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ソープ嬢2-1


 僕は隣の部屋に突入した。

「むっ……」

 次も浴槽かと思ったら、少しだけ違った。

 浴槽はさらに先にある。ここは……脱衣所だった。

 そこに待ち構えていたのは、3人の若い女性たちであった。





 真ん中にいる女性は、若娘というより、大人の女性という感じだった。髪にウェーブをかけ、赤い眼鏡をかけている。やや丸顔で、肉付きの良い女性だった。むっちむちの太ももに形の良いお尻が特徴のようだった。

 右側の女性は、真ん中の敵よりも若い感じだった。背は高く、しかししおりほどに大柄なのでもなく、どちらかというとすらりと細い美少女という感じだった。足が細く、引き締まっていて、それでいてしっかりとした女性的な膨らみを残している。

 そして……

 初めてのタイプだ。

 左側の少女は、明らかに北欧系の顔立ちをしている。赤い服とヘアバンドが特徴だ。薄茶色がかった金髪は、真っ白い肌と対照的で際立っていた。外国の風俗嬢……か。おそらく、この娘には警戒しておかないといけないだろう。

「こんにちは。」
「初めまして……」

 少女たちはにこやかに挨拶してくる。その物腰には、余裕たっぷりの魅力に自信があるとでも言いたげであった。

「ようこです。22歳女子大生、風俗でアルバイト中です。男性と同じくらいの背の高さが悩みどころだけど、童顔で子リス系のかわいさがあるって、よく言われます。よろしくおねがいします♩」

 右側の女性が自己紹介した。ようこ、というのも源氏名だろう。しおりと同等程度の実力を強化されて、この世界に召喚されたに違いない。

 ひょっとすると、彼女は本物の女子大生ではあるが、風俗嬢ではないのかも知れない。ここに連れてこられた時に肉体強化され、風俗技も叩き込まれた……そう考えることもできる。その点はしおりと同じなんだ。

「ゆいです。トシは……すいません。27です。あんまり若くないかもだけど、その分年上のおねーさんの魅力で、いい気持ちにして見せますから、お願いしますね~」

 27にしては童顔だ。丸顔なのが幸いしているのか。グラマーな感じではあるが、どっちかというとセクシー系ではなく、小動物系に近い感じがする。

 だが、長年の経験という要素がプラスされているだけ、警戒しなければならない。童顔ながら、大人の魅力でしっとり癒すプレイに持ち込んでくるのかも知れない。

「ふらんそわーずです。19さいです。ちょっとおてんばかもしれません。でも、ほんとうはこころ、やさしく、いいコです。ちなみに、とおくのちいさなおとを、きくことができるです。かべのさき、みれます。」

 やや言葉遣いにぎこちなさは残るが、真っ白い肌と、瞳がキラキラした可愛らしい妖精のような顔立ちは要注意だ。

 直感だが、この娘が一番強い気がする。あと、こういう清純派ヒロインに限って、心の中は腹黒いのである。何度009番の少年を手玉に取ったやら数え切れないではないか。

 この娘には何かウラがありそうだ。最大級の警戒を以て戦闘に当たらねば。

 それにしても……風俗嬢ステージの第二弾は、この3人というわけか。

 ようことゆいは、たぶんしおりを撃退した僕の実力で、キッチリ片付けることはできるだろう。しかし、彼女たちの中に、フランス人が混じっていることは、たいへん厄介である。彼女こそ、風俗嬢ステージの秘密兵器のような気がしてならないのだ。

 隣のステージは3人分。それが文字どおりの戦闘態勢となった。

 精力は、一応十分に戦えるほどには残されている。ある程度思いきった作戦もできるはずだ。ただ、回復できないという制約があるので、ミスや失敗は許されない。心してかからねば。

「この部屋は、さらに二つの部屋に繋がっています。お好きな方を選んでください。」
ゆいが指さすと、確かに入り口が二つある。

「ひとつは普通の浴場。私たち3人がかりで、石鹸でキレイにして上げます。……体の中も、ね?」

 ようこが扉を開くと、丁度よい湯加減のお風呂があり、その手前にある洗い場にはマットが敷かれ、あの特殊な石鹸が設置されていた。

「もうひとつはローションのおふろです。にゅるにゅるにしてあげます。」

 ふらんそわーずが扉を開くと、そこには浴槽はなく、大きなマットが敷かれ、霧のようなシャワーがさんさんと降り注いでいた。あれは霧状のローションなのだろう。

 なるほど……

 前のステージと一緒だ。しおりの時も、石鹸プレイかローションプレイか、選ばされたっけ。どっちも選ばなかったら挿入戦となるが、いまの場合、この脱衣所で本番戦ということになりそうだ。

 しおりの時とは違って、同等の実力者(ふらんそわーずは、もしかするとそれ以上)が3人もいる。どのプレイで戦うかを正しく選ばなければ、その先の活路はなくなってしまうだろう。

 前と同じだ。石鹸を選べば、僕は弱体化し、3人はさらにぬるぬるスベスベの女体を手に入れる。

 その代わり、石鹸まみれになるので、フェラチオと本番挿入を封じることができる。

 こちらの弱体化と敵の強化の両方において不利であるが、愛撫合戦がメインとなるので、百戦錬磨のテクニックを生かせば、勝ち目も見えてくるというものだ。

 ローションを選べば、こちらの弱体化がなくなる代わりに、敵の攻撃力が2倍にもなる。正直、敵が3人になっているだけでもかなり厄介なのに、その攻撃力が倍加すれば、6人相手といっても差し支えないほど、苦しい展開になるだろう。

 だが、短時間の挿入戦なら可能であるし、ローションで滑るのでマウントポジションを取られる心配はない。固定されて一方的に絞られるピンチには陥らず、滑る利を生かして愛撫合戦をすることで、活路が見いだせるのかも知れない。

 そして、そのいずれをも選ばなければ、この脱衣所で挿入戦となるだろう。その場合、全身全霊の百戦錬磨が、この風俗嬢たちにどれだけ通用するのかが、鍵を握る。

 また、ふらんそわーずの実力次第で、一気に窮地に立たされる可能性も視野に入れなければならないだろう。

 いずれの道も、一長一短だ。

 それでも、選択を誤れば、それだけで命取りとなる。慎重に選ばねば。

1.石鹸浴場で戦う
2.ローション浴場で戦う
3.脱衣所で挿入戦





























1.石鹸浴場で戦う

 よし、石鹸浴場にしよう。

 弱体化の問題はあるが、相手はローション部屋ほどには強化されない。こちらのがんばり次第で、この3人を倒すことはできるはずだ。

 愛撫合戦となり、その技量と精力の根比べとなるので、これまでの経験とレベルがあれば、3人相手といえども、なんとか先に進めるはずである。

 もちろん、勝つのであればある程度余裕がなければならない。回復ができない以上、ギリギリで勝つことは、次の戦闘で勝てないことを意味するからだ。

 そこまで考えての作戦となる。

 僕が湯船のある部屋への扉を選ぶと、3人も裸になり、脱衣所から次々と入ってくる。そして、近くにあった特殊な石鹸をぶくぶくと泡立て始めた。

 ゆいさんは、さすがに長年の熟練が肉体に染みこんでいるようである。まだまだ結婚適齢期。十代のピチピチの、というわけにはいかないが、やや膨らみ始めているお腹周りと、それを遥かに超えるしっかり突起した乳房ーー乳首がつんと上を向いていて何ともいやらしいーー、背が低い分短い太ももは、それでもちゃんと大人の女性の生足のきれいな形を保っていた。

 彼女のお尻は、きちんと形が整っていて、二十代後半の安産型の貫禄を誇っている。意外に、こういう手合いは、しょせんおばちゃんなどと考えていると、とんでもない目に遭うのだ。実に、熟女というまでにはまだまだ若々しい肉体を保持しているのである。

 その若さと、経験深い熟練度を兼ね備えているだけに、経験値も高くレベルも相当なものと拝察できる。

 大人のしっとり癒やしの魅力に負けないようにしなくては。

 ようこちゃんは、3人の中では一番長身だが、しおりほど大きいわけでもない。それでいてまだまだ童顔で、子リス系と自称するのもうなずけるほど可愛らしい顔立ちをしている。

 女子大生がアルバイト、という触れ込みのようだが、それが真実かどうかはどうでもいい。いまは、彼女はしおりと同等の肉体能力とテクニックを兼ね備えていることが事実なのだ。

 胸もそこそこに発達しているが、全体的にはスレンダーだ。ふくらはぎもすらっと細く、脚も長い。その細長い生足の魅力でスリスリにゅるにゅるされれば、少なからぬダメージを受けてしまうに違いない。

 そして、最後に入ってきたふらんそわーず。このフランス娘の真っ白いボディには、最大限の警戒を払っておかなければならないだろう。その美しい肢体、美人系の顔立ちながら年少のためにあどけなさを十分に残し、両方の魅力を兼ね備えている。

 西洋人だけあって、胸も大きく、若くしっかり張り出している。白い悪魔と称しても差し支えないほど、女性的な魅力を発散させている。この娘と抱き合っただけでも、感極まってしまいかねないほどの色気だ。それなのに、19歳という若さが、フレッシュな少女の魅力をも僕に押しつけてくるのである。

 それに……どうせ姉さんのことだ。勝つんだったら卑怯な手だって厭わないはず。わざわざ特殊な清純系腹黒ヒロイン、サイボうぐぅを召喚している以上、彼女の肢体には、何か秘密が隠されていないとも限らないではないか。念には念を入れて対峙した方が良さそうだ。

 3人は、泡立てた石鹸を、自分たちのカラダにどんどん塗りたくっていく。この特殊な石鹸は、しおり戦と同じ素材。つまり、男性の性感神経を敏感にさせる効果があり、女性の体の攻撃力を、ぬるぬるもっちもちに高めていく。

 そしてまた、泡立てれば泡立てるほど、こすり合えばこすり合うほど、石鹸成分が薄まることなく、かえってにゅるにゅる感をアップさせるような、特殊な泡構造を持っている。

 したがって、長期戦になればなるほど、彼女たちはますます強くなり、そして僕の方はますます敏感に、感じやすく弱体化してしまうことになる。

 だから、この石鹸風呂の部屋においては、いずれも短期決戦を期さなければ、勝ち目がなくなるわけである。

 石鹸プレイの利点は、本番とフェラチオがないこと、つまり、性器と口という、女敵が一番攻撃力を発揮する二つの部位を、同時に封じることができるところだ。

 だから当然、愛撫合戦となるわけだが、倒す順番などをしっかり計算しておかなければ、年齢の異なる3人のそれぞれの特長を生かした女体攻撃によって、あえなく射精の憂き目を見てしまうことになる。

 救いとなるのは、湯船にしっかり温かい湯が張られていることだ。弱体化までは取り消せないものの、石鹸をいちど湯船で落として、仕切り直しができるようになっている。これをうまく活用しよう。

 洗い場には、埋めつくさんばかりの空気マットがしっかり敷かれている。ここで寝転んだり起き上がったりしながら、4人でくんずほぐれずの戦いになる。

 どのみち、すぐに僕の体も石鹸泡まみれにされてしまうので、その中で活路を見いだすしかないだろう。

 年齢に8年ほどの開きがある。ようことふらんそわーずは近いが、北欧系の肉体なので、やはりそこも特殊である。同じくらい、と考えるのは禁物だろう。

 まずは最大限警戒しているふらんそわーずから倒し、次にようこ、最後にゆいを倒すのも、作戦の一つだ。

 若い順に相手をし、若くない方を残しておけば、「若さによる弾力的な攻撃」を避けることができる。溌剌とした魅力を残しておいて苦戦しそうなら、その魅力から先につぶしてしまうのだ。

 ただし、若くないから、僕より年上だから、その分衰えているなどと考えるのは、きわめてキケンである。そんなに衰えているわけでもなければ、むしろ女の色香プンプンの女性を残すことになる。

 その凄艶な魅力に負け、おねえさんに甘えながら昇天という可能性も否定できない、いや、そのリスクはかなり高いだろう。

 逆に、妖艶な大人の魅力を醸し出しているゆいから平らげ、次にようこ、そして危険なベールに包まれたふらんそわーずの順に相手をするというのもありだろう。

 大人のセクシーな魅力に弱いと思うなら、年長の順から倒していくことが有効だ。精力を一番奪われそうなゆいさんを先に倒しておけば、その後ピンチに陥る可能性を軽減できる。

 ただ、若くてピチピチの娘を残すということは、そのハリのある肉体の毒牙に最後までかかり続けることを意味し、大苦戦を強いられることも予測しておかねばならない。

 ようこの女子大生の魅力に取り憑かれたら、もはやそれまでである。石鹸の泡の中から、同じ色である白い液体を吐き出してしまうことになる。

 何より、ふらんそわーずを最後に持ってくるということは、とても危険に思える。北欧系の若い美女が、どんな秘密を持っているか分からないのだ。最後の最後で、思わぬ攻撃を受けて、風俗技であえなく昇天ということもあるだろう。

 敵の年齢は気にしないというのも手だ。

 3人同時に相手をするのは、どの選択肢においても同じ事になるだろう。その中で、優先順位をどこに置き、どの順で倒すかが、勝敗を分けることになる。

 だとするなら、年齢と強さを比例相関関係として捉えるのではなく、それぞれがみんな個性的で魅力的だと考え、ランダムに倒していく方式だ。

 その場で倒せそうな相手から倒して、人数を減らしていく。相手が消えれば、それだけ僕の方が有利となる。

 ただし、長期戦に持ち込まれてしまう可能性もあるかも知れない。そうなったら、よしんばこの3人に打ち勝つことができても、残り精力がギリギリになってしまい、上の階に上ったところで瞬殺されてしまうことになる。

 いや、それどころか、3人がかりで集中攻撃をあび、追い詰められて、その場で精液の藻屑と消えてしまうことも十分にあり得るのだ。

 吉と出るか凶と出るかは、展開次第のところがある。どのみち絶対確実で安全な戦闘にはできそうにない。

 いずれの選択肢でも、苦境に陥ることは覚悟しなければならない。

 その中で、本当にわずかな選択だけが、十分な精力を保って上に行かれる、本当に細い道なのである。ほんのわずかでも足を踏み外せば、そのまま快楽地獄へと転落していくことになる。

 慎重に選ばねば。

ー選択肢ー

風俗嬢2-2 若い順で倒す
風俗嬢2-3 年長の順で倒す
風俗嬢2-4 ランダムで倒す
























2.ローション浴場で戦う

 僕はローション部屋を選んだ。

 やはり、石鹸の弱体化は、リスクが高すぎる。

 3人を相手にする……しかも平均すれば、しおりが3人分という計算になっている。

 しおり相手でも大苦戦をし、選択をほんのわずか間違えただけで、きっとここまで無事にたどり着けなかっただろうと思えるほどの、まさに強敵、美しく愛くるしい女性であった。

 そのしおりが3人、というのと同等の戦いを、これからしなければならないんだ。

 当然、こっちの選択肢も、非常に危うい道となるだろう。

 いうまでもなく、3人に増えている以上は、確実に長期戦にならざるを得ない。だとするなら、時間が長引き、体表面に石鹸の有効成分が浸透すればするほど、僕は激しく弱体化してしまうことになるんだ。

 つまり、長期戦になればなるほど、僕は感じやすくなり、精液が精巣内に急ピッチで溜め込まれ続け、ずっとオナニーしていなかったのと同じ状態になって、そこへこの3人がまとめて絞りにかかってくれば、やはりひとたまりもないだろう。

 そのくらいの強豪揃いと考えておく必要がある。

 挿入戦もキケンだ。

 特に、ふらんそわーずは、どんな秘密兵器になっているか分かったものではない。

 どうせ姉さんのことだ。勝つんだったら卑怯な手だって厭わないはず。わざわざ特殊な清純系腹黒ヒロイン、サイボうぐぅを召喚している以上、彼女の肢体には、何か秘密が隠されていないとも限らないではないか。

 そんな相手が含まれているのに、3人に挿入戦をしかけるのは自殺行為だろう。

 この部屋は、ローションの小雨が降っていて、浴槽はなく、一面に空気マットが敷き詰められている。小雨は、天井に開けられた無数の小さな穴から、霧状になって降り注いでいる。

 この部屋に入って数秒も経たないうちに、僕の体はぬるつき始める。吸い込んでも大丈夫な素材なので、ローションの霧雨も大丈夫ということのようだ。

 ここに入った以上、僕も3人の女敵も、ローションでぬるぬるになりっぱなしとなる。戦闘終了時まで、このにゅるにゅる地獄から脱出することはできない。

 それも覚悟の上だ。

 ローションは、僕の弱体化効果はないものの、相手の肌の魅力を2倍に高める。にゅるにゅるで、もっちもちのなま肌に風俗嬢たちを変えていく。

 ただでさえ強い3人が、余計に強化されるのだから、こちらは精力とテクニック、これまでの経験値の限りを尽くして、慎重に戦わなければならないし、長期戦は覚悟の上だが、やはりなるべく短時間でかたづけた方が、精力温存に繋がるというものである。

 僕がローション部屋に入ってしばらくすると、脱衣所で裸になった3人も入ってくる。僕は元々全裸なので時間はかからなかったが、彼女たちは服を脱ぐ作業があったので、少し遅れてきた形となる。

 ゆいさんは、さすがに長年の熟練が肉体に染みこんでいるようである。まだまだ結婚適齢期。十代のピチピチの、というわけにはいかないが、やや膨らみ始めているお腹周りと、それを遥かに超えるしっかり突起した乳房ーー乳首がつんと上を向いていて何ともいやらしいーー、背が低い分短い太ももは、それでもちゃんと大人の女性の生足のきれいな形を保っていた。

 彼女のお尻は、きちんと形が整っていて、二十代後半の安産型の貫禄を誇っている。意外に、こういう手合いは、しょせんおばちゃんなどと考えていると、とんでもない目に遭うのだ。

 実に、熟女というまでにはまだまだ若々しい肉体を保持しているのである。その若さと、経験深い熟練度を兼ね備えているだけに、経験値も高くレベルも相当なものと拝察できる。

 大人のしっとり癒やしの魅力に負けないようにしなくては。

 ようこちゃんは、3人の中では一番長身だが、しおりほど大きいわけでもない。それでいてまだまだ童顔で、子リス系と自称するのもうなずけるほど可愛らしい顔立ちをしている。

 女子大生がアルバイト、という触れ込みのようだが、それが真実かどうかはどうでもいい。いまは、彼女はしおりと同等の肉体能力とテクニックを兼ね備えていることが事実なのだ。

 胸もそこそこに発達しているが、全体的にはスレンダーだ。ふくらはぎもすらっと細く、脚も長い。その細長い生足の魅力でスリスリにゅるにゅるされれば、少なからぬダメージを受けてしまうに違いない。

 そして、最後に入ってきたふらんそわーず。このフランス娘の真っ白いボディには、最大限の警戒を払っておかなければならないだろう。その美しい肢体、美人系の顔立ちながら年少のためにあどけなさを十分に残し、両方の魅力を兼ね備えている。

 西洋人だけあって、胸も大きく、若くしっかり張り出している。白い悪魔と称しても差し支えないほど、女性的な魅力を発散させている。この娘と抱き合っただけでも、感極まってしまいかねないほどの色気だ。

 それなのに、19歳という若さが、フレッシュな少女の魅力をも僕に押しつけてくるのである。

 3人も、数秒でぬるつき始め、僕のまわりを取り囲んでくる。カラダをこすりあっているうちに、本格的に僕たちはにゅるにゅる地獄に陥ることになる。

 どう倒すか、どの順で倒すか、それが問題だ。

 年齢に8年ほどの開きがある。ようことふらんそわーずは近いが、北欧系の肉体なので、やはりそこも特殊である。同じくらい、と考えるのは禁物だろう。

 まずは最大限警戒しているふらんそわーずから倒し、次にようこ、最後にゆいを倒すのも、作戦の一つだ。

 若い順に相手をし、若くない方を残しておけば、「若さによる弾力的な攻撃」を避けることができる。溌剌とした魅力を残しておいて苦戦しそうなら、その魅力から先につぶしてしまうのだ。

 ただし、若くないから、僕より年上だから、その分衰えているなどと考えるのは、きわめてキケンである。そんなに衰えているわけでもなければ、むしろ女の色香プンプンの女性を残すことになる。

 その凄艶な魅力に負け、おねえさんに甘えながら昇天という可能性も否定できない、いや、そのリスクはかなり高いだろう。

 逆に、妖艶な大人の魅力を醸し出しているゆいから平らげ、次にようこ、そして危険なベールに包まれたふらんそわーずの順に相手をするというのもありだろう。

 大人のセクシーな魅力に弱いと思うなら、年長の順から倒していくことが有効だ。精力を一番奪われそうなゆいさんを先に倒しておけば、その後ピンチに陥る可能性を軽減できる。

 ただ、若くてピチピチの娘を残すということは、そのハリのある肉体の毒牙に最後までかかり続けることを意味し、大苦戦を強いられることも予測しておかねばならない。

 ようこの女子大生の魅力に取り憑かれたら、もはやそれまでである。ローションまみれの透明の液体に混じって、白い快楽の汁を提供してしまうことになる。

 何より、ふらんそわーずを最後に持ってくるということは、とても危険に思える。北欧系の若い美女が、どんな秘密を持っているか分からないのだ。最後の最後で、思わぬ攻撃を受けて、風俗技であえなく昇天ということもあるだろう。

 敵の年齢は気にしないというのも手だ。

 3人同時に相手をするのは、どの選択肢においても同じ事になるだろう。その中で、優先順位をどこに起き、どの順で倒すかが、勝敗を分けることになる。

 だとするなら、年齢と強さを比例相関関係として捉えるのではなく、それぞれがみんな個性的で魅力的だと考え、ランダムに倒していく方式だ。

 その場で倒せそうな相手から倒して、人数を減らしていく。相手が消えれば、それだけ僕の方が有利となる。

 ただし、長期戦に持ち込まれてしまう可能性もあるかも知れない。そうなったら、よしんばこの3人に打ち勝つことができても、残り精力がギリギリになってしまい、上の階に上ったところで瞬殺されてしまうことになる。

 いや、それどころか、3人がかりで集中攻撃をあび、追い詰められて、その場で精液の藻屑と消えてしまうことも十分にあり得るのだ。

 吉と出るか凶と出るかは、展開次第のところがある。どのみち絶対確実で安全な戦闘にはできそうにない。

 いずれの選択肢でも、苦境に陥ることは覚悟しなければならない。

 その中で、本当にわずかな選択だけが、十分な精力を保って上に行かれる、本当に細い道なのである。ほんのわずかでも足を踏み外せば、そのまま快楽地獄へと転落していくことになる。

 慎重に選ばねば。

ー選択肢ー
風俗嬢2-5 若い順で倒す
風俗嬢2-6 年長の順で倒す
風俗嬢2-7 ランダムで倒す


























3.脱衣所で挿入戦

 ここはあえて、風俗技を避け、通常戦闘である挿入戦に持ち込むことにしよう。

 これまでも、数え切れないオンナにペニスをおさめてきた。そして、そのつど、女体の締まるやわらかい快楽に抗い、打ち勝ってきたんだ。

 オンナ以外のところまでも、徹底的に強化された3人が相手だ。手も、胸も、口も、太ももも、どの部位ででも精液を抜き取れるテクニックを、この世界に転送される時に瞬時に叩き込まれた相手である。

 彼女たちは今、「夢」という形で、この世界に連れてこられている。夢であるので、どんな無茶な設定でも、精神的に受け入れてしまうことになる。

 本物の彼女たちは、まったく違う道を歩んでいるはずだが、それを無理矢理、風俗嬢に仕立て上げられた末に、僕を射精させようとウズウズしている。そういう風に仕向けられている。

 彼女たちを夢から覚ましてあげるためには、まずはこの戦闘に勝たなければならない。この世界から消えていくことによって、彼女たちはスッキリ目覚め、夢の記憶は消し飛んで、普通の日常に戻れるんだ。

 もし僕が敗北してしまえば、彼女たちは二つに引き裂かれてしまうことになる。

 一つは、寝覚めの悪い、記憶が定かではないイヤな目覚めとともに、日常に戻っていく精神。しかしもうひとつとして、この世界に永久に留まり、男を射精させる道具として永遠に彷徨っていく精神だ。

 夢から覚めた彼女たちは、何事もなかったように日常生活に戻りはするが、その魂は半分に引き裂かれたまま、悪魔の道具に悪用され続けることになる。

 絶対に負けるわけにはいかない。

 だから、特に強化された風俗技の土俵に上がるのではなく、あくまで普通の攻防戦に持ち込んで、百戦錬磨のテクニックで、短期決戦を計るのが良いと判断した。

 そう、この3人との戦いは、年齢と時間との相関で決まるといっても過言ではない。

 長期戦になればなるほど、こちらに不利になっていく。それでかろうじて勝ったとしても、その次の戦いでは絶対的な敗北を喫することになる。この五重塔のルールに則る以上、精力温存は絶対死守ラインなのである。

 そのために、わざわざ彼女たちの得意な風俗技で戦闘に臨まず、こちらになるべく有利な戦い方で、進めていくのが良いのである。

 もちろん、リスクはかなりある。

 鍛え上げられ、磨き抜かれたのは、彼女たちのテクニック分野だけではないのだ。

 その全身の肌触り自体が、あまりにもきめ細かくみずみずしい状態に改良されている。

 彼女たちは、自分の肌が現実よりも数倍ももっちもちのきれいな状態を保っていることを、心から喜び、楽しんでいるはずだ。

 やっぱり女性だからね、自分の肌質は気になっているはず。それが極上に生まれ変わっているのだから、一種の酩酊に陥っていても不思議ではない。

 そして、十中八九、オンナそのものも、現実より数段ヨくなっているのは、容易に想像できる。

 その具合の良さは、僕とのカラダの相性を整えられ、しかもそれ以上に、僕でさえ知らなかったペニスの気持ちよい部分を“開発”されてしまうような、そのくらいの名器に改造されていることは覚悟しなければならない。

 それだけでなく、風俗嬢として、女性が感じやすい部分、すなわち胸と股間は、しっかり防御が行き届いているはずなのだ。感じにくく、性感神経が衰退しているように、徹底改造されていてもおかしくはない。

 特に、ふらんそわーずが危険だ。

 どうせ姉さんのことだ。勝つんだったら卑怯な手だって厭わないはず。わざわざ特殊な清純系腹黒ヒロイン、サイボうぐぅを召喚している以上、彼女の肢体には、何か秘密が隠されていないとも限らないではないか。

 特にふらんそわーずがそうだが、3人とも、どのぐらいのオンナの具合の持ち主なのか、まだ分からない状態である。入れてはみたが、思った以上に大苦戦する、という憂き目も、想定しておかなければならないだろう。

 この選択が、本当に有効なのか、それとも大ピンチに陥るのか、完全に未知数だ。

 いずれにせよ、こちらは精力とテクニック、これまでの経験値の限りを尽くして、慎重に戦わなければならないし、長期戦は覚悟の上だが、やはりなるべく短時間でかたづけた方が、精力温存に繋がるというものである。

 僕が、浴槽付きの部屋も、ローションの雨が降る部屋も選ばないので、3人はこちらの意向を察知し、下半身だけ、服を脱いだ。

 服には服なりの魅力がある。石鹸もローションも使わないので、下半身だけ裸であれば良い。

 のみならず、彼女たちは、服を上半身だけ、身につけておくことで、鉄壁のガードとなっている乳房を、さらに守っていることになる。RPGでいえば鎧のようなものであろう。

 そして、上半身にかわいい服を着ている美女たちが、腰から下だけすっぽんぽんである、というのも、倒錯した魅力となって現れている。

 この脱衣所で挿入戦となったら、彼女たちは最大限、自分の魅力を僕に押しつける方法を熟知しているというわけなのだ。

 ゆいさんは、さすがに長年の熟練が肉体に染みこんでいるようである。まだまだ結婚適齢期。十代のピチピチの、というわけにはいかないが、やや膨らみ始めているお腹周りと、背が低い分短い太ももが、それでもちゃんと大人の女性の生足のきれいな形を保っていた。

 服に隠されてはいるが、乳房がしっかり成熟して熟れきっている大きさなのも、すぐに見て取ることができる。

 彼女のお尻は、きちんと形が整っていて、二十代後半の安産型の貫禄を誇っている。意外に、こういう手合いは、しょせんおばちゃんなどと考えていると、とんでもない目に遭うのだ。

 実に、熟女というまでにはまだまだ若々しい肉体を保持しているのである。その若さと、経験深い熟練度を兼ね備えているだけに、経験値も高くレベルも相当なものと拝察できる。

 大人のしっとり癒やしの魅力に負けないようにしなくては。

 ようこちゃんは、3人の中では一番長身だが、しおりほど大きいわけでもない。それでいてまだまだ童顔で、子リス系と自称するのもうなずけるほど可愛らしい顔立ちをしている。

 女子大生がアルバイト、という触れ込みのようだが、それが真実かどうかはどうでもいい。いまは、彼女はしおりと同等の肉体能力とテクニックを兼ね備えていることが事実なのだ。

 服で隠されていて乳房の出っ張りはあまり確認できないが、やはり全体的にはスレンダーだ。ふくらはぎもすらっと細く、脚も長い。その細長い生足の魅力でスリスリされながら挿入併用に持ち込まれれば、少なからぬダメージを受けてしまうに違いない。

 そして、警戒しなければならないのが、このふらんそわーずだ。

 このフランス娘の真っ白いボディには、どんな秘密が隠されているのだろう。その美しい肢体、美人系の顔立ちながら年少のためにあどけなさを十分に残し、両方の魅力を兼ね備えている。

 3人とも毛が生えていないが、特にこの北欧美少女の下半身だけを見ても、白い悪魔と称しても差し支えないほど、女性的な魅力を発散させている。この娘と抱き合っただけでも、感極まってしまいかねないほどの色気だ。

 それなのに、19歳という若さが、フレッシュな少女の魅力をも僕に押しつけてくるのである。

 勝敗を分ける鍵の一つが時間、つまりいかに短期決戦に持ち込めるかにかかっているとすれば、もうひとつの鍵が、相手の年齢である。

 3人には、年齢に8年ほどの開きがある。ようことふらんそわーずは近いが、北欧系の肉体なので、やはりそこも特殊である。同じくらい、と考えるのは禁物だろう。

 まずは最大限警戒しているふらんそわーずから倒し、次にようこ、最後にゆいを倒すのも、作戦の一つだ。若い順に相手をし、若くない方を残しておけば、「若さによる弾力的な攻撃」を避けることができる。溌剌とした魅力を残しておいて苦戦しそうなら、その魅力から先につぶしてしまうのだ。

 ただし、若くないから、僕より年上だから、その分衰えているなどと考えるのは、きわめてキケンである。そんなに衰えているわけでもなければ、むしろ女の色香プンプンの女性を残すことになる。

 その凄艶な魅力に負け、おねえさんに甘えながら昇天という可能性も否定できない、いや、そのリスクはかなり高いだろう。

 逆に、妖艶な大人の魅力を醸し出しているゆいから平らげ、次にようこ、そして危険なベールに包まれたふらんそわーずの順に相手をするというのもありだろう。

 大人のセクシーな魅力に弱いと思うなら、年長の順から倒していくことが有効だ。精力を一番奪われそうなゆいさんを先に倒しておけば、その後ピンチに陥る可能性を軽減できる。

 ただ、若くてピチピチの娘を残すということは、そのハリのある肉体の毒牙に最後までかかり続けることを意味し、大苦戦を強いられることも予測しておかねばならない。

 ようこの女子大生の魅力に取り憑かれたら、もはやそれまでである。大人のレディと若い女子大生のコラボにとろけさせられ、どちらかの膣に白い快楽の汁を提供してしまうことになる。

 何より、ふらんそわーずを最後に持ってくるということは、とても危険に思える。北欧系の若い美女が、どんな秘密を持っているか分からないのだ。最後の最後で、思わぬ攻撃を受けて、想像以上の締まりであえなく昇天ということもあるだろう。

 敵の年齢は気にしないというのも手だ。

 3人同時に相手をするのは、どの選択肢においても同じ事になるだろう。その中で、優先順位をどこに起き、どの順で倒すかが、勝敗を分けることになる。

 だとするなら、年齢と強さを比例相関関係として捉えるのではなく、それぞれがみんな個性的で魅力的だと考え、ランダムに倒していく方式だ。

 その場で倒せそうな相手から倒して、人数を減らしていく。相手が消えれば、それだけ僕の方が有利となる。

 ただし、長期戦に持ち込まれてしまう可能性もあるかも知れない。そうなったら、よしんばこの3人に打ち勝つことができても、残り精力がギリギリになってしまい、上の階に上ったところで瞬殺されてしまうことになる。

 いや、それどころか、3人がかりで集中攻撃をあび、追い詰められて、その場で精液の藻屑と消えてしまうことも十分にあり得るのだ。

 吉と出るか凶と出るかは、展開次第のところがある。どのみち絶対確実で安全な戦闘にはできそうにない。

 いずれの選択肢でも、苦境に陥ることは覚悟しなければならない。

 その中で、本当にわずかな選択だけが、十分な精力を保って上に行かれる、本当に細い道なのである。ほんのわずかでも足を踏み外せば、そのまま快楽地獄へと転落していくことになる。

 慎重に選ばねば。

ー選択肢ー
風俗嬢2-8 若い順で倒す
風俗嬢2-9 年長の順で倒す
風俗嬢2-10 ランダムで倒す





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