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パチパチ御礼!

 本日、本文がどうでもいいネタ&長くなったので、別エントリで。

 パチパチとコメント、ありがとうございます(^_^)/
 五名様にパチって頂いた! 感謝!
 連打の方+来たよ印に加えて、時期的に夏コミ原稿ファイトー!な感じでもあるのかのう。
 この前も書いたけど、榊は元々すっごく遅筆なのです。ここ二年が異常に早かっただけで。
 どのくらい遅かったかというと、「セルリアの丘」なんか、コミケ十日前にまだ本文が半分も終わっていなかったからな!<そしてエロパートの途中で詰まり、まだ入ってなかったという‥‥
 今のペースで振り返れば、あの本よく間に合ったよなあ‥‥
 それに比べたら、多分今はもう半分くらいは進んでいる感じ。じわじわ匍匐前進中です。

 そしてコメントの方、到着報告&感想ありがとうございます!
 原作の隙間を多少なりとも埋めたと思って頂けるなら、原作ファンとして二次創作書きとして、それほど嬉しいことはありません。
 デビデビは基本「ソードとイオスの物語」だから、二人を取り巻く人々の描写は、メインキャラであってもさほど詳細とは言えないですよね。神無もそうですし、シバもかなりの重要人物なのに、出番は決して多くない‥‥<双魔に至っては主役のソードの宿主なのに、ほんと入れ替わりの機会は少なかった。
 しかしその絶妙の隙間こそが、ここまで長年二次を書き続けてしまう原因でもあり、三好先生の想像力・妄想力を喚起するパワーすげえ!と何年経ってもしみじみしています。

 そして影サタン様が気になりましたか! 何だか嬉しい! 影様は、原作では四回くらいしか出番が無かった(しかも一回は死体、ラスト一回はほぼ別人)、その上シバと同じコマに入ってるシーンさえなかったのに、捏造しまくってシバ←サタンで突っ走ってしまったほど大好きです!(笑) 魔王様は色々と美味しい‥‥!
 頂いた嬉しきお言葉を励みに、夏コミに向けて頑張ります!
 さらに増殖せよデビ仲魔達!

(あ、今カートで在庫切れちゃってる本とかは、原稿終わったらじわじわ再生産いたします。夏コミ終了まで今しばらくお待ち下さいませ)
(ぶっちゃけ、「サイト再録してあっても本で欲しいんだよ!」というご要望があれば、コピー本に限りこっそり注文生産受けてるくらいしつこく作ってます。ノーモア出遅れ在庫切れ!)

中の人日記・不吉編

 脳が疲れているせいか、相変わらず映画っぽい妙な夢を見る。
 前にも書いた系↓の、明らかに主人公が自分じゃないやつ。
過去の夢話日記・一例

(以下、デビも里も関係ない夢話なので、「興味ねー」って人は飛ばしてね)

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 なんかその夢の主人公は、プログラマーかデバッカーみたいな仕事してるおっさんで、多分アメリカ人。
 奥さんは日本人だったけど、娘(六歳くらい)は見た目アメリカ人だったなあ。
 で、自宅か社宅の改修で、謎のでっかい家に一時引っ越ししてきたら、それがまあバイオハザート一作目か、地味ホラー映画「家」か、みたいな超広い豪邸。
 しかし構造が変。
 玄関入ると、ホテルのパーティーホールみたいな(しかし古くてボロい)、天井の高ーーい大広間がいきなりあるんだが、その一角(奥の方)にはいきなり古いシステムキッチンがある。<そこだけ雰囲気が昭和、みたいな。
 振り返ると玄関脇の高い位置に台があり、ブラウン管式のでっかいアナログテレビと、何故か埃かぶったファミコンが。
 その謎の広間を抜けると、奥には普通のアメリカン豪邸っぽい数々の部屋があるのだが、ともかく暗くて古くて気味が悪い。ので、一家はその玄関ホールで生活することにする。
(玄関ホールと言っても、そこ一室で二百坪くらいありそうな広さだった)

 おっさんは娘のために古いテレビとファミコンをつないでやり、その玄関広間にPCを持ち込んで、そこで在宅作業を開始。
 奥さんはこの家を気味悪がって、そこ以外の奥の部屋には一切入らない。<割と最初の方で、掃除機を持って奥に行った奥さんが「‥‥この家おかしい」って真っ青な顔で帰ってきた、ってシーンがあった。
 そのうち娘が、「ここんちにはサムライの霊と、昔殺された女の子(ぬいぐるみ抱えた金髪の幼稚園児)の霊がいる」とか言い出しておっさん対処に困る。
(しかも娘が幼女霊を「チャッキー(※)」とか呼んでて、「そんな映画見せたことねーよ!(しかも霊は女の子なのに)」と苦悩倍増)

※‥‥「チャッキー」は映画「チャイルド・プレイ」のキャラで、霊となって人形に乗り移った殺人鬼(男)の名前。<ちなみに自分はその映画見てねえ‥‥これ書くためにググったくらいなのに、そんなネーミング何故出てきた。

 でまあ、何だかんだで話は進み、結局霊二人は特に悪意とかはない、たまたま居合わせただけのフツーの霊(?)で、気味悪さの正体は、家そのものが邪悪な意志を持って住人を取り込もうとする、謎の何かであったのだ!みたいな話だった。<まんま「家」じゃん。
 でも霊能バトルも屋敷炎上もなく、事実を知った家族がただの外出のふりして家を出て、そのまま帰らず引っ越して終わった。消化不良ー。

 そんで「えー、そんなオチかよ!」と思いながら目を覚ましたら、何故か咽喉の奥に血が溜まってて不吉。<寝てる間に鼻血が出ていたらしい。
 あるいはこの変な夢は、血の匂いの影響か?
 でもそんな流血シーンはなかったぞ。
 何だかなー。

中の人日記・○○のライセンス編

 まずお知らせ。日記の小ネタSS三本、デビページの方に収納いたしました(^_^)/
(基本、三本溜まったら収納、くらいのペースで行ってます)

――――

 で、本文。
 何かいきなり思い出して、「キイハンター」という古ーーーいドラマの主題歌が聴きたくなった。
 OPテーマは、野際陽子の歌っている「非情のライセンス」のインスト版。
(しかしOPは、後期は別の曲になってしまったらしいのであまり知られていない)

 で、今聴くと野際バージョンはちとタルい。
 OP版の方が歌バージョンより少しテンポが速く、覚えていたのがそっちのリズムだったのだ。
 そういえば後年、東京パノラママンボボーイズが超かっこいいカバーバージョンを演奏していたはず!と思い出して、その着うたをDL購入してみた。
 おお、格好いい! これこれ、この感じだよ!

 ‥‥と思って聴いていると、ふと「呪いのライセンス」とかいうもじりタイトルが浮かんでしまった。
 双魔は持ってそうだな、呪いのライセンス!

「でもそれは二級免許だろう。人間界で使えるのは、確かその程度のレベルが限界のはずだからね」
「え、魔界では呪いって免許制度なんだ‥‥(取りたいかも)」
「だから何故、いつもサタンがうちにいる‥‥」
「あの‥‥何故一句詠んでいるんですか、神無さん‥‥」
「‥‥‥‥(どう考えたって偶然なのに、真顔で突っ込むのがイオスだよな‥‥)」

(そして多分物陰では「イオス様、それは‥‥」とシェキルが涙ぐんでいると思われる)
(なんか段々天野家が天魔集会所みたいになってきた)

(でもヴィシュヌはソウルガーディアン警備の作業が忙しいので来られません)
(‥‥じゃあシェキルは天界で暇なのか? いやそんなはずは‥‥)
(多分ミカエルの命令で、イオスの様子見が現在の仕事なんだよ、うん‥‥<ねーよ)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 最近のデビページからのパチは「来たよ!」印か? いらっしゃーい! いつもは、というかここ二年くらいは異常なペースで原稿が早上がりしてましたが、今回は通常ペースに戻ってる感じです。なのでプレビューはもうちょっと後になるかなー。一作で一冊になるのか、二作で一冊の本になるのかまだ不明でして。現状だと、最近あんまり出番のなかったイオスが延々と会話してる本になりそうな予感です。じわり頑張る。

中の人日記・物忘れ&遠吠え編

 前回の日記で告知した、再版に関する仕様の報告を、デビページの方でやるのを忘れていたー!!
 何という健忘!
 という訳で、慌ててあちらの「お知らせ」に前回日記を転載しました。
 いやー「日記とか絶対読まねー」って方の存在をつい忘れていたぜ‥‥

(榊は作品よりまず日記を見るタイプなもんで‥‥。そこに折り畳み無し・無警告で特殊嗜好絵とかババンと載ってたら、作品ページなんぞ見ずにタブ閉じる派)
(余談・とある現在進行形ジャンルのサイトでそこクリアして「よし作品を!」と思ったら「※リンク先はpixivに飛びます」でぐったりしたことがある。何の嫌がらせだよ。何のためのサイトなんだよ‥‥)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 三名様にパチって頂いた! 感謝! やはりコミケ前効果なのか?<二名様はデビページから。
 連打の方には「おお、今日も何かがツボっていただけたようだ‥‥!」(あるいは「やっほー頑張ってる?(^_^)/」サインと解釈)な安心感が、散発的なパチには「この山道を行きし人あり(釈迢空)」な心強さ(※)が湧くですよ。ますます増殖せよデビ&獣仲間達!

―― 以下、遠吠え ――

※‥‥デビページのaboutにも書いてあるけど、デビが連載時人気無かったとかマイナーだったとか嘘だからな!<だったら今もうちに来るような原作ファンがこんなにいる訳ないだろう!っつー。
 書店の販促コインシートとかタペストリーとかにもなったし、サンデー40周年の時にはアニメイト制作で下敷きとかポスターとかピンバッジとかポストカードとかテレカとかのグッズも出たんだからな! サンデー柄ジュースの付録コインとか!<ただしコインは相当にレア数だったようで、自分では引き当てることが出来ず、友達が公式筋の方に頂いたのを見せてもらった。
(ちなみにコインの柄は、一巻表紙のソードと二巻のイオスだったよ!<二種類あったのだ)

中の人日記・お知らせ編

 冬コミの発行時にも予告してましたが、神双本「LIVING TIME」が、再版によりコピー本からオンデマになりました。
 再版に際して、原稿出力がアナログ→デジタルになったため、

・使用フォントが教科書体→ヒラギノ明朝になった
 (元のフォントはエラーでPDFに出来なかった)
・表紙の色調整をしてもらった
 (イラスト自体は変わらず。発色の調整だけ)

 という点だけ前と変わってますが、文章・内容は一切そのまんまです。
 再版なんて普段はいちいち告知とかしないのですが、流石に印刷形態が変わったのでお知らせをば。

 ちなみに既刊のコピー本も、第○版とか○刷とか書かずに、切れたら延々と量産再版しているのであるよ。
 デビは定期的に再燃さんがいらっしゃる+シリーズ本が多いので、相当古い本でもあんまり完売出したくない=それで小刻みな量産の効くコピー本がメインなのだ。
(まあ単にコピー本作るのが好きなのもあるんですが)

 しかしLIVINGは、あの仕様であのページ数では、コピー本として量産し続けるのはさすがにちょっと‥‥と書いてる時点で既に思っていたので(しかし印刷屋に頼むには間に合わない日程)、最初からオンデマ再版予告してたのだった。
(だから「オンデマになるって知ってたらコピー版買わずに待ってたよ!」って人はいないはず‥‥)

 他にもそろそろ再生産しないと足りない本があるのだが、作業する隙間があるといいなあ‥‥


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 二名様にパチって頂いた! 感謝! 双魔絡みでオカルトネタを書く度に思うのですが、オカルト(というか西洋魔術)の本って高いよね‥‥十六の小僧が揃えられる値段じゃねーっつーの!と突っ込みたくなることもしばしばです。そもそも榊は全般的なオカルトは好きですが西洋魔術は好かんので、双魔が何かやろうとする度に描写に困ります。やはりいつかは資料として、レメゲトンを買うしかないのであろうか‥‥

デビ小ネタ・神双/呪いのアイテム編

 手が離せない双魔に頼まれて、混沌部屋にものを取りに来た神無。
(忙しい訳ではなく、何かの作業中、うっかり自分の手を接着剤でその場にくっつけてしまったので、文字通り手が離せない・離れないという情けない理由。それで溶剤を取ってきてくれとかそんなことらしい)

 目当ての溶剤を探すうちに、転げ出てきた箱の中身をふと見てしまう。
 箱の中には、小分けにビニールでパッキングされ、名前を書いたシールを貼られた、膨大な量の髪の毛が。
上の方の袋には、主に現在のクラスメートの名前が書いてある。下に行くにつれ過去の知り合い(特にいじめっ子)の名前の袋が―――
「‥‥‥‥‥‥」
 ‥‥見なかったことにして、神無は元通り、棚の奥に箱を押し込んだ。


 そして、そんなことは綺麗さっぱり忘れていた後日。
「神無ー」
「何だ」
「この前の件で、ソードさんがちょっと機嫌悪いんだよね‥‥」
「それで」
「朝起きてソードさんが出たら暴れそうだから、貴重品預かって」
 と言って差し出された段ボール箱の中には、禍々しい表紙のオカルト本や、怪獣その他のソフビとフィギュア、PCのメディアにゲームソフト、見覚えのある謎の箱―――
「‥‥‥‥」
「大丈夫、夜中に長いものが這いずって出てきたりはしないから」
「‥‥断る」

(ちなみにこの箱は、「見なかったことに~」の後に一度神無に捨てられていて、後半のはまた再収集した分。しかしそれも後でソードに見つかって捨てられ、
「ひどいよソードさん!呪ってやるー!」「呪ってもコレお前の身体だけどなー」
みたいな展開があるらしいよ!)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 デビページから二名様いらっしゃいませー!(まだバスコ調)やはりコミケ時期の前には、情報を収集しに来る方が多いのであろうか。暑いんだか寒いんだか解らぬ気候でちょいへろへろ+ジョージが死んじゃって打ちひしがれていますが、夏コミ原稿はじわじわ進んでいます。早期完成を魔王様に祈りつつ頑張る。

訃報:ロンサムジョージ死去

 ロンサム・ジョージ死ぬ=推定100歳のガラパゴスゾウガメ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120625-00000030-jij-int


【サンパウロ時事】南米エクアドル領ガラパゴス諸島のピンタ島で唯一生き残ったガラパゴスゾウガメの固有種で、観光客の人気者だった通称「ロンサム・ジョージ」が24日、飼育先のサンタクルス島プエルトアヨラで死んでいるのが見つかった。ガラパゴス国立公園が同日発表した。
 推定年齢は100歳以上。死因は不明で、解剖して死因を突き止めるため、死骸は冷凍保存するという。
 ロンサム・ジョージは1972年、ピンタ島で唯一生き延びているのが確認された雄ガメで、英語で「独りぼっち」という意味を持つロンサムのあだ名が付けられた。何とか子孫を残そうと、近縁種の雌を使って卵を人工ふ化させる試みが近年続けられたが、いずれも失敗。世界的にも絶滅危惧種の象徴として知られた。

 イグアナショック‥‥
 会ったこともないのに、友達が死んだかのような衝撃を受けたですよ‥‥


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 ゆる体操はかなーり楽なのに、地味に効くのでいい感じです。真のゆるを目指すのはそれなりに大変らしいけど、歪み直しくらいなら割合早く効果が出ます。効果の一例/前は肩凝りで首をぐるぐるしていても、回るのは普通に首だけでした。しかし腰の方をそこそこゆるめた後は、首を回すと背骨から腰までが連動して回り、かるーくポキポキほぐれるように! すげー! そして不思議。

中の人日記・暗黒魔闘術の準備編

※注・タイトルはかなり詐欺です。

 色々アレなのでかいつまむ。


体調が超悪い。
 ↓
仙道の呼吸法しよっと。
 ↓
喘息が出ると呼吸法どころじゃねえ。
 ↓
そもそも骨盤後傾とか、身体にあちこち歪みがあるので、ただ座ってる(座禅組む)のですら辛い。
 ↓
しかし先日の「千邪の封魔師」自炊で、期せずして四時間スクワット状態に!
 ↓
筋肉痛が引いたら、何故か座ってるのが楽になってる。
 ↓
自炊スクワット=ゆるい馬歩状態か!(※馬歩‥‥中国武術とか気功の足腰鍛錬法)
 ↓
凝り対策で仙骨のツボを押しまくったら、何故か骨盤が立つように!
 ↓
しかしなかなか気が通らない。
 ↓
自律神経訓練法を試してみる(「手が温かくなるー、肘がー、肩がー」みたいな自己暗示のやつね)
 ↓
手足は熱が通るが、やっぱり胴体だけ塞き止められたみたいに通らない。
 ↓
これはおかしい、とゆる体操に走る。
 ↓
姿勢が悪いのを無理してまっすぐ立ってたのが、無理しないで楽に立ってられるようになった!
 ↓
勢いでチベット体操にも手を出してみる。<始めたばかりなので、こっちの効果はまだ不明。
 ↓
あとは魔力の圧縮が出来るようになるまで鍛えるだけ!←今ここ


 まあ魔力の圧縮は、魔力持ってないので嘘だけど(笑)
 でもとりあえず凝りはかなり良くなったなー。
 お勧めかも、ゆる体操。

(言ってることの中身はかなりの部分ゆるい気功なのだが、ともかく無理なく楽になる)
(あと、電波的アンテナの伸びにも、何となーく効果があるような気が‥‥)

(まあリラックスして血行が良くなったら、頭の巡りも多少良くなるのは不思議ではないわな)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 デビページからいらっしゃいませ! 何かお気に召して頂けるものがあったらいいな!

という訳で

 一週間経ったので、天野兄弟誕生日企画の断片SSを削除しました。
 あれもいつか、ちゃんと本にしたいものです。うむ。

――

 あと余談。
 ある夜居間に入ったら、カブトムシあるいはクワガタムシのメスっぽい、4センチくらいの謎の甲虫が床にちまりと佇んでいた。
 びびった。
 さすがに凍殺ジェットするのは気が引けて、ハエ叩きで掬って窓から捨てた。
 あんなでかい虫が一体どこから入ってきたのかは未だに謎。
(台風に備えて、その日は窓を開けていなかった)
 虫怖ぇー‥‥

中の人日記・今さら気付いた!編

 えー。
 榊が愛してやまない作家・古橋秀之のラノベに「ある日、爆弾がおちてきて」という短編集がありまして。
 その中に「恋する死者の夜」という話が収録されています。
 死人が蘇り、思い出深い特定の一日の行動を繰り返すようになった世界で、死んだ女の子(彼女ではない。「友達」ですら未満かも)が毎晩「今日はゆうえんちにいく日だよ」と主人公を迎えに来るという、何とも切ない鬱話。

 文庫収録作品の個別タイトルは、雑誌連載時から既に知れ渡っていたのですが、

・ある日、爆弾がおちてきて
・おおきくなあれ
・恋する死者の夜
・トトカミじゃ
・出席番号0番
・三時間目のまどか

 と並んだ時、「恋する死者の夜」だけ「どんな内容だそれは‥‥」と思ったものだった。
 そして雑誌載が文庫本になり、一連の短編を読んでみたところ、内容的には「恋する死者の夜」が一番好みだった。
 しかし印象的にそれほど恋愛要素はなく、何故このタイトル?という疑問が残っていたのだが、最近ようやく気がついた。

 恋する死者の夜。
 英語にするとナイト・オブ・ザ・ラヴィングデッド。
 ゾンビ映画の有名作品は、ナイト・オブ・ザ・リビングデッド‥‥‥‥

 ‥‥ そ れ か !!
 七年とか経って今気付いたわ!!
 なんて頭が悪いんだ俺ーーー!!

 あー‥‥古橋秀之の十五分の一くらいでいいから、才能が欲しいです、魔王様‥‥


(最近のラノベは「話は面白いけど、文章的な巧さや独特のひらめき的にはうーん‥‥」って人ばっかで、あんまり刺激にならないんだよな‥‥まあ古橋みたいな妙な才能の人が、そうそう大量生産される訳がないと言えばそうなのだが)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
「更新確認!」的なパチに感謝しつつ、ちょこりと余談をば。食堂の運営はクマ団ですが、そうめんを作っているのはまた別の職人さんです。これは種族団単位じゃなく、そうめん製造のために結成された団体(単に会社か?)がありまして、ひやむぎ班とそうめん班(太さが違う)、稲庭そうめん班(油を使わない)に別れているとか。
 さして獣独特でもない話なので記事にはしてないですが、意外と奥深いですな、そうめん界。
(そしてここまで書いてから「普通のそうめんで太るのは油のせいか! 太りたくない時は稲庭を選べばいいのか!」と唐突に気付いた‥‥<知っているのに気付かない、というボケをよくやる‥‥)