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中の人日記・微妙編

 ちょっと前のことですが、ネタにしようと思いつつ忘れていたものを発掘したので。

 何かというと、これ↓

うさぎバス


 神社仏閣に初詣に行った帰り道で見つけた、幼稚園の送迎バスなのですが‥‥
 なんつか、いまいち、可愛くねえー‥‥
 齧歯類の特徴である前歯を強調しすぎというか、白目があるのがなーんか人間っぽくて恐いっつーか‥‥
 子供はこれを怖がってはいないのだろうか‥‥とちょっと考えてしまったですよ。

 にしてもこのデザインの、一体何がどうまずくてキモいと思ってしまうのだろう、自分。
 トトロの猫バスなんかは、明らかにファンシーな可愛さではないのに、恐くないどころか愛嬌の方が際立っている気がするのだが、これは‥‥

 あ、猫や犬には「ブサイク萌え」というジャンルが確立されているが、うさぎにはそれが無いからか?
 ううむ、色々と謎深い幼稚園バスよ‥‥

(画像検索してみたら、他にも何種類かの動物のバージョンが出てきたが、うさぎが一番微妙だった)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 更新確認!っぽいパチに感謝! 最近はデビネタの日記ネタ収納が相次いでいて、なかなか里ネタの方が進んでいません‥‥すまぬ獣達よ。<別に獣だけしか見ていない訳ではないと思いますが。
 最近はあまりの寒さに、変温動物であるレッドイグアナが固まりがちなもんで‥‥いや、先日、風呂場の混同水栓が凍結で駄目になってしまい(凍結で内部部品が歪んだらしい)、交換で三万円かかったくらい寒いのです‥‥風呂場とはいえ室内で氷点下ってどういうこと。雪国恐えー。

中の人日記・更新編

(今回の日記は、デビページの一言と共通ですよ)

 という訳で、日記の小ネタを三本収納いたしました。
 未収納分はあと一本ほどあるのですが―――とここまで打って「前回の書き出しとほぼ同じだ!」と気付き、以降の文章をそのままにしておいても、意外と誰も気付かないのでは‥‥と思ったりして。<そんな訳ねえ。

 そしてそろそろシバサタン本をサイト再録したいかなあと思っているのですが、何か最近、世間では完売本のサイト再録に厳しい風潮があるっぽく。
 いや、「買った本が1年とかでサイト/pixivに上がってた」とかなら、私もさすがにぐったりするよ。
 しかし発行から十年以上も経ったような本(しかも300円とかの薄いコピー本)にまで目くじらを立てる人なんかいるのか?
 いたとしたら「再録するって解ってたら十年待つのかよ?!」と逆に驚くのだが‥‥
 どうしたもんかのう。


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 シリアス本の隙間ネタは、本編のこぼれ話というより「本編には実在しないパラレルなセルフパロ」な場合が多いです。だから多分、実際には影サタン様は、あんな気軽に改変世界シバソに連絡を取ってはいないと思われます‥‥多分。
 しかしあるいは「シバとは一切の接触を絶ったままだが、神田川ソードには頻繁に連絡している(主にお馬鹿な言動に釘を刺すために)」とかだったらどうしよう‥‥とたまに不安に駆られます。‥‥どうなんだろう‥‥

デビ小ネタ・シバとソードの衣装攻防編

(既刊「Brilliant World」以降の、シバソード改変旧世界です)

 外出する日の朝、シバが言った。
「王城に行く。これに着替えろ」
 そうしてシバが渡してきた衣服は、やや装飾的な高価そうなもので、正直ソードには苦手な型のものだった。
 が、
「魔王との謁見があるからな‥‥こちらにもそれなりの格式が要求される」
「あー‥‥(めんどくせえけどしょうがねーな‥‥)」

 そしてまた別の日。
「公務の面談だ。お前にも同席してもらう。これに着替えろ」
 そうして渡されたその服は、王城に行った時ほどではないが、それなりに凝った作りからして、やはり高価なものと解る服だった。
「しかも長袖かよ‥‥邪魔くせえなあ」
「公務だからな‥‥色々と―――」
「解ったよ着ればいーんだろ!」

