こんなん観ました

忘れっぽい自分のための、備忘録的な観賞記録。
ネタバレも普通にあったりするのでご注意。
コメント・トラバは閉じてますので、管理人へのツッコミやご連絡などは
プロフィール欄のメールフォームからお願いします。
<< Reincarnation | TOP | The Motorcycle Diaries >>

Cars

2007.05.13 Sunday | 映画作品 > キッズ/ファミリー

Cars
(2006年)
レーシング・スポーツの最高峰、ピストン・カップに出場する若きレーサー、ライトニング・マックィーン。
ルーキーながら、その天才的素質によって既に多くのファンを獲得していた彼は、ピストン・カップ史上初となる新人チャンピオンの座を狙う。
しかし決勝レースが開催されるカリフォルニアに向かう途中、思わぬトラブルに巻き込まれ、ルート66沿いにある"地図から消えた古い町、ラジエーター・スプリングス"に迷い込んでしまう。
早くレース場に到着しなければならないマックィーンだが、自らが滅茶苦茶にした道路の補修工事を命ぜられ、しばらくその町に留まることになってしまうのだった。
DVDで観賞。

いろんな意味でディズニーらしい(というか、ピクサーらしい)話だった。
動物やら虫やらオモチャやら、いろんなものが人間のように喋ったり動いたり社会をつくってたりする、いわゆる擬人化的なアニメーション映画に共通しているのは「映像は素晴らしい、ストーリーもなかなかいい」、だけど「ギャグや恋愛部分がcheesyになりがち」というところ。
まぁ子供もターゲットにしている映画に、ドライな笑いだとか渋さなんかを要求しちゃいかんのかもしれないけれどw

主人公のマックィーンをはじめ、それぞれの車に個性があって、「人間だったらこういう見た目とタイプのキャラになるんだろう」というのが想像できるわかりやすさがあった。
ストーリーも、自己中で傲慢だった主人公が素朴な田舎ライフに触れて「人生で大事なものとは何か」に気づき次第に変わっていく……という、お約束といえばお約束な展開ながら、名声ばかりがすべてではないよという教訓をイヤミなく伝えていたと思う。

レース部分は割と迫力もあったけど、車がクラッシュで吹っ飛んだり車体がべコベコになったりタイヤが外れて飛んだりしてるのを見ると、擬人化されちゃってるだけに「あれが人体だとしたら……」と想像してちょっとしたグロ気分が味わえたw



マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -