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中の人日記・本棚整理編

 昨今はなるべく本を買わないようにはしている。
 それでも、さすがに置き場が危うくなってきた。
 ので、押し入れにしまってあるダン箱の分くらいは捨てようかな‥‥と思い始めた。

 三年に一回くらいはこういうモードになり、中身を選りすぐって不要本を捨てる。
 三年前くらいは、高さ1メートルに積み上げた山を五個くらい捨てた。
 捨てる基準は、

1.雑誌(目当てのところだけ切り取って保存する)
2.買ってしまったが好みじゃなかった(そして手元に置くのも耐えられない)マンガ
3.リアルタイムの萌えが過ぎたら「中身ねーな‥‥」となった他ジャンルの同人誌

 しかし次は多分、コミケカタログの古いのを捨てようかなと。
 97年の冬コミ53くらいまでのやつ。
 この辺のは買い専参加だったし、自ジャンル的な資料でもないのでまあいいかと。
 それ以降~現在までのカタログは、デビサークルのカットが載ってる&自サークルの参加履歴なので捨てられない(笑)

 古い分も、コミケにおける時代の流れ的な意味では取っておきたいんだけど、もう場所がなあ‥‥
 女性向けの参加日分だけ切り取ると、それでも半分くらいに減らせるか?と思わなくもないんだけど、そこまでして取っておいて、後から何を調べるのだ、そもそもその気力があるのか?と自問すると「‥‥無い」としか。
 そして物好きな人に譲るには、買い物チェックの書き込みマークがありすぎてなー‥‥

 まーいざ捨てる際には、ネタとして全冊広げた写真くらいは撮っておこうかなーとか思ってます。


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 四名様のパチに感謝! 時々いきなり人多くてびっくり!(いや半分くらいは獣のヒトか?)
 まずはパチ三名様ありがとうございます! 里ではおおむね、「森のくまさん(歌の方)」を脳天気に歌っていると、
「とーこーろーが」「とーこーろーが」
「くまさーんーがー」「くまさーんーがー」
「あーとーかーらー」「あーとーかーらー」
「ついてーくーるー」「栗ドロボー!」
 という合いの手を入れられます。いやそれだけですが、人間の方は大体「ええッ?!Σ(◎O◎;)」となるので、心の準備をしておいた方がいいかも知れません(笑)
 そして前回レスのコミケ雲ですが、初出は多分実話怪談本「超怖い話」の5だと思います。「最近聞いたぞ?」という方は、多分ネットで情報が孫引きコピペされたか、霊感方面じゃないネタの方だと思われます。なんたってその本、95年発行だもの。ネットが初出の訳がない。
 で、その本には「これだけ濃いと一般人にも見えるんだねー」と書いてありましたが‥‥見えねーって。見える時点で(カケラであっても)霊感持ちだって。何だかなー。
 そしてコメントの方、ありがとうございます! え、今マニュアル車はあまり選ぶ余地が無いのですか? それはあれか、「win7はパワーはあっても、そこそこ機械を使える人には細部がいじれなくてかえって不自由なんだよ!」みたいな感じの苛々感だろうか。車のことは詳しくないけど、そう想像するとすげー解る! 手動じゃないと逆に困ることって結構あるよね‥‥お好みの車が見つかることを祈っているですよ!

イグアナ日記・更新編

 という訳で、里の方更新いたしました(^_^)/
 前回は一回お休みしちゃったからなー。精進精進。
 じわじわ脳を調整中です。
(しかし普通の人は調整しなくても書けてるはず‥‥何故自分の脳はオートマじゃなくフルマニュアル仕様なのか、謎と疑問は尽きない‥‥)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 二名様のパチに感謝! ていうかあのようなデンパなネタにリアクション頂けてイグアナびっくり。いや、晴海時代のコミケは雨知らず→有明に行った途端しょっちゅう大雨、ってこと自体が、既に色々とおかしい気がしますが。
 ちなみにイグアナ&中の人、一部で噂のコミケ雲(霊気?がガメラ館の天井にわだかまって、雲に見えると言われていた)は、一度も見えたことがありませんでした。霊感ゼロです。ううむ。

中の人日記・妄想電波編

 先日「永久保怪異談」という本を入手した。
 著者は「カルラ舞う!」とかの永久保貴一。
 この本、元は別の出版社から出ていたらしいのだが、絶版→品薄→中古で高騰、というルートを辿った後、この度の他社再版となったとか。

 で、内容は、ホラー漫画家ならでわの人脈で知り合った霊能者の人の話や、それにまつわる永久保氏の体験談など。
 永久保氏の奥さんも霊が見える系のヒトで、その中学生の頃の思い出話に興味深いのがあった。
 細かい話は省くけど、「気功による初歩の雨乞い」的な話なのね。
「そんなこと出来るの?!」という永久保氏に、気功の師匠が「あーやってこーやって」で試させると実際雨が!ってシーンがあって。
 大雑把には
・土が水の「気」を多く含んでる場所を探す
・その気を足から吸い上げて、身体を通して天に打ち上げる
・手を上に上げて、その気を空に広げる
 で雨が降り始めて、永久保氏「Σ(◎O◎;)」こんな顔。

 そこで榊が思ったのは、別に雨乞いと気功の真贋とかではなく。
 ちょっと歳行った人なら知ってると思うけど、コミケが晴海でやってた頃、「オタクの執念で当日は絶対雨が降らない」って伝説があったんだよね。
 そして本当に雨は降らなかった。台風が不自然にコースを曲げた、というか、晴海上空だけぽかっと雲が消えていたことすらあった。<当時その天気図が話題になったくらい。
 また別の気功関係で聞いた話によると、陽気の強い人が沢山集まると、どんなに天気の悪い日であっても帰る頃には晴れている、って話があって、コミケが晴れるのはそれかなあ、って気がしていた。
 しかし有明に移転して以来、コミケ日だろうがザバザバ大雨が降るようになったので、「昨今の若いオタクは情念弱えな!」と言われていた。

 だがもしかして。
 晴海は埋め立て地だが、昭和の初めにはもう埋め立てが完了して土地になっていた。
 一方お台場方面は、二十年前くらいにはまだ埋め立て中だったくらい新しい土地のはずだ。
 とあるお笑いのヒトが、「俺の使ってるカーナビ古くて、お台場行こうとすると『そこは海です』って言われるんだよ!」って話をネタにしていたのを覚えている。
 ‥‥そこで「土が含んでる水の気」ですよ。
 どんだけ大人数の、情念で煮え滾ったオタが集まろうと、お台場はまだまだ土地の水気が多すぎて‥‥ってことか?!

 いや、霊感とか気感とかないから、実際のところは解らんけど。
 何となーく、辻褄は合うなあ‥‥と思った次第なのでありました。

 とりあえず「永久保怪異談」は面白かったです。
(同時期発売の「霊験修法曼荼羅」も面白かったよ!)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 デビページからの来たよ印に感謝! タイツ王が悪いと電波の受信が鈍るので、昨今デビ方面は受信待ち待機です‥‥そんな時は獣モードで脳を調整してバランスを取ったりしています。ので、気長にお待ち下さいませ。イグアナ&中の人は、世間とは違う時間軸を生きています‥‥
(獣モードで世間を見ると、色んなものが楽しそうなネタと化します。ちょっと楽しい)

斬新

 里の獣はヒト化した際、元の毛並みや体色が、肌色や髪色に反映されているということがよくあります。
 茶色い毛並みの獣であれば、ヒト化すれば茶髪になる率が高いです。
 ブチ柄であれば、その配色に似た天然メッシュが入っていたりします。

 そんな状況なので、里においては突飛な髪色は珍しくありません。
「そういうもの」として普通に認識されており、人里のように「ちょっと派手じゃない?」とか「学生なのに金髪なんてけしからん!」というような風潮はないのです。

 しかし、イグアナが人里に出掛けた時のこと。
 同じ制服に身を包んだ、若者の集団とすれ違ったのですが、皆がやたらとオシャレな髪型&スタイリングで。
 後で人間用の美容師さんに聞いたところ、やはり理美容学校の学生さんだったらしいのですが、中でもやたらと目立つ女の子が一人。
 その子はなんと、肩下ストレートロングの髪の、右半分が黒髪、左半分が金髪、という斬新な染め方だったのでした。
 獣の天然ブチ柄でも、あんなきっぱりした二分配色は滅多にないぞ!とイグアナ釘付け。
 いかにも美容師っぽい、オシャレ感漂う女の子だったので、そんな突飛な染め分けにもさほどの違和感はなかったのがすごかった‥‥素体の差って重要だな!

 そんな訳で、突飛な髪色・ブチ柄を見慣れた獣でも、人間の斬新な髪にはちょっとびっくり!という話でありました。


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 二名様のパチに感謝! これはやはり「早く鼻を湿らせて、そのネタをみっちり本にするんだ!」という(略) いや鼻が湿ってれば原稿が書ける訳じゃないけど、鼻が乾いていると調子が悪い=原稿が進まないのもまた確か‥‥人間で言うと「ちょっと熱っぽくて」とか「花粉症で鼻かみっぱなしでボーッとする‥‥」みたいな感じ? 血圧の薬が終わったら、医者にお伺いを立てて是非鼻湿り漢方を再開したいものです。そして電波を‥‥!

中の人日記・時期設定編

 日記に書いてるデビ小ネタで、イオソ神双四人が揃っているのは、原作最終回の後である。
 でないと本体使用者+手乗りサイズ魂にしても、四人揃う機会が無いからだ。
 ソードが悪魔の卵の上に出てくる、というのは連載途中でもあったが、イオスと神無が揃って出られるのは最終決戦間近以降。しかしあの辺ではバカネタをやってる余裕(というか隙間)が無いのである。

 そして、その「イオソ神双四人揃い」の小ネタのオチに影サタン様が出てくる時は多分、まだ書いてない大ネタ「真・魔王転生」の後ということになる。
 最終回のアレは実は影様じゃないとか、素の影様も実は生きてる、というマイ設定があり(既刊「カナリヤ」)、それを知っているのは最終回直前のソード(&双魔)だけ。
 全員がそれを知ることになるのは魔王転生の作中なので、影様がひょいひょい遊びに来るのはその事実バレの後=魔王転生の後、なのである。

 しかし小ネタを書いてる時にはそんな注釈いちいちしないので、あのような混沌になっているのだった‥‥
 シェキルが時々天野家の様子を見に来るネタも、原作展開中の遊園地デートの前後と、魔王転生後の2パターンあるのだが、やっぱりそんな注釈いちいち入れては(略)
 そして神双は色々あって、複雑な時空ループを上から俯瞰出来るので、たまにメタフィクション的なやりとりがあったりします。

 まあつまり何かというと、どんなにメタい小ネタの時も、内部的には辻褄は全部合っているのですよ、ということで。
 早く本文に盛り込みたいなあ、その辺‥‥
(しかし遅筆なのでなかなか盛り込めないでいる)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 四名様にパチって頂いた! 何だか多いな! これは「地道に鼻を湿らせるべし!」という応援だろうか‥‥相変わらず鼻は乾き、目の奥がキーンとしていますが、血圧は何となく下がってきました。しかしこれ、血圧の原因自体は根治してないよな多分‥‥(だからキーンとしているっぽい)
 すげえ関係ないですが、キリンってめちゃめちゃ血圧高いらしいですね。いつかキリンのヒトが里に移住してきたら、まず血圧を測らせてほしいと夢見ています。
(いや、ヒト姿になったら多分普通の人間血圧なんだろうけども、キリン獣姿の血圧ってどう計ったらいいのか解らないし‥‥)

鼻の乾きは病の始まり

 ↑という言葉が里にはあります。
 花粉症の方は別として、大体の獣の鼻は適度に湿っているのが健康なのです。
 人間の方で言う「顔赤いけど大丈夫?」が「鼻乾いてない?」になる訳です。

 しかしイグアナは、常に鼻が乾きがち。
 元々の体質+気管支炎というか咳喘息の影響っぽいのですが、生まれてこのかた三回くらいしか鼻をかんだことがないほど乾いています。<しかも乾きすぎの時には鼻血が出やすいので困り。

 最近その鼻乾きと気管支の乾燥(痛苦しい)が厳しくなってきたので、里病院の爬虫類科で漢方薬を出してもらいました。
 すると一包で効果はてきめん! 鼻の乾きも気管支のヒリヒリもたちどころに治まり、何だか頭はすっきりするし、おまけに冷えがちな腹もポカポカに!
 お薬事典を調べてみたら、その漢方は肺の乾燥を潤し、上昇した気を下げる効果があるとか書かれていた。
(気とか言うとうさんくさいですが、まあ単純にのぼせに効果があるということかと)
 のぼせてた自覚は全くなかったけど、ものすごくすっきりしたのでやっぱりのぼせていたんだろうか、イグアナ。実際「無駄に頭に上がってた気が腹に下がった」としか言いようのない状態になったんだよね。

 そうして漢方すげー!ハイル麦門冬湯!と思っていたら、三日目くらいに、食物アレルギーか脳出血か薬の副作用か解らないアレコレに見舞われまして‥‥
 それは一日くらいで回復したものの、その時異常上昇した血圧が何故か元に戻らず。しょうがなくまた病院で相談したらば、漢方を一休みして血圧の降下剤を一週間飲むことに‥‥←今ここ。

 しかし服用一日目なので、まだ血圧降下剤の効果は見られない。<血圧高くて頭痛いまま。
 そして漢方を休んだ途端、また例の鼻乾き・気管支ヒリヒリバリバリ・頭ぼんやりに見舞われて鬱。
 何だかなあ。
 薬の副作用じゃなく、その時の食べ物のアレルギーだったらまだいいんだけどなあ。
 そしたらあの漢方にまた戻れる‥‥というか是非戻りたい。あれはいいものだ‥‥

(イグとは逆に、花粉症とか普通の喘息で鼻や気管を乾かしたい方には、小青龍湯がいいっぽいですよ)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 二名様のパチに感謝! これはやはり「どうした何があった?」的なパチであろうか‥‥まあこんな↑あれこれがありつつも、今は普通に元気です。鼻は乾いてますが。おとといまでの鼻の湿りが恋しいです。短い極楽だった‥‥人間の皆様も、鼻の乾きとか湿りすぎにはご注意下さいませ。それはきっと病の兆候ですよ!

パチパチ御礼!

 二名様にパチって頂いた! ヘロヘロな時に大変励みになります。感謝!
 たびたび書いてますが、原作のリアルタイム連載中、あの謎の三好テイスト靴をどう描いたものか、同人のヒト(特に絵描きさん)は苦悩していたものです‥‥
 うっかりオサレなものを着せたり履かせたりすると、途端に三好テイストからは遠ざかって別モノ感が出てしまう。かといって、何がどうなってるのか解らない謎のクッション的な厚みのついたブーツとか、履き口が深すぎる謎ローファーとかをそのまま描くには絵描きとして抵抗が‥‥みたいな話をあちこちで聞いたものです。
(ただし、みずののあのローファーは実在した)
 なので、靴のカタログや通販サイトと見ると、いつも「なるたけ三好テイストを損ねない、微妙に近い形状のものはないのか!」と、目を皿のようにして探してしまいます(笑)<そしてたまに「こ、これは!」というものに遭遇する。
 三好テイストは世間的には貶され放題でしたが、しかしなんかこれもデビの楽しみのひとつのような気がしています。とりあえず俺は楽しい。

―――

(何故パチレスだけかというと、ここ三日くらい色々ありすぎて、日記に書ける無難なネタがなかったのであるよ‥‥)

足りぬ!

 何かがというと、これ↓

VI BIKER BOOT 14667001 Black
http://item.rakuten.co.jp/dms/10001662/

 マーチンソールのショートエンジニアーーーー!
 ‥‥と、一瞬食いつきそうになったのだが。
 スペックをよく見たら、

1.サイズ展開からしてどう見てもレディース専用。<木型自体がね。
 (自分はレディース木型の靴が合わない)
2.レディースのせいか、どう見ても爪先にスチール入ってない。<エンジニアのくせに!
 (防御力を考慮してないエンジニアってどうなんだ‥‥)
3.エンジニアはそもそも長距離歩く想定で作られていない。<機械工用だから。
 (普段、結構な距離を歩くのに備えて、8ホールブーツにソルボ入れてる)

 という点で歯止めがかかり、ポチるのを思いとどまった‥‥
 デビキャラ的に妄想しようとしてみても、

神無「レディースじゃねえか‥‥」<そもそもマーチンは履かないレッドウィング派
双魔「そこは気にしないけど、25センチは僕も無理だなあ」<そもそもホーキンス派
ソード「これ、蹴り入れたらすっぽ抜けそうだな‥‥」<あくまで戦闘スペックを重視
イオス「どっちにしろ、もう神無さん用の靴箱スペースは一杯ですから、新規購入は無理でしょう」<そういう問題か?

 という感じで全拒否食らった。
 ちなみに影サタン様も、uk6/25センチは無理なご様子で、
「というかマーチン標準の硬いガラスレザーで、調整ベルトの締め上げが効くのかい?」
 という追加突っ込みまで頂いてしまった。

 全くもって色んな点が足らぬ、半端なショートエンジニアよ‥‥
 微妙。


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 二名様にパチって頂いた! 感謝!
 双魔がイオス&ソードと遭遇する前って、オカルト的なもののどの辺までをリアルに信じてたのかなあ、とたまに考えます。いや、全然リアルには信じてない、単なる現実逃避でもいいんだけど、薬味先輩が色々やってそうだから、そこそこの実在は信じていそうだなあと。しかしスピ系は嫌いな辺り、どこまでがアリなのかの境目が気になっています。

(ちなみに放射能除去を効果に謳った謎アイテムは「テスラプレート」でググると出てきます。怪しい‥‥)

あんまりデビじゃない小ネタ・オカルトとスピリチュアルの境目編

(ああまたタイトルに「○○の境目」が‥‥<いくつ目の境目だこれは)
(ぶっちゃけオチがないので、SSに入れるかどうかも微妙なネタです)

 宅配便が双魔宛てだったのを見て、「またか‥‥」と神無は渋い顔。
「また怪しげなオカルトグッズ通販したのか‥‥」
「怪しくないよ。ただの水晶ペンデュラムだよ」
「ペンデュラム?」
「ダウジングなんかに使う振り子の一種で」
「十分怪しいじゃねえか」
「怪しくないってば。ダウジングは宗教とかスピリチュアル関係なく、昔から何故か効果があるから井戸掘りなんかに使われてるくらいだし」
「? スピリチュアルだってオカルトの一種だろうが」
「全然違うよ! オカルトは神秘学から宗教学・神智学・魔術・超能力・未知の科学まで幅広いけど、スピリチュアルはぶっちゃけ現実逃避のポジティブ教以外の何物でもないよ!」
「何だポジティブ教って‥‥(ネーミングだけで双魔が嫌いそうな匂いがぷんぷんするな‥‥)」
「ニューエイジまではまだ解るんだけど、スピリチュアルはそっからまた変な方向に行ってるんだよね。何故か幽体離脱したがるとか、訳が解らないよ」
「幽体離脱‥‥」
「‥‥ザ・たっちのネタは僕らじゃ出来ないからね」
「‥‥そんな話してねえ」
「ともかく。僕はオカルトは信じるけど、波動アイテムで放射能が防げるとか考えてる人の気持ちは解らないよ」
「何だそれは‥‥」
「そういうの売ってるんだよね、ヘミシンクCDとか扱ってるところで‥‥ヘミシンクってのはスピ系の人が好きな率高い、脳波をいじるための音声のこと。慣れると体外離脱出来るんだって」
「前に魂抜かれた身としては、今さらそんなもの試したくもないな‥‥」
「でしょ?‥‥という訳で、オカルトとスピリチュアルは違います、ということで」
 言って宅配箱を持ち、さくさくと部屋に引き上げていく双魔の後ろ姿を見送って、ふと気付く神無。
(しまった。ペンデュラムとやらの有効性について突っ込みそびれた‥‥)

―――

(幸せすぎるせいか、最近は神無もボケボケです)

(放射能除去を効果に謳った波動アイテムは、実際にネットで通販されています‥‥大丈夫なの、アレ。<いくらデンパな俺も、さすがにアレは信用出来ん‥‥)
(気を高めるとかエネルギー補充とかならまだ解るんだよ。遠赤外線で免疫力が上がる的な意味で。電磁波防御もまあ解る。電磁波を反射する物質はある訳だから。しかし放射能は免疫力や反射じゃどうもならんだろ‥‥)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 デビページからの来たよ印に感謝! しかし何と言うことでしょう、先日日記の項目が多すぎて、どこがツボってパチって頂いたのか、全く想像がつかないではないか! しまった!‥‥いや、あるいはその物量か? 物量は多分普通の人にとって、ある意味元気とやる気の証だ。まあ元気も一度に出しすぎると反動で力尽きたりしますが、じわじわと養生いたします。

中の人日記・感想色々編

 先に余談。
 先日のニホンオオカミの話について、ちょい訂正追記しときました。

―――

 でもって本文。
 うっかりへたばっててネタを溜めすぎたので、極力かいつまんで‥‥<かいつまんでも長いが。


◇千邪の封魔師◇

 ケロケロA掲載の封魔師ですが、相変わらず面白いよ!
 前の感想を書いた後、ここ数回はしばらく、果てしなく広がって妖魔を増やしていくシズミダタリから逃げる一行(個別逃亡中)が順繰りに描かれています。以下、三ヶ月分を前後してかいつまむ。

・この辺八月号~九月号
 片腕を失った朔之進は、とりあえず貼り札でダメージを軽減しつつ、清彦さん(総本山からの刺客の一人だったけど、現状を見て朔之進に賭けてみることに決めた)に話を聞く。
 シズミダタリ封印の儀式には子供の命が必要。案の定、朔之進は前回の生け贄に使われる予定の子供だった。
 でも朔之進が逃がされて儀式が行われなかったので、シズミダタリの力はさらに増幅。それで総本山は次の儀式で十人の子供を使おうとしており、その一人が清彦さんの子供、という衝撃の事実が。
 朔之進、怪我と失血でフラフラながらも、清彦さんの話に何か閃いたらしく「私の考えが正しければ、シズミダタリも子供達も救える」
(総本山には新たな儀式のために用意された封印の御縄があり、それで何か打つ手があるらしい)
 という訳で、朔之進と清彦さんは総本山を目指すことに。

 一方、藍羽・赤羽兄弟(初期に身内に潜む敵として出てきたけど、その後和解して仲間になったポジション)。
 シズミダタリは白爛丸の無意識の影響か、朔之進の気配を追ってくる。ので、朔之進の切り落とされた腕を囮に、藍羽が単独行動でシズミダタリを引きつけて他の皆を逃がす。
(茜が「兄上の腕を置いてはおけぬ!」と朔之進の腕を拾って走り出した時は、てっきり「後で何か元に戻す方法が!」って展開かと思っていたら、そのわずか6ページ後に藍羽が「これを囮に時間を稼ぐ」だったので「エエそっち?!」ってなったが‥‥児童誌なのにハードだ‥‥)
 しかしどうにかシズミダタリを撒いて逃れた赤羽が、兄の藍羽を探しに行くと、藍羽はシズミダタリの邪気に触れてしまったらしく、立木に自分を縛り付けたまま妖魔化していた!
 それで赤羽や朔之進を攻撃してくるも、まだ完全に人間の意識を失った訳ではないらしい。しばし絶望していた赤羽も、再会した茜・萩原師範にその話を聞いて気を取り直し、皆で朔之進を追って総本山へ。

・この辺今月号(十月号)
 そして当のシズミダタリ=白爛丸は。
 御縄が切れた瞬間、封印されていたシズミダタリとしての邪気が吹き出すと共に、白爛丸の意識は中に押し込められたとかで、気付くと真っ暗闇の中にいる。
「おまけにこの身体‥‥情けないったらありゃしねえ」
 と呟く白爛丸は、なんとちっこい子猫の姿! 肉球をにぎにぎするコマが超可愛い!
 ‥‥などと萌え萌えしている暇もなく、
「‥‥そうか。縄が切れてオレの中にあった黒いのがオレから出てきて、中と外が入れ替わったんだ」
「そういうこった。もうおめえの出番はねえ」
 と答えて現れたのは、何と少年型白爛丸の黒バージョン! こっちはシズミダタリとしての邪心の部分らしい。
 ‥‥ということは、シズミダタリを浄化しても、猫としての白爛丸は助けられるフラグでは!?
 とか小躍りしている読者をさておき、シズミダタリと子猫・白爛丸の会話はどんどん深刻なことに‥‥
 シズミダタリは切り落とした朔之進の腕を(意識世界でそれどっから出した?)、子猫白爛丸の前に放り投げて踏みつけて、
「このオレ様を浄化するなんてほざきやがって。あの野郎、ぶっ殺してやらなきゃ気がすまねえ」
 そう言った上に、子猫白爛丸を容赦なく蹴っ飛ばす(あっさり一コマなんだけど、ここ超痛々しい)。
「そんなにアイツが好きか? (中略) アイツはオレ達を殺したがってんだぜ?」
「違う! 朔之進はオレのためを思って浄化させようとしてんだ!」
「結局あの世送りだろ? 一緒じゃねえか」
 挙げ句シズミダタリは「(お前のせいで)大事な利き腕を奪われたんだ。出会ったことを後悔してるだろうぜ」と、猫心にとどめを刺して消えていく。
 闇の中残された子猫白爛丸は、蹴られてヨロヨロの身体を引きずって、転がっている朔之進の腕に這い寄るんだけど、
「ごめん‥‥ごめんな朔之進‥‥」
 ってモノローグの後、斬られた腕に縋っての、
( 冷たい )
 ってのがもう‥‥大人だけど、児童マンガでマジ泣きしそうでした‥‥

 全くもって、何でこんな面白い作品のコミックス出さないんだよ角川ァーーーー!
 今さら三頭身ファイブレインなんて凡百のメディアミックス始めなくていいから、もうちょっとオリジナルの作家を大事にしてやれよ‥‥

(ちなみにケロケロはヴァンガード目当てで買い始めたけど、封魔師を始め「少年怪奇王」とか「どうぶつの林」とか「もりもりものがたり」みたいなオリジナル作品が地味に面白い。メディアミックスの皮を被っていながら「でもこれ既に微塵もエヴァ関係ないオリジナルだろ‥‥」な「エヴァX」も最近面白い。最初は子供向けのぬるいおっぱい担当漫画だったのになー)


◇バトルスピリッツ覇王(ヒーローズ)◇

 アニメもケロケロの漫画版も面白く見てました。どっちも今回で最終回だけど! ああ‥‥
 バトスピは前シリーズであるブレイブの途中から見始めたんだけど、覇王になってからも面白かったなあ。
 ブレイブはレアカードの力で世界の破滅を救う系の話で、覇王は普通の子供達がカードバトルを通じて成長していく日常系。世界観とかは全く別の話なんだけど、どっちも面白かった。
 というか、「何でゲームのカードに世界を救う力とかが秘められているんだよ‥‥」と思ってしまう榊のようなタイプには、覇王の方が好みだった。

(ぶっちゃけ同じカードアニメであるヴァンガードの、大風呂敷すぎて収拾がつかない世界観設定・色々置き去りで雑なキャラ心理の描写・終わらない地獄巡り展開のグダグダがあまりにもひどいので、全てに無駄なく丁寧なバトスピ覇王が余計輝いて見えた。たまに作画は崩れたが)
(ちなみにグダグダなのはアニメ版ヴァンガだけで、マンガ版は普通に面白いままです)

 しばらく闇落ち展開してたライバルのテガマルも、魔法が解けたとか正気に返ったと言うよりは、むしろ実力をつけた上で初心に返ったという感じで、安心と納得の最終回でした。
 その伏線か、最終回手前の回で「テガマルはアマテラスドラゴンの魔性に取り憑かれているんだ!」的な見方をしていたハジメに、少し年上のマナブが「(お家再興の夢を叶えて)彼は僕らより先に大人になったんだよ」みたいなことを言うシーンはちょっと新しかったと思う。
 アマテラスドラゴン一強で、しばらく出番がなかったレギュラーカードが、最後に総登場してラストバトルを彩ったのもよかったなあ。しかもテガマルの過去カードのみならず、しばらく「切り捨てた”元”仲間」的な扱いだったチヒロとコブシのメインカードまでをデッキに入れてた!という展開は本気で嬉しかった。

 最初はなかなか勝てなかった主人公のハジメが、段々と腕を磨いて強くなっていく流れも不自然さがなくて、納得のエピソードの積み重ねがあったし、登場時にはウザキャラと思われそうな周辺キャラも、毎回それぞれに見せ場があったのもよかった。
 贅沢を言えば、フラグ立ってたっぽいテガマルとチヒロをもうちょっと追求‥‥!と思わなくもなかったが、まあ児童アニメだからなあ。恋愛要素は邪魔がられるだろうしなー。
 そもそもチヒロの両親は縁談組む気になってたみたいだけど、当人達はあくまでバトスピつながりの「テガマル組」って意識で、いまいち恋愛要素無かったし‥‥
 でも最終回でチヒロが目をキラキラさせてテガマルを見てたので、今後なんかあるかも!という雰囲気だけは描かれてたよなあ。この微妙さがかえって上手いよなー。
 来週からの新シリーズも面白いといいな、バトスピ。


◇ゴーバスターズ◇

 安定してる。それほど好みではないけども。
 正直、主人公三人組があまり好きではない。キャラ的にも役者さんの顔的にも。
 でもマサトと樹液とエンターは好き。
 エンディングがフルダンスバージョンになり、マサトと樹液が加わったので、そこだけわくわくして見ています(笑)
(キャラが踊ってるエンディングが好きなんだよね‥‥アバレンジャーとかセイザーXとかゴーオンジャーとか。ゴセイは中身はダメダメでも、エンディングのダンスバージョンだけは好きだった‥‥)


◇仮面ライダーウィザード◇

 フォーゼの後番組。
 なーんとなく、龍騎とブレイドを足して二で割って、キバと響鬼を振りかけた感じですが、まあ今後に期待。
(フォーゼは最初からグダグダだった&こまけえことはいいんだよ!なノリなのは解っていたので、もうアレはアレで‥‥)
(ダークネビュラに送ったふりして実は死んでません眠らせてあります、だったはずの園田先生とかキャンサーとかどうしたんだよ‥‥というのも、多分突っ込んでも無駄なのであろう‥‥)
 余談だが、ナレーターが炎神マッハルコンの人かーと後で気付く。いや世間的には多分ワイルドタイガーの人なんだろうけど、俺にとっては炎神マッハルコンなんだよ! 中井和哉がヒラメキメデスの人であるように。


◇吉井和哉&THE YELLOW MONKEY◇

・TRUE MIND "NAKED" (初回生産限定盤) [DVD] 10月21日発売予定
http://www.amazon.co.jp/dp/B008VURHES/
・Romantist Taste 2012 [Single, Limited Edition] 10月10日発売予定
http://www.amazon.co.jp/dp/B0094BPGXM/

 何故今さら‥‥と思いながらも、勿論ポチッたともさ!
 8月29日発売の「点描のしくみ」も入手済みだ!

・点描のしくみ
http://www.amazon.co.jp/dp/B008AK2BHW/

 にしても、イエモンのDVDは三枚出るんだが(「野生の証明・NHKホール」と「FOUR SEASONS・日本武道館」、そのふたつを同梱した、おまけつきの初回限定版)、それとRomantist Taste 2012のジャケが全部同じなのはさすがにどうなんだ。
(アマゾンで「THE YELLOW MONKEY ミュージック」を検索して、同じジャケ写が四枚並んでいるのを見ると、何のエラーかと一瞬ぎょっとする)

「点描のしくみ」はこの前Mステに出たけど、今のご時世ならカップリング曲の「海へ行こう」でもよかったかもなあ。
 今回はまあ映画タイアップだからオファーがあったんであって、吉井がメジャーに売れてる訳ではないから、歌う曲を選ぶ余地なんかないんだろうけど‥‥
(でも久々に見たMステの内容があまりにアレになっていたので、吉井を出すのは音楽番組としての最後の矜持的な何かがあったのかも知れぬ‥‥)

「海へ行こう」はこんな↓歌詞でして(要flash)、
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-120829-133
 洋楽ののんびりカントリーフォークみたいな曲調とは裏腹に、繰り返し聞いてると泣けてきます。
 いや、表題作の「点描のしくみ」も普通にいいけどね。あれは歌詞のラストに、
「当たり前の景色の中に宝物あったんだ」
 ってフレーズがありまして‥‥夏コミのお見舞いシェキル本で正にそんなネタ書いたので、色んな意味で七転八倒しました。うう。

 まあ「海へ行こう」を聞いて涙ぐんでいても、録画してあったガンダムageを渋々消化して、いつまでも「僕は戦いたくない!」とかほざいてるキオを見ると苛々して「じゃあガンダム降りろよ!でなきゃ戦えよ!」と思ってしまうのはやむなしですが。<ファーストでアムロが追い詰められる気持ちは解るが、ageのアレは解らん。

 そして唐突に思い出すんだけど、「信長協奏曲」のサブローくんは、戦国時代に飛ばされて周りでザクザク人が死んで、たまに自分が狙われたり目の前でバシャッと血が飛んでも、意外とケロッとしてて「あーびっくりしたー」で済ましてたりするよなあ。
 単純に元から肝が据わってるたちなのか、「現実と虚構の境目が曖昧な現代っ子」的表現なのか、あの人のメンタリティは割と謎だ。
(他の混入現代人は警察官とヤクザだからまだ解るが、サブローは特にヤンキーでもなさそうな普通の高校生っぽいから特に)
 戦国ものと言えば「へうげもの」も面白く見てる。NHKアニメの常として、展開が遅くて続きが気になるので、そろそろ原作に手を出そうかと思っているところ‥‥

 全くもって日曜は、消化せねばならぬ録画が多くて大変だ。
 大変だけど、見るものが多いのは嬉しきことかな。

(ただしガンダムageは既に惰性で見てるし、星矢Ωはそろそろ投げたい‥‥<ファイブレインはとうに予約削除した)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 二名様のパチに感謝! デビキャラに関するケーススタディは、脳の調子が悪くない限り、あのように果てしなく湧いて出ます。まあ単発過ぎて、本にも小ネタにも使えない系ばかりですが(^_^;)
 それともこのパチは「PSPと3DSを両方買うといいよ!」的な背中押しか?! しかしハッカーズとサマナーの広大すぎる&くそ意地の悪いダンジョンマップを、携帯機の画面サイズでどうやって網羅しろと‥‥な懸念に、未だ二の足を踏んでいます‥‥困り。