 さらにまた別の日。
「村の視察に行くぞ。これを―――」
「麓の村なら普段着でいいだろうが!」
 渡された服を投げ返して、さすがに今度こそソードはキレた。
「大体てめえはいつも同じ鎧じゃねーか! 何でオレ様だけ毎度着せ替えられなきゃならねーんだ!! たまにはてめえも違う服に着替えろよ!」
 怒りの勢いそのままに、ソードはシバの背後にあったクローゼットの扉を乱暴に開けた。
 が―――
 扉の向こうの衣装部屋には、いつも見慣れた同じ鎧がどう見ても軽く十着以上、ずらりと並んで立てられていた。
「‥‥‥‥‥‥‥‥」
「ちなみに手前のものは耐火炎攻撃用の素材で、その次のものは氷結耐性だ。その向こうのものは稀少な竜の鱗を素材に使ったもので、魔王に謁見するような格式の時にはこれを―――」
「‥‥訊いてねーよ!」

(破門された時の回想を見るに、シバは実際には普段着っぽいものは普通に持っているようですが、鎧は全部あの型の素材違いだったら‥‥という妄想)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 最近は振り込め詐欺を「じゃあ歴代プリキュア全員の名前を言って」で撃退したお母さんとか、色々愉快な話がありますな。息子の名前をうっかり間違えて、しかし犯人がそれに乗ってきたので詐欺だと気付いた話とか(しかし何故子供の名を間違う)。母すごい。

 余談ですが、榊も一回だけ、初期のオレオレ詐欺の電話を取ったことがあります。まだ年寄り狙いの劇場型じゃなく、適当に電話して女の人が出たら「あー、俺だけど」って彼氏のふりして呼び出して強盗する、って内容だった頃ですが。その時は昨今噂のアレと丸わかりだった&何でか虫の居所が悪い時だったので、
「あ、オレオレ」
「誰だよ」
「だからオレだって」
「知らねーよ! 誰だよ! 名乗れよ! 俺の知り合いに名乗りもせず電話してくるような礼儀知らずはいねーんだよ! 名乗れよ! 名字が『オレ』かよ! 何人だよ!」
 というようなことを延々怒鳴ったら電話は切れた。まあ榊は声が低くて、特に電話だと全く男にしか聞こえない声らしいので「あ、ヤベえ男だ!」と断念されたのではないかと思われる。ちょっと楽しかった&すっきりした思い出。

イグアナ日記・楽しきイグ母編

 イグ母は、時々日記でネタにしている通り、割と愉快な陸イグアナです。
 この前は森進一の歌である「襟裳岬」を、何でか「マリモ岬」と言い間違えていました。
 マリモ岬!
 何だか海岸で手を叩くと、マリモがうぞうぞ這い上がって寄ってくるイメージですよ!
(池の鯉とごっちゃになっている)

 それでつい、吉井和哉が「母いすゞ」でネタにしていた、ヒーセのお母さんの話を思い出してしまったりして。
「♪パトリオットミサイルを アプリコットミサイルと言い間違えた」
 っていうアレ。
 あれは以前、まだバンドだった時代に音楽雑誌のインタで言ってた話なのですが、まさか後年それをネタに新曲を作るとは!とびっくりしたですよ。

 そういえば旧TRUE MINDツアーのドキュメンタリー映像にも母ネタがあったことを今思い出した。
 楽屋に菊池兄弟の実家からお寿司の差し入れがあったんだけど、のしの宛名が「イエローモンキー"ズ"様」になってて、
吉井「ズはねーよなー、ズはー!」
エマ「いやこれは寿司屋が書いたの!」
ヒーセ「いーやこれは絶対お母さんだね!」
エマ「違うってー!」
 ってやりとりがあって失笑したものでした。

 いやーどこんちの母も割と楽しいな!


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 更新確認!的なパチに感謝! なんか昨今はデビ更新(しかも小ネタ収納)ばかりが立て続いて、里ネタをお待ちの方には申し訳ないことになっていて申し訳ありません‥‥(何だか「三大臣がマシンワールドをお離れになる前のマシンワールド」みたいな。<ゴーオンジャーネタ)有名ショップリストとかをじわじわまとめてはいるのですが、なかなかまとまりきらず‥‥。爬虫類の歩み(冬は冷えで特に遅い)で頑張りまする。

中の人日記・更新編

(今回の日記はデビページの一言と共通ですよ)

 という訳で、日記の小ネタを三本収納いたしました。未収納分はあと三本ほどあるのですが、今回はそこまでチェックに手が追いつかず。

 そして時々悩むのだが、今回のペット談義編みたいに「新世界編のシバとサタン様が会話していて、そのオチが天野家」というようなネタは天野家カテゴリに入れるべきか、シバサタンに収納するべきか、どっちなのだろう‥‥(結局、分類に困って独立ページにしたのだが)
 いや、特定カプ(前提だけでも)を読みたくないヒト向けに厳密に分けようとは思っているのですが、うちは色々と混ざりがちなのでなかなか難しく。

ていうかそもそも「正反対の二人組が身体を共有する羽目に」ってのが原作の大前提だから、イオソと神双は表裏一体。その片方を書きつつ片方をすっぱり無視するのは難しいし、そこまで行かなくてもシバソとシバサタンも分けにくいんだよなあ‥‥何だかんだ言って、影サタン様が助けてくれないと新世界編のシバソは成立しないもんだから。
 とか苦悩しつつも現状こんな感じに分けてますが、もっといいカテゴライズを思いついたらじわじわ変えるかと思われます。

中の人日記・サタン様来たる!編

 と言ってもデビデビのサタン様ではなく、「真・女神転生II」のサタンの方(のプライズフィギュア)ですが。
 あっちのヒトは神霊だっけ大天使だっけ‥‥
(さすがに昔過ぎてうろ覚え。しかもこの時代の攻略本は、ラスボスとかラスダンのマップが伏せられているので探しても解らず。<そんで老舗の攻略サイトを見に行ったら「大天使」になっていた)

 このフィギュアをくれた友達は、前にも破壊神シヴァのィギュアをくれた「プライズを取るのが趣味」のヒトで、取るだけ取っては気前よくプレゼントしてくれるのだった。ありがたやありがたや。
 取ったよ!あげるよ!と言われたのは結構前なのだが、なかなか会う暇がなくてこのたびやっと受け取ったのだった。
(そして実はこのサタンと前のシヴァの間に魔獣ケルベロスももらっているのだが、うっかり日記ネタにするのを忘れていたのだった‥‥)

 で、まず箱。
 でっかい。横幅30㎝くらいはあります。

箱


 中身を出したところ。
 複数パーツに分割されている。

中身を出したところ


組み立ててみた・正面。

正面

 ちょっと斜めから。

ちょっと斜め


 後ろ姿。
 しっぽが立派です。

後ろ姿


 アップも撮ったけど、それは顔が怖いのでやめた。<エイリアンっぽい。
 という訳で、写メを取るだけ取ってまた箱に収納した。
 だって巨大なんだ‥‥置いておく場所がないのと、埃がかかったら掃除が大変そうな精密さなもんで‥‥

 友達曰く、
「マザーハーロットとベルゼブブも取ろうと思えば取れたけど、キモいからやめました‥‥」
「あ、うん、あれは俺も怖いよ‥‥」

 という訳で、金子絵そのまんまのものすごい精密なサタンでありました。
 部屋がどんどん禍々しくなっていくが、気にしない!

※前にもらったシヴァ
http://karen.saiin.net/~kemonoya/cgi-bin/dk_diary/index2.cgi?no=872


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 いやーこういうカードとか紛失したのは初めてなので、母が謎の紛失履歴を三回重ねていたのは微妙な驚きでした。しかも本人には覚えがないというし‥‥(謎は未だ解けず)イグはむしろ、化粧品屋なんかの初回カード&ポイントカードが無駄に貯まっていく方なもんで‥‥
(初回カードはペラい紙カードで、二回目からプラスチックの正式カードが出る、というのが大概の化粧品カウンターの方式だと思うのですが、使用メーカーが全部地元撤退しちゃったので、コミケ上京時に東京でがさっと買い込む→初回紙カード出る→次のコミケで上京した時には有効期限が切れていて、また初回カードが出る、の繰り返し。スタンプカードも同じパターンで期限切れを繰り返すので、最近はどこ行っても「カードお作りいたしますか?」「あー‥‥滅多に来れないんでいいです」というパターンに‥‥ぐったり)

イグアナ日記・カード紛失の謎編

 イグは先日、うっかりと生協の会員証カードを紛失してしまいました。
 もしかしたら、束になって溜まってたレシートを捨てる時、埋もれていたカードを一緒に捨ててしまったのかも‥‥と想像するも、真実はガラパゴスの海の中。

 まあカード自体は再発行が可能なので、「特定の曜日に千円以上の買い物でスタンプ一個→六個溜まったら卵が一パックもらえるスタンプカード」を一緒に紛失してしまった方が痛かった訳ですが‥‥
 ああー三つくらいスタンプ溜まってたのに!
 と地団駄を踏んでもしょうがないので、会員カード再発行のため、雪の中もたもたと生協へ向かいました。

 この会員カードはイグ母名義なので、
「カード紛失したんで再発行お願いしますー。(レッドイグアナ母)名義で、電話番号はかくかくしかじかで」
 とカウンターのお姉さんに申告。
「ハイ、少々お待ち下さいませ」
 とお姉さんはパキャパキャと端末に電番を入力。‥‥したところ。
「アレ?‥‥再発行、四回目ですね」
「‥‥エ?」
「あの、電話番号を入力すると、再発行した方の履歴一覧が出るんですけど、最新三件が立て続けにイグ母様ですよ。‥‥何かあったんでしょうか‥‥」
「ええー?!Σ(◎O◎;)」
 いや、何かあったのかと訊かれましても、母じゃないのでイグ知らず。
 というか俺が聞きたいですよ。何を三回も紛失してるんだ、母‥‥

 で、うちに帰って母に訊いたのですが、
「してないわよ紛失とか。紙カードがプラスチックの電子カードになった時に切り替えた一回だけで」
 ううむ、それを一回とすると、じゃあ残りの二回は一体?‥‥

 何かあったんでしょうか、というお姉さんの台詞が、思わず反芻されてしまったですよ。
 あと、カード切り換えって、数年前どころじゃないけっこう昔の話のはず。
 その間カードを紛失したのがイグ母だけ、というのも不可思議だし、母は覚えがないと言う‥‥

 一体何があったんだろう。マジで。

デビ小ネタ・鞄にまつわるエトセトラ編

 神無と双魔は鞄のことでまた何ごとか言い争っていた。
 どうやら双魔が目的外の鞄(ショルダーバッグ)を衝動買いし、必要経費を使い込んでしまったらしい。
「そんなに好きな鞄なら自分が入ってろ!」
 神無は怒りの勢いのあまり、双魔を頭から鞄に押し込もうとし始めた。
「伊東さんじゃないんだから無理だってばー!」
「泣き言は試してから言え!」
「絶対無理だって! そんなの入らないよ! やめてー!」
「BLみたいな台詞を吐くな!」
「ていうか何でBLとか知ってるんだよー!」
「お前が俺のバイク誌の山に妙な本を混入させておくからだろうが!」
「読まなきゃいいじゃーん!!」
 ‥‥などという、毎度の兄弟喧嘩の混沌の果てに、
「じゃあまず神無が試せば!」
 と、逆ギレした双魔が鞄を奪い取り、神無の頭にがぼりと被せた。
「!!‥‥‥‥」
 どうしてか、神無がピタリと動きを止めた。
「‥‥か、神無?」
「‥‥‥‥」
 鞄をかぶったまま、神無は無言。
 その隙に逃げようと目論んでいた双魔は、しかし、予想外の沈黙が醸し出す不安感に、逆に身動きかなわなくなってしまった。
「‥‥な、なんか言ってよ、ねえ」
「‥‥‥‥」
「ぼ、僕も被るから勘弁してよ‥‥!」
 双魔は混乱の勢いで、傍らにあった神無の鞄(ワンショルダーのディパック)をすぽりとかぶった。
 しかし、神無の反応はやはりなく。
 ‥‥そのまま、しばしの沈黙が過ぎ去った頃。
「ただいま~、息子達よ、今帰ったよ~」
 いつもの能天気な声と共に、父が帰宅。
 リビングに入るなり目にした光景に、父はぎょっとしたように足を止めた。
 そしてしばらく考えた後、
「‥‥ち、父もかぶればいいのかな?」
 ガサガサとエコバッグを広げる音に、二人は思わず同時に叫んだ。
「やめろ!」
「やめてよ!」

(オチない)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 二名様のパチに感謝! これは更新確認!なのか、小ネタにウケて頂いたのか、どっちだろう。どっちでも嬉しいが! ちなみにあの「去年の水で入れたお茶」はイグ母の持ちネタです。ああいうのはどこのおうちでもよくやるネタなのであろうか、うちだけなのだろうか‥‥あの年越しネタには「去年の蕎麦をまだ食べ終わっていない!」などのバリエーションもあります。「そんなネタやらないよ!」というおうちの方は、是非一度お試し下さい(笑) そして年始に和やかな笑いを!

デビ小ネタ・天野家恒例のお正月ギャグ編

 大晦日。
 年越し蕎麦を食べ終わり、テレビ中継の除夜の鐘を聞きつつ、日付が新年に変わる頃。
 キッチンでお茶を入れてきた父が、
「去年の水で入れたお茶だよ~」
 と、双子にお茶を差し出した。
 年明けの深夜限定の、父の恒例ギャグである。
 子供の頃は神無も双魔も一瞬本気で驚いたものだが、さすがに高校生にもなると、いい加減慣れがきて飽きている。
 淡々と茶を受け取りながら、
「ありがと。‥‥そういえば僕、去年からお風呂入ってない」と双魔が、
「俺は去年から寝てない」と神無が、
(それ言ったらあちしは去年からゴハン食べてないニャ~)と、ついでにネコが心の中で返し、
「ああー子供達が子供っぽくなくなってる! 父は、父はー!」
 と涙ぐんで父が右往左往する中、
「じゃあお休みー」
「俺も寝る。朝の雑煮は餅三つで頼む」
 父の嘆きをスルーして、双子は自室へ引き上げた。

 それを中から見ていたらしいイオスとソード(手乗りサイズ魂)が、二階に戻るなり顔を出して言った。
「えーとだな‥‥オレ様去年からずっと悪魔に戻れてねーな」
「それを言ったら私もですよ。そのせいか、去年から未だにルシファーを使いこなせていませんし‥‥」
 二人としては、何とはなしに人間界の風習(?)を真似てみたつもりだったのだが、しかし。
「あー‥‥ごめんソードさん、まだその辺の情報、全然探し出せてなくて‥‥」
「いや、ルシファーはな‥‥一朝一夕で使いこなせるような、ぬるい代物じゃないだろう‥‥」
 予想外深刻な双子の返事に、イオスとソードは顔を見合わせた。
「‥‥オレ様なんか間違ってたか?」
「うーん‥‥人間界の慣習って難しいですね‥‥」

(多分イオスとソードは、これをエイプリルフール的なものだと勘違いしています)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 二名様にパチって頂いた! 感謝! これは冬コミお疲れー!か、はたまた「ダイオウイカ一枚の巨大握り寿司旨そう!」なのか。きっと両方に違いない! いや何か、ソードがもの食う話になると止まらなくて(笑) というか食えるものの話をしていると、そのままソードが食えるかどうかの話になってしまうというか‥‥。多分ソードがリアルに聞いていたら「てめえオレ様のこと何だと思ってるんだ!」とキレるに違いありません。でもとりあえず食うよね、ソードは(笑)

中の人日記・冬コミ御礼編

 二日ですがあけましておめでとうございます(^_^)/
 コトシモヨロシク‥‥

 という訳で冬コミの話をば。
 と言っても、当落発表時に配置場所を見て「ああー駄目だー」と思った予想通り、売り上げはかなりアレだったのだが。
 いや、今回配置の西のどん詰まりは、何というか「人が通りかからない場所」でな‥‥
 通りかかる人は壁サークル目当て95%で、しかも今回のあの辺の壁は、八割くらい進撃の巨人サークルで、つまりはサンデー系の人じゃない訳ですよ。さらに配置的には太古の懐かしジャンル~サンデー系の懐かしジャンル、って並びだったから、サンデー系の人もあんまり通らな(略)
 そのせいか、壁にはサンデー系のサークルもあったにはあったのだが、ぶっちゃけ列どころか人だかりさえ出来ないとこがあってびっくりした。しかしそこ、ディスプレイの準備具合からして、「緩衝材で放り込まれた普段は壁じゃないサークル」でもなさそうだったので、どうも進撃以外はあんま人来てなかった感じが‥‥
(むしろ胆石とか島中のコナンサークルに、時々プチ列あったくらいだった)

 そんな感じだったので、場内には人が満ちていたのだが(主に昼過ぎ以降)、全体が進撃の人混みだった印象だったなあ。
(しかし後で聞いたらば、「スゲー並んでる!」と思った進撃サークルの中に、時限販売&ノベルティ詰めが超スローペース&壁配置なのに売り子一人、という超牛歩販売をやらかしていたところがあったとかで、うちから見えてた「進撃の人混み」も一部は見せかけだった可能性大)

 しかしそんな売れなさの割には、売り子Rさんと一日デビネタで超盛り上がったので、楽しさ的には最高潮の一日だったのでありました。
 最初何だったかでダイオウイカの話になったんだよね。
 なんか、NHKの特番でイカが盛り上がった時に、同人仲間から「イカすごいよ!見なよ!」的なメールが来て、さらに一般人の友達からも「ダイオウイカ(略)」なメールが来て、職場の人も「イカが(略)」で、何か世間がダイオウイカに侵略されてる!?みたいな。
 しかしソードなら、そんな学術的に珍しいとか撮影技術がすげーとかはどうでも良くて、
「あれ旨そうだな! 料理しろ、イオス!」
「何で私が」
「ルシファーなら切れるだろ、あれ」
 いや、ルシファーじゃなくてもマグロ包丁で十分だろ、みたいな(笑)
 そしてソードなら残さず食えるか?とか、ダイオウイカを捌いて一枚にして、その一枚で巨大な寿司一貫を作成!とか、東京ドーム一枚分のイカの開き!とか(この辺で既に「ダイオウイカの体長は15メートル」という前提を忘れて「クラーケンか!」なサイズで脳内妄想が展開されていた)。
 あと、ネコは猫姿時にはイカ食えないけど、変身すると多分食えるとか、果てしなく「ダイオウイカとデビキャラ」という話で盛り上がったのだった。
(その途中で、トリコ同人をやってるお知り合いがスペースに来て下さったので、食い物つながりでさらに訳の解らない盛り上がりを見せた)

 あとは、まだ書いてないデビにおける自世界設定ネタを果てしなくネタバレして垂れ流すとか、勢い余ってまだ書いてない里ネタ「宇宙刑事ゾウガメン!」の作中ネタ「ヘキサベース壊滅?!の巻」を丸ごと語ってしまったりとか色々やらかした。
 楽しさのあまり、何かほとんど訳の解らない話を聞かせっぱなしだった気がする‥‥済まぬRさん。だが楽しかったー!
 帰りの電車では昆虫ネタで盛り上がってしまい「だがこれは日記では『グロさのあまり自粛』で済ませる(笑)」と既に脳内シナリオが出来上がっていたりして。
 いやー、嫌いなものの話って、何であんなに盛り上がるんだろうなー‥‥いや、昆虫に限らずだけど、嫌いさとその嫌さ加減を訴え始めたらキリがないんだよなー‥‥
(なんか今書いてて、クトゥルーのおぞましさを延々と描写し続けるラヴクラフトの気持ちがちょっと解ったような気がした)

 コスプレは‥‥今回あんまり他の楽しいの見掛けなかったなあ。割と進撃ばっかりで。<進撃は三巻で飽きて投げ出した身なので全く興味がない。
 出来映え的には「すげえ凝ってる!」と思うのばっかりだったんだけど、いかんせん何のコスなのか全く解らぬものがほとんどで残念。
 配置が端っこだったので、マギのコスの人もあんまり通りかからず、アレがまだ盛り上がってるのかどうかもよく解らんかった。<アニメのマギが超気に入ってないので「人気維持出来てるのか?」と懐疑的。
(マギアニメは公式ツイッターが不祥事起こしたとかあって印象悪いのもある)

 まあそんなこんなで、イベント的にはアレでしたが、自分的には超楽しい!というアンビバレンツな一日でした。Rさんの新ネタ構想とか聞けたしな! わくわく!


―――

 余談。
 りんかい線の国際展示場前駅は、エスカレーターの途中にオタ系ポスターがバシャバシャ貼られているのがこの時期のデフォ。
 その中に「ログホライズン」のポスターがあって「うあー超欲しいー!」と地団駄を踏んだ。
 最近あれの原作が好きなもんで‥‥いや、アニメの主題歌がMAN WITH A MISSION(頭が狼のヒト達)だからという訳ではなく! べ、別に獣っぽいものを目を皿のようにして探している訳じゃ‥‥そこは偶然だから!
 という訳であのポスター欲しかったなー。

 余談2。
 先日親戚の葬式に行ったのだが、喪服のすごさを思い知った!という話をした。
 どうすごいかというと、「10キロ太ったのに着れる!」っつー‥‥
 いや、わたくし昨年一年間で、疲労と寝不足で10キロ太り戻ってしまいましてな‥‥痩せなきゃ‥‥

 余談3。
 今回、何故かうちにも来ましたよ、電子書籍スカウト(多分詐欺)が。
 オリジュネ界隈では割と聞く話なんだけど、あんまいい感じの話じゃないみたいなんで、「あ、そういうの興味ないです」で速攻追い返してしまったが。
 で、何がどう詐欺だなと思ったかというと、電子書籍って、
1.ありものの既刊を電子書籍にして流通経路を広げませんか!(自費出版の勧め)
2.電子書籍コンテンツのライターやりませんか!
 の二択だと思うのだが、どっちであっても「二次しかやってないサークル」に声を掛ける時点でおかしいっつー。
(二次本って時点で一般流通させられん。二次作家なんでオリジナルなど書けん。書きたくもない。そもそもプロ目指してない)
 しかもこれ、同じ島の小説サークルには声かけてなかったのが余計に気味悪い(遠くからうちによってきて、そのまま遠くへ消えていった)。何を根拠にうちに声かけたんだ。不審だ。


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 よく帰った!的な来たよ印に感謝! いやもしかして「あけおめ!」かも知れぬ。どっちにしろ嬉しいからよし。とりあえず鼻血は止まりました(三日後の今まだ止まってなかったら怖いわ)。やはり疲れたり毒に当たったりすると駄目ですな。そして上京して二日で、二キロ太ってしまいました‥‥痩せなきゃ‥‥(二度目)