Alien Raiders
2010.03.09 Tuesday | 映画作品 > ホラー
(2008年)
閉店間際のグローサリーストアへ突如、武装した男女のグループが踏み込んできた。金目当ての強盗ではないようだが、彼らは手馴れた連携プレーで、店内に僅かに残っていた客や従業員を一人一人確認し、何かの基準で選別しては迷いなく撃ち殺していく。
程なくして警察が到着。バイトのベニーは、店長やレジの女の子など数人の仲間とともに人質としてとられるが……しかし武装集団の警戒しているのは『外の警察』ではなく、『店内にいる何か』の存在だった。
いい意味で地味。あまり突拍子もない要素を盛り込んだり、話を広げすぎたりしていない分、身近に起こりそうなエイリアンものとして説得力がある。
人間を宿主にするエイリアンだとか、感染者かどうかを見分けるテストだとか、舞台は違えどどことなく『The Thing』っぽさを感じる設定。だけどオリジナリティもあり。
町や州や国という規模でなく、あえてグローサリーストア内のみで展開というのもいい。
だけど肝心の怖さはイマイチだった……
流血やら何やらでグロさはそこそこあったんだけど(´・ω・)
エイリアンも動きが速すぎたり照明が暗すぎたりで、どうなってるのか形状がさっぱり見えないのが残念。(後でハッキリ写ってる写真みて、あぁこれは特殊メイクのクオリティの問題か、と納得したけどw)
倒したと思ったキングが実は……! という終わり方も、ありがちで予想通りだった。
マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -