※赤い文字色のページには性描写があります
「暮羽さぁん……」
背後の鉄格子の隙間から伸びて来て纏わり付く風薙の手を暮羽が愛おしげに擦る。二人の両手首にはもう手錠はなかった。数日前、二人の頭の中から逃げると言う発想が失われた事に気付いた男達によって外されたのだ。
「暮羽さん……おしっこぉ……」
母に縋る幼子のように風薙が甘え声を出すと、微かに優しく笑った暮羽は小さく返事をして跪き、鉄格子に顔を押し当てて口を開けた。相当我慢していたのか、少し慌てた様子で風薙が男根を暮羽の口唇に挿し込んで軽く息むと、暮羽の口の中に風薙の温水が一気に流れ込んできた。
「ん、んぐっ! ぅ、んぎゅ……ごくっ、ごくっ……うんッ」
結構な量を出されたが、暮羽は眉一つ動かさずに喉を鳴らして飲み下し、しっかりと先端の雫を舌先で舐め取って清めた後に唇を名残惜しそうに離す。風薙は暮羽と同じ目線になる為にペタンと座り込んだ。
「え、えへへ
すぐ近くにトイレあるのに、暮羽さんのお口に出す方が気持ち良くって
」
嬉しそうにキャッキャと笑う風薙を眩しそうに見ていた暮羽だったが、数秒もしない内にもじもじと身体を揺らし、熱く湿った眼で風薙を見据えた。両の太腿を重ね合わせても隠しきれぬ淫棒の先端が、風薙に挨拶でもするかのようにぴょこんと飛び出す。
「なァ……風薙のちんぽ、しゃぶったら、ヤりたくなっちまったンだけど…」
「お、俺も、暮羽さんにおしっこ飲んでもらってから、おちんちんが、こんな事に……」
暮羽の雌の瞳に風薙の雄が素直に呼応し、小水を出し尽くしたばかりのそれが勇ましく立ち上がる。その逞しくそびえる肉搭に暮羽は頬を紅潮させて感嘆の溜め息を震わせ、後孔もヒクヒクと収縮して風薙との交尾をせがんだ。
「や、ヤろう
ヤろうぜ
もう今日だけで五回はヤッてるけど、風薙となら何回だってセックス出来ちまう
」
言うが早いか床に両手を付けた暮羽は、尻肉に格子の鉄棒がめり込むほどに押し付けた腰を、そのまま高々と掲げた。鉄格子の隙間で男を求める淫穴に風薙は溢れる生唾を飲み、欲望のままに蜜が零れる先っぽを当てると暮羽の嬌声が耳を撫でる。
「あんっ……
そ、そンな、焦らさねェで、サッサと入れろって
腹ン中の風薙の子供もミルク欲しいって言ってンだぜ
」
腹の中の子供。常軌を逸した禁断の一言は風薙の興奮を強める甘い媚薬。媚薬は麻薬となって風薙の脳を一時的に麻痺させ、その口から雄叫びを爆ぜさせる。風薙は野獣のように唸って獲物である暮羽の臀肉を鷲掴みにし、一気に腰を突き出した。膨らんだ亀頭の形に暮羽の菊穴が拡がり、そのまま沈みこむ風薙を柔らかな肉壁が温かく迎えた。
「んぎひぃいいィいん
あ、あん
あん
あぁぁん
か、風薙のちんぽ、やっぱり凄ェ
逞しくて、太くて、どンなちんぽよりも風薙ちんぽがイイ
」
何遍咥えても飽きを感じぬ美味なる雄肉に打ち震える暮羽がより深く肉を堪能しようと臀部を上下させると、尻に鉄格子が擦れ、揺すられた鉄棒はガシャガシャと鳴いた。騒がしい金属音の中で突如風薙が苛立たしげに声を荒げる。もっと奥まで暮羽を貪りたいのに、格子の棒が隔たりとなって最深部まで届かないのだ。
「あっ! あっ! く、くそっ!! 暮羽さんのぬるぬるアナルいっぱい味わいたいのに、鉄格子が邪魔してガッツリ突っ込めないいいぃいい!! あぁあああ邪魔なんだよクソが!!」
強い快楽と激しい興奮の余りに汚い罵声と涎を飛ばして、獰猛な展示動物のように鉄格子を揺すり鳴らす風薙に対して暮羽は宥めるように首を振り、フォローのつもりらしい言葉を口にする。
「で、でも、でも、浅い出し入れも、結構気持ち良いぜ? 俺、風薙のちんぽだったら何だって気持ち良いンだぜ!?」
言いながら相手を煽るように腰をうねらせ、器用に穴を窄めさせて肉を食むと、裏返った悲鳴が背後から聞こえた。
「あうっ! あぁう!! く、暮羽さんのエロ穴にちんこ食われちゃう! ち、ち、ちんこ食われる前に射精しなくちゃ!! お腹の赤ちゃんにミルクあげなくちゃ!!」
相手の淫らな動きに煽動された風薙は暮羽の双丘に指を食い込ませ、鉄格子に身体がぶつかるのも構わずに抽送を激しくさせた。牢の中で鉄柵がさんざめき、それに負けじと言わんばかりに風薙が声高く咆える。
「うっ! うぁ、あああ!! で、出るっイクッ! イク! イクイクぅう! おちんちんミルク発射するぅ! く、くく暮羽さん、出しますよ? 暮羽さんが嫌だって言っても、ナマ中出ししますよ!?」
開きっ放しの口から止まらぬ息と唾液を飛ばしながら確認する風薙を顧みつつ、切羽詰まった様子でコクコク頷いて許可の意を示した暮羽は、直後に襲って来た火傷しそうなほどの熱い種液が腸内に放たれた感触に仰け反った喉彦から歓喜の絶叫を放った。
「んああぁああうぁぁう!! 風薙のホットミルク出た来た出されたぁッ!! あ、あぁああ……熱くて、素敵な、風薙のザーメンミルクが、腹に、いっぱい……
ッあ、は、ぁはうぅん、んっ
で、出る、俺も、ミルク出る……
」
声を限りに叫んでいた割には達する瞬間の声音は意外と淡白で、つま先立ちをしたまま臀丘を細かく震わせると(この時、肉孔が中に未だ残る風薙の肉茎に無意識に噛み付いてしまい、彼は仰け反った)精種が凄まじい勢いで飛び出して、床に白い飛沫を散らした。自分が吐き出した精を陶然と眺める暮羽の下半身が不意にプルプルと不思議な震動を始めたが、風薙には慣れっこらしく、
彼は成り行きに任せるように静止した。
「はぁ、はぁ……か、風薙ちんぽ中出しが気持ち良すぎて、ションベン出ちゃいそ……
だ、出して、いいか? 出して、いい、よな?」
相手の甘い蕩け声に風薙もまたしまりの無い笑顔を返して言った。
「もちろんです、出していいですよ。暮羽さんのエッチな放尿シーン見せてください
」
「ま、また、ンな恥ずかしくなるような事言いやがッて……ぅんうぅ!」
暮羽が言葉を一瞬詰まらせると、白濁を吐き出した其処から、今度は小水が溢れ出して床へと流れた。彼の本体が種を放った時よりも少し力を失って下向いていたので、黄水は暮羽の内股から足首までをしとどに濡らし、そのままコンクリートの上に落ちていったが、本人は温かな排泄液が足を撫でる感触に身体を戦慄かせた。
「あ……あ……
また、おもらし、しちまッた
はぁー……ぁはぁああ
ションベン垂れ流し最高
」
陶酔しきった様子で尿塗れの足を投げ出して座る暮羽の後に続いて、風薙も腰を落とす。牢の隙間から伸びて来た手が暮羽の髪を愛しげに梳いた。
「ははっ、いいんですよ、おもらししても。暮羽さんは俺の可愛い可愛い雌豚ちゃんなんですから
豚はトイレに行かずに垂れ流すでしょう?」
優しい声と丁寧な愛撫に暮羽は純な乙女のように頬を染め、少し照れが混じった微笑みを浮かべる。そして、風薙がいる牢の鉄格子に甘えるように寄りかかり、暮羽は嬉しそうに鳴いた。
「ぶ、ブヒィ……
」
その日。缶ビールを傾け、煙草を燻らせる男達の低俗な笑いに囲まれながら二人はまぐわっていた。強要された筈の公開性交なのに、仰向けになった風薙に跨る暮羽は自分の腰を激しく上下させて風薙の肉を貪り、蜜が舞う己の肉樹が腹をピタピタと打ち鳴らす。
「あぁああん!! み、見てッ、見てください!! 俺達の、淫乱セックスショー、いっぱい愉しんでください!! あっ、あっ、感じる
セックス見られるの、スッゲェ感じるッ
俺達の交尾ガン見してるエロ視線、気持ちいい
あんっ
あんっ
あんっ
もっと、もっと、見てください!! ケツ穴がおちんぽズッポリ飲み込んでるトコを見て、皆さんのオカズにしてくださいィいい!!」
「ひっ、いひっ
暮羽さんの腰振り、激しすぎて、ちんこ磨り減っちゃうよぉお
あ、後で、皆さんも、彼のペニス依存雄マンコをたっぷり慰めてあげてくださいね
ひぃ、ひぃ、ぃひぃいいいん
」
整った顔を自ら醜く崩し、涎の糸を引きながら風薙はヒィヒィと喘ぎ笑う。彼も暮羽の動きに負けじとつま先を立てて臍から下をぐいっと浮かせ、相手の律動に合わせて限界まで腰を突き上げた。一歩間違えれば腸を破られそうな危険な猛撃に暮羽の大きな黒目が遠い天を仰ぎて感涙し、鼻から口から粘る液を垂れる。
「あぎああぁああ゛あぁあ!!! は、腹が裂けるッ!! い、ぃやぁあああぁあっ!! 腹ン中メチャクチャされてるのに、ちんぽとおまんこギュンギュン感じて、あぢゅいい゛ぃいいい゛い
