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中の人日記・日々是ライドウ編

 結局、アクションにはやっぱり慣れませんが(^_^;)
 とりあえずガードだけは出来るようになったので、戦闘はずいぶん楽になりました。
 少ないという噂の仲魔の数も、イグ的にはまあ気になりません。
 ノクターンの時の、あの膨大な悪魔全書を埋める苦労を思えば、もうこれで十分です、という気持ちになりました(笑)
 何より今回は、一体一体をじっくり育てる楽しみが大きいような気がしておりますよ。シヴァがいないらしいのだけはちょっと残念ですが、その心の隙間はマッドタイプの仲魔に埋めてもらうことにしました(笑)

 元から好きだった狂人口調タイプなのですが、今回はいつにも増してパワーアップしておりまして。
 マッドタイプのイッポンダタラとかイチモクレンとかを合体で作ると、
「うぉれは ○○!! うぉまえは 白樺派かァァァァァァァ!? うぉまえは ドストエフスキーとかキライかァァァ!?」←注・うろ覚え
 とかいきなり聞かれるという(笑)
 すみませんイグは名作文学とかキライなので、最近ラノベしか読んでません。と思わず心の中で呟いてしまいましたよ。
 他にも、そのタイプを単独操作に出すと、アイテムを見つけたりしては「オリムピック級の活躍だァァァァ!!」とか叫ぶし、何か命令すると「一度聞けば判る! もう一度言え!」とか言われたり(笑)

 あと今回のヒットはモコイさん。
 割と序盤の方で、マップ内でメッセージをくれるモコイに話しかけたら、何か郷愁を誘うお話を聞かせてくれたので(笑) その時ストックにいた仲魔のモコイも合体材料に使うのが忍びなくなって、レベル上がってもずっと持ったままになってます。
 こんな感じで、つい悪魔に愛着を持ってしまうのがメガテンのいいところ。

 そんな訳なので、PS2をお持ちの方には是非お勧めします、「デビルサマナー葛葉ライドウ 対 超力兵団」。
 従来のシリーズに比べたら、謎解きもさほど難しくないですし、マップとかもそれほど意地悪くありません。
 色んなファンサービス要素も入ってるので、「真・女神転生」シリーズをご存じの方にはなおお勧め。
 面白いよ!

余談

 昨日の更新についてコメントを頂いたのですが、あれの元ネタ(?)は実はオロナミンCではありません。
 イグも去年辺り初めて薬局で見たのですが、まんま「アニマリンL」という名の薬が実在するのです。
 シロップと錠剤の二種類があって、どうやらビタミン入りアミノ酸系の薬らしく。

 で、本当は昨日のネタは、最初から「獣の里C」とネタ帳には書いてあったのです。
 でも、
「いくらダサさがポイントの里の商品名でも、あんまりすぎるネーミングだよなあ‥‥ちょっと横文字にしてみよう。獣だからアニマル‥‥オロナミンっぽくアニマリンでどうだ!‥‥アレ? こういう名前の薬、薬局で見かけたような‥‥」
 という経緯があって、逆に改名しました! という流れになったのでした。

 そしてこの流れとは関係ありませんが、今まで薬局で見かけて一番怖かった名前の薬は「奥田脳神経薬」というやつでした。
 見かけた時は手に取るどころじゃなく引いてしまい、箱を横目に目的の商品の会計をすませてそのまま帰ってきてしまったのですが、何の薬だったんだろう、あれ‥‥

微妙テイスト

先日、ものすごく不味いという噂の健康ドリンクの作り方を知りました。
 イグアナは割と健康オタクなので、早速試してみることにしました。
 で、その材料の一部には、

 A・美味しいけど高カロリーになってしまう
 B・安くて健康にいいけど不味い

 という二種類の選択肢があり、イグは不味いと言われていたBの方を買って帰りました。
 何故ならスーパーに行ってみたらば、カロリーを別にしても、Aの材料は割と季節もので、その分お値段もやや割高だったので(^_^;)
 それでわくわくと作って飲んでみたのですが、‥‥割と美味しいじゃありませんか。
 少なくとも、先日飲んでみて「‥‥歯医者味?」とまで思ったポーションほどに奇怪な味ではありませんでした。十分、毎日飲めそうです。

 でも、じゃあ何でレシピのあるところでは、ああも不味いと言われていたのだろう。
 ‥‥もしかして、人間の味覚ってイグアナと違う?

 とか何とか考えてしまって、何だか微妙な気持ちになってしまった爬虫類なのでありました。

地味に鍛えてます

「鍛えてます」と言えば響鬼さんのセリフですが、サントリーから発売されたFFの「ポーション」のCMに、威吹鬼さんを演じていた役者さんが出ていて嬉しくびっくりしました。
 でも肝心のポーションは、噂通りしみじみと不味かったです。
 飲んだ瞬間イグの心には、「歯医者味」という言葉が浮かびました。何故か。

 で、本題ですが、イグは腰痛と肩凝りが結構重い方です。
 なので、時々思い出したようにストレッチしてみるのですが、やはり我流ではいかんともしがたく。
 そこで最近重宝しているのが「Tarzan」という筋トレ系?の雑誌です。
 勿論、本格的なトレーニング特集の時は、到底ついて行けないので買わないのですが(^_^;)
 そこそこヌルめのストレッチやヨガ特集の時だけ購入して、ページを見ながらたらたらと曲げ伸ばしをしております。
 毎日は無理でも、一日おき程度にそれを一ヶ月くらい続けてみると、これが意外なまでの効き目!
 内容的にはさほどキツくはないにもかかわらず、明らかに体は柔らかくなり、腰痛肩凝りは確実に軽減されておりました。
 なるほど、少しずつでも鍛えると確実に丈夫になる! と、じわじわと筋を伸ばしているイグアナなのでした。

 余談ですがTarzanは、毎号のトレーニングモデルの写真や、鍛えてる人として登場するタレントさんのグラビアも楽しみでして。
 役者さん本人には全く興味がないにもかかわらず、前号の表紙だった高橋克典の筋肉には、思わず見とれてしまいましたよ。
 以前のドラマ出演時や、サロンパスのテレビCMよりさらに鍛えて絞ったようで、やや骨が浮くような体にムキムキしすぎない筋肉がまんべんなくついているのが、何とも言えずいい感じでした。
 と書いてて気付いたのですが、ハーロックもデビデビのシバもそんな体型でした。解りやすすぎですイグ好み。

 イグの中の人は女性ホルモンの壁があるので、そこまで鍛えるのはさすがに無理そうです。
 しかし、骨格自体がかなり逆三角形に近いので、それに合うようにもうちょっと絞って鍛えたいなあ。
 とりあえずは、地味にストレッチから鍛えてます。,

ライドウ!

 PS2のメガテン新作「デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団」を購入いたしましたよ!

 最近のイグアナは、健康上の都合で強制的に23時就寝を心掛けているので、いまいちどっぷりプレイする時間がなく、まだ出だしの辺りしかやっていません。
 ‥‥しかし、その出だしの辺りで、既にイグアナは大きな障害に突き当たってしまったのでした。

 メガテンシリーズは、おおよそ20年の歴史を誇る、言わずと知れたRPGゲームです。
 ご存じの通り、大概のRPGは敵と遭遇すると、「話しかける」「逃げる」「戦う/剣・銃・魔法攻撃」などを選択し、敵への対応を決定します。後は勝手に入力した通りの内容をプログラムが展開してくれます。双方の立ち位置なんかは基本的に変わりません。対象を決定すると、照準とかも自動です。
 それで「敵が攻撃を避けた」とか「話し合いに応じた」等の反応があると、またそれに応じてコマンドを決定する、というのを繰り返す訳ですが。
 ‥‥今回の「ライドウ」の戦闘画面は、ぜんぜんそのようなRPGじゃなかったのでした‥‥

 まず、プレイヤーキャラであるライドウが敵と遭遇すると、クォータービューの3D戦闘画面が開けます。設定してあると、味方の悪魔(仲魔)が一体、自動的に召喚されて、ライドウと一緒に画面に現れます。この段階で、ライドウと仲魔の行動を決定するのは普通のRPGと一緒です。
 しかしここからが難儀でした‥‥
 何と戦闘画面の中で、敵の悪魔が360度うろちょろとフィールド内を動き回るではありませんか!
 ライドウはそれを追っかけ回して、剣で斬りつけるなり銃で撃つなりしないといけないんですよ!
 勿論その間、敵もリアルタイムで逃げ回ったり、死角に回り込んだりして攻撃してきます。仲魔も最初に入力した命令を繰り返しつつも、勝手に画面内をうろちょろして戦ってます。敵が多いとライドウも仲魔も陰に隠れてしまって、自分がどこを向いてて今誰に斬りつけてるのか解らなくなることもしょっちゅう。操作が下手だと、うっかり何もないところに斬りつけてたりなんかして。
 ‥‥これ、どう見てもRPGじゃなくて、3Dアクションゲームですよ‥‥

 でもって、メガテンと言えば悪魔を捕まえて仲魔にするのが大前提なのですが、これは従来のシリーズでは、会話交渉で行われておりました。
 ところが今回はそれもアクションゲームに‥‥
 相手の種族に応じた弱点を突く攻撃をすると、敵はごく短時間だけ、硬直して動けなくなります。その隙に接近すると、封魔ゲージというものが画面に現れるので、そこでどうするかというと、‥‥ボタン連打ですよ(汗)
 ガガガガとボタンを連打すると、敵の気力か何からしい封魔ゲージがどんどん減っていき、無事ゼロに出来ると悪魔を封印して仲魔に出来ます。連打がヌルいと失敗します。‥‥超疲れます‥‥

 ‥‥何故。何故いきなりアクションになってしまったんですかサマナーシリーズ!
 イグは先日、親指の爪の先をほんのちょっぴりですが剥がしてしまったので、まだ力入れると痛いんです‥‥正直、連打が辛い。というか出来ない。ので、「封魔開始!」となると慌ててコントローラー持ち直して、人差し指でボタン擦ってます。‥‥それも割とキツいです、魔王様‥‥

 あと、通常のフィールド画面が、従来の主観視点じゃなく、カメラアングル固定になってるのも辛い‥‥進行方向=視界じゃなく、キャラを動かして町中を進むたび、カメラ(視界)が切り替わるんですよ。自分がどっちに進んでるのか、切り替わるたび一瞬混乱します。
 この形式にはなんか覚えがある‥‥と思ったら、バイオハザード形式でした。あれも辛かったなあ‥‥しかもあれに比べると、切り替わる画面の数やマップの広さが段違いです。その分辛さも段違い。正直、初日プレイ時は酔いと目眩で腹痛くなりました。マジで。
 バロックも相当酔ったけど、あれは視界=進行方向なのでまだ迷わなかった気が‥‥

 どうして今まで通りのコマンド形式か、せめてノクターン形式にしてくれなかったんだ、アトラス‥‥
 そんなこんなで、イグは今から挫折の予感に打ち震えているのでした‥‥


―――


(以下、前掲示板からのログ移行時に失敗し、上の記事とごっちゃになってた6日の日記を切り分け掲載)

「ダイイングメッセージ」
2006/03/06 Mon 20:11:11 レッドイグアナ

 はまり倒すあまり血行促進しすぎて、いつもより二割増赤いイグアナです。
 何というかもう、「ライドウ」と血文字を残して倒れ伏しそうですよ。
 毎日少しずつしかできないのがもどかしい‥‥

 先日たらたらと不満を訴えた、アクション部分の操作にはまだ慣れません。
 かなり変わってしまっている仲魔システムにも文句山積みです。
 しかしそれでもやってしまうのがメガテンファンの悲しさでして(^_^;)
(新作ごとにハードが変わっても、専用機扱いで新ハードを買うのも割と普通‥‥)

 実際、ゲームの雰囲気とかはいいですし、舞台となっている大正二十年という架空の年代も、思わず洋食が食べたくなるような大正浪漫そのままです。
 かなり好きだったサマナーシリーズ初作「真・女神転生 デビルサマナー」の絵柄からは、ちょこっと変わってしまったのは残念ですが、まあペルソナに比べれば十分許容範囲。
(イグアナはメガテンに関しては、「真」シリーズ原理主義者の、中くらいの懐古派です)
 銭湯でも学帽を脱がないライドウとか、単独操作で色々考えてる仲魔のコメントはかなり楽しいし、今回のゲームオーバー画面は歴代ナンバーワンの切なさです。文句はあれども見どころは一杯!

 そんな訳で、「ライドウ」と書き残して走り去り、ばたりと倒れ伏すイグアナでした。

理不尽

 訳あってもう二週間近く、お粥・卵味噌・梅干し・卵豆腐・水煮ツナ缶・ヨーグルト・豆腐、飲み物はカフェインを避けてにんじんジュース・トマトジュース・昆布茶・ハーブティー、で過ごしています。
 ちょっと良くなったかなーと油断して他のものをつまむと、てきめんに報いが訪れるので油断なりません。

 なのになのに。
 こんな修行僧のような生活をしているにも関わらず、1キロたりとも痩せないのは、一体何故なのですか魔王様。
 イグアナ何だか釈然としません。

血湧き肉躍る

 ちょっと力尽きている間に、溜まっていたセイザーXのビデオを一気に見返しました。

(14話~19話まで。こっちでは現在のところ、一~二週間放送が遅れているっぽい)
(ちなみにまだ微妙にへたばっているので、無理矢理23時就寝の日々ですよ‥‥夜更かししたいなあ‥‥)

 いやー‥‥主人公たっくんと敵の火将軍ブレアードは、何かむちゃくちゃ仲いいなあ!
 勿論立場的には普通の敵と味方なんですが、前にも書いたダストシュートに閉じこめられ事件以来、双方すっかり意気投合し、宿命のライバルという名目の、どうみても友達になっちゃってます。何つーか、その雰囲気は「二人ソード」な感じですよ(笑) 元気爆発単純バカ二人。
 特にブレアードは、ネオデスカルの新勢力・グローザに馴染めず何度もぶち切れたり、たっくんに「お前は俺が倒す!」と宣言しつつ、捉えられたセイザーX一同(含むたっくん)が建物ごと爆破されようとすると「拓人ー! お前がいなくなったら俺はどうしたらいいんだーーー!!」とか絶叫しちゃったり。

 そしてうっかりセイザーX側に捕まってからは、庭ですっかりポチ係ですよ(笑)
(宇宙船に置いとくとうるさいというので、安藤家の庭にシールド張って、そこに閉じこめられている)
 最初は「出せー!」とわめいていたが、のちにはお母さんの食事にすっかり懐柔され、洗濯物干しまで結構楽しそうに手伝ってたりして超可愛い。なのに相変わらず名前を覚えてもらえなくて、「ブレンダー」だの「ポチ」だのと呼ばれては「ブレアードだ!!」と切れてるのもまた楽しい。
 しかもそんな状況下で、「家族を大事にしろ」みたいな意外とまともなことをたっくんに語るシーンがありまして。
 それでちょっとジーンと来たらしいたっくんに、決めどころだというのに「‥‥ポチ」とか呼ばれて、「ああ、俺はポチだ」とか返しちゃったり。‥‥格好いいぞブレアード!!

 その辺と平行して、宇宙海賊と言われてる連中の(人種?的な)正体が実はアレで、たっくん側の「地球人」というのは実はソレで、という、世界観に関わるネタなども出てきて、ますます話は盛り上がってきました。続きが非常に楽しみです、セイザーX。

 そして期待のリュウケンドーも、当初の期待通りいい感じです。
 何故かローカルな町内にしか出ない敵と、それゆえに妙にせせこましい場所で展開される戦闘シーンとか、敵側の描写や味方側の描写など、イグアナ毎週大満足ですよ。
 しかしそれも、決してすごい予算をつぎ込みまくってセットかものすごいとか、スケールが大きいとかではなく、何というかこう‥‥綿密。会話も演出もいちいち小技が効いてるし、話のテンポもすごくいい。普通のシーンでも思わず吹き出すような小ネタがちらほら。職人技。という感じです。
 これもこっちでは放送が三週ほど遅れているらしいので、まだ4話までしか見ていないのですが、続きがものすごく楽しみです。
 響鬼が終わってしまって、スピリッツWEBの連載日記で「さて今年は何を楽しみに生きようか。」と書いていた吉田戦車氏にも、是非この楽しさを教えてあげたい!
(多分とっくに見てるとは思いますが)

 まあそんなこんなで、最近は希望に満ちた特撮が複数あって、ちょっと癒やされているイグアナなのでした。
(いや、鬱展開で泥沼が深まっていくばかりのムシキングも割と好きですけどね。エンディングの歌は今のひとつ前のファジコンのやつの方が好きでしたが)

平伏ばたり

 ちょっと力尽きているので、今回の更新は新ネタでない、微妙に詐欺くさい更新です‥‥
 ネタを求めてきて下さった方はすみません。イグアナ平伏。

(というかイグアナ、獣姿の時は元から平伏しているような姿ですが)

キャシャーン

 テレビで放送していたので、劇場版のキャシャーンを見ましたよ。
 公開当時は、ともかく散々な悪評しか聞かなかったのですが、見てみたら予想外面白かったです。特にあの映像は非常に好みでした。
 イグは「いかにもなCG」があまり気にならないタイプなので、作中の瓦礫の廃墟とか、モノトーンの埃っぽい街とか室内とか、メカのCGとかは、普通にわー凄ー!と思ったですよ。
(こういう好みにつながる他のネタ‥‥ゲームの「バロック」とか、映画「バンディットQ」「ラビリンス」の魔王のお城とか)

 ただ、肝心の物語部分、「何がどうなってこうなっている話なのか」というのは、元のTVアニメ版を知っているイグにも全く訳解らず‥‥
 というか、「キャシャーン」というタイトルと主要モチーフを使ってるだけで、原作とはあんまり関係ない、かなーり別の話になってました。別話なだけならいいんだけど(※)、ともかくその「映画独自の設定部分」に関する説明描写が全く足りてません。

(※‥‥いや、ほんとは良くないのかも知れませんが。過去に三度とか映像化されているにも関わらず、アレンジの有無なんてレベルじゃなく「正に名前を借りただけ」で、原作通りの話だったことは一度もないという「戦国自衛隊」の例もあることだし‥‥)

 唐沢寿明とか及川ミッチーは、役者さん本人に興味のないイグが見てもいい感じだったので、余計に「勿体ない感」がひしひしと‥‥
 特に唐沢氏のブライキングボスは良すぎでした。どう見ても主役はキャシャーンじゃなくてブライ。
(というか、それはあえてそう作ってた気がしました)
 しかし、独自部分の大前提らしい(?)反戦・非戦の観念とか、キャラの背景や過去を説明する部分(会話パート)になると、ほんと突然説明くさくなるのと、しかもその説明が唐突で断片的なので、見れば見るほど「わけ解らない‥‥」感が募ってしまい‥‥

 なるほど、公開当時はそれで不評だったのだろうか。
 と思いつつ、何となく検索してみたところ、考察サイトを発見。
 そこの情報によると、何とこの映画、実際は4時間くらいある予定だったのを、劇場でそれはあまりに長すぎて駄目なので、無理矢理切り詰めて2時間半にしたとかで(汗)
 そりゃあそんなに詰めたら訳解らなくなって当たり前だよ!
 しかももっと驚いたのは、劇場公開版と後に発売されたDVD版、さらにはテレビ放送版の全部が、あちこち手直されていて、セリフだの音楽だのが違っているという話でした。
 テレビ放送時に枠に合わせて尺をカットするのはまだ解ります。
 公開時に入れきれなかったシーンをDVDに入れるのも解る。
 でもセリフが大幅に変わってるってどういうことなんだろう(汗)

 ‥‥イグは大昔に聞いた、「劇場版のとあるアニメ映画が、初日・二日目・三日目と、動きが進化していった」という伝説を思い出しました。
 それは公開初日に完成が間に合わず、尺だか動画だかが足りていないまま配給し、仕上がった部分を次々と足して足して、公開中なのに連日完成に向けてバージョンアップしていったという噂だったのですが。
 ‥‥キャシャーンももしかしてこのクチだったのだろうか‥‥

 そんな訳で、映画を見終わったイグは、勿体ない感で一杯でした。
 独自部分のストーリーとか設定さえちゃんと解るようになっていれば、もっと普通に面白かったと思うのでなおさら。
 今はとりあえず、レンタルででもDVD版をもう一回見てみたいなあ、と思っていたり。比較用にビデオを撮らなかったことを後悔したですよ‥‥
(テレビで放送があるのを放送時間まで忘れていた。いつもうっかり爬虫類)

 というかイグアナ、結局劇場版キャシャーン結構好きなような。
 それで突然思い出したのですが、「キャシャーン」という作品は、実は劇場版で三作目なんですね。
 最初の昭和TVアニメ版と、平成リメイクOVA版、そしてこの劇場版。
 でもって、何故かイグの手元には、平成OVA版のノベライズがありまして。
 部屋を漁って、すっかり忘れていたその内容を読み返してみたら、劇場版に至る設定と言えるような、なかなか面白いことが書いてあったのでした。

(続く。かも知れない)

五本指

 イグの中の人は普段、五本指靴下を愛用しています。
 何で最初に五本指を履き始めたのかは全然覚えていないのですが、数年前、紳士実用衣料売場(要するに下着と靴下売り場ですね)に勤めていた時に、紳士用の五本指を見て「快適そうだなあ」と思ったのだけは覚えています。

 でもって、当時は本物の軍足の他は、まだ明らかに水虫対策みたいな「銀繊維入り!」「さらさらシルク」のようなタイプしかありませんでした。
 ところが後年。
 一体何があったのか、婦人用靴下にもすごい勢いで五本指が進出し始めまして。
 先日買い足しに行ってふと気付けば、売り場の3~4割程度が五本指に埋め尽くされておりました。
 しかも、明らかに若いギャル向けの、やけにカラフルな五本指がびっしりと! 求める無地タイプを探すのに苦心したほど、様々な色柄の五本指が、ずらりとディスプレイされていたのでした。
 ‥‥ありがたいけど何があったんだ、一体。

 しかし、それほど出回るくらいに、五本指靴下は便利です。
 かねてより、イグは巻き爪とハンマートゥで困っており、外反母趾も少しあったのですが、五本指にしてからは、それらが全く痛まなくなりました。
 あと、寒い日にも、前ほど爪先が冷たくなりません。逆に夏の暑い日も、足は常にさらさらです。
 まだ数を沢山持っていない頃は、仕方なく普通の靴下を履く日もあったのですが、そうすると巻き爪が痛いのなんの‥‥もう普通の靴下には戻れない! と心底思ったのでありました。
 現在は、普段着の時は勿論五本指。外出時でもパンツスタイルならやっぱり五本指。そうでなくても黒タイツの時なら、その下にしっかりこっそり履いてます。むくみ防止のメディキュット(サポート靴下)の下にも、爪先が緩いのをいいことに履いてたりして。
(もっともこの手は、パンプスに肌色ストッキングでないと駄目な職場の方には無理ですが)

 という話を、友人に何度か力説してみたらば、後日彼女も五本指メイトになっておりました。イグアナ思わずガッツポーズ。
 で、聞いた話なのですが、彼女は五本指の快適さのあまり、彼氏にもプレゼントして勧めたところ、「いや、俺、水虫じゃないから」と断固拒否されてしまったとか。
 そんな理由で拒否とは何と勿体ない‥‥水虫とかぜんぜん関係なく、超快適なのにね五本指。
 と、イグと彼女は深く頷き合ったのでした。

 そんな訳なので、お勧めします、五本指靴下。
 もう帰れないほどの快適な世界が開けたりするかも知れません(^_^)/