ダンサー2-1
僕は隣の部屋に入った。体は…このままだ。
この階に足を踏み入れた瞬間、姉の陰謀、不思議な力によって、僕は突然子供の姿に戻されてしまった。10歳といえば、性的な知識はほとんどなく、しかしペニスをいじればそのくすぐったさに激しく反応する年頃だ。もちろん、攻撃力も防御力も地に落ち、あっという間に射精に至らしめられてしまう弱さを兼ね備えている。
幸い、性欲が露骨に強くなる14,5歳にされなかったので、なんとか戦うことができたが、この年齢にまでドレインされてしまったら、きっとここまで勝ち残れなかっただろう。相手がいかに同世代のコドモだったとしても、あっさりその生足や手の柔らかさ、オンナの甘美さに感極まって、敗北を喫していたに違いない。
強化された敵ではあったが、これまでの経験と技術でなんとか勝ち残ってきた感じだ。大人のころの自分に比べても格段に感じやすく、精力も少なく、イキやすくなっている中で、少し年上のコドモダンサーを相手に、やっと勝利を勝ち取ってここまで来たのだった。
回復ができないというのが、やはり痛い。そのまま連戦させられてしまうので、目の前の戦いに全力を尽くし、勝ちさえすればよいという無謀なやり方をとることのできない難しさがある。目の前の相手を倒したからといって、残り精力が少なく、ちょっとした刺激だけで射精してしまうほど消耗してしまったら、次の連戦で瞬殺されてしまうのだ。そうでなかったとしても、どの選択をしても敗北せざるを得ないほど追い詰められてしまうのも明らかだ。先があると思って選ばないと、大変なことになる。
そしてもう一つ、この五重塔には特徴がある。
ひとつの部屋に、間仕切りがあって、階段まで2連戦しなければならないことだ。前半に1人バージョン、後半に3人バージョンだ。その両方に、回復なしで打ち勝たなければ、次の階には進めないのだ。上の買いに行く時には、多少回復できる薬が支給されるが、100%ではないし、この戦いでギリギリになってイキそうな状態に追い詰められてしまうと、回復薬を飲んでも焼け石に水、上の階での戦いまでは持ちこたえられない。
そういうことまで計算しなければ、五重塔は制覇できない。しかも、最上階にはあの悪魔、姉が控えている。一瞬たりとも気は抜けないのだ。
さて…ここにはどんなダンサーたちが控えているのか。
「…?」しかし、目の前には敵がいなかった。その代わりに、扉が三つあって、張り紙がひとつ貼ってある。
広い空間の塔の階だが、それが半分に間仕切りされて、狭くなっている。それがさらに間仕切りされて、4分の1くらいになっている。結構狭い感じだ。しかも、扉が三つということは、部屋が三つだから、さらにそれが三分割。中の部屋は相当に狭いだろう。少なくとも、さっきの戦いで大がかりなダンス攻防はできそうにない。その場で軽いリズムで戦うか、さもなくば完全にダンス無視で戦うことになるかだ。
「…後者になるのかなあ…」張り紙を見ながらつぶやく。
”右の扉は12さい。ただし3人いる””真ん中の扉は2人だけ。ただし15さい””左の扉はたったひとり。ただし19さい””実力の上ではさっきのダンサー3人分だから、あとはキミの好みで選ぶといいよ。がんばってね。おーほほほ おねえちゃんより”
「…。」
おーほほほって字で書いてある…
ま、まあ…とにかく…僕はこれから、この三つの扉のうち、まず初めにどれかを選ばなければいけないわけか。その奥にいる敵と戦って勝てれば、晴れて上の階に行かれるわけだな。
うーむ…迷う…好みが、ではない。どうすればもっとも効率的に、精力の消費を抑えて、有利に先に進められるかが大切だ。
実力を数値換算でもすれば、どの扉でも同じに調節してあるらしい。だが、やはりそうはいっても肉弾戦。どうしても差があるに違いない。