お、俺、オレ、おかしくなっちまうゥううひぁあぁああん
」
もう、おかしくなってるっての。暮羽の淫叫に薄笑いを零したピアスの男の一言に観客達が呵呵大笑し、卑猥な言葉を浴びせ、下品な罵声を口々にぶつけて来たが、見世物にされている事などとうに忘れ、ただ純粋に自分たちが愉しむ為に淫辞をひたすら喚いて身体を交える二人の耳には聞こえない。
「はぁ、はう、うっ、く、暮羽、さぁん
」
「んっ……」
風薙が甘い声を出して震える腕を伸ばすと、暮羽もまた上体をゆっくり前へと倒して、風薙に頬ずりをするように顔を寄せて来た。汗ばむ暮羽の背中に両腕を回し、強く強く抱き寄せる。互いの鼓動を確かめ合うように胸と胸を重ねる。そのまま頬も触れ合うと、どちらからともなく舌を伸ばして互いの口内を愛撫し、瞳と瞳を絡ませる。
その瞳は朧雲に覆われた太陽。その瞳は泥に塗れた硝子玉。
風薙豹はずっとずっと口にしたかった言葉を、ずっとずっと彼に伝えたかった言葉を、漸く声に出せた。
「暮羽さぁん……だーいすき……」
<END>
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最後までお付き合いいただき、有難うございました!
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これ、もうどうしようもねぇな。
自分の欲望にとにかく正直に、羞恥心を捨てて好き勝手に書いてみたら、エライ事になってしまいました。
エロいのは元より、酷い汚い無駄に長い。そしてキャラ崩壊が半端ない。
最後ら辺、もうただのエロゲじゃん……。さすがに恥ずかしかったよ…。
恥ずかしすぎて「…やっぱ、サイトに上げるのやめようかな…」と結構本気で迷いましたよ…。
でも、淫乱になって伏字なしエロ単語叫びながらヒィヒィ喘ぐ暮羽さんを書きたい願望は、以前から強く抱いていたので
念願かなって幸せだったのも事実です。うひひ。
女性器を伏字ナシで書くのが恥ずかしくて、久し振りに部屋をウロウロしたけどね!!あと、嘔吐する時の台詞(?)も何か恥ずかしかった…。
とにもかくにも淫乱暮羽さんは書いてて本当に楽しかった!
終盤の彼の喘ぎを書きながら「何言ってんだコイツ」と一人で笑ったりしたのは秘密。
こんなに楽しく文章を書けたのは久し振りかも知れません。有難う暮羽さん!フォーエバー暮羽さん!!
今更ですが、ファンの皆様に謝罪いたします。申し訳御座いませんでした…。
本当は出産プレイまで書こうかと思いましたが、
流石にやり過ぎと言うか頭おかしい(今更)と思ってボツにしまし、た…?
実は、この話は初期段階ではもっとザッとした話でした。
暮羽が絡まれている風薙を助けようとするも、例によって地下室監禁されて虐待されるという展開は同じなのですが、
実は風薙が監禁の主犯で、まぁ色々あって暮羽が精神崩壊した辺りで「これで暮羽さんは俺のものだぜフフフ」
…みたいな結末にするつもりで、プロットを立てていました。
でも、それじゃあ「いつもの畜生風薙やんけ!」ってなってしまうので、
奇をてらって(?)風薙を巻き込んでみました。結果、キャラが崩壊しました(完)
暮羽もそうですが、風薙のキャラ崩壊が半端ないのは書いた本人も分かってるから…(震え声)
…と言いつつも、「暮羽が好きな普通の(?)男の子」な風薙は新鮮で楽しかったです。
多分、こんな風薙は最初で最後だろうなぁ。
もし、ラブラブな風薙×暮羽とか書きたくなったら、またこんな感じになるかもですが。
今後も風薙×暮羽は書ける所まで書けたらいいなーとは思っていますが、
この話以上に頭が悪くてきっついエロはもう無理かも知れません。
この話は、今後の話のエロが被ったり、ライトに見えてしまう諸刃の剣だった…!?
ここまで読んでくださっている方がいらっしゃるのか、正直微妙な気もしますが
もしも、いらっしゃっいましたら、心より感謝致します。
長い上に酷い話であるにもかかわらず、最後までお付き合い頂き、本当に有難う御座いました!
み、見捨てないでください…