最近の日記

ラジオの時間

 誰が決めたものやら、うちでは食事をする部屋にはテレビを置いてはならないという掟があるので、食事時はもっぱらラジオでBGM。ママンの趣味で普段はNHKFM。クラシックが多めですがジャンルは多岐に渡るし、こまめにニュースも流れてくるので私もNHKFMファンです。今日は『世界の快適音楽』(司会はゴンチチ、とにかく選曲の仕方がオカシイ。ジャズから民族音楽まで何でもござれ)という番組を聞いていたらお題が「ほほえみの音楽」。冬ソナのテーマ曲が流れた瞬間味噌汁吹いたぞ。洒落効きすぎ。
 アニーの朝食時はABCラジオを聞く決まりらしいのですが、電波状態の関係なのか、冬の朝6時前には韓国の放送が混ざってきて韓国国歌が聞こえるらしいです。アニーもママンも韓国国歌鼻歌で歌えるレベルになってるよ…(私は朝食準備を終えたらいったん部屋に引き上げているのでほとんど聞いたことはありません)

データお誕生日モード

例によって例の如くなランダムトップです。
何もできないのは寂しいので、つい。

大河ドラマ(感想&蘊蓄トーク)

 ヤバイ。後白河マジヤバイ。おもしろすぎ。後白河×清盛すぎ。一応史実では後白河の方が3つくらい年下だから、「清盛が出家しちゃうなら僕もv」というノリは理解できなくもないけど…そこも笑えたけど、個人的には「見舞いに来ておきながらだらだら嫌味を言い倒す」シーンにバカウケ。
 この院政期の政治状況はマジで「男ハーレム」、重盛も資盛も『院の近臣』だったらしいので、この状況はもしや「親子孫丼」なんでしょうか。
 恐ろしいことに『院の近臣』はホントに男色関係込み、後白河の好みの美形揃いだったそうな(当時の貴族の日記とかに色々書いてある)。とはいえこの時代の美意識としては「女性的=美」みたいな感覚があったらしいので、美形相手の男色はたいして抵抗感もなかった模様。貴族同士の間でも割とそういう関係でコネクションを作っていた人々もいたらしい。「顔だけ綺麗でマジ無能」という人もゴロゴロいたというし、朝廷やばすぎ。そりゃ鎌倉幕府も成立するわな…
 義経のお父さんもそういう関係に巻き込まれていて、上だったり下だったり大変だったらしいです。そんなに身分があったわけでもないので、お相手に選ばれたという時点で結構な美形だった事が伺えます。ドラマ本編でもかなり格好良かったし。
 せっかくそういう歴史的事実があるんだから、ドラマでも表現してくれないかなーと期待してるんですが、今までの大河ドラマを見る限りでは無理そうです。ちぇっ。いいよ、勝手に妄想するから。

 タッキーの舎那王様は、稚児装束を着るにはちょいと成長しすぎてるきらいもありますが、棒きれ振り回すアクションは剣術と言うより中華武侠っぽくてやたら格好良かったです。五条大橋の出会いの所は、非常に漫画的演出のベタさ加減に(良い意味で)わくわくしました。次回の対決は綺麗なシーンになってると良いな…(今回の修行シーン、一瞬笑いを誘われかけたので)

管理人 2005年02月02日(水)12:51

この文章をバシバシ打ち込んだあとに、気になって手元にある資料(『王朝の性と身体』森話社)その他で確認してみたら、色々大嘘ぶっこいていた事が判明。以下訂正部分
・舎那王→遮那王
・後白河の方が3つくらい年下→9つ年下
・義経のお父さん→義仲のパパ(義賢)

SSUP

今回の更新は当サイト初ガラベシもの。「恋愛感情まるで抜きの純粋な言葉遊び」「デキてる者同志のイチャコラ」「さぐり合い」etc、どうとでも取れる会話録です。裏はもう少し充実できるまで時間を下さい…

ILLY 2005年01月28日(金)22:48

ガラベシ読みましたー。

>僕は、『妻子を愛するマイルズ』が好きなんだ

いいですねえ、この台詞。あとガラックのオブ評価も。
そしてネチネチした探りあい。ふふふ。

裏はこれから読みますねー。

管理人 2005年01月29日(土)13:34

ネチネチっぷりにお付き合いいただいてありがとうございます♪
ところで今回更新分のSS、3本ともガラックが出ているのに自分で吃驚してます。キャラクターとしていじり甲斐がある人だから?

仕立屋雅楽 2005年01月29日(土)21:17

読める範囲で拝見いたしました。
ありがとうございます。
また、読める範囲でよろしくお願いいたします。(笑)

管理人 2005年02月01日(火)05:47

読んでいただいてこちらこそありがとうございました(^_^;)
「読める範囲」のものはどうなることやらわかりませんが、これからも見守っていただけると嬉しいです。

『マドモアゼル・モーツァルト』

本棚の整理してて、古い本を見つけて読みふけるのは良くある話。今回はその「古い本」についての感想です。

福山庸治作『マドモアゼル・モーツァルト』
「父親に音楽の天才的才能を見いだされ、男として育てられたエリーザの数奇な運命」
…というとなんだか少女漫画くさいですが、青年誌掲載作品だけあって適度に下品で秀逸な作品に仕上がっています。天才としての黄金期、「父親」の呪縛、魔笛、そしてレクイエム。ウォルフガングに恋をして「俺はホモじゃない!」と苦悩しまくるサリエリ先生とか、「夫が女」と知ってシーツ一枚で夜の町に飛び出す新妻(同じく追いかける「夫」)とかいう面白場面も満載。
夫婦生活の不自然さを怪しんだ弟子がモーツァルトに口止め料を請求し、「お金無いからこれで勘弁」と差し出された楽譜(アイネクライネナハトムジーク)を帰り道で口ずさんで、あらためて師匠の才能を思い知らされ号泣する場面とかお気に入り。この場面に限らず、楽曲の引用の仕方が上手いのですよ。

それにしてもこれ、「別に女にしなくてもいいじゃん、サリエリもシカネーダーも『男』のモーツァルトに惚れてるのに」とか思ってしまう自分はつくづく腐女子属性というかなんというか…

管理人 2005年01月29日(土)13:40

そういえばこの作者、『ドン・ジョバンニ』という作品も描いているのですが、こちらは同名のオペラの豪快な翻案なんですよ。ストーリーはほぼオペラ通りなんだけど、設定のズレ加減が最高。ドン・ジョバンニはちょんまげ、お供のレポレッロは岡っ引き風メカ、ツェルリーナは乙姫、ドン(ナ)・エルヴィーラに到っては前髪の若衆!なんだよこの人普通に衆道もの描けるじゃないか!

仕立屋雅楽 2005年01月29日(土)21:15

福山庸治さんは大好きでした。モーニングに連載されていた頃は本当に楽しみで、発売日の木曜日が待ち遠しかったのを覚えています。
最近あまりマンガを描いておられないようなので、少し残念です。単行本も手に入りにくいしね。当時の本は地震の後、なんやかんやでゴミと一緒に捨てちゃった。ああ、もったいない。(苦笑)
いやぁ、あの頃のモーニングは面白かったな。今はあんまし面白いマンガに出合わない。というより、探す努力をしていないんだよね。年齢とともに保守的にもなるし。今はPLUTOくらいかな。

マドモアゼル・モーツァルトは一度ミュージカルになったことがあったよな、と思い検索したら、また新しく上演するみたい。どうせまた関東でしょうけどね。(笑)

管理人 2005年02月01日(火)05:46

新しい作家さんや作品を見つけようと思ったら、雑誌をきちんとチェックしないといけないので「面倒くさい」んですよね。本屋さんで迷子になったり視ながら面白そうな本を探すのはちょっと体力切れ(^_^;)

結構すぐ絶版になってしまう作品が多すぎると思います。手に入らないから古本屋さんを探してみると、意外な掘り出し物を見つけたり。ただ古本屋さんで買うと、作者に利益が還元されないのがちょっと…