同じ実力の子供3人を相手にするということは、さっきのダンサー1で苦戦した相手が3人に増えるということだから、かなり大変だぞ。とは言っても、他の扉でもそのくらいの苦戦は強いられるというわけか。
真ん中の扉の相手は二人。ただし、言うまでもなく体も成長し、ダンサー1の相手よりも強くなっているわけだ。2人ということは、実力的には1.5倍になるのか。
大人の女性…19歳が相手なら、1人で済む。ただし、実力は3倍。完全オネショタ状態となる。しかも、なまじ25歳とかではなく、裸の未成年である19歳だ。高校生の幼さをも乗り越えながら、なおかつ大人そのものでもない絶妙な年齢で、肉体も強化されている。女子大生というさい弱の敵もいたが、それとは比べものにならない強敵と言えるだろう。
単純にコドモ相手に戦えば、すでに打ち勝ってきた相手、倒すのは難しくはないだろう。ただし、3人いるので、集団戦になる。数に押し切られてしまう危険性は覚悟しなければならないのか。
中学生相手なら、2人で済む。だが、体がふくらみかけ、女性らしくなっていながら、あどけなさをたっぷり残した絶妙な年頃のお姉ちゃんに、しかも二人相手に、簡単に勝てる気はしない。少し年上というのが、お姉ちゃんっぽいリアリティも生み出している。苦戦は覚悟しないといけない。
裸の未成年なら、1人倒せば勝てる。しかし完全に体は女性として成熟し、一方で少女らしさも残している若い強敵だ。コドモの3倍の実力がある以上、完全におねショタ状態で主導権を握られてしまうことは覚悟しないといけないだろう。トワイライトゾーン2でいえば、地下の最強の敵に属する部類だ。侮れない。
一体、どの扉をくぐれば有利になるのだろう。僕は…誰を相手に戦えばいい?
1.12歳3人組にする(右)
2.15歳2人組にする(真ん中)
3.19歳ひとりにする(左)
1.12歳3人組にする(右)
僕は右の扉を選んだ。
やはり、ここへ来て突然、年上を相手に、たとえ人数が減っても勝てる気がしなかったからだ。こっちはコドモの体のまま。しかし相手は成長し、胸もふくらみ、足もさらに太くスベスベなめらかさを増し、女性らしくなっていく。そんなお姉ちゃんたちに勝てる保証はない。
あくまでインピオのまま、同世代を相手に、精力を温存させて、集団戦に飛び込むのが一番いいと判断した。
集団戦である以上は、どうしても長期戦は強いられなければならないが、一度倒したレベルの相手と年齢だ。3人に増えたところで、なんとか勝利の糸口は掴めるだろう。問題は、集団ゆえに3人がバラバラに動き、3人がかりで同時に責められてしまうことだ。そして、ひとりならまだしも、3人も相手に、全員をイかせるまで戦いが続いてしまうことだ。
それに耐えきり、精力を温存できれば、上の階に余裕であがれるはずである。
比較的狭い部屋。そこに3人の美少女が全裸で立っていた。
「くすくす…」女の子たちが笑っている。僕と同じ全裸で、胸はぺったんこだが、脚の形はもはや女性化しており、ツルツルのオンナ表面のスジがくっきり目の当たりになっている。くるりと回転する少女たちのお尻も、ぷりっと膨らんでいて、あどけない姿ながら、強化されたセクシーさも感じる。さっきのダンサー1と同一人物ではないが、さすがに姉さんが見立てた3人、僕の好みは外していない。
右側に立っている娘は、長めの髪を三つ編みに束ね、伏し目がちでおとなしい感じの子だ。それでいて背は高く、成長が早くやや年上の女の子だけあって、全体的にすらりとしていて、それでいて肌のきめ細かく、僕よりも大人びている。
真ん中の娘は、メガネをかけていて、活発そうなポニーテールだ。全体的に小柄で、僕と同じくらいの背の高さだが、その太ももは吸い付くようにみずみずしく、元気そうなハリに満ちあふれている。
左側の娘は、さらりと肩までの髪がなびき、脚が細く、しっかり引き締まっている。それでいてその細いふくらはぎは女性的で、上半身の肌触りはあまりにもなめらかそうだ。
