■2007年05月28日(Mon)
チェーザレ
|
萌えた……。 惣領冬実著『チェーザレ』 友に借りて読んだんすが、おもしろかった! かのチェーザレ・ボルジアの話なんすが、まだ16歳でピサの大学に在籍中。チェーザレ・ボルジアって何となく知ってるつもりでいたんですが、実は全然知らなかったことに改めて気付きました。 それにしても惣領冬実氏のチェーザレが麗しすぎて困る。アンジェロもかわいい、ミケロット(ミゲル)もいい。チェーザレとアンジェロ、ミゲルとチェーザレの関係に萌える。
メディチ家の厚意でピサの大学に通うことになったアンジェロは、頭はいいけど職人気質の祖父に育てられたせいか、世情に疎くて天然気質。素直で悪気なく意見を言うので、身分の高い学生に睨まれたり、嫌がらせされたり。 チェーザレは気まぐれで、頭はすごくいいのに授業にあまり出てこない。スペインの名門貴族の出でありながら、身分や血筋で相手を差別することもなく、アンジェロを気に入る。 そして、そんなチェーザレに影のように付き従うミゲル。一見、対等な友人のようでありながら、チェーザレのためなら顔色ひとつ変えずにならず者を手に掛け、自分はチェーザレに仕えるために生まれてきたという。 監修にダンテ研究家の方を迎えていて、たぶん、この時代にくわしい人が読んだら、もっとこのマンガの凄さが実感できるんだろうなあ。建物も現在残っているものではなく、その時代のものを調べて再現してるそうだし。
しかし、どうしようもなくオタクなので、どうしてもむくむくと妄想が止まらない。本編で萌え、キャラを変換しても萌え。 私がルルスザなら、チェーザレ=ルルーシュ、アンジェロ=スザクで萌えたんだろうなーと思ってみたり。アンジェロ=白スザク、ミゲル=黒スザクでスザルルスザ妄想もたのしいですが、ミゲルは完全にチェーザレの影(主従関係)なので、スザルルとはやっぱり違うなーと。 でもミゲルがもしスザクだったら?妄想ならできそうな。ミゲル&チェーザレの何がいいって、ミゲルは常にチェーザレの傍にいて目を離さずに護衛してるんだけど、べったりじゃない。チェーザレがひとりでいるときも一定の距離を置いて、見えないように護衛してる。 で、チェーザレがまた、すごいミゲルを大切にしてるんだな、これ。ミゲルを侮辱した相手を徹底的に叩きのめしたあと、誰にもわからないようにミゲルに礼を取るのが、うおー萌える。萌えた……。 | | |