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中の人日記・業務連絡編

(本日の日記は、前半がデビページの一言と共通ですよ)

 夏コミ搬入が間近に迫りましたので、通販を一時受付停止いたします。
 再開は多分、8月16日頃になるかと。

 でもって、数年恒例の新刊プレビューですが、遅れ気味につきもうちょっとお待ち下さいまし。
 ていうか元々こんなペースの方が標準なので、プレビュー間に合ってた方が奇跡だったんだよなー。<それまでは上京三日前に本文上がったとかもあった。

 あ、新刊タイトルは多分「淡い心だって言ってたよ」の予感です。
 双魔視点の、天野家におけるイオスとソードの日常と、その終わりの予感、みたいな話になるかと。<ネコと神無もちょっと出る。

―――

「千邪の封魔師」最終回&ケロケロエース休刊+月刊ブシロード創刊ー‥‥
 ケロケロはもう、封魔師終わったからどうでもいいや‥‥ブシロードも。

 しかし封魔師は大満足の大団円でした!
 レジ行く前に中見パラ読みして、思わずコンビニで泣きそうになったよ‥‥!
 もうちょっとしたら感想書こうかなあ。


御礼‥‥パチパチとコメント、ありがとうございます(^_^)/
 三名様にパチって頂いた! 感謝! コメなしパチ二名様の分も、この際誕生日祝いと受け取るぜ! 言ってみるもんだな!
 そしてコメントの方、ありがとうありがとう!
>なぜ前もって言ってくれなかったんだ!
 いや、マジで忘れていたのです‥‥年取ると誕生日はそんな一大イベントではなくなるというかなんというか。しかしお祝い頂いたので、さらなる原稿の励みにいたします! ありがとうーーー!

デビ小ネタ・我が家の戦力一覧表編その2

 ソードが何やら思いついたように、「ちょっと貸せ」とメモを取った。
 魂のサイズで鉛筆を抱え、よいせこらせと書き終えて、
「むしろこうだろ」
 と突きつけたのは、

親父>イオス>神無>ネコ>双魔

 という謎メモだった。
「? 何これ」
「メシが美味い(親父)>メシが作れる(イオス)>まあ作れる(神無)>買い物に行く(ネコ)>皿割る(双魔)、って戦力順だな」
「ええー‥‥僕、ナナちゃんより下なわけ?」
「違うのか」
「ていうかこれ、ソードさんはどこに入ってるのさ」
「(しまった入れ忘れた)‥‥いや、オレ様は食う係だからな!」
「ええー‥‥(だったら僕もそこ入りたいなー‥‥)」


―――

 突然ですが。

1.売り子さんは未だ募集中です。
2.昨日誕生日だったので誰か祝ってくれ。<何故当日に言わない(実は原稿詰めててマジ忘れてた)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 録画テレビは、コンセントを抜いてしばらく放置→再起動(っていうのか?)×何度目か、でどうにか内容を認識したので、「これはDVDを買えばいいか‥‥」というヤマトとか、内容が微妙な吉井和哉トークなどをガッと削除し、ひとまず様子を見ることにしました。時々いきなり再生が止まるので、早期バックアップは必須っぽいですが。
 これってPCのドライブと一緒で、かなーり空き部分を残しておかないと駄目みたいですなあ‥‥めんどいのう‥‥

中の人日記・不運編

 風雲編、と打とうとしたら、うっかり「不運」になってしまって、あながち間違ってもないからまあいいか、とそのままにした上、風雲じゃなく不運な方に日記のネタも変えてみる。<ヤケ。

 いや、自分の星座って、なんか今「十二年に一度の幸運期」らしいんですよ。
 結構あちこちの占いサイト(の年運コーナー)見ても、そんなことが書いてあるのだ。
 しかし。
 現実には、むしろこれ十二年に一度の不運期じゃねーのかよ!と言いたくなるようなあれこれが‥‥!

(例:昨日、唐突に録画テレビのHDが壊れて「HDを認識出来ません」というメッセージが)
(この場合テレビを修理に出しても、録画内容が復元できないのは明らか)
(ああーゴーカイジャーの一年分の録画が‥‥! 番組本編はセルDVDでいいけど、特撮はリアルタイム放送時のCMやスポンサー読み、スーパーヒーロータイムのつなぎ映像にも価値があるんだよ‥‥!!)

 他にも色々あるのだが、同人日記じゃ流石に書けない系がてんこもりで。
 疲れ。


御礼‥‥パチパチとコメント、ありがとうございます(^_^)/
 まずは二名様のパチに感謝! 虚無からの呼び声を振り払いつつ、じわじわ原稿しています。進み遅いけど多分間に合うのではないかと‥‥<己の腕に自信は無いが、落としたことも今まで無いので、魔王様の加護に期待中。にしても、自分の過去の本を読み返すと(辻褄チェックのため)、文章が今よりあっさり目のような‥‥コメディだと特に。年取ると話が長くなるって本当(略)

 そしてコメントの方、「ルルイエに呼ばれる」の元ネタはこれ↓でして。
https://twitter.com/KITEis/status/171968037208072193
 なので、クトゥルー作品群における登場キャラの実際の相関関係とは、何の関係もありませんです(自分的には「全く詳しくないのになーんかクトゥルーネタを思い浮かべてしまう)程度の意味なんで)

中の人日記・疲労編

 認知症の薬について検索していたら、精神科医のブログが引っかかった。
 該当の記事を読んだ後、最新の記事を読んだらば、「トロペロン」という薬について語られていた。
 が。
 ぱっと見た瞬間、なんでか「トラペゾヘドロン」と読んでしまった。
 字数すら全然合ってねえじゃねーか!
 疲れてるのか。それともルルイエに呼ばれてんのか俺!
 しかし私は海も海産物も嫌いだ行かないぞ絶対。

(というか、海とか海生物があんまり好きじゃないのは、多分間違いなくインスマウスのせい)
(ラヴクラフトとかダーレスの、本家筋のクトゥルー小説は実はいっこも読んでないのに、何故こんな恐怖妄想が植え付けられているのか‥‥)

 デビデビの魔物は海産物っぽくなくていいよな‥‥と逃避。
(サイクロプスは蟹、ローパーはタコっぽいが、なんでか海っぽくはない、という思い込み)

 疲れ。
 恐怖を振り払って原稿に戻ろう、そうしよう‥‥


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 二名様のパチに感謝! なんかこの原稿の進みの遅さは、メインの双魔の「嫌だよーもう戦いたくないよー、イオスさんとソードさんは帰らないで一生うちにいてよー」というグダグダ感に憑依されているっぽい予感がします。シンクロ地点がまずいと、かように原稿の進みに影響が‥‥(よくある)。しかしどうにか切り分けて頑張らねば。三歩進んで二歩下がる、365歩のチータby吉井和哉。微妙混乱中。

イグアナ&中の人混在日記・進捗編

◇梅雨と猛暑
 真夏日と梅雨っぽい豪雨の日が交互に訪れ、寒暖の差に弱い爬虫類でろでろ。
 哺乳類のヒトとか両生類のヒトは大丈夫っぽいのが羨ましい‥‥
 ああー両生類になりてー‥‥
(去年ハンズで買った、ひんやりカエル肌タオルを今年も愛用中)

◇原稿
 進み遅い。
 しかしこれが俺の本来のペース‥‥と気を取り直す。
 色んな薬とサプリをやめたり増やしたりと、試行錯誤してブースト中。
(やめるもの/健康にはなるけど、脳が曇って原稿が書けなくなる系の薬)
(増やすもの/不眠が悪化するけど、文章の密度が増えるカフェインその他)
 毎年の如く、「暑い集中出来ねー」って愚痴っただけで「それは今年は原稿落とすって言い訳なの?!」とキレられた、数年前の理不尽な思い出が蘇り、そのフラッシュバックとも戦い中。
 もうこれれっきとしたPTSDだろ‥‥

◇売り子さん
 まだ見つからない。<夏には滅多に参加出来ないいつもの方は、やはり今年の夏も不参加決定。
 絶賛募集中です。

◇メガテン
 二周目は封印中なのだが、いくつか出ていたダウンロード販売のデータが、最新のやつで打ち止めらしいので、購入だけしておこうかどうしようか葛藤中。
 うち無線LAN組んでないから(電磁波が恐くて有線接続)、ニンテンドーゾーンまで行かなきゃならないんだよなあ‥‥
 しかしめんどい&忙しい。悩み。


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 聴覚過敏はどのくらい過敏かというと、庭付き百坪の一戸建てが数件並んでいる、という立地なのに、隣の家の電話の呼び出し音と、それに対してそこんちの奥さんが「はーいはーいはーい、今出ますよー」と言いながら走ってくるのまで聞こえます(^_^;) 微妙。お互い窓閉めてるのになー。あと、デジタルでない針時計式の目覚ましをセットすると、アラームが鳴る前の「カチッ」と針が合う音で目が覚めます。何だかなー。

イグアナ日記・諸々編

◇レッドイグアナ、人間の財布を拾う
(と、いきなりサザエさんのサブタイ風に始めてみる。<無意味)

 先日、人里のバスに乗っていた時のこと。
(前提‥‥こっちのバスは前乗り前降り、乗る時に取る整理券番号に準じて降りる時払い)
 停留所に着き、降りるヒトが両替をしていた時、ゴトリと鈍い音がした。
 ん?と目をやると、

1.両替した小銭を数えている、これから降りるヒト(足下に買い物カート)
2.そのヒトの、すぐそばの座席に座っているヒト(まだ降りない)

 の間に、ご婦人用の長財布(詰め込みすぎてパンパン)が落ちていた。
 一瞬おわ?!と思ったが、いや待て、降りるヒトは今、支払う小銭を勘定中だ。それが終わってからゆっくり拾うつもりかも知れない。
 しかしもしかして、降りるヒトではなく座っている人の財布かも知れない。
 ‥‥どっちだ?
 とイグアナ逡巡。
 そうこうするうちに、小銭を数えていたヒトが、財布を拾う気配もなく降りようとしているではないか。
 ヤベえもしかしてあのヒトの財布だったら超まずい!
 人違いならそん時はそん時だー!とイグアナダッシュで財布を拾い、
「あの、これを落としたのはどなたですか!」
 と両方のヒトに訊いてみた。
 そしたら、
「あ、私のです!」
 と、降りかけのご婦人が慌てて戻ってきた。
 うわーギリギリセーフ!
 そんで降りるヒトは財布を受け取って降りていき、座っていたヒトは、
「あなたお手柄ね! よく気付いたわねえ!」
 とお褒めの言葉を下さったのだが。
 ‥‥財布が落ちた時、結構でっかい音で「ゴトッ」っていったけど(イグはよそ見てたのに、その音でビクッってなってそっち見た)、真横のこのヒトは気付いてなかったのか?と、爬虫類微妙に首ひねる。
 でもイグアナ、ここしばらく激しく聴覚過敏だからなー。哺乳類といっても犬猫ではない、人間のヒトには聞こえない音だったのかもなー‥‥
 ううむ。