3人とも、現実世界では普通に習い事でダンスをやっているという感じだが、それをセックスに生かすべく強化されて、この世界に夢という形で連れてこられた娘たちだ。
「あたしね、モダンダンス教室に通ってるの。きめ細かい体術が得意だよ。」真ん中の娘が言う。「私はバレエ。このしなやかな体で、君を気持ちよくしてあげるね。」清純な子が髪をなびかせた。「…私は…舞踊…です」右側の娘が紹介した。なるほど、それぞれ習っていることも違えば、得意分野も違うわけか。
ダンスしながら戦うには、4人が詰め込まれたこの部屋はあまりに狭い。ということは、相手はその体術の特性を生かして戦ってくるということになる。
だとすると、それぞれに合わせて戦う戦法は難しいな。メガネ娘に合わせながら同時に日本舞踊のしっとり攻撃に対応することはできない。一人ずつを倒す際に戦い方を変えることはできるが、それも長期戦になるし、回復が使えない以上、精力の激減は避けられないやり方となる。
先もある中で、悠長な戦法はとれない。一人ずつ相手にするにしても、たとえば立位で一気に倒し続ける勢いが必要だ。
それ以外となれば、やはり3人まとめて相手する必要があるだろう。その時の体勢が問題だ。立ったまま戦うか、仰向けに寝て戦うかだ。
相手が複数いる時の正常位は危険だ。主導権を奪われやすい。背中ががら空きになるからね。逆にあおむけなら、相手が上になって動きやすいという面もあるが、下から突き上げることで主導権を奪い返すのはたやすい。
さもなくば、横になって側位+愛撫で攻防する方法もあるな。包まれる欠点はあるものの、挿入と愛撫でまとめてダメージを与えやすくなる。
ここまで来て、選択肢の幅もだいぶ狭まってきた。
立ったままで、挿入戦に持ち込む方法。一人ずつを相手に長期戦覚悟で戦う方法だが、敵の特徴に合わせて臨機応変に腰使いなどを変えられる利点がある。敵の弱点を暴き出しつつ、相手に応じてそこを的確に突き続ければ、思ったよりも早く3人是認を倒し、精力を温存させることもできるだろう。だが、長期戦になってしまった場合、それぞれのオンナの味を股間に受けながら、じっとそれに耐え続け、「イかないようにする」ではなく「精力を消費しない」ことを目指さなければならないという厳しさもある。
立ったままで、愛撫攻防をする方法。挿入を避けることで精力を温存できるが、敵は3人、愛撫合戦となればまとめて相手にしなければならないだろう。警戒しなければならないのは、3人がかりで抱きつかれた時の生足の感触だ。子供といえどもすでにハリがあってシコシコしているのは実証済みだ。全身でムニムニされこすりあげられながら、なおかつその柔らかい手で股間を埋め尽くされることは目に見えている。着実にダメージを与え続けなければ、射精させられてしまう危険さえある。
あおむけで騎乗位。顔面騎乗と玉袋攻撃がついてくるが、クンニと腰突き上げで応戦し、しっかりイかせて倒していくことになる。一番着実に敵を倒せる戦法だが、主導権を奪われてしまったらアウトだ。相手のいいように動かれ、一方的に3人がかりで絞られてしまうことになる。連続交代に持ち込まれなければ勝てる。
最後は寝技。側位で愛撫と併用できるメリットがある。ダメージを与えるには密着が一番だが、その併用攻撃には大きなリスクもある。3人がかりで包まれ、全身で小学生の肉体を感じさせられてしまうことになるだろう。ピンチになった時に抜けられないのも怖い。ハイリスクハイリターンの代表格とも言えよう。
どの戦いも順調とは言えない。それもそうだ、弱体化したこの体で、同世代3人も相手にするのだ。普通だったらあっさり射精するようなシチュエーションだ。それを打ち勝って、なおかつギリギリにしないことが要求される、厳しい戦いなのだ。
さて、どうする?
-選択肢-
ダンサー2-2 立ったまま挿入
ダンサー2-3 愛撫攻防
ダンサー2-4 あお向けで騎乗位
ダンサー2-5 横になって寝技
2.15歳2人組にする(真ん中)
僕は真ん中の扉を選んだ。
理由は単純。バランスだ。
年齢が低ければ有利だが人数が多い。年齢が高ければ相手する人数は減るが、そのひとりが強すぎてしまう。その二つのバランスをとったところというのが、この真ん中の扉だったというわけだ。
僕は10歳。そして、目の前にいる美少女二人は15歳だ。姉弟としてもあり得る年齢差だけに、その倒錯はリアリティを増してしまう。それだけに、戦局はかなり不利になっていると考えた方がいい。
二人は、姉さんが厳選した中学生だ。ダンス部に所属しているのかどうかは分からないが、その体はしっかり鍛えられていて、それでいて筋肉質でもなくしなやかだ。
右側にいるお姉ちゃんは、すらりと背が高く、肩幅も広い。顔立ちは整っているが、頬のところにやや赤いニキビがあって、それが若さと青春を美しく照らし出している。胸はあまり発達していないが、脚は子供っぽく太くて、ふくらはぎも太め。足首もあまり細くはないので、やはり幼い。それにもかかわらず、内股はむっちりしていてきめ細かく吸い付くようで、女らしい。肌の質も極上だ。
左側の人も似ていて、全体的に細身で華奢、胸はややふくらみかけで、脚が細くしなやかだ。顔は幼い感じで、まるっこいながら質は透き通るようになめらかだ。お尻の形がよく、女性らしく膨らんでいる。丸っこさと細さが見事なバランスで共存していて、成長がとても楽しみな感じを醸し出している。
二人とも、子供の側面と大人の側面を肉体に体現しており、それが彼女たちの若さと魅力を存分に演出していた。それこそが女子中学生お姉ちゃんの魅力でもある。
「お姉ちゃんたちがかわいがってあげるね?」近づく美少女たち。その4本の手のひらや甲は、すでに大人の女性と違わない。スベスベでむっちりしていてやわらかそうなきめの細かさと白さを備えている。僕の手なんかよりもずっと大きくて、吸い付くような肌触りだ。こんな手で全身を愛撫され続けたら、あっさり感極まってしまうかも知れない。
脇の下のツルツルを垣間見せながら、裸の少女たちが僕のすぐそばまで来た。やはり第二次性徴、急に背が伸びる年頃で、僕よりもずっと大きなお姉ちゃんたちだ。サラサラの髪の長身娘と、丸顔のお姉ちゃんが僕を見下ろしている。
選択を誤った気がしてきた。
出るところが出始めていて、性的なよいところはいち早く熟し始めていながら、顔や胸に幼さを残している。背が伸びて若く元気な成長を示していながら、足首は子供のまま。それでいて手や腕は十分性を搾り取れる魅惑手皆武器であり、そのスベスベの生足はあっという間に大勢の男を昇天させる獰猛な凶器と化している。
女性としての良さと少女としての良さと、成熟した色気とあどけない若さ。都合のよいところだけいいところ取りしたような若娘の、むんとつたわる青い香りが、かえって僕を男として興奮させるのだ。
性に強い興味を覚える年代に、一番近くにいる存在が、クラスメートである女子中学生だ。彼女たちの体にどうしても関心が移り、ことさらに魅力を覚えてしまうのも致し方ないことではある。そんな強烈な相手が二人もいては、生半可な選択では勝てないだろう。
その手も、脚も、そしておそらくオンナも…ダンサー1の1.5倍と設定されているが、それ以上の魅力が僕を惹きつけてやまない。スベスベのほっぺや細い首筋が、あまりにもいやらしい。陰毛はすべて処理されていて、成熟し始めたオンナ表面があらわになっている。もはや受胎が可能になっている帰還は、禁断の青い果実の甘酸っぱさを存分に匂い立たしめているのだった。
この二人に勝つためには、よほど慎重に戦わなければならないだろう。
この魅力的すぎるカワイイお姉ちゃんを、しかも二人をイかせなければならず、しかもこっちの精力を相当に温存させなければ、先へは進めないのだ。なんと無謀な戦いだろう。普通ならあっという間にペニスを脈打たせてしまうような状況だ。その快感に打ち勝たなければ、僕は永遠に、ここから脱出できなくなってしまうのだ。
僕よりも体の大きな相手が二人がかりだ。主導権を握るのも難しいだろう。側位や座位に持ち込んだら、そのまま包み込まれてアウトだ。正常位がギリギリの路線だろう。挿入を避ける戦い方もあるが、もはや子供ではない中学生の生足や手に翻弄されれば、大ダメージは避けられないだろう。身動きが取りやすいのはバック。ただし、この狭い部屋ではあまり自由はきかないだろう。あえて騎乗位に持ち込み、クンニと合わせて二人まとめて倒すという手もあるが、リスクも高そうだ。
正常位に持ち込めば、必ずもうひとりは上に乗ってくる。サンドイッチされながら戦うことを余儀なくされるだろう。そのみずみずしいやわ肌に包まれたまま腰を振らされることは、かなりの背水の陣になるが、ペニスで責めるには一番動きのコントロールをしやすい利点がある。
