The Chronicles Of Narnia: Prince Caspian
2008.05.26 Monday | 映画作品 > SF/ファンタジー
(2008年)
白い魔女との戦いから1年後。現実世界で元の生活を送っていた4兄妹は、ある日の通学途中にまた唐突にナルニア国へと呼び戻された。
久々のナルニアに喜ぶ4人。しかし現実の1年の間にここではすでに 1300年が経っており、よく見れば城も荒れ果て廃墟と化していた。
この国にいったい何が起こったのか、自分たちは何のためにここへ来たのか。驚き戸惑う兄妹たちの前に、角笛で彼らを呼んだ張本人、そしてこの国の王位継承者である、カスピアン王子が現れた。
楽しみにしていたナルニア第2弾。
前回から1年後という設定、主役の子供たちも引き続き連投で、始まってすぐすんなり物語に入っていけた。
自分たちが王・王女としておさめていた頃の平和で美しいナルニアが、たった1年来なかった間にこちらでは1300年もの時が流れ、荒れて変わり果てた姿に。
タムナスさんやビーバー夫婦も当然皆とっくにいなくなってしまっている……という、4兄妹、特に一番小さいルーシーにとってはいきなりの大打撃な展開。
本人たちはたかだか1年ちょっと留守にしていたという感覚しかないけれど、たとえそのつもりはなくとも結果として『ナルニアを捨てた』と同様に放置することになってしまったわけで。
その取り返しのつかない罪悪感を、ひしひしと実感する兄妹。
子供に背負わせるにゃかなり重い責任だなあ……(;´Д`)
ファンタジーだけど甘すぎず、子供向けにしてはさりげなくエグかったりシビアだったりするのは第1作目もそうだったけど、今回もこういった場面での心理描写、後々出てくる戦闘シーンなど、『子供でも容赦のない』ところが相変わらずいい。
白い魔女とのまさかの再会、そしてそこでエドがとった行動にはけっこう本気でドキドキハラハラさせられたし、エドの成長を感じさせられてしみじみ「おお」と思ったりもした。
ベン・バーンズ演じる新キャラクターのカスピアン王子は、甘いマスクと優しい物腰の陰に骨太さと強い意志もあり、なかなかの好キャラ!
話が進むにつれ、本人の決意や覚悟とともに男前度もあがっていったような気が……
しかしやっぱり主役はあくまで4兄妹、王子も活躍はしたものの、終始いまいち影が薄いままに終わってしまったのは少々残念だった。
スーザンともせっかくいい感じに近づいてたりしたんだけど。
というか白状すると、スーザンよりもむしろピーターとの絡みに目が行ったw
カスピアン王子とピーター、年が近いせいかいちいち衝突したりイヤミ言ったり(これは主にピーター)してるのが微笑ましくて可愛くて萌える(*´Д`)
王様ピーターの対抗心むき出しのツンツンっぷり、それに対して立場上あんまり邪険にできないし強くも出られないけど、それなりにムッとしてるカスピアン王子の忍耐強さ。そんな二人の絡みがあまりにツボで、健全映画なのにこっそりニヤニヤしながら観てました。
キモくて腐ったダメな大人で本当にすみません……orz
アスランはここぞというシメで期待を裏切らず登場してくれたけど、あれだけ期待を盛り上げてきたわりに、正直「え、それだけ?」という感じだった。
あとすっごくどうでもいいことなんだけど、ミラース王の顔がどうにも『300』系統に見えて仕方なかった。
今にも「We are SPRTAAAAA!!!」とか叫ぶんじゃないかとw
マイ評価:★★★☆☆
前回から1年後という設定、主役の子供たちも引き続き連投で、始まってすぐすんなり物語に入っていけた。
自分たちが王・王女としておさめていた頃の平和で美しいナルニアが、たった1年来なかった間にこちらでは1300年もの時が流れ、荒れて変わり果てた姿に。
タムナスさんやビーバー夫婦も当然皆とっくにいなくなってしまっている……という、4兄妹、特に一番小さいルーシーにとってはいきなりの大打撃な展開。
本人たちはたかだか1年ちょっと留守にしていたという感覚しかないけれど、たとえそのつもりはなくとも結果として『ナルニアを捨てた』と同様に放置することになってしまったわけで。
その取り返しのつかない罪悪感を、ひしひしと実感する兄妹。
子供に背負わせるにゃかなり重い責任だなあ……(;´Д`)
ファンタジーだけど甘すぎず、子供向けにしてはさりげなくエグかったりシビアだったりするのは第1作目もそうだったけど、今回もこういった場面での心理描写、後々出てくる戦闘シーンなど、『子供でも容赦のない』ところが相変わらずいい。
白い魔女とのまさかの再会、そしてそこでエドがとった行動にはけっこう本気でドキドキハラハラさせられたし、エドの成長を感じさせられてしみじみ「おお」と思ったりもした。
ベン・バーンズ演じる新キャラクターのカスピアン王子は、甘いマスクと優しい物腰の陰に骨太さと強い意志もあり、なかなかの好キャラ!
話が進むにつれ、本人の決意や覚悟とともに男前度もあがっていったような気が……
しかしやっぱり主役はあくまで4兄妹、王子も活躍はしたものの、終始いまいち影が薄いままに終わってしまったのは少々残念だった。
スーザンともせっかくいい感じに近づいてたりしたんだけど。
というか白状すると、スーザンよりもむしろピーターとの絡みに目が行ったw
カスピアン王子とピーター、年が近いせいかいちいち衝突したりイヤミ言ったり(これは主にピーター)してるのが微笑ましくて可愛くて萌える(*´Д`)
王様ピーターの対抗心むき出しのツンツンっぷり、それに対して立場上あんまり邪険にできないし強くも出られないけど、それなりにムッとしてるカスピアン王子の忍耐強さ。そんな二人の絡みがあまりにツボで、健全映画なのにこっそりニヤニヤしながら観てました。
キモくて腐ったダメな大人で本当にすみません……orz
アスランはここぞというシメで期待を裏切らず登場してくれたけど、あれだけ期待を盛り上げてきたわりに、正直「え、それだけ?」という感じだった。
あとすっごくどうでもいいことなんだけど、ミラース王の顔がどうにも『300』系統に見えて仕方なかった。
今にも「We are SPRTAAAAA!!!」とか叫ぶんじゃないかとw
マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -