こんなん観ました

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Resident Evil: Extinction

2007.09.24 Monday | 映画作品 > SF/ファンタジー

RE_Extinction
(2007年)
ラクーン・シティの悪夢から数年後。生き残った人々は武装しキャラバン隊を組み、安全な地を求めて旅をしていた。
自分の存在が他者をも危険に巻き込むことを恐れ単独で行動していたアリスだったが、カルロスとの再会を果たし、クレア・レッドフィールド率いるキャラバンに合流し、ともにアラスカへ向けて出発することに。
しかしその頃、アンブレラ社もまたアリスの居所を突き止めていた。
劇場で鑑賞。

結論から言ってしまうと、見所は戦闘アクションと惜しみなく飛び散るゾンビたち、と割り切ってしまえば楽しく観られた。

ゲームからのキャラは、カルロス、クレア、そしてウェスカーが登場。
もちろんゾンビの皆さん、そしてカラスやわんこたちも活躍(?)。
カルロスの別人っぷりは前から同じだからまぁ置いとくとして、ウェスカー隊長がなんかゴツすぎというか顔が丸くてちょっと嫌w 
あの独特の爬虫類っぽいキモクールさが足りてないよ映画版隊長!
クレアは可もなく不可もなくというか、イメージに合っているかどうかというよりも、まず影が薄かった。

今更こんなこと言っても手遅れなんだけど、変にオリジナル設定を出そうとしないで最初っからゲームに忠実に作っていればよかったかもしれないという印象が、回を追うごとに強くなってしまった感じ。
ミラ・ジョヴォヴィッチ好きとしては、彼女のアクションやタフな肉体美がこれでもかと堪能できるのは嬉しいんだけど、でもゲーム作品の『バイオハザード』シリーズのファンとしては複雑、というか。
いっそ同名キャラなんかも一切出さずに、元ネタから使うのはアンブレラという組織ぐらいにしておいて、あとは完全にゲームと切り離してくれればよかったのかも。

アクションがすごいとはいえ、アリスの戦い方がますます人間離れしてしまっているのも、個人的にはちょっと残念。あれはもう完全に、余裕でかめはめ派が撃てるレベルだろう!w
ミュータント化した博士との戦いなんかも、せっかくだからもっと山場らしくして長引かせればよかったのに、けっこうあっさりしていて拍子抜け。
途中退場するL.J.やベティやカルロスの扱いといい、なんだか「使い古されたお約束」に当てはめただけのパターンが多いのも萎えポイントだった。

あと、映画の内容とは直接関係ないかもしれないけど……
アリスがアップで映る場面になると、肌がエアブラシ処理でもされたみたいにやたら滑らかになってて、毛穴すら感じられないほど違和感たっぷりで人工的に見えるのが、観ていてなんだか気になった。
もしかすると「普通の人間とは違う」設定のアリスだから、見た目でも違いをつけるためにわざとそういうエフェクト施してるのかも? 
……と、あえて好意的に解釈してみたけど、実際はどうなんだろう。



マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -