こんなん観ました

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Diary of the Dead

2008.07.04 Friday | 映画作品 > ホラー

diary(2007年)
野外で自主制作のホラー映画を撮影していた大学生クルー。時を同じくして、世間では死体が生き返って人を次々に襲うという異常事態が起こっていたが、何かの間違いや報道ミスだろうと、彼らはたいして気に留めてはいなかった。
しかし撮影を終え移動を開始した彼らの身にも、その異常事態が現実のものとして降りかかり始め……
ここでの『Diary』は『日記』ではなく『記録』の意味。
ゾンビが日記つけてる図も、それはそれでシュールで可愛くもあるけどw

おふざけ混じりにチープなモンスター映画を撮っていた一行が、現実にホラーでサバイバルな事態に放り込まれてしまう。
キャンピングカーで逃げ惑い、途中で仲間が襲われたりゾンビ化したりそれをやむなく殺したり、武装集団と接触して冷や汗をかいたりと、その一部始終をクルーのカメラ目線でひたすら追い続ける。

こんな事態に陥っても、「これを記録することが自分の務め」と頑としてカメラを構えることをやめない、そんなジェイソンのカメラマン魂もある意味見上げたものだけど、何をおいても映像記録を最優先させる、その態度に反感と嫌悪を抱くデボラの「そんなことよりも、まずやることがあるでしょ?」という気持ちもよくわかる。
パニックに陥り崩壊していく世界の様子、身近の仲間の危機や死でさえも単なる記録対象でしかないのか。ジェイソンの態度はまるで自分がカメラの向こう側のこととは無関係であるかのようで、自分がアップロードした動画のヒット数をさも浮かれたように話す様子は、確かにムカつくしある意味異常。
だもんで、そんな彼を待ち受けるラストの展開は正直「ほれ見たことか」的なものが。

必死に頑張る学生たちもそれぞれよかったけど、くたびれ気味のニヒルなキャラの引率(?)の先生がなにげに一番いいポジションだったかも。
ぜったい途中で戦線離脱すると思ってたので、最後まで残ったのは意外w
残った3人が立てこもる『パニック・ルーム』は、あれ便利だなぁ。



マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -