしまうことになるだろう。

 攻撃は単調であり、ただ張り付いて細かく蠕動しながらイチモツをしごき締め付け射精に至らしむばかりである。両手でトイポクンオヤシをがっしり掴み、積極的に前後させしごきを早めれば、この妖怪はあっさり自滅してしまうほど弱い。

 しかし、挿入慣れをしていない冒険者にとっては、オソソの感触それ自体が新鮮なものであり、締め上げる若娘の感触と同じ、熱くてきついなめらかな膣圧に、ついつい大切な体液を漏らしてしまうことだってある。

 やはりここは快感に負けず、しっかり踏ん張ってイかせ倒してしまうに限る。それほど時間をかけずとも相手は気持ちよくなり、絶頂して土に戻ってしまうのだ。そういう経験をしっかり積み重ね、ゆくゆくは立派な冒険者になっていただきたい。


同窓生【どうそうせい】

  種 族:人間
  レベル:E〜D
  得意技:精神的な弱体化/ロリ、ショタ、思春期、姉、妹、処女、集団、イメクラ


 小学生から30代までの幅広い年代にわたる敵たち。「クラスメート・同級生」と「同窓生」に分けられる。これは冒険者の立場によるものである。もし冒険者が学生だった場合、襲いかかる敵の中には当然クラスメートが加わる。そして卒業を果たしたとしても、彼女たちは冒険者を探し出し追いかけてくるのである。この場合は同窓生という言い方になる。両者のうち脅威となるのはクラスメートのほうである。
 
 彼女たちは初級ステージに登場するが、見知らぬ女性よりも気をつけなければいけない相手である。なぜなら相手はよく知っている女性であり、人数も多く、その魅力も「初めて見る相手」よりずっと高いからである。主に同じクラスだった女子が大人になっても冒険者めがけて戦いを挑むわけだが、例えクラスが別でもよく知っている相手であれば「なじみのある敵」となる。学生時代は幼かったあの子も立派な大人の女性になり、面影を残した状態で冒険者に抱きつくのだから、思い出とともに改めて彼女の魅力を思い知らされる事になる。
 
 クラスメートだっただけあってその冒険者の事を他の女よりもよく知っている彼女たちは、冒険者の弱点や性格的に弱いところを的確に突いてくる。キミが内気な性格なら積極的に迫る戦法を取るし、その逆ならしおらしくしなだれかかって見せる。30代ともなると既婚の熟女となるが、ただの熟女よりも強いことになる。
 
 それ以上に恐ろしいのが、現役のクラスメート・同級生が相手という場合である。やはりどうしても冒険者側が肉体的に能力が低く、感じやすくイキやすい。不慣れなために防御がうまく取れないし、皮をかぶっている事もあるだろうし、何よりもその若さ、精子生産のピッチが違う。一日オナニーを我慢しただけで激しく欲情する年代の場合には戦闘はきわめて不利となるだろう。そのうえリアルタイムでキミのことをよく知っている若い女の子達が、集団で襲い掛かってくるのだ。
 
 同窓生ともなるとばらけてくるが、現役クラスメートならいつも徒党を組んでいるだろうし、場合によってはクラス中の女子を相手にしなければならないこともある。学校ステージで”固有名詞”の相手が出たら要注意だ。同窓生には特にこれといった特技もなく実力も平均的だが、冒険者側が不利になるため、戦闘は困難となるのである。
 
 また、同窓生は原則同い年となるが、例外的に先輩や後輩だった人も混じっている。部活の先輩だとか、仲のよかった後輩などが、同窓生に混じっていたりする。もちろん現役ということであればエッチなシチュも整いやすいのでかなり苦戦させられるだろう。あまずっぱい雰囲気のなかに置かれてしまったら要注意だ。早くその胸の高鳴りを鎮め、冷静に戦わなければいけない。さもなくばセーラー服の奥のふとももを撫でさすったとき、その肌触りを手に受けた瞬間、我を忘れてしまうからだ。
 
 クラスメートたちの中で特に「クラスの憧れ」または「憧れだった」人は、ボス的な扱いを受けることも多い。好きだった女の子が敵となるのだから、もしかしたら初恋の相手が敵となるのだから、他の女性と同じように戦えるはずはない。その魅力にほだされて思わずイッてしまう危険が大きい。クラスや学年のアイドル・マドンナと呼ばれた娘は、同窓生のなかでも一目置いて注意深く戦う必要がある。
 
 とにかく同窓生が敵となって襲い掛かってきたときには、個人的感情を捨てて「普通の女性相手として」戦えるかどうか、これが勝利の鍵となる。こっちの精神的な弱さを克服してしまえば、あとは普通の女性と同じなのだから、勝てない相手とはいえない。幼馴染と同じように、思い入れを外す心の強さが求められるのである。
 
 ただし、もう少し先のステージで魔の者の意志が強く及ぶ場合、同窓生が超人レベルの実力を得て再び登場することがある。その場合、現在の姿ではなく、クラスメートだったときの姿で登場する。いわゆる「思い出ステージ」だ。その子がキミにとって一番魅力的だった時代の姿で、子供から大人まで登場する。場合によっては同じ娘の小学生時代と中学生時代の両方と同時に戦う事もあるだろう。高校時代の先輩と小学時代の初恋の人という”姉妹どんぶり”の場合もある。この場合は、思い入れがさらに高まるので冒険者の弱体化もはなはだしいうえ、邪悪な力の影響を受けているので実力も人間以上となる。こういう手合いと戦うのであれば、もう見てくれは完全に度外視しよう。あなたの目の前にいるのはよく知っている同窓生ではなく、同窓生の姿を借りた魔獣なのだ。そう思って別の相手として戦った方がよい。あとは超人や妖怪を相手するのと同じように心して戦うべし。
 
 なお、これによく似た登場の仕方をする幼馴染も、同窓生の仲間であることが多い。しかし思い入れが強ければ幼馴染の方が強敵となるだろう。幼馴染や初恋の人がしっとり個人戦となることが多いのにたいして、同窓生の強みはその集団性にあるといえるかも知れない。仲のよいグループが集団で襲い掛かってきても、知らない相手だと思って戦い、ほだされないよう気をつけたい。
 


盗賊【とうぞく】


シーフ
 


童貞ハンター【どうていはんたあ】

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:童貞狩り、S系の技/ショタ、姉、手フェチ、足フェチ、密着


 人間の男性にさまざまな性癖があるのと同様、女性にも性癖はある。好みが昂じればそれはすべてクセとなるのであり、それ自体が悪いものということではない。ショタコン女性は年若き男の子に性的興奮を覚えるおねえさんである。そして、経験豊富で屈強な大人の男性ではなく、経験がない受け身になりがちな男性をこよなく愛する女性もいる…これが童貞ハンターである。
 
 童貞好きの女性は、男のハツモノを奪うことに至高の喜びを感じる。また、あまり慣れていない男に色々エッチなことを教えてあげることや主導権を握ることが大好きでもある。童貞ハンターの多くは経験豊かで、熟練したテクニックを誇っている。それを惜しげもなく駆使して、耐性のない童貞君の「初めてのオンナ」になりたがるのだ。
 
 彼女たちは都会に潜み、普通に日常生活を送っていて、童貞男性を密かに探している。見つけるとあの手この手で誘って、「おとなの世界」を教えようと人目のつかないところに引っ張り込む。どこにでもいるおねえさんがある夜豹変するのだ。童貞を見つけては奪う「童貞狩り」をするから、彼女たちは童貞ハンターなのである。
 
 SBRPGでは初級ステージに登場するが、冒険を始めたばかりの男にとっては強敵となるだろう。他の女の子よりもおねえさんっぽく色気に溢れ、テクニックも色々知っているうえ経験豊かなために戦闘力が高い。「おねえさんが教えてあげる」と迫ってくる年上女性につい身を任せてしまいかねない。
 
 童貞好きのお姉さま方は、ストーリーによってはもっと高度なステージにいる場合もある。童貞を奪われないようにするゲームの場合は童貞ハンターは天敵ともいうべき存在だろう。冒険者が若い場合も童貞ハンターは強敵となる。『トワイライトゾーン3』では地下一階に登場する童貞好きのお姉さま方が高校生の主人公の若い肉体に吸い付いて来た。BGMも都会の大人の女性の雰囲気を醸し出していてとってもアダルトだ。並の愛撫攻撃が通用せず大人の女性の肉体の凄さを見せ付けてきたものだ。
 
 彼女たちは主導権を握ろうとすることが多く、冒険者も未熟なためについ相手のペースに嵌ってしまう。年下の冒険者を優しくリードしながら包み込んでくれる大人の魅力につい漏らしてしまわないように気をつけたい。彼女たちは冒険者が不慣れであればあるほど燃えるタイプであり、隙を見せたが最後、どんどんおとなのペースに引きずり込まれてしまうのだ。
 
 また、彼女たちはムチを持っていることがあり、童貞君たちをきちんとしつけようと”調教”してくれることがある。しかししつけられた先に待っているのは恐るべき快楽の罠だ。S系の技に弱い初心冒険者ではひとたまりもあるまい。
 
 ムチや性器以外に彼女たちは手足を武器におんなの良さを教えてくれる。女体の魅力は秘部だけでなく、まさに全身ありとあらゆる箇所なのであり、彼女たちはそれを未熟なチェリー君に骨の髄まで分からせようとする。横に密着しながら優しく抱き寄せ、冒険者の目を見つめながら手コキでフィニッシュしたり、足先の魔術で裏スジをコチョコチョされて昇天ということもある。手足のテクニックにも要注意だ。
 
 もちろんそれで射精しても童貞卒業とはならないので彼女たちは容赦なく”続き”を迫ってくる。ゲームオーバーになった冒険者のイキやすい体に更なる快楽が覆いかぶさり、何もかもを忘れてしまうことになるだろう。きゅっとしまった太ももや足首を味わいながら抱き締められるのも悪くはない。その代わり冒険の断念という代償付きだ。
 
 SBRPGでは、冒険者が童貞ということはめったにない(童貞を守るストーリーは別)ため、ある程度の経験と技術、何より本気でぶつかって行く硬い精神があるだろう。童貞ハンターと対峙するときには、未熟なりに持てる実力を最大限発揮してテクニックを駆使し、正攻法で倒すのがよい。
 
 未熟なチェリー君なのに思いがけずテクニシャンだったりすれば、童貞ハンター達は驚いて腰を緩めてしまうだろう。ロリ属性の冒険者が幼女を相手にして、その娘が思った以上に上手だったりすれば、その冒険者はあっけなく果ててしまう。これと同じで童貞ハンターもテクニシャンな初級冒険者には弱いのである。厳しい修行ではあるが大人の魅力を克服するべく励むほかはないだろう。
 


透明人間【とうめいにんげん】

  種 族:サイボーグ
  レベル:D〜C
  得意技:ヒット&アウェイ/手フェチ


 特殊な薬品によって、また細胞の改造によって、さらには魔力によって、自身の体を完全に透明にし見えなくしたサイボーグ。ただ透明になるだけではなく、その姿を認識させないようにするタイプもある。通常モノが見えるということは、光が物体に当たった反射を見ているのであり、屈折率が完全にゼロになったり、光を反射しない魔法を施したりすれば、その姿は見えなくなる。透明人間は不可能ではない。さらには、高度な魔法でその姿を脳に認識させないようにすることもあり、これをやられると目の前にいてもその存在に気づかないのである。これも透明人間ということができる。
 
 透明人間は初級〜中級以降のステージに登場する。初級ステージでは薬の力で体を透き通らせた人間、また特殊な全身タイツで屈折率をゼロにした女性などが登場する。中級になると魔力で透明人間となった女性が登場する。前者のほうが透明度が低くその存在を見破られやすい。ただ透き通っただけであれば、クリオネのように辛うじて見えたりすることもあるし、周囲の視界とのギャップが出やすいので透明になってもばれることが多い。中級以降の、魔力で存在を掻き消した方が、はるかに厄介である。
 
 初級中級ともに、透明人間の戦法はヒット&アウェイである。声を殺し、音を消し、突然冒険者に襲い掛かっては、反撃される前に逃げて身を潜めるいやらしい戦法である。透明スーツは例外だが、透明人間は服を着れば見つけられてしまうのでいつも全裸で行動している。いつでも戦闘は可能だ。突然後ろから音もなく忍び寄っては冒険者のイチモツを扱きあげる。
 
 一瞬で大ダメージを与えられるように訓練されているので、彼女の手コキテクニックは相当のものだ。冒険者が手フェチだったりすると、その絶妙なタイミングであっけなく生手で抜かれてしまう。透明人間は冒険者が反撃にでようとするとさっと離れ、身を潜めて捕まらないようにしてしまう。そしてまた忍び寄ってチンチンをいじくるのである。これを繰り返されると冒険者は少しずつ追いつめられ、ついには音もなく空中に白濁液をぶちまけてしまうことになる。
 
 また、敵が来ないからと気を抜いてボーッと突っ立っている冒険者に透明人間が忍び寄り、すかさず挿入攻撃を仕掛けてくることもある。逃げるタイミングを心得ているので、根元まで入れたらすぐ抜いて逃げるとか、先っぽだけ入れて一方的に感じさせてから逃げるなどのいやらしい戦法を使う。これもジワジワとダメージが蓄積されてしまうので厄介だ。目で見て誰もいないからといって安心はできない。気を抜いていると突然イチモツが柔らかいものに包まれてしまうのだから。
 
 中級以降の魔力で透明人間となったサイボーグは、声も音も脳に届かないようにできるので、冒険者はますます彼女たちの奇襲攻撃に太刀打ちできなくなる。初級ステージではよく目を凝らしたり耳を澄ましたりすれば何とか位置がつかめる。空間の透明な”ゆらぎ”を注意深く発見すれば見つけることはできるかも知れない。だが、中級で登場する高レベル透明人間は、五感を研ぎ澄ませても脳が彼女たちを認識しないのだから、いくら注意を凝らしてもその姿を見つけ出すことはできない。だからといって何もしないのであれば一方的に高められておしまいである。こうした透明人間にたいしては、たとえばレーダーを使うとか魔力を張り巡らせるなどの対処が必要となる。神経が認識しないものを別の手段で発見しなければ捕まえることはできないだろう。
 
 基本的に透明人間は奇襲に長けてはいるが、通常の攻防ではとくに強いわけではない。したがって初級でも中級でも、捕まえてしまえばこっちのものである。逃がさないようにしてガンガン倒してしまおう。レベルが高ければあっけなく倒せる相手である。透明人間の厄介なところはあくまで、その姿が見えず捕まえにくい点であり、卑怯なヒット&アウェイ奇襲攻撃なのだ。捕まえて逃がさないようにすれば存在自体は掻き消せないので、また捕まったときの必殺テクニックもないので、まずは何とかして捕まえるべし。
 


ドゥルガー【どぅるがあ】

  種 族:神族
  レベル:A
  得意技:千手愛撫、神器を駆使、分身/手フェチ、おもちゃ、集団


 戦いのための女神。神と悪魔との戦争中に最高神の光のなかから生を受け、強力なパワーと戦闘力で悪魔に次々打ち勝っているという。左右10本ずつある彼女の腕は、最高神から与えられた武器を手にしている。

 ドゥルガーは天界ステージに登場する強敵だ。戦闘につぐ戦闘で、幾多の勇者たちを精液祭りに上げてきた強豪であり、ボスキャラを務めることも珍しくはない。

 エンカウント後すぐ、ドゥルガーの神性を得た柔らかスベスベの手が、冒険者を直撃する。腕の数はアシュラを超えており、その一本一本が超スピードで動く。これで冒険者の全身が執拗に愛撫され、一気に精力を奪い去るのである。全身撫で回され、敏感なところは特に集中してくすぐられる。イチモツへの攻撃は10本以上の手が担当し、逃げ場なく高められてしまうというわけだ。

 神の手だけあって普通の男は指先でなぞっただけでも出してしまうが、それが勇者相手に執拗に握り締め、しごきたて、くすぐり抜くのだから、冒険者も苦戦を強いられる。

 この怒涛の手の攻撃を逃れたとしても、次に待っているのは最高神から直々に与えられた体男性用武器である。最低20種類、男のそれぞれの部位を最高の快感にさらすことのできる特殊なおもちゃを取り出す。これは人間やエイリアンの作る人工のおもちゃをはるかに超えた道具であり、神が直々に作った極上の武器である。イチモツ用はもちろんのこと、アナル用、乳首用ナドナドと男の体20箇所を同時に責められる至高の武器である。

 冒険者は神通力のこもった道具に全身包まれてしまい、バイブ振動など目じゃないピンポイントを突いた蠢きにさらされる。この武器は神様が作ったのだから生きており、責めるべき部位を最高度に悦ばせることを使命としていて、男の体を徹底的にいたぶることになるのである。

 20箇所、すべてのドゥルガーの手が冒険者の全身をいたぶり、たいていの冒険者は抵抗できずに追いつめられて、極上のおもちゃに出し尽くしてしまうであろう。おもちゃ属性の冒険者はきっと、ドゥルガーに抜いてもらえば死んでもいいと思えるくらい幸福を味わうことだろう。

 さらに、ドゥルガーの生手にも神器にも屈することのなかった勇者クラスの冒険者に対しては、彼女は奥の手を出す。この奥の手こそ、彼女をAクラスに引き上げ、また魔の者をことごとく打ち破って伝説となった理由でもある。一人ではこの冒険者を射精できないと分かると、ドゥルガーはみずからの髪を引き抜いて自分の分身とするのである。

 実力はまったく同じ20の腕を持つ女神が、極上の手と神器をかまえて一気に冒険者に襲いかかる。そのさい本体のドゥルガーは挿入攻撃に移り、一気に精力を奪いつくそうと天上の締めつけをくり返す。攻撃が一気に数倍になるため、辛うじて耐え抜いてきた勇者ももはやこれまでとなる。神族であるため、防御も精力もかなり高い。

 ドゥルガーに勝つためには、まずはその手の魅力やおもちゃの威力に打ち勝つ必要がある。といっても相手は女神様、そう簡単ではない。防御しても染みこんでくる神性の快楽に抗うには相当のレベルが必要である。これに耐え抜いたら、ドゥルガーは挿入しながら分身を作り出す。この分身は1000を超える悪魔をたった一人(と分身)で倒した伝説ともなっている。そして集団での徹底的な責めにさらされることになるのだ。

 だから集団との戦いに参ってしまいがちだが、分身のほうはあくまで女神の髪の毛であり、いわば道具のひとつにすぎない。だから分身を責めてもダメージにはならない。幸い本体は挿入中のはずだ。防御力と腰使いと精力の勝負となるだろう。本体を倒してしまえば分身も消えるから、本体だけを徹底的に責め、女神に勝つことの厳しさをかみ締めながら腰を振るほかはない。
 


ドール【どおる】 nm

  種 族:魔法媒体
  レベル:C
  得意技:バイブ蠕動、人形化、呪い/ロリ、おもちゃ、集団


 体長40センチ程の小さな人形。しかし動く。魔力が大量に注入され、意志を持った愛玩人形として男達をかわいがるのである。人形の種類はさまざまで、標準的なフランス人形もあれば妖しい色気を持った日本人形なんかもある。ゴスロリな服装だったりオッドアイ姉妹だったりすることもあり、高度であればあるほど意思を持ち言葉を話し魔法まで使うこともある。ちなみに「まきますか」とか言われて契約すると下僕決定。
 
 ただバイブするだけの意志を持たない低級なドールが初級ステージに登場することもあるが、多くの場合ドールは中級から上級のステージに登場する。可愛らしくも妖しい人形に魂が宿り、冒険者を倒錯した快楽の世界にいざなう。
 
 たかが人形と侮ることなかれ、小さな体に男を悦ばせる宝石がぎっしり詰まっているのである。魔力で空を飛んだり、歩いたりして冒険者を探すこともあれば、トラップのように棚に飾られていて突然動き出す場合もある。一体のときもあるが、大抵数体まとまっている。もの凄いスピードで飛ぶことができるので、逃げるのは至難の業だ。SBRPGでは、女性型のものはたとえ人形であっても警戒しなければならない。それが敵であるかも分からないからだ。
 
 ドールの機能はダッチワイフと同じようだが、それ以上の力を持っている。全身が特殊シリコンでできているため、人間以上の柔らかさとスベスベ感としっとり感を備えている。触ったり抱き締めたりすれば、柔肌を超えた質感と全身の柔らかさに驚かされるだろう。ドレスが一体化しているタイプもあれば着せ替え可能なものもある。
 
 ドールは冒険者に出会うといきなり自分から積極的に挿入してくる。アソコ部分だけは挿入可能な大きさになっていて、ドールの寸法から言って不釣合いな大きさの性器が股についていることになる。そして入れられてしまったが最後、何があろうと決して離さない。無理やり引き剥がそうとしてももの凄い力で吸い付いていて取れないし、魔法を使って何とか引き剥がしてもすぐに高速飛行で飛びついてくる。逃げようとしようものならミサイルのように股を広げてチンチンめがけて集団で飛んでくることになる。
 
 ドールの膣は恐ろしく甘美な造りになっている。バイブ蠕動は当たり前、絶妙なタイミングと加減で揉みしだき、刺激し、本体が動かないまま性器部分だけが巧みに動いて執拗に扱きたてる。締め付けも極上で、催淫効果のある粘液を吐き出すこともある。こうして多くの冒険者がドールを腰元に張り付かせながら悶絶し、魔性の快楽に抜かれてしまうことになる。集団の場合の補助攻撃ももの凄く、玉袋やお尻に張り付いては自慢のシリコンボディを駆使してスベスベ攻撃だ。
 
 高度なドールは意思を持っており、力ずくで何とかしようとしたり小さいからって乱暴に扱おうとすると、怒ってしまう。ドールを怒らせるとただではすまない。冒険者の体はみるみる小さくなり、体も動かなくなる。彼女たちと同じ、人形にされてしまうのである。そうなると攻撃力・防御力・精力ともに10分の1になり、今までの10倍感じやすくなってしまう。しかも、精力が900ある冒険者でも90に押し下げられてしまうため、ちょっとの攻撃であっという間に果ててしまうのだ。また人形化した冒険者に対してなら、ドールは手コキやフェラチオ攻撃も可能となり、戦況は絶望的となる。
 
 また、高度なドールが集団で襲い掛かり、全員を怒らせるような粗相をしてしまうと、その冒険者は異世界にある「人形の館」に送られてしまう。果てしなく前に続く幅広の通路、両側にある棚、そしてそこにびっしり飾られている何千何万というドールの数々が、冒険者をお出迎えする。
 
 ここで平謝りに謝れば場合によっては許してもらえて元の世界に帰ることができるが、たいていは二度と帰ってこれず、永遠に人形達のお相手をさせられることになる。逃げても果てしなく続く通路だ、すぐに周囲を囲まれてしまうだろう。疲れず老いず死なない館で永遠に人形に抜かれ続けることになる。
 
 もはや男のモノは二度と外界に出ることなくひっきりなしにドール達に次々飲み込まれる。魔界のドールは激しく、全身ありとあらゆる感じる箇所を集団で群がって責めまくる。その柔肌が満遍なく男の体に張り付き、滲み出る催淫ローションにまみれながら永遠に悶絶し続けるのである。こうなっては人形化しようがするまいがもう関係ない。途切れることのない精気を延々と妖しい人形達に提供し続けることになる。
 
 たとえそこまで怒らせなくても、高度なドールが狙いを定めた男に呪いをかけることは多々ある。たとえば夜な夜な淫夢をみせたりする。最悪その男は寝ている間だけ人形の館に飛ばされ、一晩中抜かれ続けることになる。これではどんどん衰弱してしまうだろう。
 
 戦闘において一番厄介なのは、ドールは決して感じないということだろう。通常攻撃やテクニックではほとんどダメージを与えることはできない。魔法媒体であるため、女性の持つ性感とは違うのである。必死に腰を突き上げようが全身をいくらかわいがろうが、ドールにはダメージを与えられない。強大な魔力によって守られている場合がほとんどである。
 
 そこで有効なのは、プレジャーボルトのような電気ショック系の魔法である。さもなくばこの魔法媒体よりも強力な魔力をぶつけることである。こうすることによって、ドールの魔力を削り取れば、魔力の後ろ盾をなくしたドール達はあっさり果ててくれるようになる。また、ドール達に魔力を注入した高等魔族を倒す手もある。しつこいドール達を追い払うにはこの手が一番だが、これほどのドール達を操る相手、よほどの勇者でなければ敵わないだろう。まずは個々のドールを倒せるようになってからの話だ。
 
 どっちにしてもドールは強敵であり、並の冒険者ではまったく歯が立たないだろう。魔力まで備えた上級冒険者だけが、彼女たちを乗り越えることができるのである。
 
 なお、人形化したときにはPVで片をつけようとしても電力が弱くなるので無効。人形化するときにブリキのような硬いイメージで変身すれば、感度も鈍くなりアソコも硬くなるのでなんとか活路が開ける。人形の館に引きずり込まれた場合は、ひたすら謝って許してもらうしかない。許されなければ絶望的である。そのほか、ドール達の呪いは、通常の解呪で対処できる。ただし、呪いの元凶となったドールはきちんと始末しなければならない。ただ捨てるだけではだめで、きちんと戦って倒すしかないだろう。解呪は一時的な呪いからの解放を意味するにすぎないのだ。
 


