ネクサス69【ねくさすしっくすないん】

  種 族:メカ
  レベル:C
  得意技:シックスナイン/フェラ、おもちゃ、密着


 某研究所で開発された、男性向け性玩具。「用途はセックスのみという気合の入ったレプリカント」だそうである。ネクサスとは結合・連結の意であり、つまり主にシックスナインでの結合を目的に設計・量産されていたロボットである。

 しかしあるとき、このメカに致命的な欠陥があることが判明した。彼女の頭部に組み込まれている、精神を司る超ハイテク高分子人工知能”マスター・ベンション”が暴走しやすく、また簡単に外部からの進入・改ざんが可能なことが分かったのだった。

 気づいたときにはもう遅く、大量に生産されたネクサス69が暴走して男たちを襲ったり、悪者によって制御されて性力を駆使した侵略の道具に使われたりしたらしい。現在は設計書も破棄され、マスター・ベンションも欠陥品なので処分された。つまり表向き新たに製作されることはなくなったわけだ。

 しかし、裏ルートでは、悪意ある者の手によって、このメカの設計書が出回っており、高度な人工知能さえ手に入れば、暴走ネクサスロボの製作が可能となっている。運よく材料を手に入れた悪人が、このメカを利用して、ある時はメイドがわりに、ある時は危険な作業に、ある時は自分自身の慰み者に、そして量産して男たちをテゴメにしたりした。彼女たちは、いつでもどこででも男をねじふせてはシックスナインにもちこみ、精を吸い上げては体力を奪う。狂ったように人間を襲いまくる美しきロボは、侵略にうってつけなのだ。

 こんなメカを悪の心に染まった宇宙の覇者や魔族がほっておくはずはなく、セックスバトルRPGの世界においてこの暴走ロボが量産され、徘徊している。現に、『とらわれペンギン』ではこの暴走ロボが大量に歩き回り、男の上に乗ろうと冒険者を探し続けているのである。

 ネクサスたんは、シックスナイン用ロボ。それ専用に造られているので、シックスナインだけで攻撃してくるのがほとんど。というわけで、魔力があるわけでもなし、たいしたことがないと思っていたら、手痛いしっぺ返しを喰らうことになる。そもそもシックスナインは『トワイライトゾヌ3』では最強の技であり、どんなに主人公の精力がありあまっていても一気に射精に至る恐ろしいものなのである。

 ましてネクサス69は、機能そのものが相当すぐれており、精力が非常に高い上、攻撃力防御力ともにたいへんすぐれている、超科学の結晶なのだ。だからそれなりに進んだステージに登場する敵なのである。素に強い相手なので、『とらわれペンギン』でも1Fに出現する。

 ネクサス69は冒険者を見つけると自動的に襲い掛かるようプログラムされており、強力な力で押さえつけて上に乗ってくる。もちろん体勢はシックスナイン。気持ちいいフェラチオの何たるかをすべてインプットされており、ぷるんとした唇、変幻自在な数本の人工舌部、口内に充満する催淫効果つきのローション、しかも無防備な男の陰部を満遍なく絶妙なタイミングで愛撫しまくるしなやかな両手指先が容赦なく襲い掛かる。適宜バイブ機能で男を高めながらイチモツの感じるポイントを的確に責める舌触り、全体をやさしくしごきたてる唇、玉袋や会陰への絶妙なタッチで射精感をあおる指先が、ひっきりなしに快感をつむぎだす。もちろん、計算されてコーティングされたもち肌が密着して覆いかぶさったまま冒険者を逃がさない。

 しかも冒険者の顔面近くに寄せられたつるつるの陰部(型だけで挿入は不可能)には強力な催淫霧吹きが搭載されており、加湿器のように絶えず男の顔にいやらしい霧が吹き付けられる。これを吸い込まされながら冒険者はフェラチオ連続攻撃に晒されるわけだ。冒険者の上半身は、彼女のすべすべ高分子ふとももやおなかにおさえつけられたまま逃げることもできず、強制的に甘い霧を吸いこまされることになる。

 冒険者は舌や指先でネクサス69のアソコを責めるほかはないが、彼女の性感帯の感度はかなり鈍く設定されており、なかなか感じてくれない。一回のターンで与えられるダメージも相当少なく、レベルが低いうちは一ケタなんてこともめずらしくない。それでいて総精力が高いので、なかなか絶頂してくれないというわけだ。フェラ属性の冒険者ではまず勝てない。一方的に高められ、愛くるしいワレメを見せつけられながら催淫効果で高められ、全身から精を搾り取られてしまうだろう。

 咥えられている下腹部から染み込む分と、顔面にひっきりなしに吹きつけられる分、つまりネクサス69の前後から放出される催淫液が、冒険者の性欲をどんどん高め続ける。長期戦はきわめて不利だが、そこへもって硬いのがこのロボのイヤラシイところなのである。

 さらに、反撃してアソコを舐めようものなら、ひっきりなしに放出される液を直接飲み込むことになる。攻撃手段はおおむねこれしかないが、代償として大幅な弱体化は避けられない。

敵わないとて逃げようとすれば、上に乗っているネクサス69にがっしり捕まれ、横向きになろうが立ち上がろうが、どの体勢でもぴったり張り付いてフェラが止まらない。もがいているうちに抜かれてしまうのだ。

 また、ネクサス69の強力改造版であるハイパーネクサスとセットで冒険者に襲い掛かってくることもあるが、この組み合わせは最悪だ。ハイパー版の得意技はアナル舐めと前立腺バイブ刺激である。つまりネクサスに催淫フェラを受けながら同時にハイパーに下から密着されつつお尻の穴を責められることになる。もちろん催淫液も二倍、バイブ振動の中でイッてしまう危険が大きい。

 上に乗って冒険者を固める彼女のテクニックは完璧で、一度彼女に見つかったらもう逃げられはしない。だからネクサス69にエンカウントしたら脱出や逃亡は試みずに、必死で戦うほかはない。

 このロボの性器は催淫霧を噴き出す装置だけであり、挿入機能がない。まさにシックスナイン専用なのである。したがって本番戦に持ち込むことは不可能であり、せいぜいスマタ攻撃ができる程度だ。もっとも、相手がすんなりとこちらの体位にあわせてくれるはずもなく、たいていはシックスナイン勝負となる。そうなればやはり、防御をしっかり行い、ひたすら舌・指を動かして責めるしかない。指先・舌先の技術と耐久力の勝負となるだろう。

 とかくネクサスたんは、実力だけがものを言う相手なので、自分の力を頼りにしよう。またハイパーと組み合わせの場合は、まずノーマルネクサスロボをすべて平らげてから、ハイパーに立ち向かうべし。それまでは自分のお尻をハイパーのいいように弄ばれることになるが、我慢あるのみである。上のロボットをまずなんとかしなければ、思うように身動きが取れないからである。

 なお、裏技として、場合によってはハッキングも可能ではある。もしどうしてもレベルが足りずに、ネクサス69から逃れたいと思うなら、どこかで専用端末を購入して、彼女に襲われた時に発動させれば、中枢機能たるマスター・ベンションを狂わせることもできる。成功すれば、男を襲うという彼女の目的を改ざんして、その機能を停止させることができる。端末は高価でレアなアイテムだが、ネクサス除けとして持っておくのも手ではある。ただしこれは、あくまで一時凌ぎであって、いずれは自分の実力で倒せるように修業あるのみだ。


ネグリジェンヌ【ねぐりじぇんぬ】

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:甘い囁き/属性なし


 ネグリジェを身につけた仏蘭西女様。薄いスケスケの寝巻きの下は全裸で、真っ白い肌を垣間見ることができる。そんな格好で外を歩くと寒いから、どうしても人肌で温まろうとするんである。

 ネグリジェンヌは初期ステージに登場する、いわゆるザコではあるが、やはりパリっ子の美しい顔立ちと透き通るような肌は魅力的だ。まったくの全裸で登場するのではなく、70%しか見えない絶妙なネグリジェを戦闘服にするあたり、やはりチラリズムの極意がわかっているといえる。

 彼女はネグリジェのまま冒険者に抱きつき、耳元で何かを囁く。女に慣れていない冒険者を虜にし、背の高いナイスバディにいいように弄ばれてしまう。彼女は本番挿入よりもそのまえのスキンシップを好む。執拗な愛撫攻撃は手馴れたもので、しかもなかなかネグリジェを脱いでくれないため、ボディータッチの防御も万全だ。甘いフランス語で囁きながら男の全身を濃厚に愛撫する攻撃に、多くの初心者がメロメロになってしまうのである。ナメてかかるような素人冒険者では勝つことができないだろう。

 とはいえ彼女は普通のガイジン女様であり、特に攻防に長けているわけでも必殺技があるわけでもない。レベルの上がった冒険者の敵ではないが、欧風の顔立ちに弱かったりするとその肢体の魅力の虜になってしまうだろう。どんな相手でも気を引き締める必要がある見本といえる敵である。
 


ネクロフィリア【ねくろふぃりあ】

  種 族:妖怪
  レベル:D
  得意技:粘液を滴らせる/属性なし


 死体愛好者。もともと生身の男に興味がなく、しかし死んだ男の肉体に異常なまでの興味と興奮を示す。つまり死体とセックスすることでしか感じないのである。ゾンビを性欲のはけ口とする好色魔術師の女版とも言えるが、魔法が使えるネクロフィリアはさほど多くはない。動かぬ死体相手に想像で感じてイクだけの場合が多いので、死体に魔力を注入する必要がそもそもないのだ。

 そんなことをくり返せば寿命はもちろん縮む。病気になり、若くしてみずからも死体となる。しかも屍姦とゆー罰当たりなことを続けたために死霊に呪われ、ついには死してなお精を求めるアンデッドになり果ててしまったのである。ただのゾンビとは違って、ネクロフィリアは魔法によって動くでもなく、腐敗もしない。魔力のないアンデッドということで魔族には組み入れられず、元人間だったこともあって、ここでは妖怪として扱われる。

 初級ステージでの強敵として扱われることが多いネクロフィリアは、死霊の呪いによって性欲の虜となっており、男を見つけるやすぐさま襲い掛かってくる。しかし悲しいことに、もともと彼女は死体にしか興奮しないため、いくら男を求め交わっても、なかなか満足できない宿命を背負っている。呪いの効果覿面というわけだ。

 そんな相手なので、冒険者のようなナマの男では、たいして彼女にダメージを与えられない。彼女の攻撃力と精力は生前のままではあるが、その防御力は他のザコのなかでも群を抜いている。どんなに責めても、この冷たい体を温めることはできず、ほんのわずかずつしか敵精力を削ることができない。彼女たちの鉄壁の守り(というより根本的な趣向の差)を打ち破ることができず、カウンター締め付けとシゴキの前に尽き果てていった初級冒険者も少なくない。

 ネクロフィリアは一応死体であるため、ぬとぬと粘液を滴らせることができ、それがオソソの攻撃力を上げるので、長期戦は危険となる。が、ダメージをわずかずつしか与えられないため、長期戦になりやすいのが厄介である。彼女こそが初級冒険者が 初めて悩まされる人外娘という場合もあるだろう。

 冒険者みずからも死体となれば、ネクロフィリアを簡単に倒すことはできる。が、死んでしまっては何にもならない。やはりここは、生きた男の良さを思いっきり教えてあげるのがいいだろう。死体っぽく振舞っても生の躍動をごまかすことはできないから、かえって生き生きと責める方がましといえる。とにかく粘液筒にガマンを重ね、ひたすら攻撃あるのみである。これも修行と思ってがんばるしかない。やがてレベルが上がれば、その鉄壁の守りさえ打ち破れるほどのクリティカルヒットを繰り出すこともできるようになる。

 なお、ネクロフィリアはゾンビとは違うので、腐敗もせず外観も生きている女性とさほどかわらない。死んだような目と(死んでるんだが)、体温がないのでひどく冷たい体というのが特徴だ。また、彼女が生身の人間によって絶頂すれば、つまり屍姦の良さ以外の良さに気づけば、そこで死霊の呪いが解けることも多く、ネクロフィリアは解放される。冒険者としてはやはり、呪われて死ぬに死ねないアンデッドは解放してあげたいものである。
 


ネクロマンサー【ねくろまんさあ】

  種 族:超人・魔族
  レベル:D〜C
  得意技:ゾンビを操る、魔力強化、魔族の場合はジワジワ魅了/集団


 死体に魔力を注入し、ゾンビを作り出すことができる高等魔術師や魔族。超人の作るゾンビはさして強力でもないが、魔族の作り出すゾンビはコープスになることもできる厄介な道具である。かれら術者・支配者のことをネクロマンサーと呼び、そのなかでも女性のネクロマンサーはSBRPGで敵として登場する。ネクロフィリアがさらに昂じて、動く死体を操る場合もあるが、ここでは主にゾンビ使いという位置づけにしよう。

 ネクロマンサーは、墓地や古い洋館など、アンデッドステージのボス役として登場することが多い。数多くのゾンビを操り、冒険者に襲わせる戦法を取る。比較的未熟な冒険者では、数多く群がるゾンビたちを乗り越えるのは難しいだろうし、なんとかネクロマンサーのところにたどり着いても、その強力な魔力に太刀打ちできない。

 プチボスとなるネクロマンサーは、つねに魔力で自分の体をガードしており、性感帯を鈍くしているので、簡単には感じてくれない。また、その魔力を駆使して自分の攻撃力を倍増させることもできる。魔力で肌の質感を徹底的に高め、スピードを倍にすることもでき、またオソソの具合を格段に高める魔法を使う。そのうえ、彼女に触れた冒険者には魔力が流れ込み、魅了を初めさまざまな弱体効果をおしつけられることになる。

 また、超人ネクロマンサーは比較的初期のステージでゾンビ使いとして登場するが、筋金入りの魔族ネクロマンサーは魔界からゾンビやコープスを遠隔操作している。支配するステージも広くなり、登場する敵も強力だ。魔族ネクロマンサーに目をつけられた冒険者は続々と集まってくる女ゾンビやコープスたち相手に24時間快感にさらされることになる。この状況を乗り越えるためには、ぜひとも魔界に渡って、操作しているネクロマンサーを倒さねばならない。

 魔族ネクロマンサーは、その実力も並々ならぬものがある。魔族タイプなら強力なアンデッドを召喚することもでき、彼女を倒そうという時にはつねに集団戦となるだろう。本体の強力な魔法で弱体化されながら、次々召喚されるアンデッドの快感攻撃に長時間翻弄され、やっと本体に触れたと思ったらそのとたん射精なんてことも珍しくない。

 さらに、強力な魔族ネクロマンサーの魔力は、アンデッドと戦う冒険者の精神にも影響をおよぼす。ゾンビと交わっているうちに、アンデッド系の女の良さに気づいてしまい、冒険が長引くにつれ粘液を滴らせる死体がどんどん魅力的に思えてしまうのだ。そうなると本体にたどり着くころには、彼女の操る側近アンデッドの魅力にメロメロになってしまい、死体のアソコだけを切り取ったオナホールで冒険者を責めるゾンビの手の動きに魅了されるなどという倒錯した趣向のうちに、ネクロマンサーが見ている前で射精間違いなしである。

 超人ネクロマンサーは魔力で自分の体を強化しているが、ある程度の実力があれば突破もできるだろう。操れるゾンビの数も実力もかぎりがあり、攻略も難しくはない。

 問題は魔族ネクロマンサーの場合だ。彼女の魔力強化の度合いも半端ではなく、並の責めではため息ひとつ出さないだろう。それでいて次々とひっきりなしにアンデッド召喚を行う。実力のない冒険者では1ポイントもダメージを与えられず、妖しいアンデッド集団に囲まれて射精ということになる。その魔力ガードを超えるだけの攻撃力と、魔法で強化された快感攻撃に射精しない防御力が必要である。

 それでも、攻撃パターンは魔族にしては単調ではある。ゾンビを操り、魔力で強化、ジワジワと冒険者をゾンビ好きにする以外、これといった特別な魔法を使うわけでもなく、狡猾なトラップも作らない。ステージも分かりやすく、実力さえあれば本体にたどり着くのは簡単である。本体も強力ではあるが、魔力で太刀打ちできないのなら実力でガードを打ち破り、ネクロマンサーに悦びを与えるほかはない。魔族の中では弱い方なので、これで倒せなければ魔界の攻略はできないだろう。
 


猫又【ねこまた】 nm

  種 族:妖怪
  レベル:C
  得意技:媚態、魅了のダンス、甘い囁き、ふともも攻撃、全身ナメ、バック、連続射精の呪い、操り、憑依/思春期、足フェチ、美声


 飼い猫がずっと長生きをすると、雌のネコは猫又という妖怪になる。伝承では12、3年で化けるとされるが、現代ではネコさんもかなり長生きで、10〜20年の寿命なんてヤツもザラにいる。そうなると日本ではネコマタだらけのはずだが、連中はあいかわらずあくびして寝てはニャ〜ンと鳴いて暮らしている。

 とにかく、長寿のメスネコは妖怪に栄転を遂げ、猫又になる。尻尾がもう一本生え、その体は美少女の姿をとり、知能も人間並みになるといわれる。オレンジ色のふさふさしたレオタードを好んで着ている。足が太く、ずん胴で、胸もさほどではないのは、要するに幼児体型ってことである。そしてオレンジのショートカットが可愛らしさを引き立たせる。カワイイキャラなのは飼い主に甘える習性が残っているからと思われる。

 猫又はかわいらしい女の子の微笑と甘えた声、太くスベスベのふとももで男を誘惑し、虜にする能力を持っている。魅了されてしまえばそのまま「いただきまーす♪」なんである。彼女がねらう男は、かわいがってくれた飼い主の男、虐待した飼い主の男、飼い主にひどい目に合わせた男と相場が決まっている。かわいがってくれた男のもとにあらわれるのはお礼のためであり、毎晩のようにあらわれては少しずつ精を抜き取ってくれる。それは純粋に快感だけを与えるのであり、衰弱はない。飼い主が結婚するなどして性のお礼が必要なくなったとあれば、すぐに猫又は飼い主に頭を下げて別れとお礼の口上を述べ、冥界に向かうのである。

