こんなん観ました

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Cloverfield

2008.02.10 Sunday | 映画作品 > ホラー

cloverfield
(2008年)
ニューヨーク、マンハッタンのとあるアパートメントの一室では、日本への転勤が決まったロブのために、友人知人が集まってお別れサプライズ・パーティを開いていた。
その最中、何の前触れもなく突然に、大地震のような衝撃が町を襲う。続けて原因不明の爆発、建物の崩壊……町は一気にパニック状態へ。慌てて外へ出たロブたちの目の前へなんと、何物かによって切断された『自由の女神像』の首が降ってきた。
劇場で鑑賞。
以下、激しくネタバレしつつ感想。




事前に「そういう人もいるから注意」ときいてたので覚悟はしてたけど、ほんとにカメラ酔いして気持ち悪くなった……_| ̄|○ オエ-
まさかマジで全編ハンディカメラ風で通すとは思わなかったんだもの!w
せいぜい部分的なもんかと思ったら甘かった。
席を立つまではいかなかったけど、かなり最初のパーティシーンから既にじわじわ気持ち悪くなってきてたので、正直いって映画の内容にちゃんと集中できなかったりも。ひどいときは画面から目を逸らしてたしw
そんなわけで、乗り物酔い・3D酔いしやすい人には優しくない映画。

しかしそんなマイナス要素を抜きにしても、映画としても出来はちょっとイマイチだった……
良くも悪くも「どっかで見たことある」ネタの詰め合わせ。
そこから更にひとつふたつひねった新しさや突出したオリジナリティでもあれば別なんだけど、「全編手ブレの激しいハンディカム風映像で進めている」という部分以外で、特にこれといって目を引く要素がない。

目玉となるべきモンスターも、試写会で観た人に緘口令を敷いたり、ボカした宣伝であれだけひっぱったりしておきながら、いざフタを開けてみると「……え? これが正体?」と肩透かしもいいところ。無駄に焦らしたのが逆効果になっちゃった感じ。
ゴジラとタメ張るには存在感とカリスマ性に欠ける。
見た目はトカゲとカエルを混ぜて巨大化させたような両生類系だけど、それだったら前に観た『The Host』のグエムルのほうがまだグロイし怖い。
あ、でも本体からわらわら落ちてきた、ちっこい蜘蛛エイリアンみたいな生物はよかった。あれには襲われたくないなと思う。

今後もシリーズ化するためだろうけど、とりあえずモンスターが現れてNYが大パニックになりましたよ、ってだけの展開で詳細などがわからないままブツ切りのエンディング。
次回作以降でおもしろくなるならいいけど……
まぁとにかく、今後続けるならもうハンディカムはやめてねw



マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -