backstage
※ネタバレに配慮していません。
2006/06/04/(Sun)16:13
* 更新
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+笛の音はまだ遠い

 この話、1ヶ月くらいちまちま書いてました。いい加減リリースしたかったので力技でまとめてみました。
 とりあえず、久藤が変態ですいません。15禁とかにしようかと一瞬考えたけど、その後軌道修正できたんでよかったです。藤吉さんのおかげです。

2006/05/28/(Sun)
* 暗行5
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+麗しき華のごとく、没落は夢のように

「あの方は、……元述殿は不思議な方ですね。でも、少し脆いところがおありのようだ」
 よくわからないが、阿志泰も元述も、お互いに思うところがあるらしかった。部下たちの手前か、表立っていがみ合ったりはしないが、そこはかとなく、仲が悪い。
「ああ、そうだな。でも、奇跡というやつが起こせるなら、きっとああいう奴なんだろうよ」
 神に愛された人間というのは、きっと彼のようなもののことをいうのだろうと思う。彼の純粋や忠誠からくる恐ろしいまでの真っ直ぐさ、頑なさ。きれいなものだけを集めて作られたような残酷。自らをなげうって、自分が存在しないくらいに他人のために尽くすその態度が、いっそ信仰にも似ていて。
 彼が愛するのが神であったならよかったのに、生憎とその対象は人間だった。
「忠誠を捧げるのが王ではなく、自軍の将軍というのに問題はないのですか?」
 阿志泰が眉間にしわを寄せて尋ねる。彼には元述の、その態度が鼻につくらしかった。
「かまわんだろう。奴は軍人なんだしな」
 死地へ赴くものとして、こころに支えがあるのは多分いいことだ。ぎりぎりで、這い上がれる力になる。そうでなければ死ぬのだから。
「そういうものですか」
 諦め加減に阿志泰がため息を吐いた。なんて不器用なのだと、聡明な策士は呆れ果てる。
「お前はだめだぞ。軍人じゃないからな」
「はぁ、将軍ご本人から言われるのもまた複雑なものがありますね」
「戦争中に死にたいっていうなら、話は別だがな」
「それは遠慮したいですね。私は、国の行く末が見たいが故に、こうして戦争に加わっていますので」
 そして阿志泰のこういう割り切ったところが、元述の癇に障っているのだろう。
「そういう奴も必要なんだよ。元述みたいな人間もな」
「あの方と私が延々相容れないのはそのためでしょうか?」
「ちったあ仲良くしろよ、お前ら。周りになんていわれてるか知ってるか?」
「将軍のご寵愛を巡って修羅場だとか」
「知ってんなら自重してくれよ……ただでさえ元老院のジジイどもには俺が軍にハーレム作ってると思われてんだから」
「それは、自重なさるのは将軍なのでは?」
「言ってくれるぜ」

#後半が明らかに急いでいてすいません。今週ももうタイムリミットです。。。
#忘れられそうなので生存を主張しにきました。

2006/04/01/(Sat)
* 暗行4
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 エイプリルフールだからというわけではないですけど、時間軸のズレた嘘組み合わせです。前髪伸びたお坊ちゃまも愛らしかったけれど、ちっこい元述たんがとってもめんこかったので。
 快惰天のカラーがわからなかったから適当に塗りました。最初アルビノカラーにしようかと思ったのですが、外伝で元述たんが普通に接していたので見掛けはそれほど変わらないのかな、と。
 戦争時点で、元述たんは快惰天があの子だって気付いてないんじゃないかと思います。快惰天の方は、あるいは気付いたのかも。ストーリー中の現在、阿志泰のところにいる元述たんは首がとれたままの可能性もあるし、ある意味オソロイになりましたね。

2006/03/30/(Thu)
* 更新
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+アンダーグラウンド・レイルロード
 なんとなく前カタカナタイトルの続きかもしれないっぽく。先生はまだ見つかってません。
 深く設定を考えてないのは前回でバレバレだと思うのですが、脳内ではなんとなく進行してたみたいです。筋になる話がないとツライなぁと思いつつ、前回が前回なのでストーリーはどこかに消失しました。これはこういうものなんです。

 でも望先生は結構したたかな気がします。あの家族で育ったんだし、抜くべきところで力を抜く方法を知ってるというか。それが全部捨てて逃亡なのかも。どっちかというと命先生や久藤の方が危ないタイプに思えます。望先生みたいに思い切ることができなそう。望先生は一応背伸ばし経験豊富だし、最後の一歩を簡単に踏み出してから自分の行動にあわあわする感じ。魔が差す瞬間に踏みとどまれないとか。そんなじゃ危なくて目が離せないじゃないか。そして上はあんなだし、命先生が神経細いのもうなずけます。

2006/03/26/(Sun)
* 更新
+戦争が終わり、世界の終わりが始まった
 以前にここで書いた同タイトルのものとは完全に違う話です。タイトルはフィリップ・K・ディックのSF。まったく関係ないけど。

 場面は12巻収録の根深き樹2で、文秀が官位を降りるって宣言した直後の阿志泰と元述のシーンから。元述たんが盲目的に文秀のことだけ考えて生きてた時代の話です(捏造)
 阿志泰のは演技ですけど、元述はそれに思いっきり引きずられて同情します。同情って言うか、可哀想なのは自分なんですけど、それを認めたくないから阿志泰に同情するって形をとって悲しむんです。
 これの前に阿志泰と元述の確執みたいな話を書いておきたかったかも。仲悪いんです、このふたり。もちろん阿志泰の中身はアレなんで、黒髪眼鏡っ子阿志泰としての演技が入ってたりするんですけど。んで、はじめて元述が阿志泰に共感を覚えた瞬間がここだった、みたいな話でもあります。まあそこが本題じゃないんでいいんですけど。華没を訂正する代わりに書いてみました。

 画像は11巻の元述の「絶対聚慎」のシーンをうろ覚えで描いたもの。このシーンって、もっと泣きそうな引き攣り笑顔だと思ってたんですけど、全然違いました。そうですよね。戦場で花飛び散ってるわけないですよ、いくら元述でも。溶路では思い切り飛び散ってたけど。
 というわけで私の記憶の中にだけ存在した元述なんですけど、画力がついていかないのでイマイチ面白味に欠けます。脳内ではもっとこうきらきらした感じだったんです! 戦場なのに消灯後用ムフフトーンとか貼られてそうな勢いで!
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