 だが、虐待者と、飼い主をひどい目に合わせた男のもとへあらわれる猫又は、もっぱら復讐のためにあらわれるのであり、その場合はひと晩でも枯渇するほど激しい搾り取りようで、数日続けば全員死んでしまう。一番罪が重いのは飼い主を殺した男。次に虐待者。次に飼い主を死ぬほどつらい目に合わせた男と続く。罪の重さによって精を搾る激しさに手心が加えられるが、いずれにしても猫又に復讐されたら生きては帰れない。軽い罪の者はそれだけ毎晩の快楽を味わって死ぬのであり、罪の重い者は一晩でミイラになってしまう。

 復讐にねらわれた男は、夜ごとあらわれる猫又の魔力とベビーフェイスに魅了され、恍惚の表情を浮かべたまま死ぬまで精を出し続けることになる。彼女の媚態と妖力は、出し尽くしたはずの精子をふたたび急ピッチで生産させ、連続して何度でも射精させることができる。連続射精の呪いを受けた者は、猫又のことを思い出しただけで射精してしまうほど精子生産が盛んになり、夜な夜な本物の猫又によってさらに搾り取られるハメになる。これでは全生命力が精子に変えられても不思議ではない。

 かつて飼い主が理不尽な殺され方をした時、ネコがそのウラミを引き継いで猫又になり、カタキの元に美少女の姿であらわれ、一晩で全精力を抜き取って復讐を果たしたという話がある。また、集団で飼い主をおとしいれて全財産を奪い、自殺に追いやったグループも一晩で7、8人全員が枯渇死した伝説もある。さらに飼い主の少年を苛め抜いてうつ病に追いやったいじめっ子の元には、一ヶ月間毎晩猫又があらわれ、一晩で数回脈打ちの軽い罰を続けて衰弱死させた。快感も度をすぎれば死を招く。いかに男が恐怖しても、あらわれた猫又の魅力には逆らうことができず、セックスにおうじてしまうのだ。死は決定的というわけである。

 SBRPGの世界では、飼い主かどうか、復讐かどうかに関係なく、男すべてを恨むように仕組まれた猫又が、少し進んだステージに徘徊している。冒険者を見つけるやいなや、一晩でミイラにするつもりで襲い掛かってくる。かなりの強敵である。

 彼女が冒険者を見つけると、まずはかわいらしい笑顔と媚態、スベスベの足を見せて誘惑する。さらに手ぬぐいを頭にかぶってエッチなダンスを踊る。このダンスには妖力が込められており、多くの冒険者がそのくねる肢体につい引き寄せられてしまう。これが、復讐された男が死ぬほど抜かれて死にたくないと強く願いながらも、夜な夜なあらわれる猫又に勃起してしまう秘訣なのだ。冒険者が近くにきたら、今度は男を欲情させる甘い囁きでトドメの魅了攻撃だ。猫又は戦闘前にすでに、冒険者をメロメロに弱体化させるのを常套手段としているのである。

 さらに猫又の誘惑攻撃は続く。魅了されて頭の中がジンジン疼き、身動きが取れない冒険者に、猫又は容赦なくむちむちの体をこすりつけ、全身の性感帯だけを刺激できる特殊な舌で体中を舐めまわす。肌と舌の愛撫攻撃に射精してしまう冒険者も少なくない。射精を免れたとしても、彼女の舌を味わった男はもう完全に猫又の虜なのである。

 仕上げに、脱力した男に猫又は抱き付き、自慢の足で冒険者の下半身を撫で回し、さんざん疼かせておいてお得意のバックスタイルで誘う。吸い寄せられるように、冒険者は猫又と結合することになる。そして入れたが最後、妖しくくねる臀部とアナルをくすぐる二本のシッポに翻弄されて、あっさり中出ししてしまうというわけだ。そうなるともう冒険者は無事ではすまない。妖力によってどんどん精子が生産され、連続してイキ続けることになる…ミイラになるまで♪

 その秘密はこうだ。彼女の膣はヒダが弁のように奥に向けて伸びており、一度挿入するとナカナカ抜けなくなる。入れるのはスムーズだが抜こうとするとヒダが絡み付いて膣の中に押しとどめようとする。そしてふくよかな下腹部でこねくり回しながらどんどん精を抜き取る。途中で気がついて離れようとしても、抜こうとあがけばあがく程絡み付くヒダがアソコをかわいがり、かえって射精の速度を早めるだけとなる。猫又の愛液と媚態が妖力を帯び、精子の生産を早め、男の精神をどんどん支配してしまう。こうなるともう射精するしかないというわけである。この感触を思い出すからこそ、呪いを受けた男が昼間でも猫又を思っただけで、いつでもタマタマは精子でいっぱいの状態であることも手伝って、触らずにも出してしまうことになるのだ。

 また、この世界での猫又は復讐者であるため、セックスを愉しむ気持ちがはじめからない。つまり冒険者が執拗に責めても、彼女は素直に感じようとしてくれない。それゆえ猫又は高い攻撃力に負けず劣らずの防御力を誇っている。並の冒険者ではまったく歯が立たない相手である。

 さらに先のステージになると、猫又の強化版「猫しょう」が登場する。猫しょうは、猫又が数多くの精を吸って妖力をため、ついに永遠の命を手にした強力妖怪である。猫しょうクラスになると、猫又の基本技も強まり、魅力が格段にアップする。一度に数回男をイかせることも可能なほどの具合のよさも備えている。

 そればかりでなく、猫しょうは猫又にできない妖術を使いこなす。狼の化身であるワーウルフを大勢操ったり、はたまたゾンビを操るネクロマンサー並みのこともできるようになる。こうなると猫しょうの魅力に加えて従者たちとの集団戦も避けられないだろう。さらに、人間の女性に憑依することも可能で、目に映るすべての女が猫しょうの指図で冒険者に襲い掛かることもあるし、また冒険者の知っているあこがれの女性を操って襲わせることもできる。

 猫又は魅了攻撃のエキスパート。慣れた冒険者であっても彼女たちの魅力に我を忘れてしまう。だから、これに逆らおうとしても無駄な努力となるだろう。かといってメロメロになってしまえば、挿入から射精まであっという間に彼女の思いどおりになってしまうだろう。彼女が魅力的なのは事実なので、それは受け入れつつ、どこかで自分というものを保持するだけの強い意志が必要である。

 戦闘が相手主導となることが避けられないとしても、ぐっとこらえて逆さヒダの攻撃を耐え抜き、ひたすら責めるしかない。といっても精巣にはどんどん精子が溜め込まれ、ずっとオナニーしていないのと同じ状態に追い込まれるので、精力の消費も激しいだろう。回復もしっかり行い、ペースを崩さずに猫又の鉄壁の守りを打ち破るだけのレベルが必要である。

 猫又を愛撫するなら、胸やアソコといった部位よりはのどやおなかの方が効果的だ。頭をなでてやるのも良い。さらに、成功率は低いものの、道具としてマタタビを持っていれば、一定時間敵の注意をそらし、性感帯を緩めることもできる。補助攻撃を大事にしながら、特殊な肉筒を悦ばせて倒すのが正攻法である。

 相手が猫しょうの場合、マタタビなどは効かないので、さらに実力勝負となる。そのさい、猫又をはるかに超えた魅力と絡みつくヒダ、猫又の数倍以上の速さでパンパンに溜め込まれ膨れ上がる精巣に注意が必要だ。もちろん従者との集団戦や妖気による弱体化、守りの強化なども冒険者を悩ませるであろう。魔法攻撃は効かないので、やはり攻撃・防御、精力保持の基本で倒すしかない。
 


ねこみみっく【ねこみみっく】

  種 族:トラップ
  レベル:C
  得意技:閉じ込め、魅了、幻覚、全身ナメ、バック全般/ロリ、妹、密着


 ミミックのにゃんこ版。猫又がミミックになったようなもので、もちろんミミックよりもずっと強力なトラップである。

 ねこみみっくは、普通のミミックでは太刀打ちできなくなった強い冒険者相手に待ち構えるトラップであり、ふたを開けると有無を言わさず箱の中に閉じ込めて密着する。たとえ小さな宝箱であっても、トラップが発動すると大きくなるので、簡単に閉じ込められるのは普通のミミックと変わらない。

 かわいらしい猫耳がチャームポイントのねこみみっくは、捕まえた冒険者に「お兄ちゃーん♪」と襲い掛かってくる。コロコロした声とベビーフェイスを売りに、あっという間に冒険者を夢中にさせるだけの魔力がある。そばにいて見つめられるだけで、冒険者の心がくすぐられ、そのかわいらしさに心を緩めてしまうのである。

 もちろん箱の中は淫気でいっぱいであり、本体のねこみみっくも全身が催淫剤のカタマリといえる。閉じ込められた瞬間から、冒険者の性感帯はどんどん開発され、精子の生産も急ピッチで進む。3分もいれば精巣がパンパンになって、出したくてたまらない状態になるだろう。そこへ催淫効果を持つネコミミックの肢体が擦り寄り、粘液滴る全身ナメで冒険者を悦ばせてくるのだ。そうなると閉じ込められた男は感じながら弱体化させられ、射精欲が飛躍的に高まってしまう。

 トドメとばかりに、ねこみみっくの逆さクラゲのヒダヒダがバックで襲い掛かる。ヒダが奥に向かって伸びており、一度入れたら猫又と同様、簡単には引き抜けない構造になっている。そうして催淫効果で高めながら蠢くオソソが男を絞り上げ、かわいいあえぎボイスで心の底までくすぐってくる。その攻撃力は絶大で、ミミックに慣れた冒険者でも簡単に追いつめられてしまうのである。こうして、箱の中で本体も息子もガッチリねこみみっくに捕らえられ、密着しながらゲームオーバーとなる。

 また彼女は、高い魔力で冒険者に幻覚を見せることもでき、捕らえられているはずなのに外で数百人と交代で挿入させられているといった幻覚によって、一対一の挿入の快感が何倍にも膨れ上がってしまう。もちろん全身をくまなく触られている幻覚というのも可能だ。また、小娘っぽいねこみみっくの風貌が気に入らない冒険者には、アダルトでボイーンなお姉さんと交わっているかのような幻術を見せる。

 オマケにねこみみっくはトラップなので、もともと性感帯が鈍く、つまり高い防御力を誇っている。冒険者の方はどんどん魅了され、肉体も弱体化されるのに、敵側はずっと高い攻撃力と鉄壁の守りを持っているのである。これでは簡単には倒せない。

 いずれにしても、ねこみみっく本体を倒さないと外に出られないので、淫欲に負けずにかわいらしいモンスターを平らげるしかない。長期戦は避けるべきだが、彼女も幼い顔とカラダにもかかわらず実力者であり、簡単には脱出できない。頭に生えたねこみみをかわいがりながら、一心不乱に突きまくって、催淫トラップを打ち破り、明日への活路を切り開くほかはないだろう。

 トラップを察知してむやみに箱を開けないのはもちろん、はまってしまったら全力で戦うしかない。中級以上のレベルがあれば、ねこみみっくを乗り越えることができるだろう。
 


ネコ娘【ねこむすめ】

  種 族:キマイラ
  レベル:D
  得意技:甘える、萌えさせる、全身ナメ/ロリ、妹、フェラ


 人間とネコの融合体。ねこ率は10%くらいだが、オスを求める情念と、ふにふにの「ねこみみ」が少女につけくわえられる。ねこみみ美少女は世の男性の垂涎の的。そんな改造されたネコ娘は魅力度300%アップ間違いなしである。ただし、イラナイ性質も追加される。ネコなのでいつも眠い。そして頭脳はネコにヒゲを足したくらいになってしまう。なので頻繁に発情しては転げまわって「ねこみみモードでぇ〜っす♪」とか言っちゃうのでちょっとバカっぽいアタマが緩い。でもそこがイイという人も結構いるかもしれない。

 ネコ娘は初級ステージの強敵だ。経験の浅い冒険者にとっては、人外娘の魅力を存分に思い知らされる相手となるだろう。SBRPGでは、四六時中発情したネコ娘が全裸で男を求めてさまよっている。冒険者に出会うとうれしそうに擦り寄ってくるわけである。

 ネコ娘は甘え上手で、人間の娘に比べて精子を搾り出す能力が格段にすぐれている。人間にちょっとヌコが混ざっただけなんて侮っていると、あっという間に萌え美少女の真髄を思い知らされることになる。

 彼女はネコゆずりの媚態で冒険者を魅了し、男の性感帯を刺激するざらついた舌で全身を舐めまわす。魅了された冒険者は、ネコ娘になすすべもなく舐めさせるに任せる状態になる。やがてその舌は冒険者の下腹部に近づき…ついにはいきり立ったものをドリルのような舌で舐り倒してしまうのである。初心冒険者の場合、そのまま彼女の口の中で昇天させられてしまうだろう。

 多少ネコが混ざっている影響か、挿入した場合の感度も人間の娘以上に心地よい。しっかり締まりながら蠢き、お尻を振りながら精を搾り取る魅惑の媚態の中で、名器慣れしていない冒険者も瞬殺されてしまうだろう。

 だが彼女は、舌触りが心地よいのと、アソコの具合が多少人間を越えているだけで、猫又のような特殊なヒダがあるわけでもなく、魔力があるわけでもなく、実力的にはそこそこの敵である。魅了さえされなければ勝てる相手であり、あとは実力しだいというわけだ。猫又などの強敵に比べれば、彼女はネコ系の敵のなかでも弱い方なので、ネコ慣れしておくなら彼女をたくさん平らげておくと良い。

 それにしても、猫又のように「ぬこが人間化」だと頭脳明晰になるのに、「人間がねこみみモード」だとバカになるのも不思議ではある。人間ベースとネコベースではモンスター化の度合いが違うためなのだろうか。
 


ネットアイドル【ねっとあいどる/ちう】

  種 族:人間
  レベル:E〜D
  得意技:ハッキング、画像修正、まれにAI召喚/思春期、処女、イメクラ


 普段は大人しく目立たない女学生、しかしストレスがたまると一目散に家に帰ってフリフリの洋服に着替え、ネット上に自分の画像をうpして男たちにちやほやされることでストレス解消する美少女。実生活においては波風が立たない平穏無事な日常を強く激しく求めているが、ネット上では自分が一番になり、ライバルを蹴落とし、ネットに携われば誰でもが知っているアイドルであろうとする。そのためにはスキャナで取り込んだ自分の写真の画像を一生懸命修正して美化600%にする努力家でもある。

 テンションをあげるために「おっけ〜! ち●は今日も綺麗だぴょーん!」と大声でフリフリドレスをくるくる回転させる、ちょっとイタイ女の子でもある。もちろんそんな姿を誰かに覗かれたらショック死することうけあいだ。

 ネットアイドルは、リアルではただの娘であり、いざ一戦交えるとネットでよく知っている画像よりも見劣りする”実際の姿”を見ることになるので、戦いも楽になる。初級冒険者にとっては、若々しい肉体という以外は、なんら脅威はないだろう。

 彼女の得意技はハッキングや自分のネット上の画像をシコシコ修正することであり、セックスバトルにはあんまり役に立たない。それだけなら楽勝な相手である。

 しかし、そんな彼女が魔の者に目をつけられでもすれば、ネットアイドルはネット世界に登場する強敵となる。リアルでただの娘だったネットアイドルたちが、ネット内部ステージにおいては強豪と化す。ある程度のステージをこなした冒険者は、リアル世界だけでなく、ネット世界に引き込まれ、そこで強化されたネットアイドルと戦わなければならないこともあるのだ。

 ネット世界では、彼女たちは修正された画像どおりの姿となるし、ハッキング技術などを駆使してネット内部で自由自在に立ち回ることもできる。こうなると、彼女たちは自分の理想どおりの姿、肌触りで冒険者に襲い掛かるし、ネット上に流布しているセックステクニックを読み込んで自分のものとすることもでき、付け焼刃ながらなかなかの技術を見せてくれたりするのである。

 また、ネットアイドルは、まれに超高度な技術を駆使してAIを召喚することがある。召喚されたAIは、ネットアイドルの従者として集団で冒険者に襲い掛かるので、初心冒険者にとっていきなりピンチになってしまう場合もある。もちろんネットアイドルの修正技術がAIたちにも生かされる。

 彼女たちは、AIと同様、ネット世界からエネルギーを奪って自分の精力にすることもできるので、そこそこに強力な相手となる。自動回復機能つきであれば、攻撃力の低い冒険者では相手が無敵になってしまい、奮戦空しくネットアイドルの清楚な体に快感の粘液を振り掛けることになってしまうだろう。初級ネットステージのプチボスを務めることも珍しくはない、それだけの相手というわけである。

 ネットアイドルは、現実世界では、そこそこのレベルがあれば瞬殺も可能なほど弱い敵だが、ネット世界でのアイドルには気をつけよう。ネットステージではプログラムを制御できた方が有利になるため、頭脳プレイになることも多い。バーチャルリアリティの世界を統御し、ネットアイドルの化けの皮を剥がしてやれば、彼女たちの得意な土俵でも勝利することは可能である。
 


ねねこ【ねねこ】

  種 族:妖怪
  レベル:D
  得意技:ねじ伏せる、パイズリ、水中ファック、相撲ファック、前立腺刺激/姉、おっぱい星人、密着


 河童の女総大将。関東一円を制覇した女丈夫総長さまである。河童は普通緑色のグロテスクな体をしているが、ねねこ姉さんはピンク色の妖艶な体つきで巨乳、くちばし以外は人間のお姉さんのように美しさを基本とする。

 昔、ねねこは利根川流域で悪さばかりしていたが、侍に捕らえられて以降、反省して善行を積むようになったのだという。が、もちろん荒々しいアネゴ肌の気性は変わらず、力仕事が自慢である。