ドールマスター【どおるますたあ】

  種 族:魔族
  レベル:B
  得意技:数多くの淫乱魔法を駆使、人形・ロボを操る/全属性対応


 人形使い。高度な魔力によって女性型の人形に魂を吹き込み、自分の命令どおり自在に動かすことができる。また、すでに稼動しているドールなどを、お互いの了解のうえ従者に置くこともある。

 ドールを操るだけあって、ドールマスターはきわめて高度な魔力を持っている。これだけの魔力を誇るドールマスターとなれるのはたいてい魔族クラス以上である(例外もあるが)。

 ドールマスターは、女性型の物体であれば人形として支配下に置くことができるため、まれにロボットを従者とする場合もある。ドールマスターたちの中で特に強力な魔力を秘めた者に、ハイデイライトウォーカーがいるが、ロボを従者とする典型であろう。

 マスターのほうは、かなり進んだステージに登場するが、それ以前のステージでも、彼女に操られた従者ドール・ロボが出現することが多い。

 本体のマスターは高度なステージに出現し、またプチボスを務めることもある。人形使いだけにドールやロボットらを自在に操り、冒険者に襲わせるのが常套手段だ。当然、マスターを倒すには数多くの従者を乗り越える必要がある。

 ドールマスターと従者はかなり強力な契約によって結ばれることが多い。魂を吹き込まれ、生きる糧として魔力を授かり、強化される代わりに、従者はマスターの命令を忠実に実行する。その忠誠は絶対だ。生を受け、生かされている見返りに命を投げ出すのが従者の信条である。だから通常のドールより気合の入り方が違ったりする。マスターのためなら、全エネルギーを投げうっても惜しくはないのだ。

 従者の実力も半端ではない。ドールであれロボであれ、本来持っている技能に加えて、マスターによる魔力注入、感度鈍化、精力増強、テクニックの伝授まで施される。人間使いと違ってドールマスターと従者との間には深い信頼関係が成立しており、主従関係でありながらも従者は相当大切に扱われる。そのため従者への強化施しも念入りに行われるのだ。従者の敗北や死はマスターにとっても大変な悲しみとなる。もし冒険者が従者をぞんざいに扱ったり、万一壊しでもしたら、怒り狂ったマスターの報復も壮絶を極めるであろう。従者のほうもマスターの信頼に応えようと、120パーセント力を出し切って冒険者に挑んでくるというわけだ。

 なんとかドールマスターのもとにたどり着いた冒険者でも、側近の強力ドールとともに襲い掛かってくるマスターを倒すのはかなりたいへんである。つねにマスターのそばで身の回りの世話をおおせつかっている従者は、補助攻撃のエキスパートだ。従者の助けを借りながら、魔力のこもったマスターの肢体とテクニックをおみまいされることになる。

 また、夥しい人形を操れるだけの力があるのだから、さまざまな魔法を使うのもお手の物である。幻覚を見せる、変身する、催淫快感の魔法、人形化の魔法など、多種多様な魔法を駆使して冒険者を弱体化させ、また快感に晒すことができる。従者をすべて倒したからと勝った気になっていると、あっという間に復讐に燃えるマスターの餌食だ。

 せっかくマスターに対峙しても、大勢の従者たちに囲まれ密着されながら目の前のマスターのエッチな呪文にあえぐ冒険者続出である。相当熟練した冒険者でも、矢継ぎ早に繰り出される魔法の数々を前に、ついに彼女に指一本触れることなく昇天させられた例は珍しくはない。

 幻術や変身など、冒険者の好みに合わせた攻撃も得意であり、魔法の他にどのパーツでの攻撃も超一級のテクニックを心得ていて、全属性対応の強敵と言える。

 ドールマスターを相手にするのであれば、言うまでもなく相当のレベルがなければいけない。おもちゃ属性の冒険者など論外だ。克服してからでなければまず勝てない。自分を磨き、ドールやロボットの快感攻撃をものともせずに跳ね除け、その上で全力でマスターに対峙しよう。

 冒険者のわずかな魔力はマスターの前に微力だが、それでもわずかな防御くらいはできるかもしれない。自分の実力や状況をよく考えて、全力で戦うしかない。レベルが足りなければ敢えて挑まないのも勇気である。

 なお、従者が襲いかかってきた場合、絶対に乱暴に扱わないこと。少しでも傷つけようものなら、初期ステージであってもすぐにマスターが飛んでくる。間違っても壊したりしたら、大変なことになる。もん死では済まない。どんなに手加減されても淫魔界送りは避けられないだろう。そこでマスター直々に死ぬまで悶絶させられ、その魂は淫魔界で永遠に快楽地獄にさらされることになる。
 


都会っ子【とかいっこ】
  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:スパッツスマタ、尻ズリ、わきの下攻撃/思春期、お尻


 町娘のさらに強力版。細めの裸の上に直にスパッツを穿いて今時な服に身を固めた都会っ子。上半身は思い思い流行の半そでだが、下半身はスパッツ一丁というちょっとアブナイ姿をしている。下の毛を永久脱毛することによってスパッツに浮かび上がるいやらしい形を際立たせている。腕もスネもわきもムダ毛はすべて永久脱毛しており、エステも欠かさず、さすが都会娘、体の磨き方もお金のかけ方も半端ではない。
 
 都会っ子は、村娘や町娘よりもやや上位のステージに登場し、ショートカットの元気な姿で冒険者に迫ってくる。初級だが街ステージに登場する都会の美少女には要注意だ。町娘よりもずっと強力な相手となる。素朴さは失われるものの、その分垢抜けた雰囲気が滲み出て、男の扱いも慣れてきている。
 
 彼女のチャームポイントは形よく膨らんだお尻だ。普段はぴっちりジーンズだが、これを脱ぎ捨て街に出ている。上はラフなTシャツ、下はスパッツでノーパンだ。ふくよかな臀部もアソコの形もくっきり浮き出ていて、ヘタに脱ぐよりもいやらしいいでたちである。ブラはシリコンヌーブラ。いつでもシャツを脱ぎ捨てることができるうえ、美しい裸体がいつでも冒険者に吸い付けるようになっている。
 
 そんな彼女たちの得意技はもちろん、スパッツやお尻の魅力を存分に生かしたものとなる。冒険者は街中で都会娘達の相手をしなければいけない。彼女たちは冒険者のイチモツを足で挟み込み、スパッツ越しにアソコをこすりつけたりぎゅっとモモを締め付けたりしてくる。薄い生地一枚でこすれ合うエッチな器官がどんどんしっとりしてくる。このシチュに萌えて都会っ子の足の間から体液を噴き出した男も数知れずである。
 
 さらにくっきり浮き出た臀部のワレメに挟み込んでは自慢のお尻を押し付けてスリスリしてくる。形のよいやわらかさとシリズリの快感のダブルパンチで男の昇天を誘う。黒く柔らかいスパッツの魅力にどんどん精力を消費してしまう。若い足とお尻が冒険者の下半身にひっきりなしに吸い付き、押し付けられ、こすり付けられるのだ。この連続攻撃に素朴な冒険者は身震いしてしまう。
 
 また彼女たちの武器は下半身だけではない。永久脱毛してつるすべになっているわきの下も立派な武器だ。イチモツを包み込んだり締め付けたり、根元を持って導いては亀頭をスベスベのわきの下にこすり付ける攻撃も繰り出してくる。先っぽをコチョコチョ押し付けるようにくすぐられ、「上半身の陰部」に魅了されてイッてしまう危険も大きい。
 
 スパッツを剥ぎ取って全裸にすれば、磨き抜かれた全身の肌触りがお相手となる。お尻以外は細身なので巨乳は少ないものの、エステで磨いた細い腕やお腹、お尻、足が男の体に容赦なく吸い付く。こうして冒険者は、都会っ子のつるつるした全身に翻弄されてうっかり漏らしてしまうことになる。
 
 都会娘はこのように村娘や町娘以上に脅威で、初級冒険者を大いに悩ませる存在だが、高い攻撃力に比して防御力は低めで、挿入してしまうと思ったよりあっけなく果ててしまう。都会の荒波にもまれ、貧乳をカバーするに余りあるお尻と肌触りを武器に果敢に挑んでくる美少女達も、本番挿入の熟練度から言えば普通の女性と同じなのである。スパッツに見とれていないでさっさと脱がせ、そのエステで鍛えた柔肌を乗り越えてガンガン突き倒すべし。スパッツ臀部の魅力と鍛えられた永久脱毛の肢体さえ克服してしまえば、本番に持ち込めるし、持ち込んでしまえば初級冒険者でも勝てない相手ではない。
 


どざえもん【どざえもん】

  種 族:魔法媒体
  レベル:D
  得意技:甘い香り、粘液/集団、密着


 溺死体。神族によって魔力を吹き込まれ、生命を取り戻した化け物。いわゆるアンデッドであり、ゾンビに近い存在ではあるが、その多くが高度な神族の手で復活させられているという違いがある。神族が彼女たちを蘇らせるのは、その死を哀れみ、僅かでも悦びを感じさせたいとの思惑による。水死体は腐敗が激しく見るも無残な姿になるものだが、神の慈しみによって肉体は修復され、腐敗も止まる。美しい姿で蘇った彼女たちは、肉体的な悦び(死んでしまったので社会的な喜びは不可能)に満足するまで、一時の生を与えられる。ある海ではその地を守る神が入水自殺した女性達を哀れみ、品行の悪い男を生贄に夜な夜な大乱交パーティーを開いているという。
 
 どざえもんだけに水辺のステージに登場することが多い。川、海、温泉などでちょっとすすんだステージに出没する。彼女たちは集団で行動し、冒険者の周りを取り囲んで逃げられないようにする。海ステージならくずれた水着、温泉ならはだけた浴衣姿が多い。古いどざえもんの場合は着物が崩れ落ちてしまっており、初めから全裸になっている。もちろん古くてもそのハリのある若々しい肢体は維持されている。年齢も10〜20代の若さを取り戻している。もちろん中にはロリどざえもんだっている。幼くして死んだ女の子も敵となる。
 
 神の力が働いて腐敗もない肉体となっているので、遠目には人間と区別がつかない。ただ、血が通っていないために酷く顔色が悪く、目もうつろなことが多い。また最大の特徴として、彼女たちの体は恐ろしく冷たいのだ。抱き締めた瞬間はっとさせられる。死体を抱いている実感がその時初めて感じられるであろう。
 
 一度は腐敗し虫が湧いた体、あるいは腐り落ちて跡形もなくなった体が、神の力で復活しているため、しかも一時的なものとしての復活にすぎないため、完全に生気ある復活は果たせず、やはりどこか体が水っぽい。これをカバーするために神族が与えた効果が、彼女たちから醸し出される芳香と体内から分泌されるローション状の粘液である。男を惹き付ける甘い香りが彼女たちの毛穴から絶えず放出される。集団で取り囲まれたとき、冒険者は強い香りに惑わされ、抵抗できずに引き寄せられてしまうのである。
 
 そしてその口から、また下の口から、場合によっては全身の汗腺から、どんどん粘液が滴っており、長期戦になればなるほど甘い香りに魅了されつつ弱体化させられることになるのだ。集団に群がられ密着状態になると男を狂わせる芳香はさらに強まる。一瞬ぞっとする冷たい体に目を覚ますものの、すぐに快楽の渦の中に埋め尽くされてしまうのである。仲間意識が強いためか、連携プレイも鮮やかだ。
 
 彼女たちは性的に満足すれば復活の目的を果たしたことになり、早く昇天する傾向がある。つまりイキやすい。魅力的なアンデッドの攻撃に翻弄されて自分を見失うことなく集団相手でも臆せずに突き進もう。集団相手なので短期決戦は難しいが、群がられて女体の小山の中に閉じ込められても、一人一人着実に倒し、芳香に我を忘れず粘液の弱体化にもめげずに克服するしかない。イカセればその姿は消失する。溺死という最悪の死に方をした彼女たちを悦ばせ、一刻も早く解放してあげたいものである。


ドッペルゲンガー【どっぺるげんがあ】 nm

  種 族:ゴースト
  レベル:E〜A
  得意技:弱点責め、返し技/全属性対応


 自分自身の分身。おのれの影であり、おのれを憎むもう一つの精神が具現化したものと言われる。ドッペルゲンガーは自己を離れて行動する事があり、周囲の人に「さっき会ったのにどうしてまたここにいるのか」不思議がられる事もある。また、本人がドッペルゲンガーと鉢合わせてしまうと、もうすぐその人は死ぬと言われる。
 
 ドッペルゲンガーは、だれにとっても必ず強敵となる。具現化した精神体であり、あなたが成長するにあわせて敵も強くなり、あなたの得意技を敵も使い、あなたの力と同等なのである。どんなに強くなっても、敵もそれにあわせて強くコピーされるので、いつまで経っても強敵となるわけである。
 
 SBRPGにもドッペルゲンガーが登場する。それも、ある程度すすんだステージ以降、ラストステージ辺りまで出没する敵である。つまり超初級冒険者を除いて、初級から勇者クラスまで、冒険者に付き纏う存在なのである。ただし男同士とはならず、この世界で登場するドッペルは性別だけを逆転させている。女になった自分を相手にするというわけだ。
 
 ただそれだけのことではあるが、これが実に厄介なのである。初級冒険者の前にあらわれるのはもちろん初級のドッペルだ。が、これはその冒険者と同じ力という意味である。もしこれが大淫魔クラスをらくらく倒す勇者であったとしたら、ドッペルの力も大淫魔を軽く平らげられる実力を持っていることになる。つまりどのステージにも登場するドッペルゲンガーと戦う場合、必ず「自分自身を乗り越える」作業をしなければならないのである。
 
 自分を超えるということがいかに難しいかは説明を要さない。実に多くの冒険者が自分に負けてしまっている。ドッペルはおのれ自身であり、その好み、性癖、攻撃パターンから思考、弱点にいたるまで、すべて知られているのである。ということは当然、ドッペルはその冒険者の弱点をピンポイントで突き、感じるところを集中して容赦なく性感攻撃してくることになる。
 
 自分が一番感じるところを的確に責める以上、ドッペルの攻撃力は相当のものといっていい。属性(好み)に偏りでもあれば、それこそドッペルの思う壺であろう。手フェチな冒険者はドッペルのやさしい手に昇天間違いなしである。顔も性格も自分に瓜二つの、ただ女になっただけの存在だが、たった一つ違う点は、ドッペルは常に冷静にピンポイントで性感帯を責めて来ることである。沈着であるがゆえに自分の持つ最大限の力を発揮できることを、ドッペルは見抜いている。
 
 ようするに、”彼女”は自分の持てる力を最大限発揮したときの自分自身に他ならない。もちろん冒険者が成長して、さまざまなテクニックや魔法が使えるようになったとしても、敵も同じレベルの技を仕掛けてくる。最後まで気が抜けない相手なのだ。『とらわれペンギン』のラスボスも、このドッペルゲンガーであった。
 
 思考パターンまで見抜き見通しであれば、姑息な作戦などすぐに見破られてしまう。事前に敵がどう攻撃するか分かりきっていれば、返し技など簡単である。したがって、ドッペル相手のときは、作戦も小技も邪魔なだけ、ただおのれの肉体だけがよりどころとなる。実力だけが頼りとなる。どこまで自分が強くなったとしても、自分自身だけはなおも乗り越えなければならない、最大のライバルなのである。
 


どどめき【どどめき】

  種 族:妖怪
  レベル:E
  得意技:手技、アイテムを盗む/手
 腕にたくさんの目が突いた女の妖怪。百百目鬼(?)と書き、また、とどめきとも読む。

 手の長さと指先の器用さを武器に、スリを働いて生計を立てていたが、ある日その悪行に祟りがあり、腕に無数の目が現れてしまったと言われる。

 まっとうな労働をせず他人の銭をかすめ取ることを戒めるバチのたぐいではあるが、実はこの話には後日談がある。

 妖怪化してしまっては嫁のもらい手もなく、さらにスリを重ねれば呪いの目玉はどんどん全身に広がって移っていくというので、しかしもはやまっとうな暮らしもできず、途方に暮れていたところ、邪悪な魔の者が近づき、彼女をそそのかしたのである。

 いわく、もし悪行を償わなければ、おぞましい目はさらに全身へと転移し、ついには目玉だけの固まりとなって無数の目の玉に分解、バラバラになって絶命するだろう。(実際にはそうはならない)

 助かるためには、その手先指先の器用さをイカし、人を悦ばせなければならぬと。そしてその方法も伝授した。すなわち、男性に近づき、目にも留まらぬ早さでイチモツをさすり、その精を奪うというのである。

 金銭をスる要領で精液をスることを覚えたどどめきは、夜な夜な人気のない町に現れては、若い男の精を器用な指先とやわらかスベスベの手で超高速でしごいて奪っていったという。

 さすがにお金をスるように一瞬で果てさせることはできないものの、訓練の結果、不慣れな相手なら一分弱、ある程度耐性のある相手でも数分かけてイかせることができるようにはなった。

 とはいうもののさすがに、手にびっしり目がついている女にしごかれるのは不気味だったようで、相手の男性が快感に酔いしれてじっとしている場合だけとは限らない。気味悪がって逃げてしまうケースも多かったようだ。

 そうして、邪悪な者にだまされているとも知らず、呪いはついに全身に転移し、人間だった頃の心を失って、邪悪な者の手先に堕してしまうのである。

 どどめきはごく初期のステージに登場するザコ妖怪で、初心冒険者に挑みかかって女手の良さと、素早く器用に動く指先でイチモツをかわいがる。そのテクニックはさすがに手慣れたもので、彼女の目玉だらけの外見におぞましさを感じなければ、そのまま瞬殺されてしまうことも多い。

 また、彼女は魔族の手先として、主に監視・斥候の役割を命じられることも多く、その目は彼女には「見る」ことができないものの、全身の目からの視覚情報は魔族に送られるので、遠くまで見られる見張り役や敵を見つける役を背負わされている。

 つまり、どどめきの先にはより上位の魔族が控えているということであり、その全身の目玉からの視覚情報を得ているということである。これによって、魔の者は冒険者の動きや作戦、弱点などを探り出そうとしているわけである。

 したがって、戦闘員としての役割を持っていない場合、冒険者が彼女と出会うと、彼女は戦うことなくして逃げ出すこともある。しかし、逃げキャラだからとほうっておくと、その後に冒険者の動きに先回りした敵の攻略が待ちかまえていたりする。どどめきとの遭遇は、後になってやっかいごとの種ともなるので注意されたい。

 どどめきの武器はその白くしなやかな女手だ。魔族の技の伝授を身に受けており、もはや素人男性なら瞬殺レベルにまで高まっている。妖怪化したばかりの頃は一分かかっていた射精も、今ではスリと同じスピードで抜くことができる。

 そのからくりは、超絶テクニックに加えて、手の質の魔性化によるところが大きい。白く透き通るようで、しなやかで長い指先は細く吸いつくようで、手の甲はむっちりスベスベできめ細かく、触れられるとゾクゾクするほど心地よいのだ。

 その上彼女の魔性の妖気に満ちあふれ、イチモツに触れると内部の性感神経まで心地よい快感に包み込むことができるのだ。

 それでいて風俗嬢顔負けの素早さで的確にイチモツの感じるところをしっかりかわいがりなでさすり、しっとり握り締めては超スピードでしごきたてることができる。手フェチな初心冒険者では瞬時にして、そのしなやかな手の甲に白濁液をぶちまけてしまうことになるだろう。

 どどめきの不気味な外観とは裏腹に、スタイルはよく美形の顔立ちでもあるので、びっしりついている目を気持ち悪いと思っていても、彼女の紡ぎ出す強烈な快感は、そのことをあっという間に忘れさせてしまうほど抜群なのである。

 それどころか、たくさんの目にイチモツを見つめられながら刺激されていることに倒錯した快楽さえ覚えて、射精を早めてしまうことも十分にあり得る。レベルの低い冒険者は、しょせん斥候役と侮っていると手痛い目に遭うから注意してほしい。

 どどめきは手技に優れているが、それだけである。オソソの攻撃力や防御力、精力そのものは、ふつうの娘とほとんど変わらない。手コキをふりほどき、挿入に持ち込んでしまえば勝てる相手だ。

 一方的に手で抜くことには慣れているどどめきだが、全身で愛されることには慣れていない。そこを突いて、しっかり腰を動かし、感じさせてあげよう。一刻も早く彼女を魔族の手から解放してあげることが、真のどどめきの救済になるのである。


ドライアード【どらいああど】

  種 族:精霊
  レベル:C
  得意技:甘い香り、性感の花粉、魅了の視線、しっとりフェラ、肉体融合/ロリ、妹、処女、フェラ、しっとり癒し、密着、美声


 木の精。上半身が小柄な女の子の姿で、下半身が樹木と繋がっている。しかし根が張っている訳でもなく、根を触手のようにして自由に動き回れる。強大なパワーを秘めていながら、温厚かつ小心な性格で、ちょっと驚かせると泣いちゃう。いじめちゃだめ。彼女は森に住み、木や小動物や昆虫を守っていると言われる。だから森を破壊しようとする人間には勇気を振り絞り、何とか環境保護を訴えて説得するが、それでも聞き入れようとしないで開発を進めようものなら、ついに堪忍袋の緒が切れて一晩で皆殺しにされてしまう。可憐だけどちょっとコワイおにゃのこである。
 
 また、ドライアードは好色な娘としても知られ、好青年が通りかかると抗いがたい芳香と魅惑の妖力、そして緑色のサラサラの髪と真っ白い肌、上品な服といった自慢の美貌で、男をしつこく誘惑する。誘惑に負けると木の中に取り込まれ、青年は快楽の中で彼女と過ごす事になる。ほとんど木と一体化した男の体はその木が枯れるまで挿入の快楽を味わい続け、ドライアードの愛を受け続ける羽目になる。樫の寿命は数百年程度だが、人間の男にとっては気の遠くなるような長い本番である。
 
 ドライアードは中級以降の森ステージに登場する。標準的に強い相手だ。とくに優れているのが誘惑の技術であり、甘い言葉で誘ったり、歌を歌うこともある。その可愛らしい声につい引き寄せられてしまう冒険者も。彼女の緑色のサラサラヘアからは麗しい香りが漂い、これが男の理性をどんどん削っていく。またドライアードの目には妖力が宿り、彼女と見つめあえば見つめあうほどその魅力の虜になっていく。
 
 冒険者が近づけば近づくほどドライアードは着ている清楚な服を自ら脱ぎ、真っ白いきれいな肌を見せ付ける。その美しさと淫靡さは男の目を釘付けにせずに置かないだろう。甘い香りも強くなり冒険者はどんどん引き寄せられてしまう。
 
 またドライアードは、全身から特殊な花粉をばら撒くこともできる。植物系の敵が放出する花粉はいくつか種類があるが、ドライアードの花粉は男の性感を高めるものが中心である。微小の花粉が皮膚に張り付くとその部分の性感神経が過敏になり、鼻から吸い込めば体内に入り込んで強力な催淫効果をもたらす。目に入るとドライアードの目を見ずにいられなくなり、ますます魅了されてしまう。素人では彼女の誘惑に勝つことはできないだろう。
 
 冒険者がドライアードのすぐ傍に来るころには、すっかり彼女の虜になり、全身に浴びた花粉で相当弱体化され、甘い香りで我を忘れていることだろう。また彼女の方も全裸になって準備OKとなる。
 
 ドライアードは優しく微笑むとゆっくり上半身を倒し、イチモツを可愛らしく口に含む。激しくはないがゆっくりいとおしむように唇で扱きたてられると、どんどん射精感が高まってしまう。彼女の口は性感花粉と同じ成分で満ち溢れている。イチモツはどんどん感じやすくなる。またドライアードも冒険者をますます惹き付けるためにフェラ中も懇願するような視線を上目遣いで冒険者に向ける。このけなげな動きについ気を許してしまう冒険者も少なくない。そしてドライアードの良さを思い知らされたあとは数百年の快楽地獄が待っている。
 
 しかし、フェラ攻撃にも耐え抜き、甘い誘惑にも何とか抵抗した冒険者に対しては、ドライアードは最後の手段に出る。男の心を完全に奪い取らないと木の中に全身を取り込むことはできないが、そうでなくても体の一部分だけは取り込むことができる。これは、誘惑した男の魅了度に応じて取り込める範囲が決まるためで、たとえば90%魅了すれば頭以外は取り込める、というわけだ。射精してしまえばその瞬間完全に取り込める。
 
 しかし、50%も魅了できれば戦闘には十分である。下半身を取り込んでしまいさえすれば勝負は決まる。ドライアードの木の中…というよりその樹木細胞と男の体細胞が完全に融合する形なのだが、その融合状態は、全身の性感帯を刺激するものであり、イチモツまで取り込めれば冒険者の下半身は爪先から前立腺まで最高の快感に晒すことができるのである。
 
 こうなってはほとんどの冒険者は太刀打ちできず、我慢の仕様もなく昇天、その瞬間から頭のてっぺんまで性感刺激で我を忘れることになる。ジワジワと細胞レベルで襲い掛かる肉体融合を乗り越えるのは相当困難だ。
 
 まずは誘惑魅了攻撃をできるだけ撥ね退け、取り込まれないように気をしっかり持つことが肝心だ。そして彼女の白く美しい上半身を徹底的に責めまくるしかない。木と融合している状態では腰は触れないから。その控えめな、それでいて真珠のような乳房を優しくさすり、逆に自分の魅力をドライアードに叩き込む以外には、活路は開けないのである。
 


トラソルテオトル【とらそるておとる】

  種 族:神族
  レベル:B
  得意技:性欲増強、魅惑のダンス、風俗技全般/全属性対応


 古代アステカの淫欲の女神。性欲、淫行、愛情、快楽を司る。しかしそのような行為は堕落とされ、不浄の神という汚名を着せられてしまった。トラソルテオトルは特に精神的な意味での不浄、不潔、不倫の陰に潜む甘い魔力を熟知しており、人間のそれら罪過を購う為に神との仲を取り持つ存在とされる。性的な罪、つまり姦通をなした女性の守護者。娼婦の神であり、数多くの娼婦達を配下においている。トラソルテオトルの為に犠牲に捧げられてから処刑された娼婦はその性的な罪を浄化できると信じられていた。
 
 ふさふさの柔らかい髪と豊満で男好きのする肉体を完備。また数多くのテクニックを誇っており、不浄の烙印を押された一般家庭の娘達にそのテクニックを伝授し、そうして訓練された娼婦達を男の元に送り込んでは精を抜き取らせたという。また性欲を破棄しようとする修行者の前に娼婦達を送り込んでは邪魔をしたり、それでも屈しない意志の固い男には直々にお出ましして自慢の肢体を見せつけ、抗いがたい誘惑で断念させようとする。トラソルテオトルにとって性的なものの否定は自分自身の否定に繋がるから、そういう聖者の存在は困るというわけ。何とかして「えっちにゃことはいいもんだ」と教えようとしているのである。
 
 またトラソルテオトルは、出産時に命を落とした娘達を慰める存在でもある。こうして、自分自身の魅力と、自分が育て上げた娼婦達と、浮かばれずに色情霊となった女達を従えることになり、女霊や娼婦を送り込んでは男の精を抜き取り、また苦行者を堕落させて来た。存在自体が性欲そのものといえる。
 
 トラソルテオトルは中〜上級ステージのプチボスにおさまるほどの強敵であり、簡単に倒せる相手ではない。ほとんどの場合トラソルテオトル自身のステージとなり、襲いかかる敵はすべてトラソルテオトルの配下である。ステージも特殊なものとなるだろう。
 
 勝負を先に仕掛けてくるのはトラソルテオトルの側である。相当程度経験を積み、勇者クラスに手が届きそうな勢いの冒険者の存在を知ると、トラソルテオトルは寝泊りする場所(女人禁制の宿屋以外)や街に、配下の娼婦達を送り込み、冒険者の精を奪おうとする。
 
 娼婦達はトラソルテオトル直々に極上のテクニックを伝授されているので、その技は人間といえども侮れないレベルに達している。彼女たちの誘いに鼻の下を伸ばすととんでもないことになる。急にモテモテになったら要注意だ。娼婦達の誘惑や性感攻撃に屈せず、門前払いをしたり逆にイカセ倒せればまずは合格。毎日毎晩のように娼婦が送り込まれ、女の良さを教えようと迫ってくるので、その快感をなぎ払って克服しよう。その状況はまさに修行者のそれとなる。
 
 娼婦が通用しなければ、トラソルテオトルは次の手を使う。娼婦達よりも強力な従者たち、性霊達を送り込むのである。普通の性霊以上にトラソルテオトルの力が与えられているので、色情霊といえどもかなり強力な相手集団となるだろう。とくに男の夢の中に性霊達を送り込み、毎日のように夢精させようとする。夢精の快感は言い表しがたいほど強烈であり、また制御しにくい点で厄介だ。夢精に慣れてしまうと現実の女に弱くなる。ストーリーによってはそれでゲームオーバーだ。
 
 それでも屈しない場合は夜な夜な直々にセックスゴーストを送り込んで交わらせる。夢ではホストの脳が中心になるので実力を十分に発揮できなかった色情霊たちも、たっぷり性の魅力を見せ付けることができる。テクニックも霊力も一級だ。ここまでされれば冒険者も何かの罠が張り巡らされていることに気付くだろう。安全な宿屋に泊まればこうした誘惑に晒されなくて済むものの、一歩外に出れば強力なゴーストたちが待ち構えている。
 
 そこでこの冒険者は、自分を堕落させようとしている存在を突き止め、討伐に向かうというわけだ。その道のりは簡単ではない。街では少人数集団が相手だったが、今度は少なくても一度に10人以上相手にしなければならない。
 
 トラソルテオトルのステージにはさまざまな細工が施され、女の魅力や快感を否が応でも見せ付ける構造になっている。催淫香や淫気、ローショントラップ(穴に落ちてローションまみれになる場合もあればローションの池を泳がされることもあり、最悪ローションの雨が降りしきる中で娼婦たちと戦う羽目になる)、誘惑ホログラム(エッチな画像が脳裏に焼きつく)、どこからともなく流れてくる優しい女の歌声や囁き、吐息、くすくす笑い、あえぎ声、こういったさまざまな細工があちこちにある。
 
 そんななかで10数人の大勢の美女達が極上のテクニックを駆使するのである。こうしてエッチなことの良さを冒険者に教え込もうとする。それでも屈せず突き進む冒険者には、10体以上の性霊たちがお相手する。トラソルテオトルに近いところにいて神通力まで備えたセックスゴーストたちの集団はかなり強力だ。
 
 彼女たちは冒険者好みの外見に姿を変えることができ、たとえばロリ属性なら性霊も子供ばかりになる。トラップも強烈になり、フィールド催淫沼、淫呪トラップが随所に仕掛けられる。まさに快感漬けのステージと言えるだろう。これに耐えて先に進むのは容易ではない。あっという間に女たちの魅力に負け、直接男の性感神経をいじくり回すいやらしい幽霊達に大量の精液を提供してしまうことになる。
 
 これらすべてを乗り越えてトラソルテオトルのところに辿り着いた冒険者には、神みずからお相手だ。娼婦達に教え込んだ数々のテクニックに神通力を乗せて、男の精を徹底的に搾り取る。その姿を見、その声を聞き、その体臭を嗅ぎ、その肢体に触れ、愛液の味を知れば、その分だけ男の性欲は高まる。
 
 トラソルテオトルは全身で冒険者の性欲を増幅させる。彼女と交われば交わるほど出したくてたまらなくなる。またそのグラマーな肉体をくねらせて心を奪うこともできる。テクニックも完璧で男の感じるところをすべて心得、次々責めて来る。防御力もかなりのものであるうえ、精力値も極めて高い。それでいてこちらはどんどんイキやすく感じやすくなり、急ピッチで精巣に精子が溜め込まれるのだ。
 
 淫欲の女神を倒すことはきわめて難しい。だが、ここでこそ、冒険者の硬い意思と実力が試される。誘惑に屈せず、女の良さを認めながらもそれに溺れず、最終目的を忘れずに戦い抜くべし。この冒険自体が、堕落しない苦行そのものと心得、勇者への切符を手にしようではないか。
 


ドリンク【どりんく】

  種 族:トラップ
  レベル:E〜D
  得意技:仲間を強化させる、冒険者を弱体化させる/属性なし


 ローション状の少しトロッとした液体。しかしこれは意志を持った生物であり、低級魔族の一種である。魔族としては魔力がほとんどないので、ほとんど物質扱いである。思考はほとんどなく、状況を自動的に識別して効果をわずかに発揮する程度である。巨大な単細胞生物といったほうが近いかもしれない。

 ドリンクはその名のとおり、小さなビンに入っており、普段は微動だにせず何も考えず、ただの液体である。振っても変わらない。しかし、体の中に入ったとき、わずかな意志が活動をはじめ、自分の入った体が男か女かを識別したうえで、さまざまな効果を発揮するのである。

 ドリンクは初期ステージに出てくる。上級ステージではほとんど必要とされず、冒険者に影響を与えもしないので、弱い敵たちのアイテムといえる。このドリンクにはいくつかの種類があり、飲んだ相手によっても効果が違う。ドリンクを女が飲んだ場合、次のような効果がある

 1.攻撃力だけが二倍になる。アソコの締まりがよくなり、体液がローション質に、体臭が催淫効果を生む。
 2.防御力が二倍になる。神経が鈍くなって、どんなに責めてもあまり感じない。
 3.魅力・体力・魔力が二倍になる。補助攻撃系の敵が飲むと厄介だ。
 4.自動的に精力が回復。
 5.全能力が倍になる。攻撃力、防御力、精力、魅力体力などなど、ずべてがキッカリ二倍。これが一番強力で、レアなアイテム。

 同じものでも冒険者が飲んでしまうと、次の効果が現れる。

 1.攻撃力が半減。ふにゃふにゃになってしまって快感を与えられない。
 2.性感神経が開発されてしまう。少し触っただけで大幅に精力を消費する。
 3.動きが鈍くなり、相手方に2ターン許してしまう。
 4.ターンごとに精力が減少。毒と同じ効果。
 5.一瞬で射精寸前の状態になってしまう。精子が今にも飛び出さんばかりに溜め込まれてしまい、イク寸前の強烈な快感に襲われる。レアアイテムながらもっとも強烈な効果があるので、絶対に口にしないようにしたい。

 これらの効果は、すべて一定時間で切れる。この生物も酸に弱く、少し傷ついたら死んでしまう。つまり胃酸で消化され始めたら効果がなくなってしまうのである(なお、消化しても無害なのでご安心を)。

 敵方でこれを用いるのは弱い女敵だけで、初期ステージしかこの強化アイテムは出てこない。なぜなら上級魔族や神族は、こんなドリンクに頼らなくても自力で同じ効果を引き出せるからである。冒険者の側にとっても、初期ステージでしか効を奏さないアイテムといえるだろう。上級クラスの冒険者なら、簡単にドリンクトラップを回避できるからである。

 敵がドリンクを用いる場合、敵がアイテムとして所持している場合が考えられる。したがって相手がドリンクを使い、効果が一定時間で切れ、所持品ドリンクがなくなってしまえば、それ以上そいつはドリンクを飲めない。だから、敵がドリンクを使って強化したときには、防御などの対策で精力を温存し、時間が経つのを待てばよいことになる。

 問題は、冒険者がこれを飲んでしまう場合だろう。さまざまな弱体化効果が現れるので、できれば口にしたくはない。口に含んだとたんに体の奥までちゅるりと全体入り込み、体内で魔法を発動させてさまざまな効果をあらわす。冒険者がこれを飲んでしまうのは、騙される場合がほとんどである。回復薬と同じビンに入っていて、知らずに飲んでしまう場合である。

 飲んだ直後にエンカウントするのは、トラップを仕掛けた相手が潜んでいて冒険者が飲むのを待っているからである。よーく見れば、「回復薬」と書いてあるラベルにボールペンか何かで「…ではありませんw」とか書いてあったり、ビンのふたが開いていたり注射針の跡が露骨についていたり、「誰かが仕掛けた」のがアリアリなのだ。

 レベルが上がって注意深くなれば、こんなトラップには引っかからないはずだ。初期ステージではそれほど狡猾なダマシは少ない。飲む前に調べれば分かるので、さらにある程度のレベルがあって魔力を培っていれば、魔の波動を感じるので、トラップを回避することができる。万一飲んでしまったら、効果が切れるまで回復と防御に努めてその場を切り抜けるしかない。

 ※このネタは聖さんからいただきました。ありがとうございました。
 


トロール【とろおる】

  種 族:精霊
  レベル:D
  得意技:力任せの技中心、秘技バナナ締め/属性なし


 大地の妖精で、身長2メートルはゆうにある巨人。尖った大きな耳が特徴で、強大なパワーを誇る。力は強いがオツムはそれなり。度々知略に引っかかっていいように利用されたりする。性格は凶暴にして粗野、がさつでいい加減な所もある。人間の女性と同じように宝石とかキレイな物が好き。
 
 彼女は多少慣れてきた初級冒険者達を苦しめる存在だ。場合によっては初級ステージのプチボスになることもある。大柄でナイスバディではあるが、きめ細かいテクニックなどは苦手。繊細な攻撃はほとんど行わず、大体が力技だ。冒険者を力ずくで押さえ付け、一方的に騎乗位挿入。乱暴にイチモツをこねくり回しながらガンガン動きまくる。また冒険者を抱き起こして男の腰を鷲掴みにしてムリヤリ大きく揺り動かすこともある。
 
 相当乱暴な攻撃が目立つし、腕や足のゴツゴツした筋肉や鍛え抜かれた腹筋が何とも男勝りである。しかしそれでいて、ふくよかなバストとアソコだけは甘美な感触を備えているのが特徴だ。『エンジェル・クエスト』ではヘラクレアというトロールが登場し、強力な力技・秘技バナナ締めを駆使して冒険者達を苦戦させた。
 
 これがトロールの必殺技であり、騎乗位や座位で彼女が下腹部にありったけの力を込めると、やわらかくて心地よい圧迫感にイチモツが押しつぶされそうになる。硬さに自信のない冒険者は尿道を完全に閉ざされて射精すらできない状況に陥るだろう。そうなるとイキながら悶絶する。射精するまで絶頂感が止まらず、トロールが離してくれるまで延々とイキ続ける危険性さえあるのだ。
 
 大きく激しい動きに翻弄される点も厄介だ。トロールの力は並大抵ではないので、男の力ならと思って力ずくで対処しようとするとすぐに返り討ちに遭う。ここはむしろ、相手が使わない作戦、繊細で微妙なタイミングの、計算されたテクニックでコチョコチョしてあげるに限る。強く突き上げるのではなく絶妙なタッチでゆっくり優しく愛でてあげる。意外にもこの攻撃がトロールには新鮮な快感となり、つい緩んでしまうのである。やはりトロール相手には知略戦がモノを言うということだ。
 


ドロルメイド【どろるめいど】

  種 族:超人
  レベル:D
  得意技:ご奉仕系、簡単な魔法/手フェチ、フェラ、しっとり癒し、イメクラ、美声


 なぜか地下に住んでいる萌えメイドさん。日の光を嫌い、長年深い洞窟に住み続け、ついに永遠の若さ、白く透き通るような肌、簡単な仙術を身につけるに至った。常に薄暗いところを好み、狭くジメジメした地下深い場所でひっそりと暮らしている。それなのに、彼女の性格は底抜けに明るく、満面の笑顔とコロコロ可愛らしい明るい声で暗い洞窟を照らし出すのである。どうやらこれも修行の成果らしい。
 
 常に洞窟などの地下ステージに登場し、場違いな明るさで冒険者を翻弄する。長い間紫外線と無縁だったために美白を極めた肌が自慢。ジメジメした地下洞窟なのにフリフリのメイド服でご主人様をお出迎えである。メイドだけにご奉仕技が得意で、持ち前の明るさで「いらっしゃいませー」と近寄ってくる。そして優しくイチモツをしなやかな手でいじってくれるんである。慣れない冒険者は地下の暗いイメージを忘れてついついドロルメイドの手技にはまってしまうことになる。
 
 さらにドロルメイドはつぶらな瞳で冒険者を見つめながらひざまづき、「それでは失礼しまーす♪」と咥えてくる。気配りの行き届いた丁寧なフェラチオに悶絶する冒険者も少なくない。時々口を離し手でさすりながら可愛らしい声で「いかがですかぁ?」「気持ちいいですか〜?」といつも声をかけてくれる。癒しのテクニックもナカナカのものだ。洞窟なのに萌えメイドというギャップが興奮のシチュとして冒険者を追い詰めるのである。
 
 その肢体の方も白く美しく、つい見とれてしまう。また、初級冒険者は魔法を使うことができず、それに対して彼女の方は簡単な魔法を使ってくるので、戸惑うことも多い。簡単な魔法だから、強烈に快感をお見舞いするようなものではないが、冒険者を安心させ、半分眠ってしまいそうな効果がある「子守唄」を歌うことができる。癒しの歌声が甘く囁くように冒険者の耳をくすぐると、慣れていない男は脱力し、数ターンドロルメイドにご奉仕されっぱなしになってしまうのである。こうして優しく抱き寄せられながら修行の成果の手がイチモツをやさしくさすって昇天である。
 
 手フェチでない冒険者ならこれにも耐え切れるかも知れないが、そうなるとお次は長いフリフリスカートを捲り上げてのバックご奉仕が始まる。ゆっくりしっとり癒すように前後する萌えメイドの動きに、慣れない男達は頭を抱えてのけぞりながら耐えようとするが、精力はお構いなしに奪われていく。そうして彼女はゆっくり大きくお尻を回転させながら冒険者を洞窟の壁際に追いつめて、ご奉仕の代金である白濁液をたっぷり請求するというわけだ。
 
 ドロルメイドはヘンテコリンなキャラながら初心者にとってはそれなりに厄介な相手である。しかし、手コキは得意な萌えメイドも本番の攻防はそんなに熟練しているわけでもなく、服を脱がせて入れてしまえば相手の精力を大幅に削ることも難しくはない。そこで気をつけるべきはラリホー攻撃と透き通るような美しい肢体だけであり、気をしっかり持ってガンガン突けば勝てる相手である。彼女のご奉仕に受け身になってしまうとバックご奉仕まで持ち込まれてしまうので、その前にこちら主導でイチモツを武器に突き倒すのが吉。
 
 ちなみにドロルメイドのHPは55、MP10。倒すと経験値22でゴールドは89である。
 




 

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