美少女敵キャラデータベース「は」（ないと・めあ）

は

ハーピー【はあぴい】

　　種　族：キマイラ
　　レベル：Ｃ
　　得意技：魅了淫気、神眼、魅惑の魔法、催淫毒、経験を吸い取る、風愛撫、空中ファック、おっぱいまつり／ショタ、姉、おっぱい星人、集団

　首と乳房および腰まわりまでが美しき乙女の姿、足が凶鳥という化け物。腕が巨大な翼になっており、自由に空を飛び回れる。死の遣いであり、魂を冥界に運ぶ役割を持っているという。また自殺によって地獄に落ちた魂に罰を与え、死霊の肉体を鋭いツメで苛み続ける役目も持っている。年を取ると意地汚くなる。

　ハーピーはその醜い姿にもかかわらず誘惑の達人で、アソコから淫気を発し、目が合うと心を奪う神眼を持っている。フェロモンに毒され、妖しい視線で見つめられたうえ、目の前に大きな乳房を揺らしたしなやかな女体が迫って来るのだから、大抵の男は魅了されてしまう。ハーピーが若い男を誘惑する目的もさまざまで、呪いのため、記憶を消すため、食料にするためと色々ある。

　誘惑に屈した男は、ハーピーの食料になってしまうか、手下になってしまう。はたまた、そのハーピーがもっと上位の存在の使いであった場合、都合の悪い情報を記憶から消すために挿入して来る。ハーピーの味を味わった男は記憶喪失に陥ったり、または眠ったまま目覚めなくなったりする。文字どおり「何もかも忘れ去る」極上の快感なのだろう。

　また、ハーピーは風を自在に操ることができ、風を信仰するクレタでは、女性たちが上半身をはだけてハーピーを崇拝したという。彼女たちの守護神であるハーピーは、自分の目的のためにクレタの女を手下に使うことがある。とすると、オッパイを露にした女性の集団が目的の青年に大勢で襲い掛かってくることもありうるわけだ。

　少し進んだステージからハーピーは登場し始め、眷族の多い鳥人間だけに色々強化されて、魔界に行ってもハーピーの仲間は登場する。それだけなじみが深く、幅広いステージでお目にかかる敵なのである。強力なハーピーは他の項目に譲るとして、ここでは標準的なハーピーの魅力を紹介することにしよう。

　ハーピーは上空を飛びまわり、冒険者を見つけると即座に目の前に降り立ってくる。彼女たちは誘惑の達人であるから、まずは冒険者をメロメロの骨抜きにしてしまおうとあれこれ画策する。

　まず手始めは、アソコから絶えず醸し出される魅了淫気と、冒険者をじっと見つめる赤い瞳である。彼女の愛液は男の性的本能を呼び覚ます効果があり、その匂いをかいだだけで激しく勃起し、欲情させることができる。また、彼女の視線は男の心をくすぐり、どんなに醜い怪鳥の姿であっても最高に魅力的に思えてしまう神眼である。

　多くの冒険者が、この段階でハーピーに堕ちてしまう。それだけ淫気と神眼は強力なのである。これを避けるために淫気を嗅がず目を合わせないようにする必要があるが、長くは持たないだろう。

　それに、ハーピーの誘惑攻撃はこれに留まらないのだ。彼女は魅惑の魔法を唱えることができ、冒険者のハートをどんどんハーピーのほうに向けることができる。そこへおあつらえ向きに翼を羽ばたかせ、風の塊を冒険者の股間に送り込むと、えもいわれぬくすぐったい風で男を疼かせる寸法だ。

　こうして、ハーピーの魅了攻撃から逃れられる冒険者はまれとなる。ハーピーに魅了された冒険者は、フラフラと彼女に吸い寄せられ、その裸体に抱き寄せられてしまう。間近から淫気をかいで準備万端だ。導かれるままに仰向けにさせられ、愛くるしい陰部に包み込まれてしまう。彼女の膣は催淫愛液で満たされているから、極上の具合に加えて弱体化もはなはだしく、慣れていない冒険者は即座に射精の憂き目に遭う。

　さらに、アソコがねじれるように締まると、冒険者は大ダメージを喰らいながら、同時に経験を吸い取られてしまう。熟練した冒険者ほど多くの経験値を奪われる。これが記憶喪失のからくりでもある。ＳＢＲＰＧにおいて一番不利な年齢、１８歳未満のコドモになるまで経験を吸い取られたら、もう勝ち目はない。テクニックも忘れ、ひどいときにはレベル１に戻されてしまうからだ。

　そんな特殊な膣に加え、簡単には逃げられないように、ハーピーは空中で腰を振るのである。また、ハーピーが複数で襲い掛かってきたときには、その爪にも注意が必要だ。足の鳥爪には愛液と同じ催淫毒がある。皮膚から染み込む体液が直接血管をめぐることになるので、効果は絶大だ。仲間が結合している間、他のハーピーが空中で冒険者の背中を軽く引っかいて射精を早めようとしてくるのである。

　さらに先のステージになるとハーピーも凶悪になり、従者の娘たちを操っておっぱいまつりを開いたりする。これは、上半身裸の年頃の娘たち―彼女たちはハーピーの崇拝者か、ハーピーに洗脳された女たちである―が大勢で冒険者に襲いかかり、数百の乳房で包み込んで悦ばせる大技である。経験を積んだ冒険者でもこれだけの数はこなしきれず、ハーピーの策にはまって誰かの乳房に発射ということになる。

　よしんば彼女たちを克服できたとしても、強化ハーピーはそれだけの魔力を持っているのだから、一筋縄ではいかない。自在に動く乳房は、アソコと同様強力な武器となり、冒険者を寸前まで追いつめてから挿入→記憶喪失のフルコースが待っているのである。

　ハーピーは誘惑と催淫で冒険者を弱体化させ、また経験を吸い取ってテクニックを封じ、または冒険者を思春期に落としてイキやすくする。これはつまり、戦局を左右する補助攻撃の名人ということである。

　これだけ補助系の攻撃が発達している背景には、じつはハーピーの総精力がきわめて低いことが関係している。そのまま実力だけで戦うと初級の冒険者でも倒せてしまえるほど、じつはハーピーは弱いのである。だからこそ、さまざまな誘惑や魔法、催淫剤を使って、戦闘を有利にする戦法を長年とってきたというわけだ。狡猾なキマイラである。

　しかし逆に、補助系の攻撃を何とかしさえすれば、ハーピーは簡単に倒せるということでもある。長期戦を避け、深みにはまる前にガンガン突いてしまえば、ハーピーはあっさり感じ、簡単に倒されてしまう。おっぱいまつりでさえ、人間の従者を頼りにしなければならないという自信のなさの現われなのであり、その心理をつけば攻略は難しくない。ハーピーの魅了に抗うのは難しいが、惚れきってしまう前に勢いで倒してしまえばよいのである。恐れず前向きにぶつかっていくべし。
　

バービージャイアント【ばあびいじゃいあんと】

　　種　族：妖怪
　　レベル：Ｃ
　　得意技：密着正常位、さらなる巨大化、巨大化後は全身締め／ロリ、処女、おもちゃ、密着

　巨大化したお人形様。女の子が遊ぶ１０頭身以上のキラキラしたお目目のビニール人形である。巨大化したとき、大勢の少女の念がこもり、男好きする化け物へと変化した。『とらわれペンギン』では身長１０メートルとあるが、さすがに大きすぎである。研究所の床を何階分突き抜けるんだ。やはりここは等身大以上でさらに巨大化も可能、としておいたほうが無難であろう。

　ドールの眷属ではあるが、ダッチワイフにも近く、また、無意識下に抑圧された女の子たちの異性への興味が思念となってお人形さんにこもった結果、自立した意志を持ち、何者かに操られるでもなくみずから男を探し回る化け物になったので、ここでは独立した妖怪としてあつかうことにする。

　バービージャイアントは、中盤ステージのザコキャラとしてあつかわれることが多い。フリフリのドレスか、あるいは全裸でステージを歩き回り、冒険者を見ると抱きついてくるかわいいやつだ。言語能力はない。

　彼女のビニール肌は吸いつくむっちりシリコン質に変化しており、抱きつくと肌がぺたぺたくっついてくる。そんな肉体と裸で抱き合うのだから、その体だけでも精力消費は免れないだろう。そのうえ人形なのでアソコに毛が生えておらず、パイパン大好き冒険者は半ばノックダウン状態で入れなければならなくなる。

　ドールと違って呪いの力はなく、魔性も得ていないため、バイブ蠕動といった特殊攻撃はない。人間の娘の思念が固まっており、男への興味シンシンから生まれた妖怪なので、普通に締めつけてくるだけである。その思念には邪悪な性質がなく、セックスの禁断の快楽を知りたいだけだからである。

　バービージャイアントは正常位で冒険者を誘い、上に乗せてシッカリ抱きついて、しかし入れてみると普通の娘と同じ攻撃力しかないのである。せいぜい、幼い感じの人形なのに冒険者よりも大きく、入れていながら胸に抱き寄せられる倒錯が売り物な程度だ。

　では、そんな弱いバービージャイアントが、なぜ初期ステージではなく中盤に登場する強敵としてあつかわれるのか。その秘密は、思念体たる人形だけにきわめて高い精力値と、さらなる巨大化能力にある。バービージャイアントは、攻撃力防御力ともに標準以下だが、それに似つかわしくないほどずば抜けて高い精力を持っている。これは数多くの女の子たちの抑圧された思念が、なかなか満足してくれないからである。

　したがって、いくら責めてもなかなかバービージャイアントは果ててくれず、そのうちジワジワとノーマルアタックが男を刺激し、ついには根負けして発射ということになるのである。

　そして、バービージャイアントはすでに巨大化しているが、さらに大きくなることも可能なのが厄介だ。ステージの性質にもよるが（室内だと大きくなれない）、さらにここから最大３倍までは巨大化できるらしい。こうなると、これまでおとなしめだったお人形サマも凶暴化し、冒険者の体を捕まえて全身をつるつるのアソコに入れてしまうのである。冒険者の首から下を入れるくらいで、巨大化したバービージャイアントには丁度よいサイズになる。

　冒険者は身動きが取れない。そしてみっちり締め付けが、イチモツのみならず冒険者の全身に襲いかかり、揉みしだき、全身の性感帯を刺激しまくる。このスペシャル技こそが、バービージャイアントの怖さであり、彼女をＣランクに引き上げる秘密である。男の全身、特に下腹部が甘美なカベに包まれモミモミされ、絶妙に蠢いてこすりあげてくれる。

　その間ずっと反撃できず、一方的に高められて、バービージャイアントにとってはあまりに小量な体液を注ぎ込むことになるというわけである。

　通常の大きさの時のバービージャイアントは、こちらも通常の実力で応戦できる。精力が高いので長期戦は覚悟しなければならないが、中盤ステージに来ることのできた冒険者なら勝てない相手ではない。

　だが、さらに巨大化して全身飲み込まれてしまった場合、脱出には相当な困難がともなう。身動きがほとんどとれず逃げることもできないで一方的に刺激されてしまうから、とにかく防御を固めて踏ん張り、体をくねらせてバービージャイアントの内部を少しずつかき回してやるしかない。そうすることで、精力値の高いお人形様でもいつかは果てるときがくる。全身でずっとがんばり続けるしかないだろう。
　

バイオコンピューター【ばいおこんぴゅうたあ】

　　種　族：メカ
　　レベル：Ｂ
　　得意技：バイブ蠕動、連続攻撃、回復、プレジャーボルト、触手攻撃、幻覚、サイコアタック、魅了、洗脳／全属性対応

　高分子生体細胞を６２％組み込んだバイオコンピューター。

　人間の脳細胞は、そのほとんどを活用することなく死滅または生物として死亡するが、バイオコンピューターは数百人分の脳細胞を組み込み、しかもフル稼働できるように作られている。金属による回路ではなく高分子回路を用いることにより、ナノテクノロジーでの情報伝達・計算処理・類推判断が可能となり、スーパーコンピューターなどまるで足元にも及ばない究極頭脳が誕生する。

　この微小圧縮脳（それでも数百人分なので大きさは２～３メートルになる）の集積体が、このコンピューターのベースである。そこにオリハルコン製のパイプや補給管がつながり、最後に人型のロボットが接続され、意思決定と指令発信、および外部への諸々の”作業”が可能となった。見栄えをよくするために、仕上げにロボット部分に高分子細胞がコーティングされ、美しい女性の姿となった。その結果、バイオコンピューターは、巨大な脳の上に機械につながれた美女が乗っかっている格好になっている。

　圧縮させた細胞はもちろんナマの生体であるが、脳細胞にかんしては自動修復機能で永遠に活発な働きを行うことができるようになっている。もちろんエネルギーは自動補給だ。コーティングされた女体も、遺伝子レベルから永遠に若い細胞が代謝されるように作られており、自動的に老廃物を体内に吸収してリサイクル、腐ることも朽ちることもなく永久に若々しい肌を保つことができる。

　脳細胞は数多くの人間のものが使われ、圧縮されてひとつの意志、ひとつの人格を持つことができるようになっており、もとの人間の意志や感情は消えうせている。そして、高速で同時にいくつもの思考が可能であり、瞬時にして複雑な計算や論理的判断を下し実行することができる。記憶容量も想像を絶し、翻訳にもすぐれ、過去に人間が書いたであろうすべての古文書や神学書、オカルト関係のものまで全部記憶し、かつその情報をすぐに引き出して思考・判断可能である。

　まさに考える機械！　あらゆる人間の思考や判断、話し合いさえも超越して最良の答えを瞬時に出すことのできる、神に近い機械なのである。これほどすぐれたバイオコンピューターが悪用されたらどうなるか…その逸話は宇宙のあちこちに存在するものの、ここではやはり『とらわれペンギン』が引き合いに出される。

　快楽によって人類を支配しようとたくらんだ研究所の地下、最奥部に設置されたのが、このバイオコンピューターだった。この飛びぬけた能力を最大限駆使して、ありとあらゆる世界、時空、宇宙の果てから、エッチな女モンスターを大勢召喚した。彼女たちはバイオコンピューターの支配下に入り、あのプライドの高いエルフでさえも頭に機械を埋め込まれ耳から指令を受けて研究所の奴隷となっている。また、外部から女子高生などを拉致して研究所のメス奴隷にすることもしばしばであった。

　研究所内では、バイオコンピューターはすべてのＸＸ生体、つまりメスを、自分の意志の支配下に置くことができる。メスでありさえすれば、すべてバイオコンピューターの指令どおりに動き、またメスからさまざまな情報を集めたり、メスの肉体をとおしてバイオコンピューターの意志を伝えることも可能となっている。つまり研究所内でセックスをすれば、そのメスから遠隔洗脳電波が送られ、射精した瞬間男は思考を乗っ取られてバイオコンピューターの言いなりになるのである。

　バイオコンピューターの洗脳電波は、多くのメスを虜にし、言いなりにすることができる。波長がこのコンピューターと合いやすいからである。しかし、中には波長が合わず言いなりにならないメスもおり、そんな相手には脳に機械を埋め込んで言うことを聞かせるか（エルフなど）、さもなくばオスと同じ方法で洗脳するしかない。つまり快感を与えて絶頂に導くのである。

　イク瞬間、人間の思考は無防備になる。その隙をねらって一気に洗脳電波を叩き込めば、どんな意志の固い生物であっても堕ちるというわけだ。こうして、多くの実験体がバイオコンピューターの軍門に下った。男も女も悦びに身を捩じらせながら、自分を失っていったのである。一度軍門に下った生体が他の生体をイかせれば、その交わった相手もバイオコンピューターの支配下に入る。これをくり返し、かつバイオコンピューターの適用範囲を広げていけば、世界支配も十分可能であった。そのはずであった。

　しかし、あるとき研究所はみずから崩壊を遂げた。原因は不明だが、バイオコンピューターが突然狂いだし、支配しようとしている側、つまり研究所の人間に襲い掛かったのだ。すでに研究所内には多くのメスモンスターがひしめいていた。ただコンピューターへの設定として、「研究所員には絶対服従」とプログラミングされていた（研究所員もモンスターと交わることは当然禁止されていた）。それが突然襲いだしたのである。

　その様子は壮絶を極めたとされる。若い男女のみならず、老人も、幼い子供までも、モンスターたちの餌食にされていった。何とかモンスターから逃れて脱出しようとしても、出口の扉は閉ざされ、暗証番号も変えられてしまった。血相を変えて扉に群がる男たちに、極上の人外娘たちがにじり寄る。

　どこへ逃げようと研究所内の様子はすべてバイオコンピューターが把握している。個室に逃げ込んで隠れた少年たちも、同じ年頃のマジカルガールやナイスバディなドラキュラブライドなどに、初めての快感を教えられて果てていった。こうして、研究所内は”無人”状態となったのである。

　こうして、『とらわれペンギン』では、最上階に一縷の望みをかけられたクローンがバイオコンピューターを倒して脱出する冒険となるのであるが、このようにバイオコンピューターは、ひとつのゲームのラスボスを務めるほどの強力な敵である。

　バイオコンピューターはステージの最後にいて、支配下の女モンスターたちを操って冒険者に襲わせ、冒険者が射精した瞬間に洗脳して奴隷にすることを目的としている。独立の意志を持っていることから、時々操作者の意に反して暴走することがあるらしい。暴走後も習性は変わらず、男たちを快楽の罠に落とそうと女たちを操り続けるというわけだ。

　したがって、バイオコンピューターと戦うためには、彼女の支配下にある従者たちの群れを平らげ、克服してから出なければならない。もちろん相当高いレベルが要求されることは言うまでもない。何とか最高峰のレベルにまで自分を鍛え上げ、ステージ最後のバイオコンピューターに退治することができたとしても、その多岐にわたる甘い攻撃に太刀打ちできるかどうかは未知数だ。

　超絶頭脳を備えたコンピューターはいくつかの超能力を使うことまででき、その美しい肢体に加えて快感毒電波を放出、冒険者を魅了しようとしてくる。心奪われてしまうと相当にまずい相手である。そのほかにも幻覚を見せて精力を１にまで減少させたり（成功しない場合もある）、冒険者の記憶や性格を好色・早漏に変え、目の前の女体を冒険者好みに見せたりもできる”サイコアタック”もお手の物だ。

　バイオコンピューターは性技のノウハウをすべて蓄積しており、美しい上半身での連続攻撃が可能である。機械なのでスピードがあり、冒険者がアクションを起こす前に連続して数ターン攻撃を加えることができる。しかもその技は、手コキ、フェラ、パイズリ、どれをとっても超一級のテクニシャンだ。

　さらに女体の奥は機械であるため、手も口腔も肩もわきの下も、オッパイやおなか、オソソまでも、強烈な蠕動バイブを搭載している。どの部位で攻撃されても蠕動する肉とバイブレーションがイチモツを甘美に刺激するというわけだ。もちろん挿入も可能だが、ココは他の部位に群を抜いて攻撃力が高く、淫魔やエルフ並の名器を備え、しかも蠕動バイブする。

　そのうえバイオコンピューターは機械なので、戦闘時はひっきりなしに快感電流を流すことができ、男の性感神経だけを擦り切れるくらいに刺激するプレジャーボルトを絶えず全身に流しているのである。時折エネルギーの補給をするので、一定の回復も可能だ。

　そして極めつけは、脳部分から伸びる機械の触手だ。ＰＶはもちろん、男の体の敏感なところすべてに入り込み刺激しつつ、超能力電波を発して冒険者の精神を快感一色に染め上げてしまう。つまりＳＢでイクのをガマンしようとがんばっているところに触手をとおしての魅了や洗脳攻撃が侵食し、早く射精したいという気持ちに変えてしまうのである。そこへ極上の快感攻撃が怒涛のように連続して襲い掛かるのだから、勇者クラスの冒険者でも早々と出してスッキリすべてを空白にしてしまうというわけだ。

　このように、人間の肉体、精神、運命までも自在に操作できてしまう強力なバイオコンピューターであるが、不思議とランクはＢに留まっている。なぜか。それは、もともとバイオコンピューターそのものが快感発生装置として作られたのではなく、あくまで研究所内のモンスターたちを統御することによって人間を快楽の虜にしようとしたのであり、そもそもバイオコンピューター本体そのものがセックスロボではないのである。したがって、快楽を与えることには最強のテクニックの数々を披露できるものの、総精力値があまりにも低いというマヌケな状態になってしまっているのだ。

　じっさい『とらわれペンギン』でも、バイオコンピューターはあっさりとイッてしまって、攻撃力はヤケに高いがそれでもあっけなく勝ってしまった（もっとも、このゲームでは裏ボスが登場するのだが）。

　バイオコンピューターが得意とするのはあくまで、従者を操って冒険者を射精させるよう指令することであり、また快感を「与える」ことである。身を守りイクのをこらえることにはあまり長けていないのである。じつのところ従者の方が強いケースもあるくらいだ。これでは実力的に、魔界でひしめいている伝説の生き物たちの方が、攻防において、はるかにすぐれているといわざるをえない。

　だから、バイオコンピューターを攻略する勇者クラスの冒険者は、彼女の怒涛の攻撃にとにかく耐え、精力を温存させて、ひたすら攻撃すればよいということになる。そうすれば思ったほど戦闘は長引かず、勝つのも難しくないだろう。
　

ハイカラ【はいからさん】

　　種　族：人間
　　レベル：Ｅ
　　得意技：袴っ娘／属性なし

　矢絣の着物に袴姿の、明治～大正時代の女学生。当時流行だった「自由恋愛」の味を占めたおしゃまな娘たちが、奔放な学生生活を送っていた。ちなみに明治時代、性風俗の乱れが問題になり、女学生はみな処女に非ず…淫風すこぶる盛んなり等と批判されたらしい。奔放な若者と眉をひそめる大人の構図、この辺は今も昔も変わらないみたいである。ただし昔の方がウィットが利いていて、「女学生とはオンナを学びながら（子を）生む者じゃけん…がはは！」などと話題の種にしていたとかいないとか。明治新政府じゃあ治まるめえ。

　ＳＢＲＰＧの世界にも袴っ娘は登場する。どうやら時空を超えて召喚されたか、某レストランの従業員が連れてこられたものらしい。いまにしてみれば少し古風な、それでいて時代を先取っていた「進んだ女学生」たちが、初級冒険者に襲いかかる。

　清純でありながら男に興味シンシンな娘たちが、おそるおそる手でしごいてみたり、興奮すると袴をはだけさせて一番乗りで入れちゃったりする。思い切って大胆に行動、後悔先に立たずが合言葉なり。冒険者の中には袴姿に萌え萌えな人たちも少なからずいるだろう、そういう人たちにとっては、巫女と同様、ハイカラさんも強敵となる。

　だが、袴っ娘である以外は普通の人間の小娘なんである。実力も普通の女の子である。それどころか、フェラチオひとつ知らない時代の人なんである。現代人からみれば、大胆な無鉄砲もどこかしか古風、うぶな女子であることにかわりはない（そのウブさがたまらないというのは置いといて）。この世界で冒険をしようというなら、彼女たちの肉体を数多く乗り越えなければなるまい。
　

ハイ・デイライトウォーカー【はいでいらいとうぉおかあ／えう゛ぁさま】

　　種　族：魔族
　　レベル：Ａ
　　得意技：従者のロボを使う、変身、数々の魔法を駆使する／全属性対応

　１０歳にして吸血鬼真祖になった西洋の美少女。その後太陽を克服したり幾多の戦争を経験したり、自分を殺そうとする者を返り討ちにしたりと、艱難辛苦を味わってきたらしい。その間に数多くの魔法を身につけ、人形を自在に操るドールマスターの技術も身につけた。それから数百年、しばらく登校の呪いで某学園の生徒になっていたが、その呪いも長い時間とともに解かれ、現在は魔界の某所で警備員をしているらしい。ドールマスターの能力にも磨きがかかり、今では人形だけでなくロボットまで操ることができる。

　ハイ・デイライトウォーカーが敵として登場することはほとんどない。基本的にパクリだし。彼女はその実力を買われ、魔界某所で侵入者を排除する仕事をしている。だから、彼女と戦う機会があるとすれば、冒険者が侵入者となるか、あるいは彼女の気まぐれを期待するしかない。

　エヴァさまと戦うとなれば、冒険者は相当の覚悟が必要となる。まずは従者のドールやロボットが差し向けられるから、それを全員平らげないといけない。ドールの魔性のオソソやロボットのバイブ・ＰＶごときで発射してしまう程度では、エヴァさまと戦う資格すらないというわけだ。場合によっては数十の従者と同時に交わり、全員をイかせなければいけないのだから、”試練”は相当厳しい。

　資格ができたら、従者たちとは比べ物にならない実力者がお相手してくださるから、土下座して「よろしくお願いします」と言え。あとエヴァさまのことはマスターと呼べ。ひれ伏す冒険者に容赦なく小さな足が乗せられる。長年吸血鬼をしてきただけあって、小さいながら女王様の格が出来上がっているので、ヘタに逆らわない方がいいだろう。

　真祖は悪い魔法使いなので、わざわざ冒険者好みの姿に変身してくださる。これで冒険者は相当弱体化し、マスターの変身したお姿を見ただけでメロメロになってしまうわけだ。ボイーンが好きならおとなの色気たっぷりの美女になるし、ロリロリな冒険者だったらそのままの姿だ。戦闘前に冒険者の属性や好みは完全に見抜かれてしまうので、それだけでも戦局は相当不利となるのである。

　そしてエヴァさまは数々の淫乱魔法を駆使してくださる。催淫から魅了、魔力で性感帯を刺激する技まで、バリエーションは多岐にわたる。言語が古くなるほど威力が増すらしい。無詠唱魔法まで含めて、一秒も休むことなく冒険者向けて淫乱魔法が発せられ、そのなかで戦わなければならないため、多くの場合勝負は一瞬でカタがつく。マスターに挑んだ冒険者は魔法効果で射精が止まらなくなり、その場で朽ちてしまうのである。

　冒険者側の魔法防御はほとんど役に立たないだろう。彼女の強大な魔力と完璧な呪文は、人間ごときの魔力など跡形もなく吹き飛ばしてしまうからである。

　冒険者が勇者クラスで、数々の魔法を身に受けてもこらえきれるほどであれば、エヴァさまはやっと肌をお許しくださる。その肢体は魔法によって攻撃力を数十倍に高めており、辛うじて魔法攻撃に耐えただけのレベルでは、抱き合っただけてゲームオーバーである。魔界での経験も深く、マスターは手でも胸でも舌でも、どの部位でも超一級のテクニシャンだ。

　幻術で分身も可能で、ハーレム大好き冒険者も一対一だからとつまらない思いはしないで済む。冒険者の好みを読み取っているので、手フェチなら極上の手技で、お尻大好きなら変身後のぷるぷるヒップで、あっという間に冒険者を高めてくれる。エヴァさまのすごいところは、そのとてつもない魔力というよりは、素に強い実力の方にある。テクニックは完璧、攻撃力は無限強、守りも鉄壁で、精力値も気が遠くなる数値だ。

　ただ従者がすぐれていて変身と魔法が強烈だというだけでは、Ａランクには入れず、警備員にもなれなかったであろう。異界から進入するどんな屈強な男でも撃退できる体術がなければ、この仕事は勤まらないのだ。その実力が遠慮なく発揮されるのだから、勇者クラスの冒険者でもきつく甘美に締め上げる筒の前に完全に下僕と化すであろう。

　ゲームであればラスボスを務められるほどの実力者だ。が、パロディでもなければエンカウントはほとんどないし、警備員なら戦うこともめったにないから、そこは安心である。万一戦うことになってしまったら、まずは従者は余裕で倒し、魔法攻撃も「辛うじて」ではなく「そこそこ余裕」で克服できるだけの実力がなければならない。そのうえで、いままでのレベルと経験、技術、精神力のすべてをフル稼働させ、全力で立ち向かわなければならない。通常攻撃だけで大ダメージを受ける相手だということを忘れてはならないだろう。
　

パイパン【ぱいぱん】

　　種　族：人間
　　レベル：Ｅ
　　得意技：パイパンスマタ、パイパン挿入／ロリ

　アソコに毛が生えていない女性。自然のパイパンも低確率だが存在するし、幼女はみなパイパンだ。しかしそれ以外は、脱毛処理をほどこして毛を抜いている場合がほとんどである。また、人形や魔族などで、はじめから毛が生えていない種族もある。パイパンと一口に言っても広いのである。ここでは、人間のパイパン女性（大人）に限ることにしよう。

　初期ステージに登場するパイパンは、毛がないというだけで冒険者の心をくすぐるものである。自然にしろ剃ったり抜いたりしているにしろ、アソコがツルツルであると、陰部が丸見えになり、いやらしさ倍増となる。しかも、ふとももとワレメで冒険者のイチモツを挟み込むとなると、スベスベの肌が直接こすれることになり、快感攻撃力も高まるわけである。

　そこでパイパン女性は、冒険者にスマタと挿入で攻撃を仕掛けてくる。大人なのに生えていないという倒錯した快楽が、冒険者の隠れたロリ属性を呼び起こすことがある。幼い感じに映るオソソが入れてみると大人の感触とあって、感極まった未熟な冒険者はあっさりと彼女の足や膣に種を吐き出してしまうというわけである。

　パイパンと戦うなら、少し落ち着いて、ただ毛を抜いているだけ、それ以外は普通の女性だと発想を転換させてみよう。そう考えると、パイパンの攻略も難しくはない。ツルツル陰部に気を取られないようにすることが、パイパン克服の秘訣といえる。
　

バイブスライム【ばいぶすらいむ】

　　種　族：魔法媒体
　　レベル：Ｃ
　　得意技：どこでも挿入、体内に取り込む、全身バイブ／おもちゃ、集団、密着

　スライムの眷属で、強化版。より多くの魔力や精を吸ってきたスライムは、一定以上の大きさになると縮小し、その代わり粘液細胞の濃さがアップ、力が増して進化するという。このバイブスライムは青色で、粘体すべてを微振動させる能力を持っている。

　バイブスライムはスライムなどと一緒に出現し、あるいはそこよりもわずかに進んだところで冒険者を待ち構える。通常のスライム技に加えて、どこで挿入してもぶるぶる振動し、細かい刺激を冒険者の体の芯まで送りつけてくる強敵である。もちろんアナル責めや取り込みも可能で、そこにバイブ攻撃が加わるわけだ。

　説明だけでは、ただ単にスライムにバイブ機能が備わっただけに受け取れるが、いうまでもなく攻撃力や防御力は並のスライム以上であり、そもそもスライム自体が強力な敵なのであって、侮れば命取りである。

　攻略は、通常スライムと同様に魔法関係が効くようだ。しかし、スライムより効き目が薄い。それだけバイブスライムの体が強化されているのである。スライム攻略に慣れていない冒険者は、さっさと逃げた方が得策だ。ある程度慣れていれば、強力に進化した相手と一戦交えるのもいいだろう。
　

バイブミサイル【ばいぶみさいる】

　　種　族：トラップ
　　レベル：Ｅ
　　得意技：飛びかかる／属性なし

　初級ステージでのトラップ。オナホールミサイルの眷属だが、意志を持たない。床などにスイッチを仕掛けておき、冒険者が踏むと地下から飛び出すしくみとなっている。バイブミサイル本体には微量の魔力が込められており、冒険者のアソコに必ずジャストミート、一定時間振動して精力を削るいやらしい罠である。

　トレジャーハンティングの経験がある冒険者なら、みすみす分かりやすいトラップに引っかかることもないだろうが、それでも時には見つかりにくい場所に仕掛けられていることもあり、やはり完全にこのトラップから免れることは、初級冒険者には難しいようだ。バイブミサイルには二種類あって、オーソドックスなものはオナホール型、少し進んだところにはアナル責め型が仕掛けられている。

　スイッチを踏むと発動するトラップは、イチモツ（あるいはアナル）に収まるようにプログラミングされており、微量の魔力で追跡して必ず股間に収まってしまう。踏んだら必ずダメージを受ける構造である。初期のオナホール型の場合、冒険者が床のスイッチを踏んだとたんにぷるんと小さな物体が飛び出し、股間めがけて猛スピードで飛んできて、結局すっぽりはまってしまう。そして締め付けながら約一分間振動し、棒全体を心地よい刺激にさらすのである。

　トラップ発動中は鍵がかけられてはずすことができない。度重なる戦闘でイキそうになっているときにこのトラップを踏むと悲惨である。一定時間がすぎるとトラップの魔力がつき、自動的に外れる。あとは魔族がふたたび仕掛けに来るまでこのトラップはオナホールの残骸となるわけだ。

　アナル責め型も基本は同じである。スイッチを踏むと、今度は冒険者のお尻めがけてペニス型のバイブレーターが飛び出してくるわけだ。これは先端がグリグリ回転しながら振動するスグレモノで、オナホール型と違って厄介なのが、発動時間が５分と長い点である。５分経たないと外れないのだ。そうなると、冒険者はお尻にバイブを突っ込まれたまま女たちと戦闘しなければならないわけで、戦局は相当不利になるだろう。

　攻略法は、ない。せいぜい怪しげな床スイッチは踏まない、隠されていて見つけられず、つい踏んでしまった場合は、あきらめて我慢あるのみである、時間が経てば自動的に外れるから、その間出さなければ済むことである。

　それにしても、誰も見ていないところで魔族が床に穴を掘ってバイブミサイルをシコシコ仕掛けている姿はなんだかマヌケでかわいい、と思う。
　

バイブレーター【ばいぶれえたあ】

→対男性用武器
　

バイブレディ【ばいぶれでぃ】

　　種　族：サイボーグ／魔族
　　レベル：Ｃ
　　得意技：バイブ／おもちゃ、集団、密着

　魔界の低級淫魔。『ニコル』の後半に登場する。頭まですっぽり覆ったマスクと、正義のヒーローみたいな服装で颯爽と登場するスタイルのいい美女である。通常は魔界の入口でたむろしており、上司の指令で人間界などに出向いては、捕まえた男を快楽の淵に叩き落すのが仕事だ。セックスにあまり慣れていない素人男性だと、バイブレディの執拗な挿入にすべてを出し尽くしてしまい、命を落としてしまう。そしてその魂は魔界で永遠の悦楽にさらされるというわけだ。

　バイブレディは中盤以降のステージに登場する。颯爽と飛び掛ってくる姿は上に述べたとおりだが、下半身は何もつけておらず、すぐに挿入できる態勢を整えている。彼女の眷属でもっと弱い淫魔は、万力のような締め付けの力だけを武器に初級冒険者を悩ませるが、バイブレディだけは突出してレベルが高く、中級ステージに配属されるのである。さすがに処刑人の仕事を任せられるだけはある。

　バイブレディの特徴はなんと言っても、全身が肉体改造によってバイブ振動することであろう。戦闘時に仮面を脱いだ美女は、口で責めても手でしごいても、つねに全身が振動している。だから通常の責めにバイブ効果が加わり、冒険者は柔らかい女体とバイブのＷ効果で悶絶させられることになる。上着を脱いでのパイズリも尻スリもスマタも同様である。

　また、挿入すれば極上の二重振動がイチモツと玉袋を直撃する。バイブレーションは前立腺まで容赦なく届き、射精しても射精しても何度でも精子を出してしまえるほど甘美な蠢きと振動で、バイブレディーは強い締めつけの中いくらでも精を搾り取るのである。

　彼女はつねに振動しているが、もちろんその振動が性感となってバイブレディーの精力を削ってはいる。彼女がオナニーするときはこの能力を忌憚なく発揮する。が、精力値が高いので、バイブ振動が彼女の戦闘に悪影響を及ぼすことはほとんどないのだ。それ以上に、抱き合えば男の乳首を震わせ、手で握り締めても舌でナメあげても、全身が振動する肉の動きに、冒険者の方が先に音を上げてしまうことになる。

　また、バイブレディーは単独行動が少なく、大体３人以上で行動している。処刑時も３人が１人を責めまくる。振動する連続攻撃に、同時にアナルや玉や乳首までかわいがられて身もだえしてしまうだろう。

　バイブレディーは、バイブ振動という特徴を除いても、普通に実力がある相手であり、こちらもそれなりのレベルが要求される。が、経験を積んだ冒険者ならバイブ振動はすでに何度も受けてきているはずであり、いまさら脅威になることはないだろう。突きと愛撫でしばらく攻撃していれば、やがて彼女も絶頂を迎える。複数相手でも、根性と実力で乗り越えるべし。
　

パイレーツ【ぱいれえつ】

　　種　族：人間
　　レベル：Ｅ
　　得意技：逆レイプ、パイズリ／おっぱい星人、集団

　海賊。大航海時代以降、海は戦場と化した。そのなかに、歴史の表舞台に出てこなかった一団がある。このパイレーツは女性だけで構成され、船を襲っては金品と精液を奪い取っていたという。

　彼女たちは他のパイレーツとの抗争を避け、闇夜にひっそりと船を出しては小さめの船をねらい、抵抗する者以外は暴力を振るわずに武器で脅して縛り上げる。布で目以外を覆ってわざと低い声で話すため、普通の海賊だと思った船員たちは死を覚悟して従順になる。全員を縛り上げるとパイレーツはベールを脱ぎ、自分たちが若い女の集団であることを知らしめるのだ。

　金品財産を奪って船に積むと、お楽しみタイムが始まる。身動きの取れない船員たちのズボンを剥ぎ取って自分たちも裸になり、騎乗位でどんどん精を搾り取っていく。

　彼女たちが海賊行為をするのは、小さな船の財産で生活するためと、お楽しみタイムのためである。機能化され合理化された現代の海賊事情のなかで、いつしか彼女たちは姿を消したが、昔はそんな伝説も…多分あった。

　というわけで、女パイレーツのお姉さんたちは、海や船などに登場する。多くは船で航海しているときにエンカウントするようだ。パイレーツは単独行動をせず、一族まとまって船で行動する。そのため、彼女たちとの戦闘は必ず集団戦である。最低でも二人はいる。そして冒険者を見つけると｢お楽しみタイムだっつ～の♪｣と胸を強調するんである。

　ＳＢＲＰＧであれば基本的に暴力は否定されるので、縛られる心配はないが（でもときどき強奪行為はあるらしい）、荒々しい海の女の攻撃的なファックには注意が必要だ。必ず主導権を握ろうとし、騎乗位が大好き。人数も多く、次から次へと交代で乗ってくるのも厄介だ。

　その間順番待ちのパイレーツは、冒険者の全身を愛撫攻撃・おっぱい攻撃でサポートする。自慢の巨乳を駆使してのパイズリも魅力的だ。

　集団に慣れていない冒険者は海に出てはいけない。一人乗りの小さな舟はこうした女海賊の格好のターゲットなのだ。あっという間に取り囲まれ、騎乗位から男の上半身を抱きすくめての腰ふりで絞られてしまう。連携も上手でスピードも勢いもあるため、力強い締めつけにあって発射という冒険者もいるだろう。海は危険な旅なのである。

　パイレーツは勢いに乗ってガンガン責めてくる力技タイプなので、逆に繊細な愛撫攻撃などに弱い面がある。一人一人に気を配って満遍なく優しくかわいがれば、思った以上に心地よい男の愛にパイレーツの心もとろけるというものだ。一対多数の戦いになるので、精力の温存に気をつける必要もあるだろう。

　それにしても古いネタが混じってスマソだが、あの二人は今ごろどうなっちゅ～の♪
　

パウチカムイ【ぱうちかむい】

　　種　族：神族／魔族
　　レベル：Ｄ
　　得意技：魅惑のダンス、インサートダンス、ランバダ／おしり、密着

　北海道を中心に出没する淫乱な女神。アイヌ神話では淫魔として人々に恐れられた。水辺に全裸で立ち、小さな形のいいヒップをくねらせながら男たちを魅了する。誘惑に負けたが最後、言われるまま全裸になり、妖しい踊りに明け暮れてしまうという。

　寒い地方のことだ、水辺に全裸の若い娘がいるだけでもパウチカムイと見て間違いない。踊っていればなおさらである。そして彼女に恋してしまうと皆全裸になって踊り狂うというのだから、まずカゼを引くだろうし、酷ければそのまま帰らぬ人になる気がする。実際、パウチカムイに魅せられて死んだ夜盗もいるらしい。

　パウチカムイは、少し進んだ寒いステージの水辺に姿をあらわす。冒険者の目の前に真っ白い裸体をあらわし、性器とお尻をふんだんに見せつけながら妖しい踊りを見せてくれる。そのゆっくりくねるような女体の動きについ心を奪われ、冒険者がフラフラとパウチカムイに吸い寄せられて戦闘開始だ。

　彼女のダンスはその動きがなまめかしいだけでなく、不思議な力で異性をひきつける魔力が醸し出されている。そうして彼女と一緒にエッチな踊りにあけくれてしまう。初級冒険者では、この魅力に抗うのは難しいだろう。

　吸い寄せられた冒険者は、パウチカムイに後ろから抱きついたまま密着して挿入させられる。ぷりぷりのヒップが男の腰を滑りながら水辺で戦慄のダンスが始まる。あまりにセクシーに踊り狂う腰つきがグニグニ蠢いて、内部のイチモツを激しく揉みしだく。冒険者は胸を揉まされながら、彼女の腰の動きに合わせて左右に腰をくねらせ、極上の快感のなか精気を吸い取られてしまうのである。

　また、現代ではパウチカムイも色々勉強して、なんと南国ラテン系のセクシーダンス、ランバダを身につけてしまった。だから冒険者はバックからのセクシーダンスのみならず、雪国なのに寒いなかで情熱的なランバダ攻撃を喰らうことになる。なまのふとももと大事な部分がはげしくこすれあい、相撲のようにあちこち一直線に動き回りながら着実に精力を奪われてしまうので、慣れない冒険者では、色っぽいリズムに乗って踊りながらの射精が必定といえよう。

　パウチカムイの神通力ともいえる魅惑のダンスに抗うことは難しい。魔法ガードができないうちは、どうしても彼女の言いなりになってしまうだろう。そして相手の主導権のまま妖しいダンスに参加させられてしまう。

　そこでものを言うのは持久力、つまりどれだけ精力を温存できるかにかかってくる。魅了されっぱなし、出しっぱなしでは一晩中パウチカムイに踊らされて、明け方には帰らぬ人決定である。ガマンにガマンを重ねて、彼女の自滅を待つ作戦で戦うのがベストだ。入れながら踊る快楽は着実にパウチカムイの精力も削っている。持久力のあるほうの勝ちというわけである。ランバダも同様で、自分も苦しいが相手もかなりよがってしまっている。ガマンの一手で倒すのが一番といえるだろう。
　

ハクジョウシ【はくじょうし】

　　種　族：精霊
　　レベル：Ｄ
　　得意技：魅惑の視線、快感の呪文／処女、しっとり癒し

　白い蛇が美少女に化けてハクジョウシ（白娘子）になる。透き通るような白い肌と凛として静かなたたずまい、切れ長のおしとやかな顔立ちで、若い男を次々と誘惑しては食料にしていたという。しかし本気で男に惚れ込むこともあるらしく、色々尽くしたりもする。が、基本的に恋愛がヘタで、モノで釣ろうとしては盗品を青年にプレゼントしたり、愛する人のためとかいって膨大な妖力で人に迷惑をかけたりして、最終的にはその青年と僧侶によって封印されてしまう。

　ハクジョウシはしっとり系の美人であり、妖しい視線で見つめられるとついフラフラと抱きついてしまう。引き寄せるような雰囲気に呑まれて食べられたりひどい目に遭った男は数知れず。ま、その代わりに至高の快楽が待ってもいるのだが、基本的にトラブルメーカーなお嬢様なのでついて行くのはよした方がいいかと。

　ハクジョウシは少し進んだステージでの強敵だ。エンカウントすると、凛とつめたい、それでいて透き通るような色気に満ちた目でじっと見つめてくる。その真っ白い肌が美しく、彼女の視線にどんどん引き込まれてしまう。

　じっさい、ハクジョウシの体は融合してしまいそうなほど甘美で冷たく、柔らかスベスベで心地よい。裸で抱き合えば我を忘れてしまう可能性だってある。細い体をむさぼっているうちに耐え切れなくなり、ハクジョウシに促されるまま本番挿入だ。精霊だけあって、人間の娘を超えた甘美な感触が冒険者の股間に襲いかかることになる。

　正常位で愛し合っていると、ハクジョウシは冒険者の耳元で何かを囁く。理解不能なあやかしの言語だ。しかしその囁きには強大な妖力が込められ、快感の呪文となって冒険者に襲いかかる。脳髄が痺れ、全身の快感神経が、刺激されてもいないのに快感情報を脳に送るのである。もちろん神経の集中する局部にじわりと込み上げる心地よい性感は、ハクジョウシのオソソの締めつけに上乗せされて強烈なダメージとなる。ハクジョウシは結合している間中、男の耳元で甘い声でくすぐり続けるので、彼女との本番はまさに天国を感じるひと時となるだろう。

　快感の呪文は冒険者の防御力に関係なく、直接神経をいじくる危険な魔法である。これを連続して発動できるのだから、ハクジョウシの妖力は計り知れない。体の中からも刺激され、外側は清らかな女体に抱き締められつつ甘美な筒にしごかれ続けることになる。レベルの低い冒険者では、そのしっとりしなやかな動きに翻弄され、正常位で抱きついたまま絶頂させられるであろう。

　ハクジョウシは、視線の魔力で男をひきつけ、挿入に持ち込んで快感の呪文で追いつめる作戦を取る。彼女の魅惑のまなざしに抗える冒険者は少なく、そして一度ハマってしまえば促されるまま挿入である。その美しさと誘う色気、そして快感の呪文は、なるほど彼女の強力な武器として手ごわい。が、その一方で彼女は防御力と精力が低めでもある。挿入させられてしまうのは避けがたいが、ここで快感の呪文にもめげず踏ん張っていれば、彼女の方が感極まって体を緩めてしまう。甘いささやきをあえぎ声に変えるほどの攻撃を見せつけてやれば、もはや彼女は呪文を唱えられなくなるであろう。そこにチャンスが生まれるのである。
　

はぐれメタル【はぐれめたる】

　　種　族：魔法媒体
　　レベル：Ａ
　　得意技：催淫毒、どこでも挿入、バイブ振動、体内に取り込む、体内に侵入、性感の魔法、魅了の魔法、ＰＶ・ＰＴ、分裂／全属性対応

　メタルスライムがさらに強化され、金属質の体のまま体積も増え、硬質的でありながらドロドロあふれ返ってもいる化け物。メタルスライムがさらに進化するとこの姿となり、ほぼ最強の敵となる。体積もあるため、もはや子供の姿を取る必要はない。自分の好きな、あるいは冒険者好みの姿を取ることができる。

　はぐれメタルは魔界ステージに登場する強力な敵であり、勇者クラスでも苦戦を強いられる相手だ。メタルスライムの技に加えて、さらに鉄壁の守りが強化され、催淫毒も格段に強化されており、ＰＶを遠隔操作できるプレジャーサンダーを的確に放つことができ、バブリースライムのように分身も可能だ。しかも分身時の実力が軽減しない。

　そのうえ、メタルスライムが犠牲にしていた最大精力値も克服されており、１００近くある強豪までいる。勇者クラスでも数ターンに一回、１ポイントのダメージを与えられるかどうかというほどの防御力で、しかも精力値が高いのだから、普通には倒せない相手と言えよう。

　はぐれメタルを倒すことができるのは、魔界ステージを悠々と進めるほどの勇者中の勇者で、よほどの覚悟を決めた者だけであろう。攻略はふたつ。根気よく戦い続けて、どうにかはぐれメタルの精力をゼロに削るか、さもなくば、神界のどこかにあるといわれる、一発で女を絶頂させる魔法の針で倒す方法である。

　このアイテムは極上の女神たちを倒し続けるだけの実力で神界を攻略すれば、まれに手に入れられるものである。神通力のこもった針先が女体の性感中枢を刺激し、精力などに関係なく一発で絶頂にいたらしむ禁断の神器である。もちろん手に入りにくいものだし、何回も刺さないと成功しないものである。また、乱用は禁物で、使いすぎれば神々の呪いを受けてレベル１のコドモに戻されてしまうという諸刃の剣でもある。魔界のど真ん中で、性の知識がまったくない幼子になってしまったらおしまいである。魔界の淫気だけで永遠にイキ続けることになってしまう。

　真の勇者なら、はぐれメタルをも実力で倒そうとする気概は欲しい。もらえる経験値も半端ではないので、ラスボスを倒そうという勇者ならぜひとも数多く戦っていただきたい相手だ。
　

ハゴロモマンジョ【はごろもまんじょ】

→アモロオナグ
　

橋姫【はしひめ】

　　種　族：妖怪
　　レベル：Ｄ
　　得意技：水中ファック、淫呪／思春期、集団、密着

　京都は宇治に残る鬼伝説。三角関係に悩み、ついには男を取られてしまった橋姫が、生きながら川に浸り続け、その恨みが昂じてついには鬼となったというものである。自分ではなくライバルを選んだ男とその一族を呪いで殺し、また京の街をさまよっては異性に化けて近づき、呪い殺したという。ついにひとびとは彼女を橋の守り神として祭り、怨念を鎮めたということである。

　このように気性の激しい橋姫ではあるが、もともとは清楚可憐な町娘であり、かわいらしいお嬢さんでもある。ＳＢＲＰＧでは激しい情念も清楚可憐な娘っ子もどちらも魅力的であるため、当然橋姫はこの両方をうまく使い分けて冒険者に挑むことになる。

　橋姫というだけあって、出現するのは決まって橋である。冒険者が通りかかると橋の袂に橋姫があらわれ、怨念を飛ばす。怨念は冒険者の前に、かわいらしい娘の姿であらわれる。にっこりあどけなく笑って誘惑開始だ。つまり冒険者がはじめに目にするのは、橋にたたずむ清楚可憐なかわいい娘ということになる。

　幻影である清純橋姫は、「この下に本体がいるから飛び込んで♪」としきりに冒険者に懇願する。そのあとの冒険者の選択しだいで、橋姫攻略の結末が分かれることになる。下を見ると、全裸で鬼のような怖い表情をした橋姫本体が待ち構えている。本体は普通の女性よりもひとまわりほど大きく、全裸で、顔は恨みと怒りにあふれ、ものすごい形相で冒険者をにらみ上げている。

　幻影が招くとおり、思い切って橋から飛び降りた場合、冒険者に待ち構えているのは、本体橋姫の炎のような激しいファックである。力強くそれでいてすばやく、川に半身浸かりながら立位で結合、女の情念が爆発して激しく男の腰を両手で揺り動かし、一気に精を搾り取られてしまう。もちろん巨大な乳房がしっかりサポートだ。荒れ狂う川の冷たさと、橋姫のオソソの心地よさのギャップの中で、冒険者は一方的に激しく責め立てられて、橋姫に抱かれながら昇天ということになる。一度出したくらいでは橋姫は許してくれず、何度でも何度でも、川がたんぱく質に汚染されるまで抱かれ続ける。行き着く先は完全なる枯渇である。川上に橋がある場合、何体ものミイラ化した冒険者の体が流れ着くことがあるが、それはたいてい橋姫の仕業だ。

　しかし、幻影の招きに従わず、「この寒いなか飛び降りられるか！」と突っぱねようものなら、清純娘はにっこり笑って、「そんなこと言わないで～♪」と着物を脱ぎ捨てる。裸体を見せられても飛び込む気にならない場合（普通飛び込もうとは思わないが）、あどけない笑顔の小娘は増殖をはじめる。女のかわいらしい笑顔は激しい情念の裏返しであり、表面上の媚態が清純であどけなくなればなるほど、心の奥底の怨念は強くなっている。

　冒険者があくまで本体に抱かれるのを拒んでいれば、橋の下の鬼は怒り心頭！　清純娘の幻影がどんどん増える。橋の両側から同じ顔の裸の小娘が、川からも同じような娘が橋の上にのぼってくる。気がつくと、冒険者の周りには数十人の清純橋姫がいて、完全に取り囲まれてしまうのである。

　この清純橋姫、もちろん本体ではなく、本体が飛ばした怨念であり、一種の淫呪である。怨念を感じさせない清楚な笑顔に騙されると精根尽き果てるまで抜かれてしまう。それもそのはず、怨念と気づかれないように美しい姿で現れては、恨む相手とその一族を一夜にして抜きまくり、ヤリ過ぎで死に至らしめるのが彼女の呪いの本領なのであり、京都の町人を襲うときも同じ手を使ったのである。

　こうして、橋から飛び降りない選択をした場合、気性の激しい荒々しい本体ファックは免れても、可憐な幻影美少女たちの裸に囲まれて、橋の上で大乱交の憂き目に遭う。言うまでもなく幻影でも肌の質感は思春期の女の子そのものであり、当然本番まで可能だ。そして戦慄の集団逆レイプの宴のなかで、ミイラになるまで搾り取られてしまうというわけだ。飛び降りようが飛び降りまいが、完全な枯渇のすえ川に捨てられる末路は変わらない。

　さて、賢い冒険者なら、飛び降りるのと橋の上で狂乱に応じるのと、はたしてどちらを選ぶだろうか。これは当然、橋姫の幻影に従って川に飛び降りるのが正解。橋の上で増殖する幻影をいくら相手にしても、射精をガマンしながら一心不乱に責めても、本体の鬼橋姫は橋の下で、怒りでハラワタが煮えくり返っているのである。幻影たちは感じるふりをしながら一向にイクはずもなく、結局太刀打ちできずにこってり絞られてしまうのだ。やはり本体を責めなければダメージには結びつかない。

　川に飛び込んでしまえば、激しい攻撃にさらされたとしても、本体を相手に攻撃を加えることができる。冒険者に実力があれば、ガンガン責められても耐え抜き、ついには橋姫のほうが男根の快感に痺れてしまう。橋姫本体は仲間との行動を嫌う（嫉妬深いから）ため、一人倒せばそれで勝利を掴むことができる。慣れてしまえば橋を渡る前に橋姫がいるかどうかチェックもできるし、攻略もサクサクスムーズに行くだろう。
　

パジャマ娘【ぱじゃまむすめ】

　　種　族：人間
　　レベル：Ｅ
　　得意技：添い寝／ロリ、思春期

　ネグリジェンヌの眷属だが日本産の小娘。かわいらしいパジャマ姿で夜の街を歩いている。先っぽに丸っこい玉がついたとんがり帽子がチャーミングだったりする。また、オプションに枕を抱えている子もいる。真夜中なので時折あくびする子も。って夢遊病かよ！！

　最初期のステージで夜間のみ出現するパジャマ娘は、あどけない顔立ちで冒険者に近づき、一緒に寝ようと誘ってくる。添い寝すると擦り寄ってきて、男の体を撫でさすり、えっちな遊びにいざなうのである。これに乗ってしまいパジャマの下をまさぐると、若々しい肉体が待ち構えている。誘われるままに最後まで行ってしまうと、そのまま若さあふれる肉体の餌食になってしまう。

　ネグリジェンヌの妹分ともいえるパジャマ娘は、冒険の中ではかなり弱いザコキャラである。しかしかわいらしく擦り寄ってくる小娘の魅力に、やっぱり女の子はいいなぁなんて思ってしまうと、思わぬダメージにつながるので注意されたい。
　

バスガイド【ばすがいど】

　　種　族：人間
　　レベル：Ｅ
　　得意技：魅惑のボイス、手袋手コキ、座席座位／ショタ、姉、手フェチ、足フェチ、イメクラ、美声

　昔風に言うとバスガール（ちょっと違うか）。バス旅行の時にイロイロお世話になるおねえさんである。硬い制服にピッチリミニスカ、絹のしなやかな手袋をハメ、右手をご覧くださいって案内したり、時には歌まで歌っちゃったりする。特に遠足時は子供たちのアイドルである。

　バスガイドはその名のとおりバスの中に登場する。といっても、バスステージというとかなり限られてしまうため、乗り物系であればどこでもちゃっかりご登場となる。

　バスガイドはピッチリした制服姿で、イスに座った冒険者のところに来るなり、いきなりマイクでセクシーな声を披露する。「私の右手をご覧くださーい、絹のやわらかい手袋でございまぁす♪」というわけで、エンカウント後しばらくは手袋をはめたままの手コキ攻撃である。スベスベした生地なので、手袋越しでも十分心地よく精力を削られてしまう。しかもその中身はやわらかい女手だ。彼女は遠足に来た冒険者をその手で天国まで案内する、いけないお姉さんなのである。

　また、その細く引き締まった足も魅力的だ。彼女の手に果てない冒険者には、容赦なく乗っかってくる。男を席に座らせたままその上に座り、座席座位挿入攻撃をくり出す。目の前に男がいるにもかかわらずしゃべる時はなぜかすべてマイクごして、いちいちセックス実況を案内してくれる。

　魅惑の声で翻弄しながらも、手袋や生足や膣が容赦なく冒険者を絞り上げる。旅行中も気が抜けないというわけだ。この世は男と女。戦闘となればどこでもところかまわずとなるのである。バスガイドも、移動中などのわずかな間でも襲いかかってくる敵の代表例であろう。

　このように、移動中の敵という位置づけが多いバスガイドさんだが、移動してたどり着いた先も目くるめく快感の世界が宿命づけられている。だから、移動中のエンカウントでイッてしまうわけには行かないだろう。ここは座ったまま根性をすえて、ひたすら踏ん張って自滅を誘うのが一番である。相手はそれほどの実力者なわけではなく、普通のおねえさんなのである。積極的に動かなくても、相手が自動的に動いて果ててしまう。残り精力に気をつければ、なんてことはない敵である。
　

バスケ少女【ばすけしょうじょ】

→短パン娘
　

バステト【ばすてと】

　　種　族：神族
　　レベル：Ｂ
　　得意技：マミーを操る、魅了、催淫爪、強制密着、騎乗位、パイズリ／姉、おっぱい星人、集団、密着

　古代エジプトのネコの女神さま。エジプトではネコは神聖な存在とされ、バステトも古くから崇拝されてきた女神である。すべてのネコが神聖な存在で、そのネコを統括する神様だから、威力も絶大だった。のちにバステトは王族を愛するものとして描かれるようになる。

　太陽と月の象徴で、恵み全般を司る。愛、歓喜、音楽、踊りにも通じ、バステト信仰は厳かというより陽気に奔放に執り行われていた。女性の体にネコの頭という姿で描かれることが多いが、猫又と同じ姿で描かれる場合もある。ただしこっちは猫又よりもずっとおねえさまで、気位が高く、細身の大人の女である。もちろんネコマタなんかよりもずっと位が高い。ネコを統括する神様だから猫又もねこみみモードもねこみみっくもみんなバステトの配下といえる。

　バステトという名前だけに、細めの体にもかかわらずバストが豊かである。乳房は恵みの象徴だ。乳首周辺だけを黄金の膜で隠し、下半身は薄いサロン一枚だけというお姿。頭部はネコではあるが、女性化していて人間の顔に近い。大きな目と明るさによって変わる瞳、また黒髪のボブカットが美しい。その妖艶なダンスで、くねる腰つきが男たちを虜にする。

　バステトはステージのボスを務めるほどの強敵だ。他の猫系の敵と違って、凛として神々しい。もちろん「ネコミミも～ど♪」などというアホなことはせず、非常にお高いお方である。それもそのはず、バステト様は高い気位に見合った実力を持っている。その神通力は、バステト信者の数千以上のマミーたちを縦横に操ることができるほどだ。したがって冒険者は、高度なステージでマミーたちを相手に突き進んで、神殿のバステト女神のところまでいかなければならないのである。

　やっと神殿にたどり着いたら、そこは魅惑の空間である。美しいメロディーが流れ、これを聞いた冒険者は一瞬にして洗脳されてしまう。バステトが手に持つ楽器はすべて男を虜にする神性を得た武器だ。また彼女は、楽器を奏でながらゆっくり妖しく踊っている。露出されたおへそがグニグニ蠢いている様子を見た瞬間、神通力の音楽に抵抗できた冒険者までも堕ちてしまう。そこへすかさず催淫爪が飛んでくるというわけだ。

　バステトの爪は引っかくだけでなく、飛ばして女神のエキスを注入することもできる。このエキスが冒険者の体内に入ると、一瞬にして魅了され、性欲が限界まで高められてしまう。女神さまに吸い寄せられる前に、誰にも触られていないままその姿を見て発射というわけだ。したがって、バステトを相手にできるのは勇者クラスの冒険者に限られるだろう。

　神の力に逆らうのは難しいが、どうにかこうにか魅了されず爪攻撃も弾くことができれば、やっとバステトにダメージを与えられる。しかし彼女の体術も相当なものだ。触れたが最後、冒険者の体は神秘の磁力に毒され、どうあがいてもバステトにくっついてしまって離れなくなる。強制密着で逃げられないようにして、じっくり天国に導くのが彼女の常套手段だ。その名のとおり豊かな乳房が自動的に蠢き、手を使わずにパイズリができる。従者のマミーたちも饗宴に加わり、冒険者は追いつめられてしまう。

　ネコ系の敵はバックがお得意のはずだが、バステトについてはそんな野獣的な体位は好まず、あくまで高貴な騎乗位でハメてくる。入れる前に必ず「よろしいかしら？」と訊いてくる。もちろんオソソは神秘の安らかな感触だ。ゆっくり動いているのに精力はグングン減ってしまい、気を抜いた勇者は数回上下しただけで果ててしまうだろう。

　バステトを攻略しようと思うなら、従者のマミーたちをザコとして倒せる程度の実力は最低限なければいけない。神殿に入ってからは魅了と催淫の連続であるため、抵抗力・精神力が強くなければいけない。バステトの密着攻撃は避けることができないので、その肢体の感触に感じないよう気をつけながら反撃するほかはない。気位の高い女神サマなので、くれぐれも機嫌を損ねないようにしよう。まちがっても乱暴に犯したりしないように。手痛いしっぺ返しを喰らうことになる。あくまで高貴な騎乗位を受け入れながら、反撃で快感を与え、女神さまを悦ばせるのが一番である。
　

裸エプロン【はだかえぷろん】

→妻
　

裸の未成年【はだかのみせいねん】

　　種　族：人間
　　レベル：Ｄ
　　得意技：パイパン正常位／属性なし

　１８歳から２０歳までのうら若き女性。小学生まではロリであり、中高生は思春期、２０歳以上は大人のレディとすれば、その間に挟まる微妙なお年頃である。彼女たちはＯＬになったり、専門学校に行ったり、大学に行ったりするが、夜のアルバイトもさかんらしい。大人でありながら毛は生えておらず、赤いショートカットにつぶらな瞳、細い足を折りたたんでアソコを丸見えにさせながら誘う淫乱女性である。着ているものがワイシャツだけというのもなんともいやらしい。

　人間でありながら、彼女たちの多くは超人並の攻撃力防御力と精力を誇っている。『トワイライトゾーン２』では地下ステージに登場するほぼ最強の敵だった。中級冒険者でもなかなか勝てない、まれにみる実力派である。

　裸の未成年は冒険者を誘っていきなり本番行為に臨む。特に正常位がお好みのようだ。が、もちろん冒険者の要求する体位のほとんどをこなすこともできる。特殊なテクニックを使うことはまれだが、たまには風俗技が飛び出したりもする。しかしほとんどの場合、裸の未成年の武器はオソソの感触一本である。

　イチモツを入れると、根元までパイパンが食い込んできて気持ちいい肌をおしつけこすりつける。それでいて極上の締めつけが冒険者を襲うのだ。また、彼女はどんな体位でもこなすだけあって防御力も相当なもので、松葉崩しのような高度な体位で責めてもしばらく持ちこたえてしまう。さらに精力値が高く、冒険者ががんばってもカウンター締めつけの感触に返り討ちに遭ってしまうのである。属性なしの「普通の女」でありながら、冒険者を追いつめる実力は相当なものだ。

　相手が実力派なのだから、こちらも実力で倒していくしかない。露出されたツルツルのアソコに魅了されることなく、スタイルのいい若い肉体にめげることもなく、精力の削りあいに臨むべし。ある程度のレベルまで行けば、１９歳くらいのお姉ちゃんに勝つことはできるだろう。
　

バックベアード【ばっくべああど】

　　種　族：妖怪
　　レベル：Ｅ
　　得意技：このロリコンどもめ！／ロリ

　黒い円形の暗黒空間に浮かぶ大きな一つ目。これが西洋最強妖怪バックベアードだ。その瞳はすべてを映し出すことができ、いかなる隠しごとも通用しない。バックベアードはとりわけ、人間の少女に欲情する男を目の敵にしており、ロリコンを発見ししだい突然あらわれては、威厳のある声で「このロリコンどもめ！」と一括するのである。が、ロリコンどもめと言うだけで、それ以上は何もしてこない。もしかしたら口だけかも、という噂さえある。最強妖怪というわりには何もできず、ロリコンの抑制に役立っていないようだ。

　で、バックベアードには幼い娘がいて、姿かたちは幼女そのもの、髪の毛で隠されていて一つ目である。彼女もまた、ロリコンを見つけるとお父様と一緒になって「このロリコンどもめー！」とかわいらしい声で叱ってくれるんである。それでいて足を露出したり服を脱いだり、どう見ても誘っているとしか思えないような行動をとっているから不思議だ。誘っておいて手を出そうとすると、「なっ、何をするこのロリコンどもめー！」と怒り出し、そして怒りながらパンティを脱いでツルツルのアソコを丸見えにするんである。ヨーワカラン妖怪だ。

　バックベアードたんは強くない。初級ステージに出てくるロリ妖怪に過ぎない。ロリ属性の冒険者を見つけるとやってきて、「このロリコンどもめー！」と戦いを挑んでくる。そのくせＳＢにはまったく慣れておらず、大人の男が本気になればあっさり負けてしまう。弱い。本番なしに勝てる相手だ。

　ただし、バックベアードで気をつけなければいけないのは、彼女と戦闘を重ねるうちに、だんだんロリ属性が開発されてしまう点である。実力はないくせに妖力だけはありあまっており、彼女と戦えば戦うほど幼女の魅力に侵食され、ロリ属性となってしまって、その後の戦闘に支障をきたすようになってしまうのだ。バックベアードはむしろ、冒険者を獣道に落とすために登場する罠のような存在といえる。彼女の幼い妖気をかぶり続け、いつの間にかロリな敵に感じやすくなってしまうのである。

　通常戦闘なら指でなぞってあげるだけで簡単に果ててしまう。超初心者でも勝てる相手で、女に慣れておくという意味ではいい相手かもしれない。ただし、ロリ属性な冒険者なら、バックベアードたんは強敵といえるだろう。不必要に抱きついて肌をこすり合わせ、自分から精力を消費してしまう危険もある。また、戦闘を重ねるごとに彼女の妖力を身に受け、その効果でロリ大好きになってしまうので、時々は自分をチェックして属性を克服しておく必要がある。これを怠ると、バックベアードよりも強いロリ敵と戦う段階で後悔することになる。
　

薄幸の美少女【はっこうのびしょうじょ】　nm

　　種　族：超人
　　レベル：Ｄ
　　得意技：名器／思春期、処女、しっとり癒し、密着

　病弱な女の子。…と見せかけて、じつは超人。演技で病弱の場合もあるが、体が弱いのはたしかだ。それでも超人。どの辺が超人かというと、アソコが超人なんである。余命いくばくもなく、痩せていて、いつも自宅か病院のベッドに横になっている。それでも日々身だしなみには気をつけているようで、その体は穢れなくきれいである。

　ベッドに寝ている美少女という触れ込みで登場し、冒険者に一緒に寝て欲しいと懇願してくる。しかし相手が病弱だからと油断してうっかりベッドに入るとたいへんな目にあう。しっとりした視線でゆっくり挿入に持ち込まれ、超人の名器に翻弄されることになる。動いていないのに膣が勝手に蠢き、イチモツを優しく締め上げながら揉みしだいてくる。慣れていない冒険者では入れたとたん敗北は避けられまい。そこにねちっこい動きで体を震わせながら腰をくねらせてきて、冒険者を高めるのである。

　若々しいきれいな体が冒険者にしがみつき、動きはゆっくりだがその分包み込まれて愛されているような心地よさに酔ってしまう。こちらが責めてもカウンターしごきダメージは相当に大きく、レベルの低い冒険者では与えたダメージ以上に名器カウンターに精力を奪われてしまうだろう。

　薄幸の美少女のオソソに耐え切れるようになれば、その冒険者はある程度熟練した男ということができるだろう。彼女に慣れれば他の人間の娘の膣に耐えることは難しくなくなる。ここは修行だと思って、快感に負けることなくがんばって奥深くまで突き上げるべし。高い精力と攻撃力で名器に耐え抜き、克服することが大事である。
　

はとこ【はとこ】

→いとこ
　

パドリ【ぱどり】

　　種　族：精霊
　　レベル：Ｄ
　　得意技：逃げる、風愛撫、スマタ／思春期、処女、足フェチ

　少女の姿をした妖精。風を操り、風のように歌い、泣く清楚可憐な女の子である。捕まえようとすると逃げるが、そよ風と共にそっとやって来る。性格はとてもおとなしく、趣味は裁縫。可愛らしい刺繍を自分でつけた薄いブラウスを身につけている。引っ込み思案な性格で、いつもビクビク臆病な女の子である。

　パドリは自分から積極的に攻め込むタイプではない。エンカウント自体はあるものの、冒険者に出会ったとたん涙目になり、怖くてすぐに逃げてしまう。

　それでも彼女は、時々はけなげに攻撃しようと、足をガクガクさせながら風を巻き起こしたりする。空気の塊が冒険者の全身をくすぐり、精力をわずかに消費しながら性感帯も開発されてしまう技である。この風愛撫をくり出すのがやっとで、それでも冒険者がイかないと（まぁこれだけでは射精はしないはず）「いやああ！」ってな具合でまた逃げ出してしまう。驚かしたり追いかけたりすると泣き出してしまうので注意。

　もし彼女が追いつめられてしまったら、パドリは捨て身の攻撃に出る。最大の勇気をなんとか振り絞って、イチモツをむっちりスベスベなふとももに挟んでくれる。妖精だけあってその肌触りは極上、初心者程度ではあっという間に高められてしまうおみ足だ。しかも捨て身の攻撃なので締めつけも激しく、さらに妖精のために毛が生えていないのでツルツルのアソコの味も一度に楽しめる。

　挿入することはまずないが、もし冒険者が魔力でパドリを捕まえて入れてしまうと、聖なるオソソが股間を天にいざなってくれる。妖精の味に慣れていない冒険者ではパドリとの本番は危険すぎる。もちろん人間の男におびえきっているパドリたんなのに犯してしまうような冒険者なら、一瞬で精根尽き果てても文句は言えまい。

　パドリは逃げキャラである。とっても怖がりさんだから、優しく迫ってみても風になって逃げてしまうんである。したがって、パドリとエンカウントしたときはそのままほっておけば離脱できる。もしパドリちゃんが「えいっ、えいっ！」とがんばって風攻撃を出してくるようなら、片手を振り上げ「がー！」と言ってあげればそれだけで逃げてしまう。ストーリーにもよるが、無理に戦って倒す必要もないので、それだけで対策としては十分だろう。

　どうしても倒したい、というのなら、できるだけ驚かさず、優しく優しく触ってあげよう…その一方で逃げられないようにするしかない。または、レベルが高い冒険者で魔力が操れるなら、魔法の力で彼女が風になることを禁じる方法もある。するとかわいそうなパドリちゃんはヒイヒイ言いながら走って逃げることになるが、そこはとっ捕まえて攻撃だ。極上のスマタ攻撃に耐え、表面をさすってイかせてあげればよい。精力はさほど高くない。

　そのさい、挿入攻撃は避けたほうがいいだろう。愛撫だけで十分倒せる相手なのに、妖精オソソをみずから味わって中出しすることもあるまい。

　なお、ストーリーによってはパドリちゃんと友達になることもできるかもしれない。心を冒険者に許せば、おっとり美少女は冒険者のためにパドリ刺繍のお守りをくれることがある。風系の攻撃に耐性ができるお守りで、役に立つし高く売れる。分かり合えれば本当にいい子なのである。
　

バニーガール【ばにいがある】

　　種　族：人間
　　レベル：Ｅ
　　得意技：誘惑、手コキ、フェラ、スマタ、アワおどり／姉、手フェチ、足フェチ、おっぱい星人、お尻、フェラ、イメクラ

　ウサギのカチューシャ、色とりどりの単色ハイレグレオタードにウサギの尻尾という、詳しい説明が何も要らないほど有名なコスチューム。胸を強調するため、胸部から上は完全に肌が露出しており、ちょっとめくるだけでボインが完全に露出、なんてことも可能である。背中も大きく露出しているいやらしい格好だ。レオタードと同じ色のハイヒールも大人っぽさを醸し出している。

　だが、ストッキングは邪道である。絶対に邪道である。誰がなんと言っても邪道なんである。したがってここでのバニーたんは絶対にナマ足で、お店の規定によりストッキングが完全に禁止されている。ちなみに、ウサギという生き物は年中発情し、妊娠しても子作りに励むほど性的にさかんな動物である。オスメスともに受胎・豊穣・繁栄とセックスのシンボルであり、そこから転じて、繁盛と性的魅力のアピールのために、バニーガールが編み出されたといわれている。これがウサギがモチーフな理由となっている。

　初期ステージから、どこにでもバニーガールは出没する。しかし彼女たちはただの女性と同じではなく、レベルが高めなので注意が必要だ。性的魅力をアピールする挙動を叩き込まれており、男をひきつける媚態のプロなのである。

　さらにその多くは簡単な風俗技を身につけていて、手技口技足技の基本形はマスターしている。なかにはもっと進んで、あわおどり攻撃までマスターしてしまった強豪もいる。『とらわれペンギン』にも強力なバニーガールが出現し、風俗技を惜しげもなく披露してくれた。レベルの低い冒険者では、それこそヒトこすりで昇天となる。

　また、レオタードをちょっとずらしての挿入攻撃も可能で、女体すべてを使い尽くすのがバニーの道なのである。テクニックも攻撃力も防御力も精力も、スタンダードに強い敵だ。ある程度レベルが上がるまで、バニーガールとの戦闘は避けたほうが無難だろう。

　さらに進んでくると、バニーガールも強化され、それぞれ得意な分野を鍛えてプロの技を仕掛けてくる。手技に徹したゴールドフィンガー、強力な媚薬を含んだカクテルを口移しで飲ませるホステスなど、眷属は多岐にわたっている。が、人間であるかぎり出発点はこのバニーガールなのだ。バニーとして修行を積み、鍛錬を重ね、そこから巣立っていってプロフェッショナルとなっていくのである。この性の道は女性にとっても厳しく、これを乗り越えてきて最大最強女版勇者となったのがファム・ファタールである。

　バニーは素で強い敵なので、初心冒険者が挑むならそれなりの覚悟が必要だ。慣れてくれば、よき修行相手として切磋琢磨できるであろう。バニーは女体すべてを駆使するので、特定の属性を克服するのにも役立つ。姑息な手段に頼っていては何にもならないので、ここはぜひ実力だけでぶつかっていって欲しいところである。
　

ハニービー【はにいびい】

→リトルビー
　

母【はは】

　　種　族：人間
　　レベル：Ｅ
　　得意技：優しく包み込む／ショタ

　オカンである。以上。

　ＳＢＲＰＧでは母が敵として登場することはまずない。冒険者がいい大人であればなおさらである。ただし、冒険者が少年であったり、あるいは子供化の魔法などによって少年化し、仮想世界をさまようといったステージの場合、若き母が登場することは考えられる。

　若くセクシーなママンが少年を食い物にしようと迫ってきた場合、ある意味では冒険者はピンチに陥ることになる。優しくリードされ、包み込むような愛情攻撃に安心しきってしまい、おとなの女性の快感につい気が緩んでしまう可能性があるからだ。子供化している場合、母との実力の差は歴然としていて、なかなか倒すことはできないだろう。経験者にリードされたまま生殖細胞を生まれたところに返還させられてしまうというわけである。

　子供化している場合、相当弱体化しているのだから、戦闘云々よりも前に、まずはこの邪悪な魔法を打ち破り、昔の母が登場するようなありえない仮想空間から脱出すべきである。また、はじめから少年が主人公という場合には、母といえどもひとりの人間の女性と思って、特別に思い入れることなく、ガンガン倒して乗り越えなければならない。親を超えるのは親にとってもうれしいはずである。彼女に勝てないようでは、その先のセクシーな敵には太刀打ちできない。気を強く持ちましょう。
　

ぱふぱふ【ぱふぱふ】

　　種　族：ゴースト
　　レベル：Ｅ
　　得意技：パイズリ／おっぱい星人

　世の男性、とりわけおっぱい星人たちの日々の妄想が積み重なり、生霊のように具現化した化け物。女性の乳房だけで構成され、空中に突然あらわれ浮かび、男根に襲い掛かる。ぱふぱふに自発的な意思はなく、パイズリされたいというおっぱい星人たちの願望が思念体となっただけなので、望みどおりパイズリするしか考えのない生霊である。

　ぱふぱふは初期ステージに出てくるモンスター。『とらわれペンギン』でも６階に登場する超ザコである。おっぱいだけの化け物なので、はじめに見たときにはびっくりするだろう。薄暗いところによく出現し、冒険者の前にぼわっと浮かび上がって股間に貼りついてくる。

　ぱふぱふが使ってくる技はパイズリだけである。条件反射で肉棒を上下にしごき上げるだけなので、おっぱい星人でもなければ、パイズリ攻撃に瞬殺されることはない。しかしそれにしても、やわらかい生霊が上下にこすり上げる肌触りは心地よく、冒険者が何もしないでいると徐々に高められてしまう危険はある。

　ぱふぱふは弱い。パイズリにあわせてイチモツをこすり上げていれば勝手に自滅してくれる。余計な策も何も必要はないだろう。初心者が乳房に慣れておくためには丁度よい相手でもある。
　

バブリースライム【ばぶりいすらいむ】

　　種　族：魔法媒体
　　レベル：Ｂ
　　得意技：あわおどり、どこでも挿入、体内に取り込む、体内に侵入、性感の魔法、魅了の魔法、分裂／おもちゃ、集団、密着

　スライムの強化版。その実力はバイブスライムをはるかに超え、スライムベスに近い。通常スライムが緑色なら、こっちは肌色である。スライムは色によってその強さにランク分けがなされるのである。現在確認されている序列は、スライム＜バイブスライム＜スライムベス＜バブリースライム＜メタルスライム＜はぐれメタル、となっている。バブリースライムから魔法攻撃が可能となる。

　上位のスライムなので、上級ステージ近くでお目にかかる相手だ。肌色ということで人間の姿にもっとも近いのも特徴だ。女性化してしまうと見分けがつかない。

　バブリースライムの特徴は、なんといってもその体表であろう。普通のスライムよりも硬質化が可能で、普通の女性と同じようなスベスベの弾力感を用意できる。それでいて表面からは絶えず石鹸のような体液が滲み出ていて、こするとブクブクあわあわがどんどん出てくる仕組みとなっている。バブリースライムはこのソープ体質を最大限利用し、みずからの股間をひっきりなしにあわ立てて冒険者を待ち構えるのだ。

　彼女はまず冒険者に抱きつき、全身ソープ洗い攻撃を仕掛けてくる。全身あわおどりや擬似挿入洗いで極上のソープ技を愉しむことができるだろう。手も足も舌も股ももっちりスベスベの体が滑りまわり、あっという間に体の中までキレイになってしまうというわけだ。

　もちろんスライム標準技は健在。バブリースライムは好きなところをやわらかくすることができるから、やはりどこでも挿入が可能。もちろん締めつけの力やしごく力は強力で、敏感なところにしっかり食い込んで体内で蠕動し、ものすごいスピードでしごきあげることができる。その挿入部もやっぱり石鹸あわあわで滑りがよい。冒険者の股間などを体の中に取り込んだり、冒険者のアナルに入り込んで犯す技ももちろん生きている。

　そのうえ、いくつかの快感魔法や魅了攻撃までできる。バイブ振動はないものの、それを補ってあまりある自動蠕動で冒険者を徹底的に射精に追い込もうとするのである。しかも他のスライムと同様防御が鉄壁で、通常の攻撃をほとんど弾き返してしまう。精力値もきわめて高い。中堅冒険者でも勝つのは難しいだろう。

　しかし、バブリースライムの最大の脅威は、分裂攻撃である。他のスライムも分裂は可能だが、二つに分裂すれば容量が半分になる。が、バブリースライムは泡の容積を取り込んで、分裂してももとの体の大きさを保つことができる。つまりバブリースライムは分身をどんどん作り出し、冒険者に一斉に襲い掛かることができるのである。

　スライム関係は魔法に弱く、特に電気系に大ダメージを受ける。バブリースライムもその例に漏れることはないのだが、やはり自身も絶大な魔力を秘めているため、並大抵の魔法攻撃程度では跳ね返されてしまうだろう。石鹸をアースのようにして電気を散らすという姑息な手を使ってくるので、ＰＶの成功率もかなり落ちる。相当強力な魔力で対抗しなければ勝てない。

　分裂してきた場合、実力に自信がなければ防御と回復で手一杯となるだろうけれども、分裂の状態では肉体のほとんどが石鹸の泡なので、しばらくすればはじけて元に戻るし、分裂中は防御力も多少落ちてしまっている。したがって、集団戦となってピンチではあるけれども、ＰＶを流すなら分裂中のほうが成功しやすいとも言えるのである。
　

浜姫【はまひめ】

　　種　族：妖怪
　　レベル：Ｄ
　　得意技：誘惑、憑依／属性なし

　磯女の眷属。海に出没するたいへんな美女で、どんな男でもぞっとするほど惚れ込んでしまうといわれる。平素の海水浴場などにも紛れ込んでおり、妖怪と気づかずにナンパなどしようものなら取り憑かれ、精気を抜き取られて死んでしまうという。磯女が昔ながらの着物姿から裸になるのにたいして、浜姫はイマ風にきわどいビキニの水着姿だ。パンツをずらしてツルツルの女性器をチラッと見せる絶妙な誘惑が得意。

　磯女は髪の毛を駆使するが、浜姫の髪には妖力はなく、その力を誘惑のために費やしているといえる。初級冒険者を見つけると、危ない水着姿で浜姫は徹底的に誘惑する。美しい顔立ち、男好きするナイスバディがまぶしく迫ってくるのだ。しかし、この姿に少しでも心を動かしてしまうと、浜姫は冒険者の影に入り込んでしまう。そしてどこまでもついてきて気まぐれに快感攻撃をくり出してくる。

　浜姫に憑依された冒険者は徐々に精力を削り取られ、やがては水着ギャルに快感の汁を出すことになってしまう。無論一回出しただけで浜姫が許すはずもなく、冒険者が彼女に魅了されている間はずっと憑依し続け、精根尽き果てるまで抜かれてしまう。

　浜姫を最初に見たときには、そのあまりの美しさに心を動かさずにはいられないだろう。とくに初級冒険者なら、彼女の誘惑に抗うのは難しい。したがって、戦うのは彼女に憑依されてからということになる。冒険者の陰に潜んでいる間、冒険者は浜姫にダメージを与えることができない。攻撃しようとすると影の中に逃げてしまう。そして少しずつジワジワと追いつめられていくというわけだ。

　そこで冒険者が取るべき方法は、浜姫への好意を自分の心から完全に追い払ってしまうことである。まぶしい水着姿に萌えたり惚れたりしている間は、その男の心を糧に浜姫が影住まいをするのであり、男が浜姫に１００％靡かなくなると、浜姫はその影にいることができなくなって飛び出してくる。もちろんそこで彼女の姿を見て、ふたたび惚れ込んでしまっては元の木阿弥だ。また憑依されてしまうことになる。

　心を鬼にし続け、浜姫に快感ダメージを与えて倒してしまおう。実力はさほどでもないので、簡単な挿入攻撃だけで倒すことができる。このように浜姫との戦いは、自分の心との戦いでもある。簡単に心を奪われないようにする鉄の精神が求められる。逆にいえば、浜姫を攻略することが、メンタルな面でのレベルアップにつながるということである。惚れずに戦える鉄の精神を持った冒険者になれるよう、修行に励むべし。
　

パリカー【ぱりかあ】

　　種　族：魔族
　　レベル：Ｂ
　　得意技：誘惑、数々の淫乱魔法を駆使、集団逆レイプ／姉、集団

　流星の女魔軍団。流れ星と共にあらわれ、落ちた先で勇者たちを女の色香で惑わし、堕落させるという。きっと大気圏突入しても燃え尽きない頑丈な体をしているんだろう。または燃え残ったパリカーが悪さをするとか（突入前はもっといっぱいいたりして）。まぁ魔法の力で摩擦をカバーしているというのが本当のところだろう。妖艶な魅力がパリカーの体内に満たされ、あふれ返っているため、多くの男、志を持った勇者でさえ、一目見ただけでその色っぽい雰囲気に飲まれてしまうという。

　彼女たちが若い男、特に偉業をなしそうな勇者や青年を狙って誘惑し、堕落させるのは、こうした勇気ある若者が、世界を破滅させるのに邪魔だからである。努力して現状を打破しようという、前向きなやる気の精神があると、パリカーが世界を闇に包めなくなってしまう。だから彼女たちは、勇者たちに目先の快楽を与え、堕落させて前向きな姿勢を奪おうとするのである。

　パリカーは上級ステージや魔界にあらわれるザコキャラだ。彼女たちはほとんど単独で行動せず、数人から数十人という大集団で行動する。エンカウント時には流れ星があり、その星の数がパリカーの数である。大流星群ともなれば、大集団が冒険者の前に降ってくることになるだろう。

　パリカーは冒険者のところに降りてくると、その美貌や肢体で誘惑し始める。その姿だけでも十分魅力的な魔女たちは、別段魔法攻撃をしなくても男たちを虜にすることができる。これが集団になるのだから、ハーレムの予感に期待を膨らませてしまうと堕落決定である。

　この誘惑攻撃に靡かない冒険者にたいしては、集団で数々の淫乱魔法を仕掛けてくる。魅了、性欲増進、敏感魔法、精子生産倍速化、子供化や正方形（発音注意）、性感刺激魔法などなど、多岐にわたる魔法が次々と発せられる。パリカー集団はこうして一度に冒険者を魔法漬けにし、堕落を誘うのである。

　そして冒険者が性欲の塊になったところで、めくるめく集団逆レイプの宴が始まる。大勢でよってたかってセクシーな美女たちの裸体を見せつけられ、我を忘れるほどの肌触りを押しつけこすりつけられたあげく、さらにトッカエヒッカエいやらしい壷の中に熱いたぎりを収めさせられてしまう。ひっきりなしに送り込まれる快感のなかで勇者は堕落し、目的を放棄して目先の快楽にふけろうとする。美形のお姉さん集団にいいように弄ばれ、腎虚になるころには完全に廃人である。

　だが、やはり勇者たるもの、パリカーの誘惑に負けることなく、活路を切り開くべきだ。女の色気にもだえることなく、果敢に集団に挑戦しよう。彼女たちは矢継ぎ早に魔法攻撃を仕掛けてくるから、魔法防御などで防ぎ、また気をしっかり持ってセックスの虜にならないように注意したい。そのうえで、パリカー集団全員をイかせ倒すだけの実力が必要だ。パリカーは魔法のエキスパートなので、魔法攻撃は通用しない。全体攻撃よりは一人ずつ確実にしとめたほうがいいだろう。魔族だけあってオソソも魔性の快楽を秘めているが、パリカーを相手にするほど熟練した、それだけのステージに立っている勇者なら簡単には果てないだろう。集団戦で長期化するから、精力に注意すればなんとか勝てる相手だ。
　

バルキリー【ばるきりい】

　　種　族：超人
　　レベル：Ｃ
　　得意技：力技全般、悶絶の一撃、身を守る／ショタ、姉

　鎧兜に身を包み、槍と盾で戦場にあらわれる女戦士。また戦死者の魂を導く役目も持っている。ヴァルキリーに運ばれた戦死者たちは復活し、神のために再び戦うよう命じられる。つまり彼女たちの仕事は、人間の世界に降り立って戦死者たちの中からゴッドサイダーとしての兵隊を”選ぶ”ことであり、要するに兵士集めである。女戦士が人間の女性であるのに対して、バルキリーは超人であり、その実力は相当なものである。剣、槍、柔術の修行をとことん積んだ女丈夫であり、ＳＢＲＰＧではこれに加えて性の修行もシッカリ行っているツワモノである。

　バルキリーは戦士だけあって力強く、ガサツな面もあるが、同時にやさしくて尽くしてくれる美しい娘という側面もあわせ持つ。たびたび人間の男性に惚れ、ひ弱なひよっこ戦士や美少年の恋人になったりする。天界で働くキリッとしたおねえさんなのだ。趣味は一番風呂。やっぱり汗をかく仕事だから誰よりも早くそしてきれいなお湯に浸かりたいのだろう。というわけでヴァルキリーと住む時は、彼女の前に風呂に入るとシバカレます。強いです。ボコボコです。ルカたんは傷だらけで風呂掃除からやり直しさせられます。気をつけましょう。

　バルキリーは力技のエキスパートだ。しかしアマゾネスと違って筋肉ムキムキなのではなく、１００キロを越す大剣をカラーバットのように片手で振り回すくせに全身が細い。どこにそんな筋力があるかといえば、筋細胞一つ一つが極めて強靭かつしなやかになっていて、自在に力を調節できるうえ、梃子の原理を応用して最小の力で最大のパワーを出す方法を心得ているのである。パワーと美を両立させた超人的な鍛え上げ方だ。ただ、超人だけあって人間よりも大柄な場合が多い。『とらわれペンギン』にもあるように、弱い男ではまず勝てない相手である。

　バルキリーは少し進んだステージで冒険者にトドメを刺す強豪である。乳がはみ出しそうな小さな胸当てと硬い皮パンツだけという姿で登場し、体育ずわりでお出迎えする。エンカウントはきわめて乱暴で、いきなり冒険者をねじ伏せて騎乗位で挿入したり、立位のまま冒険者の腰を片手ですばやく操って一気に精力を削り取ろうとする。

　細かいテクニック攻撃はあまり得意ではなく、いきなり本番勝負に持ち込んでくるあたり、がさつとも言える。が、バルキリーのアソコはしなやかな筋肉で徹底的に強化されており、自信があるからいきなり入れるのもためらわないことを忘れてはならない。

　魔の者などに捕らえられて陵辱されても音をあげないだけの実力が求められているため、彼女たちは剣術や武術の修行などのうちのひとつとして、性術の鍛錬も行っている。どんな責めにも耐えられるよう日々みずからを快感にさらしてはガマンし続けてきた。男で言えばオナニーしてはイクのをガマンし続けるようなものである。

　努力の結果彼女たちは、岩ディルドーを砕き鋼鉄製のバイブをつぶし、数時間以上徹底的にすべての穴を責められてもアクメを押さえ込むほどの実力と膣圧を手に入れているのである。やわらかフランクフルトなど敵ではない。バナナ締めをはじめとして数々の力技で冒険者を一気に射精に追いやることができる。

　やわらかい肉厚の裏には強力な括約筋があり、その気になれば男の肉をつぶしてしまえるが、そこまでするのはレイプ犯に対してくらいのもので、一番キモチイイ締め方であっという間に天国イキとなるわけだ。冒険者があまりの快感に悶絶してしまう痛恨のダメージを何度も出すことができ、バルキリーの攻撃力は相当のものといえるだろう。

　だが、彼女が優れているのは攻撃だけではない。バルキリーは全身の感じやすいところをしなやかな筋肉でカバーしており、彼女が力を入れると性感神経が引き締まって刺激が届かなくなる。責められても音を上げない精神力と防御力も超人的であり、さらに肉体は超人であるがゆえに鍛え抜かれて、精力値も極めて高い。

　バルキリーはその実力からして中盤ステージに登場してもいいはずだが、あえて彼女は序盤ステージに顔を出し、弱い冒険者を相手に次々と力技で締め上げていくのである。これでこの道の厳しさを男の体に叩き込み、これ以上冒険する気を男たちになくさせるのが狙いだ。まさに初心者スイーパーの異名がふさわしいだろう。

　バルキリーは初級ステージに登場するが、決して弱い相手ではない。十分な実力なしにバルキリーにエンカウントしてしまったら、頭を使って逃げてしまった方が得策だ。普通に走って逃げても持久力と瞬発力でかなわないのですぐに追いつかれてしまう。意表をついて戦闘から離脱するのがいい。

　ある程度レベルが上がっても、決して侮ることなく、中盤に出てきてもおかしくない相手なのだと自覚して全力で取り組むべし。力ではまったくかなわないので、繊細なテクニックで応戦しよう。イチモツの力を信じても相手の鉄壁のガードは崩せないから、くすぐりなどの小技を連発して体を緩めさせ、一気に快感を叩き込むしかない。アソコは鍛え抜かれているので、他の場所への愛撫が有効だ。

　また、バルキリーはショタコンな一面もあり、もし冒険者が美少年だったりそれに近い風貌なら、媚態で惑わす手もありうる。道具として８０１本を読ませて興奮させるという奇妙な技もアリだ。油断を誘えば防御が緩む。戦士だからなかなか油断はしないが、隙をつく作戦や細かい頭脳プレイが功を奏しやすい。

　なお、バルキリーはワルキューレと同義だが、ラテン読みのほうは某ゲームのおかげで別の萌え要素が発生しているため、ここでは別キャラとして扱う。
　

八丿レヒ【はのれひ】

　　種　族：超人
　　レベル：Ｂ
　　得意技：なんでも思い通り／思春期

　１６歳でありながら、超自然的特殊能力を身につけた少女。その能力は、エスパーのようなちゃちなものではなく、ありとあらゆる自然的法則をも超越した恐るべきものであり、世界そのものを支配してしまいかねないほどである。

　その能力とは、自分の思ったとおりに世界を改変する能力であり、願ったことはすぐにでも必ず実現してしまうというものである。美貌、スタイル、若さ、性的な魅力はもちろんのこと、成績、スポーツ、音楽や家庭か技能関連も、そのほかの学校での日常の様々な状況も、自分が思ったとおりの状態になるし、経済的にも人間的にも思い通りに恵まれた状態になる。若さを保ちながら生きたいだけ生きられるし、どんなこともすべて思い通りになって、確実に世界の栄華そのものを我が物にすることができるのである。

　いきすぎた願望達成能力は、世界そのものを歪ませる。明日に一億円が転がり込んで欲しいと思ったら、偶然が積み重なってそのようになるものの、一方で偶然によってその一億円を失って自殺に追い込まれる人間たちが出てくる。さらに、あり得ない願望が脳内で次々生み出されれば、異空間が発生したり、願望が達成されるまで同じ時間が無限にループしたり、はたまた自分のドッペルゲンガー（姿形性格年齢は異なる）を出現させたりして、一気に非現実的なことが起こってしまうようになるのだ。

　理想どおりの自分にすぐになることができ、思ったとおりの成績、結果、人間関係になり、なんでも達成できてしまうという特殊能力。陰で様々な犠牲は想定できるものの、本人はまったく無自覚である。彼女の能力に気づいた周囲の者は、彼女に振り回され、あり得ない状況の出現によって、異空間に飛ばされたり時間跳躍させられたり彼女を巡る特殊組織に命を狙われるなど、トラブルに巻き込まれ続けることになる。一人の少女の思い通りに世界が動く一方で、そのゆえにひずみやしわ寄せが世界を破綻に追い込むことになる。

　もし彼女が、自己の能力に気づいてしまったら、おそらく彼女は、周囲の脅威感をまったくよそにして、みずから死を選んでしまうだろう。事故などで一瞬にして楽に死ねるように願望するはずだ。なぜなら、自分のせいで世界が犠牲になり、様々なひずみで不幸な人間が続出することも理解し、願望は生きている限り自然と出てしまって、止めることができないことも分かりきっているからである。さもなくば、もはやこの能力がいっさい発動しないように願望し、その実現を最後に普通の人間になろうとするだろう。あるいはひょっとすると、能力に気づいた彼女が、時間軸を戻して、「永遠に能力に気づかない自分でいよう」と願望したのかもしれない。ちょうど、心霊スポットで「幽霊が見たい」と思う一方で「幽霊に遭遇しないで」と密かに願ってしまうような心理だ。

　ともあれ、そんな彼女がセックスバトルＲＰＧに登場するようになった場合には、冒険者にとってはきわめて危険な相手となるだろう。人間の少女でありながら、ボス扱いになる。決してザコキャラではあり得ない。それほどまでに、彼女の能力は脅威にすぎるのだ。

　なんでも思い通りということは、冒険者に「あたしの手でイッて」と思っただけで、手コキした瞬間必ず爆発してしまうように、世界が改変されてしまうということだ。つまり、いかなるレベル、魔法、防御、アイテムも無効なまま、彼女が「手で握っただけでこの男は射精する」と願っただけで、瞬時にしてその通りになってしまうのである。勇者が瞬殺されるという恐ろしさ。もっといえば、目があっただけで射精すると願った場合、戦闘開始直後に冒険者の敗北で決着さえしてしまうのである。

　すべては彼女の願いどおりのタイミングで、冒険者の一挙一動、すべての言動が決まってしまう。彼女が絶対に冒険者をイかせようと願っている限り、冒険者はいかなるレベルであれどれほど強かろうと、必ず射精するようになってしまうということだ。最強にして無敵である。

　いうまでもなく、彼女の美貌と身体能力は、すべて彼女の思い通り完全無欠になっているので、その肉体の良さ、性器の具合の良さも、すべての男を瞬殺するほどに高められている。たとえ相手が神族魔族の男であっても、「今コイツはイク」と彼女が願った瞬間、有無を言わさず絶頂してしまうのである。

　どんなことでもすべて、彼女の思い通りである。手で射精する、舌で射精する、生足で射精する、中で出し切って果てる…すべて願い通りだ。そして、バトルである以上、彼女は必ず冒険者を射精させたいと思っているのであり、したがって１００％、冒険者側の敗北が、彼女の願望によって確実に運命づけられてしまっているのである。

　普通に戦っていたのでは、絶対に彼女に勝つことはできない。自分はなんとしても絶頂しないと彼女が願えば、いかなるダメージも与えられず、逆に勇者レベルの冒険者といえどもすぐに彼女の身体で射精させられてしまうのである。「なんでも思い通り」という能力を逆手に取らない限り、彼女を絶頂に導くことはできない。

　戦闘時は、すでに彼女は自分の能力に気づいているので、絶対に冒険者が敗北するよう、あらかじめ願望されている。その願望を、戦闘中に変えることができなければ、勝利はあり得ない。そしておいそれとは、その願望を変えることはないだろう。願えば必ず相手が負けると知っているので、そのように願い続けるはずだ。

　場合によっては瞬殺されることも想定しなければならないので、彼女と対峙するときは勇者でも命がけだ。

　ポイントは、「願望」である。思い通りになるということは、彼女自身が敗北するということも、思い通り実現する。心理戦などを用いて、いかに彼女に密かにでもそのような願望を持たせられるかが勝負の分かれ目となる。顕在意識の上では、彼女はとことんまで、冒険者が射精することを願い続けるが、潜在意識に働きかけ、絶頂の快楽の良さをイメージさせることで、密かに自分が気持ちよくなってイクという願いを持たせてやるのだ。その潜在意識のイメージがじわりと大きくなり、顕在意識を乗り越えたとき、彼女は想定外の敗北を味わうことになるのである。

　人間の願望というものは、筋が通っているようでいて、矛盾し、断片的で、あやふやである。また、願望がすべて思い通りになるということは、願望以上のことは起こらないということでもある。それらの隙を突いてやることが、彼女を攻略する突破口となるだろう。

　心の奥底で「ひょっとすると」という想定を植え付けてやる。それを膨らませ続けることができれば、そのヒョットスルトが徐々に実現してきてしまい、彼女の顕在意識では想定していなかったほどの快感が女体を駆け巡ってしまう。そして「そんなはずでは！」と信じられない思いで、潜在的な願望が打ち勝っていき、願望以上の状況を冒険者が用意してやることで、想定外の出来事に驚いた彼女は、願望もあやふやになり、冒険者を射精させるという意図までもが混濁していくことになる。

　すると、冒険者を射精させたいという願望を、「自分が気持ちよくなりたい」という願望の方が上回っていき、世界がその通りに実現していくので、彼女は信じられないという顔で、性的な快楽の良さを存分に味わいながら大量の体液を噴きだして果ててしまうのである。

　なんでも思い通りにできる能力の隙を突いてやれば、その願いどおり彼女が絶頂するということになる。精神的な戦略においてそこに持って行くことができれば、かろうじて冒険者側の勝ちということになろう。それはある意味では簡単なことではある。人間の脳の隙を突くマジックはすでに確立されているからである。ただし、その前に彼女が「相手が瞬殺される」と願っていて、その通りになれば、心理戦に持ち込む前に敗北が確定だ。こちら側は時間をかけて相手を絶頂に持ち込まなければならないのに、相手はこちらを瞬殺できる。始めにするべき心理戦は、いかにして瞬殺をしない方が良いかを分からせ、密かにそのように願望させることができるかしだいということになる。

　ボスを務めるほどの彼女、その影響力は計り知れない。彼女の部下となる宇宙人や未来人やエスパー娘たちが冒険者に襲いかかり、彼女たちの身体で射精するという願望も、たしかに実現してしまうのだ。だから、彼女のステージでは、部下のザコたち相手でも思わぬ苦戦を強いられることとなるので、どれほどレベル差がザコと自分の間にあったとしても、決していっさい気を抜くことはできないのである。彼女のもとにたどり着く前に目をつけられてしまったら一巻の終わりである。

　上手に立ち回って、彼女の想定していたところとはまったく違う動きで、突然彼女の前に現れる冒険者でなければいけない。そこまでも含めて、心理戦と言えるだろう。

　ちなみに、彼女の能力は相当に極端で、願望がどんなものであれ、世界を歪ませてでもすぐに必ず実現するという点で脅威であるが、実を言うと、多かれ少なかれ、かような能力は、ほぼすべての人間が持っているものである。人間は個々人であれ集団であれ、願望し、努力し、引き寄せて、実現させてきた。願望が始めになければ、その実現はあり得なかったし、逆に、突拍子もないもの、あり得ないものでもない限り、時間が掛かっても、願望は実現する。

　集団でいえば、空を飛ぶという人類の長年の夢・願望は、長い時間をかけてついに飛行機やロケットという形で実現した。個人でいえば、出世したい、結婚したいなど、何か願望し、強く願い続け、そのための行動を地道にくり返すことで、その通りになってくるというのは良く聞く話である。ただ、いますぐに、苦労せずに実現させるということが無理なだけであって、彼女に比べれば非常に弱い形で、世界を歪ませない範囲内でではあるが、万人が同じ能力を持っているのである。

　願望を実現する力というものは、多かれ少なかれすべての人間が持っている。個人差はあるし、時間差もある。それだけの違いでしかない。彼女はただ、その力が極端な形ですぐに実現してしまうという点においてのみ、特殊なのである。それ以外はまったく普通の少女だ。何も珍しいことではないのかもしれない。

バレー選手【ばれえせんしゅ】

　　種　族：人間
　　レベル：Ｅ
　　得意技：足攻撃、スマタ／思春期、姉、足フェチ、お尻、集団、密着

　バレーボールの選手。半そでをまくってわきの下を露出し、おへそまで丸出しの体操服と、キレが深く横尻がかなり露出されたブルマ姿でチームを組んでいる長身女性たちである。チームによっては、ブルマの代わりにノーパンスパッツの場合もある。チームはさまざまにあり、中高生から大人の美女まで年齢の幅も広く、また外国のチームまである。

　バレー選手たちは初期ステージの集団敵であり、必ず６人チームを組んでいて、１人の冒険者のボールをいじくるために徒党を組んで襲いかかってくる。思春期属性にとっては若いブルマ娘たちの集団に囲まれて天国を味わうことになるし、長身大好き人間ならおねえさんぽいレディの集団に囲まれる。もちろん外国のむっちりお尻が好きならその手の美女軍団がお相手だ。

　彼女たちの自慢は天性の長身と長い足である。冒険者の周りに密着して、下半身をスベスベの足でこすりあげてくれる。上もムニムニの体に包まれ圧迫される。イチモツに頻繁にこすれる足の感触に、足フェチ冒険者はノックダウンだ。

　さらに彼女たちは交代でふとももに挟みこんでくれる。前向き後ろ向きバックスタイル、どんな形でも挟むことが可能だ。露出の多いブルマやアソコの形くっきりのスパッツでしごき上げ、お尻の感触もしっかり刻みつける。その間も周りの選手たちは足を駆使してサポートだ。思春期属性のバレー部員たちも負けてはおらず、若々しい体を押し付けてむっちりふとももがイチモツを締め付ける。もちろん外国チームも激しいこねくり回しを披露してくれる。スポーティな足攻撃の専門家集団なのである。

　バレー選手の足はスベスベに磨き上げられていて、初心冒険者、特に足フェチの男にとっては脅威の相手だ。が、本番攻撃には慣れていないので、多人数相手だが挿入で倒していこう。集団にも慣れておかないと、長時間入れっぱなしになるから勝つのはきついが、持久力がつけば問題ない。足の感触に脱力しないように気をつければ勝てる相手である。
　

バレリーナ【ばれりいな】

→ダンサー
　

ハワイアン【はわいあん】

→ダンサー
　

バンシー【ばんしい】

　　種　族：精霊
　　レベル：Ｄ
　　得意技：潤んだ瞳、戦意喪失／属性なし

　美しいけれどもあまり生気を感じられない若い女の妖精。顔色が悪く、赤い目で、暗くうち沈み、痩せていて、長い髪で、いつも泣いている。好きな歌手はハコとミユキ。人間に死を知らせる妖精であり、バンシーが現れるところ、近いうちに必ず誰かが死ぬといわれる。彼女は泣いたり叫んだりして近い将来の死を知らせてくれるが、縁起でもない妖精にもかかわらず、バンシーの出た家はうらやましがられ、誰かが死ぬがその代わりにその家が栄えるということで、かなり人気のある妖精サマなのである。薄い生地のスケスケマントしか身につけていないのも萌えである。彼女と交わると超能力を身につけることもできるという。

　バンシーはわずかに進んだステージに登場するザコキャラだ。元来ネクラ美女なので、恨みがましい泣き顔で物陰からそっと登場する。脅かしたり追いかけたりすると逃げてしまうが、優しく誘うと擦り寄ってくる。子供が泣き出すとしばらく意思に反して嗚咽が止まらないように、バンシーも泣くことから解放されることがなく、その目はいつも潤んでいる。そんな「いぢめないで」ってな目をされては、気が引けてしまうではないか。うるうる。

　というわけで、バンシーの潤んだ瞳は冒険者の攻撃力を下げてしまう。動きがつい鈍くなってしまうから。さらにバンシーは、挿入攻撃に移るとしくしく泣き出す。本人にしてみればうれし泣きなのだが、バンシーには笑顔というものがないため、悲しみの涙のように見えてしまう。そのため冒険者は入れたまま動くことができなくなり、なんか悪いことしてるのかなあってな具合で戦意を喪失してしまう。

　しかしバンシーにとって見ればもっと動いて欲しいので、自分から締めつけて快感を誘う。つまり戦意喪失中は一方的にダメージを受けることになる。

　バンシーは積極的に襲い掛かってくるタイプではなく、冒険者の側が誘えばついてくる妖精である。だから戦いたくなければスルーすれば済む。しかし、バンシーは実力のわりには経験値が高く、たくさん倒せばレベルも上がりやすい利点がある。余裕があるのならぜひ戦いを仕掛けるべきだ。

　基本的にバンシーはマグロで、冒険者の言いなりである。自分から何かしてくるわけでも、積極的に腰を振るわけでもない。たださめざめと泣いてばかりいる子猫ちゃんなのである。その潤んだ瞳や泣き声に翻弄されて動きを止めることなく、がんばって彼女を悦ばせてあげよう。エンカウント率は高くないものの、倒しておけばいいレベル上げの相手となるだろう。
　

バンパイア【ばんぱいあ】　nm

　　種　族：魔族
　　レベル：Ｂ
　　得意技：魅了、洗脳、蠕動ミミズ、押さえつけバック、吸血、精力吸収、経験を吸い取る／姉、お尻

　吸血鬼ならぬ吸精鬼。普通のバンパイアは人間の生き血を吸うことでみずからのエネルギーとし、永遠の若さと美と魔力を手に入れるアンデッドだが、ここに登場する吸精鬼は、男の精液を吸い取って同等以上のエネルギーを得ている。実力は吸血鬼と変わらず、指圧力破壊度数は２３５kg／cm2、跳躍力は４ｍ２２だ。剛力のみならず数種類の魔法を駆使し、もちろん不老不死、どんな傷も一瞬で蘇生してしまう。

　バンパイアになって数十年間は、それでも実力が未熟で、太陽に弱い、極度の金属アレルギーになる（銀を打ち込まれるとショック死する）などの欠点があるのだが、修行しだいでこれらの弱点を克服することもできる。バンパイアでありながら悪い魔法使いとして君臨し、ドールマスターの技能まで手に入れたハイ・デイライトウォーカーは昼間でも普通に活動できている。

　ところで精液というのはそのほとんどが水分であり、タンパクはごくわずかだ。それなのに吸精鬼はどうして、これを血液に匹敵するエネルギー源にできるのか。その答えは、魔の力による淫行の精神が関係しているらしい。男に極上の快楽を与え、精液そのものというよりはその男の恍惚の精神を吸うことによって、この手のバンパイアは生きる糧としているのである。強く魅了され、身も心も差し出す”気持ち”が、彼女を維持し、強化さえしているというわけである。

　したがって、精液を吸い取ることをとおして、彼女たちは男の精神エネルギーをいただいているといえる。いうまでもなく、血に匹敵するほどの精神エネルギーを吸い取られるのだから、餌にされた男は射精すればするほど衰弱していき、最後の一滴まで搾り取られてお腎虚さんになってしまうことになる。肉体的な枯渇だけでなく、出し尽くしたことによって精神が枯れ、性欲がゼロになって乾いた心で廃人となってしまうのである。

　また、彼女たちは女性の精神エネルギーを吸い取ることも、まれにだがある。それは食事というよりは仲間を増やす行為であり、女性の場合バンパイアと性交すると吸精鬼となってしまう。

　ＳＢＲＰＧでは、バンパイアは上位ステージに登場する強敵だ。セックス＝食事なので、ステージでのバンパイアはいつも腹をすかして徘徊しており、男を見つけるやとてつもない力で飛びかかってきて精液をむさぼろうと必死になっている。裏地の赤い黒マントの下は全裸、赤い目の妖しい姿で、夜の女王の風格を備えた美女が、薄暗い洞窟や古城などで冒険者を探し回っている…これはきわめて危険な状態といえる。飢えた狼がうろついている以上に。

　バンパイアはいくつかの魔法を操ることができる。魔法も極めれば強化され、バリエーションも豊かになっていくが、標準的なバンパイアが使うのは魅了と洗脳である（まれにコウモリなど変身能力もある）。魅了と洗脳はほぼ一体の魔法であり、真っ赤な瞳に見すくめられて発動する。眼力に引き込まれ、バンパイアに心の底からほれ込んでしまう。この妖しい視線に逆らうことは上級魔法使いの冒険者でも困難であり、精神の根幹まで魅了されてしまうことになる。

　そこまで彼女を愛してしまえば、もはや絶対服従しかない。つまり魅了は同時に洗脳である。冒険者は彼女をマスターと呼び、女王様に完全にひれ伏す。そしてマスターの命令どおりに動いて、あっという間に精を抜き取られてしまうのである。防御もできず、強烈な快感を与えられて喜んだ下僕は、そのまま命令どおり射精してしまう。射精をこらえようという意志そのものが消えてしまうのだ。したがって完全に洗脳されてしまったらまず勝ち目はない。

　バンパイアのアソコは魔性そのもの。アンデッドゆえ体は冷たく、入れると氷に突っ込んだみたいにゾクッとさせられる。が、そんな冷たさなどものともしない極上の感触が襲い掛かってくる。魅了攻撃を避けた冒険者でも、ナカで自在に動き回り、強く揉みしだくような蠕動をくり返しながら、ヒダがミミズのように蠢いて敏感なところすべてをひっきりなしに責め続ければ、やがて耐え切れなくなって快感の精神を吐き出してしまうことになる。

　男が動かなくてもイチモツを徹底的に快感の淵におとしいれる蠢きがあり、さすがに食事というだけあって捕食装置は完璧だ。そのうえでバンパイア本体の力強く凄艶な腰使いに見舞われるというわけだ。並の男では入れた瞬間に精根尽き果てるほど出してしまうのは間違いない。

　彼女の得意な体位はバックだ。お城からスレンダーなお尻を押しつけながら、冒険者を壁際に追いつめて逃げられないようにしたうえで、大きく円を描くようにこねくり回してくる。かと思いきやものすごいスピードで小刻みに前後してくれたりする。さらには剛力で冒険者を体ごとお尻の上に持ち上げて、体の自由を奪いつつ一方的に責めることまでできる。かなり激しい食べっぷりといえよう。

　他にも、バンパイアの特殊攻撃として、各種吸収技がぽつぽつと発動される。これは彼女のオソソに瞬殺されず耐え抜くような勇者クラスの冒険者を、じわじわ弱体化させるための一種の”料理”のようなものだ。彼女たちは、吸血鬼と同じように噛みついて血を吸うことができる。この吸血行為は彼女のエネルギーとはならないが、冒険者の体力を奪うことに役立つ。血の巡りが悪くなってイチモツの攻撃力まで下げられるオマケつきだ。すると冒険者は激しい動きができなくなり、高度な体位や武術系（百烈愛撫など）が使えなくなってしまう。

　さらにオメコが瞬間的に収縮して魔力を流し込み、冒険者の精力を吸い取ることができる。冒険者は吸い取られる快感にのけぞり精力を消費、その分バンパイアの精力が回復する厄介な技だ。

　極めつけは、アナルに指を入れて指先から冒険者の経験値を吸い取る大技まで飛び出してくる。強力なバンパイアだが、幾多の冒険を勝ち抜いてきた勇者であれば、それでも実力のうえで差が開く。そこで自分のほうが弱いと分かると、バンパイアは経験値を吸い取り始める。レベルを下げられ、冒険者の体も１８歳未満のコドモになっていく。性に興味を覚えたばかりのイキやすい体と心しかない美少年に、容赦なく魔性の肉体が襲い掛かる。これではまったく太刀打ちできなくなってしまうだろう。

　バンパイアは生半可な実力では絶対に勝てない。上位ステージを難なくこなすほどの実力者で、やっと彼女と対等に戦えるだろう。魅了の視線は確実に敗北にいたるので、彼女の赤い瞳は絶対に見ないこと。目が合わなくてもある程度の影響を受けてしまうが、魔力があればバリアでかなりの防御も可能だ。

　特殊なオソソはもう慣れるしかない。厳しい道だがレベルしだいでは耐え切れるだろう。力があるので強引な体位をくり出すことも多いが、力で逆らってもねじ伏せられてしまうので、あえて逆らわずにしなやかに対応すれば反撃もできる。戦闘を長引かせるのは危険である。食べ物を目前にしてしばらく”おあずけ”を食らえば、動物はもとより人間でさえもだんだん気がたってくるというものだ。

　早く食べてしまいたいバンパイアは、種々の吸収技で冒険者を弱体化させてくる。とりわけ経験を吸いとる攻撃は致命的となる。相手が冒険者のお尻に手を伸ばす前に（抵抗しても力づくだ）倒してしまいたい。不老不死ではあるが、普通に快感ダメージは受けるので、実力で攻撃して倒してしまおう。モタモタしているとショタコン吸精鬼に徹底的に搾り取られてしまう。コドモで腎虚は悲しい。食料にならないために、とかくレベルを上げ、実力を磨いておくことが大切である。
　

バンパイア・ブライド【ばんぱいあぶらいど】　nm

　　種　族：魔族
　　レベル：Ａ
　　得意技：求婚、魅了、洗脳、淫毒攻撃、ブーケ攻撃、性感魔法、フェラ手コキ、魔性の蠢き、蠕動ミミズ、吸血、精力吸収、経験を吸い取る／思春期、姉、処女、おっぱい星人、フェラ、おもちゃ、しっとり癒し

　バンパイアでかつブライドな敵。吸精鬼とブライドの両方のよさを兼ね備えた魔族で、もちろんその両方よりも格が上である。ウエディングドレスを身にまとい、清純なイメージを香らせて熟練冒険者に結婚を迫る強敵だ。バンパイアよりも若々しく、それでいて魔力が高い。魔性のウエディングドレスを纏うことができるのは、バンパイアのなかでもエリートクラスに限られている。

　バンパイア・ブライドは上級クラスに登場する。古城ステージなどに多く生息し、バンパイアたちの姉貴分となることも多い。ブライド攻撃とバンパイア攻撃の両方をマスターしており、技も多彩、実力もある強敵だ。執拗な求婚から逃れるためには彼女を倒さなければならず、さもなくばどこまでも追いかけてきてしなだれかかってくる。イクかイかされるかの瀬戸際しか活路がない。

　彼女には吸精鬼以上の魅了の力があり、彼女がいるその雰囲気だけで男をひきつけることができる。もちろんその瞳に魅入られたらおしまいだ。彼女の言いなりになり、あっという間に結婚させられてしまう。また、ブライドと同じように、淫毒、ブーケ、性感魔法、フェラ手コキは健在だ。彼女の体液が魔力によって変換され、吐息も愛液も唾液も、すべて強力な催淫効果がある。

　また、普通のブライドと違って、高等な魔族となればブーケも自前のものとなる。外見上はやはり丸い花束だが、実際には意志を持った肉の塊で、冒険者の股間に近づけると自動的に喰らいついてフェラ攻撃をくり出す。ブーケから放出される淫気はエルフィンのそれと同等で、バンパイア・ブライドの体臭と合わさって相乗効果で冒険者を追いつめる。

　ブーケ・フェラ攻撃もただの蠕動ではなく、魔性のバイブや締めつけなど、多彩な攻撃が可能だ。さらにバンパイア・ブライドのブーケには触手が内蔵されており、同時に玉袋やアナルなどを刺激することのできる高度な道具である。これで冒険者が感じやすいところは一度にすべて責められ、強烈な淫気のなかで高められてしまう。

　しかし、彼女にとってブーケ攻撃などほんの小手調べに過ぎない。本体の攻撃力は道具をはるかに上回っている。長く伸びてはいくつにも分かれる淫舌が、冒険者の股間全体をなめ回し、魔性の手袋でしごかれると生手や絹以上の快感を与えることができる。ブライドよりも強力な性感魔法は、男の体のなかを徹底改造して、性感以外感じられなくなってしまい、かつ感覚が極端に鋭くなってしまうほどである。

　挿入すれば強力な媚薬に満ちた体液がイチモツからどんどん侵入してきて、あっという間に毒が全身に回ってしまう。彼女の呼気で周囲の空気がえっちな雰囲気で満たされ、同時に体の中からも徹底的に犯されてしまうわけだ。そのうえで魔性の蠢き・激しい運動とバンパイア譲りの蠕動が襲い掛かる。微小な触手が尿道から体の奥に入り込んで、秘められた性感帯まで責めてくれる。カリの敏感なところを”内側から”攻撃されては、相当のレベルがある冒険者でも精子をかき出されてしまうことになる。

　それ以外にも、バンパイアと同じ吸血、精力吸収、経験吸収まで心得ているから厄介だ。バンパイアよりもずっと強いために倒しにくく、それだけ戦闘が長引くことになる。するとその分だけ、弱体化攻撃を受けやすいことになる。

　女性として完全無欠なヴァージニティを手に入れてしまった魔族に対抗する方法は少ない。精力も高く、相当な実力があり、そのうえでさまざまな補助攻撃や道具攻撃が矢継ぎ早にくり出されてしまう。攻防も華麗で、冒険者にとっていやな攻撃、受けたくない攻撃を察知しては的確に攻撃してくる。つまり一番気持ちいい方法で責めてくるのである。

　技の数も多く魔力も高いので、一見完璧なように見える。じっさい完璧なのだが、弱点がない相手だからこそ、正攻法、実力でぶつかっていくしかない。姑息な手段ではなく、精力と攻撃力と防御力の勝負である。ある程度の魔法ガードで敵の攻撃効果を軽減はできるが、やはりものを言うのは相手の激しい腰使いに負けないくらいのイチモツの出し入れである。
　

の←　→ひ

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