 ねねこはとにかく力強い。SBRPGでは、従来の荒々しいアネゴ肌に、昔ながらのいたずら気質まで取り戻し、少し進んだステージの川辺で冒険者を待ち構えている。

 ねねこは、冒険者を見つけるやいなや、飛びかかって有無を言わさずバトルに突入するか、運悪くねねこ姉さんの機嫌が悪かったりすると、川から洪水を起こして冒険者を捕らえ、水の中に引き込んでしまう。

 どっちにしても人間の男では太刀打ちできない剛力で冒険者をねじ伏せ、いきり立ったものを一方的に責め始める。ただしくちばしのためフェラチオはできず、その代わりに自慢の巨乳で挟み込んで攻撃する。69パイズリでツルツルのアソコを見せ付けられながら、冒険者はしばらく一方的にダメージを受けることになるだろう。

 そのあとねねこは、陸上なら相撲ファックをくり出してくる。これは相撲を取るフリをして挿入したまま土俵際をあちこちがっぷり移動する方法で、強烈な締め付けと移動する体の揉みしだきに精力を奪われる、恐ろしい技である。相手の力が半端でないため、相撲で主導権を握ることは不可能に近く、冒険者は抱き締められたまま頭の中が真っ白になって脱力、その隙に寄り切りで土俵を割ってしまうというわけだ。

 また、水中に引き込まれたなら、相手は泳ぎのエキスパート、泳ぎながらの挿入でくねる体の揉みしだき攻撃に、抱き締められながら女体におぼれ、川の中で水分を発射という憂き目に遭う。どっちにしてもねねこ姉さんのパワーと、それにミスマッチした甘美な肢体に沈められる冒険者は多い。カッパだと思ってなめていると大変な目に遭う。

 さらに冒険者がなかなかの経験者で、相撲や水中攻撃に耐え抜こうものなら、ねねこ姉さんは奥の手を出す。河童だけに尻子玉を責めるのが得意で、陸上なら右四つがっぷりのまま冒険者のアナルに指をねじ込んで前立腺をこれでもかとこねくり回す。水中なら挿入を解いてパイズリ69に戻り、長いくちばしで男の尻子玉をこれでもかと刺激しまくる。どっちにしてもツンとくる内部からの強烈な刺激に耐え切れず、ヌメリを帯びた女河童の桃色の体を白く染めることになるだろう。

 ねねこにたいして力で対抗するのは愚かである。まず太刀打ちできない。かえってねじ伏せられ、密着抱き締めの返り討ちに遭うだけである。抱き締められてしまったらもう逃れることはできず、力強い腰の動きに押し切られてしまうのである。ここはヘタに抵抗せず、相手の流れに身を任せながら股間の硬さと防御をしっかりやって、勝手に大きく動く姉さんの自滅を誘う作戦が有効だ。慣れてしまえば、強風に逆らわずにしっかりと踏ん張るヤナギのように、ねねこをあしらうことができるようになるだろう。
 


ネフェルティティ【ねふぇるてぃてぃ】

  種 族:サイボーグ/キマイラ
  レベル:C
  得意技:多彩な奇襲、集団逆レイプ、肉体を蠕動させる、まれに快感の古代呪文/姉、集団


 元古代エジプトの王妃。クレオパトラを凌ぐ程の美女だったと言われ、いまでも「最高の美人」の形容詞である。彼女についての記録は乏しく、多くの謎が残されている。
 
 古代エジプトには死者が復活するという信仰があり、彼女もミイラとして某所に保存されていた。世界には悪い奴がいるもので、冒険者の行く手を阻む目的でネフェルティティの遺伝子を使ってどんどんクローンを誕生させてしまった。したがって冒険者の前には数多くのネフェルティティがあらわれ、現代に復活した絶世の美女たちを相手にしなければならなくなった。
 
 また、クローン段階でさまざまな生物や使い魔等と融合し、キマイラ化したネフェルティティもいる。腕の部分が鳥の羽になっているタイプは空から襲いかかるし、土に潜れるようになったネフェルティティや乳房を自由に動かせるタイプもいる。クローンなので昔の記憶はないが、遺伝子に残された高貴さや、かすかな記録のおかげで、ネフェルティティ同士は惹かれあい、仲間と共に集団で行動するようになっている。
 
 ということは鳥タイプのネフェルティティに襲われながら冒険者は下にも注意しないといけなくなる。上下左右、あらゆるところから攻撃してくるので、徒党を組むと難しい相手と言えるだろう。
 
 ネフェルティティは中盤前後に登場するザコキャラではあるが、その攻撃の多様さや集団連携プレイに悩まされる冒険者は数多いだろう。まずは復活ネフェルティティの裸体に慣れておく必要がある。彼女はクローンではあるが、それ以外はただの美女である。中盤より少し前に登場するクローン美女も、特にこれといった技を持っているわけでもなく、普通の人間と同じように倒せばよい(ただし精力は高めで、必ず徒党を組んでいる)。

 問題は、クローン生成時に改良されたキマイラ・ネフェルティティである。彼女たちはどこにでも潜んでいて、ありとあらゆる場所から冒険者に襲いかかる。奇襲を得意とし、手を翼にしたネフェルが空から急降下してきたかと思いきや、同時に土に潜っていたネフェルが冒険者の足をすくったりする(そこで空襲ネフェルの餌食になる)。

 保護色で壁や岩と一体化していたり、冒険者の影から手を伸ばすこともある。水の中でも街中でも、いつなんどき奇襲されるか分からないところが、キマイラネフェルの恐ろしいところである。そして、彼女たちは必ずといっていいほど、ネフェル同士で徒党を組んでいるから、空と地下、水と空、土と影、といった具合に、冒険者の周囲どこからでも同時に襲いかかってくるのである。

 そうして冒険者を数体で取り押さえて、一方的に責めてくる。キマイラタイプは、体の一部を改造され、飛んだり魚になったり土にもぐったりできるほか、それぞれ得意とする女体のパーツもあり、冒険者は古代より伝わり現代において改良発展せられた、ありとあらゆる性技に見舞われる。

 そればかりでなく、彼女たちは胸やふともも、アソコなどを自分の意志で蠕動させることができ、鳥タイプのネフェルが手を使わずにパイズリできたりする。また、さらに先に進んだステージでは、ネフェルティティがまれに古代呪文を習得していて、男の全身の性感神経を直接刺激する大技を繰り出したりする。魔法は古代ものになればなるほど威力を発揮するということは、ギリシア語をさらにさかのぼる古代エジプトの神秘に触れた冒険者は、防御力無視の快感攻撃に悶絶し、ショック死しかねない快楽の中で最後の一滴まで出し切る羽目に陥る。

 通常のネフェルティティは、ただの復活クローンであるために簡単に攻略できるだろう。キマイラタイプが登場し始めたなら、前後左右上下、どこから襲われるか分からないので、絶えず気を張って進まなければならなくなる。安住の場所はないと考えた方が良い(女人禁制の魔法がかかった宿屋などは除く)。

 襲われるときはたいてい集団戦になるので、押さえつけられての集団逆レイプに注意し、すぐに脱出を図るようにしたいものである。彼女たちは改良部位によって得意なパーツもある程度決まるので、また、それぞれのキマイラネフェルに足りないところが他の改良ネフェルによって補われて集団戦に入るので、それぞれの攻撃に耐えつつ一体一体の欠点をつき、敵側の連携を崩すよう努めるべし。

 そして、まれに発動される快感の古代呪文の威力はあまりに強烈で、PV数発分以上の威力があり、ダイレクトに受けてしまっては勝ち目はない。しかし、古代詠唱呪文はスペルが非常に長く、多大な魔力も必要とするため、失敗率も高いし、何より発動まで数ターンかかるため、事前に魔法障壁などで対策して、効果を半減させることはできる。敵がぶつぶつ言い出して攻撃をやめたら、とっさに対策する必要がある。それをしておけば、古代呪文も何とか切り抜けられるだろう。
 


眠り姫【ねむりひめ】

  種 族:超人
  レベル:D
  得意技:睡眠ガス、カウンター攻撃/処女、密着


 昔々、ある王国に美しい姫がいたが、邪悪な魔女の呪いによって永遠の眠りに陥ってしまった。城全体が眠ってしまい、周囲を茨で覆い尽くされたそうな。で、ある者は眠り姫を助けようと、またある者は眠り姫に性的なイタズラをしようと、大勢の若者が眠り姫の元に向かった。しかし、その城に一歩足を踏み入れたとたん、中で充満している睡眠ガスに当てられて同じように眠ってしまい、はたまた眠気をどうにか堪えて美しい姫の元にたどり着いても、姫の全身から醸し出される睡眠ガスには抗えず眠ったまま死ぬまで精を搾り取られたりしました。めでたしめでたし。

 というわけで、眠り姫は容赦なくSBRPGの世界に駆り出されるんである。なんと言っても眠り姫の戦闘がユニークなのは、彼女は終始眠ったまま戦うということであろう。ナニをしようと目を覚ますことはなく、本番中も眠ったままマグロで応戦する。もちろん本人に戦っている自覚はない。永遠の夢の中なのである。登場はするが、イベントに近いステージで、彼女を救おうとする冒険者の話が挿入されることがあるという以外、通常敵として眠り姫が出てくることはまれといえる。

 そのステージや戦闘は今までにない戦いが要求される。彼女の吐く息、全身の毛穴から出るガスが、すべて強力な睡眠薬になっており、彼女に近づくだけで男たちは眠りに落ちてしまう。そうやって眠り姫は身を守ってきたのだ。彼女のもとにたどり着くだけでも一苦労だが、それ以上に彼女のそばで起きていられるかどうかが重要となるのである。

 そんな睡眠ガスを吐き出している相手と抱き合って、あまつさえ密着結合なんてことになったらたいへんである。寝ぼけている眠り姫にあっという間に抱き締められ逃げられなくなる。そして間近で睡眠ガスの嵐に見舞われるというわけだ。彼女に抱き締められると自動的に本番になってしまう。彼女は眠ったまま挿入までしてしまうのである。

 しかしその後、眠り姫は腰を動かしたりはせず、オソソの感触だけで冒険者を悦ばせる。そしてひっきりなしに眠りの世界にいざなおうとするのである。眠ってしまうと身動きが取れなくなり、ジワジワと眠り姫の名器に高められていつの間にか発射してしまう。もちろんそこで冒険者が見るのは眠り姫との悦楽の淫夢だ。

 また、必死で眠気に耐えて腰を振るのも危険である。眠り姫はカウンター攻撃に長けており、積極的に責めないマグロ戦法の代わりに男の動きに合わせてイチモツに絡みつき、絶妙なタイミングで締め上げながら敏感なところをこすりあげていって、冒険者の自滅を誘うのである。

 眠り姫との戦いは、まずは眠気との戦いとなるだろう。彼女の呼気に絶えず毒されながらこれに抗う必要がある。眠ってしまったらもう勝ち目はない。起きられずに一方的に悦ばされてアウトである。魔の眠りに抗い、そのうえ密着したまま清純なお姫様の美しい顔や体、オソソに耐える必要があるのだ。永遠の眠りの中で枯渇するまで性を提供するか、眠り姫をアクメの刺激で起こすか、冒険者の腕の見せどころである。

 力づくで闇雲に責めると、眠り姫の名器カウンター攻撃で果ててしまうから、愛撫や戦法に頭を使う必要がある。眠気で頭が働かないのは分かるが、そこをなんとか考えるのが攻略の基本となるのである。作戦がうまく行けば、眠り姫は淫夢を見ながら絶頂を迎える。その一瞬脱力するから、そこで冒険者は脱出できるというわけだ。あとは運がよければ、その絶頂の衝撃で魔力が解け、眠り姫を救うことができる。運が悪ければ彼女は眠ったまま。もう一ラウンド必要となる。

 そのほかにも、魔女を倒して呪縛をとき、眠り姫を救う方法もあるが、その魔女さまはたいてい眠り姫よりも強力だ。やはり眠り姫を起こしてから魔女の攻略を聞き、魔界に赴くというのが順番であろう。
 




 

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