長期戦にはなるが、活路を見いだすのはこれが一番バランスがとれている。
バックで戦うのもありだろう。主導権を握りやすい。壁際によって背水の陣を作れば、後ろに回られてサンドイッチされることもない。ただし、相手にも自由な腰の動きを許してしまい、悩ましい腰使いとあどけない膣に翻弄されてしまう恐れはある。壁際でサンドイッチを避ける代わりに、追い詰められたら即アウトとなる。
危険ではあるが、一人ずつ着実に倒すことはできるだろう。
挿入を避けて愛撫攻防も選択肢に入れておこう。挿入をしなければ、精力消費も抑えられる。子供に戻ったと言っても、テクニックは健在。まだ未熟な少女二人を相手に大ダメージを与えることはできるはずだ。リスクは、中学生特有のシコシコしたなめらかな若い生足、大人の女性と同じスベスベの手だ。その武器は、弱体化した僕に大ダメージを与えるに十分だ。
テクニックと、肉体の甘美さとのせめぎ合い、ぶつかり合いだ。こっちの技術が勝つか、相手の体の良さが勝つかだ。
騎乗位に持ち込む作戦も、有効ではある。なにより、二人同時にダメージを与えられる利点がある。うまくいけば、一番時間をかけずに勝つことができるだろう。だが主導権はおそらく、相手に握られ、自由自在に腰を振られてしまうはずだ。その激しい動きにペニスと精力が耐えきれるかどうかだ。元の彼女たちにはない、この世界に来た時に叩き込まれた騎乗位のテクニックは、ここで存分に発揮されるはずである。そのオンナの気持ちよさは想像を絶する。
ハイリスクハイリターンの代表格とも言える戦法だ。
さて、何を選ぶ?
-選択肢-
ダンサー2-6 正常位に持ち込む
ダンサー2-7 バックに持ち込む
ダンサー2-8 愛撫攻防
ダンサー2-9 あおむけで騎乗位
3.19歳ひとりにする(左)
僕は左の扉を選んだ。
やはり、人数だ。
2人がかりや3人がかりで長期戦に持ち込まれるくらいなら、たとえ敵が精鋭であっても、この一人を倒しさえすれば勝てるというなら、それに賭けてみればいい。
強化されているとはいえ19歳女子大生、ただ若いだけでなんの変哲もない女だ。もちろん、この世界の最弱の敵である女子大生とは比べものにならないくらいに強いはずではあるが、それでも、この百戦錬磨を超えるほどの実力派だとも思えない。
たしかに、「裸の未成年」と言えば、トワイライトゾーンの最強敵。幼い顔、ツルツルのオンナのスジ、細い脚は何よりも魅力だった。いくらでも精液を搾り取ることができそうな極上の敵。そして、目の前にいる女性もまた、そういうタイプの見目麗しい「大人一歩手前」の美少女だった。
それでも、ヒューマンタイプはすでに数え切れないくらいに倒してきた僕だ。弱体化していると言っても、まだあのゲームの主人公の実力は超えているはずだ。だから、このおねショタシチュエーションに飛び込んだとしても、なんとか乗り越えることはできるはずなのだ。そういう自信も僕を後押しした。
部屋にいた美少女は、小柄ながら細身で、全体的にすらりとしている。それでいてふともものふくらみはしっかりしていて、ふくらはぎの細さはすでに大人の引き締まりだ。胸は控えめだが、腰がしっかりくびれていて、どこか色っぽい。切れ長の目ながらぱっちりしていて、顔も小さく細い。あごのラインもスッキリしていて首も細く、全体的に可憐な印象がある。肩までに整えた髪もサラサラだ。
華奢でありながら、しっかりお姉ちゃんしていて、お尻のふくらみも完全に大人だ。何より、その若々しい肢体のみずみずしい肌触りと、成熟した肉体美がとても女性らしい。肌の質は極上。光を受けて、膝やふとももが光をさえ反射している。どこまでもツルツルでやわらかそうだ。
毛の生えていないオンナの表面は、少女のあどけなさと大人の蠱惑的な熟した部分とが見事に解け合っている。敏感なペニスがここに入ってしまったら、一体どうなってしまうのか、空恐ろしくもなってくる。
なまじ大人になりきれていない、絶妙な年齢設定もまた、僕の心をくすぐる。くっそ、姉さんも良く研究してやがる。
こんな相手を倒すためには、とにかく主導権だ。9歳も年上のお姉ちゃんだから、どうしたって相手が上にならざるを得ない。それをどううまく切り抜け、逆転させるかが、鍵を握るのだ。主導権を握ってしまえば、必ず勝機は見えてくる。それがあるからこの部屋を選んだんだし。
「よかった。カワイイ子が相手で。お姉ちゃんといい気持ちになろうね?」あどけない声質ながら、やはり年上の甘く優しい響きがある声。思わず甘えてしまいそうになる。
お姉ちゃんは前屈みになって、近づきながら優しく微笑んで僕の顔をのぞき込んでくる。「!?」控えめだと思っていた胸が、前屈みになったとたんに、グッと強調され、谷間を作った!
うっく…しまった…隠れ巨乳! 思わず股間がくすぐったく疼く。 前屈みになったとたんに、Cカップのふくらみが突然重力に引っ張られてたゆみ、擬似的なAカップ貧乳という見た目を容赦なく裏切ってくる。抱いてから揉むと意外に大きかったというタイプだ!
急に相手が大人に感じる。そのあどけない外見に裏腹な、急に現れる大人の顔。それがこの裸の未成年のウリなのだ。
主導権だけでは勝てそうにはないぞ。臨機応変、変幻自在に使い分けることのできる、幼さとお姉ちゃんぽさという両立使い分けの魅力をも、乗り越えなければいけないんだ。うら若い少女の成熟した肉体を相手に、実力で勝てるかどうか…敵は徹底的に強化されている。ダンサー1の3倍は伊達ではない。
この一人を倒しさえすればと言うのは甘いもくろみだったかも知れない。やはりどの戦法をとるにしても、覚悟して臨まなければ勝てない相手だ。
大人の女性相手に、安易に挿入は避けるべきかも知れない。だとすると、愛撫合戦で決着をつける方法がある。精力の温存は可能だが、成熟した女性の体やテクニックを前に、未熟なコドモチンチンが持ちこたえられる保証は、残念ながらどこにもない。とくに光を反射するほどツルツルてかてかな生足は要注意だ。その手も幼そうに見えて、やわらかで心地よいのも間違いない。
あるいは逆に、お姉ちゃんのいいなりになるように見せかけて、密かに主導権を握り、逆転させるという絡めてもある。あえてあおむけになって、騎乗位に持ち込むんだ。相手はお姉ちゃんぶって自分から腰を振ってくるだろうけれども、そこへ愛撫応戦、じっくり腰を突き上げるカウンター攻撃を食らわせてやる。気づかれないように主導権を握れるかどうかが、明暗を分けるだろう。
主導権を握るという意味では、バックに持ち込むことにもチャンスがある。相手のいやらしいくねる腰使いに耐えきれれば、ガンガン突き上げて反撃して、一気に敵精力を削り取ることもできるはずだ。そうなればお姉ちゃんもへったくれもない。これまでのヒューマンタイプを打ち倒してきた経験で勝利が掴める。壁際に追い込まれなければ、可能性はあるだろう。
正常位に持ち込むという禁じ手もある。間違いなく蟹挟みして、下から動かれて徹底的に絞られてしまう、危険な方法だ。だが、そこでスローセックスに持ち込んで、相手にショタ特有のかわいさを刻み込んでやれば、心が緩んでくれるかも知れない。そうすれば、簡単に大ダメージを与えることができ、あっさり精力を温存させながら上の階に進むことができるだろう。もちろん、優しく包み込んでくれるお姉ちゃんスローセックスの魔力は計り知れない。危険な賭である。
どれをとっても、苦戦は避けられないだろう。失敗と隣り合わせであり、まかり間違えば、この強力なお姉ちゃんにいいように搾り取られてしまうだろう。慎重に次の行動を選ばなければ、裸の未成年の、肉体と優しさに翻弄されて瞬殺なんてことにもなりかねない。
…どうしようか?
-選択肢-
ダンサー2-10 愛撫攻防
ダンサー2-11 あおむけで騎乗位
ダンサー2-12 バックに持ち込む
ダンサー2-13 正常位に持ち込む