◇イグ母帰る(予定)
 しばし入院してたイグ母の退院が決まった。
 これで原稿に集中出来るかのう‥‥
 まあ母が帰ったら帰ったで、要介護老人が二人に増えるだけなのだが。
 イグ疲れ。
 ああー魔界交響楽団の演奏会を聞いて息抜きしたい!
(↑新刊にちょこっとだけ出てくる、本筋とはほぼ関係ない設定ネタ)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 デビ原作を読み返すにつけ、「乱封ってこの面子では一番無力かも‥‥」とたまに思います。パワー的にはみずのの方が弱そうですが、あのヒトには聖なる鎧という奥の手があったしなあ。そして乱封の封魔アーマー(仮)は、いまいち役に立ったとは思えぬ‥‥封魔とも個人契約だから、神と魔どっちの加護があるとも言えず。そんで「妹つながりでシェキルが味方してくれないかなー」と色々二次設定している訳ですが、出来ればさらにもうちょっと‥‥! パワーバランスとは難しいものですなあ‥‥

中の人日記・今さら気付く編

 乱封ってデビルサマナーだよなあ、と突然気付いた。
 というか、何故今まで気付かなかった、俺。
 いや、同じ存在だと何となく解ってはいたのだが、「サマナー」って単語と脳内でリンクしてなかったんだよなあ。

 メガテンの人達は、悪魔と何らかの条件で契約したり、倒した後に「では、邪教の館で会おう(使役する権利を与えよう)」な感じで悪魔を仲魔にする訳ですが、
「千匹の悪魔を封印することによって、魔将傘の強大な力を得る」
 という乱封の契約条件は、メガテン的な「人間(使役する側)>悪魔(される側)」と言うより、「魔将傘(力を貸す側)>乱封(借りる側)」で、サマナーとしてはいまいち立場が弱い気がするが‥‥
(そして魔将傘にそんな強大な力があるようには見えない、というのも微妙だが‥‥<ケルベロスの時も魔界に行った後も、魔将傘は実質大した戦力になってない)

 ソードとイオスはそもそも人外だし、天野兄弟はその力を使える。
 あと、シェキルは多分イオス(と神無)の手助けはしてくれる。
 ガーベラはシバの命を遵守してソードの味方をするだろうし、ネコは双魔の仲魔だと思われる。<ネコが役立つかどうかはまあ置いといて。

 ‥‥メガテンにおけるヒューマンビーイング、ニュートラルヒーロー乱封の味方はいないのか‥‥!
 まあうちだと多分鬼門校長がそのポジションなんですが、あんまり表に出てくる人じゃないしなー。
(そもそも原作が少年漫画なので、オッサンキャラは動かしづらい)
 デビにはマサカド様的なポジションのキャラがいないので、ロウでもカオスでもない、ニュートラルな人間は肩身狭い、っつか立場弱いよなー‥‥

 と、今回の原稿とはあんまり関係ない設定をつらつら考えていたのだった。
 あんまりネタにする機会が無いけど(※)、今後に備えて乱封をもうちょっと何とか裏打ちしたいんだよなあ。
 もっと電波を!

(※‥‥乱封は唯一ホモネタが浮かばないヒトなので出しにくい)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 二名様にパチって頂いた! 感謝! イエモンのアルバムジャケは、大体どこでも阿鼻叫喚でした‥‥見た限りのファンブログは、「何アレ?!」と発狂してるか、すっぱり無視してるかの二択だった。タイトルが「イエモン」ってのもひどいよなー。今でこそ割と緩くなってるけど、そもそも当時メンバーが「イエモンって略すな!」って言ってたんだよなあ。誰があのタイトルにOK出したのか心底気になる。まあ初回のDVDが欲しいから買っちゃうけどな!<問題のジャケ写は裏返して封印する予定。

続・絶望と希望の以下省略

 クウガの小説はおおむね大絶賛ぽい。
 アマゾンのレビュー↓も高評価がずらっと並んでいる。嬉しい。

小説 仮面ライダークウガ (講談社キャラクター文庫)
http://www.amazon.co.jp/dp/4063148513/

 中にはものすごく厳しいレビューもあるが(星五つのやつ)、これは相当に原作を愛してないと書けない内容の厳しさであり、的外れでもないので、これはこれでアリかなと。<ただしネタバレ注意。

 みんなあのダグバとの最後の殴り合いに涙し、五代くんが帰ってくるの待ってたんだなあ‥‥
 しみじみ。


 しかし、同じアマゾンでそのしみじみを打ち砕く絶望が。
 いや、ちょっと前から、イエモンの「ファン投票による選出ベストアルバム」というものが企画されていたのですよ。
 そんで先日選出が終わって、案の定「‥‥買う意味あるのか、これ」な感じの、シングル寄せ集めたみたいな曲目に、ファンはげっそりしていたのね。
(しかも「球根」が選から洩れてるし‥‥)

 まあ購入するのはかつてのシングルもアルバムもDVDも持ってる人達だから、目当てはCD本体じゃなく初回限定特典のDVDな訳で、その内容さえ良ければまあ‥‥って感じだった。

 しかし。
 先日、アルバムのジャケ写真が発表されて、多分ファン全員が阿鼻叫喚。
 見てくれよこのデザインを‥‥

FAN'S BEST SELECTION
http://www.amazon.co.jp/dp/B00CTHC2J4/

 ‥‥‥‥ひどすぎないか、これは。
 なーんか有名なデザイナーのヒトがやったという話なんだが、その人は間違いなく頭がおかしいというかなんか間違ってるというか「僕はなんて言えばいいんだろう(JAM)」というか、ファンに喧嘩売ってんのか死ね。としか言いようが。
 事務所はリテイクしろよさすがに‥‥

 疲れ。


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 二名様のパチに感謝! ケロケロは、何やら今月号から、書店の入荷量がガタッと減ったのも怪しいところです。今までは普通に一山積まれていたのに(コロコロと同じくらい)、今月妙にその山が少なかったんだよね‥‥もしかしてもう書店では廃刊前提で取り扱い縮小になってんのかなあ‥‥と疑ってしまう少なさです。不吉。

絶望と希望の以下省略

「絶望と希望のバドミントン」という、例のイエモンの歌詞をタイトルにつけようとして、
「待てこれを使うのは何度目だ?!」
 と思い、ログ検索してみたら八件も出てきて、ボキャブラリーのなさに絶望した。
 それはさておき。

◇まず絶望◇

 ケロケロエースを買ってきたらば。
「千邪の封魔師」、次号最終回‥‥‥‥‥‥

 ‥‥‥‥うあああああぁぁぁぁぁーーー!!

 ‥‥いや、見た感じ打ち切りっぽくはないんだ‥‥
 これまでずっとすごく丁寧に伏線引いて消化してきたし、ここ数回はその集大成的な総力戦をやってきていて、そろそろ決着!という展開なんだ。
 だから多分、すごくまっとうにまとまって終わるのではないかと思うのだが。
 思うのだが。
 思うのだが―――‥‥‥‥

(ただし朔之進と白爛丸は、二人して浄化・消滅フラグが立っている‥‥ここをどうにか、最終回でハッピーエンドに‥‥!!)

 でもやっぱ、「最終回‥‥」とイグアナがっかりぐたり。
 デビが終わった時以来の絶望と虚脱感が‥‥
 ああー来月が恐いよう‥‥

(掲載誌であるケロケロエース自体が終末感でいっぱいなのだが、封魔師終わるならなんかもうどうでもいいや‥‥他の好きだったマンガ、ここ二・三ヶ月で全部終わっちゃったし。ヴァンガはどうせコミックス出るし、ケロケロ潰れてもどっか他で続くだろうし、そもそもマンガ版も地獄巡り入ってきてるし‥‥)


◇そして希望◇

 昨年末からじりじりと待っていた、「小説 仮面ライダークウガ」がやっと出たので買ってきた!
 これはクウガからWまでの平成ライダーを、それぞれの脚本家だのプロデューサーだの、いまいち正体が解らんヒトだのが小説にしたもので、クウガは本来真っ先に出るはずだった。
 が、なんか知らんがずるずると発行が伸びまくり、予定より半年以上遅れてやっと出たのだった。

 クウガを追い越して先に刊行された他の作品に関しては、

W‥‥原作の隙間を縫った外伝的エピソード。二時間スペシャルとか劇場版でやってもいいレベルの内容。
キバ/アギト/555‥‥原作の設定を適宜改変・無駄部分を削って修正した、パラレル的焼き直し。
ディケイド‥‥原作で渡った多数の世界みたいな、別のパラレル世界の士の話っぽい(この士は多分テレビ版とは別の存在)
響鬼‥‥過去編。数世代前(江戸時代)の響鬼と、何故か「変身忍者嵐」とのクロスオーバー。<ナゼ嵐。と思いながらも、面白かった。
オーズ‥‥原作の前日譚(アンク編。でもアンクのキャラが別人)、本編中の外伝(ただし伊達さんの妄想。超面白かった)、最終回後の後日談(映司編。一番つまらなかった)の短編三本立て。
ブレイド‥‥原作の超未来の後日談。しかしノリはほとんどオリジナルSF。「不死の人生に心が折れた剣崎」を赦せるかどうかで賛否が分かれそう。
カブト‥‥DVDの特典冊子に載ってた、行き当たりばったりのグダグダ短編そのまんま収録+原作なぞっただけの書き下ろし補完部分(割とどうでもいい)。

 と、方向性もクオリティもバラバラ。
 まあカブトを除けば、みんなそれなりにいいとこがあってそれなりに面白かった。

(カブトは本編の設定が撮影中にさえ二転三転しちゃたっぽいので、同時進行してた特典小説はネタとか辻褄が色々おかしかったのと、米村氏の文章があまりにも下手で‥‥そして文庫での書き下ろし部分も、原作をそのまんまなぞっただけ&やっぱり文章が‥‥)
(内容は相変わらずの激鬱展開だったが、「文章」がダントツで上手かったのは、やはり井上敏樹の555であった)

 さして思い入れのない作品の小説なら、別に何がどうなってても気にしない。
 しかしイグにとってクウガだけは特別なのだ。
 先行作品のバラバラ具合に怯えながらも、やっとこクウガを読んだらば。
 設定は原作世界の13年後‥‥って、今年だ! 2013年だ!
 しかし五代は最終回で旅立って以降、未だ姿を現していない。
 桜井刑事と笹山さんの結婚式にも、五代の席は空いたまま。
 一条さんも他のみんなも、五代の安否を気にしながらも、しかし「彼が帰ってくる時は、また戦わねばならぬ時なのでは‥‥」と恐れている。
 そんな時、再びグロンギによるゲゲルらしき事件が。
 そして目撃される白いクウガの噂。
 果たして白いクウガは、かつての力を失った五代なのか。
 事件は本当にグロンギの仕業なのか―――

 というところから始まって、原作の過去エピソードを丁寧に回想しつつ話は進む。
 文章の密度が濃くてものすごい読みごたえ。そしてキャラ描写が上手い。キャラずれ一切なし。
 夏目実加ちゃんだけは、さすがに当時14歳から現在27歳になっちゃってるので、そのまんまという訳にはいかないのだが、まあこれはこれで。過去のエピソードを大人になった今改めて回想、という形で入れ込んでいるので、さほどの違和感もなかった。

 そして最後の最後に、やっとあの人が‥‥!
 さすがにちょっと泣いた。
 本編の13年後の話なんだけど、リアルタイムの五代雄介/オダギリジョーの笑顔がありありと浮かぶラストシーンだったよ‥‥!

(にしても。一条さんが実加ちゃんに迫られて、しかし踏みとどまるシーンがあるのだが、その後にこのラストシーン読むと‥‥腐女子目線でなくても「アンタ絶対五代の方が好きだろ」と突っ込みたくなるよ‥‥)
(まあ「死力を尽くして共に戦った戦友」って仲は、恋愛沙汰とは次元が違う固い絆だからなー)

 という訳で、クウガ小説、大変良かったです。
 感動した!
 この希望を胸にもうちょっと頑張ろう、うむ。


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 二名様のパチに感謝! 一見ゲーム脳に毒されたっぽいソードですが、しかし、双魔がメガテンをプレイ中に判明した事実で、
「あ、コイツ多分炎に弱いぞ」
「え、どれどれ‥‥(コマンド→弱点にヒット&クリティカル!)あ、ほんとだ! ソードさん、いつの間にゲームにも詳しく?!」
「ゲームにゃ詳しくねえよ。でも似たヤツと魔界で戦ったことあるからな」
「リアルファイト経験済みなんだ‥‥!」
 なんて展開があったりしました。楽しそうでいいな!
(たまに読みが外れて、反射を食らって全滅したりもしますが)

デビ小ネタ・我が家の戦力一覧表編

(新刊の一部に入るかも知れない設定小ネタ)
(魔法分類は例の如くメガテン準拠です)

 ある暑い日の昼下がり。
 リビングで双魔がペンと紙を手に、何やら頭を捻っていた。
 ひょこりと顔を出した魂ソードが「何書いてんだ」とのぞき込んだところ。

  イオスさん‥‥剣/破魔系魔法
  神無‥‥剣/物理攻撃
  ソードさん‥‥物理攻撃/電撃・衝撃系魔法/暗黒魔闘術(貫通?)
  僕‥‥銃撃/裏暗黒魔闘術(分類不明)
  ナナちゃん‥‥物理攻撃/飛行補助

 という、謎の分類が書き込まれていた。
「何だこりゃ」
「んー、誰がどんな攻撃方法持ってたっけ、ってちょっと気になって」
「オレの魔法って電撃とか衝撃ってやつなのか」
「見た感じそうだったけど‥‥(何で当の本人が解ってないんだろう)」
「ていうかコウモリネコも戦力なのかよ」
「そ、それは一応の頭数として‥‥それより、リストアップしたらちょっとした問題が浮上しちゃって」
「? どんな問題だよ」
「うち、火炎系と氷結系を使える人がいないんだよ!」
「火ならケルベロスを呼び出せばいいじゃねーか」
「あ、そっかあ。じゃあ残る氷結系は‥‥」
「それはオレ様も思いつかねーな‥‥誰か使える奴いたっけか」
 などと、今度は二人で頭を捻っていたところ、
「‥‥お前らちょっと頭冷やせ」
 台所から現れた神無が、双魔の襟首をぐいと引っ張り、背中に氷を放り込んだ。
「うひゃあ!!!!」
「それ魔法じゃなく物理攻撃じゃねーか!」
「‥‥暑さで脳味噌煮えてんのかお前ら」
 そもそも魔法の話なんかしてねえよ。‥‥というか、いつの間にかソードまで、すっかりゲーム脳に毒されやがって。
 背中の氷に七転八倒する双魔と、何故か真顔で反論するソードに、内心でそう毒づきながら、神無はカップの氷を噛み砕いた。


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 二名様にパチって頂いた! 感謝! メガテンですが、魔人とハエ様戦は結局諦めて、ニュートラルエンドを見ることにいたしました。そこら辺は二週目以降に、ロウかカオスルートを辿るついでにパラメータ上げてから挑戦しよう‥‥と思いつつ、「詰まった時に/その場所だけ」の情報しか見ていなかった攻略サイトを改めて全部見てみたら、衝撃の事実が判明! 何と魔人レッドライダーは、ニュートラルルート限定の場所にしか出ないというじゃありませんか!‥‥ああーレッドライダーと戦おうとしたら、ロウ・カオスやった後ニュートラル再挑戦、で全四周しないといけないのか‥‥とぐったり。でも、エンド直前のセーブで二時間粘っても出なかったんだよなー‥‥四周目にも会える保証がないと思うと、今からさらにぐったりです。