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#　死霊課のクリード

投稿者：未熟者　投稿日：2001年09月03日(月)13時59分43秒 [reply to]

Let's just say....

＞＞「オレが誰だか解かるかい、解かったんなら有り金置いて,消えな」。
「あんの野郎～～っ！よくもまぁふざけた真似を～～～っ！！」
「まぁ、落ち着け。今お前が暴れたら被害者の方も巻き込まれかねない」
   白神が金城を窘める。
＞「ん？　ありゃあ……」
＞＞「チッ、しけてやがる」。
＞「おい、そこの金城にーさんのそっくりさん。」
＞  近く（といってもロングレンジ距離）から動物共通言語（＜動物との会話＞）で声がする。
＞どうやら猫……オオカミに見えなくも無い……が喋っているようである。
「どうした？知り合いか？」
「ああ、ちょっとな。」
「で、どうする？予定通りに行くか？それとも延期するか？」
「いや、このまま行く。」
＞「いや、あんたそっくりだな。本当に。
＞　匂い嗅がなきゃ分からなかったぜ？」
＞  素直に感心しているようである。
＞「でもよ……まずいんじゃねえの？
＞　相手が相手だぜ？
＞　ばれたら、半殺しですまねえ気もするなあ……
＞　逃げるなら今のうちだと思うぜ、うん。」
  ノラが話し掛けている後ろから白神が近づく。そして志狼に手帳を見せる。
「こういう者だが…恐喝の容疑で身柄を拘束させてもらう」
  言い終えるが早いか袖に隠していた手錠を人間離れした速度で手錠をはめる。
  どうやら背広の下に機甲服を装着していたようだ。
「そうそう、一つ言い忘れていたが、他人の名を騙るなら相手を選んだ方が好いな。
  アイツは最近はそうでもないが、昔から短気でな…怒ると誰も止められんのだよ。
  それに、名を売る為だけに喧嘩を売るような奴も結構いるからな、
  実力がなきゃそう言った連中に潰されるのがオチだ。最後に…」
  志狼の背後から強い殺気を感じる…そこには甲冑を纏った白狼が居た。
「肖像権を侵害された本人が礼をしたいと言ってるんだがどうする？」

          ”死霊課の犬”金城四郎（かなぎしろう）と白神宏司 / さて、どうする？

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